JP2938745B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2938745B2
JP2938745B2 JP5347174A JP34717493A JP2938745B2 JP 2938745 B2 JP2938745 B2 JP 2938745B2 JP 5347174 A JP5347174 A JP 5347174A JP 34717493 A JP34717493 A JP 34717493A JP 2938745 B2 JP2938745 B2 JP 2938745B2
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light shielding
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Camera Data Copying Or Recording (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルムが露光済か否
かを判別する手段を有するカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、フィルム上の磁気記
録部の再生信号の有無により、フィルムが露光済か否か
を判別するカメラが米国特許第4878075号に開示
されている。次に、フィルム・カートリッジ上の白黒パ
ターンを有する回転円板の回転位置により、フィルムが
露光済か否かを判別するカメラが米国特許第50499
13号に開示されている。さらに、可動遮光窓を有する
フィルム・カートリッジが特開平4−343353号に
開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 上記のような従来例においては、例えば、米国特許第
4878075号では、フィルム上の各フレームが露光
済か否かを判別する時の情報量についての記述がないた
め、磁気ヘッドへのゴミ付着等に起因する再生不良によ
る情報量の減少や、外来雑音による情報量の増加による
誤作動の対策がなかった。
【0004】
【0005】 さらに、また、米国特許第504991
3号と特開平4−343353号で、カートリッジ上の
フィルムが露光済か否かの判別と、カートリッジの可動
遮光窓の開閉動作に関連したことに関しての開示がない
ため、カートリッジ上のフィルムが露光済か否かの判別
において、露光済と判別していながら、カートリッジの
可動遮光窓を無駄に開けてしまう欠点があった。
【0006】本発明はかかる従来の課題を解決するため
になされたもので、再生した情報を確実に判断すること
ができ、無駄にフィルム・カートリッジの可動遮光窓を
開くことを必要としないカメラを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のカメラは請求項1において、フィルムの
磁気記録部に記録された情報を再生する再生手段と、記
録された情報が無い状態での前記再生手段の再生信号量
に基づいて基準値を決定する基準値決定手段と、前記再
生手段がフィルムの磁気記録部に記録された情報を再生
する際の再生信号量が前記基準値決定手段により決定さ
れた基準値より大きい場合には、露光済み駒と判定する
判定手段とを有するものであり、請求項2において、フ
ィルム・カートリッジ上のフィルムが露光済か否かを検
出する手段がそのフィルムが露光済であると判別した
時、そのフィルム・カートリッジの可動遮光窓開閉手段
を動作させないものであり、請求項3において、フィル
ム・カートリッジ上のフィルムが露光済であるか否かを
検出する手段がそのフィルムが露光済であると判別した
時、そのフィルム・カートリッジの可動遮光窓を閉じる
ものであり、さらに請求項4において、カートリッジの
可動遮光窓開閉検知手段を有し、フィルム・カートリッ
ジ上のフィルムが露光済か否かを検出する手段がそのフ
ィルムが露光済であると判別し、かつ、前記可動遮光窓
開閉検知手段が可動遮光窓の開であると判別した時、前
記可動遮光窓を閉じるものである。
【0008】
【作用】本発明では、磁気ヘッドへのゴミ付着等に起
因する再生不良による情報量の減少や、外来雑音による
情報量の増加を考慮した、露光済か否かの判別方法によ
り、誤判別を無くしたものである。カートリッジ上の
露光済判別手段が露光済と判別した時は、カートリッジ
の可動遮光窓を開かないようにしたものである。
【0009】
【実施例】図1〜5は本発明の第1の実施例を示す図
で、図1は本発明の構成図である。図1で、1はフィル
ム、2(2a,2b,2c・・・)はフィルム1上のパ
ーフォレーション、3はフィルム1上の磁気記録部、4
はカートリッジ、5はカートリッジ4の可動遮光窓開閉
操作部、6はカートリッジ4のフィルムが露光済か否か
のフィルム露光状態表示部で、白黒のパターンにより表
示する。7はカートリッジ4の可動遮光窓で、可動遮光
窓開閉操作部6の操作により開閉する。8はカートリッ
ジ4のスプール軸で、フィルム1をカートリッジ4に巻
き戻す方向に回転することによりフィルム1をカートリ
ッジ4に巻き込む。9はカートリッジ4の窓でフィルム
露光状態表示部6が見え、検出手段により検出できる。
10はフィルム1上の磁気記録部に情報を記録再生する
磁気ヘッド、11は磁気ヘッド10と対向して配置し、
予め決められた力でフィルム1を挟むパッドであり、パ
ッド11と磁気ヘッド10とにより生じる力で磁気ヘッ
ド10とフィルム1上の磁気記録部3を密着する。1
2、13はフォトリフレクタ(例えば東芝社製TLP9
08)でフィルム露光状態表示部6の状態を検知する。
図2に移り、14はフィルム1上の露光部(14a〜e
は同じで、14a〜cは露光済、14d〜eは未露光で
ある)。再び、図1に戻り、15は可動遮光窓開閉部材
で、この回転により可動遮光窓操作部5を介し可動遮光
窓7を開閉する。16は可動遮光窓開閉部材15上の可
動遮光窓操作部5への継合部で、17は可動遮光窓開閉
部材15上の電極部材で、可動遮光窓開閉検出スイッチ
18、19を可動遮光窓開閉部材15の回転により導
通、非導通の状態を作る。ここでは導通時に可動遮光窓
7は開となる。20はギアユニットでモータ21の駆動
力をギア22を介して可動遮光窓開閉部材15を駆動す
る。23、24はカートリッジ在否検知スイッチで、カ
ートリッジ4が不図示のカメラ本体内のカートリッジ室
に挿入されると導通する。25はフィルム巻き戻し用継
合部材で、この回転によりフィルム1をカートリッジ4
内に巻き戻すことができる。26はギアユニットでモー
タ27の駆動力をギア28を介してフィルム巻き戻し用
継合部材25と不図示のフィルム巻取部材に伝達する。
【0010】ここでフィルム1がカートリッジ4内から
出て来る時はまず、巻き戻し用継合部材25をフィルム
1がカートリッジ4内から出て来る方向に回転すると同
時に不図示のフィルム巻取部材もフィルム1を巻き取る
方向に回転することによりフィルム1を巻き取ることが
できる。次に巻取部材の巻き取り力が巻き戻し用継合部
材25により生じる押し出し力よりも優勢となると、ギ
アユニット26内の遊星ギアがはずれて巻き戻し用継合
部材25は駆動力がなくなる。よって巻き取り時のモー
タ27の負荷力を減ずることができる。また、フィルム
1の巻き戻し時はモータ27は逆回転し、巻き戻し用継
合部材25をフィルム1がカートリッジ4に入る向きに
回転し、フィルム1をカートリッジ4内に巻き込むこと
ができる。 29、30はフォトリフレクタ(例えば、
東芝社製TLP908)で29をパーフォレーションセ
ンサ2、30をパーフォレーションセンサ1とする。フ
ィルム1が移動すると、パーフォレーションセンサ2;
29の前をパーフォレーション2が通過する。ここでフ
ィルム1の移動速度を検出する。そしてそのフィルム移
動速度に応じた記録周波数の信号を磁気ヘッド10に印
加し、磁気記録する。次にパーフォレーションセンサ
1;30の前をパーフォレーション2が通過すると、モ
ータ27への通電を時分割としフィルム1が停止しやす
いように減速する。次にもう一度パーフォレーション2
が通過する瞬間にモータ27の両端電極をGND電位と
しブレーキをかけフィルム1を停止する。
【0011】図3はカートリッジ4をフィルム露光状態
表示部6側から見た図である。図中12、13はフォト
リフレクタ12と13の中心位置を示している。可動遮
光窓開閉操作部5は図示の向きではスプール軸8は回動
しない。
【0012】ここで図3(a)に示す位置にフィルム露
光状態表示部6がある時はフィルム未露光、(b)はフ
ィルム全駒露光済、(c)はフィルム一部露光済、
(d)はフィルム現像済とする。
【0013】図4は電気ブロック図で、31は制御回
路、32はオートフォーカス制御(AF)、自動露出量
制御(AE)、シャッタ制御(SH)、等その他の制御
回路、33はLCD等による表示部、34は発音体、3
5、36はモータドライバ回路、37、38はレリーズ
ボタンに連動したスイッチ1,スイッチ2で、レリーズ
ボタンの動作量に応じスイッチ1、スイッチ2の順で導
通する。39はフィルム途中巻き戻しスイッチ、40、
41は強制途中取り出しフィルム使用スイッチ1、2
(MRISW1,2)である。42はカートリッジ・フ
タ閉検知スイッチ、43は磁気記録再生部である。
【0014】図5は制御回路31のフローチャートであ
る。次にフローチャートに沿って説明する。
【0015】スタート(S101)する。
【0016】カートリッジ・フタ閉か否かを検知スイッ
チ42を検出する(S102)。カートリッジ・フタが
閉ならばS103へ進む。
【0017】カートリッジ在否検知スイッチ23、24
により、カートリッジ4の在否を検出する(S10
3)。カートリッジ4があればS104へ進み、なけれ
ばS102へ戻る。
【0018】次に、フォトリフレクタ12、13からカ
ートリッジ4のフィルム露光状態表示部(Expose
r Indicator)6の状態を検出する(S10
4)。その状態が図3に示すように分けることができ、
フィルム全露光(Exposed)とフィルム現像済
(Prossesed)の時はS119へ進む。全フィ
ルム未露光のときはS105へ進む。フィルム一部露光
済(Partiallyexposed)の時はS12
7へ進む。
【0019】次に全フィルム未露光の場合のフローにつ
いて説明する。
【0020】モータドライバ35によりモータ21を駆
動し可動遮光窓開閉部材15を回転しカートリッジ4の
可動遮光窓開閉操作部5を回転する(S105)。可動
遮光窓開閉検出スイッチ17、18、19が導通状態と
なったらモータ21を停止する。S105で可動遮光窓
7が開いたことに連動し、カートリッジ4のスプール軸
8は回動可能となる。モータドライバ36によりモータ
27を駆動し、巻き戻し用継合部材25を回転すること
によりフィルム露光状態表示部6を回転し、その表面に
白黒パターンで記録された露光可能フィルム駒数、フィ
ルムISO情報、フィルム種類等の情報を再生する(S
106)。そして、パーフォレーションセンサ1と2の
出力信号から、フィルム1を第1番目の撮影可能駒の手
前まで送る(S107)。Kの値を0とする(S10
8)。ここで、Kは撮影駒数である。さらに、K=K+
1とし、フィルム1をパーフォレーションセンサ1を検
出することにより停止する(S109)。
【0021】次に、レリーズボタンが押され、スイッチ
1;37が導通したか検知する(S110)。スイッチ
1;37が導通となると、その他の制御回路32により
オートフォーカス制御(AF)、自動露出量制御(A
E)、を行う(S111)。
【0022】さらに、レリーズボタンが押され、スイッ
チ2;38が導通したか否か検知する(S112)。そ
の他の制御回路32によりシャッタを開閉する(S11
3)。そして、日付、シャッタ速度等の撮影時情報を磁
気記録再生部43を介し磁気ヘッド10により磁気記録
部3に記録する(S114)。モータドライバ36によ
りフィルム給送用モータ27を駆動し、パーフォレーシ
ョンセンサ2;29により記録周波数を決定し磁気記録
を行う。
【0023】次に、途中取り出しスイッチ39を検出し
て(S115)、途中取り出しならばS146へ進む。
撮影駒数KがS106でバーコード情報を再生した撮影
可能駒数と同じか検出する(S116)。同じならば、
全駒露光済なのでフィルム1を巻き戻す。そうでなけれ
ばS110へ戻る。そしてモータドライバ36によりモ
ータ27を逆転させ、巻き戻し用継合部材25を回転さ
せ、フィルム1をカートリッジ4に巻き戻す(S11
7)。また、パーフォレーションセンサ2により、フィ
ルム1がパーフォレーションセンサ2の前から無くなっ
た後一定時間後、モータ27をフォトリフレクタ12、
13の信号に応じて制御することによりフィルム露光状
態表示部6の回転位置をフィルム全駒露光済に合わせ
る。そして、モータドライバ35によりモータ21を回
転し可動遮光窓開閉部材15を回転し、可動遮光窓7を
閉じて(S148)、終了する(S149)。
【0024】次に、フィルム全駒露光済か、フィルム現
像済の場合のフローを説明する。
【0025】可動遮光窓開閉部材15がカートリッジ4
の可動遮光窓開閉操作部5にならって回動して、可動遮
光窓7は開であるか検出する(S119)。
【0026】ここで、可動遮光窓7が開である時はS1
20へ進み、閉である時はS123へ進む。
【0027】可動遮光窓7が開である時はスプール軸8
が回転し、フィルム露光状態表示部6の位置も変わって
しまう場合があり、また、露光済のフィルム1は可動遮
光窓7が開では感光してしまうので、カメラの使用者に
知らせるため、表示部33にカートリッジ4のフィルム
露光状態表示部6の状態を表示する(S120)。そし
て、S118と同様にモータ27を制御してフィルム露
光状態表示部6をもとの状態に合わせる(S121)。
さらにS148と同様に、可動遮光窓7を閉じる(S1
22)。可動遮光窓7を閉じたので、フィルム全駒露光
済、またはフィルム現像済の表示と、カートリッジ取り
出し可能の表示を表示部33に示す(S123)。
【0028】次に、強制途中取り出しフィルム使用スイ
ッチ1;40を検出する(S124)。例えば、あるカ
メラがフィルムが一部露光済であるのにフィルム露光状
態表示部6をフィルム全駒露光済とした場合に、強制途
中取り出しフィルム使用スイッチ1,2;40,41を
導通することにより、フィルム1上の使用可能駒を検出
することを可能とする。強制途中取り出しフィルム使用
スイッチ1;40が非導通ならばS149へ進む。導通
ならばS125へ進む。そして、強制途中取り出しフィ
ルム使用スイッチ1;40が導通ならば、同スイッチ
2;41を検出する(S125)。これは、フィルム露
光状態表示部6がフィルム全駒露光済であるのに、フィ
ルム1上の各駒の露光状態チェックを行うのかをカメラ
の使用者に知らせるため、強制途中取り出しフィルム使
用スイッチ1;40と2;41の二重スイッチとし、表
示・警告を行うものである。強制取り出しフィルム使用
スイッチ2;41が非導通では、表示部33にフィルム
露光状態表示部6の状態がフィルム全駒露光済または現
像済なのに、フィルム1上の各駒の露光状態チェックを
行うことを表示し、発音体34により警告音を発し使用
者に知らせる。その後は、以下に示すフィルム一部露光
済のフローと同じである。
【0029】次に、フィルム一部露光済のフローについ
て説明する。
【0030】S105と同様に可動遮光窓7を開く(S
127)。そしてS106と同様にフィルム露光表示部
6上の情報を再生する(S128)。さらにモータドラ
イバ回路36によりフィルム給送用モータ27を駆動す
ることによりフィルム1をカートリッジ4から出す向き
に給送する(S129)。そして、不図示の磁気ヘッド
10をフィルム1に押し当て機構により、フィルム1の
先端が磁気ヘッド10の位置を通過した後磁気ヘッド1
0をフィルム1に押し当てる。そして、磁気記録再生部
43により磁気ヘッド10の再生出力を増幅し、デジタ
ル信号に変換する(S130)。
【0031】しかしながら、フィルム1の先端部におい
ては磁気情報は無記録なので、給送モータ27の発生す
る雑音を磁気ヘッド10で再生することになる。ここで
は磁気ヘッド10をフィルム1に押し当てたが、フィル
ム1上には磁気記録されてないので、磁気ヘッド10を
フィルム1に押し当てなくても良い。さらに、S130
で再生した情報量をN0とすると、予め決められた値、
ΔN1、ΔN2により、その値以下ではそのフレームは未
露光と判別する値N1を N1=N0+ΔN1 その値以上ではそのフレームは露光済と判別する値N2
を N2=N0+ΔN2 とする。ここで、N2>N1である。また、ΔN1とΔN2
はN0に応じて予め決められた表により可変としても良
い。そして、Kの値を0とする(S132)。ここで、
Kは撮影駒数である。フィルム給送用モータ27により
フィルム1をパーフォレーションセンサ1,2、29,
30の信号に合わせて、1フレーム分給送すると同時に
Kに1を加える(S133)。次に、S133でフィル
ム1を給送中のKフレームの磁気再生情報量をNとす
る。ここでN≧N2ならばKフレームは露光済と判別さ
れ、S135へ、N<N2ならばKフレームは未露光の
可能性があるのでS139へ進む。また、S128で再
生したフィルム撮影駒数とKを比較し、Kが最終駒か判
別する。Kが最終駒であるとS104でフィルム露光状
態表示部6で判別したにもかかわらず、全駒露光済とな
り矛盾する。よって、外来雑音等により再生情報が増し
てしまったことが考えられるので、そのことを表示部3
3に表示し、発音体34により警告音を発生する(S1
35)。また、S124、S125を通ってきた場合
は、全駒露光済でありうるので、全駒露光済の表示を行
う。
【0032】次に、S117と同様にフィルム1をカー
トリッジ4に収納する(S146,S147)。但し、
フィルム露光状態表示部6はS104で設定されていた
通り、一部露光済または全駒露光済または現像済に設定
する。
【0033】次に、Kフレームが未露光の可能性のある
場合について説明する。
【0034】N<N2でKフレームは未露光の時、K−
1フレームでの情報量を判別する(S139)。例え
ば、K=1の時はK=0の情報量N=0なので、S14
5へ進みエラー表示を行う。S145では、S104で
フィルム露光状態表示部6で判別したにもかかわらず、
1フレーム目が未露光となり矛盾している。よって磁気
ヘッド10の表面にゴミ等が付着したことが考えられる
ので、そのことを表示部33に表示し、発音体34によ
り警告音を発生する。また、K−1フレームで、N≧N
2のときは、もう一度K−1フレームを再生すればゴミ
等により再生情報量が減少したかチェックできるので、
1フレーム戻るようにフィルム1を給送し、再度Kフレ
ームを再生する(S140)。
【0035】次に、Kフレーム2度目の再生情報量を比
較する(S141)。ここで、N≧N2ならばKフレー
ムは露光済と判別し、S135へ進む。N<N2なら
ば、Kフレームは未露光の可能性があるのでS142へ
進み、kフレーム2度目の再生情報量を比較する(S1
42)。N≦N1ならばKフレームは未露光と判別しS
137へ進む。そして、フィルム1を給送しKフレーム
を撮影可能な位置に合わせる(S137)。次に、途中
取り出しカートリッジの再セット完了の表示を表示部3
3に行う(S138)。さらにS110へ進み撮影準備
完了となる。
【0036】Kフレーム2度目の再生情報量を比較して
(S142)、N>N1なら場、3度目のKフレームの
情報量を再生する(S143)。次に3度目でもN>N
1の時に未露光と判別すると多重露光をしてしまう可能
性があるので、露光済と判別しS135へ進む。N≦N
1の時は未露光と判別しS137へ進む。
【0037】図6は本発明の第2の実施例を示すフロー
チャートで、第1の実施例のフローチャート(図5)に
対応するものである。以下各図(フローチャート)にお
いて、図5と同一ステップ番号は同一の処理動作を示す
ので、その説明は省略する。
【0038】図6では図5の処理に対してS201を加
えて、Kフレームの情報量NがN<N2となりながら露
光済と判別したときに、N2の値をN2=N+ΔN2′と
する。ここでΔN2′は予め決めた値でも良いが、N1
値との比較によりN2>N1となるように決めても良い。
【0039】これにより、N2の値を小さくすることに
より再度再生をするS140〜S144を行わなくても
良くなる。
【0040】図7は本発明の第3の実施例を示すフロー
チャートで第1の実施例のフローチャート(図5)に対
応するものである。
【0041】図7では図5の処理に対してS301を加
えて、1〜KフレームのN値を記憶し、例えば、Nの平
均、分散から、N1、N2を設定する。または予め決めら
れた表に合わせてN1、N2を決めても良い。
【0042】これにより正確に、未露光、露光済を判別
することができるようになった。
【0043】図8は本発明の第4の実施例を示す図で、
第1の実施例のフローチャート図5に対応するものであ
る。
【0044】図8ではS131に代えてS401を加え
ている。S401では、例えば各フレームごとの磁気記
録部の他に、1フレームの前側に磁気記録部を有するフ
ィルム1を用いる時、その情報を再生することにより、
1、N2を決める。
【0045】これにより、1フレーム目から正確で早い
未露光−露光済判別を行えるようになった。
【0046】図9は本発明の第5の実施例を示す図で、
第1の実施例のフローチャート図5に対応するものであ
る。
【0047】図9においてS501を加えて、1フレー
ムの情報量からN2の値を設定する。例えば、N2=N+
ΔN2″とする。ここで、Nは1フレームでの情報量Δ
2″は予め決められた値(負の場合もある)である。
【0048】これにより、N2の値を正確に決められた
ので、正確に早く未露光−露光済を判別できるようにな
った。
【0049】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明のカメラは次
のような効果を奏する。フィルム上の各フレームが未
露光か露光済かを判別する情報量の基準を、実際に再生
した情報量より決めたので、正確な判別ができるように
なった。カートリッジ上のフィルム露光状態判別手段
の指示により、無駄にカートリッジの可動遮光窓を開け
なくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す構成図である。
【図2】フィルム1上の露光状態を示す図である。
【図3】カートリッジ4をフィルム露光状態表示部側よ
り見た図である。
【図4】本発明の第1の実施例の電気ブロック図であ
る。
【図5】本発明の第1の実施例のフローチャートであ
る。
【図6】本発明の第2の実施例のフローチャートであ
る。
【図7】本発明の第3の実施例のフローチャートであ
る。
【図8】本発明の第4の実施例のフローチャートであ
る。
【図9】本発明の第5の実施例のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 フィルム 2 フィルム1上のパーフォレーション 3 フィルム1上の磁気記録部 4 カートリッジ 5 カートリッジ4の可動遮光窓開閉操作部 6 カートリッジ4のフィルムが露光済か否かのフィル
ム露光状態表示部 7 カートリッジ4の可動遮光窓 8 カートリッジ4のスプール軸 9 カートリッジ4の窓 10 磁気ヘッド 11 パッド 12,13 フォトリフレクタ 14 フィルム1上の露光部 15 可動遮光窓開閉部材 16 可動遮光窓開閉部材上の可動遮光窓操作部への継
合部 17 可動遮光窓開閉部材上の電極部材 20,26 ギアユニット 23,24 カートリッジ在否検知スイッチ 25 フィルム巻き戻し用継合部材 29,30 フォトリフレクタ 31 制御回路 32 その他の制御回路 33 表示部 34 発音体 35,36 モータドライバ回路 37 スイッチ1 38 スイッチ2 39 フィルム途中巻き戻しスイッチ 40,41 強制途中取り出しフィルム使用スイッチ 42 カートリッジ・フタ閉検知スイッチ 43 磁気記録再生部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録部付きフィルムを用いることの
    できるカメラにおいて、フィルムの磁気記録部に記録さ
    れた情報を再生する再生手段と、記録された情報が無い
    状態での前記再生手段の再生信号量に基づいて基準値を
    決定する基準値決定手段と、前記再生手段がフィルムの
    磁気記録部に記録された情報を再生する際の再生信号量
    が前記基準値決定手段により決定された基準値より大き
    い場合には、露光済み駒と判定する判定手段とを有する
    ことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 フィルム・カートリッジ上のフィルムが
    露光済か否かを検出する手段を有し、かつ、そのフィル
    ム・カートリッジの可動遮光窓開閉手段を有するカメラ
    において、前記フィルム・カートリッジ上のフィルムが
    露光済か否かを検出する手段がそのフィルムが露光済で
    あると判別した時、そのフィルム・カートリッジの可動
    遮光窓開閉手段を動作させないことを特徴とするカメ
    ラ。
  3. 【請求項3】 フィルム・カートリッジ上のフィルムが
    露光済か否かを検出する手段を有し、かつ、そのフィル
    ム・カートリッジの可動遮光窓開閉手段を有するカメラ
    において、前記フィルム・カートリッジ上のフィルムが
    露光済であるか否かを検出する手段がそのフィルムが露
    光済であると判別した時、そのフィルム・カートリッジ
    の可動遮光窓を閉じることを特徴とするカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のカメラにおいて、カート
    リッジの可動遮光窓開閉検知手段を有し、フィルム・カ
    ートリッジ上のフィルムが露光済か否かを検出する手段
    がそのフィルムが露光済であると判別し、かつ、前記可
    動遮光窓開閉検知手段が可動遮光窓の開であると判別し
    た時、前記可動遮光窓を閉じることを特徴とするカメ
    ラ。
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