JP2933385B2 - 空気調和機のダンパー制御装置 - Google Patents

空気調和機のダンパー制御装置

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JP2933385B2
JP2933385B2 JP2335085A JP33508590A JP2933385B2 JP 2933385 B2 JP2933385 B2 JP 2933385B2 JP 2335085 A JP2335085 A JP 2335085A JP 33508590 A JP33508590 A JP 33508590A JP 2933385 B2 JP2933385 B2 JP 2933385B2
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康之 江島
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、上下吹出可能な空気調和機のダンパー制御
装置に関するものである。
従来の技術 従来の上下吹出可能な床置き型空気調和機のダンパー
制御装置について説明する。
第2図は上下吹出可能な床置き型空気調和機の断面図
であり、図中8は下吹出部Aの開閉を行うダンパー、7
はダンパー8を駆動させるダンパーモータ、6は下ファ
ン、5は上ファンである。吹き出しモード指示部(空気
調和機の操作パネル(図示省略)に設けられている)に
よって、上下吹出モードが選択された場合には、ダンパ
ー8が開位置まで回動し、上ファン5と下ファン6の両
方が動作する。上吹出モードが選択された場合にはダン
パー8が閉位置まで回動し、下吹出口Aを塞ぐと共に下
ファン6は停止し、上ファン5のみの動作して、上吹出
部Bから空気を吹き出す。
第3図は第2図のダンパーモータ7の斜視図である。
9はダンパー8と連動して動くカム、2はダンパー開状
態検出用のリミットスイッチ、3はダンパー閉状態検出
用のリミットスイッチである。ダンパー開動作時には、
ダンパーモータ7が回転しダンパー開状態検出用のリミ
ットスイッチ2をONして停止する。又、ダンパー閉動作
時にはダンパーモータ7が、反対方向に回転し、ダンパ
ー閉状態検出用のリミットスイッチ3をONするまで動作
する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような従来のダンパー制御装置
では、ダンパー8が正常に動作している場合は問題がな
いが、異常が発生した場合に不具合が起こる。例えば、
上下吹出モードが選択されダンパー8が閉状態から開状
態に以降する途中に、障害物や異物によりダンパー8が
開状態まで移行しないという異常が発生し、ダンパー8
が途中で止まってしまった場合、ダンパーモータ7はロ
ック状態となり異常発熱を起こし、又風回路が不当に塞
がれるため騒音を発生したりする。
また上吹出モードが選択されダンパー8が開状態から
閉状態に移行する途中で、ダンパー8が外力等により停
止した場合、同様にモータロック状態となる。又、冷房
時は熱交換した空気と下吹出口より吹込まれた熱交換し
ていない空気が混合し、上吹出部Bに結露するという不
具合や、ホコリを吸込んで空気調和機内部を汚すという
不具合が発生する。
更に、ダンパー状態検出用のリミットスイッチが溶着
するという異常状態が起こった場合、ダンパーモータ7
は駆動せず、ダンパー8がどの位置にあるか分からない
状態のまま空調運転を行うため、前記の不具合が発生す
る。
本発明は上記従来空気調和機の制御装置の課題に鑑
み、ダンパー駆動異常時においても、ダンパーモーター
の異常発熱や、上吹出部の結露や、ホコリによる空気調
和機内部の汚れなどの不具合を防止し、、空気調和機を
安全に保つことが出来る空気調和機の制御装置を提供す
ることを目的とするものである。
課題を解決するための手段 本発明の空気調和機のダンパー制御装置は、下吹出部
のダンパーを駆動するダンパーモータと、そのダンパー
モータ近傍に取り付けられた、ダンパーの開状態を検出
するダンパー開検出部及び閉位置を検出するダンパー閉
検出部と、下吹出用の下ファンと、上吹出用の上ファン
ト、上吹出モード、下吹出モード等の吹き出しモードの
指示を与える吹出モード指示部とを備えた空気調和機の
ダンパー制御装置において、吹出モード指示部により、
上下吹出モードが指示された場合には、ダンパーモータ
を開方向に駆動し予め決められた所定時間後にダンパー
開検出部より開状態検出信号を入力しなければ、下ファ
ンの駆動を停止し、ダンパーモータを駆動して、ダンパ
ーを閉状態とし、上吹出単独モードの運転を指示する開
動作異常対応手段を持つ制御手段を備えた空気調和機の
ダンパー制御装置である。
又、その発明において、制御手段は、吹出モード指示
部より上吹出モードを指示された場合、ダンパーモータ
を閉方向に駆動し、予め決められた所定時間後にダンパ
ー閉検出部より閉状態検出信号を入力しなければ、空気
調和運転を停止する閉動作異常対応手段を持つものであ
る空気調和機のダンパー性起装置である。
又、いずれかの発明において、制御手段は、ダンパー
開検出部からの開状態検出信号とダンパー閉鎖検出部か
らの閉状態検出信号が同時に入力された場合は、空気調
和運転を停止する同時ON異常対応手段を持つものである
空気調和機のダンパー制御装置である。
上記構成による作用は以下の通りである。
本発明のダンパー制御装置は、上下吹出モードにて、
ダンパーが閉状態から開状態に移行する途中で停止する
異常時においても、制御手段の開動作異常対応手段が、
ダンパーモータが開方向に駆動して予め決められた所定
時間後にダンパー開検出部より開状態検出信号を入力し
なければ、下ファンの駆動を停止し、ダンパーモータを
駆動して、ダンパーを閉状態とし、上吹出単独モードの
運転を指示するので、ダンパーモータの異常発熱や耳障
りな騒音を起こすことなく、空気調和運転を可能とする
ことができる。
また、本発明のダンパー制御装置は、上吹出モード選
択時にダンパーが開示位置から閉位置に移行する途中で
停止する異常時においても、閉動作異常対応手段が、ダ
ンパーモータが閉方向に駆動し予め決められた所定時間
後にダンパー閉検出部より閉状態検出信号を入力しなけ
れば、空気調和運転を停止するので、ダンパーモータの
異常発熱や、結露や、ホコリ混入といった不具合を防止
することができる。
また、本発明のダンパー制御装置は、ダンパー位置検
出用のリミットスイッチ等の故障があっても、同時ON異
常対応手段が、ダンパー開検出部からの開状態検出信号
とダンパー開検出部からの閉状態検出信号を同時に入力
した場合は、空気調和運転を停止するを持つものである
ので、結露やホコリ混入といった不具合を防止すること
ができ、また故障のまま運転し続けるといったことを防
止することができる。
実施例 以下に本発明の一実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。
第1図は本発明の一実施例における空気調和機のダン
パー制御装置である。
1は使用者の選択により決められる上吹出モードと上
下吹出モードの指示を与える吹出モード指示部、2はダ
ンパー8の開位置を検出するダンパー開検出部、3はダ
ンパー8の閉位置を検出するダンパー閉検出部であり、
共に第3図に示すダンパーモータ7の近傍に取り付けら
れており、リミットスイッチ等により構成されている。
4は吹出モード指示部1からの信号を入力してその信号
に対応する空気調和運転を制御すると共に、ダンパー開
検出部2やダンパー閉検出部3からの信号を入力してダ
ンパー位置異常時の動作を制御する開動作異常対応手段
41、開動作異常手段42及び同時ON異常対応手段43を備え
た制御手段、5は上ファン、6は下ファン、7はダンパ
ーモータである。
それらダンパー開検出部2、ダンパー閉検出部3、上
ファン5、下ファン6、ダンパーモータ7、タンパー8
の配置、構造は、第2図、第3図に示すものと同じであ
る。
又、制御手段4の開動作異常対応手段41、開動作異常
手段42及び同時ON異常対応手段43は、通常マイクロコン
ピュータによって、ソフトウェア的に実現されている。
次に、上記実施例の動作を説明する。
吹出モード指示部1が上下吹出信号を与えた時、制御
手段4は上ファン5と下ファン6とダンパーモータ7を
駆動させる。通常は予め決められた所定時間、例えば10
秒後ダンパー開検出部2より開位置ON信号が与えられ、
ダンパーモータ7を停止させ正常動作を行うが、異常時
は一定時間経過しても開位置ON信号が与えられない。こ
の時は開動作異常対応手段41を作動させ下ファン6を停
止し、ダンパーモータ7を閉位置まで回転させダンパー
を閉じて上ファン5のみの空調運転を行う。
次に吹出モード指示部1が上吹出モード信号を与えた
時、制御手段4は下ファン6を停止させ、上ファン5と
ダンパーモータ7を駆動させる。通常は一定時間後ダン
パー閉検出部3より平位置ON信号が与えられダンパーモ
ータ7を停止させ正常動作となるが、異常時は一定時間
経過しても閉位置ON信号が与えられない。この時は閉動
作異常対応手段42を作動させ上ファン5と共に空調運転
を停止させる。
さらにまた、通常はダンパー開検出部2からとダンパ
ー閉検出3からは同時にON信号は与えられない。同時に
与えられた場合はどちらかの検出部のミットスイッチが
溶着するなどの故障していると考えられる。この場合は
ダンパー8の状態が判別できないため制御手段4は同時
ON異常対応手段43を作動させ上ファン5、下ファン6と
共に空調運転を停止する。
このように本発明はダンパー異常においても、異常対
応手段が働き、ダンパーモータの異常発熱や、上吹出部
の結露や、ホコリによる空気調和機内部の汚れなどの不
具合を防止することができる。
発明の効果 以上述べたところから明らかなように、本発明の空気
調和機のダンパー制御装置は、吹出モード指示部によ
り、上下吹出モードが指示された場合には、ダンパーモ
ータを開方向に駆動し予め決められた所定時間後に前記
ダンパー開検出部より開状態検出信号を入力しなけれ
ば、下ファンの駆動を停止し、ダンパーモータを駆動し
て、ダンパーを閉状態とし、上吹出単独モードの運転を
指示する開動作異常対応手段を持つ制御手段を備えてい
るので、ダンパーが閉位置から開位置に移行する途中で
停止する異常時においても、ダンパーモータのロックに
よる異常発熱や耳障り名騒音を起こすことなく、空気調
和運転を可能とすることができる。
又、本発明の制御手段は、吹出モード指示部より上吹
出モードを指示された場合、ダンパーモータを閉方向に
駆動し、予め決められた所定時間後にダンパー閉検出部
より閉状態検出信号を入力しなければ、空気調和運転を
停止する閉動作異常対応手段を持つので、ダンパーが開
位置から閉位置に移行する途中で停止する異常時におい
ても、ダンパーモータの異常発熱や、結露するといった
不具合を防止することができる。
また、本発明の制御手段は、ダンパー開検出部からの
開状態検出信号と前記ダンパー閉検出部からの閉状態検
出信号が同時に入力された場合は、空気調和運転を停止
する同時ON異常対応手段を持つものであるので、ダンパ
ー位置検出用のリミットスイッチ等が溶着の故障となっ
ても、結露やホコリ混入といった不具合を防止でき、ま
た故障のまま運転し続けて不快な空調となることを防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における空気調和装置のダン
パー制御装置のブロック図、第2図は従来及び本発明の
床置き空気調和機の断面図、第3図は同空気調和機のダ
ンパーモータの斜視図である。 1……吹き出しモード指示部、2……ダンパー開検出
部、3……ダンパー閉検出部、4……制御手段、41……
開動作異常対応手段、42……閉動作異常対応手段、43…
…同時ON異常対応手段、5……上ファン、6……下ファ
ン、7……ダンパーモータ、8……ダンパー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−254341(JP,A) 特開 昭63−176947(JP,A) 特開 平2−146453(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 11/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下吹出部のダンパーを駆動するダンパーモ
    ータと、そのダンパーモータ近傍に取り付けられた、前
    記ダンパーの開状態を検出するダンパー開検出部及び閉
    位置を検出するダンパー閉検出部と、下吹き出用の下フ
    ァンと、上吹出用の上ファンと、上吹出モード、下吹出
    モード等の吹出しモードの指示を与える吹出モード指示
    部とを備えた空気調和機のダンパー制御装置において、
    前記吹出モード指示部により、上下吹出モードが指示さ
    れた場合には、前記ダンパーモータを開方向に駆動し予
    め決められた所定時間後に前記ダンパー開検出部より開
    状態検出信号を入力しなければ、前記下ファンの駆動を
    停止し、前記ダンパーモータを駆動して、前記ダンパー
    を閉状態とし、上吹出単独モードの運転を指示する開動
    作異常対応手段を持つ制御手段を備えたことを特徴とす
    る空気調和機のダンパー制御装置。
  2. 【請求項2】制御手段は、前記吹出モード指示部より上
    吹出モードを指示された場合、前記ダンパーモータを閉
    方向に駆動し、予め決められた所定時間後に前記ダンパ
    ー閉検出部より閉状態検出信号を入力しなければ、空気
    調和運転を停止する閉動作異常対応手段を持つものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の空気調和機のダンパ
    ー制御装置。
  3. 【請求項3】制御手段は、前記ダンパー開検出部からの
    開状態検出信号と前記ダンパー閉検出部からの閉状態検
    出信号が同時に入力された場合は、空気調和運転を停止
    する同時ON異常対応手段を持つものであることを特徴と
    する請求項1または2記載の空気調和機のダンパー制御
    装置。
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