JP2942922B2 - ケーブルドラムの回転駆動装置 - Google Patents

ケーブルドラムの回転駆動装置

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    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
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  • Electric Cable Installation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高電圧大電力送
電ケーブルや通信用光ファイバーケーブル等の電気ケー
ブルの布設時に採用して好適なケーブルドラムの回転駆
動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のケーブル繰り出し装置として
は、従来、例えば特開平9−37423号公報記載のも
のが有った。この従来の技術は、牽引されている架渉用
ケーブルを任意の繰り出し速度にて繰り出すケーブル自
動繰り出し装置において、繰り出されたケーブルの弛み
量を検出する弛み検出手段と、前記弛み検出手段で検出
された前記弛み量が所定の第1弛み量以上のときは、ケ
ーブルの繰り出しを停止し、前記弛み検出手段で検出さ
れた前記弛み量が前記第1弛み量よりも小さくて前記第
1弛み量より小さな第2弛み量より大きいときはケーブ
ルの繰り出し速度を第1の速度に設定し、前記弛み検出
手段で検出された前記弛み量が前記第2弛み量以下のと
きはケーブルの繰り出し速度を前記第1の速度より速い
第2の速度に設定するケーブル繰り出し速度調節手段と
を具備することを特徴とするケーブル自動繰り出し装置
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の技術
は、ケーブルドラムの中心孔を回転可能に軸支して、そ
の鍔の外周面を戸車状の原動ローラの回転力で駆動する
ことにより、前記ドラムを回転してこのドラムからケー
ブルを繰り出すようにしたものである。ところが、この
従来例では、ケーブルドラムの唯一の駆動源である原動
ローラ(上記公報中符号12の部材)は溝付きーリ状の
戸車形状のもので、このローラの外周面を前記ケーブル
ドラム鍔の外周面に板ばねで弾接させただけの伝動機
構、つまり、ドラム外周プーリドライブであるから、軽
量ドラムではその上動阻止用部材を初めとして原動ロー
ラ自体も頑丈に構成しなければならず、しかも、直径の
異なるドラムへの対応も簡単では無いという問題点が有
る。
【0004】さらに、この従来例では、ドラム外周面へ
の点接触に近い線接触による原動ローラドライブである
から、外周凹凸や欠損の多い木製ドラムでは、その使用
中、ローラがドラム鍔の凹みに一部陥没してしまい、駆
動不可となる問題点も有り、新しい無傷の鍔のドラムだ
けしか使用できないという本質的な問題点が有る。
【0005】また、上記従来例は原動ローラとドラム鍔
外周面とは、線接触による伝動手段であるから、両者間
のスリットを防止するため、ドラム鍔外周面にローラを
強く圧接すると木製ドラムでは鍔外周面を損傷し易くな
り、この傷付きを防ぐために上記圧接力を弱めるとロー
ラと鍔とのスリップが多くなるという互いに相容れない
問題点も有る。
【0006】さらにまた、この従来例は、上記線接触に
よる伝動手段のため、本質的に原動ローラとドラム鍔外
周面とのスリップが多い伝動メカニズムだから、原動ロ
ーラの回転変化にドラムが追従しづらく、ウインチによ
るケーブル牽引速度の急変に対してドラムの回転速度が
即応せず、ケーブルに瞬発的に無理な力が加わり、ケー
ブルが損傷し易いというような多くの本質的かつ、重大
な問題点が有る。
【0007】この発明は、前記した各問題点を除去する
ために、ケーブルドラムにおける鍔の内外両側面をその
接線方向に原動ゴムローラとゴムタイヤとで挟み付ける
ことで、原動ゴムローラを弯凹させてドラムの鍔を面接
触ドライブ可能とし、原動ローラに対してスリップのな
いドラム駆動を可能とし、ケーブル牽引スピードの変化
に対しドラム回転速度を良く追従させることと、ドラム
鍔外周面に若干の凹凸が有っても使用できるようにする
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記したこの発明の目的
は、ケーブルドラムの中心孔を回転可能に軸支して、そ
の鍔を原動ローラの回転力で駆動することにより、前記
ドラムを回転してこのドラムからケーブルを繰り出すに
当り、基台に軸受で枢支立設した一対の枢軸の下部にそ
れぞれチェーンギヤを嵌着するとともに、これら各ギヤ
にこれらギヤを互いに逆向きに回転させるチェーンを掛
け渡して、このチェーンをモータの回転力で回転する原
動ギヤに掛け渡して備え、かつ、前記一対の枢軸のうち
前記ドラムDの鍔の外側に位置する枢軸の上部に嵌着し
た取付け筒体にほぼ球面をなす中空弾性材で作った原動
ローラを挾持取付具を介して止め具で取着するととも
に、前記枢軸のうちの他方の枢軸に軸受を介してリング
状の扁平タイヤを枢支して備え、前記ローラと扁平タイ
ヤとを各枢軸が前記ドラム中心孔に向かう角度でそれぞ
れケーブル繰り出し側と反対側のドラムの鍔の側面にき
つく挟み付けることで、原動ローラの回転力によりドラ
ムを回転駆動可能としたことで達成できた。
【0009】なお、枢軸は、ギヤドライブとしてもよ
く、また、前記枢軸をほぼ水平にし基台を縦向きにした
状態で、この基台の下部をスライド枠に傾動ロック可能
に枢支すると共に、このスライド枠を固定レール枠に対
してスライドロック可能としてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態例について図
面を参照して説明する。先ず、この発明の基本形態は、
図1、図2に示すように、ケーブルドラムDの中心孔O
を回転可能に支柱Aに軸支して、ドラムDの鍔dの側面
を原動ローラ7の回転力で駆動することにより、前記ド
ラムDを回転してこのドラムからケーブルCaを繰り出
すことに有る。
【0011】その実施形態として本発明では、図3、図
4のように、方形の金属板などの強靭板二枚を多数の支
柱1aで平行保持した基台1にその上下の軸受2,2で
枢支立設した一対の枢軸3,3のうち、ドラム鍔dの外
側面に位置する枢軸3に周知の自己閉止バルブVと通気
孔3aとを設け、これら一対の枢軸3,3の下部にそれ
ぞれチェーンギヤGを嵌着するそして、これら各ギヤ
G,Gにこれらを互いに逆方向に回転させるローラチェ
ーン4を図5のようにアイドラギヤ4aを介し掛け渡し
て、このチェーン4をモータMの回転軸mで回転する図
4、図5のような一対のベベルギヤ組G1,G2を介し
原動ギヤ5に同図5のように掛け渡して備える。
【0012】すなわち、前記ベベルギヤ組G1,G2の
うちの一つの小径ギヤG1は、前記のようにモータMの
回転軸mに同軸結合し、他の一つの大径ベベルギヤG2
と原動ギヤ5とは軸受2で枢支した枢軸5aに図4、図
5のようにキーピンKで同軸嵌着してある。そして、前
記一対の枢軸3,3のうちドラム鍔dの外側に位置する
枢軸3の上部に図1のように接着等で強固に嵌着した取
付筒体6,6にほぼ球面をなすゴムボールのような中空
弾性材で作った原動ローラ7を挾持取付具8,9を介し
ネジなどの止具nで図3、図4のように取着するととも
に、このローラ7内に前記バルブVから空気を1,2気
圧程度充填する。
【0013】また、前記枢軸3,3のうちの他方の枢軸
3の上部にボールベアリング等の軸受10を介してリン
グ状の中空扁平なゴムタイヤ11を枢支して備え、前記
ローラ7とタイヤ11とを各枢軸3,3が前記ドラム中
心孔Oに向かう角度でそれぞれドラムDの鍔dの側面に
きつく挟み付けることで、図3のようにドラム鍔dの転
接部が若干凹み乍ら回転する原動ローラ7の弯凹部7a
の回転力によりドラムDを回転駆動可能となした本発明
におけるケーブルドラムの回転駆動機構部を構成する。
そして、当然のこと乍ら、ローラ7とタイヤ11とは、
図1のようにドラムDのケーブル繰り出し側と反対側の
鍔dを挟む。
【0014】なお、図3、図4および図5の各図におい
て、符号4bで示すものはアイドラギヤ4aの枢軸であ
り、また符号2,10とBで示すものはすべてボールベ
アリングなどの軸受、符号nは止めネジなどの止め具で
あり、符号Kで示すものはすべてキーピン、図3におい
て、符号11Aで示す部材はタイヤリムで、その内周面
を軸受10の外周面に固着してあり、また、符号1bは
吊り手兼用の固定ロープ結束用リング部材である。ま
た、互いに逆方向に回転する左右のチェーンギヤG,G
と原動ギヤ5との間におけるチェーン4の掛け方は、図
6に示すように種々の掛け方を採用できる。
【0015】本発明におけるケーブルドラムの回転駆動
機構部は、以上のような構成となしたので、これを使用
するに当り、図1のように、周知のジャッキアップ兼用
の支柱Pで回転可能な高さだけ持ち上げて軸支したドラ
ムDの鍔dのうち、ケーブル繰り出し側とは反対側の鍔
dに図1のように前記基台1を縦向きにして原動ローラ
とゴムタイヤ11とを挟み付ける。なお、基台1は、そ
の下部ヒンジ片12Aで水平設置のスライド枠13に強
固に枢支するとともに、基台1の傾斜角度は、周知の手
回しジャッキJで確保する。
【0016】そして、前記ローラ7とゴムタイヤ11と
の各枢軸3,3が図1のように前記ドラム中心孔Oに向
かう角度でそれぞれドラムDの鍔dの側面に予じめモー
タMで回転させてある原動ローラ7とゴムタイヤ11と
をきつく挟み付けることで、原動ローラ7の転接部を図
3のように弯凹させ、この弯凹部7aのドラム鍔dに対
する面接触回転力によりドラムDを図1の矢示方向に回
動駆動して、ドラムDからケーブルルCaを繰り出すこ
とかできる。
【0017】この場合、前記スライド枠13をドラム支
持枠14に対し、上下不動でスライド可能に載置して、
スクリューネジ16で各枠13,14をシッカリ固定し
た後、モータMに通電するとモータMの回転力で周知の
減速ギヤ組(図示せず)とベベルギヤ組G1,G2とを
経て原動ギヤ5が図4の矢示方向に回転し、チェーン4
を経て左右のチェーンギヤGが枢軸3と共に互いに逆方
向に回転するため、ドラムDの鍔dの側面にきつく圧接
して弯凹している中空原動ローラ7を大重量ケーブルの
場合、繰り出し速度が毎分5〜10m程度の速度になる
ように可変速回転させることができる。
【0018】そして、摩擦係数の大きいゴム製原動ロー
ラ7の内圧に抗して弯凹しながら回転しているローラ弯
凹部7aとゴムタイヤ11とできつく挟み付けたドラム
鍔dにその接線方向の回転駆動力が面接触で強力に加わ
るため、ドラムDは、その中心孔Oを中心として所要の
速度でケーブルCaを繰り出す方向または、ケーブルC
aをドラムDに巻取る方向に回転し、ケーブル繰り出し
または、ケーブル巻取りを実行できる。また、繰り出し
途中のケーブルCaのウインチ牽引速度が急に遅くなっ
たときとか、瞬間的に速くなってケーブル速度が一時的
に過大になり、ドラムDが高速で惰性回転することによ
り、ケーブル繰り出し部が弛んだ場合に、このたるみを
周知手段で検知して、モータMの回転を遅くすること
で、ドラム鍔dに原動プーリ7でブレーキを掛け、ケー
ブル繰り出し速度を制限できる。
【0019】
【実施例】本発明装置の具体例としては、基台1を図1
のように、一旦縦向きにして、その下部両側に突設した
ヒンジ片12Aをそれぞれヒンジピンhにより、スライ
ド枠13に対し回動可能にシッカリ枢支する。このスラ
イド枠13は図8、図9に示すように、平面コ字形にL
形鋼で作ってあり、このスライド枠13は、地上または
床面に平置固定した支柱Pを有するドラム支持枠14に
固定した平面コ字形で外側直立縁15Aを有するレール
枠15上にドラムD方向だけにスライドするように載置
してある。
【0020】そして、前記基台1は、図1のように、そ
の底面(図では左側)突片12Bを周知のパンタグラフ
式手回しスクリュージャッキJを介して前記スライド枠
13に立設した支持片13Aにヒンジピンhで枢支して
あり、ドラム径の変化に応じて前記枢軸3,3が図1、
図2のように必ずドラム中心孔Oに向く基台角度にする
ために、上記ジャッキJの手回しハンドルHの操作によ
りそのスクリューJSで基台1の傾斜角度を設定し、こ
の角度を維持できるようにする。
【0021】また、ドラム径が図2のようにかなり大き
いドラムDを使用する場合には、スライド枠13の橋絡
片13Bとレール枠15の橋絡片13Bとの間に螺装し
た手回しスクリュー16の操作でスライド枠13を図1
の小径ドラム寄り位置から図2の大径ドラムDから離れ
た位置までスライドし、この位置を上記スクリュー16
で確保するように構成する。
【0022】さらに、スクリュー16は、レール枠橋絡
片15Bに対して空転可能で軸方向不動に枢支してあ
り、このスクリュー16の雄ねじ部にスライド枠橋絡片
13Bを雌ねじ螺合させるとともに、前記の各構成とな
すことで、原動ローラ7とタイヤ11とは、ドラム径の
大小に拘らず、図1、図2のように、二つのハンドル操
作でドラム鍔dの外周面に近い側面をその接線方向にき
つく挟み付けつつ、ドラム鍔dをその接線方向に駆動し
てケーブルCaをドラムDから最適張力で繰り出すこと
ができた。
【0023】当然のことながら、原動ローラ7を前記ケ
ーブル繰り出し時と反対向きに回転させれば、延線済ケ
ーブルをドラムDに巻取ることもできる。そして、左右
一対の枢軸3,3は、図7の部分平面図のように、各枢
軸3,3の下部にそれぞれヘリカルギヤGHを嵌着する
とともに、これら各ギヤにこれらギヤを矢示方向に互い
に逆向きに回転させる他のヘリカルギヤGHを噛合させ
てこれらギヤをモータMの回転力で周知の伝動部材を介
して回転する原動軸5Aに軸着して備えてもよい。
【0024】なお、図7において、符号2aで示すもの
は、原動軸5Aを基台1内に枢支横設するための軸受外
枠であり、図7中、前記実施例と同一符号を付した部分
は、前記実施例と同一または均等部分を示す。
【0025】
【発明の効果】この発明は、以上のような形態を採用し
たので、以下に記載の効果を奏する。ケーブルドラムに
おける左右一対の鍔のうち、少くとも片側一つの内外両
側面をその接線方向に原動ゴムローラと扁平なゴムタイ
ヤとで挟み付けることで、原動ゴムローラをその内圧に
抗し弯凹させてドラムの鍔を面接触ドライブ可能となし
たので、原動ローラに対してスリップのないドラム駆動
が可能となり、ケーブル牽引スピードの変化に対しドラ
ム回転速度を良く追従させることができたし、ドラム鍔
外周面に若干の欠損や凹凸が有っても使用できるという
多くの効果が有る。
【0026】また、この発明では、一対の枢軸3,3の
うち前記ドラムDの鍔dの外側に位置する枢軸3の上部
に原動ローラ7を取着するとともに、前記枢軸3,3の
うちのドラム鍔dの内側に位置する方の枢軸3に軸受1
0を介してリング状の扁平なゴムタイヤ11を枢支して
備え、前記ローラ7とゴムタイヤ11とを各枢軸3,3
が前記ドラム中心孔Oに向かう角度でそれぞれケーブル
繰り出し側と反対側のドラムDの鍔dの側面にきつく挟
み付けることで、原動ローラ7の回転力によりドラムD
を回転駆動できる。
【0027】したがって、ドラムDにその直径の約90
%程度まで多く巻装したケーブルに前記扁平なゴムタイ
ヤ11は触れることがなく、上記のように多数回巻装の
ケーブルドラムDであっても支障なく使用できると共
に、ゴムタイヤ11は軸受10を介し原動ローラ7と逆
向きに回転する枢軸3に軸支したので、ゴムタイヤ面に
加わるドラム鍔挟み付け応力が強大であっても、軸受1
0には無理な応力は加わらず、軸受摩擦も少なく、した
がって、効率よくドラム駆動が可能となったという効果
も有る。
【0028】本発明の請求項2によれば、前記枢軸3を
ほぼ水平にし基台1を縦向きにした状態で、この基台の
下部をスライド枠13に傾動ロック可能に枢支すると共
に、このスライド枠13を固定レール枠15に対してス
ライドロック可能となしたので、ドラム径の異なる延線
変更に当り、その対応作業を容易かつ、迅速に実行でき
るという効果を付加できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の実施形態の一例を示す側面図
【図2】同上と状態を異にした要部の側面図
【図3】図1のA線で切断した要部の拡大横断平面図
【図4】図3のB線で切断した要部の拡大縦断側面図
【図5】本発明におけるチェーンギヤにチェーンを掛け
た例の平面略図
【図6】本発明におけるチェーンギヤにチェーンを掛け
た例の平面略図
【図7】本発明における一対の枢軸をヘリカルギヤでド
ライブする例の要部平面図
【図8】図1に示すものの平面図
【図9】図1に示すものの右側面図
【符号の説明】
D ケーブルドラム d 鍔 Ca ケーブル O ドラム中心孔 G チェーンギヤ GH ヘリカルギヤ M モータ n 止め具 1 基台 2 軸受 3 枢軸 4 チェーン 5 原動ギヤ 5A 原動軸 6 筒体 7 原動ローラ 8 挾持取付具 9 挾持取付具 10 軸受 11 扁平タイヤ 13 スライド枠 15 固定レール枠

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルドラムDの中心孔Oを回転可能
    に軸支して、その鍔dを原動ローラの回転力で駆動する
    ことにより、前記ドラムDを回転してこのドラムからケ
    ーブルCaを繰り出すに当り、基台1に軸受2で枢支立
    設した一対の枢軸3,3の下部にそれぞれチェーンギヤ
    Gを嵌着するとともに、これら各ギヤGにこれらギヤを
    互いに逆向きに回転させるチェーン4を掛け渡して、こ
    のチェーン4をモータMの回転力で回転する原動ギヤ5
    に掛け渡して備え、かつ、前記一対の枢軸3,3のうち
    前記ドラムDの鍔dの外側に位置する枢軸3の上部に嵌
    着した取付け筒体6にほぼ球面をなす中空弾性材で作っ
    た原動ローラ7を挾持取付具8,9を介して止め具nで
    取着するとともに、前記枢軸3,3のうちの他方の枢軸
    3に軸受10を介してリング状の扁平タイヤ11を枢支
    して備え、前記ローラ7と扁平タイヤ11とを各枢軸
    3,3が前記ドラム中心孔Oに向かう角度でそれぞれケ
    ーブル繰り出し側と反対側のドラムDの鍔dの側面にき
    つく挟み付けることで、原動ローラ7の回転力によりド
    ラムDを回転駆動可能となしたケーブルドラムの回転駆
    動装置。
  2. 【請求項2】 ケーブルドラムDの中心孔Oを回転可能
    に軸支して、その鍔dを原動ローラの回転力で駆動する
    ことにより、前記ドラムDを回転してこのドラムからケ
    ーブルCaを繰り出すに当り、基台1に軸受2で枢支立
    設した一対の枢軸3,3の下部にそれぞれヘリカルギヤ
    GHを嵌着するとともに、これら各ギヤにこれらギヤを
    互いに逆向きに回転させる他のヘリカルギヤGHを噛合
    させてこれらギヤをモータMの回転力で回転する原動軸
    5Aに軸着して備え、かつ、前記一対の枢軸3,3のう
    ち前記トラムDの鍔dの外側に位置する枢軸3の上部に
    嵌着した取付け筒体6にほぼ球面をなす中空弾性材で作
    った原動ローラ7を挾持取付具8,9を介して止め具n
    で取着するとともに、前記枢軸3,3のうえの他方の枢
    軸3に軸受10を介してリング状の扁平タイヤ11を枢
    支して備え、前記ローラ7と扁平タイヤ11とを各枢軸
    3,3が前記ドラム中心孔Oに向かう角度でそれぞれケ
    ーブル繰り出し側と反対側のドラムの鍔dの側面にきつ
    く挟み付けることで、原動ローラ7の回転力によりドラ
    ムDを回転駆動可能となしたケーブルドラムの回転駆動
    装置。
  3. 【請求項3】 前記枢軸3をほぼ水平にし基台1を縦向
    きにした状態で、この基台の下部をスライド枠13に傾
    動ロック可能に枢支すると共に、このスライド枠13を
    固定レール枠15に対してスライドロック可能となした
    請求項1または請求項2記載のケーブルドラムの回転駆
    動装置。
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