JP2933968B2 - プリンタの給紙制御装置 - Google Patents

プリンタの給紙制御装置

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JP2933968B2
JP2933968B2 JP2042056A JP4205690A JP2933968B2 JP 2933968 B2 JP2933968 B2 JP 2933968B2 JP 2042056 A JP2042056 A JP 2042056A JP 4205690 A JP4205690 A JP 4205690A JP 2933968 B2 JP2933968 B2 JP 2933968B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は複写機のような記録装置の制御に関し、特
に、記録シートを供給する給紙系を複数備え、例えばカ
セット給紙系と手差し給紙系のように互いに種類の異な
る複数種の給紙系が選択可能なプリンタの給紙制御装置
に関する。
〔従来の技術〕
一般に複写機においては、サイズや種類の異なる記録
紙をスイッチ操作で簡単に切換えできるように、記録紙
の給紙口を複数備えており、各々の給紙口に所定の記録
紙が装填されたカセットを着脱できる構造になってい
る。また、非定形サイズの記録紙やアプリケーション紙
(カラー紙,第2原図用紙,OHPシート,厚紙等)をも利
用できるように、カセット給紙系以外に、手差し給紙系
が設けられる場合が多い。
表面の紙と裏面の紙に特別な紙(例えば厚紙やカラー
紙)を選択するカバーモードにおいては、手差し給紙口
が優先するのが好ましい。
また、手差し給紙系の使用時には通常の給紙系は使用
されないので、手差し給紙系は通常の給紙系と共用にな
っている場合が多い。つまり、通常の給紙系の特定の給
紙口の近傍に手差しテーブルを開閉自在に配置して、手
差しテーブルを閉じた状態では通常の給紙系が使用可能
になり、手差しテーブルを開くと、通常の給紙系が使用
されなくなり、手差しテーブルから給紙される紙が特定
の給紙口に向かうように構成される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のような装置においては、操作パネル上に通常の
給紙系の各給紙口の紙サイズ等の情報と選択された給紙
口が表示され、それとは別に手差し給紙系の選択の有無
が表示される。また、選択中の給紙口に記録紙が存在に
ない場合には、紙なしの表示が点灯する。
ところで、通常は手差しテーブルは閉じられている
が、手差しテーブルを開き使用した後でそれを閉じるの
を忘れる場合がある。この場合、次に複写機を使用する
人は、手差しテーブルが開いていることに気が付きにく
く、複写機がその人の期待した動作をしないのでオペレ
ータは複写機の操作にとまどうことになる。
例えば、手差しテーブル上に紙がない時には、紙なし
が表示されるが、手差しテーブルが選択されていること
に気が付かないと、選択中の給紙口のカセットに紙があ
るにも関わらず紙なしが表示されるので、オペレータは
複写機の故障と誤認する可能性がある。また手差しテー
ブル上に紙がある時には、期待したものと異なるサイズ
及び種類の紙にコピーが形成されるので、オペレータは
期待と異なる動作に対してとまどいを感じることにな
る。
そこで本発明は、同一の給紙口を通常の給紙系と手差
しテーブルとで共用し手差しテーブルの開閉に応じてそ
れの選択の有無を切換えるプリンタにおいて、表面の紙
に特別な紙を選択するカバーモードを実現しその時の給
紙系の使用状況をオペレータに分かり易く表示すること
を課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のプリンタの給紙制御装置は、所定の記録系に
至る通路と接続された給紙口に接続され所定の記録シー
トを保持する第1組の複数個のシート保持手段(4〜
7); 第1組のシート保持手段に保持された記録シートのサ
イズもしくは種類を検出するシート情報検出手段(42
0); 第1組のシート保持手段上の記録シートの有無を検出
する第1組のシート検出手段(420); 前記第1組のシート保持手段の近傍に開閉自在に配置
され、それが開状態の時に前記給紙口に接続される第2
組のシート保持手段(3); 前記第2組のシート保持手段の開閉状態を検出する開
閉検出手段(420); 前記第2組のシート保持手段における記録シートの有
無を検出する第2組のシート検出手段(420); カバーモードを設定する入力手段(310,K1); 第1組の複数個のシート保持手段を選択的に給紙に指
定する用紙指定手段(310,K2); プリンタ本体の操作部(310)に配置され、少なくと
も、紙なし表示部,シート情報表示部,手差し給紙選択
表示部を含む表示手段(S1〜S6); 前記開閉検出手段が第2組のシート保持手段(3)の
開状態を検出する時に、前記表示手段の手差し給紙選択
表示部(S21)を表示付勢するとともに、第2組のシー
ト検出手段の検出状態に応じて手差し給紙選択表示部の
付勢状態(連続点灯/点滅)を変更する表示制御手段
(200,第5e図);及び、 カバーモードが設定されているとき、前記開閉検出手
段が第2組のシート保持手段(3)の開状態を検出して
いるときは原稿第1枚目のプリントのために第2組のシ
ート保持手段からの給紙を設定し(5d図のD2,D4,D6)、
原稿第2枚目のプリントのために前記用紙指定手段によ
って指定されたシート保持手段からの給紙を設定する
(第5d図のD2,D3,D8)、給紙設定手段(200,第5d図); を備える。なお、理解を容易にするためにカッコ内に
は、図面に示し後述する実施例の対応要素の符号又は対
応事項を、参考までに付記した。
本発明の後述の好ましい実施例は更に、第1組の複数
個のシート保持手段の少なくとも1つをカバー用紙保持
用に指定する手段(K2,200,第5c図のC20〜C22);を備
え、前記給紙設定手段(200)は、カバーモードが設定
されているとき、前記開閉検出手段が第2組のシート保
持手段の閉状態を検出しているときは原稿第1枚目のプ
リントのために、カバー用紙保持用に指定されたシート
保持手段からの給紙を設定する(第5d図のD2,D4,D5)。
〔作用〕
本発明においては、カバーモードが設定されている場
合は、給紙設定手段(200)が、開閉検出手段が第2組
のシート保持手段(3)の開状態を検出しているときは
原稿第1枚目のプリントのために第2組のシート保持手
段からの給紙を設定するので、カバー紙の給紙口につい
ては、手差し給紙口が優先する。
手差し給紙部、即ち第2組のシート保持手段を開くこ
とによってそれが選択され、その時に手差し給紙選択表
示部の表示が現われる。また手差し給紙選択表示部の付
勢状態は、例えば記録シートがある時には点灯状態に、
記録シートが無い時には点滅状態になるように、付勢状
態がシートの有無に応じて自動的に変更される。従っ
て、記録シートの補給が必要な場合には、手差し給紙選
択表示部の表示状態を参照すれば、第1組のシート保持
手段と第2組のシート保持手段のいずれに対してシート
の補給が必要なのかを知ることができる。
前記好ましい実施例においては、手差し給紙のみなら
ず、第1組のシート保持手段からもカバー用紙を給紙す
ることができる。
[実施例] 第1図に、本発明を実施する一形式の複写機の機構部
の構成を示す。第1図を参照すると、この複写機の最上
部には、自動原稿送り装置(ADF)60が設けられてい
る。この自動原稿送り装置は、原稿載置台2上に配置さ
れる原稿を一枚ずつ順次に繰り出して、各々の原稿を画
像読取部のコンタクトガラス22上の所定位置に位置決め
し、読取終了後にそれを排紙する。コンタクトガラス22
の下方に光学走査系21が配置されており、コンタクトガ
ラス22上に位置決めされた原稿の画像は光学走査系21に
よって走査しながら読み取られ、読み取られた画像光、
即ち原稿からの反射光は光学走査系21を介して感光体ド
ラム23上に結像される。感光体ドラム23の表面は、メイ
ンチャージャ18によって予め高電位に均一に帯電してい
るので、画像光が照射されると、画像の濃淡に応じた電
位分布、即ち静電潜像がその面に形成される。この静電
潜像は露光部の下流に位置する現像器の近傍を通る時
に、トナーの付着によって可視像になる。
一方、転写紙給紙系から給紙される紙が、トナー像の
形成に同期したタイミングで感光体ドラム23の表面に重
なるように送り込まれ、転写チャージャ11によって、ト
ナー像は転写紙に転写する。トナー像が転写された転写
紙は、分離チャージャ12によって感光体ドラム23から分
離し、所定の搬送経路を通り、定着工程を経てソータ70
に送られ機外に排紙される。
この実施例においては、転写紙給紙系には、4つの給
紙口が設けられており、それらの給紙口に給紙カセット
4,5,6及び7が脱着自在に設けられている。また、最上
段の給紙口の部分には、手差しテーブル3が配置されて
いる。この手差しテーブル3は、手差し口を開閉するド
アを兼ねており、図中の矢印AR方向に動かして開閉する
ことができる。手差しテーブル3を閉じた状態では、最
上段(1段目)の給紙口には給紙カセット4に保持され
た転写紙が送られるが、第1図に示すように手差しテー
ブル3を開いた状態では、手差しテーブル3上に載置さ
れる紙が最上段の給紙口に送られる。つまり、最上段の
給紙口は、給紙カセット4と手差しテーブル3のいずれ
か選択されたものによって使用されることになる。
第2図に、第1図の複写機の上方に設けられた操作ボ
ードの一部分の外観を示す。第2図を参照すると、この
操作ボード上には、多数の表示部及びキースイッチが備
わっている。表示部S1は、転写紙給紙系の各給紙口に関
する情報を表示するものであり、大きく分けると、給紙
口の選択状態を示す枠S11とカセット内の紙サイズ等を
示す情報表示部S12を含んでいる。表示部S2は複写機の
外観の概略と各部の状態を示すものであり、転写紙給紙
系の各給紙口の状態を示すシンボルや手差しテーブルを
示す表示S21が含まれている。S4は設定したコピー枚数
や処理済のコピー枚数を表示するための数値表示部であ
る。S5は、様々な異常状態を表示する部分であり、転写
紙給紙系で紙がなくなった場合の異常を示す紙なし表示
部S51を含んでいる。S6は、より正確な情報をメッセー
ジとしてオペレータに知らせるためのメッセージ表示部
であり、第3c図に示すように多数の文字を1列分表示す
ることができる。
操作ボードに備わったキーK1は、カバーモードの指定
及び解除に利用されるカバーキーである。通常のモード
においては、指定された単一の給紙口から転写紙が給紙
されてコピーが作成されるが、カバーモードにおいて
は、表面の紙と裏面の紙に特別な紙(例えば厚紙やカラ
ー紙)を選択することができ、その場合、通常の紙の給
紙とカバー紙の給紙のために複数の給紙口が使用され
る。キーK2は給紙口の切換えに使用される用紙キーであ
り、K3はコピー濃度の調整に利用される濃度調整キーで
ある。
第4図に、第1図の複写機の電気回路の構成の概略を
示す。第4図を参照すると、主制御ユニット200には、
マイクロプロセッサ210,ROM220,RAM230,パラレルI/O24
0,シリアルI/O250,A/Dコンバータ260及びタイマ270が備
わっており、この主制御ユニット200に各種の制御ボー
ド,制御ユニット,センサ,負荷等々が接続されてい
る。
センサ420には様々なものが含まれているが、例え
ば、手差しテーブル3の開閉状態を検出する開閉検出
器,手差しテーブル3上の紙の有無を検出する紙検出
器,各々の給紙カセット内の紙のサイズ及び向きを検出
するサイズ検出器,給紙カセット内の紙の有無を検出す
る紙検出器などが含まれている。カセット内の紙のサイ
ズ及び向きの検出に関しては、予めそれに割り当てられ
た形状の識別片を各々のカセットに装着しておき、複写
機本体側で前記識別片の形状を検出することによって認
識するようにしている。
第5a図,第5b図,第5c図,第5d図及び第5e図に第4図
の主制御ユニット200の動作の一部分を示す。まず、第5
a図を参照して全体の処理の概略を説明する。
電源がオンすると、まずCPUのイニシャルライズ,RAM
のクリアなどを実行し、各種初期値をRAM上に転送し、
リロード前処理を実行する。リロード状態になったら次
に待機処理に進み、所定の条件が満たされるまでそれを
繰り返し実行する。コピー可能状態になった後でコピー
スタートキー(図示せず)が押されたら、ステップA7か
らA8のコピー中処理に進む。コピー動作が終了すると、
再びステップA6の待機処理に戻り、次のコピー開始に備
える。
第5b図に示す給紙選択表示,第5c図に示すキー読取
り,及び第5e図に示すサイズ表示の各処理は第5a図の待
機処理A6に含まれており、待機中に繰り返し実行され
る。
第5b図を参照して説明する。ステップB1では、手差し
テーブル3の開閉状態を参照し、開状態ならステップB2
に進み、閉状態ならステップB3に進む。開状態、つまり
第1図に示すように手差し給紙を行う場合には、ステッ
プB2で、全給紙口の枠表示S11を消灯する(第3c図,第3
d図の状態)。手差し給紙が非選択の場合、ステップB3
でカバーモードか否かを識別する。カバーモードの場合
には、ステップB4でカバー紙の給紙口として選択された
給紙口(Pcの内容で特定される)の枠表示を点滅表示す
る。例えば第3b図の例では、表示部S1の上から3段目の
枠表示(S11)が点滅状態に付勢されている。次のステ
ップB5では、普通紙の給紙口として選択された給紙口
(Pnの内容で特定される)の枠表示を点灯する。例えば
第3a図及び第3b図の例では表示部S1の最上段の枠表示
(S11)が点灯状態に付勢されている。次のステップB6
では、非選択状態の全ての給紙口(Pc,Pnで特定された
もの以外)の枠表示(S11)を消灯する。
次に第5c図を参照する。カバーキーK1の押下を検出し
た場合には、ステップC1からC2に進む。ステップC2で
は、カバーモードの状態を切換える、つまり、カバーモ
ードが解除されている時にそれを検出したら、カバーモ
ードをオンし、カバーモードの時にそれを検出したらカ
バーモードを解除する。
カバーモードがオフからオン状態に切換わった時に
は、ステップC3からC4に進む。ステップC4では、各々の
給紙口に接続された給紙カセット内の紙サイズを検出
し、選択中の給紙口の紙サイズ(Pnで特定された給紙
口)と、カバー紙給紙用に割り当てられた各給紙口の紙
サイズとを比較して一致するものが存在するか否かをチ
ェックする。同一サイズの給紙口を検出した場合には、
ステップC5からC6に進み、一致した給紙口の値をレジス
タPcに保持する。例えば第3a図に示すように、1段目,2
段目,3段目及び4段目の各給紙口の紙サイズがそれぞれ
A4,A5,A4及びA3であって、1段目と2段目が普通紙用に
割り当てられ、3段目と4段目の給紙口がカバー紙用に
割り当てられている場合には、選択中の1段目の給紙口
のサイズ(A4)と一致するサイズの紙がカバー紙に割り
当てられた3段目の給紙口に存在するので、3段目の給
紙口を示す値(例えば3)がPcにストアされる。
紙サイズの一致する給紙口が検出できない場合には、
ステップC15に進み、警告メッセージを表示する。即
ち、「ドウイツサイズ ノ ヒョウシ ヲ セット シ
テクダサイ」をメッセージ表示部S6に表示する。これに
よってオペレータはカバー紙用の給紙口に所定のサイズ
のカバー紙がセットされていないことを知ることができ
る。
次のステップC7では、手差しテーブル3の開閉状態を
チェックする。手差しテーブル3が閉じている時、即ち
手差し給紙が無効の時に、給紙口のマニュアル選択が可
能になる。つまり、手差しテーブル3が閉の時に用紙キ
ーK2を押下すると、ステップC7からC8を通りC9に進み、
次のように給紙口の指定を切換える。
ステップC9では、カバーモードのオン/オフをチェッ
クする。カバーモードがオフの時には次にステップC10
に進み、カバーモードがオンの時には次にステップC16
に進む。カバーモードがオフの場合、まずステップC10
で、レジスタPnの内容をインクリメント(+1)する。
レジスタPnの内容は選択すべき通常紙用の給紙口の値を
示している。従って、ステップC10の後でPnの値がカバ
ー紙に割り当てられた給紙口の値であった場合には、ス
テップC11からC10に戻って再び給紙口を変更する。ま
た、Pnの値が最大値Pmax(実施例では4)より大きい場
合には、その給紙口が存在しないので、Pnを初期値の1
にクリアしてステップC11に戻る。
カバーモードがオンの場合にはステップC16で、レジ
スタPcの内容をインクリメントする。レジスタPcの内容
は選択すべきカバー用の給紙口の値を示している。従っ
て、ステップC16の後でPcの値がカバー紙に割り当てら
れた給紙口の値でない場合には、ステップC17からC16に
戻って再び給紙口を変更する。また、Pcの値が最大値P
maxより大きい場合には、その給紙口が存在しないの
で、Pcを初期値の1にクリアしてステップC17に戻る。
ステップC20では、用紙キーK2の押下時間の大小を識
別する。用紙キーK2が長時間押されている時には特別な
処理が実行される。即ち、ステップC20でオン時間が大
であると、次にステップC21を通って、C14又はC22を実
行する。つまり、カバーモードがオフの時には、ステッ
プC14に進むので、レジスタPnの値で特定される給紙口
を、通常紙給紙用からカバー紙給紙用に割当てを変更す
る。またカバーモードがオンの時には、ステップC22に
進むので、レジスタPcの値で特定される給紙口を、カバ
ー紙給紙用から通常紙給紙用に割当て変更する。従って
この実施例では、オペレータはカバーモードのオン/オ
フと、用紙キーK2の長時間押下の操作によって、4つ存
在する給紙口の各々を、通常紙の給紙口として割当てた
り、カバー紙の給紙口として割当てることが任意にでき
る。各々の給紙口の割当ての状態は、所定のメモリ上に
記憶され、例えばステップC11,C17などで参照される。
次に第5e図の処理を説明する。ステップE1では、手差
しテーブル3の開閉状態をチェックする。まず、手差し
テーブル3が閉の場合を説明する。この場合、次にステ
ップE2を実行し、操作ボード上の手差しテーブル表示S2
1を消灯する。これによって例えば第3e図の状態にな
る。次のステップE3では、1段目(最上段)の給紙口に
おける給紙カセット4の存在の有無を図示しないセンサ
によってチェックする。カセットの存在が検出された時
には、ステップE4に進み、表示部S1におけるサイズ表示
S12(1段目のみ)を点灯状態にす。勿論、実際に点灯
するのは、所定のサイズセンサによって検出されたサイ
ズに対応する表示のみであり、例えば第3e図の例では1
段目のサイズ表示として、「A4」の表示が点灯してい
る。給紙カセットが存在しない時には、ステップE13が
実行されるので、サイズ表示部(1段目のみ)は消灯状
態になる。同様の処理が、他の2,3及び4段目の給紙口
に対しても実行される。
第3e図に示す例では、4つの全ての給紙口に給紙カセ
ットが装着され、手差しテーブル3が閉じているので、
全ての給紙口のサイズ表示(上からA4,B5,B4,A3)が点
灯し、手差しテーブルの表示は消灯状態になっている。
ステップE11では、選択中の給紙口について、紙の有
無がチェックされる。即ち、Pnの値が特定される給紙口
において、給紙カセット内に紙がない時には、ステップ
E12に進み、メッセージ表示部S6に「ヨウシ ヲ セッ
ト シテクダサイ」を表示するとともに、紙なしシンボ
ルS51を点灯状態にする。紙が存在する時には、ステッ
プE17を実行するので、表示部S6のメッセージはクリア
され、紙なしシンボルS51は消灯状態になる。
次に手差しテーブル3が開いている場合を説明する。
この場合、ステップE1からE18に進み、手差しテーブル
3上の紙の有無をチェックする。紙無しを検知した場合
には、次にステップE19を実行するので、第3c図に示す
ように、メッセージ表示部S6に所定のメッセージが表示
され、紙なしシンボルS51が点灯し、手差しテーブルの
表示S21が点滅状態になる。紙が存在する場合には、ス
テップE20を実行するので、第3d図に示すように、メッ
セージの表示はクリアされ、紙なしシンボルS51は消灯
し、手差しテーブルの表示S21が点灯状態になる。ま
た、手差しテーブルが開の場合には、紙の有無とは無関
係にステップE21が実行されるので、各給紙口の紙サイ
ズ表示はS1は全て消灯状態になり、全く表示されない
(第3c図,第3d図の状態)。
第5a図のステップA7において、コピースタートキーの
押下が検知され、実際のコピー動作が開始されると、ス
テップA8のコピー中処理の内部において、所定の給紙選
択タイミングが到来する毎に、第5d図に示す処理が繰り
返し実行される。第5d図を参照して説明する。ステップ
D1では、カバーモードのオン/オフがチェックされる。
カバーモードがオンの場合には、まず、給紙する紙が
通常紙かカバー紙(表紙)かを識別する。即ちこの例で
は、最初の原稿を処理する時(コピー動作を開始した直
後)、及び最終原稿を処理する時(最終コピー時)には
カバー紙に割り当てられた給紙口を自動的に選択し、そ
れ以外の処理においては通常紙に割り当てられた給紙口
を自動的に選択する。通常紙の給紙口は、レジスタPnの
内容によって決定される。またカバー紙の給紙口につい
ては、手差し給紙口が優先するので、ステップD4で手差
しテーブルが開の時には手差し給紙口(最上段)を選択
し、手差し給紙口が閉の時には、レジスタPcの内容によ
って特定される給紙口が選択される。
カバーモードがオフの場合には、ステップD7で手差し
テーブルの開閉がチェックされ、手差しテーブル3が閉
の時にはステップD8に進み、レジスタPnの内容に応じた
給紙口が自動的に選択され、手差しテーブル3が開の時
には、ステップD9に進み、手差し用給紙口(最上段)が
自動的に選択される。
いずれにしても、この実施例においては、カバーモー
ドにおけるカバー紙の給紙口は、オペレータが格別に指
定をしなくても、検出された紙サイズに応じて自動的に
給紙口が選択される(第5c図のステップC3〜C6)ので、
操作が簡単である。
またこの実施例では、多数の給紙口を通常紙とカバー
紙の両方の給紙口として任意に指定でき(第5c図のC14,
C20〜C22)、しかも、点灯と点滅のように互いに表示状
態を変える(第5b図のステップB3〜B6)ことによって、
1組の表示部に通常紙の給紙口とカバー紙の給紙口の両
方の選択状態が同時に表示される(第3b図)ので、視認
性が良く、表示装置の構成も簡単になる。
更にこの実施例では、手差し給紙の表示(S21)に関
し、通常の手差しモードではそれを点灯し(第3d図)、
手差しモードで紙なしを検知した時にはそれを点滅する
(第3c図)ので、選択中の給紙系が通常の給紙系か手差
し給紙系かの識別、ならびに、紙なしの場合に紙を補給
すべき給紙系が通常の給紙カセットかそれとも手差しテ
ーブルかを容易に認識できる。
〔発明の効果〕
以上のとおり本発明によれば、カバーモードが設定さ
れている場合は、給紙設定手段(200)が、開閉検出手
段が第2組のシート保持手段(3)の開状態を検出して
いるときは原稿第1枚目のプリントのために第2組のシ
ート保持手段からの給紙を設定するので、カバー紙の給
紙口については、手差し給紙口が優先する。
手差し給紙部、即ち第2組のシート保持手段を開くこ
とによってそれが選択され、その時に手差し給紙選択表
示部の表示が現われる。また手差し給紙選択表示部の付
勢状態は、例えば記録シートがある時には点灯状態に、
記録シートが無い時には点滅状態になるように、付勢状
態がシートの有無に応じて自動的に変更される。従っ
て、記録シートの補給が必要な場合には、手差し給紙選
択表示部の表示状態を参照すれば、第1組のシート保持
手段と第2組のシート保持手段のいずれに対してシート
の補給が必要なのかを知ることができる。紙なしを検知
した時の表示手段の表示状態が変わるので、不慣れなオ
ペレータであっても、その時の動作モードを把握し易
く、紙の補給などの際に手間どることがないので操作性
が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、一実施例の複写機の機構部の構成を示す正面
図である。 第2図は、第1図の複写機の操作ボードの一部分の外観
を示す平面図、 第3a図,第3b図,第3c図,第3d図及び第3e図は、操作ボ
ード上の表示部の互いに条件の異なる表示状態を示す平
面図である。 第4図は、第1図の複写機の電装部の構成の概略を示す
ブロック図である。 第5a図,第5b図,第5c図,第5d図及び第5e図は、第4図
の主制御ユニット200の動作の一部分を示すフローチャ
ートである。 2:原稿載置台、3:手差しテーブル 4〜7:給紙カセット、7:ソータ 8:メインチャージャ、11:転写チャージャ 21:光学走査系、22:コンタクトガラス 23:感光体ドラム、60:自動原稿送り装置 70:ソータ、200:主制御ユニット S1〜S6:表示部、K1:カバーキー K2:用紙キー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の記録系に至る通路と接続された給紙
    口に接続され所定の記録シートを保持する第1組の複数
    個のシート保持手段; 第1組のシート保持手段に保持された記録シートのサイ
    ズもしくは種類を検出するシート情報検出手段; 第1組のシート保持手段上の記録シートの有無を検出す
    る第1組のシート検出手段; 前記第1組のシート保持手段の近傍に開閉自在に配置さ
    れ、それが開状態の時に前記給紙口に接続される第2組
    のシート保持手段; 前記第2組のシート保持手段の開閉状態を検出する開閉
    検出手段; 前記第2組のシート保持手段における記録シートの有無
    を検出する第2組のシート検出手段; カバーモードを設定する入力手段; 第1組の複数個のシート保持手段を選択的に給紙に指定
    する用紙指定手段; プリンタ本体の操作部に配置され、少なくとも、紙なし
    表示部,シート情報表示部,手差し給紙選択表示部を含
    む表示手段; 前記開閉検出手段が第2組のシート保持手段の開状態を
    検出する時に、前記表示手段の手差し給紙選択表示部を
    表示付勢するとともに、第2組のシート検出手段の検出
    状態に応じて手差し給紙選択表示部の付勢状態を変更す
    る表示制御手段;及び、 カバーモードが設定されているとき、前記開閉検出手段
    が第2組のシート保持手段の開状態を検出しているとき
    は原稿第1枚目のプリントのために第2組のシート保持
    手段からの給紙を設定し、原稿第2枚目のプリントのた
    めに前記用紙指定手段によって指定されたシート保持手
    段からの給紙を設定する、給紙設定手段;を備えるプリ
    ンタの給紙制御装置。
  2. 【請求項2】装置は更に、第1組の複数個のシート保持
    手段の少くとも1つをカバー用紙保持用に指定する手
    段;を備え、前記給紙設定手段は、カバーモードが設定
    されているとき、前記開閉検出手段が第2組のシート保
    持手段の閉状態を検出しているときは原稿第1枚目のプ
    リントのために、カバー用紙保持用に指定されたシート
    保持手段からの給紙を設定する、請求項1記載のプリン
    タの給紙制御装置。
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