JP2935727B2 - シヨツトクリート用ガン - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 ドライミックスコンクリートを収容するための送りホ
ッパーと、コンベヤー・ラインへの圧縮空気コネクタを
備えた出口管とを有するコンクリート吹付け機が知られ
ている。ホッパー出口と出口管の間に、垂直軸の回りで
回転可能な電動多室ドラム・ローターが設けられてい
る。

ローターの上面は、コンクリートをホッパーからロー
ターの室に通過させるための開口を有するガスケット
（上方ガスケット）に隣接し、上方ガスケットは、類似
の開口を有する締め付け板に固定される。ローターはま
た、コンクリートをローターにおける室から出口管に流
されるための開口を有するガスケット（下方ガスケッ
ト）に隣接する下面を有し、下方ガスケットは、基部板
に固定される。ローターは、頂部においてホッパーと連
通し、かつ底部において出口管と連通することができる
コンクリートを収容するための多数の室を有するが、頂
部において開口を通してホッパーと連通する室が、同時
に、底部において出口管と連通しない如く配置される。
しかし、回転により、ホッパーと直接に連通する室が、
頂部においてホッパーともはや連通しないが、底部にお
いて出口管と連通する如く移動可能である。

締め付け板は、ドライミックスを室から出口管に吹き
込むための圧縮空気コネクタを含む。締め付け板（頂部
における）と基部板（底部における）は、ローターがそ
れらの間で回転し得る如く固定される。上方及び下方ガ
スケットは、板からローターを分離する。

室がホッパー又は出口管と連通するとして記載される
時、これは、コンクリートが、ホッパーから室に通過し
得るか、又はコンクリートが、室から出口管にそれぞれ
通過し得ることを意味する。

ガスケットは、ドラム・ローターに緊密に接触し、そ
して締め付け手段は、締め付け板がローターを基部板に
対して押し付ける如く、設けられる。紛塵と雑音（圧縮
空気の損失に関連）をもたらす圧縮空気の損失を避ける
ために、良好なシールが、ガスケットとドラム・ロータ
ーのシリンダーの間に必要とされ、板に面する上面と下
面の各々において摩擦円板を有する。

これらの構成要素の連続摩耗と引き裂きと、温度変動
によるすべての構成要素の線膨張の結果として、締め付
け手段は、変化する条件により任意の時点において移動
するために適合される如く、容易に調整され、かつ動作
しなければならない。このためハンドホイール制御又は
ウィング・ナットを備えたボルトが、通常締め付け手段
として使用され、そして締め付け板の周囲に配置され、
その結果締め付け板は、全周囲にわたって均等に固定さ
れる。単一ねじにより締められ、そして締め付け板の周
囲におけり幾つかの点に均質に圧力を伝える締め付けリ
ングがまた、使用される。

長時間全周囲における圧力を一定に保持するために、
圧力シリンダーと締め付けリング又は締め付け板の周囲
に分布された幾つかの圧力シリンダーが、使用され得る
ことが、見いだされた。これは、操作要員による不断の
調整の必要なしに、一定かつ良好なシールを生成する
が、ガスケットと摩擦円板の摩耗と引き裂きが、相応し
て大きくなり易いという不都合を有する。圧力シリンダ
ーの利点を使用しながら、この不都合を克服すること
が、本発明の目的である。

発明により、 ａ）ドライミックスコンクリートを収容するための供給
ホッパー（12）と、 ｂ）圧縮空気源への連結のための圧縮空気コネクタ（1
6）を有する出口管（15）と、 ｃ）ホッパー出口と出口管（15）の間に配置された、垂
直軸の回りで回転可能な電動多室ドラム・モーター
（４）であり、ドラム・ローターの上面が、締め付け板
（10）に固定された一つ以上の開口を有するガスケット
（11）（以後上方ガスケットと規定される）に隣接し、
そしてドラム・ローターの下面が、基部板（１）に固定
されたガスケット（９）（以後下方ガスケットとして規
定される）に隣接する、電動多室ドラム・ローター
（４）とを具備し、 これによりローターは、頂部においてホッパーと連通
し、かつ底部において出口管と連通することができるコ
ンクリートを収容するための一つ以上の室（６）を有す
るが、頂部において開口を通してホッパーと連通する室
（６）が、同時に、底部において出口管（15）と連通し
ない如く配置され、そして回転により、頂部においてホ
ッパー（12）ともはや連通しないが、底部において出口
管（15）と連通する如く移動可能であり、 これにより、締め付け板（10）が、ドライミックスを出
口管（15）に吹き込むための圧縮空気コネクタ（17）
と、ドラム・ローター（４）に対してガスケット（９と
11）を押し付けるための少なくとも３つの圧力シリンダ
ー（18）とを含む、コンクリート吹付け機において、 シリンダー（18）における圧力が、出口管（15）におけ
る圧力に比例するように設けるための手段（20）を有す
ることを特徴とするコンクリート吹付け機が提供され
る。

好ましくは、シリンダー（18）における圧力が出口管
（15）における圧力に比例するように設けるための手段
（20）は、空気圧油圧変換器（20）を具備し、その入り
回路は、出口（15）又は圧縮空気コネクタ（16）に連結
され、そしてその出回路は、圧力シリンダー（18）に連
結される。

さらに本発明により、 ａ）ドライミックスコンクリートを収容するための供給
ホッパー（12）と、 ｂ）圧縮空気源への連結のための圧縮空気コネクタ（1
6）を有する出口管（15）と、 ｃ）ホッパー出口と出口管（15）の間に配置された、垂
直軸の回りで回転可能な電動多室ドラム・ローター
（４）であり、ドラム・ローターの上面が、締め付け板
（10）に固定された一つ以上の開口を有するガスケット
（11）（以後上方ガスケットと規定される）に隣接し、
そしてドラム・ローターの下面が、基部板（１）に固定
されたガスケット（９）（以後下方ガスケットとして規
定される）に隣接する、電動多室ドラム・ローター
（４）を具備し、 これによりローターは、頂部においてホッパーと連通
し、かつ底部において出口管と連通することができるコ
ンクリートを収容するための一つ以上の室（６）を有す
るが、頂部において開口を通してホッパーと連通する室
（６）が、同時に、底部において出口管（15）と連通し
ない如く配置され、そして回転により、頂部においてホ
ッパー（12）ともはや連通しないが、出口管（15）と連
通する如く移動可能であり、 これにより、締め付け板（10）が、ドライミックスを出
口管（15）に吹き込むための圧縮空気コネクタ（17）
と、ドラム・ローター（４）に対してガスケット（９と
11）を押し付けるための少なくとも３つの圧力シリンダ
ー（18）とを含む、コンクリート吹付け機において、 リング（14）に位置する圧力シリンダーを有し、該リン
グが、基部板（１）から締め付け板（10）に延びている
囲い（113、115）の上方縁において位置し、かつ着脱手
段（22aと23）によって基部板（１）に取り付けられて
いることを特徴とするコンクリート吹付け機が提供され
る。

好ましくは、シリンダー（18）における圧力が出口管
（15）における圧力に比例することを提出するために手
段（20）が設けられる。好ましくは、手段（20）は、上
記の如くである。

好ましくは、着脱手段は、放射状に延びている歯（22
a）を具備し、歯（22a）は基部板に取り付けられたリン
グ（22）又は基部板（１）自身から延びており、これら
の歯は、基部板（１）に連結される囲いの下方領域にお
いて、囲い（113と115）に取り付けられたフランジ（2
3）の凹部の表面に係合するか、又は基部板（１）に連
結される囲いの下方領域において、囲い（113、115）自
身の凹部の表面に係合するために適合される。

代替的に、着脱手段は、基部板（１）に連結される囲
いの下方領域において囲い（113、115）に取り付けられ
たリングにおいて、又は基部板（１）に連結された囲い
の下方領域における囲い（113、115）自身において、放
射状に延びている歯を具備し、該歯は、基部板（１）に
取り付けられたフランジにおける凹部の表面に係合する
か、又は基部板（１）自身における凹部の表面に係合す
るために適合される。

好ましくは、囲い（113、115）は、互いに重ねて配置
された２つの中空シリンダー（113、115）を具備し、こ
れらは、好ましくは、締め付けカラー（116、117）によ
り、互いに着脱可能に連結される。

好ましくは、囲いの２つの中空シリンダー（113、11
5）は、上方シリンダー（113）が、下方シリンダー（11
5）の上方縁（115a）の上にある下方縁（113a）を有
し、そして下方縁（113a）が、リング（116）が位置す
る一つ以上の放射状かつ外側に延びている突起を有し、
かつ該リングの下方側において、フック状の保持器（11
7）が配置される如くであり、放射状かつ内側を向く端
部（117a）は、リング（116）が保持器の半ピッチだけ
回転される時、上方シリンダー（113）が下方シリンダ
ー（115）から離れる如く、下方シリンダー（115）の上
方ノッチ付き縁（115a）に係合する。

好ましくは、下方シリンダー（115）の高さは、実質
的にドラム・ローター（４）の高さである。

好ましくは、ドラム・ローター（４）は、９又は20の
室を有する。

本発明が、第１図と第２図により例示される。

第１図において、基部板１の上に位置する駆動ユニッ
ト２が示される。ユニット２は、ドラム・ローター４の
基部板１を通って垂直に走行するスピンドル３を駆動す
る。ドラム・ローター４は、平行な軸を有する10個の内
部室を有し、その２つ（５、６）が第１図において可視
される。ドラム・ローター４の下面は、摩擦円板７に隣
接し、そして上面は、摩擦円板８に隣接する。下方環状
ゴム・ガスケット９は、基部板１に固定され、そして摩
擦円板７は、ガスケット９上に位置し、垂直に滑り可能
に位置付けられ、その結果接面は、これらの２つの部分
が摩耗と引き裂きにより薄くなるならば、ガスケット９
において緊密な保持にもたらされる。ドラム・ローター
の頂端部において、締め付け板10が位置する。下方側に
おいて、それは、環状ゴム・ガスケット11を有する。送
りホッパー12は、締め付け板10において又はその上に位
置する。送りホッパー12は、板10に硬直又は緩く固定さ
れるか、又は単にその上に位置する。上方縁において強
力なリング14を有する囲い113は、基部板１に固定され
る。少なくとも３つの油圧シリンダー18が、規則的な間
隔においてリング14にねじ込まれ、そしてピストン棒18
は、上から圧力を適用し、かつ締め付け板10を基部板１
の方に押し付けることにより、締め付け板10の縁に力を
及ぼし、その結果、ガスケット９と11は、摩擦円板７及
び８の表面とドラム・ローター４において満足的に位置
する。

出口管15は、基部板１の底部に位置し、管15は、コン
クリート送り管に連結される。出口管15は、圧縮空気コ
ネクタ16を有し、その結果出口管15に存在するコンクリ
ートは、出口管15に取り付けられた（図示されていな
い）送り管を通して、流れ込む加圧空気によって運搬さ
れる。コンクリートが出口管15に達するために、基部板
１と固定ガスケット９は、対応する開口1aと9aを有す
る。開口1aの上に位置する室５からのコンクリートの落
下を促進かつ加速するために、締め付け板10は、開口1a
と9aの上にあるガスケット11の孔11aに開く外部圧縮空
気コネクタ17を有する。

締め付け板10におけるさらに他の開口10bと、ガスケ
ット11におけるさらに他の開口11bは、コンクリートを
重力によりホッパー12から室６に通過させる。ドラム・
ローター４が回転する時、室６は、室５が第１図にある
位置に通過し、それから上記の如く空きにされる。

油圧シリンダー18のピストン棒19は、ドラム・ロータ
ーの回転により垂直可動部分を緊密に圧縮するために必
要であるよりも、多くの力を及ぼさないことが、好まし
い。言い換えれば、その結果互いに対して回転する部分
の摩耗と引き裂きを加速する大きな圧力なしに、圧縮空
気を含みかつ指向させる中空空洞を緊密に閉じるため
に、力は十分である。圧力シリンダー18は、出口管15に
おける圧縮空気コネクタ16の入り口に空気圧油圧変換器
20によって、リンクされ、その結果圧力シリンダー18に
作用する圧力は、常に、出口管15における圧力に比例す
る。この制御により、室５における圧力が増大する時、
締め付け板10に作用する圧力は、増大し、従って、紛塵
に富んだ圧縮空気が漏れ得るガスケットの一つと基部板
１又は締め付け板10の間の漏れを防止する。出口管15に
おける圧力が降下する時、締め付け板10における圧力が
また、縮小される。こうして、互いの頂部において滑る
部分の間の摩擦は、（出口管15と連通する）室５におけ
る内部圧が減少する時、増大せず、そして結果として、
これらの部分は、長い寿命を有する。さらに、機械は、
動作において雑音が少ない。

第２図において、基部板１の下に、駆動ユニット（図
示されていない）が位置し、モーター（図示されていな
い）からスピンドル３に硬直に連結された歯車112にト
ルクを伝達する。ドラム・ローター４は、スンドル３の
６縁セグメント3aに位置し、そして平行な軸を有する10
の内部室を有し、一つが、第２図において可視であり、
６として記される。ローターの上面は、摩擦円板８に隣
接し、そしてローターの下面は、摩擦円板７に隣接し、
両方は、第１図に記載された如く、ローターに確実に連
結される。加硫処理された鋼板29を有する下方ガスケッ
ト９は、基部板１にねじ込まれ、そして摩擦円板７は、
このガスケットに位置する。下方側においてガスケット
11を備えた締め付け板10は、加硫処理された鋼板31を備
え付けられ、そして摩擦円板８に接触する。油圧シリン
ダー18は、締め付け板10を基部板１に対して押し付ける
ために配置され、摩擦円板７と８と下方及び上方ガスケ
ット９と11の間にそれぞれ気密シールを許容する。油圧
シリンダー（３〜８のシリンダーが機械のサイズにより
存在する）が、強力リング14にねじ込まれ、その結果シ
リンダーが圧力下に置かれる時、ピストン棒は、前方に
延びており、そして締め付け板10の縁に力を及ぼす。リ
ング14は、それ自身、上方中空シリンダー113に確実に
連結される。シリンダー113の下方縁113aは、下方シリ
ンダー115の上方縁115aに位置する。これらの２つの縁1
13aと115aは、外側に延びている突起である。上方中空
シリンダー113の下方縁113aにおいて、リング116が位置
し、その下方側において、放射状かつ均等に分布された
フック状保持器117の放射状かつ内側に向く端部117aが
配置され、下方中空シリンダー115の上方ノッチ付き縁1
15aに係合する。こうして、そのように形成された締め
付けカラーを、保持器の半ピッチだけ回転させることに
より、上方シリンダー113は、下方シリンダー115から除
去される。下方シリンダー115は、ねじ21により基部板
１にねじ込まれた下方連結リング22の歯22aを用いて、
基部板１に固定される。歯22aは、シリンダー115の下方
端部を形成するフランジ23に放射状に係合し、フランジ
は、放射状に延びているノッチを有し、その結果リング
22が半ピッチだけ回転される時、中空シリンダー115
は、基部板１から除去される。

コンクリート吹付け機が動作にセットされた時、圧力
シリンダー18は、ピストン棒を下方に延ばさせ、そして
締め付け板10を下方に押し付け、これにより十分な力に
より、上記の如く、すべての部分を一緒に保持する。そ
の圧力を通して、囲いを形成する２つの中空シリンダー
113と115は、下方中空シリンダー115のフランジ23を歯2
2aに対して確実に押し付けさせ、その結果それは、もは
や捩られない。リング116と保持器117によって形成され
た締め付けカラーは、カラーによって結合された中空シ
リンダー113と115の２つの縁に対して確実に押し付けら
れ、そのため、それらは、もはや捩れにより整合を外さ
ない。このようにして、機械は、囲い（紛塵保護器とし
て作用する）が位置付けられずに、動作されない。さら
に、囲いは、内部及び／又は外部に防音カバー（図示さ
れていない）を有し、これにより機械の雑音をさらに縮
小する。一旦機械がオフにされたならば、ピストン棒19
は、圧力板10から回収され、その結果圧力は、圧力板10
と基部板１の間に位置する部分に及ぼされず、そして張
力は、囲いを形成する部分に及ぼされない。それから個
々の部分は、容易に捩れを解かれ、そして互いから解放
される。上方保持器リング16が、半ピッチだけ捩られる
時、内側を向く端部17aは、縁115aの内側を向く突起を
通過し、そして締め付け板10は、置かれたホッパー12、
固定されたガスケット11、及び圧力シリンダー18と共に
締め付け板10に取り付けられた上方中空シリンダーと一
緒に除去される。それからドラム・ローター４は、スピ
ンドル３の縁セグメント3aに位置するために、容易に接
近及び除去可能である。ドラム・ローターが異なる高さ
のドラム・ローターによって交換されるならば、下方中
空シリンダー115は、その高さがドラム・シリンダーの
高さに順応するが、容易に交換される。

本発明の主なる特徴及び態様は以下のとおりである。

1.a）ドライミックスコンクリートを収容するための供
給ホッパー（12）と、 ｂ）圧縮空気源への連結のための圧縮空気コネクタ（1
6）を有する出口管（15）と、 ｃ）ホッパー出口と出口管（15）の間に配置された、垂
直軸の回りで回転可能な電動多室ドラム・ローター
（４）であり、ドラム・ローターの上面が、締め付け板
（10）に固定された一つ以上の開口を有するガスケット
（11）（以後上方ガスケットと規定される）に隣接し、
そしてドラム・ローターの下面が、基部板（１）に固定
されたガスケット（９）（以後下方ガスケットとして規
定される）に隣接する、電動多室ドラム・ローター
（４）として具備し、 これによりローターは、頂部においてホッパーと連通
し、かつ底部において出口管と連通することができるコ
ンクリートを収容するための一つ以上の室（６）を有す
るが、頂部において開口を通してホッパーと連通する室
（６）が、同時に、底部において出口管（15）と連通し
ない如く配置され、そして回転により、頂部においてホ
ッパー（12）ともはや連通しないが、底部において出口
管（15）と連通する如く移動可能であり、 これにより、締め付け板（10）が、ドライミックスを出
口管（15）に吹き込むための圧縮空気コネクタ（17）
と、ドラム・ローター（４）に対してガスケット（９と
11）を押し付けるための少なくとも３つの圧力シリンダ
ー（18）とを含むコンクリート吹付け機において、 シリンダー（18）における圧力が、出口管（15におけ
る）圧力に比例することを提供するための手段（20）を
有することを特徴とするコンクリート吹付け機 2.シリンダー（18）における圧力が出口管（15）におけ
る圧力に比例することを提供するための手段（20）が、
空気圧油圧変換器（20）を具備し、その入り回路は、出
口管（15）又は圧縮空気コネクタ（16）に連結され、そ
してその出回路は、圧力シリンダー（18）に連結される
上記１に記載の機械。

3.a）ドライミックスコンクリートを収容するための供
給ホッパー（12）と、 ｂ）圧縮空気源への連結のための圧縮空気コネクタ（1
6）を有する出口管（15）と、 ｃ）ホッパー出口と出口管（15）の間に配置された、垂
直軸の回りで回転可能な電動多室ドラム・ローター
（４）であり、ドラム・ローターの上面が、締め付け板
（10）に固定された一つ以上の開口を有するガスケット
（11）（以後上方ガスケットと規定される）に隣接し、
そしてドラム・ローターの下面が、基部板（１）に固定
されたガスケット（９）（以後下方ガスケットとして規
定される）に隣接する、電動多室ドラム・ローター
（４）とを具備し、 これによりローターは、頂部においてホッパーと連通
し、かつ底部において出口管と連通することができるコ
ンクリートを収容するための一つ以上の室（６）を有す
るが、頂部において開口を通してホッパーと連通する室
（６）が、同時に、底部において出口管（15）と連通し
ない如く配置され、そして回転により、頂部においてホ
ッパー（12）ともはや連通しないが、出口管（15）と連
通する如く移動され可能であり、 これにより、締め付け板（10）が、ドライミックスを出
口管（15）に吹き込むための圧縮空気コネクタ（17）
と、ドラム・ローター（４）に対してガスケット（９と
11）を押し付けるための少なくとも３つの圧力シリンダ
ー（18）とを含む、コンクリート吹付け機において、 リング（14）に位置する圧力シリンダーを有し、該リン
グが、基部板（１）から締め付け板（10）に延びている
囲い（113、115）の上方縁において位置し、かつ着脱手
段（22aと23）によって基部板（１）に取り付けられて
いることを特徴とするコンクリート吹付け機。

4.シリンダー（18）における圧力が出口管（15）におけ
る圧力に比例することを提供するための手段（20）が設
けられる上記３に記載の機械。

5.シリンダー（18）における圧力が出口管（15）におけ
る圧力に比例することを提供するための手段（20）が、
空気圧油圧変換器（20）を具備し、その入り回路は、出
口管（15）又は圧縮空気コネクタ（16）に連結され、そ
してその出回路は、圧力シリンダー（18）に連結される
上記４に記載の機械。

6.着脱手段が、放射状に延びている歯（22a）を具備
し、歯（22a）は基部板に取り付けられたリング（22）
又は基部板（１）自身から延びており、これらの歯は、
基部板（１）に連結された囲いの下方領域において囲い
（113と115）に取り付けられたフランジ（23）の凹部の
表面に係合するか、又は基部板（１）に連結された囲い
の下方領域において、囲い（113、115）自身の凹部の表
面に係合するために適合される上記３に記載の機械。

7.着脱手段が、基部板（１）に連結された囲いの下方領
域において囲い（113、115）に取り付けられるリングに
おいて、又は基部板（１）に連結された囲いの下方領域
における囲い（113、115）自身において、放射状に延び
ている歯を具備し、該歯は、基部板（１）に取り付けら
れたフランジにおける凹部の表面に係合するか、又は基
部板（１）自身における凹部の表面に係合するために適
合される上記３に記載の機械。

8.囲い（113、115）が、互いに重ねて配置された２つの
中空シリンダー（113、115）を具備し、好ましくは締め
付けカラー（116、117）により、互いに着脱可能に連結
される上記３に記載の機械。

9.囲いの２つの中空シリンダー（113、115）が、上方シ
リンダー（113）が、下方シリンダー（115）の上方縁
（115a）の上にある下方縁（113a）に有し、そして下方
縁（113a）がリング（116）が位置する一つ以上の放射
状かつ外側に延びている突起を有し、かつ該リングの下
方側において、フック状の保持器（117）が配置される
如くであり、放射状かつ内側を向く端部（117a）は、リ
ング（116）が保持器の半ピッチだけ回転される時、上
方シリンダー（113）が下方シリンダー（115）から除去
される如く、下方シリンダー（115）の上方ノッチ付き
縁（115a）に係合する上記３に記載の機械。

10.下方シリンダー（115）の高さが、実質的にドラム・
ローター（４）の高さである上記９に記載の機械。

11.ドラム・ローター（４）が、９又は10の室を有する
上記１に記載の機械。

12.ドラム・ローター（４）が、９又は10の室を有する
上記３に記載の機械。

【図面の簡単な説明】

第１図は、個々の構成要素が概略的に示された、本発明
によるコンクリート吹付け機の断面図。 第２図は、発明による機械の今一つの実施態様の右側の
垂直断面図。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.⁶，ＤＢ名) B05B 7/14 E04G 21/02 B28B 13/02

Claims (2)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ａ）ドライミックスコンクリートを収容す
   るための供給ホッパー（12）と、 ｂ）圧縮空気源への連結のための圧縮空気コネクタ（1
   6）を有する出口管（15）と、 ｃ）ホッパー出口と出口管（15）の間に配置された、垂
   直軸の回りで回転可能な電動多室ドラム・ローター
   （４）であり、ドラム・ローターの上面が、締め付け板
   （10）に固定された一つ以上の開口を有するガスケット
   （11）（以後上方ガスケットと規定される）に隣接し、
   そしてドラム・ローターの下面が、基部板（１）に固定
   されたガスケット（９）（以後下方ガスケットとして規
   定される）に隣接する、電動多室ドラム・ローター
   （４）とを具備し、 これによりローターは、頂部においてホッパーと連通
   し、かつ底部において出口管と連通することができるコ
   ンクリートを収容するための一つ以上の室（６）を有す
   るが、頂部において開口を通してホッパーと連通する室
   （６）が、同時に、底部において出口管（15）と連通し
   ない如く配置され、そして回転により、頂部においてホ
   ッパー（12）ともはや連通しないが、底部において出口
   管（15）と連通する如く移動可能であり、これにより、
   締め付け板（10）が、ドライミックスを出口管（15）に
   吹き込むための圧縮空気コネクタ（17）と、ドラム・ロ
   ーター（４）に対してガスケット（９と11）を押し付け
   るための少なくとも３つの圧力シリンダー（18）とを含
   むコンクリート吹付け機において、 シリンダー（18）における圧力が、出口管（15）におけ
   る圧力に比例することを提供するための手段（20）を有
   することを特徴とするコンクリート吹付け機
2. 【請求項２】ａ）ドライミックスコンクリートを収容す
   るための供給ホッパー（12）と、 ｂ）圧縮空気源への連結のための圧縮空気コネクタ（1
   6）を有する出口管（15）と、 ｃ）ホッパー出口と出口管（15）の間に配置された、垂
   直軸の回りで回転可能な電動多室ドラム・ローター
   （４）であり、ドラム・ローターの上面が締め付け板
   （10）に固定された一つ以上の開口を有するガスケット
   （11）（以後上方ガスケットと規定される）に隣接し、
   そしてドラム・ローターの下面が、基部板（１）に固定
   されたガスケット（９）（以後下方ガスケットとして規
   定される）に隣接する、電動多室ドラム・ローター
   （４）とを具備し、 これによりローターは、頂部においてホッパーと連通
   し、かつ底部において出口管と連通することができるコ
   ンクリートを収容するための一つ以上の室（６）を有す
   るが、頂部において開口を通してホッパーと連通する室
   （６）が、同時に、底部において出口管（15）と連通し
   ない如く配置され、そして回転により、頂部においてホ
   ッパー（12）ともはや連通しないが、出口管（15）と連
   通する如く移動可能であり、 これにより、締め付け板（10）が、ドライミックスを出
   口管（15）に吹き込むための圧縮空気コネクタ（17）
   と、ドラム・ローター（４）に対してガスケット（９と
   11）を押し付けるための少なくとも３つの圧力シリンダ
   ー（18）とを含む、コンクリート吹付け機において、 リング（14）に位置する圧力シリンダーを有し、該リン
   グが、基部板（１）から締め付け板（10）に延びている
   囲い（113、115）の上方縁において位置し、かつ着脱手
   段（22aと23）によって基部板に取り付けられているこ
   とを特徴とするコンクリート吹付け機。