JPS63142865A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPS63142865A
JPS63142865A JP29109386A JP29109386A JPS63142865A JP S63142865 A JPS63142865 A JP S63142865A JP 29109386 A JP29109386 A JP 29109386A JP 29109386 A JP29109386 A JP 29109386A JP S63142865 A JPS63142865 A JP S63142865A
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JP
Japan
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film
polycrystalline silicon
silicon
drain
ion implantation
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JP29109386A
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English (en)
Inventor
Seiji Ueda
誠二 上田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は半導体装置の製造方法、特に、微細MOSトラ
ンジスタを有する半導体集積回路装置の製造方法に関す
る。
従来の技術 半導体集積回路装置では、素子の微細化が進展し、MO
Sトランジスタのゲート長が1ミクロン程度のものも実
用化されてきた。微細化は、主として、スケーリング則
に従って寸法縮小による対応で行なわれているが、製造
技術上および素子特性や信頼性に関して、多(の問題が
発生してきた。この問題点の一つとして、多結晶シリコ
ンゲート電極からなる微細MOSトランジスタの閾値電
圧のばらつきがある。これは多結晶シリコンをゲート電
極とし、ゲート長が1.5ミクロン以下のNチャンネル
MOSトランジスタについて著しく発生しやす(なる現
象である。
従来のMOSトランジスタを例にとり、第2図を用いて
説明する。
第2図a−dは従来の低濃度ドレイン(以下、LDDと
略す)構造のMOSトランジスタの製造工程順断面図を
示したものである。まず、第2図aのように、P型シリ
コン基板1の主面に膜厚20r+mの二酸化珪素膜から
なるゲート絶縁膜2および膜厚0.4μIの多結晶シリ
コン膜3を堆積し、リンを拡散し、多結晶シリコン膜の
シート抵抗を30Ω/口とし、多結晶シリコン膜3の電
極パターンを形成する。本図では省略したが、基板表面
はボロンのチャンネルドープが実施されている。ついで
、第2図すのように、リンのイオン注入によりN−拡散
層4を形成する。次に、絶縁膜によるスペーサー5を多
結晶シリコン電極の側壁に形成し、これをマスクにして
、第2図Cのように、ヒ素のイオン注入により、N十拡
散層6を形成する。ゲート長が短いMOSトランジスタ
では、N−拡散層4およびN+拡散層6からなるN−/
N”拡散層により、ソース、ドレイン領域が構成される
。そして、最終的には、第2図dのように、層間絶縁膜
7およびアルミニウム電極8を形成する。短チヤンネル
トランジスタでは、この例のようなN−/N+拡散層で
なる、いわゆる、二重拡散構造のドレインが多いが、ド
レイン形成を、拡散層のシャロー化により、ヒ素のイオ
ン注入法で行うのが一般的である。
発明が解決しようとする問題点 従来のMOSトランジスタでは、閾値電圧のばらつきが
太き(、集積回路装置の特性の安定化。
信頼性上、大きな問題となっている。これは、多結晶シ
リコンゲート電極のうち、特に、短チヤンネルゲートの
素子に顕著な現象であり、その問題点は次の通りである
。たとえば、ゲート長1.2ミクロン、ゲート酸化膜2
0nm、LDD構造からなるMOSトランジスタで、ド
レイン電圧VD5V、基板バイアス−2Vでのゲート電
圧(V a )対ドレイン電流(Ia)の特性は第3図
のようである。同図で、特性Aは正常な場合、特性Bは
異常な場合で、ゲート電圧の低い部分で「こぶ」のでた
ような特性になるため、ハンプ現象と呼ばれている。こ
のため、閾値電圧vTが低くばらつき、特性が不安定と
なる。この発生率は、製造条件によっては、1〜20%
にもなる。ハンプ現象の発生率はゲート長への依存性が
大きい。この発生原因は、ソースドレイン拡散層の形成
におけるイオン注入での、多結晶シリコン膜中の突き抜
けによる可能性が大きい。ソースドレイン拡散層の形成
条件、多結晶シリコン膜の粒径とハンプ現象の発生率と
の関係を調べると、密接な相関があり、特に多結晶シリ
コン膜の粒径を太き(すると、著しく発生しやすくなる
ことがわかった。多結晶シリコン膜のリン拡散によるシ
ート抵抗値が、30Ω/口では粒径0.4ミクロン、1
00Ω/口では0.1ミクロンとなり、リン蒸着時のリ
ン濃度により粒径が大きく変化し、ハング現象の発生率
も30Ω/口では10〜30%、100Ω/口では数%
以下となった。これは第4図に示すように、粒径が大き
く、膜厚と同程度となると、大きな粒子が単一層状に並
ぶ構造となり、粒界に沿って突き抜けが発生しやす(な
るからと考えられる。従って、多結晶シリコン膜のシー
ト抵抗を高くすることにより、ハングは低減できるが、
多結晶シリコン膜は集積回路装置の配線としても使用し
てお゛す、シート抵抗を高くすることは、配線抵抗を高
くすることであり、装置の特性低下を引き起し、集積回
路装置の製造に適用するには、制約が大きい。この対策
として、多結晶シリコン膜を成長し、リン蒸着後、多結
晶シリコン膜表面を酸化し、酸化膜を200nm成長し
た後、多結晶シリコン膜のパターン形成をし、ソースド
レイン形成する。酸化膜により、ソースドレイン注入で
のチャネリングは防止できるが、多結晶シリコン膜上に
酸化膜を形成すると、多結晶シリコン電極の微細なパタ
ーン形成の加工精度が低下し、実用化は困難である。
以上のように、多結晶シリコン膜のシート抵抗を小さく
し、がつハンプ現象の発生を防止できるMOSトランジ
スタの製造方法が要求される。
問題点を解決するための手段 本発明はシリコン基板の主面にゲート絶縁膜。
多結晶シリコン膜を順次形成する工程と、多結晶シリコ
ン膜にN型不純物を拡散し、導電性を与える工程と、多
結晶シリコン膜表面に二酸化珪素膜を形成し、この二酸
化珪素膜を介してヒ素、すン、シリコンまたはアルゴン
のイオンを1014〜1016/cnfの範囲で多結晶
シリコン膜にイオン注入し、注入後多結晶シリコン膜表
面の二酸化珪素膜を除去する工程と、多結晶シリコン膜
をゲート電極のパターンを食刻形成する工程と、ソース
ドレイン拡散層をイオン注入法により形成する工程と、
層間絶縁膜を堆積した後、電極を形成する工程からなる
半導体装置の製造方法である。上記方法により、従来方
法における短チヤンネルMOSトランジスタの特性の劣
化を防止し、装置の特性の安定化を可能にするものであ
る。
作用 本発明は短チャンネルMO3)−ランジスタを搭載する
半導体集積回路装置の製造において、ゲート電極を構成
する多結晶シリコン膜の表面をイオン注入により非晶質
化した後、多結晶シリコン電極パターンを形成し、ソー
スドレイン拡散層をイオン注入法により形成することに
より、ソースドレインのイオン注入でのチャネリングに
よるハンプ現象を防止することを可能にした。そして、
これにより短チヤンネルMOSトランジスタの特性の安
定化を図り、同時に集積回路装置の特性の改善を図るこ
とができる。
実施例 次に、本発明に係る短チヤンネルMOSトランジスタの
製造方法に関し、図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明に係る短チヤンネルMOSトランジスタ
の製造工程順構造断面図である。第1図aのように、P
型シリコン基板1の主面に、ゲート酸化膜2を20nm
成長し、基板の表面にボロンイオンのチャンネルドープ
を施した後、多結晶シリコン膜3を0.4ミクロン堆積
し、リンを蒸着し、シート抵抗を30Ω/口とする。次
に、第1図すのように、多結晶シリコン膜3の表面に二
酸化珪素膜11を50nm気相成長法により堆積する。
ついで、第1図Cのように、二酸化珪素膜11を介して
、リンを80kVの加速電圧でI X 1015/cJ
注入し、多結晶シリコン膜の表面に非晶質層12を形成
する。イオン注入はヒ素、アルゴン、シリコンも同様で
あり、I X 10”/ci以上の注入量により、表面
層の非晶質化が可能である。注入量は実用的な範囲から
、上限はI X 10”/c−である。イオン注入によ
り、非晶質層12形成後、二酸化珪素膜11を除去する
次に、第1図dのように、ゲート電極のパターンを形成
する。そして、第1図eのように、リン注入により、N
−拡散層4を形成した後、スペーサー5を二酸化珪素膜
により形成する。次に、第1図fのように、N+拡散層
6をヒ素のイオン注入することにより、ソース、ドレイ
ンはLDD構造、すなわち、N−/N−二重注入構成に
なる。本実施例の方法では、多結晶シリコン膜3の表面
の非晶質層12を介して、ソースドレイン拡散層4.6
の形成に、リン、ヒ素を注入するから、チャネリングは
発生しない。また、多結晶シリコン膜3と、二酸化珪素
膜11を同時に、エツチングし、微細電極パターンを形
成することがないため、パターンの加工精度を低下しな
い。LDD構造をとるソースドレイン拡散層4,6の形
成後、層間絶縁膜7.アルミニウム電極8をとり出す。
以上の方法で形成されたゲート長1.2ミクロンのMO
Sトランジスタでは、第4図に示す特性Bのようなハン
プ現象は観察されない。これは、多結晶シリコン膜の表
面をイオン注入により非晶質化することにより、ソース
ドレイン形成のためのイオン注入でチャネリングを発生
しないからである。この非晶質層を形成するには、二酸
化珪素膜上から、ヒ素、シリコン、アルゴンでもI X
 10”/cri以上注入すると、同様な効果が得られ
る。
発明の効果 以上のように本発明によれば、短チヤンネルMOSトラ
ンジスタの多結晶シリコン膜の表面層を非晶質化するこ
とにより、同多結晶シリコン膜をマスクとして、ソース
、ドレインのN+拡散層の形成において、イオン注入に
よるヒ素またはリンのチャネリングによる突き抜けを防
止できる。
また、チャネリングの防止により、ハンプ現象の発生を
防ぎ、MOS トランジスタの閾値電圧のばらつきを低
減し、MOSトランジスタを搭載する半導体集積回路装
置の特性安定化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a −fは本発明実施例の短チヤンネルMOSト
ランジスタの製造工程順断面図、第2図a−dは従来例
の製造方法を示す工程順断面図、第3図は従来例での短
チヤンネルMOSトランジスタの代表的な特性図、第4
図は従来例での多結晶シリコン電極の粒界を示す模式図
である。 3・・・・・・多結晶シリコン膜、12・・・・・・非
晶質層、4・・・・・・ソースドレインN−拡散層、6
・・・・・・ソースドレインN十拡散層。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 ほか1名6−〜1遺
1 第3図 ゲート1し=A/a(Vう

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 シリコン基板の主面にゲート絶縁膜、多結晶シリコン膜
    を順次形成する工程と、前記多結晶シリコン膜にN型不
    純物を拡散し、導電性を与える工程と、前記多結晶シリ
    コン膜表面に二酸化珪素膜を形成し、この二酸化珪素膜
    を介して、ヒ素、リン、シリコンまたはアルゴンのイオ
    ンを 10^1^4〜10^1^6/cm^2の範囲で前記多
    結晶シリコン膜にイオン注入し、この注入後、前記二酸
    化珪素膜を除去する工程と、前記多結晶シリコン膜をゲ
    ート電極のパターンに食刻形成する工程と、ソースドレ
    イン拡散層をイオン注入法により形成する工程と、層間
    絶縁膜を堆積し、電極を取り出す工程とをそなえた半導
    体装置の製造方法。
JP29109386A 1986-12-05 1986-12-05 半導体装置の製造方法 Pending JPS63142865A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6190911B1 (en) * 1993-03-17 2001-02-20 Canon Kabushiki Kaisha Semiconductor device and fabrication method thereof
US6440828B1 (en) * 1996-05-30 2002-08-27 Nec Corporation Process of fabricating semiconductor device having low-resistive contact without high temperature heat treatment
KR100549587B1 (ko) * 2003-07-23 2006-02-08 매그나칩 반도체 유한회사 채널링 방지를 위한 개선된 n-폴리 프리 도핑방법

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KR100549587B1 (ko) * 2003-07-23 2006-02-08 매그나칩 반도체 유한회사 채널링 방지를 위한 개선된 n-폴리 프리 도핑방법

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