JP2933724B2 - 非磁性一成分現像剤 - Google Patents

非磁性一成分現像剤

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JP2933724B2 JP2409677A JP40967790A JP2933724B2 JP 2933724 B2 JP2933724 B2 JP 2933724B2 JP 2409677 A JP2409677 A JP 2409677A JP 40967790 A JP40967790 A JP 40967790A JP 2933724 B2 JP2933724 B2 JP 2933724B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、現像剤に関し、さらに
詳しくは、電子写真装置または静電記録装置によって感
光体もしくは誘電体上に形成された静電潜像を可視化す
る非磁性一成分現像剤に関する。
【0002】
【従来の技術】少なくとも結着樹脂と着色剤とを含む着
色微粒子に、流動化剤として、さらに細かいコロイダル
シリカ等を外添(着色微粒子と独立して加えること)し
たものを以下トナーというが、そのトナーとキャリヤー
からなる二成分現像剤は、画質の良いことから広範囲に
用いられている。
【0003】しかしながら、その反面、以下に示すよう
な二成分現像剤に共通する欠点がある。すなわち、
(1) トナーは、トナーとキャリヤー間の相互摩擦に
より摩擦電荷を受け取るが、長期間にわたり使用してい
ると、キャリヤー表面がトナーによって汚染され、その
結果、トナーが充分摩擦電荷を獲得できなくなる。 (2) トナーとキャリヤーは、所定範囲の混合比に調
整されていなければならないが、長期間にわたって使用
していると、その混合比が変動して所定範囲から外れて
しまう。 (3) キャリヤーとして、一般に、表面を酸化した鉄
粉もしくはガラスビーズが汎用されているが、これらの
キャリヤーによって感光体の表面が機械的に損傷され
る。
【0004】そこで、近年、キャリヤーを用いないで、
トナーの中に磁性粉を含有させた磁性一成分現像剤を用
いた種々の現像法が提案されている(例えば、米国特許
第3,909,258号、米国特許第4,121,93
1号)。しかしながら、これら公知の方法にも次のよう
な欠点がある。すなわち、(1) 磁性一成分現像剤
は、電気抵抗が小さい磁性粉を多量に含有しているの
で、静電潜像上の現像像を普通紙等の支持部材へ静電的
に転写することが困難である。特に、多湿の雰囲気下で
は充分な転写性能が得られない。 (2) 黒色の磁性粉を多量に含有させるため、現像剤
のカラー化が困難である。 (3) 磁性一成分現像剤は、磁性粉が多量に含有され
ているため、二成分現像剤に比較して定着力が低下す
る。その結果、定着器の温度や圧力を高くしなければな
らず、ランニングコストが高くなる欠点を有する。
【0005】ところで、最近、磁性粉を含有せず、抵抗
の大きい一成分現像剤を用いた現像法が注目を集めてい
る。それらの現像法としては、例えば、米国特許第2,
895,847号、米国特許第3,152,012号、
特公昭41−9475号、特公昭45−2877号、特
公昭54−3624号等に記載されているタッチダウン
またはインプレッション現像に基づくものが挙げられ
る。これらの方法では、従来二成分現像剤に用いられて
いた現像剤の内、キャリヤーを除いたトナーを非磁性一
成分現像剤として利用している。しかしながら、この場
合にも、以下に述べるように、非磁性一成分現像剤に関
連する種々の問題の発生が避けられない。
【0006】第一の問題点は、感光体等に対する現像剤
の付着現象である。これまでの二成分現像剤では、トナ
ーの他に多量の鉄粉やガラスビーズなどのキャリヤーが
混合されているため、現像ローラや現像ブレード、感光
体上に一時的にトナーの付着があっても、キャリヤーに
よって研磨され問題とはならなかった。
【0007】しかしながら、従来の非磁性一成分現像剤
には、通常、流動化剤として、粒径が10〜20mμの
小さなコロイダルシリカしかトナーに外添されていなか
ったので研磨効果が少なく、長期間使用すると、現像ロ
ールや現像ブレード、感光体上にトナーが付着して、現
像剤のフィルムが形成されることが多かった。このよう
な現像剤のフィルムが形成されると、帯電させるべき現
像剤と現像ロールあるいは現像ブレードとが充分に接触
できなくなり、現像剤の帯電不足が起き、画像の画質が
低下する。また、現像剤が感光体に付着すると、黒い汚
れとなって画像に現れ、問題となっていた。
【0008】こうしたことから、最近では、粒径が0.
1〜10μm(あるいは比表面積0.2〜30m2
g)と大きな無機微粉体を外添することにより、研磨効
果を向上させることが提案されている(例えば、特開昭
60−32060号、同60−136752号、同61
−183664号、同64−88554号等)。しかし
ながら、特開昭60−136752号、同61−183
664号等で使われている微粉末だけでは流動性が充分
でなく、特開昭60−32060号、同64−8855
4号等のように、従来のコロイダルシリカ等の流動化剤
の併用が不可欠となっており、その結果、次の問題が避
けられない。
【0009】第二の問題点は、現像剤のリサイクル方式
での使用ができないことである。すなわち、感光体表面
の静電潜像を現像した後、現像剤の像は、紙等の支持部
材に転写されるが、現像された感光体上の現像剤の全て
が転写されずに、通常、20〜40重量%の現像剤が感
光体上に残存する。従来の非磁性一成分現像剤を使用す
る複写機あるいはプリンターにおいては、感光体上に残
った未転写現像剤は、クリーニングブレード等でかきと
られ、そして集められて、廃現像剤容器に捨てられてい
た。その理由は、現像剤をリサイクル方式で使用する
と、現像剤が繰り返し画像形成プロセスを通過するた
め、頻繁に機械的外力を受け、現像剤粒子表面に存在す
べき流動化剤(コロイダルシリカ)が現像剤粒子中に埋
め込められたり、脱落したりするためである。
【0010】その結果、初期の流動性は優れているもの
の、長期にリサイクル方式で使用すると、現像剤の流動
性が低下し、現像ロール上に現像剤を一定の厚みで塗布
することができなくなって、画質が不均一となる。ま
た、帯電量が変化し、カブリも発生してくる。また、感
光体上の未転写現像剤をスクリュー等で搬送し、リサイ
クル方式で使用すると、現像剤が圧縮されて詰まった
り、各部分に付着したり、凝集したりして、長期間の連
続運転は困難であった。本来、現像剤をリサイクル使用
することは、これまで廃棄していた20〜40重量%分
の現像剤が再使用でき、しかも廃現像剤容器が不要にな
ることから、経済的であり、複写機、プリンター等装置
の小型化のためにも望ましいことである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術の有する問題点を克服し、接触あるいは非接触
現像方式において用いる現像剤として、充分な帯電性と
流動性、対環境安定性を有し、画像濃度が高く、カブリ
の少ない、画質レベルの高い非磁性一成分現像剤を提供
することにある。また、本発明の目的は、長期間使用し
た場合においても、現像ロールや現像ブレード等あるい
は感光体に現像剤の付着によるフィルムの形成がなく、
画質の低下のない非磁性一成分現像剤を提供することに
ある。本発明の他の目的は、現像剤をリサイクル方式で
使用しても、流動性の低下がなく、画質の変化しない非
磁性一成分現像剤を提供することにある。
【0012】本発明者らは、前記従来技術の有する問題
点を克服するために鋭意研究した結果、大粒径で研磨効
果を有する無機微粉体であって、シリコーンオイルで疎
水化処理して改質したものを用いることにより、従来用
いられてきたコロイダルシリカのように小粒径の流動化
剤を使用しなくても、現像剤の流動性を高くすることが
でき、前記目的を達成できることを見出した。本発明
は、これらの知見に基づいて完成するに至ったものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】かくして、本発明によれ
ば、現像剤の層厚を規制する現像ブレードを現像ロール
表面に圧接するよう配置し、現像ロール表面に現像剤を
均一に塗布し、感光体上の静電潜像に現像ロールを直接
接触させ、あるいは非接触に対向させ、現像する方法で
用いる現像剤であって、少なくとも結着樹脂と着色剤と
を含有する着色微粒子100重量部に対し、平均粒径が
0.1〜10μmで、加熱減量(150℃で1時間の乾
燥条件)が1重量%以下の無機微粉体(I)をシリコー
ンオイルで疎水化処理した、ブローオフ帯電量が−50
〜−150μc/gで、疎水化度が5〜40である疎水
化無機微粉体(II)を0.3〜10重量部混合してな
る非磁性一成分現像剤が提供される。
【0014】無機微粉体(II)のブローオフ帯電量は
−50〜−150μc/g、疎水化度は5〜40が好ま
しい。
【0015】複写機やプリンター等に使用される装置
は、種々の方式で使えるが、現像後、感光体上に残存す
る未転写の現像剤をクリーニングブレード等でクリーニ
ングして回収し、再び現像部(現像剤容器など)に戻
す、リサイクル方式で用いるのが好ましい。
【0016】無機微粉体(I)としては、種々のものが
使用できるが、その中でも、特に、二酸化ケイ素、ケイ
酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウムまたはアルミナが
好ましい。
【0017】以下、本発明について詳述する。 (無機微粉体) 本発明で使用する無機微粉体は、粒径が0.1〜10μ
m、好ましくは0.3〜5μm範囲のものである。0.
1μmより小さいと研磨効果が少くなり、10μmより
大きいと感光体等に傷を付けたり、流動性が低下するた
め、画質が低下する。また、疎水化処理した無機微粉体
の使用割合は、結着樹脂と着色剤とを含有する着色微粒
子100重量部に対し、0.3〜10重量部、好ましく
は0.5〜5.0重量部の範囲である。この割合が0.
3重量部より少ないと、研磨効果が少なくなり、10重
量部より多くなると流動性が低下し、画質が低下する。
本発明で使用する無機微粉体の材質は、二酸化ケイ素、
ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、アルミナが
研磨効果から好ましい。
【0018】本発明で使用する無機微粉体は、150℃
で1時間の乾燥条件での加熱減量が1重量%以下、好ま
しくは0.5重量%以下のものである。加熱減量が1重
量%より大きいと、その後の疎水化処理が旨く行かず、
流動性が高くならない。したがって、疎水化処理前の無
機微粉体の加熱減量(150℃で1時間の乾燥条件)が
高い場合は、予め熱処理等を行なって1重量%以下にす
ることが重要である。
【0019】(疎水化処理) 本発明では、無機微粉体をシリコーンオイルで疎水化処
理したものを使用する。シリコーンオイルは、そのまま
で、あるいは有機溶媒で希釈して用いる。シリコーンオ
イルの使用量は、通常、無機微粉体100重量部に対し
て、0.1〜10重量部程度である。
【0020】疎水化処理は、無機微粉体にシリコーンオ
イルをそのままで、あるいは有機溶媒で希釈した液で添
加し、ヘンシェル・ミキサー等の混合機を用いて混合し
た後、溶媒を用いた場合は風乾で溶媒を除去し、その
後、加熱あるいは硬化触媒を用い、室温から300℃ま
での温度条件で、数分から数日間かけて、シリコーンオ
イルを硬化あるいは湿潤させることにより行なう。
【0021】シリコーンオイルとしては、例えば、ジメ
チルシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイ
ル、メチルハイドロジェンシリコーンオイル、シラノー
ル変性シリコーンオイル、アルキル変性シリコーンオイ
ル、アミノ変性シリコーンオイル、エポキシ変性シリコ
ーンオイル、フロロシリコーンオイル、シリコーンポリ
エーテル共重合体など各種のものを挙げることができる
が、特に、その中でも、処理の容易さや撥水性能等から
見て、ジメチルシリコーンオイル、メチルハイドロジェ
ンシリコーンオイル、シラノール変性シリコーンオイル
が好ましい。
【0022】ジメチルシリコーンオイルは、粘度が10
〜2,000csの範囲のもので、そのまま用いるか、
あるいは有機溶媒で希釈して用いる。無機微粉体100
重量部に対して、ジメチルシリコーンオイルを0.1〜
10重量部の割合で添加し、ヘンシェル・ミキサー等で
混合する。その後、有機溶媒を使用した場合は風乾して
有機溶媒を除去し、100〜300℃で、10分から1
0時間硬化あるいは湿潤させ、疎水化処理する。
【0023】メチルハイドロジェンシリコーンオイル
は、そのまま用いるか、あるいは有機溶媒で希釈して用
いる。無機微粉体100重量部に対して、メチルハイド
ロジェンシリコーンオイルを0.1〜10重量部の割合
で添加し、ヘンシェル・ミキサーで混合し、有機溶媒を
使用した時は風乾して有機溶媒を除去し、100〜20
0℃で、0.5〜5時間熱処理して硬化あるいは湿潤さ
せる。また、オクチル酸亜鉛、オクチル酸錫、ジブチル
錫ジラウレート等の触媒をメチルハイドロジェンシリコ
ーンオイル100重量部に対して、0.1〜5重量部添
加し、有機溶媒を使用した時は風乾して溶媒を除去し、
室温から200℃で、0.5から24時間かけ、疎水化
処理する。
【0024】シラノール変性シリコーンオイルは、メチ
ルハイドロジェンシリコーンオイルやアルコキシ変性シ
リコーンオイルを架橋剤として2〜10重量部と、触媒
として、オクチル酸亜鉛、オクチル酸錫、またはジブチ
ル錫ジラウレート0.5〜5重量部を、シラノール変性
シリコーンオイル100重量部と混合し、これを有機溶
媒で希釈する。この溶液を無機微粉体100重量部に、
シラノール変性シリコーンオイルが0.5〜2重量部と
なるように混合する。これを風乾後、室温から200℃
で、0.5〜24時間かけて硬化あるいは湿潤させる。
【0025】本発明の疎水化処理が終了した無機微粉体
のブローオフ帯電量は、−50〜−150μc/gの範
囲に入っていることが好ましい。ブローオフ帯電量が−
50μc/gより大きいと帯電量が不充分で、画像濃度
が低くなり、−150μc/gより小さくなると、カブ
リが多くなる。
【0026】また、疎水化処理が終了した無機微粉体の
疎水化度(メタノールウォッタビリティ法)は、5〜4
0のものが好ましい。疎水化度が5未満になると流動性
の低下と、高湿下での画像濃度の低下やカブリが発生す
る。一方、40を越えると研磨効果が少なくなり、耐久
試験で画像濃度の低下やカブリ、現像剤の感光体上の付
着による汚れの発生が起きてくる。
【0027】(結着樹脂、着色剤など) 本発明で用いる現像剤の結着樹脂(バインダー樹脂)と
しては、従来から電子写真用あるいはプリンター用現像
剤に広く用いられている樹脂類、例えば、ポリスチレ
ン、ポリp−クロルスチレン、ポリビニルトルエン等の
スチレンおよびその置換体の重合体;スチレン−p−ク
ロルスチレン共重合体、スチレン−プロピレン共重合
体、スチレン−ビニルトルエン共重合体、スチレン−ビ
ニルナフタリン共重合体、スチレン−アクリル酸メチル
共重合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、スチ
レン−アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリル
酸オクチル共重合体、スチレン−メタクリル酸メチル共
重合体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合体、スチ
レン−メタクリル酸ブチル共重合体、スチレン−α−ク
ロルメタクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロ
ニトリル共重合体、スチレン−ビニルメチルエーテル共
重合体、スチレン−ビニルエチルエーテル共重合体、ス
チレン−ビニルメチルケトン共重合体、スチレン−ブタ
ジェン共重合体、スチレン−イソプレン共重合体、スチ
レン−アクリロニトリル−インデン共重合体、スチレン
−マレイン酸共重合体、スチレン−マレイン酸エステル
共重合体等のスチレン共重合体;ポリメチルメタクリレ
ート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリウレタン、ポ
リアミド、エポキシ樹脂、ポリビニルブチラール、ポリ
アクリル酸樹脂、ロジン、変性ロジン、テルペン樹脂、
フェノール樹脂、脂肪族または脂環族炭化水素樹脂、芳
香族系石油樹脂、塩素化パラフィン、パラフィンワック
ス等が単独あるいは混合して使用できる。
【0028】現像剤に用いられる帯電制御剤としては、
例えば、酸化デンプン、含金属染料、サリチル酸金属錯
体、ニグロシン染料、トリフェニルメタン系染料、ロー
ダミン系染料、フタロシアニン系染料等従来公知のもの
が使用できる。現像剤に用いられる着色剤としては、従
来知られているカーボンブラック、染料、顔料等色材が
使用できる。
【0029】(未転写現像剤のリサイクル式使用) 複写機あるいはプリンター等に使用される装置で、現像
後、感光体上に残存する未転写の現像剤は、クリーニン
グブレード等でクリーニングして回収し、スクリュー等
で元の現像剤容器(現像部)に搬送し、再使用するリサ
イクル方式で用いるのが好ましい。
【0030】(現像方法) 本発明の非磁性一成分現像剤は、現像剤の層厚を規制す
る現像ブレードを現像ロール表面に圧接するよう配置
し、現像ロール表面に現像剤を均一に塗布し、感光体上
の静電潜像に現像ロールを直接接触させ、あるいは非接
触に対向させ、現像する方法で用いる現像剤である。
【0031】本発明の現像剤が用いられる現像装置およ
び現像方法について図1を参照しながら説明する。 図
1に示すように、現像剤容器5に入った現像剤4は、攪
拌棒6で現像ロール2と現像ブレード3の間に移動さ
せ、強制的に現像剤を薄層化し、かつ、帯電させる。感
光体1は、予めチャージャ線9で帯電させ、そこに光信
号や光画像10を照射し、静電潜像を形成させ、そこに
現像ロール2上の現像剤を接触させて、現像させる。次
に、転写チャージャ線11を用いて、現像された感光体
上の現像剤を紙などの支持部材13に転写し、それを加
熱ロール12に通し、定着させる。
【0032】この時、感光体上の未転写現像剤はクリー
ニングブレード7でかきとられ、スクリュー8で現像剤
容器5に戻され、リサイクル使用されるようになってい
る。
【0033】
【実施例】以下、実施例および比較例を挙げて本発明を
具体的に説明するが、本発明は、これらの実施例のみに
限定されるものではない。なお、物性の評価は次の方法
で行なった。
【0034】<流動性> 現像剤の流動性は、ホソカワミクロン(株)社製のパウ
ダーテスター装置を使用して測定し、評価した。すなわ
ち、現像剤を一定量秤量し、60メッシュの篩に乗せ、
一定の振幅で、一定の時間振動させ、通過するトナー量
を1分間当たりの重量に換算し、表示する。
【0035】<ブローオフ帯電量> パウダーテック(株)社製キャリヤーTEFV150/
250 59.7gと、疎水化処理した無機微粉体0.
3gを秤量し、SUS製ポットに入れ、30分間回転さ
せ、東芝ケミカル社製ブローオフメーターで、窒素ガス
1kg/cm2の圧力でブローオフし、帯電量を測定し
た。
【0036】<疎水化度> 100mlのビーカーにスターラーの攪拌子を入れ、そ
こに50mlの蒸留水を入れる。その上に、測定する無
機微粉体を0.2g秤量し、静かに水面に浮かべる。そ
のビーカーをスターラーの上に載せ、攪拌子を動かして
静かに攪拌する。ビューレットにメタノールを入れ、ビ
ューレットの先端がビーカーの水面下になるよう沈め、
メタノールを滴下する。水面上の無機微粉体が沈み始め
た時のメタノール滴下量を読み取り、ビーカー内のメタ
ノール体積%を算出し、これを疎水化度とする。
【0037】<画像特性> 耐久試験として、第1図に示す現像装置で、20,00
0枚複写し、画像濃度、カブリの有無、感光体上に現像
剤によるフィルム付着の有無等を目視で観察して評価し
た。画像濃度(ID)の評価は、マクベス反射濃度計を
用い、黒べた部を測定した。なお、現像剤は、リサイク
ル方式で使用した。環境試験は、30℃×80%RHの
高温高湿と、10℃×20%RHの低温低湿の環境下
で、複写し、同様に画像を評価した。画像特性は、次の
3段階で評価した。 ○:安定した良好な画像。 △:画像濃度がやや低い、またカブリの発生が少し見ら
れるなどの場合。 ×:画像濃度が低い、カブリが発生、画像にムラが生じ
る、またはフィルムが付着するなどの場合。
【0038】[実施例1] 結着樹脂としてスチレン−ブチルアクリレート共重合体
100重量部、着色剤としてカーボンブラック8重量
部、低分子量ポリプロピレン4重量部、含金染料2重量
部をヘンシェル・ミキサーで混合した後、150℃の混
練ロールで均一に混練し、次いで、冷却し、粗砕機で粉
砕後、エアージェット粉砕機で5ないし20μmに粉砕
し、分級機で粒径を12μmに揃え、着色微粒子を調製
した。
【0039】疎水化処理無機微粉体は、二酸化ケイ素1
00重量部に、ジメチルシリコーンオイルを1重量部添
加し、ヘンシェル・ミキサーで混合した後、250℃で
2時間硬化あるいは湿潤させ、疎水化処理を行なうこと
により調製した。
【0040】この疎水化処理無機微粉体2重量部を、前
記着色微粒子100重量部に対して添加し、ヘンシェル
・ミキサーで混合して、非磁性一成分現像剤を得た。使
用した二酸化ケイ素の粒径は2.5μm、加熱減量(1
50℃、1時間)は0.3重量%であった。
【0041】得られた現像剤の流動性は65と高く、充
分な流動性を有するものであった。また、耐久試験とし
て、図1に示す現像装置で、20,000枚複写した
が、初期から、画像は安定しており、20,000枚複
写しても画質の変化は見られなかった。さらに、10℃
で20%RHの低湿でも、あるいは30℃で80%RH
の高湿でも、画像濃度の変化は少なく、良好であった。
【0042】[比較例1] 実施例1において使用した同じ二酸化ケイ素を高湿下に
放置し、加熱減量(150℃、1時間)を測定したとこ
ろ、1.6重量%であった。この無機微粉体を用いて、
実施例1と同様にして非磁性一成分現像剤を得た。得ら
れた現像剤の流動性は25と低く、充分な流動性を示さ
なかった。また、耐久性試験を行なったが、初期から画
像濃度が低く、カブリも見られた。20,000枚複写
すると、画像にムラが見られ、使用に耐え難い結果であ
った。
【0043】[実施例2〜3] 実施例1において、表1に示すように、シリコーンオイ
ルの種類を変えて無機微粉体の疎水化処理を行なった以
外は、実施例1とほぼ同様にして現像剤を得、同様に評
価した。実施例2では、メチルハイドロジェンシリコー
ンオイルを、実施例3では、同じメチルハイドロジェン
シリコーンオイル5重量部とシラノール変性シリコーン
オイル100重量部とジブチル錫ジラウレート1.0重
量部の混合物を、それぞれ使用した。この結果、実施例
1と同様に、高い流動性と安定した良好な画像が得られ
た。結果を表1に示す。
【0044】[比較例2] 無機微粉体として、粒径が0.016μmと小さい二酸
化ケイ素を用い、実施例1と同様にして非磁性一成分現
像剤を得た。得られた現像剤の流動性は75と高く、充
分な流動性を示していた。耐久性試験は、初期は問題な
かったが、複写枚数が増えると、画像に黒い筋が見える
ようになった。感光体上を調べてみると、現像剤の付着
によるフィルムが見られた。結果を表1に示す。
【0045】[比較例3] 無機微粉体として、粒径が15μmと大きい二酸化ケイ
素を用い、実施例1と同様にして非磁性一成分現像剤を
得た。得られた現像剤の流動性は20と低く、充分な流
動性を示さなかった。耐久性試験は、初期から画像濃度
が低く、カブリも見られ、20,000枚複写すると、
画像にムラが見られ、使用に耐え難い結果であった。結
果を表1に示す。 [実施例4〜5] 無機微粉体として、表1に示すように、実施例4では、
ケイ酸アルミニウムを、実施例5では、ケイ酸マグネシ
ウムを用い、シリコーンオイルは、メチルハイドロジェ
ンシリコーンオイルを用い、それ以外は実施例1と同様
にして現像剤を得、同様に評価した。得られた現像剤の
流動性は高く、安定した良好な画像が得られた。なお、
実施例4においては、少しカブリが生じたが、実用上問
題のない程度のものであった。結果を表1に示す。
【0046】[比較例4] 実施例1で得られた疎水化処理無機微粉体の使用量を
0.1重量部にした以外は、実施例1と同様にして現像
剤を得、評価したところ、得られた現像剤は、画像濃度
が低く、複写枚数が増えると、カブリや黒い筋の発生が
見られ、よく調べると感光体に現像剤フィルムが形成さ
れていた。結果を表1に示す。
【0047】[比較例5] 実施例1で得られた疎水化処理無機微粉体の使用量を1
5重量部にした以外は、実施例1と同様にして現像剤を
得、評価したところ、得られた現像剤の流動性が低く、
画像濃度も低かった。複写枚数が増えると、カブリや画
像のムラが見られ、使用に耐え難い結果であった。結果
を表1に示す。
【0048】[比較例6] 実施例1において実施した疎水化処理を行なわず、その
ままの無機微粉体を用い、実施例1と同様にして現像剤
を得、同様に評価した。得られた現像剤の流動性は23
と低く、耐久性試験では、初期から画像濃度が低く、カ
ブリも多く見られた。複写枚数が増えると、カブリや画
像のムラが酷くなって、使用に耐え難い結果であった。
また、高温高湿でも初期から、さらに画像濃度が低く、
カブリも酷くなった。結果を表1に示す。
【0049】
【表1】
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、接触あるいは非接触現
像方式において用いる現像剤として、充分な帯電性と流
動性、対環境安定性を有し、画像濃度が高く、カブリの
少ない、画質レベルの高い非磁性一成分現像剤が提供さ
れる。本発明の非磁性一成分現像剤は、長期間使用した
場合においても、現像ロールや現像ブレード、感光体に
現像剤の付着によるフィルムの形成がなく、また、リサ
イクル方式で使用しても、画質が変化しない優れた諸特
性を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】非磁性一成分現像剤を適用する現像装置および
現像方法の一実施態様を示す断面略図である。
【符号の説明】
1 感光体 2 現像ロール 3 現像ブレード 4 現像剤 5 現像剤容器 6 攪拌棒 7 クリーニングブレード 8 リサイクルスクリュー 9 チャージャ線 10 光信号、光画像 11 転写チャージャ線 12 定着ロール 13 紙等の現像剤支持部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 磯部 稔 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (72)発明者 菊地 曠 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (72)発明者 伊藤 克之 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−148970(JP,A) 特開 昭58−60754(JP,A) 特開 昭64−88554(JP,A) 特開 平1−214874(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 9/113

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤の層厚を規制する現像ブレードを
    現像ロール表面に圧接するよう配置し、現像ロール表面
    に現像剤を均一に塗布し、感光体上の静電潜像に現像ロ
    ールを直接接触させ、あるいは非接触に対向させ、現像
    する方法で用いる現像剤であって、少なくとも結着樹脂
    と着色剤とを含有する着色微粒子100重量部に対し、
    平均粒径が0.1〜10μmで、加熱減量(150℃で
    1時間の乾燥条件)が1重量%以下の無機微粉体(I)
    をシリコーンオイルで疎水化処理した、ブローオフ帯電
    量が−50〜−150μc/gで、疎水化度が5〜40
    である疎水化無機微粉体(II)を0.3〜10重量部
    混合してなる非磁性一成分現像剤。
  2. 【請求項2】 現像後、感光体上の未転写現像剤を回収
    し、再び現像部に戻す、リサイクル方式で使用される請
    求項1記載の非磁性一成分現像剤。
  3. 【請求項3】 無機微粉末(I)が二酸化ケイ素、ケイ
    酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウムおよびアルミナか
    ら選択される少なくとも1種である請求項1記載の非磁
    性一成分現像剤。
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