JP2939859B2 - 貯湯式温水器の排水装置 - Google Patents

貯湯式温水器の排水装置

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JP2939859B2
JP2939859B2 JP33164794A JP33164794A JP2939859B2 JP 2939859 B2 JP2939859 B2 JP 2939859B2 JP 33164794 A JP33164794 A JP 33164794A JP 33164794 A JP33164794 A JP 33164794A JP 2939859 B2 JP2939859 B2 JP 2939859B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、貯湯タンク内に発生す
る膨脹水等を排出案内させる圧力逃し管と、清掃点検等
においてタンク底部から沈殿物等を貯湯水とともに排出
させる配水管とを備えてなる貯湯式温水器の排水装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の貯湯式温水器は、タンク内に水
を補給する給水管路と、貯湯水を所望箇所に送出給湯す
る給湯管路とが配管装備される他に、湯水の沸き上げ時
に発生する蒸気や膨脹水等を圧力逃し弁を介してタンク
外に排出させる圧力逃し管路と、タンク内の水抜や蓄積
される沈殿物等を湯水とともにタンク外に排出する為の
排水栓付の排水管路等が、配管装備されるとともに、上
記圧力逃し管路と排水管路との導出端部側には、この温
水器の設置時における配管施工の作業性と、一般家庭用
としての外観性等にも配慮して、筐体内の下方側に設け
られる一体化された排水エルボ等から構成される集合配
管排水継手を用い、両者からの排水をこの部分に集約し
て一体化された排出路から、筐体外に導出させるように
構成されている。また、上記湯水の沸き上げ時に発生す
る膨脹水等に備えて設けられる圧力逃し弁は、タンク内
の圧力に応じ自動開閉され、上記膨脹水等が圧力逃し弁
の2次側から圧力逃し管路を通して集合配管排水継手に
至りその排出路から、筐体外の所定箇所に案内排出され
る。
【0003】一方タンク内の清掃や修理点検時におい
て、タンク内の湯水を排水させる場合は、給水管路側か
らの導入水を遮断状態とした後に、上記圧力逃し弁を手
動等により強制開放状態に保持させながら、圧力逃し管
路を通してタンク内を大気に開放させ、この状態のもと
で排水管路の排水栓を開くことによって、タンク内の排
水処理が行われている。
【0004】このような排水に際し、排水管路の末端側
を上述した集合配管排水継手をもって圧力逃し管路から
の排水流出路と合わせ集約化して共用使用させるもので
は、タンク底部からの排水流出路と、大気開放されるタ
ンク上部との空気置換用の流入路とが、末端排水流出路
部分で同居状態となり、排水流出路と空気流入路とが逆
方向となってお互いを干渉し合い、排水に必要な空気置
換作用が阻害され、排水が間欠動作になる等して排水能
率が低下し、その処理時間が大幅に長引く不具合が生じ
る。これを考慮して、上述した圧力逃し弁の2次側に連
結された圧力逃し管路の上流側に、大気に開放させた吸
い込用の空気孔を設ける等して、排水能率の低下を防止
するようにしている。
【0005】しかしながら、この圧力逃し管路には、タ
ンク内の膨張水が圧力逃し弁の作用によって湯沸かし途
上では常時排出案内される他に、圧力逃し弁が、湯垢等
の付着によって弁の開閉動作が緩慢になったり、不動作
することのないように、清掃点検を兼ねた圧力逃し弁の
強制動作チェックが定期的に行われるため、これを行う
際にも噴出される湯水が排出されることになる。特に、
この作動チェック時においては、圧力動作する通常状態
とは異なり、操作の状況等により多量の湯水が勢いよく
噴出流出される場合があり、上記空気孔からもその一部
が分流排出される。しかも上記空気孔が、筐体内の上方
に位置付けされていると、筐体内の電装品等にも噴出水
が飛散し、悪影響を与えかねない問題が新たに発生する
ことから、噴出湯水が空気孔から分流噴出されない構造
が採られている。その一例として、圧力逃し管路内に、
空気孔の上方を境とした上流域と、下流域との間に縮径
延在させた逃し内管を内設して、この部分の下流域の一
部を二重構造とさせることで、圧力逃し管路内に上流域
に対して区画された下流域に、空気孔と連なる連通路を
設けて、これにより噴出湯水が、空気孔から流出せずに
管路内でバランスされて、末端排水路から排出れるよ
うになってい。(実開平2−20056号公報参照)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の排水装置には、
排水作業の排水能率の低下防止策としての空気孔と、こ
の空気孔と圧力逃し弁に関連させた作動チェック時の膨
張湯水分流噴出防止策としての対応はなされるが、空
気孔部がある限り上記分流噴出は、何らかの原因で湯水
が噴出される恐れのあるものであり、この空気孔部は筐
体内の上方側となることからしても、従来構成でも触れ
た電装品等への悪影響に対しては少なくとも、万全とは
言えない課題が残る。また、圧力逃し管路の一部が二重
構造となり、この管路部分を構成するための部品点数が
増大し、管路内に細管を蝋付する作業が伴う等において
も、製造上の組み立管理が煩雑化し作業能率の点からも
製造コストが嵩む不具合を生じており、これらの改善が
望まれていた。
【0007】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、排水作業時の排水能率を低下させることがな
く、万一湯水が分流噴出されても、電装部品への悪影響
が起きにくい箇所に位置付けられる構成とし、その構成
も製造面からは有利に作用する経済性に優れた低コスト
の貯湯式温水器の排水装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の貯湯式温
水器の排水装置は、給水・給湯管路を設けた筐体内に装
備される貯湯タンクと、この貯湯タンクの上部側に付設
され、タンク内の圧力に応動して自動開閉されるととも
に作動チェック用の開閉作動レバーとを備えた圧力逃し
弁と、この圧力逃し弁の2次側に一端側を連結させて下
方に導出した圧力逃し管と、上記温水タンクの底部から
排水栓を介在させて導出する排水管と、上記圧力逃し管
及び排水管の各導出端が個別に連結接続される流入口部
を一端側に有し、その他端側を共用排出口部として両者
の流入湯水を集約排水するべく構成された集合配管用排
水継手とを具備したものにおいて、上記排水継手には、
各流入口部から共用排出口部に至る間の内部流路を逃し
流通路と排水流通路とに区画形成する第1の隔壁と、上
記逃し流通路の上流側の外壁に開口形成された空気導入
口部と、この空気導入口部と上記圧力逃し管が連結され
る側の流入口部との間の内側壁から逃し流通路内の下流
側に向けて延在形成させた第2の隔壁とを配設させたも
のである。
【0009】請求項2記載の貯湯式温水器の排水装置
は、給水・給湯管路を設けた筐体内に装備される貯湯タ
ンクと、この貯湯タンクの上部側に付設され、タンク内
の圧力に応動して自動開閉されるとともに作動チェック
用の開閉作動レバーとを備えた圧力逃し弁と、この圧力
逃し弁の2次側に一端側を連結させて下方に導出した圧
力逃し管と、上記温水タンクの底部から排水栓を介在さ
せて導出する排水管と、上記圧力逃し管及び排水管の各
導出端が個別に連結接続される流入口部を一端側に有
し、その他端側を共用排出口部として両者の流入湯水を
集約排水するべく構成された集合配管用排水継手とを具
備したものにおいて、上記排水継手には、各流入口部か
ら共用排出口部の開口下端に至る間の内部流路を逃し流
通路と排水流通路とに区画形成する第1の隔壁と、上記
逃し流通路の上流側の外壁に開口形成された空気導入口
部と、この空気導入口部と上記圧力逃し管が連結される
側の流入口部との間の内側壁から逃し流通路内の下流側
に向けて延在形成させるとともに、その延在下端を上記
共用排出口部の開口端から離間させた寸足らずの状態と
する第2の隔壁とを配設させたものである。
【0010】請求項3記載の貯湯式温水器の排水装置
は、請求項1記載の貯湯式温水器の排水装置において、
第1の隔壁下端側を共用排出口部の開口端から突設させ
てるとともに第2の隔壁下端側を共用排出口部の開口端
内に位置させたものである。
【0011】請求項4記載の貯湯式温水器の排水装置
は、請求項1または2記載の貯湯式温水器の排水装置に
おいて、第1の隔壁と第2の隔壁は、第2の隔壁下端側
を短くし両者の隔壁下端に段差をもたせて共用排出口部
の開口端内にそれぞれを位置させたものである。
【0012】
【作用】請求項1記載の貯湯式温水器の排水装置では、
排水継手の内部に、逃し流通路と排水流通路とに区画す
る第1の隔壁と、逃し流通路内に連通する空気導入口部
を含む第2の隔壁とを設けたことにより、タンク内の水
抜きや、沈殿物を湯水とともに排水する際に、圧力逃し
弁と排水管の排水栓とが開放されることにより、排水継
手の空気導入口部から、圧力逃し管を通してタンク内上
方に至る大気に開放された空気の置換路が、排水継手の
逃し流通路を介して形成確保され、湯水が共用排出口部
から排水されている状態においても、この湯水によっ
て、タンクへの空気置換作用が阻害されずに、沈殿物を
含む湯水の排水を、タンク底部から排水管を通して、排
水流通路に導き共用排出口部から支障なく所定の排水路
に排出される。これにより、空気導入口部を敢えて筐体
の上方となる圧力逃し管に設ける必要がなくなり、製造
上有利な一体物とし構成させることができ、電装品に対
しも安全性が保てる。
【0013】また、作動チェック時に、圧力逃し弁から
噴出される湯水は、圧力逃し管を介して逃し流通路内に
導入されるが、逃し流通路内ににおいて、第2の隔壁が
空気導入口部の開口側の障壁となって、導入された湯水
を、空気導入口部側からは離間状態にある逃し流通路の
下流側に案内導出されて、共用排出口部から排水され、
この時の排水流速で、空気導入口部から空気を吸引誘導
する作用が働くので、空気導入口部に噴出湯水が逆流し
て分流流出されるようなこともなくなる。
【0014】請求項2記載の貯湯式温水器の排水装置で
は、請求項1記載の貯湯式温水器の排水装置の作用に加
え、逃し流通路内の下流側に向けて延在形成される第2
の隔壁の延在下端を、共用排出口部の開口端側から離間
させていることにより、タンク内の湯水を排水管を通し
て排水する際、タンク内を大気に開放導通させる空気導
入口部からの空気置換路として機能する空気流通路が、
逃し流通路内に迂回形成されて確実に確保されるので、
排水流通路から共用排出口部の開口端を経て流出排水さ
れる湯水との隔絶化をより確実なもとする。
【0015】請求項3記載の貯湯式温水器の排水装置で
は、請求項1記載の貯湯式温水器の排水装置の作用に加
え、第1の隔壁下端を共用排出口部から突出させたこと
により、共用排出口部に補助配管部材を直接接続連設さ
せて、排出路を延長導出させる場合にも有効に機能させ
ることが可能な他、共用排出口部の開口下端の外側で
も、排水処理時に不可欠な、タンク内への空気置換路と
なる空気流通路が、逃し流通路内に確保され、これによ
っても排水流通路から共用排出口部の開口端を経て、流
出排水される湯水との隔絶化が図れ、流出湯水が、逃し
流通路側に回り込むのが防止される。
【0016】請求項4記載の貯湯式温水器の排水装置で
は、請求項1記載の貯湯式温水器の排水装置の作用に加
え、第1の隔壁に対し、第2の隔壁下端側を短くさせ
て、両者に段差をもたせて、共用排出口部の開口端内に
それぞれを位置付けしたことにより、共用排出口部の開
口下端が塞がれる位置まで、湯水が到達されてても、排
水処理時に機能する空気流通路が、逃し流通路内に確保
される。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図1ないし
図4を参照して説明する。
【0018】図1は温水器の配管構成図を示すもので、
1は器具本体の外郭を形成する筐体で、この内部には密
閉形の貯湯タンク2が断熱材で包囲された状態で収納さ
れている。タンク2内には、発熱体3が挿入されてお
り、図示しない電装品を介して湯沸かし通電される。こ
の貯湯タンク2には、筐体1外の水源に止水栓4aを介
して接続される給水管路4が、減圧弁4bをその途中に
介在させてタンク2の底部側に開口接続されている。タ
ンク2の上部からは給湯管路5が、2方向に分岐する継
手6の一方の連通路を介して接続導出され、その導出端
は筐体1の底壁を貫通して給湯箇所に設けられる給湯栓
5aに接続されている。また、貯湯タンク2の上部側に
は、上記給湯管路5の継手6から分岐する他方の連通路
を介して、タンク2内に導通される開閉自在の圧力逃し
弁7が取り付けられて、この圧力逃し弁7の2次側に
は、圧力逃し管8の一端側が接続され、他端側を筐体1
の底壁に向けて下方に導出させ、その導出下端は、集合
配管用排水継手20として構成された一方側の流入口部
21Aに連結接続されている。
【0019】また、貯湯タンク2の底部側には、排水栓
9aを介在して導出される排水管9の一端側が開口接続
され、他端側の導出端が上記集合配管用継手20の他方
側の流入口部21Bに連結接続されており、この排水管
9を通して流入される湯水の排水を、上記圧力逃し管8
から流入される膨脹湯水とともに、この排水継手20内
に導いて最終排出路に排水流出させる。このための構成
として、下方に導出さる共用排出口部22が下端側に設
けられ、上記圧力逃し管8と排水管9の各導出端が接続
される流入口部21A、21Bから個別に流入されるい
ずれの排出湯水も、共用排出口部22に集約されて排出
される。
【0020】尚、図1中30は、上記共用排出口部22
から排出される湯水を、器外の排水溝31等に案内排出
する際に使用される補助配管で、共用排出口部22の下
方に別設される図示しない排水ホッパー等に変えて、直
接器外に排出させる場合に一端側を直接接続し、他端側
を器外に引き回し配管されるもので、配管として市販の
標準配管が用いられるよう、共用排出口部22の外径
定められいる。この補助配管30は、上記排水ホッパ
ー等と合わせ配管施工上の設置条件等により適宜選択使
用されるが、製品出荷時には付設されていない。
【0021】また、10は上記圧力逃し弁7の作動チェ
ック用の開閉レバーで、後述する弁筐11内から案内導
出された作動棒12の導出端に、上下回動自在に一端側
が枢着されており、筐体1の外からでも作動し得るよう
に、この開閉レバー10の他端側には、手動操作用の引
き紐13が連結され、その他端は案内ローラ13aに掛
け渡されて筐体1外に導出されている。
【0022】上記圧力逃し弁7は、図2に示すように貯
湯タンク2に連結される1次側の導入口14と、2次側
の導出口15とが弁筐11の外側に開口形成され、その
内部にはこの導入口14と導出口15を連通する弁座口
16が設けられている。この弁座口16には、スプリン
グ17aによって閉塞付勢される接離自在の弁体17
が、上記作動棒12と連結されて設けられており、湯沸
かし途上にてタンク2内に発生する蒸気や膨脹湯水を、
この弁体17の開閉作用で吸収させて、貯湯タンク2の
異常加圧による危険が防止されるように構成される周知
のもので、所定以上の圧力が加わるとスプリング17a
の付勢力に抗して、弁体17が押し開かれ、タンク2内
に発生する圧力を2次側の導出口15から、圧力逃し管
8を通してタンク2外に逃し、圧力が低下すると再び弁
体17が閉じられる動作が繰り返し行なわれ、湯沸かし
途上での安全が保たれている。
【0023】次に圧力逃し管8と排水管9の各導出端が
連結接続される、集合配管用排水継手20の内部構成を
図3を用いながら詳述する。この排水継手20には、上
記圧力逃し管8と排水管9の各導出端が個別に連結接続
される各流入口部21A、21Bが、90度の角度をも
って離間された状態で一端側を形成するべく開口され、
上記各流入口部21A、21Bから流入された湯水の排
出路として下方に向けて導出開口させた共用排出口部2
2が他端側を形成している。この内部には各流入口部2
1A、21Bから個別に流入される排水湯水が、そのま
まの分流状態で流動されて、共用排出口部22の開口下
端から排出流動されるように、各流入口部21A、21
Bから共用排出口部22の開口端に至る迄の間の内壁
に、逃し流通路23と、排水流通路24とに2分割状態
に区画形成させる第1の隔壁25が設けられている。ま
た、これにより区画された逃し流通路23には、その上
流側に位置した外側壁に、逃し流通路23内に対し連通
開口される空気導入口部26が外方に突設させた状態で
形成されるとともに、この空気導入口部26と、圧力逃
し管8が連結接続される一方側の流入口部21Aとの間
の内壁には、この流入口部21Aを外した逃し流通路2
3の上流側から、逃し流通路23の下流側に向けて、こ
の逃し流通路23内を2分させる状態で延在形成される
第2の隔壁27が設けられている。この第2の隔壁27
により、逃し流通路23内には、上記空気導入口部26
に対し上流側では区画されるが、下流側を通して空気導
入口部26と連通迂回される空気流通路28が並設形成
されるように構成される。そして、これらの構成は、従
来でもこの部分に用いられる排水継手部材と同様に、集
合配管用排水継手20の一体物として鋳造成形すること
で容易に構成させることが出来る。なお、上記構成にお
いて逃し流通路23内には、排水流通路24からは隔絶
された空気流通路28を、第2の隔壁27で確保させる
べく構成しているが、共用排出口部22の開口端側が、
排水された湯水の上昇で塞がれるようなことがあって
も、逃し流通路23内に上記空気流通路28がより確実
に確保されるよう、第2の隔壁27の延在下端を、図示
構成のように第1の隔壁25下端側よりは短めにして、
共用排出口部22の開口端の内方側に位置付けして構成
している。
【0024】次に、本実施例の作用を説明する。
【0025】まず、給湯可能状態とする場合では、給水
管路4を介して減圧弁4bからの二次圧力が貯湯タンク
2内にかかった状態で、発熱体3への通電が行われ、貯
湯タンク2内での湯沸しがなされる。この状態のもとで
設定温度に維持されていれば、給湯箇所での給湯栓5a
を開放させると給湯管路5を通して、貯湯タンク2内の
湯水が給湯される。
【0026】また、上記湯沸し途上で発生する貯湯タン
ク2内の膨脹水は、タンク2内の圧力を上昇させるが、
この圧力が所定圧以上になると、タンク2の上部側に連
結した圧力逃し弁7が応動する。すなわち、弁座口16
に対し閉塞状態にあった弁体17がスプリング17aの
付勢力に抗して押し開かれ、この弁座口16が開口され
ることにより、一次側の導入口14と二次側の導出口1
5とが連通されて、この圧力逃し弁7を介して貯湯タン
ク2内の湯水の一部が圧力膨脹分として、圧力逃し管8
を通して排水継手20に導入され、この排水継手20を
介して筐体1外の排水溝31等の所定箇所に排出させれ
る。これにより、貯湯タンク2の内圧は、異常上昇され
ることなく、圧力逃し弁7が開閉動作する限りにおい
て、一定圧力以下に保持され安全が保たれている。
【0027】ここで、図4(a)を参照しながら、上記
膨脹湯水とこの膨脹湯水が導入流出する集合配管用排水
継手20との拘りについてその作用を説明する。圧力逃
し管8を通して流入される膨脹湯水は、この逃し管8の
導出端が接続される一方側の流入口部21Aから導入さ
れて、空気導入口部26と連通れる逃し流通路23内に
導かれて流動排出されるが、逃し流通路23内には、上
記空気導入口部26に対して作用する第2の隔壁が設け
られるので、これが空気導入口部26の開口側の障壁と
なって、逃し流通路23の上流側では空気導入口部26
からは隔絶された状態で、上記膨脹湯水を実線矢印で示
すように空気導入口部26が開口される側から遠のく、
共用排出口部22に至る逃し流通路23の下流側に案内
導出されて、共用排出口部22の開口端から排水され
る。この時の排水の流速に勢いがあればある程、その流
速に引かれる空気の誘引作用が空気導入口部26にも働
き、破線矢印で示したように、空気導入口部26から空
気が吸引されるから、上記に導入される膨脹湯水が、空
気流通路28に逆流されて空気導入口部26から分流流
出されるようなことは生じない。
【0028】次に、貯湯タンク2内の水抜きや、清掃を
目的として蓄積された沈殿物を含む湯水を、タンク2底
部から排出させる場合は、給水管路4の止水栓4aを閉
じて給水を遮断させ、筐体1外に導出させた引紐13を
介して圧力逃し弁7の開閉レバー10を上向に回動させ
るか、これを直接動作させる等して、水平状態に保持さ
せると、作動棒12に連結させた弁体17が弁座口16
から、強制後退されて弁座口16から離間された状態で
この圧力逃し弁7が開放保持され、空気導入口部26が
開口形成される集合配管用排水継手20の逃し流通路2
3側から、圧力逃し管8を通して、上記に開放された圧
力逃し弁7を経て貯湯タンク2内は大気に開放させる。
この状態で排水栓9aを開放させると、沈殿物等を含む
貯湯タンク2内の湯水が、タンク2底部から排水管9を
通して排出されて、上記集合配管用排水継手20の他方
側の流入口21Bから、貯湯タンク2内を大気に開放さ
せた空気の置換路として既に、流通状態にある逃し流通
路23側とからは隔絶された、排水流通路24内に導入
し、共用排出口部22から補助配管30等介して筐体1
外の排水溝31等へ最終排水される。
【0029】上述したように、集合配管用排水継手20
の空気導入口部26から、圧力逃し管8を通してタンク
2内に至る大気に開放された空気の置換路が、排水継手
20の空気流通路28とともに、逃し流通路23を介し
て形成確保されるので、排出湯水が共用排出口部22か
ら排水されている状態においても、この排出湯水によ
り、タンク2への空気置換作用が阻害されることがなく
なり、上記湯水の排水を共用排出口部から支障なく排水
させることができる。
【0030】一方、通常使用状態における圧力逃し弁7
の作動チェックを行う場合は、筐体1外に導出した引き
紐13を下方に数回引き下げ動作することによってなさ
れるが、この動作は上述したタンク2内の水抜きや、清
掃する際の作動と本質的な違いは無いので説明は要点の
みとする。すなわち、開閉レバー10の梃作用によって
弁座口16閉塞していた弁体28が後方に引き離されて
弁座口16が開放され、二次側の導出口15に連な圧力
逃し管8内に、給水管路4からの給水圧の加わった貯湯
タンク2内の湯水が、勢いよく噴出流出され、この逃し
管8を介してこの噴出湯水は、集合配管用排水継手20
の一方側の流入口部続21Aから、空気導入口部26と
連通された逃し流通路23内に噴出流入されるが、逃し
流通路23の上流側では、空気導入口部26からは隔絶
された状態で、図4(a)の実線矢印でしたように、空
気導入口部26から遠のいた、共用排出口部22に至る
逃し流通路23の下流側に案内導出されて、上記共用排
出口部22の開口端から流出排水される。当然ながらこ
の場合も、流出排水される湯水の流速が、逃し流通路2
34内に並設される空気流通路28に作用し、破線矢印
のように空気導入口部26から空気を吸引するので、共
用排出口部22の開口端が何等かの障害物によって塞が
れない限り、通常の使用状態では上記噴出湯水が、逃し
流通路23内を流動する間に空気流通路28に逆流され
て、空気導入口部26から分流流出されるようなことは
ないが、共用排出口部22の開口端が障害物によって塞
がれて、空気導入口部26から分流流出されるようなこ
とが万一あったとしても、空気導入口部26が開口され
る部分が、筐体1の下方に必然的に位置付けられる集合
配管用排水継手20に形成されるので、従来構成のよう
に電装部品に噴出される恐れはなく安全が確保される。
【0031】次に、本発明の他の実施例を図5を参照し
て説明する。
【0032】同図(a)、(b)いずれも、集合配管用
排水継手20の内部通路を区画する第1の隔壁25と、
第2の隔壁27との関係を示す変形例である。
【0033】(a)に示されるものは、第1の隔壁25
の下端側を共用排出口部22の開口下端から突出させ
て、第2の隔壁27の下端側を共用排出口部22の開口
下端内に位置付け形成させたものであり、補助配管30
を共用排出口部22に接続させて延長導出させる際に
も、空気導入口26から逃し流通路23を通して貯湯タ
ンク2を大気開放させる時の、空気置換路となる空気流
通路28が確保され易いものとなる。
【0034】(b)に示されるものは、第1の隔壁25
に対し、第2の隔壁27の下端側を短く形成させて、第
1の隔壁25と第2の隔壁27との両下端に、段差を持
たせて共用排出口部22の開口端内にそれぞれ位置付け
させたものであり、共用排出口部22の開口下端が、湯
水で塞がれても、逃し流通路23内に空気導入口26か
らの空気流通路28が確保され、タンク2内の排水が支
障なく行われる。
【0035】
【発明の効果】本発明は、排水作業時の排水効率を維持
させながら。通常使用で圧力逃し弁が応動作動した場合
を含み、圧力逃し弁の強制作動チェック時おいて開閉
動作される際に、噴出流出される湯水が空気の置換路を
構成する大気に開口させた空気導入口部から不用意に逆
流して分流噴出されることがなく、万一湯水が逆流噴出
されることがあっても、必然的に筐体の下方側に位置付
けされる集合配管用排水継手に設けた逃し流通路ととも
、空気導入口部を形成したので、噴出湯水による電装
品への安全性が保たれ、製造面からも有利な一体物とし
て構成することができ、経済性に優れた低コストの貯湯
式温水器の排水装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の貯湯式温水器の排水装置の概略を示す
構成図である。
【図2】同上の圧力逃し弁の構成を示す断面図である。
【図3】同上の集合配管用排水継手の構成を示す断面図
である。
【図4】同上の集合配管用排水継手の内部流路を示す構
成作用図である。
【図5】同上の集合配管用排水継手の他の構成を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 貯湯タンク 4 給水管路 5 給湯管路 5a 給湯栓 7 圧力逃し弁 8 圧力逃し管 9 排水管 9a 排水栓 20 集合配管用排水継手 21A 流入口部 21B 流入口部 22 共用排出口部 23 逃し流通路 24 排水流通路 25 第1の隔壁 26 空気導入口部 27 第2の隔壁 28 空気流通路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水・給湯管路を設けた筐体内に装備さ
    れる貯湯タンクと、この貯湯タンクの上部側に付設さ
    れ、タンク内の圧力に応動して自動開閉されるとともに
    作動チェック用の開閉作動レバーとを備えた圧力逃し弁
    と、この圧力逃し弁の2次側に一端側を連結させて下方
    に導出した圧力逃し管と、上記温水タンクの底部から排
    水栓を介在させて導出する排水管と、上記圧力逃し管及
    び排水管の各導出端が個別に連結接続される流入口部を
    一端側に有し、その他端側を共用排出口部として両者の
    流入湯水を集約排水するべく構成された集合配管用排水
    継手とを具備したものにおいて、上記排水継手には、各
    流入口部から共用排出口部に至る間の内部流路を逃し流
    通路と排水流通路とに区画形成する第1の隔壁と、上記
    逃し流通路の上流側の外壁に開口形成された空気導入口
    部と、この空気導入口部と上記圧力逃し管が連結される
    側の流入口部との間の内側壁から逃し流通路内の下流側
    に向けて延在形成させた第2の隔壁とを配設させたこと
    を特徴とした貯湯式温水器の排水装置。
  2. 【請求項2】 給水・給湯管路を設けた筐体内に装備さ
    れる貯湯タンクと、この貯湯タンクの上部側に付設さ
    れ、タンク内の圧力に応動して自動開閉されるとともに
    作動チェック用の開閉作動レバーとを備えた圧力逃し弁
    と、この圧力逃し弁の2次側に一端側を連結させて下方
    に導出した圧力逃し管と、上記温水タンクの底部から排
    水栓を介在させて導出する排水管と、上記圧力逃し管及
    び排水管の各導出端が個別に連結接続される流入口部を
    一端側に有し、その他端側を共用排出口部として両者の
    流入湯水を集約排水するべく構成された集合配管用排水
    継手とを具備したものにおいて、上記排水継手には、各
    流入口部から共用排出口部の開口下端に至る間の内部流
    路を逃し流通路と排水流通路とに区画形成する第1の隔
    壁と、上記逃し流通路の上流側の外壁に開口形成された
    空気導入口部と、この空気導入口部と上記圧力逃し管が
    連結される側の流入口部との間の内側壁から逃し流通路
    内の下流側に向けて延在形成させるとともに、その延在
    下端を上記共用排出口部の開口端から離間させた寸足ら
    ずの状態とする第2の隔壁とを配設させたことを特徴と
    した貯湯式温水器の排水装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の貯湯式温水器の排水装置
    において、第1の隔壁下端側を共用排出口部の開口端か
    ら突設させるとともに第2の隔壁下端側を共用排出口部
    の開口端内に位置させたことを特徴とした貯湯式温水器
    の排水装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし2記載の貯湯式温水器の
    排水装置において、第1の隔壁と第2の隔壁は、第2の
    隔壁下端側を短くし両者の隔壁下端に段差をもたせて共
    用排出口部の開口端から離間させた内方にそれぞれを位
    置させたことを特徴とした貯湯式温水器の排水装置。
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