JP2934572B2 - 可動スタンド - Google Patents
可動スタンドInfo
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- JP2934572B2 JP2934572B2 JP26199293A JP26199293A JP2934572B2 JP 2934572 B2 JP2934572 B2 JP 2934572B2 JP 26199293 A JP26199293 A JP 26199293A JP 26199293 A JP26199293 A JP 26199293A JP 2934572 B2 JP2934572 B2 JP 2934572B2
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- JP
- Japan
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- stand
- stadium
- circular
- movable
- track rail
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Description
多目的に使用されるスタジアムに関し、特にその種のス
タジアムにおいて使用目的に応じて移設される自走式の
可動スタンドに関する。
建設されているが音楽会等のイベントにも使用されてい
る。観覧席のスタンドは、大部分が固定式であったが、
サッカーの人気化に伴ってスタジアム周部にレールを敷
設して、レール上で観覧席スタンドを移動させるように
構成したものも建設されるようになって来た。
形スタジアムでは、野球を基本として設計されており、
ホームベース側から外野フェンスに亙って扇形状の野球
フィールドを設けているためにベースのダイヤモンドの
両側に広いスペースが生じ、このスペースにも観客を収
容できるので、可動スタンドを設置するようになった。
ているためにサッカーやアメリカンフットボール等矩形
状のフィールドを形成して観衆に良好な観覧席を提供す
るためには、わずかな移動距離では充分に対応しきれな
い状態であった。
は、ほとんどが固定式であって、イベント内容に応じて
移設して活用する要望も多い。
れたものであって、野球からサッカー、アメリカンフッ
トボール、更に各種イベントまで広範囲な用途に対応し
て広範囲に移設できる内野席スタンドや居室を内部に有
したバックネット裏スタンドを含む多目的使用型の円形
スタジアムの可動スタンドを提供することを目的として
いる。
明の可動スタンドは、野球,サッカー等に使用可能な円
形スタジアムに設けられる客席スタンドであって、円形
スタジアムの競技フィールドの外周部に設けられた円形
軌道レールと、該円形軌道レールに沿って周動する少な
くても一対の略対称形の客席スタンドとを具備してな
り、上記客席スタンドの主客席部の下方に昇降手段を介
して昇降自在な床部を有する居室を形成してなることを
特徴とする。
において、上記円形スタジアムは、競技フィールドの外
周部に内側から外側にかけて従動輪用軌道レール,駆動
輪用軌道レール及びガイドレールを配設する一方、上記
客席スタンドは、下部に上記各レールに係合する従動輪
と駆動輪及びその駆動装置とガイドローラとを有すると
共に当該スタンドを補助的に支持する昇降可能な支持装
置を具備してなることを特徴とする。
動スタンドでは、円形スタジアムの外周部に設けられた
円形軌道レールに沿って自走式の一対の略対称形の客席
スタンドは、野球用の『ハ』の字形の扇形状配置からサ
ッカーやアメリカンフットボール用の『ニ』の字形の矩
形状配置まで大きく移動されて競技種目やイベント内容
に応じて最適の配置モードを取ることができ、且つ円形
スタジアムの外周部に設けられた円形軌道レールに沿っ
て自走移動する際に、上面の主客席部の下方の居室の床
を上げることができるために、居室を設けても自走移動
の障碍にはならず、その種の居室を野球では管理室,球
場室,フロントホーム,ビジターフロントとして使用で
き、またサッカー等では管理室,救急看護室,記者・カ
メラマン室等として使用でき、適当な位置に移動設置さ
れる。移動設置後に居室の床は、再度下げられて使用可
能状態となる。この可動スタンドも競技種目やイベント
内容に応じて最適の配置モードを取ることができる。
動スタンドについて添付図面を参照にして詳細に説明す
る。
可動スタンドの野球用配置を示す平面図、図2は同可動
スタンドのサッカー/アメリカンフットボール用配置を
示す平面図、図3は図1における矢視線III −III に沿
った断面図、図4は図3における部分IVの拡大図、図5
は図3における部分Vの拡大図、図6は図3における部
分VIの拡大図、図7は図1における矢視線VII −VII に
沿った部分の断面斜視図である。
ジアム1は、円形スタジアムフィールド2の外周部に内
側から外側にかけて順次従動輪用軌道レール3,4、駆
動輪用軌道レール5及びガイドレール6とが360°に
亙って設けており、またこれらのレール3〜6に沿って
自走する一対の三日月状の第1可動客席スタンド10,
20とこれらスタンド10,20間に介設された凹形状
第2可動客席スタンド30とを有しており、これらスタ
ンド10,20,30を図1に示す扇形状の野球用配置
と図2に示す矩形状のサッカー/フットボール用配置、
その他各種イベントに応じた配置に設定することができ
るようになっている。
に示すように座席(図示は省略)を取付るステップSを
上面に傾斜配列した架構11,21と、架構11,21
の基部11a,21aには図4に示すように駆動輪用軌
道レール5上で走行する駆動輪41と駆動モータ42と
から成る自走式駆動装置40と、図5に示すように第1
従動輪用軌道レール3上で転動する従動輪45と、図4
及び図5に示すようにレール3,4,5に隣接されたロ
ック用金具46に離脱可能に係合する電動スクリュージ
ャッキ式ロック装置47と、図6に示すように前面フェ
ンスF1の近傍の基部11a,21aに取付られた昇降
可能なアウトリガー(補助支材)48と、ガイドレール
6に転動可能に両側から係合する一対のローラから成る
ガイド装置(図示は省略)とを備えている。尚、移動中
は、ロック装置47及びアウトリガー48を不使用状態
にしており、配置終了後にそれぞれロック及び支え作用
を行うように操作される。
−VII 矢視図の図7に示すように、座席取付用ステップ
Sを上面に傾斜配列し且つ前面フェンスF2に窓Wを有
した居室Rを内部に形成した架構31と、該架構31の
基部31aに上記第1可動客席スタンド10,20とほ
ぼ同様に取付られた自走式駆動装置40と、第2従動輪
用レール4用従動輪45と、ロック装置と、アウトリガ
ー(補助支材)48と、ガイド装置とから構成されてい
る。
室や球場室,フロントホーム,ビジターフロント、更に
は救急看護室や記者・カメラマン室等として利用可能で
あり、電動スクリュージャッキ式等の昇降装置35によ
って上下動される床36を有しており、移設中はロック
装置やアウトリガー48と共に床36を上昇させ配置完
了後に使用位置に下降させるようになっている。
は、スタンド10,20,30の移設配置終了後に人工
芝カーペットで覆いかくされることは勿論である。
限定されること無く、請求項1,2に記載された技術的
範囲内で各種態様を取れることは当然である。
スタジアムの可動スタンドによれば、円形スタジアムの
外周部に設けられた円形軌道レールに沿って自走式の一
対の略対称形の客席スタンドが野球用の『ハ』の字形の
扇形状配置からサッカーやアメリカンフットボール用の
『ニ』の字形の矩形状配置まで大きく移動されて競技種
目及びイベント内容に応じて最適な配置位置を取ること
ができると共に、円形スタジアムの外周部に設けられた
円形軌道レールに沿って自走移動する際に、上面の主客
席部の下方の居室の床を上げることができるために、居
室を設けても自走移動の障碍にはならず、その種の居室
を野球では管理室,球場室,フロントホーム,ビジター
フロントとして使用でき、またサッカー等では管理室,
救急看護室,記者・カメラマン室等として使用でき、適
当な位置に移動設置される。移動設置後に居室の床は再
度下げて使用可能状態とすることが、競技種目及びイベ
ント内容に応じて最適配置位置を取ることができる。
ドの野球用配置を示す平面図である。
ボール用配置を示す平面図である。
である。
断面図斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 野球,サッカー等に使用可能な円形スタ
ジアムに設けられる客席スタンドであって、円形スタジ
アムの競技フィールドの外周部に設けられた円形軌道レ
ールと、該円形軌道レールに沿って周動する少なくても
一対の略対称形の客席スタンドとを具備してなり、 上記客席 スタンドの主客席部の下方に昇降手段を介して
昇降自在な床部を有する居室を形成してなることを特徴
とする円形スタジアムの可動スタンド。 - 【請求項2】 請求項1記載の円形スタジアムの可動ス
タンドにおいて、上記円形スタジアムは、競技フィール
ドの外周部に内側から外側にかけて従動輪用軌道レー
ル,駆動輪用軌道レール及びガイドレールを配設する一
方、上記客席スタンドは、下部に上記各レールに係合す
る従動輪と駆動輪及びその駆動装置とガイドローラとを
有すると共に当該スタンドを補助的に支持する昇降可能
な支持装置を具備してなることを特徴とする円形スタジ
アムの可動スタンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26199293A JP2934572B2 (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | 可動スタンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26199293A JP2934572B2 (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | 可動スタンド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07113343A JPH07113343A (ja) | 1995-05-02 |
JP2934572B2 true JP2934572B2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=17369509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26199293A Expired - Lifetime JP2934572B2 (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | 可動スタンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2934572B2 (ja) |
-
1993
- 1993-10-20 JP JP26199293A patent/JP2934572B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07113343A (ja) | 1995-05-02 |
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Legal Events
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