JP2941984B2 - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、絶縁膜上に形成された
MOSトランジスタを作成した半導体装置に関する。
MOSトランジスタを作成した半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】SOIに作成したMOSトランジスタ。
【0003】従来のMOS型トランジスタの1つとし
て、エンハンスメント型のMOSトランジスタ(Tr)
が知られている。
て、エンハンスメント型のMOSトランジスタ(Tr)
が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】MOSトランジス
タのキャリアの移動度が、本来半導体個有のキャリアの
移動度より遅い。
タのキャリアの移動度が、本来半導体個有のキャリアの
移動度より遅い。
【0005】本来の移動度より遅い原因には、不純物に
よるイオン散乱(クーロン散乱)、絶縁物と半導体界面
の境界の荒さによる散乱、表面に垂直電界を有するため
の分散散乱などがあげられる。そのためSOIでは超薄
膜にすることにより、チャネルを空乏化することによ
り、分散散乱、不純物散乱を抑える試みはなされてい
る。しかし、境界荒さの影響をおさえられないだけでな
く、チャネル層を500Å以下に安定に作成することが
技術的に困難を有す欠点を有している。
よるイオン散乱(クーロン散乱)、絶縁物と半導体界面
の境界の荒さによる散乱、表面に垂直電界を有するため
の分散散乱などがあげられる。そのためSOIでは超薄
膜にすることにより、チャネルを空乏化することによ
り、分散散乱、不純物散乱を抑える試みはなされてい
る。しかし、境界荒さの影響をおさえられないだけでな
く、チャネル層を500Å以下に安定に作成することが
技術的に困難を有す欠点を有している。
【0006】
【課題を解決するための手段(及び作用)】本発明の半導
体装置は絶縁物基板上に形成された第1の導電型で高不
純物密度のソースとドレイン領域、該ソースとドレイン
領域の間にあるチャネル領域、該チャネル領域を覆って
いる絶縁層、該絶縁層上に設けられたゲート電極を有す
る半導体装置において、該チャネル領域が、該絶縁層側
に第1の導電型と反対導電型の低抵抗の第2の導電型の
第1チャネル領域と、該第1チャネル領域に接して設け
られた高抵抗の第1導電型の第2チャネル領域と、該絶
縁物基板側に該第2チャネル領域に接して設けられた第
2導電型の第3チャネル領域を有することを特徴とす
る。本発明によれば、SOIにおけるデバイスにおい
て、 1.クローン散乱を除去するためにキャリア伝導領域の
チャネルの不純物濃度を低下する。 2.キャリア伝導領域の垂直電界強度を下げ、且つ、キ
ャリア伝導領域の幅を広げることにより、分散散乱を減
少させる。 3.絶縁ゲート膜と半導体界面の付近にキャリアを存在
させず、界面粗さの影響をなくす。 4.チャネル領域は厚くする異により、量産的に安定に
する。且つ、SOIデバイスの特性は保持できるように
する(低寄生容量)。
体装置は絶縁物基板上に形成された第1の導電型で高不
純物密度のソースとドレイン領域、該ソースとドレイン
領域の間にあるチャネル領域、該チャネル領域を覆って
いる絶縁層、該絶縁層上に設けられたゲート電極を有す
る半導体装置において、該チャネル領域が、該絶縁層側
に第1の導電型と反対導電型の低抵抗の第2の導電型の
第1チャネル領域と、該第1チャネル領域に接して設け
られた高抵抗の第1導電型の第2チャネル領域と、該絶
縁物基板側に該第2チャネル領域に接して設けられた第
2導電型の第3チャネル領域を有することを特徴とす
る。本発明によれば、SOIにおけるデバイスにおい
て、 1.クローン散乱を除去するためにキャリア伝導領域の
チャネルの不純物濃度を低下する。 2.キャリア伝導領域の垂直電界強度を下げ、且つ、キ
ャリア伝導領域の幅を広げることにより、分散散乱を減
少させる。 3.絶縁ゲート膜と半導体界面の付近にキャリアを存在
させず、界面粗さの影響をなくす。 4.チャネル領域は厚くする異により、量産的に安定に
する。且つ、SOIデバイスの特性は保持できるように
する(低寄生容量)。
【0007】
【実施例】図1は本発明の特徴を最も良く表わすMOS
型トランジスタの断面図を示している。
型トランジスタの断面図を示している。
【0008】領域1は絶縁物基板であり、石英ガラスや
半導体基板上の絶縁層等である。
半導体基板上の絶縁層等である。
【0009】領域2はチャネル領域の一部のP型領域で
あり、1014〜1018cm-3までよい。
あり、1014〜1018cm-3までよい。
【0010】領域3はn-領域であり、1×1017cm
-3より低い濃度にし、クーロン散乱によるキャリアの移
動度の低下を防止する。
-3より低い濃度にし、クーロン散乱によるキャリアの移
動度の低下を防止する。
【0011】領域4は領域3より不純物濃度を高くする
ことにより表面付近に反転キャリアがとじ込められない
ようにする。濃度は1015〜1019cm-3の範囲であ
る。
ことにより表面付近に反転キャリアがとじ込められない
ようにする。濃度は1015〜1019cm-3の範囲であ
る。
【0012】領域5はMOSトランジスタのソースある
いはドレインとなる1018〜1021cm-3近傍のn+領
域とする。
いはドレインとなる1018〜1021cm-3近傍のn+領
域とする。
【0013】領域6はMOS.Trのゲート絶縁膜であ
り、SiO2,Si3N4,TiO2,TaO2その他及び
前記複合膜を用いる。
り、SiO2,Si3N4,TiO2,TaO2その他及び
前記複合膜を用いる。
【0014】領域7は、ゲート電極であり、P+orn+
ポリシコン、シリサイド、ポリサイド、高融点金属等を
用いる。
ポリシコン、シリサイド、ポリサイド、高融点金属等を
用いる。
【0015】領域200は配線、層間等を分離する絶縁
膜、領域100はソース、ドレインの電極、配線等であ
り、AL,AL−Si,銅,ポリSi,シリサイド等の
材料を用いる。
膜、領域100はソース、ドレインの電極、配線等であ
り、AL,AL−Si,銅,ポリSi,シリサイド等の
材料を用いる。
【0016】図2は図1のA−A′部の電位図を示す。
【0017】図中で、20がキャリアである電子を模式
的に表わしている。又、22はゲート膜、21は絶縁物
基板であり、本発明で重要であるのは(1)キャリア電
子がゲート膜22と半導体の界面から離れて走行するこ
と、(2)キャリア20の走行領域のゲート表面に対し
て電界がゆるやかであること、(3)キャリアの走行領
域の不純物密度が低いことである。
的に表わしている。又、22はゲート膜、21は絶縁物
基板であり、本発明で重要であるのは(1)キャリア電
子がゲート膜22と半導体の界面から離れて走行するこ
と、(2)キャリア20の走行領域のゲート表面に対し
て電界がゆるやかであること、(3)キャリアの走行領
域の不純物密度が低いことである。
【0018】MOSトランジスタでは、ノーマリオフ型
にした方が使いやすいので、その場合は、領域3のn-
領域の厚み、濃度が重要となる。Pn接合のn型領域に
拡がる空乏層厚みは
にした方が使いやすいので、その場合は、領域3のn-
領域の厚み、濃度が重要となる。Pn接合のn型領域に
拡がる空乏層厚みは
【0019】
【外1】 で表わされる。
【0020】Vbi:拡散電位、NA,ND:P,n型不純
物濃度、εS:半導体の誘電率、q:電荷
物濃度、εS:半導体の誘電率、q:電荷
【0021】領域2と4の不純物濃度をNA1,NA2とす
ると、一定の不純物濃度NAの領域3の厚みは、 xn(ND)≦xn1(ND,NA1)+xn2(ND,NA2) (2) とする必要がある。但しこの式はφmsが零の場合で有、
φmsが有限のときは若干修正を受ける。
ると、一定の不純物濃度NAの領域3の厚みは、 xn(ND)≦xn1(ND,NA1)+xn2(ND,NA2) (2) とする必要がある。但しこの式はφmsが零の場合で有、
φmsが有限のときは若干修正を受ける。
【0022】表面のP+高濃度領域(4)はSiでは5
0〜100Å以上にする。少なくとも走行キャリアの平
均自由行程以上の厚みにして、ゲート膜との界面で散乱
する確率を小さくする必要がある。不純物濃度は、領域
3より1桁程度以上にした方がよい。ゲート膜と半導体
の界面まで空乏化していても、中性になっていてもよ
い。図2では空乏化している。ゲート電極に電圧を印加
していった時、誘起キャリアが領域4に生成されてはな
らない。領域3に生成されなければならない。n型領域
の場合は、禁制帯の中間よりフェルミレベルが上にあれ
ば、自由キャリアを生成しはじめるので、容易に領域3
に自由キャリアを生成できる。P型では、反対導電型の
電子を生成するためには、元々のフェルミレベルφFと
反対の−2φFまでもっていく必要がある。
0〜100Å以上にする。少なくとも走行キャリアの平
均自由行程以上の厚みにして、ゲート膜との界面で散乱
する確率を小さくする必要がある。不純物濃度は、領域
3より1桁程度以上にした方がよい。ゲート膜と半導体
の界面まで空乏化していても、中性になっていてもよ
い。図2では空乏化している。ゲート電極に電圧を印加
していった時、誘起キャリアが領域4に生成されてはな
らない。領域3に生成されなければならない。n型領域
の場合は、禁制帯の中間よりフェルミレベルが上にあれ
ば、自由キャリアを生成しはじめるので、容易に領域3
に自由キャリアを生成できる。P型では、反対導電型の
電子を生成するためには、元々のフェルミレベルφFと
反対の−2φFまでもっていく必要がある。
【0023】図3は、Siに対して、横軸温度(°
K)、縦軸フェルミレベルの変化を示している。図中、
n型、P型に対する不純物密度をパラメータとしてい
る。領域3のn型領域では、φF=EF−Eiで表わされ
るフェルミレベルが、中間より上にあれば自由キャリア
はMOS・トランジスタのソースから供給される。φF
=EF−Eiが0.3lV程度になると1015cm-3程度
の自由キャリアが供給される。領域4のP+領域に自由
キャリアを生成するには例えばP+=1018cm-3とす
ると−2φFにするには、+1.0lV程度にしないと自
由キャリアが生成できない。
K)、縦軸フェルミレベルの変化を示している。図中、
n型、P型に対する不純物密度をパラメータとしてい
る。領域3のn型領域では、φF=EF−Eiで表わされ
るフェルミレベルが、中間より上にあれば自由キャリア
はMOS・トランジスタのソースから供給される。φF
=EF−Eiが0.3lV程度になると1015cm-3程度
の自由キャリアが供給される。領域4のP+領域に自由
キャリアを生成するには例えばP+=1018cm-3とす
ると−2φFにするには、+1.0lV程度にしないと自
由キャリアが生成できない。
【0024】領域2のP領域は図2では、中性領域を有
している如く示してあるが、絶縁物基板の界面まで、空
乏層が達していてもかまわない。但し、そのときは、領
域2と1の界面の界面準位の影響もデバイスのしきい値
電圧に影響を与える。
している如く示してあるが、絶縁物基板の界面まで、空
乏層が達していてもかまわない。但し、そのときは、領
域2と1の界面の界面準位の影響もデバイスのしきい値
電圧に影響を与える。
【0025】図4は、図1のA→A′方向断面の不純物
分布の模式図である(実線41は理想階段状分布、破線
42は実際の不純物分布)。表面のP+、キャリア走行
のn-領域、P領域が、x1、x2の深で境界を有し、空
乏層厚みをxdで示した。しきい値電圧は近似的に次の
ように示すことができる。まず表面の2領域の不純物の
積分値DIをとり、
分布の模式図である(実線41は理想階段状分布、破線
42は実際の不純物分布)。表面のP+、キャリア走行
のn-領域、P領域が、x1、x2の深で境界を有し、空
乏層厚みをxdで示した。しきい値電圧は近似的に次の
ように示すことができる。まず表面の2領域の不純物の
積分値DIをとり、
【0026】
【外2】
【0027】(4)式によって、しきい値電圧の変化分
が近似的に求めることができる。但し、これは、空乏層
厚みxdがx2より深く、かつ、P+の表面層が空乏化し
た場合である。最終的しきい値は Vth=Vth(N3)+ΔVth (5) と表わすことができる。領域2のP濃度N3によって決
まるVth(N3)をΔVthだけシフトすることに近い。
が近似的に求めることができる。但し、これは、空乏層
厚みxdがx2より深く、かつ、P+の表面層が空乏化し
た場合である。最終的しきい値は Vth=Vth(N3)+ΔVth (5) と表わすことができる。領域2のP濃度N3によって決
まるVth(N3)をΔVthだけシフトすることに近い。
【0028】ΔVth=0とすることは容易で、DI=0
とするように、N1、N2、x1、x2を設定することでで
きる。そのときは基板の濃度によってVthを決めること
ができる。又、電極に使用した材料によって、半導体と
のフェルミレベルの差φmsが異なるが、それに応じて、
しきい値制御も表面のP+の濃度厚みの制御によって、
式(4)を使って容易に行うことができる。
とするように、N1、N2、x1、x2を設定することでで
きる。そのときは基板の濃度によってVthを決めること
ができる。又、電極に使用した材料によって、半導体と
のフェルミレベルの差φmsが異なるが、それに応じて、
しきい値制御も表面のP+の濃度厚みの制御によって、
式(4)を使って容易に行うことができる。
【0029】但し、上記は空乏層厚みxdが、領域2と
絶縁基板との界面まで到達していない場合であり、空乏
層が下の界面まで到達した場合は、領域2、3、4全体
の濃度、厚みによって決まる。
絶縁基板との界面まで到達していない場合であり、空乏
層が下の界面まで到達した場合は、領域2、3、4全体
の濃度、厚みによって決まる。
【0030】図1の製造工程 (1)石英ガラス基板(1)上に凹部を設け、凹部にS
entaxy法によりP型単結晶を作成後、選択研磨に
より凹内にSi領域を埋め込む(領域2は作り込まれて
いる。)。 (2)イオン注入法により、リン、ヒ素等のn型不純物
を1×1011〜1×1014cm-2の範囲で半導体領域に
打ち込み熱処理することにより領域3を作成。 (3)熱酸化法により、ゲート酸化膜(領域6(50〜
1000Å))を作成後、イオン注入法でBF+ 2イオン
を、1×1011〜1×1014cm-2で、5KlV〜10
0KlV程度の加速電圧で、表面近傍にのみP+領域
(4)を作成する。 (4)ポリシリコンをLPCVD法で推積後、Bをイオ
ン注入あるいは熱拡散でP型不純物を導入後、レジスト
を用いてパターニングして、ゲート電極(7)を作成す
る。 (5)ゲート電極(7)をマスクにして、イオン注入法
により、リン、ヒ素等のn型不純物を1×1015〜1×
1016cm-2程度ドーズし、熱処理後、ソース、ドレイ
ンとなるn+領域(5)を作成する。 (6)層間絶縁膜となるシリコン酸化膜を推積後、コン
タクトの穴をパターニングであける。
entaxy法によりP型単結晶を作成後、選択研磨に
より凹内にSi領域を埋め込む(領域2は作り込まれて
いる。)。 (2)イオン注入法により、リン、ヒ素等のn型不純物
を1×1011〜1×1014cm-2の範囲で半導体領域に
打ち込み熱処理することにより領域3を作成。 (3)熱酸化法により、ゲート酸化膜(領域6(50〜
1000Å))を作成後、イオン注入法でBF+ 2イオン
を、1×1011〜1×1014cm-2で、5KlV〜10
0KlV程度の加速電圧で、表面近傍にのみP+領域
(4)を作成する。 (4)ポリシリコンをLPCVD法で推積後、Bをイオ
ン注入あるいは熱拡散でP型不純物を導入後、レジスト
を用いてパターニングして、ゲート電極(7)を作成す
る。 (5)ゲート電極(7)をマスクにして、イオン注入法
により、リン、ヒ素等のn型不純物を1×1015〜1×
1016cm-2程度ドーズし、熱処理後、ソース、ドレイ
ンとなるn+領域(5)を作成する。 (6)層間絶縁膜となるシリコン酸化膜を推積後、コン
タクトの穴をパターニングであける。
【0031】電極となるAl、Al−Si等の金属をス
パッタ等の方法で推積し、パターニングにより、電極、
配線を形成する。
パッタ等の方法で推積し、パターニングにより、電極、
配線を形成する。
【0032】(他の実施例)図5は他の実施例である。
【0033】領域3が下の界面まで達している。
【0034】領域4と3の接合付近にキャリアをとじ込
めることができるので、第1実施例と同様の動作とな
る。構造が簡単であるので、製造工程短くなる。ただ
し、ノーマリオフ型デバイスの場合、領域3の濃度、厚
みは、式(1)で決まるようにしなければならない。領
域4から延びる空乏層で、ゲート零バイアス時、下の界
面まで達している必要がある。
めることができるので、第1実施例と同様の動作とな
る。構造が簡単であるので、製造工程短くなる。ただ
し、ノーマリオフ型デバイスの場合、領域3の濃度、厚
みは、式(1)で決まるようにしなければならない。領
域4から延びる空乏層で、ゲート零バイアス時、下の界
面まで達している必要がある。
【0035】図6は他の実施例である。
【0036】絶縁基板中に第2のゲート電極50と第2
のゲート膜40を有したダブルゲート構造である。
のゲート膜40を有したダブルゲート構造である。
【0037】本発明は、n型MOSトランジスタについ
て記述したが、P型MOSトランジスタに適用できるの
は当然である。その場合、本発明の実施例において、n
型とP型すべていれかわる。
て記述したが、P型MOSトランジスタに適用できるの
は当然である。その場合、本発明の実施例において、n
型とP型すべていれかわる。
【0038】又、Si材料について述べたが他の半導体
材料に適用できるのは当然であり、又、単結晶、多結
晶、アモルファスと結晶形態にもよらない。いずれにお
いても適用できる。
材料に適用できるのは当然であり、又、単結晶、多結
晶、アモルファスと結晶形態にもよらない。いずれにお
いても適用できる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、 1.界面散乱、分散散乱、クーロン散乱の低減により、
移動度が上昇するため、変換コンダクタンスgmが大と
なる。応答速度大となり; 2.ドレイン側の電界緩和もおこり、ホットキャリアの
生成減少し、SOI特有のキンフ効果、ドレイン耐圧の
低下の改善ができ; 3.チャネル層を厚くしても、移動度が大となるため、
量産的にも利点大である。
移動度が上昇するため、変換コンダクタンスgmが大と
なる。応答速度大となり; 2.ドレイン側の電界緩和もおこり、ホットキャリアの
生成減少し、SOI特有のキンフ効果、ドレイン耐圧の
低下の改善ができ; 3.チャネル層を厚くしても、移動度が大となるため、
量産的にも利点大である。
【図1】本発明の半導体装置の断面図。
【図2】図1のA−A′部における電位図。
【図3】Siに対して温度(°K)とフェルミレベルの
変化を示す図。
変化を示す図。
【図4】図1のA→A′方向断面の不純物分布の模式
図。
図。
【図5】本発明の他の半導体装置の断面図。
【図6】本発明の他の半導体装置の断面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 絶縁物基板上に形成された第1の導電型
で高不純物密度のソースとドレイン領域、該ソースとド
レイン領域の間にあるチャネル領域、該チャネル領域を
覆っている絶縁層、該絶縁層上に設けられたゲート電極
を有する半導体装置において、該チャネル領域が、該絶
縁層側に第1の導電型と反対導電型の低抵抗の第2の導
電型の第1チャネル領域と、該第1チャネル領域に接し
て設けられた高抵抗の第1導電型の第2チャネル領域
と、該絶縁物基板側に該第2チャネル領域に接して設け
られた第2導電型の第3チャネル領域を有することを特
徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 ゲート印加電圧が零のとき、前記第2の
チャネル領域が空乏化されている請求項1に記載の半導
体装置。 - 【請求項3】 該第1チャネル領域の厚みは走行キャリ
アの平均自由行程より厚くされている請求項1又は2に
記載の半導体装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5242691A JP2941984B2 (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 半導体装置 |
US08/250,942 US6784492B1 (en) | 1991-03-18 | 1994-05-31 | Semiconductor device including a gate-insulated transistor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5242691A JP2941984B2 (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04287378A JPH04287378A (ja) | 1992-10-12 |
JP2941984B2 true JP2941984B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=12914453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5242691A Expired - Fee Related JP2941984B2 (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2941984B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5533070B2 (ja) * | 2010-03-16 | 2014-06-25 | カシオ計算機株式会社 | 薄膜トランジスタ、発光装置及び薄膜トランジスタの製造方法 |
-
1991
- 1991-03-18 JP JP5242691A patent/JP2941984B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04287378A (ja) | 1992-10-12 |
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