JP2934539B2 - 排出シート材押え装置を備える画像形成装置 - Google Patents

排出シート材押え装置を備える画像形成装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排出シート材押え装置
を備える画像形成装置、詳細には、例えば複写機、プリ
ンタ等の画像形成装置に係り、詳しくは、装置本体に多
量のシート材を積載することが可能な深目の排紙トレイ
部を有している画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、複写機、プリンタ等の画像形成装
置においては、多量に印刷する際の給紙に対する手間を
省くため、その給紙積載容量を増大する傾向にある。大
型機や中型機においては多大な積載容量を有する給紙デ
ッキが使用されており、小型機にあっても500枚以上
の積載容量を有する給紙カセットが使用されている。
【0003】このような給紙積載容量の増大化に伴い、
排紙側においても画像形成装置の装置本体上部に設けた
排紙トレイ部を深目に形成して、多量印刷時における排
紙の積載が可能となるようにその積載容量を高めてい
る。
【0004】ところで、このように、排紙積載容量を高
めるために排紙トレイ部を深目に形成した場合、排紙ロ
ーラ対により機外に排出されたシート材が排紙トレイ部
上に積載されるとき、そのシート材後端が空中を落下す
る距離が大きくなる。このため、シート材が排紙トレイ
部上に落下したときの落下点がシート材毎にズレを生じ
るようになり、排紙トレイ部上に積載されたシート材の
整列性を低下させてしまう。
【0005】ちなみに、画像形成装置には、排紙ローラ
対をその軸方向に移動させたり、あるいは排紙トレイ部
をシート材搬送方向に対して直交する方向に移動させる
ことにより、排紙トレイ部上に排出されたシート材を所
定量毎にずらし、仕分けて積載する方式のものがある。
特にこの方式のものにおいては仕分け状態を確保する上
で排紙トレイ部においてシート材は正しく整列した状態
で積載されなければならない。
【0006】このようなことから、図に示すように、
装置本体1の上部に深目の排紙トレイ部2を有する画像
形成装置においては、通常その排紙トレイ部2に、排紙
ローラ対3により機外に排出されたシート材(不図示)
がトレイ上において動かないようにするため、後端がト
レイ上に落下する前においてシート材の先端部を所定の
押圧力で押えるシート材押え部材5が設けられている。
【0007】従来の画像形成装置の排紙トレイ部2に設
けられているシート材押え部材5は、装置本体1に対
し、基端の支軸6を中心に、トレイ面に対し直交する方
向(矢印方向)に回動可能に取り付けられ、その自重で
トレイ上に排出されたシート材のシート面を押える構造
になっている。この場合、排紙ローラ対3により機外に
排出されたシート材の先端はトレイ斜面上を滑りながら
上昇し、シート材押え部材5の先端のカール部を押し上
げつつ円弧部5a下に滑り込み、円弧部5aに所定の押
圧力で押えられる。
【0008】シート材押え部材5はその自重でシート材
を押えるが、自重が大きくてシート材に対する押圧力が
強すぎるとシート材の先端が円弧部5a下にスムーズに
滑り込めず、トレイ上においてシート材が乱れ、正常に
積載できなくなる。このため、シート材押え部材5は比
較的自重を小さくできる薄肉のモールド部材や細い針金
状の金属部材によって構成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の画像形
成装置の排紙トレイ部2に設けられているシート材押え
部材5は構造的に弱体であるので、丁寧な取り扱いをし
ないと簡単に変形したり破損したりして機能が損なわれ
てしまう。また、このシート材押え部材5は、支軸6を
中心に回動する方式であるので、トレイ上の積載量が増
えて上動するに従いシート材に対する押圧力が低下し、
押え機能が不安定となる欠点もある。
【0010】一方、深目の排紙トレイ部2を有する画像
形成装置の場合、多量の排紙積載が可能であることか
ら、一般の画像形成装置を取り扱う場合のように常に排
紙状態に気を配ることがなされず、排紙が満載状態とな
っても放置されることが多い。このため、排紙トレイ部
2に許容積載量を超えて排紙されたシート材が床上に溢
れ落ちて汚れてしまったり、あるいは排紙ローラ対3付
近でジャムを起こしたりする不具合が生じている。
【0011】そこで本発明は、上述の如き事情に鑑みて
なされたもので、堅牢で変形や破損の虞れがなく、トレ
イ上の積載量が変化しても常に一定した押圧力でシート
材を押えることができ、しかも排紙満載状態を検知する
機能を有しているシート材押え装置を備えた画像形成装
置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、排出シートを積載することが可能な排紙ト
レイ部と、基端の支軸を中心として、トレイ面に対して
交わる方向に上下回動可能に取り付けられたシート材押
え部材と、このシート材押え部材をその自重に対抗して
反トレイ面方向に付勢すると共に、前記シート材押え部
材が所定の回動範囲内にあるときはその回動角において
も所定の押圧力を有するようにする押え部材付勢手段
と、を具備する排出シート材押え装置を備えたことを特
徴とする。
【0013】また、本発明は、前記押え部材付勢手段
は、前記シート材押え部材がトレイ面から離れる方向に
回動するに従ってその弾性力が小さくなるばね手段であ
ることを特徴とする。
【0014】また、前記シート材押え部材は、前記トレ
イ面から離れる方向に回動するに従って立ち始めて、ト
レイ面方向の重量が小さくなることを特徴とする。
【0015】
【作用】上記構成によれば、シート材押え装置のシート
材押え部材の自重は押え部材付勢手段による付勢作用で
軽減される。これにより、シート材押え装置においては
そのシート材押え部材として比較的自重の大きな堅牢構
造のものの使用が可能となる。
【0016】そして、シート材押え部材を付勢している
押え部材付勢手段は、シート材押え部材の回動角に応じ
てその付勢力が変化し、シート材押え部材が上動するに
従って付勢力が小さくなる。これにより、シート材押え
部材は所定の回動範囲内にあるときはその回動角におい
ても所定の押圧力を有することになる。
【0017】また、シート材押え装置はシート材押えロ
ーラと、これを支持するローラ支持部材とが組み合わさ
れた構造となる。これにより、シート材押え装置は堅牢
な構造となる。
【0018】そして、シート材押えローラは排紙積載部
の積載量が増えるとそれに応じてローラ支持部材にガイ
ドされて上動し、自重によってシート材を押える。これ
により、シート材押えローラはどの移動位置においても
所定の押圧力を有することになる。
【0019】更に、シート材押え装置は、排紙トレイ部
が排紙満載状態になると検知手段がこれを検知する。従
って、この検知信号により画像形成装置の給紙動作を停
止させたり、排紙満載状態を警報したりすることによっ
て、排紙トレイ部に許容積載量を超えて排紙されたシー
ト材が床上に溢れ落ちたり、あるいは排紙ローラ対付近
でジャムを起こしたりする不具合がなくなる。
【0020】
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の実施例による画像形成装置(レー
ザービームプリンタ)全体の構成を示し、図2は同画像
形成装置要部(発明部分)の構成を示したものである。
【0022】まず、図1により本画像形成装置の概要を
説明する。
【0023】本画像形成装置の装置本体7内の略中央部
には、感光ドラム9と、不図示の一次帯電器、現像器等
を組み込んだプロセスカートリッジ10と、転写ローラ
11と、レーザスキャナ12と、クリーナ13とからな
る画像形成手段15が配設されている。そして、この画
像形成手段15の給紙側には、レジストローラ対16
と、給紙ローラ17と、給紙カセット19が配設されて
いる。また、画像形成手段15の排紙側には、定着ロー
ラ対20と搬送ローラ対21とを有してなる定着器23
と、排紙ローラ対25が配設されている。
【0024】給紙カセット19から給紙ローラ17によ
って給紙されたシート材Sは、レジストローラ対16に
より画像形成手段15の画像形成部(転写ローラ11)
に送られ、ここで画像形成され、次いで定着器23によ
り画像が定着される。定着工程を終えたシート材Sはシ
ート材搬送経路26に沿って装置本体7の上部に搬送さ
れ、排紙ローラ対25により機外に排出されて、装置本
体7の上部に形成された深目の排紙トレイ部27上に積
載される。この場合、排紙ローラ対25により機外に排
出されたシート材Sの先端はトレイ斜面29を滑りなが
ら上昇し、排紙トレイ部27上に設置されたシート材押
え装置30により所定の押圧力で押えられる。この状態
においてシート材Sの後端がトレイ上に落下する。
【0025】次に、図2を参照して排紙トレイ部27上
に設置されたシート材押え装置30について説明する。
【0026】シート材押え装置30は、基端の支軸31
を中心として、トレイ面に対して直交する方向に回動可
能に取り付けられたシート材押え部材32と、このシー
ト材押え部材32をその自重に対抗して反トレイ面方向
に付勢する押え部材付勢手段としての捩りコイルばね3
3とを具備してなる。
【0027】シート材押え部材32はこれと別体に構成
された支軸31に着脱可能に取り付けられている。
【0028】支軸31は、角柱状をなした基台部31a
と、円柱状をなしたドラム部33とからなる。この基台
部31aとドラム部33は一体的に結合されている。そ
して、この支軸31は、基台部31aの一端が装置本体
7に設けた軸受部35により回動可能に支持され、ドラ
ム部33が装置本体7内に設けた基板36上の水平状固
定軸37により回動可能に支持される。
【0029】シート材押え部材32は、モールド部材に
より箱形に形成されている。この場合、シート材押え部
材32は厚肉で堅牢構造になっている。このようなシー
ト材押え部材32の先端部下側には、左右のコロ39,
39が回転可能に取り付けられている。また、後端面中
央部には、水平状の結合ピン40が取り付けられてい
る。そして、このシート材押え部材32は結合ピン40
を基台部31aに形成された穴41(図1)に差し込む
ことにより、支軸31に対し装着される。この場合、結
合ピン40を中心にシート材押え部材32を時計方向又
は反時計方向に回動させて、左右のコロ39,39がト
レイ面に正しく接するように調整する。
【0030】捩りコイルばね43は支軸31のドラム部
33の外周面に嵌め込まれており、その一端のフック4
2をドラム部33側に係止し、他端のフック43を固定
軸37上に回転可能に装着された円形の調整板45側に
係止している。調整板45の内面側には位置固定用のL
字形のフック47が設けられている。そして、このフッ
ク47を基板36に形成されている穴49に係止するこ
とにより、調整板45は基板36に位置固定される。穴
49はフック47と対応する同心円上に複数形成されて
いる。調整板45のフック47をそのうちのどの穴47
に係止するかを選択することにより、シート押え部材3
2を反トレイ面方向に付勢する捩りコイルばね43のば
ね力が変わる。従って、調整板45を基板36に対して
位置固定する場合には、シート押え部材32の自重に応
じたばね力が得られる穴49にそのフック47を係止す
る。
【0031】このような捩りコイルばね43は、シート
押え部材32が所定の回動範囲内にあるときはどの回動
角においても所定の押圧力を有するようにする。この捩
りコイルばね43は、軸31が時計方向回転するともど
し捩り力が強くなり、反時計方向回転するともどし捩り
力が弱くなる向きに係止されている。この押圧力はシー
ト材Sの先端がコロ39,39下に滑り込むことがで
き、かつ、シート材Sがトレイ上において動かない大き
さとされる。
【0032】すなわち、シート材押え部材32が図1に
示すように、水平状態にあるとき、コロ39にかかる自
重G1はかなり大きいので、このとき捩りコイルばね4
3によるシート材押え部材32の反時計方向回転力P1
も大きしてやって、シート材押え部材32に適当な押え
力(G1−P1)が作用するようになる一方、シート材
押え部材32が図1に示す2点鎖線の状態のようなとき
は、斜めになっている分だけコロ39にかかる自重G2
は、前記G1よりも小さくなっている。ことき、捩りコ
イルばね43も捩り力をゆるめる方向に回転していてそ
の反時計方向回転力P2もP1よりは小さくなってい
る。ことのき、(G2−P2)=(G1−P1)となる
ように予め定める。
【0033】基板36には、シート材押え部材32が排
紙満載位置まで上動変位したとき、これを検知する押え
部材検知センサ50が設置されている。この押え部材検
知センサ50は発光ダイオード等の発光素子51とフォ
トトランジスタ等の受光素子52とからなり、発光素子
51からの光を受光素子52が受光すると検知信号を出
力する。
【0034】一方、支軸31のドラム部33には、押え
部材検知センサ50を動作させるための遮へい板53が
設置されている。この遮へい板53は発光素子51から
の光を通す切欠部55と、発光素子51からの光を遮へ
いする遮へい部56,57とを有している。そして、シ
ート押え部材32が排紙満載前の位置にあるとき、その
遮へい部56が押え部材検知センサ50の発光素子51
と対向するように位置し(センサオフ)、シート押え部
材32が排紙満載位置にあるとき、その切欠部56が押
え部材検知センサ50の発光素子51と対向するように
位置し(センサオン)、シート押え部材32が排紙満載
後の位置にあるとき、その遮へい部57が押え部材検知
センサ50の発光素子51と対向するように位置する
(センサオフ)。
【0035】押え部材検知センサ50によりシート材押
え部材32が排紙満載位置に達したことが検知される
と、画像形成装置の給紙動作が停止されるか、あるいは
排紙満載状態である旨を知らせる警報を発する。これに
より、排紙満載状態を超えて排出されたシート材Sが床
上に溢れ落ちたり、排紙ローラ対25付近でジャムを起
こしたりするようなことが妨られる。
【0036】排紙満載状態になった場合、シート押え部
材32を支軸31から引き抜いて取り外した状態で、排
紙を排紙トレイ部27から取り除く。このように、シー
ト押え部材32を支軸31から取り外すと、支軸31が
捩りコイルばね43の付勢力により更に回動するので、
遮へい部57が押え部材検知センサ50の発光素子51
と対向するように位置し、押え部材検知センサ50はオ
フ状態となる。
【0037】上記のように構成されたシート材押え装置
30のシート材押え部材32は、排紙動作が行なわれる
前、その先端部のコロ39,39がトレイ斜面29の上
方部に対し所定の押圧力で接触した状態(図1の実線図
示の状態)にある。この状態において、装置本体7内で
所定の処理工程を終えたシート材Sが排紙ローラ対25
により機外の排紙トレイ部27上に排出される。シート
材Sが排紙ローラ対25により機外に排出されると、そ
の先端がトレイ斜面29を滑りながら上昇し、シート押
え部材32のコロ39,39を回転させつつコロ39,
39下に滑り込む。そして、所定位置まで上昇するとコ
ロ39,39を介してシート押え部材32により所定の
押圧力で押えられる。
【0038】このようにして、順次シート材Sの排紙が
行なわれると、トレイ上の排紙積載量が増加し、それに
応じてシート材押え部材32は支軸31を中心として上
動していく(図1の想像線図示の状態)。この場合、シ
ート材押え部材32がどの回動角にあってもシート材S
を押える押圧力は同じである。そして、シート材押え部
材32が排紙満載位まで上動すると、上述のように押え
部材検知センサ50がこれを検知する。
【0039】排紙満載状態となって又は不使用のためシ
ート材押え部材32を支軸31から取り外す場合、ある
いはシート材押え部材32を支軸31に装着する場合、
シート材押え部材32はモールド部材による堅牢構造と
されているため、その取り扱い中に変形したり、破損し
たりすることがない。
【0040】本実施例は、押え部材付勢手段として捩り
コイルばね43を例に説明したが、図2(b) に示す引っ
張りばね143でも可能である。
【0041】以下、具体的な数値に基づいて説明する。
【0042】シート材Sの積載量がゼロ(空)の場
合、シート材押え部材32の自重によるシート材Sの押
え力は25.9gr…(1a)、シート材Sの積載量が
満載の場合、同じく24.4gr…(1b)である。
【0043】約1.5grの重量差が発生する。
【0044】次に、シート材押え部材32の回転中心
からばね引っかけ部までの距離L=20mmであり、載量
が空と満載とでは、ばねの伸び力が5mm変化する。この
ばねのばね定数Kは、K=3.24gr/mmである。ま
た、積載量が空の時のばね力は、214.9grであ
る。
【0045】シート材押え部材32の回転中心における
ばねによるトルクは、 T=214.9×20= 4298gr.mm T=(214.9−3.24×5)×20=3974gr.mm シート材押え部材32の長さL=216mmであるので、
ばねによるシート材Sの押圧力は、 4298/216=19.9gr(空の時) …(2) 3974/216=18.4gr(満載時) …(2) 従って、実際の押え力は、上記(1a)、(1b)、
(2)から、 (空の時)25.9−19.9=6.0grであり、 (満載時)24.4−18.4=6.0grである。
【0046】従って、空の時も満載の時も、シート材S
の押え力は変化しない。
【0047】なお、上述計算は前記図2の捩りコイルば
ね43にも適用でき、同様に捩りコイルばね43のばね
定数を定めることができる。
【0048】
【0049】
【0050】
【0051】
【0052】
【0053】
【0054】
【0055】
【0056】
【0057】以上説明したように、本発明の画像形成装
置は、排紙トレイ部上に、基端の支軸を中心として、ト
レイ面に対して直交する方向に回動可能に取り付けられ
たシート材押え部材と、このシート材押え部材をその自
重に対抗して反トレイ面方向に付勢すると共に、前記シ
ート材押え部材が所定の回動範囲内にあるときはどの回
動角においても所定の押圧力を有するようにする押え部
材付勢手段とを具備してなるシート材押え装置を備えた
ものである。シート材押え部材32の自重と反抗するば
ね力とのバランスを略一定の範囲内に保って、シート材
Sを押えるようにしたものである。
【0058】
【0059】
【発明の効果】本発明の画像形成装置では、堅牢で変形
や破損の虞れがなく、トレイ上の積載量が変化しても常
に一定した押圧力でシート材を押えることができるシー
ト材押え装置を用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による画像形成装置(レーザー
ビームプリンタ)全体の構成を示す縦断側面図。
【図2】同画像形成装置要部(発明部分)の構成を示す
拡大斜視図。
【図3】従来の画像形成装置の排紙トレイ部に備えられ
たシート材押え部材を示す縦断側面図。
【符号の説明】
S シート材 7 画像形成装置本体 27 排紙トレイ部 30,59 シート材押え装置 31 支軸 32 シート材押え部材 43 捩りコイルばね(押え部材付勢手段) 50 押え部材検知センサ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排出シートを積載することが可能な排紙
    トレイ部と、 基端の支軸を中心として、トレイ面に対して交わる方向
    に上下回動可能に取り付けられたシート材押え部材と、 このシート材押え部材をその自重に対抗して反トレイ面
    方向に付勢すると共に、前記シート材押え部材が所定の
    回動範囲内にあるときはその回動角においても所定の押
    圧力を有するようにする押え部材付勢手段と、 を具備する排出シート材押え装置を備える画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記押え部材付勢手段は、前記シート材
    押え部材がトレイ面から離れる方向に回動するに従って
    その弾性力が小さくなるばね手段あることを特徴とする
    請求項1記載の排出シート材押え装置を備える画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 前記シート材押え部材は、前記トレイ面
    から離れる方向に回動するに従って立ち始めて、トレイ
    面方向の重量が小さくなることを特徴とする請求項1記
    載の排出シート材押え装置を備える画像形成装置。
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