JP2916758B2 - ウインチ装置 - Google Patents

ウインチ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、キャプスタンタ
イプのウインチ装置に関し、さらに詳しくは、長いワイ
ヤやロープを偏ることなく安定して巻き取るように構成
されるウインチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、キャプスタンタイプのウインチ装
置は、特開平8−26677号公報に記載されているも
のが知られている。
【0003】上記公報記載のウインチ装置M1では、図
8〜10に示されるように、機枠60から回転駆動源6
1に連結された2本の回転駆動軸62、63が突出し、
各軸62、63には、大径部64a・小径部64bを備
えた巻取ドラム64と、大径部65a・小径部65b・
凹状部66を備えたアイドラ65とが固着され、アイド
ラ65の凹状部66の周囲には、回動自在の案内ローラ
67と、アイドラ65の凹状部66側に付勢されて、ア
イドラ65に連動して回転する押えローラ68と、が、
配設されていた。
【0004】ロープRは、巻取ドラム64の大径部64
aから小径部64bに数回巻きかけられて、アイドラ6
5の大径部65aから小径部65bに数回巻つけられ、
次いで、案内ローラ67に巻きかけられ、その後、アイ
ドラ65凹状部66に巻きかけられて、凹状部66と押
えローラ68との間から排出されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のウイン
チ装置M1は、アイドラ65から排出されたロープRが
装置内で処理されないため、例えば、地面の上にとぐろ
を巻くように置かれるようになっていた。そのため、排
出された全てのロープRを持ち運ぶことは、非常に困難
な作業となっていた。
【0006】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、装置内に持ち運び可能な移動用巻取ドラムを配置
させ、この移動用巻取ドラムにワイヤあるいはロープ等
を巻きかける際に、巻取量が増えても、ドラム内で偏ら
なく巻き取ることができる安定したウインチ装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明にかかわるウイ
ンチ装置では、上記の課題を解決するために次のように
構成するものである。即ち、機枠に配設される駆動源
と、前記駆動源に連結される駆動伝達手段と、前記駆動
伝達手段内の少なくとも1個の駆動軸に固定される巻取
ドラムとを有し、前記巻取ドラムに可撓性部材を巻き取
るように構成されるウインチ装置であって、前記駆動伝
達手段を構成する前記駆動軸と別の少なくとも2個の駆
動軸に、それぞれ伝達ローラが配設され、前記少なくと
も2個の伝達ローラと、それぞれの前記伝達ローラの外
周面で摩擦接触する1個の被伝達ローラが配設され、前
記被伝達ローラの回転軸に移動用巻取ドラムが配設さ
れ、前記巻取ドラムから排出される可撓性部材を、前記
巻上ドラムに案内する巻取案内手段が配設されることを
特徴とするものである。
【0008】また、前記巻取案内手段が、複数個の案内
ローラと、前記案内ローラが配設され前記移動用巻取ド
ラムの幅方向に対して揺動可能に配設される揺動アーム
を備えていることを特徴とするものであればよい。
【0009】さらに、前記被伝達ローラが、前記伝達ロ
ーラに対して上下方向に移動調整可能に構成されること
を特徴とするものであればなおよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面に基づいて説明する。
【0011】図1は、ウインチ装置Mの正面図を示し、
図2は、その平面図を示すものであり、機枠1に、機枠
1の左方に配置される巻取ドラム2、巻取ドラム2の上
方に配置され巻付けられたワイヤごと移動して持ち運び
できる巻上ドラム3、機枠1の右方に配置される誘導ロ
ーラ4、巻取ドラム2のすぐ右方に配置される案内ロー
ラ5、及び機枠1のベース部1bに支持され、機枠1の
右端部から機枠1の右方に突出されて配置される長尺状
の巻上案内部7が、機枠1の正面壁1aから突出するよ
うに配設されている。そして、ワイヤWが誘導ローラ4
にガイドされて巻取ドラム2に巻き取られ、案内ローラ
5に案内されて巻上案内部7を通過して、巻上ドラム3
に巻付けられるように配置されている。さらに、機枠1
の下方にはインバータ駆動により速度制御されるブレー
キ装置付きのギアドモータからなる駆動モータ6が配設
されている。
【0012】巻上案内部7は、ベース部1bに立設され
る支持部材8と、支持部材8の上部で支持され支持部材
8のピン8aを中心に水平方向に揺動自在に配設される
長尺状の揺動アーム9と、揺動アームの先端側でワイヤ
Wを屈曲しワイヤWの移動方向を変換するように円弧状
に配置される4個の巻上用案内ローラ10を有するロー
ラ支持板11とを備え、さらに支持部材の上面と、揺動
アーム9の中央部に水平方向に配置される横置き案内ロ
ーラ12、12とを備えている。そして、巻上ドラム3
に巻付けられるワイヤWの張力により、揺動アーム9が
支持部材8のピン8aを中心に水平方向に揺動されるこ
とになる。
【0013】駆動モータ6から連結される駆動部は図3
〜4に示されている。図3は、ウインチ装置Mを背面か
ら見た図であり、図4は、巻取ドラム2と巻上ドラム3
の駆動部を展開した状態を示し、図3を平面方向から見
た図を示している。モータ軸21にはスプロケット22
が取り付けられ、機枠1内の立板23に軸24によって
支持されるスプロケット25との間にチェーン26が巻
き掛けられている。軸24には、スプロケット25を挟
んで、手前側(図4中、下側)に、巻上ドラム3側に駆
動を伝達するスプロケット27と、奥側(図4中、上
側)に、巻取ドラム2側に駆動を伝達するスプロケット
28が取り付けられている。
【0014】巻上3側用のスプロケット27から、チェ
ーン29を介して略四角形を形成するように軸30、3
1に支持されるアイドラスプロケット32、33、駆動
軸34、35に支持されるスプロケット36、37が配
設され、巻取2側用のスプロケット28から、チェーン
38を介して駆動軸39に支持されるスプロケット40
が配設されている。巻上ドラム3駆動側の駆動軸34、
35にはスプロケット36、37と対する側に伝達ロー
ラ42、43が固定され伝達ローラ42、43の外周面
に接触するように回転ローラ44が配設され、回転ロー
ラ44の回転軸45が一方では機枠1に上下移動可能に
支持され、他方では巻上ドラム3の軸として配設されて
いる。また、巻取ドラム2駆動側の駆動軸39は巻取ド
ラム2の駆動軸として配設され機枠1に軸支されてい
る。
【0015】巻取ドラム2を詳細に説明すると、図5に
示されるように、巻取ドラム2の駆動軸39は、機枠1
の正面壁1aと機枠1内の立板23に軸受けを介して支
持され、図5中、駆動軸39の右側部では、駆動モータ
6からの駆動がチェーン38を介して伝達されるスプロ
ケット40が固着され、図5中、駆動軸39の左側部で
は、正面壁1aより正面側(図5中、左側)に突出し、
その突出部に巻取ドラム2が嵌合固定されている。巻取
ドラム2は、通常、キャプスタンタイプと呼ばれ、その
週面を、軸方向両側に大径部2a、中央部に小径部2b
となるようにテーパ状に形成されている。従って、その
週面にワイヤW等が巻き取られる際、巻き取られるワイ
ヤは自然に中央部に向かうことになり、一部分に集中し
て巻き取られることがない。
【0016】また、巻取ドラム2及びスプロケット40
の軸方向の位置決めをするために、スプロケット40と
機枠1の立板23、及び巻取ドラム2とスプロケット4
0との間には、パイプ状のカラー(符号省略)が配設さ
れる。
【0017】図6は、巻上ドラム2の詳細が示されてい
る。巻上ドラム3の回転軸45は、機枠1内に配置され
る側の一端に軸受け体47が圧入され、機枠1より正面
側(図6中、左側)に突出される他端側には、巻上ドラ
ム3が回転軸45に対して取り外し可能に固定されるて
いる。軸受け体47は、機枠1に固定される支持板48
に回転軸45の軸方向にピン49を中心に揺動可能に支
持されている。また、回転軸45には、機枠1内の正面
壁1aと中間壁1c間で、軸受け体50が圧入され、軸
受け体50には、軸受け部50aの上部に雌ねじが形成
され、該雌ねじ部に引上げねじ51が螺合される。引上
げレバー51は機枠1に螺合され、引上げねじ51を半
時計方向に回転することによって軸受け体51とともに
回転ローラ44を引き上げる。
【0018】さらに、回転軸45には、機枠1の正面壁
1aと軸受け体50との間に回転ローラ44が圧入さ
れ、回転ローラ44の外周面が伝達ローラ42、43の
外周面に接触されるとともに、伝達ローラ42、43に
よって回転ローラ44が支持される。従って、巻き上げ
ドラム3及び回転軸45は、軸受け体48、50及び伝
達ローラ42、43で支持されることになる。そして、
引上げねじ51の操作により、ピン49を中心に揺動さ
れるとともに回転ローラ44を伝達ローラ42、43と
の接触が解除され、巻上ドラム3を回転軸45より取り
外すことができる。なお、巻上ドラム3の軸方向の位置
決めをするために、巻上ドラム3と回転ローラ44との
間にはパイプ(符号省略)が配設される。
【0019】そして、伝達ローラ42、43の回転ロー
ラ44との外周当接面にはセミメタリック42a、43
aが貼着され、耐摩耗あるいは発熱防止の役目をする。
【0020】また、回転ローラ44と伝達ローラ42、
43とは、図7に示されるように、ばねにより接触圧力
が調整されるように構成されている。軸受け体50は、
軸受け部50aから左右にレバー部50b、50cが延
設され、一方のレバー部50bは機枠1に揺動可能に支
持され、他方のレバー部50cにコイルばね52が、回
転ローラ44を伝達ローラ42、43に付勢する方向に
配設される。
【0021】すなわち、本形態では、調整ボルト53が
機枠1に螺合され、調整ボルト53の先端部分が揺動レ
バー50のレバー部50cを貫通可能に配設される。調
整ボルト53のねじ部にナット54が螺合され、ナット
54の下面にワッシャ55を介してコイルばね52の一
端が当接され、コイルばね52の他端はワッシャ56を
介してレバー部50cの上面に当接されるように構成さ
れればよい。従って、調整ボルト53を時計方向に回転
させればコイルばね52は圧縮され、回転ローラ44の
伝達ローラ42、43への付勢力を大きくすることがで
きる。逆に、調整ボルト53を反時計方向に回転させれ
ば、コイルばね52は伸張され回転ローラ44の伝達ロ
ーラ42、43への付勢力を弱めることができる。
【0022】次に、上記のように構成されたウインチ装
置の作用を説明する。このウインチ装置Mは主に、ワイ
ヤやロープ等の可撓性部材だけを巻上ドラム3に巻付け
るように使用するのに有利である。
【0023】まづ、ワイヤWを装着する。その態様は、
ワイヤWの途中を把持して、誘導ローラ4に配置させる
とともに、巻取ドラム2の大径部2aから小径部2bに
5回程度巻付ける。次いで巻取ドラム2の小径部2bか
ら延びるワイヤWを横置き案内ローラ5に掛けそのま
ま、水平方向に配置される横置き案内ローラ12、12
を介して図1中、右方向に延設し、4個の巻上案内ロー
ラ10を経て、巻上ドラム3の外周面の一方の端から内
側に向かって数回程度巻付けるようにして装着を完了す
る。
【0024】一方、巻上ドラム3の回転軸45の位置
は、引上げねじ51の操作によって回転ローラ44の外
周面と伝達ローラ42、43との外周面が当接される位
置になるように略水平状態にセットされている。さら
に、回転ローラ44と伝達ローラ42、43との押圧力
は調整ボルト53によって適宜に調整されている。この
押圧力は、太いワイヤやロープの場合は強めに調整し、
細いワイヤやロープの場合には軽めに調整し、また、ロ
ープよりワイヤの方が強めになるように調整すればよ
い。
【0025】この状態で、図示しないペンダントスイッ
チ等で正転スイッチをオンさせれば、駆動モータが作動
し、それに伴ってモータ軸21、スプロケット22が、
図3中、時計方向に回転を始める。スプロケット22の
回転は、チェーン26、スプロケット25を介して、軸
24に伝達され、軸24から一方では、スプロケット2
8、スプロケット40を介して駆動軸39に伝達されて
巻取ドラム2を、図3中、時計方向に回転させ、同時に
他方では、スプロケット24からチェーン29、スプロ
ケット36、37を介して、駆動軸34、35に伝達さ
れて伝達ローラ42、43を、図3中、反時計方向に回
転させる。伝達ローラ42、43の回転により、その外
周面で接触している回転ローラ44はその摩擦力によ
り、図3中、時計方向に回転し巻上ドラム3を、図3
中、時計方向に回転させる。
【0026】上記のように、駆動モータ6により積極的
に回転される巻取ドラム2(図1において反時計方向に
回転される)は、ワイヤWを巻き取り、伝達ローラ4
2、43の摩擦力により従動的に回転される巻上ドラム
3(図1において反時計方向に回転される)は、巻取ド
ラム2により巻き取られ排出されるワイヤWを巻付ける
ことになる。
【0027】巻取ドラム2は、前述のようにキャプスタ
ンタイプであるため、張力が掛かっているワイヤを巻き
取る際は、大径部2aから小径部2bに向かって偏るこ
となく順に1段、2段‥と巻き取られる。
【0028】また、巻上ドラム3は、巻取ドラム2から
排出されるワイヤWを、水平方向に揺動自在でしかもワ
イヤWを屈曲させてワイヤWの移動方向を変換する巻上
案内部7を介して巻付けているため、巻上ドラム3の回
転でワイヤWを巻付ける際は、円弧状に配置された巻上
案内用ローラ10で屈曲されるワイヤWの張力を、揺動
自在に構成された揺動アーム9により斜め方向に分力さ
せることができるため、ワイヤWは、巻付けられた前の
ワイヤWの上段に乗ることなくワイヤWの横側に順に巻
付けられることになる。そのため、ワイヤWの巻付けは
偏ることなく平均的に行なわれるそして、次第に巻上ド
ラム3に平均的に巻付けられたワイヤWが多量になる
と、その重量も増え回転ローラ44と伝達ローラ42、
43との押圧力が大きくなる。すると、伝達ローラ4
2、43の伝達効率が減少し、巻上ドラム3の回転が巻
取ドラム2の回転に対して遅くなる。そのため、ワイヤ
Wの巻付け状態は偏ることなく安定して巻付けられる。
本発明の主旨は、特に、この点に注目しているものであ
り、巻付け量が増える時に巻上速度が速いと巻付けるワ
イヤが偏りやすくなり巻付けが不安定になる。そのた
め、巻付け量が増えると同時に巻取ドラムの回転速度を
落とすことによって巻付けられるワイヤWを安定させよ
うとするものである。
【0029】このように、偏ることなくワイヤWが巻付
けられた巻上ドラム3は、引上げねじ51を反時計方向
に回転させることによって、回転軸45ごと支持板48
のピン49を中心に上方に回転される。そして回転ロー
ラ44が伝達ローラ42、43との接触が解除された位
置において引上げねじ51の回転を止める。この状態で
巻上ドラム3と回転軸45を固定しているねじを外し、
ワイヤWが巻付けられた巻上ドラム3を回転軸45より
外し、所定の場所に持ち運び移動する。
【0030】なお、重量物を吊り上げるのに有利にする
ため、キャプスタンタイプの巻取ドラムをもう1セット
設置することもできる。この場合、駆動モータ6から連
結される駆動手段として、軸24に新たにスプロケット
を追加して、新たな駆動軸を設けるようにすればよい。
さらに、この場合、正転、逆転の切替ができるラチェッ
ト装置等を設ける方がよい。
【0031】また、本形態では、伝達ローラを2個配設
して回転ローラを駆動させているが、これに限らず、伝
達ローラを2個以上配設するようにしてもよい。
【0032】また、本発明の目的は、特に、持ち運びで
きる巻上ドラムを配設するとともに、巻上ドラムに巻き
取る可撓性部材を、偏ることなく平均的に巻き取るよう
にする装置を提供することであり、その目的を達成し、
本発明の要旨を変更するものでなければ、本形態に限る
ものではなく設計変更は可能である。
【0033】
【発明の効果】上述のように、本発明のウインチ装置
は、駆動源に連結され可撓性部材を積極的に巻き取る巻
取ドラムと、駆動源に連結される伝達ローラに摩擦接触
によって駆動され前記可撓性部材を巻付ける移動用巻取
ドラムとを備えて構成されている。そのため、前記移動
用巻取ドラムの巻取量が多くなると、伝達ローラの伝達
効率を落とし回転速度を減少させることができるため、
前記可撓性部材を偏ることなく安定して巻き取ることが
できる。
【0034】さらに、前記移動用巻取ドラムに案内する
巻取案内手段が、前記巻取ドラムの幅方向に揺動可能に
構成されているため、前記可撓性部材に掛かる張力を横
方向に分力させることができるため、さらに安定した巻
取を行なうことができる。
【0035】また、前記伝達ローラに摩擦接触する被伝
達ローラが、前記伝達ローラに対して、接触・非接触で
きるように調整可能に構成されているため、前記被伝達
ローラと前記伝達ローラとの非接触の状態で移動用巻取
ドラムを容易に取りはずすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるウインチ装置の正
面図
【図2】同平面図
【図3】同背面図
【図4】図3における駆動部の平面断面の展開図
【図5】図1におけるV −V 断面図
【図6】図1におけるVI−VI断面図
【図7】図6におけるVII −VII 断面図
【図8】従来のウインチ装置を示す正面図
【図9】図8におけるIX−IX断面図
【図10】図8におけるX −X 断面図
【符号の説明】 M…ウインチ装置 W…ワイヤ(可撓性部材) 1…機枠 2…巻取ドラム 3…巻上ドラム(移動用巻取ドラム) 6…駆動モータ 7…巻上案内部(巻取案内手段) 9…揺動アーム 10…巻上用案内ローラ 34、35、39…駆動軸(駆動伝達手段) 42、43…伝達ローラ 44…回転ローラ(被伝達ローラ) 45…回転軸 50…軸受け体 51…引上げねじ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機枠に配設される駆動源と、前記駆動源
    に連結される駆動伝達手段と、前記駆動伝達手段内の少
    なくとも1個の駆動軸に固定される巻取ドラムとを有
    し、前記巻取ドラムに可撓性部材を巻き取るように構成
    されるウインチ装置であって、 前記駆動伝達手段を構成する前記駆動軸と別の少なくと
    も2個の駆動軸に、それぞれ伝達ローラが配設され、 前記少なくとも2個の伝達ローラと、それぞれの前記伝
    達ローラの外周面で摩擦接触する1個の被伝達ローラが
    配設され、 前記被伝達ローラの回転軸に移動用巻取ドラムが配設さ
    れ、 前記巻取ドラムから排出される可撓性部材を、前記巻上
    ドラムに案内する巻取案内手段が配設されることを特徴
    とするウインチ装置。
  2. 【請求項2】 前記巻取案内手段が、複数個の案内ロー
    ラと、前記案内ローラが配設され前記移動用巻取ドラム
    の幅方向に対して揺動可能に配設される揺動アームを備
    えていることを特徴とする請求項1記載のウインチ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記被伝達ローラが、前記伝達ローラに
    対して上下方向に移動調整可能に構成されることを特徴
    とする請求項1記載のウインチ装置。
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