JP2939867B2 - 金属製外壁構造をもつ電気コネクタ - Google Patents
金属製外壁構造をもつ電気コネクタInfo
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- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/77—Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
- H01R12/79—Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures connecting to rigid printed circuits or like structures
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
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- H01R13/658—High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
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- H01R13/504—Bases; Cases composed of different pieces different pieces being moulded, cemented, welded, e.g. ultrasonic, or swaged together
- H01R13/5045—Bases; Cases composed of different pieces different pieces being moulded, cemented, welded, e.g. ultrasonic, or swaged together different pieces being assembled by press-fit
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は金属製外壁構造をもつ電
気コネクタに係り、更に詳しくは、端子上方に位置する
外壁構造が金属から成る電気コネクタに関する。
気コネクタに係り、更に詳しくは、端子上方に位置する
外壁構造が金属から成る電気コネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】周知の通り、平型柔軟ケーブル等を接続
する為の電気コネクタが多々用いられている。上記電気
コネクタは、ハウジングと、ハウジングの左右方向に沿
って所定のピッチで装着された端子とから成る電気コネ
クタであって、上記ハウジングは、ハウジング本体及び
外壁部から成り、このハウジング本体及び外壁部により
平型柔軟ケーブルを挿入装着する為のケーブル装着溝が
画成されていると共に、上記外壁部は、上記端子のコン
タクト部上方で左右方向に沿って位置するものである。
そして、上記電気コネクタは、プリント回路基板上に搭
載されるものである。このとき、上記ハウジングから外
に延びた端子のターミナル部がプリント回路基板の回路
面に位置してハンダ付けされ固定される。所で、上記外
壁部に着目すると、上記外壁部は、上記ケーブル装着溝
に平型柔軟ケーブルが装着されたとき、この平型柔軟ケ
ーブルの動きを規制し、上記端子がバネ性をもって平型
柔軟ケーブルに接触できるように作用するものである。
そして、この外壁部は、従来上記ハウジング本体と一体
的に成型されたプラスチック製のものであった。
する為の電気コネクタが多々用いられている。上記電気
コネクタは、ハウジングと、ハウジングの左右方向に沿
って所定のピッチで装着された端子とから成る電気コネ
クタであって、上記ハウジングは、ハウジング本体及び
外壁部から成り、このハウジング本体及び外壁部により
平型柔軟ケーブルを挿入装着する為のケーブル装着溝が
画成されていると共に、上記外壁部は、上記端子のコン
タクト部上方で左右方向に沿って位置するものである。
そして、上記電気コネクタは、プリント回路基板上に搭
載されるものである。このとき、上記ハウジングから外
に延びた端子のターミナル部がプリント回路基板の回路
面に位置してハンダ付けされ固定される。所で、上記外
壁部に着目すると、上記外壁部は、上記ケーブル装着溝
に平型柔軟ケーブルが装着されたとき、この平型柔軟ケ
ーブルの動きを規制し、上記端子がバネ性をもって平型
柔軟ケーブルに接触できるように作用するものである。
そして、この外壁部は、従来上記ハウジング本体と一体
的に成型されたプラスチック製のものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】所で、上記電気コネク
タに於ては、上記外壁部を薄肉化することは電気コネク
タ全体の薄肉化、小型化につながり、従来から上記外壁
部を可能なかぎり薄肉化することが試みられていた。し
かしながら、従来の外壁部はプラスチックから成るもの
であった為に、このプラスチックから成る外壁部を薄肉
化すると、この外壁部そのものの強度が弱くなってしま
うものであった。この為、外壁部の薄肉化が難しく、電
気コネクタ自身の薄肉化も難しかった。
タに於ては、上記外壁部を薄肉化することは電気コネク
タ全体の薄肉化、小型化につながり、従来から上記外壁
部を可能なかぎり薄肉化することが試みられていた。し
かしながら、従来の外壁部はプラスチックから成るもの
であった為に、このプラスチックから成る外壁部を薄肉
化すると、この外壁部そのものの強度が弱くなってしま
うものであった。この為、外壁部の薄肉化が難しく、電
気コネクタ自身の薄肉化も難しかった。
【０００４】従って、本発明の目的とする所は、上記外
壁部の薄肉化を図り易く、以って電気コネクタ自身の薄
肉化、小型化を図り易い技術を提供するにある。
壁部の薄肉化を図り易く、以って電気コネクタ自身の薄
肉化、小型化を図り易い技術を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明は次の技術的手段を有する。即ち、実施例に
対応する添付図面中の符号を用いてこれを説明すると、
本発明はハウジング２と、ハウジング２の左右方向Ｘに
沿って所定のピッチＰで装着された端子３とから成る電
気コネクタ１であって、上記ハウジング２は、前部２Ａ
に左右方向Ｘに沿って形成された平型柔軟ケーブル８を
挿入装着する為のケーブル装着溝９が画成されているハ
ウジング本体６と、金属製で、左右方向Ｘに沿った両側
部１７、１８のそれぞれに接触爪部２２が連続して形成
されていて、上記ケーブル装着溝９に臨む端子３のコン
タクト部１２の上方で左右方向Ｘに沿って位置する外壁
部４とから成る金属製外壁構造をもつ電気コネクタに於
いて、上記ハウジング本体６の左壁５Ｃ、右壁５Ｄのそ
れぞれには、前後方向Ｙに沿って上記外壁部４の凸部２
０を挿入するための凸部挿入溝２１が形成されていると
共に、上記外壁部４の両側部１７、１８のそれぞれの後
端面１７Ａ、１８Ａには前後方向Ｙに沿って上記ハウジ
ング本体６の凸部挿入溝２１内に挿入されるための凸部
２０が形成されており、上記外壁部４を上記ハウジング
本体６に装着するには、上記外壁部４の両側部１７、１
８のそれぞれの後端面１７Ａ、１８Ａに形成された凸部
２０を上記ハウジング本体６の左壁５Ｃ、右壁５Ｄのそ
れぞれに形成された凸部挿入溝２１内に挿入して、上記
外壁部４を上記ハウジング本体６に固定した状態で、上
記外壁部４の両側部１７、１８のそれぞれが上記ハウジ
ング本体６に画成されたケーブル装着溝９の両側面３
０、３１のそれぞれの外側に位置し、上記外壁部４が上
記ケーブル装着溝９を覆っていると共に、上記外壁部４
の両側部１７、１８のそれぞれからあらかじめ折り曲げ
形成された接触爪部２２の下面は、プリント回路基板へ
の電気コネクタ１の搭載時、プリント回路基板面に面接
触する接触下面２２Ａと成していることを特徴とする金
属製外壁構造をもつ電気コネクタである。
に、本発明は次の技術的手段を有する。即ち、実施例に
対応する添付図面中の符号を用いてこれを説明すると、
本発明はハウジング２と、ハウジング２の左右方向Ｘに
沿って所定のピッチＰで装着された端子３とから成る電
気コネクタ１であって、上記ハウジング２は、前部２Ａ
に左右方向Ｘに沿って形成された平型柔軟ケーブル８を
挿入装着する為のケーブル装着溝９が画成されているハ
ウジング本体６と、金属製で、左右方向Ｘに沿った両側
部１７、１８のそれぞれに接触爪部２２が連続して形成
されていて、上記ケーブル装着溝９に臨む端子３のコン
タクト部１２の上方で左右方向Ｘに沿って位置する外壁
部４とから成る金属製外壁構造をもつ電気コネクタに於
いて、上記ハウジング本体６の左壁５Ｃ、右壁５Ｄのそ
れぞれには、前後方向Ｙに沿って上記外壁部４の凸部２
０を挿入するための凸部挿入溝２１が形成されていると
共に、上記外壁部４の両側部１７、１８のそれぞれの後
端面１７Ａ、１８Ａには前後方向Ｙに沿って上記ハウジ
ング本体６の凸部挿入溝２１内に挿入されるための凸部
２０が形成されており、上記外壁部４を上記ハウジング
本体６に装着するには、上記外壁部４の両側部１７、１
８のそれぞれの後端面１７Ａ、１８Ａに形成された凸部
２０を上記ハウジング本体６の左壁５Ｃ、右壁５Ｄのそ
れぞれに形成された凸部挿入溝２１内に挿入して、上記
外壁部４を上記ハウジング本体６に固定した状態で、上
記外壁部４の両側部１７、１８のそれぞれが上記ハウジ
ング本体６に画成されたケーブル装着溝９の両側面３
０、３１のそれぞれの外側に位置し、上記外壁部４が上
記ケーブル装着溝９を覆っていると共に、上記外壁部４
の両側部１７、１８のそれぞれからあらかじめ折り曲げ
形成された接触爪部２２の下面は、プリント回路基板へ
の電気コネクタ１の搭載時、プリント回路基板面に面接
触する接触下面２２Ａと成していることを特徴とする金
属製外壁構造をもつ電気コネクタである。
【０００６】そして、他の特徴とする所は、上記外壁部
４は、上側部４Ａと下側部４Ｂとから成ると共に、上記
上側部４Ａと下側部４Ｂは、折り曲げ部１５を介して連
続しており、上記外壁部４の上側部４Ａは、ハウジング
２の上壁５Ａの前部５Ａａに接していると共に、上記外
壁部４の下側部４Ｂの先部４Ｂｃは、上記ハウジング２
の上壁５Ａに形成されている段部１４に位置することを
特徴とするものである。
４は、上側部４Ａと下側部４Ｂとから成ると共に、上記
上側部４Ａと下側部４Ｂは、折り曲げ部１５を介して連
続しており、上記外壁部４の上側部４Ａは、ハウジング
２の上壁５Ａの前部５Ａａに接していると共に、上記外
壁部４の下側部４Ｂの先部４Ｂｃは、上記ハウジング２
の上壁５Ａに形成されている段部１４に位置することを
特徴とするものである。
【０００７】
【作用】上記構成によると、上記外壁部４は金属製であ
ることにより、この外壁部４を薄肉化しても外壁部４そ
のものの強度を保ち易い。これにより、上記電気コネク
タ１自身の薄肉化、小型化を図り易いものである。ま
た、上記接触爪部２２を有することにより、上記電気コ
ネクタ１をプリント回路基板に搭載したとき、この接触
爪部２２をプリント回路基板に接触させた状態でハンダ
等にて固定することができ、電気コネクタ１をより安定
してプリント回路基板に固定することができる。更に、
上記外壁部４は、平型柔軟ケーブル８を挿入すると反り
の反力を受けるが、上記金属製の外壁部４は上記接触爪
部２２によってプリント回路基板に固定されるので、上
記反りの反力はハウジング本体６に伝わることなく、接
触爪部２２に伝わる。これにより、電気コネクタ１全体
の強度が図れ、以って電気コネクタ１自身の薄肉化を図
り易い。
ることにより、この外壁部４を薄肉化しても外壁部４そ
のものの強度を保ち易い。これにより、上記電気コネク
タ１自身の薄肉化、小型化を図り易いものである。ま
た、上記接触爪部２２を有することにより、上記電気コ
ネクタ１をプリント回路基板に搭載したとき、この接触
爪部２２をプリント回路基板に接触させた状態でハンダ
等にて固定することができ、電気コネクタ１をより安定
してプリント回路基板に固定することができる。更に、
上記外壁部４は、平型柔軟ケーブル８を挿入すると反り
の反力を受けるが、上記金属製の外壁部４は上記接触爪
部２２によってプリント回路基板に固定されるので、上
記反りの反力はハウジング本体６に伝わることなく、接
触爪部２２に伝わる。これにより、電気コネクタ１全体
の強度が図れ、以って電気コネクタ１自身の薄肉化を図
り易い。
【０００８】
【実施例】次に、添付図面に従い本発明の実施例を詳述
する。電気コネクタ１は、ハウジング２と、このハウジ
ング２に装着された端子３とから成る。上記ハウジング
２は、ハウジング本体６と外壁部４とから成る。上記ハ
ウジング本体６は、左右方向Ｘに長手となる上壁５Ａ及
び下壁５Ｂ、並びにこの上壁５Ａ及び下壁５Ｂを連続さ
せる左右壁５Ｃ、５Ｄから成る。そして、上記ハウジン
グ２には平型柔軟ケーブル８が挿入可能なケーブル装着
溝９が形成されていて、このケーブル装着溝９は、ハウ
ジング２の前部２Ａで開口している。また、上記下壁５
Ｂには、左右方向Ｘに沿った所定ピッチＰで端子装着溝
７が形成されている。上記各端子装着溝７は、区画壁１
０によって区画されていて、この端子装着溝７に上記端
子３が装着されている。そして、上記外壁部４は金属製
で、左右方向Ｘに沿った両側部１７、１８のそれぞれに
接触爪部が連続して形成されている。
する。電気コネクタ１は、ハウジング２と、このハウジ
ング２に装着された端子３とから成る。上記ハウジング
２は、ハウジング本体６と外壁部４とから成る。上記ハ
ウジング本体６は、左右方向Ｘに長手となる上壁５Ａ及
び下壁５Ｂ、並びにこの上壁５Ａ及び下壁５Ｂを連続さ
せる左右壁５Ｃ、５Ｄから成る。そして、上記ハウジン
グ２には平型柔軟ケーブル８が挿入可能なケーブル装着
溝９が形成されていて、このケーブル装着溝９は、ハウ
ジング２の前部２Ａで開口している。また、上記下壁５
Ｂには、左右方向Ｘに沿った所定ピッチＰで端子装着溝
７が形成されている。上記各端子装着溝７は、区画壁１
０によって区画されていて、この端子装着溝７に上記端
子３が装着されている。そして、上記外壁部４は金属製
で、左右方向Ｘに沿った両側部１７、１８のそれぞれに
接触爪部が連続して形成されている。
【０００９】上記端子３は、コンタクト部１２及びター
ミナル部１１を有する。上記コンタクト部１２は、ハウ
ジング２の後部２Ｂから前部２Ａに向かって延びてい
て、上下方向Ｚに弾発性を有する。上記コンタクト部１
２の接触部１２Ａは、上記ケーブル装着溝９に対して臨
んでいて、ケーブル装着溝９内に挿入装着された平型柔
軟ケーブル８のケーブル側接触部８Ａに接触する。一
方、上記ターミナル部１１は、ハウジング２の後部２Ｂ
下部２Ｄから前後方向Ｙに沿って外に延びていて、ター
ミナル部１１の下面１１Ａは、電気コネクタ１がプリン
ト回路基板に搭載されたとき、プリント回路基板の回路
面に接触する。
ミナル部１１を有する。上記コンタクト部１２は、ハウ
ジング２の後部２Ｂから前部２Ａに向かって延びてい
て、上下方向Ｚに弾発性を有する。上記コンタクト部１
２の接触部１２Ａは、上記ケーブル装着溝９に対して臨
んでいて、ケーブル装着溝９内に挿入装着された平型柔
軟ケーブル８のケーブル側接触部８Ａに接触する。一
方、上記ターミナル部１１は、ハウジング２の後部２Ｂ
下部２Ｄから前後方向Ｙに沿って外に延びていて、ター
ミナル部１１の下面１１Ａは、電気コネクタ１がプリン
ト回路基板に搭載されたとき、プリント回路基板の回路
面に接触する。
【００１０】以上は従来と略同様の部分を説明した。次
に、本発明の特徴とする部分を説明する。上記ハウジン
グ２の上壁５Ａには、上記外壁部４の下側部４Ｂの先部
４Ｂｃが位置する段部１４が形成されている。上記外壁
部４は、折り曲げ部１５を有する。上記外壁部４の上側
部４Ａは、上記上壁５Ａの前部５Ａａに接する。また、
上記外壁部４の下側部４Ｂの先部４Ｂｃは、上記上壁５
Ａの段部１４に位置する。そして、上記上側部４Ａと下
側部４Ｂとは、上記折り曲げ部１５を介して連続してい
る。
に、本発明の特徴とする部分を説明する。上記ハウジン
グ２の上壁５Ａには、上記外壁部４の下側部４Ｂの先部
４Ｂｃが位置する段部１４が形成されている。上記外壁
部４は、折り曲げ部１５を有する。上記外壁部４の上側
部４Ａは、上記上壁５Ａの前部５Ａａに接する。また、
上記外壁部４の下側部４Ｂの先部４Ｂｃは、上記上壁５
Ａの段部１４に位置する。そして、上記上側部４Ａと下
側部４Ｂとは、上記折り曲げ部１５を介して連続してい
る。
【００１１】上記折り曲げ部１５は、上記ハウジング２
の前部２Ａ側に位置していて、上側部４Ａの下面４Ａｂ
と下側部４Ｂの上面４Ｂａとが互いに接するような折り
曲げ状態を有する。そして、上記上側部４Ａの上面４Ａ
ａは外に面していると共に、上記下側部４Ｂの下面４Ｂ
ｂは、上記ケーブル装着溝９に面している。
の前部２Ａ側に位置していて、上側部４Ａの下面４Ａｂ
と下側部４Ｂの上面４Ｂａとが互いに接するような折り
曲げ状態を有する。そして、上記上側部４Ａの上面４Ａ
ａは外に面していると共に、上記下側部４Ｂの下面４Ｂ
ｂは、上記ケーブル装着溝９に面している。
【００１２】次に、上記外壁部４の左右方向Ｘに沿った
両側部１７、１８に着目する。この両側部１７、１８は
左右同形状であるのでここでは左側部１７を代表として
説明する。上記左側部１７は、上記上側部４Ａに連続し
て形成されていて、上側部４Ａと左側部１７との連続部
１９から下方に折り曲げられて延びている。上記左側部
１７の後端面１７Ａには、凸部２０が連続して形成され
ている。この凸部２０は、上記ハウジング２の左壁５Ｃ
に形成された凸部挿入溝２１内に挿入され、外壁部４を
ハウジング本体６に固定するものである。
両側部１７、１８に着目する。この両側部１７、１８は
左右同形状であるのでここでは左側部１７を代表として
説明する。上記左側部１７は、上記上側部４Ａに連続し
て形成されていて、上側部４Ａと左側部１７との連続部
１９から下方に折り曲げられて延びている。上記左側部
１７の後端面１７Ａには、凸部２０が連続して形成され
ている。この凸部２０は、上記ハウジング２の左壁５Ｃ
に形成された凸部挿入溝２１内に挿入され、外壁部４を
ハウジング本体６に固定するものである。
【００１３】次に、上記左側部１７の先部には接触爪部
２２が連続して形成されている。この接触爪部２２は左
右方向Ｘに延びていて、この例では３つ有する。このう
ち、２つは外側へ延びていると共に、あとの１つは内側
へ延びている。この３つの接触爪部２２は、上記左側部
１７の先部に２つの切り込み２３を入れ、この切り込み
２３間の部分を内側へ、切り込み２３前後の部分を外側
へ折り曲げることで形成されている。そして、上記接触
爪部２２の下面は、上記プリント回路基板への電気コネ
クタ１の搭載時、このプリント回路基板面に面接触する
接触下面２２Ａと成している。尚、上記実施例では接触
爪部２２の数を３つにしたが、この他に単数、複数自由
に選択しても良い。
２２が連続して形成されている。この接触爪部２２は左
右方向Ｘに延びていて、この例では３つ有する。このう
ち、２つは外側へ延びていると共に、あとの１つは内側
へ延びている。この３つの接触爪部２２は、上記左側部
１７の先部に２つの切り込み２３を入れ、この切り込み
２３間の部分を内側へ、切り込み２３前後の部分を外側
へ折り曲げることで形成されている。そして、上記接触
爪部２２の下面は、上記プリント回路基板への電気コネ
クタ１の搭載時、このプリント回路基板面に面接触する
接触下面２２Ａと成している。尚、上記実施例では接触
爪部２２の数を３つにしたが、この他に単数、複数自由
に選択しても良い。
【００１４】即ち、本発明の金属製外壁構造をもつ電気
コネクタは、上記ハウジング本体６の左壁５Ｃ、右壁５
Ｄのそれぞれには、前後方向Ｙに沿って上記外壁部４の
凸部２０を挿入するための凸部挿入溝２１が形成されて
いると共に、上記外壁部４の両側部１７、１８のそれぞ
れの後端面１７Ａ、１８Ａには前後方向Ｙに沿って上記
ハウジング本体６の凸部挿入溝２１内に挿入されるため
の凸部２０が形成されており、上記外壁部４を上記ハウ
ジング本体６に装着するには、上記外壁部４の両側部１
７、１８のそれぞれの後端面１７Ａ、１８Ａに形成され
た凸部２０を上記ハウジング本体６の左壁５Ｃ、右壁５
Ｄのそれぞれに形成された凸部挿入溝２１内に挿入し
て、上記外壁部４を上記ハウジング本体６に固定した状
態で、上記外壁部４の両側部１７、１８のそれぞれが上
記ハウジング本体６に画成されたケーブル装着溝９の両
側面３０、３１のそれぞれの外側に位置し、上記外壁部
４が上記ケーブル装着溝９を覆っていると共に、上記外
壁部４の両側部１７、１８のそれぞれからあらかじめ折
り曲げ形成された接触爪部２２の下面は、プリント回路
基板への電気コネクタ１の搭載時、プリント回路基板面
に面接触する接触下面２２Ａと成していることを特徴と
するものである。
コネクタは、上記ハウジング本体６の左壁５Ｃ、右壁５
Ｄのそれぞれには、前後方向Ｙに沿って上記外壁部４の
凸部２０を挿入するための凸部挿入溝２１が形成されて
いると共に、上記外壁部４の両側部１７、１８のそれぞ
れの後端面１７Ａ、１８Ａには前後方向Ｙに沿って上記
ハウジング本体６の凸部挿入溝２１内に挿入されるため
の凸部２０が形成されており、上記外壁部４を上記ハウ
ジング本体６に装着するには、上記外壁部４の両側部１
７、１８のそれぞれの後端面１７Ａ、１８Ａに形成され
た凸部２０を上記ハウジング本体６の左壁５Ｃ、右壁５
Ｄのそれぞれに形成された凸部挿入溝２１内に挿入し
て、上記外壁部４を上記ハウジング本体６に固定した状
態で、上記外壁部４の両側部１７、１８のそれぞれが上
記ハウジング本体６に画成されたケーブル装着溝９の両
側面３０、３１のそれぞれの外側に位置し、上記外壁部
４が上記ケーブル装着溝９を覆っていると共に、上記外
壁部４の両側部１７、１８のそれぞれからあらかじめ折
り曲げ形成された接触爪部２２の下面は、プリント回路
基板への電気コネクタ１の搭載時、プリント回路基板面
に面接触する接触下面２２Ａと成していることを特徴と
するものである。
【００１５】次に、上記電気コネクタ１の働きを説明す
る。上記電気コネクタ１は、プリンント回路基板に搭載
される。このとき、上記端子３のターミナル部１１の下
面１１Ａがプリント回路基板の回路面に接触した状態で
ハンダ付けされ固定される。これにより、上記電気コネ
クタ１とプリント回路基板とが電気的に接続される。ま
た、上記外壁部４の接触爪部２２の接触下面２２Ａもプ
リント回路基板の面に接触した状態でハンダ付けされ固
定される。次に、上記プリント回路基板に搭載された電
気コネクタ１に対して平型柔軟ケーブル８が装着され
る。つまり、上記平型柔軟ケーブル８が電気コネクタ１
のケーブル装着溝９に挿入される。このとき、上記平型
柔軟ケーブル８のケーブル側接触部８Ａと、電気コネク
タ１の端子３のコンタクト部１２の接触部１２Ａとが、
コンタクト部１２の弾発性により接触する。これによ
り、上記電気コネクタ１と平型柔軟ケーブル８とが電気
的に接続される。そして、上記外壁部４は、平型柔軟ケ
ーブル８を挿入すると反りの反力を受けるが、上記金属
製の外壁部４は上記接触爪部２２によってプリント回路
基板に固定されているので、上記反りの反力はハウジン
グ本体６に伝わることなく、接触爪部２２に伝わるもの
である。
る。上記電気コネクタ１は、プリンント回路基板に搭載
される。このとき、上記端子３のターミナル部１１の下
面１１Ａがプリント回路基板の回路面に接触した状態で
ハンダ付けされ固定される。これにより、上記電気コネ
クタ１とプリント回路基板とが電気的に接続される。ま
た、上記外壁部４の接触爪部２２の接触下面２２Ａもプ
リント回路基板の面に接触した状態でハンダ付けされ固
定される。次に、上記プリント回路基板に搭載された電
気コネクタ１に対して平型柔軟ケーブル８が装着され
る。つまり、上記平型柔軟ケーブル８が電気コネクタ１
のケーブル装着溝９に挿入される。このとき、上記平型
柔軟ケーブル８のケーブル側接触部８Ａと、電気コネク
タ１の端子３のコンタクト部１２の接触部１２Ａとが、
コンタクト部１２の弾発性により接触する。これによ
り、上記電気コネクタ１と平型柔軟ケーブル８とが電気
的に接続される。そして、上記外壁部４は、平型柔軟ケ
ーブル８を挿入すると反りの反力を受けるが、上記金属
製の外壁部４は上記接触爪部２２によってプリント回路
基板に固定されているので、上記反りの反力はハウジン
グ本体６に伝わることなく、接触爪部２２に伝わるもの
である。
【００１６】以上のように、上記電気コネクタ１は外壁
部４が金属製であることにより、薄肉化し易く、以って
電気コネクタ１の薄肉化を図り易い。
部４が金属製であることにより、薄肉化し易く、以って
電気コネクタ１の薄肉化を図り易い。
【００１７】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明は上記外壁部
が金属製であることにより、この外壁部を薄肉化しても
外壁部そのものの強度を保ち易い。これにより、上記電
気コネクタ自身の薄肉化、小型化を図り易いものであ
る。また、上記接触爪部を有することにより、上記電気
コネクタをプリント回路基板に搭載したとき、この接触
爪部をプリント回路基板に接触させた状態でハンダ等に
て固定することができ、電気コネクタをより安定してプ
リント回路基板に固定することができる。更に、上記外
壁部は、平型柔軟ケーブルを挿入すると反りの反力を受
けるが、上記金属製の外壁部は上記接触爪部によってプ
リント回路基板に固定されるので、上記反りの反力はハ
ウジング本体に伝わることなく、接触爪部に伝わる。こ
れにより、電気コネクタ全体の強度が図れ、以って電気
コネクタ１自身の薄肉化を図り易い。
が金属製であることにより、この外壁部を薄肉化しても
外壁部そのものの強度を保ち易い。これにより、上記電
気コネクタ自身の薄肉化、小型化を図り易いものであ
る。また、上記接触爪部を有することにより、上記電気
コネクタをプリント回路基板に搭載したとき、この接触
爪部をプリント回路基板に接触させた状態でハンダ等に
て固定することができ、電気コネクタをより安定してプ
リント回路基板に固定することができる。更に、上記外
壁部は、平型柔軟ケーブルを挿入すると反りの反力を受
けるが、上記金属製の外壁部は上記接触爪部によってプ
リント回路基板に固定されるので、上記反りの反力はハ
ウジング本体に伝わることなく、接触爪部に伝わる。こ
れにより、電気コネクタ全体の強度が図れ、以って電気
コネクタ１自身の薄肉化を図り易い。
【図１】本発明の実施例で示した金属製外壁構造をもつ
電気コネクタの斜視図である。
電気コネクタの斜視図である。
【図２】本発明の実施例で示した金属製外壁構造をもつ
電気コネクタの図１のＡ−Ａ線に沿った縦断側面図であ
る。
電気コネクタの図１のＡ−Ａ線に沿った縦断側面図であ
る。
【図３】本発明の実施例で示した金属製外壁構造をもつ
電気コネクタの平面図である。
電気コネクタの平面図である。
【図４】本発明の実施例で示した金属製外壁構造をもつ
電気コネクタの正面図である。
電気コネクタの正面図である。
【図５】本発明の実施例で示した金属製外壁構造をもつ
電気コネクタの図４のＢ−Ｂ線に沿った縦断側面図であ
る。
電気コネクタの図４のＢ−Ｂ線に沿った縦断側面図であ
る。
【図６】本発明の実施例で示した金属製外壁構造をもつ
電気コネクタの左側面図である。
電気コネクタの左側面図である。
【図７】本発明の実施例で示した金属製外壁構造をもつ
電気コネクタに装着される平型柔軟ケーブルの１例であ
る。
電気コネクタに装着される平型柔軟ケーブルの１例であ
る。
【図８】本発明の実施例で示した金属製外壁構造をもつ
電気コネクタに装着される平型柔軟ケーブルの他の例で
ある。
電気コネクタに装着される平型柔軟ケーブルの他の例で
ある。
１ 電気コネクタ ２ ハウジング ３ 端子 ４ 外壁部 ６ ハウジング本体 ８ 平型柔軟ケーブル ９ ケーブル装着溝 １５ 折り曲げ部 ２２ 接触爪部 ３０ 左側面 ３１ 右側面
Claims (2)
- 【請求項１】 ハウジング２と、ハウジング２の左右方
向Ｘに沿って所定のピッチＰで装着された端子３とから
成る電気コネクタ１であって、上記ハウジング２は、前
部２Ａに左右方向Ｘに沿って形成された平型柔軟ケーブ
ル８を挿入装看する為のケーブル装着溝９が画成されて
いるハウジング本体６と、金属製で、左右方向Ｘに沿っ
た両側部１７、１８のそれぞれに接触爪部２２が連続し
て形成されていて、上記ケーブル装着溝９に臨む端子３
のコンタクト部１２の上方で左右方向Ｘに沿って位置す
る外壁部４とから成る金属製外壁構造をもつ電気コネク
タに於いて、上記ハウジング本体６の左壁５Ｃ、右壁５
Ｄのそれぞれには、前後方向Ｙに沿って上記外壁部４の
凸部２０を挿入するための凸部挿入溝２１が形成されて
いると共に、上記外壁部４の両側部１７、１８のそれぞ
れの後端面１７Ａ、１８Ａには前後方向Ｙに沿って上記
ハウジング本体６の凸部挿入溝２１内に挿入されるため
の凸部２０が形成されており、上記外壁部４を上記ハウ
ジング本体６に装着するには、上記外壁部４の両側部１
７、１８のそれぞれの後端面１７Ａ、１８Ａに形成され
た凸部２０を上記ハウジング本体６の左壁５Ｃ、右壁５
Ｄのそれぞれに形成された凸部挿入溝２１内に挿入し
て、上記外壁部４を上記ハウジング本体６に固定した状
態で、上記外壁部４の両側部１７、１８のそれぞれが上
記ハウジング本体６に画成されたケーブル装着溝９の両
側面３０、３１のそれぞれの外側に位置し、上記外壁部
４が上記ケーブル装着溝９を覆っていると共に、上記外
壁部４の両側部１７、１８のそれぞれからあらかじめ折
り曲げ形成された接触爪部２２の下面は、プリント回路
基板への電気コネクタ１の搭載時、プリント回路基板面
に面接触する接触下面２２Ａと成していることを特徴と
する金属製外壁構造をもつ電気コネクタ。 - 【請求項２】 上記外壁部４は、上側部４Ａと下側部４
Ｂとから成ると共に、上記上側部４Ａと下側部４Ｂは、
折り曲げ部１５を介して連続しており、上記外壁部４の
上側部４Ａは、ハウジング２の上壁５Ａの前部５Ａａに
接していると共に、上記外壁部４の下側部４Ｂの先部４
Ｂｃは、上記ハウジング２の上壁５Ａに形成されている
段部１４に位置することを特徴とする請求項１記載の金
属製外壁構造をもつ電気コネクタ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7316136A JP2939867B2 (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 金属製外壁構造をもつ電気コネクタ |
| US08/703,916 US5800204A (en) | 1995-11-09 | 1996-08-22 | Electrical connector for flat cable |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7316136A JP2939867B2 (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 金属製外壁構造をもつ電気コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09134764A JPH09134764A (ja) | 1997-05-20 |
| JP2939867B2 true JP2939867B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=18073663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7316136A Expired - Fee Related JP2939867B2 (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 金属製外壁構造をもつ電気コネクタ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
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| JP (1) | JP2939867B2 (ja) |
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| TW560241B (en) * | 2001-05-18 | 2003-11-01 | Hosiden Corp | Printed circuit board mounted connector |
| US7933642B2 (en) | 2001-07-17 | 2011-04-26 | Rud Istvan | Wireless ECG system |
| JP4098287B2 (ja) * | 2003-10-03 | 2008-06-11 | 山一電機株式会社 | フレキシブルプリント配線板用コネクタ |
| JP2006012570A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Smk Corp | フレキシブル基板用コネクタ |
| US7344409B2 (en) * | 2005-02-23 | 2008-03-18 | Molex Incorporated | Connector guide member |
| US20060252878A1 (en) * | 2005-05-09 | 2006-11-09 | Razdik Jason M | Plasticized aqueous alkali-soluble resin coating compositions with reduced odor and pH |
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| JP2007214150A (ja) * | 2007-05-29 | 2007-08-23 | Smk Corp | フレキシブル基板用コネクタ |
| US7445504B1 (en) * | 2007-09-12 | 2008-11-04 | Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. | Electrical connector with shell |
| JP4915880B2 (ja) * | 2009-09-25 | 2012-04-11 | ヒロセ電機株式会社 | シェル付き電気コネクタ |
| JP5312288B2 (ja) * | 2009-10-27 | 2013-10-09 | ホシデン株式会社 | シールドケース及びこれを備えたコネクタ |
| JP5567882B2 (ja) * | 2010-03-31 | 2014-08-06 | 第一電子工業株式会社 | 電気コネクタ |
| JP4859991B2 (ja) * | 2010-04-27 | 2012-01-25 | イリソ電子工業株式会社 | コネクタ及びその製造方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US5281169A (en) * | 1993-01-21 | 1994-01-25 | Molex Incorporated | Shielded electrical connector assemblies |
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| US5378172A (en) * | 1994-03-10 | 1995-01-03 | Molex Incorporated | Low profile shielded jack |
-
1995
- 1995-11-09 JP JP7316136A patent/JP2939867B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-08-22 US US08/703,916 patent/US5800204A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
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| US5800204A (en) | 1998-09-01 |
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