JP2931014B2 - 光ファイバー接続端面研磨装置 - Google Patents

光ファイバー接続端面研磨装置

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JP2931014B2
JP2931014B2 JP2031995A JP3199590A JP2931014B2 JP 2931014 B2 JP2931014 B2 JP 2931014B2 JP 2031995 A JP2031995 A JP 2031995A JP 3199590 A JP3199590 A JP 3199590A JP 2931014 B2 JP2931014 B2 JP 2931014B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光ファイバー接続端面研磨装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、光ファイバーを用いた光通信システムが急速に
進歩しているが、この種の光通信システムにおいては光
ファイバーによって伝達される光の損失を如何に小さく
するかが重要な課題となっている。光ファイバー同士を
接続する際に接続部における光の損失を小さくするため
には、接続部における光軸ズレ、光軸の傾きが極力小さ
くなるように端面同士を正確に当接させなければならな
い。このため従来より接続すべき光ファイバーの接続端
部各々にフェルールと呼ばれる雄型コネクターを取付
け、このフェルール先端部を連結用雌型コネクターに両
側から挿入固定してフェルールに支持された光ファイバ
ー端部相互を当接して接続する方法が採用されている
が、光ファイバーの端面同士がより確実に当接するよう
にするために、接続端面は球面状に研磨される。
従来、フェルールを取付けた光ファイバーの接続端面
を球面状に研磨するための研磨装置として、回転板の表
面にゴム等の弾性材を敷き、この上にダイヤモンドペー
ストの如き研磨材を塗布した研磨板を回転させ、この回
転する研磨板の表面にチャックに保持した光ファイバー
接続端面を押付けるとともに、チャックを反転回転運動
させながら研磨を行うように構成されたものが使用され
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
通常、光ファイバーを接続する場合、両端部にフェル
ールを取付け、この両端部を同時に研磨するのが普通で
あるが、上記従来の研磨装置では両端部を同時に研磨す
る場合、接続端部を保持したチャックを反転回転運動さ
せるために光ファイバーにストレスが加わって、光ファ
イバーが損傷する等の問題を生じることがあった。また
従来の装置ではチャックの回転が歪んだり、研磨板が歪
んで回転し易く、この結果、研磨した端面の対称度が悪
くなり易く、光ファイバー相互を確実に当接せしめるた
めの良好な球状端面が得難いという問題もあった。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、光ファイバ
ーの接続端面を、光ファイバー相互を確実に当接せしめ
るための良好な球状端面に確実に研磨できる研磨装置を
提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
即ち本発明は、平行運動可能に構成された擢動板と、
該擢動板にガイドされて、擢動板の運動方向とは直交す
る方向に平行運動可能に構成された研磨板と、回転の中
心が同一で相互に独立して回転可能に構成された2つの
駆動軸と、第一駆動軸の回転によって回転せしめられる
回転体と、第二駆動軸に枢着され、且つ駆動軸の中心に
対して偏心した位置に前記回転体の回転軸を回転可能に
軸支する駆動板と、回転体の回転軸に対して偏心した位
置に設けられ、且つ前記研磨板に回転可能に軸支された
駆動伝達軸とを有することを特徴とする光ファイバー接
続端面研磨装置を要旨とするものである。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基き説明する。
第1図は本発明の研磨装置の縦断面図を示し、図中、
1は枠体、2は枠体1上に支持された基盤で、該基盤2
には駆動軸受け3が固定されている。駆動軸受け3には
回転の中心を同一とし、且つ相互に独立して回転し得る
ように構成された第一駆動軸4と第二駆動軸5が軸支さ
れている。また駆動軸受け3の上縁部には擢動板ガイド
6が設けられており、該ガイド6に沿って擢動板7が平
行運動(第1図の紙面に垂直方向)可能に設けられてい
る。擢動板7の上縁部には第2図に示すように擢動板7
の擢動方向と直交する方向に沿って研磨板ガイド13が設
けられ、該ガイド13に沿って研磨板14が擢動板7とは直
交する方向(第1図において矢印AB方向)に平行運動し
得るように支持されている。
前記第一駆動軸4は、モーター12の動力が、該モータ
ー12のシャフト先端に取付けられた第一傘歯車8と噛み
合った第二傘歯車9に伝達され、該第二傘歯車9と同軸
に枢着されている第一平歯車10から第二平歯車11へ、更
に第一駆動軸4に枢着された第三平歯車34に伝達されて
回転せしめられる。またモーター12から第二歯車11へと
伝達された動力は、第二平歯車11と同軸に枢着された歯
車(図示せず)から第四平歯車15へ伝達され、第四平歯
車15と同軸に枢着された第五平歯車16から第二駆動軸5
に枢着された第六平歯車17へと伝達され、以て第二駆動
軸5が回転せしめられるようになっている。このように
第一駆動軸4、第二駆動軸5へはモーター12の動力が別
経路を経て伝達されることにより、両駆動軸4、5はそ
れぞれ独立して回転する。第一駆動軸4と第二駆動軸5
の回転方向は同一方向でも相互に異なる方向であっても
良い。また第一駆動軸4と第二駆動軸5の回転数の比
は、第一駆動軸の回転数:第二駆動軸の回転数=1:40〜
100程度が好ましく、このような回転比となるように平
歯車のギア比を適宜調節してモーター12からの動力が第
一駆動軸4及び第二駆動軸5に伝達される。
第二駆動軸5の上端部には駆動板18が設けられてお
り、該駆動板18には第二駆動軸5の中心軸から偏心した
位置に回転体19の回転軸20が回転自在に軸支されてい
る。回転体19は歯車となっており、前記第一駆動軸4上
端に枢着された第七平歯車21と噛み合って回転せしめら
れるようになっている。一方、回転体19の上面には該回
転体19の回転軸20に対して偏心した位置に駆動伝達軸22
が突出して設けられており、該駆動伝達軸22は研磨板14
に回転自在に軸支されている。尚、図中、23はベアリン
グ軸受けを示す。
モーター12から第一駆動軸4を経て伝達されたエネル
ギーによって回転体19が回転せしめられると、回転体19
の運動エネルギーは回転軸20に対して偏心した位置に設
けられている駆動伝達軸22を介して研磨板14に伝達され
るが、研磨板14は水平な方向にのみ運動するように構成
されているため、駆動伝達軸22によって伝達されるエネ
ルギーのうち、研磨板14の運動方向に分割されたエネル
ギー成分によって研磨板14は矢印A、B方向に擢動せし
められる。一方、研磨板14は擢動板7にガイドされて擢
動し得るようになっているとともに、擢動板7は研磨板
14の運動方向とは直交する方向に水平運動するように構
成されているため、駆動伝達軸22によって伝達されるエ
ネルギーのうち、研磨板14の運動方向と直交する運動方
向に分割されたエネルギー成分によって擢動板は擢動せ
しめられる。このように回転体19から研磨板14、擢動板
7に伝達されるエネルギーによって研磨板14、擢動板7
はそれぞれ直交する方向に水平な運動を行うが、両運動
が組合せられることによって、研磨板14は見掛け上、回
転運動を行う。
一方、回転体19の回転軸20は、第二駆動軸5に対して
偏心した位置に軸支されているため、回転体19は該回転
体19の回転軸20を中心として回転(自転)するのみなら
ず、第2駆動軸5を中心として回転(公転)する(第3
図参照)。この回転体19の第二駆動軸5を中心とする公
転運動のエネルギーも前記と同様にして研磨板14、擢動
板7に伝達されて研磨板14、擢動板7がそれぞれ擢動
し、両者の運動が組合わさって研磨板14は見掛け上回転
するが、前記した回転体19の自転運動による研磨板14の
見掛け上の回転運動と、回転体19の公転運動による研磨
板14の回転運動とは回転の中心、回転半径が異なるた
め、研磨板14は自転しながら公転する如き運動を行う。
本発明の研磨装置によって光ファイバーの接続端面を
研磨する場合、まず支持台24に設けられたフェルール先
端部挿入穴25に(第4図)、光ファイバー26の端部に装
着したフェルール27の先端部28を挿入する。フェルール
27の鍔部29の周縁には凹欠部30が設けられており、一
方、支持台24にはフェルール27の鍔部29に設けられた凹
欠部30に嵌合する突部31を有する2つのフェルール固定
板32が、フェルール先端部挿入穴25を挟んで接近、離反
し得るように設けられており、フェルール先端部挿入穴
25にフェルール27の先端部28を挿入した後、フェルール
固定板32の凸部31をフェルールの鍔部29の凹欠部30に嵌
合せしめることによって研磨時のフェルールの回転が防
止されるように構成されている。尚、第1図、第3図に
おいて33は錘で、この錘の荷重によってフェルール27の
先端部28の接続端面が研磨板に確実に当接して研磨され
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の研磨装置は光ファイバ
ーの接続端面を研磨するに際し、光ファイバー側は固定
したまま研磨するため、光ファイバー側を保持したチャ
ックを反転回転させながら研磨する従来の研磨装置のよ
うに、チャックの回転の歪みによる研磨の偏りを生じる
ことがない。また本発明の研磨装置は研磨板を、研磨板
の水平運動と、該研磨板と直交する方向への擢動板の水
平運動との組合わせによって回転運動するように構成し
たから、研磨板が歪んだ回転をする虞れがなく研磨板と
光ファイバーの接続端面とは常に一定の角度で接するよ
うにできるため、接続端面が偏って研磨される虞れがな
い。更に研磨板は自転運動と公転運動とが組合わさった
複合回転運動をするように構成されているため、光ファ
イバーの接続端面を良好な球状に研磨することができる
等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は本発明の研磨
装置の縦断面図、第2図は研磨板と擢動板との運動を示
す模式図、第3図は作動時の状態の異なる縦断面図、第
4図はフェルールを取付けた光ファイバー先端を支持台
に取付ける状態を示す斜視図である。 4……第1駆動軸、5……第二駆動軸、7……擢動板 14……研磨板、18……駆動板、19……回転体 20……回転体の回転軸、22……駆動伝達軸

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平行運動可能に構成された擢動板と、該擢
    動板にガイドされて、擢動板の運動方向とは直交する方
    向に平行運動可能に構成された研磨板と、回転の中心が
    同一で相互に独立して回転可能に構成された2つの駆動
    軸と、第一駆動軸の回転によって回転せしめられる回転
    体と、第二駆動軸に枢着され、且つ駆動軸の中心に対し
    て偏心した位置に前記回転体の回転軸を回転可能に軸支
    する駆動板と、回転体の回転軸に対して偏心した位置に
    設けられ、且つ前記研磨板に回転可能に軸支された駆動
    伝達軸とを有することを特徴とする光ファイバー接続端
    面研磨装置。
JP2031995A 1990-02-13 1990-02-13 光ファイバー接続端面研磨装置 Expired - Lifetime JP2931014B2 (ja)

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JP3927054B2 (ja) * 2002-03-14 2007-06-06 株式会社精工技研 光ファイバ端面研磨方法およびそれに用いるフェルール
US7217174B1 (en) * 2006-04-07 2007-05-15 Mf Lightwave, Inc Portable optical fiber polisher
CN116572126B (zh) * 2023-07-11 2023-10-03 江苏田信塑料光纤有限公司 基于光纤连接器装配的高精度光纤研磨装置及其使用方法

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