JP2929629B2 - モータの回転速度検出方法 - Google Patents

モータの回転速度検出方法

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JP2929629B2 JP34203689A JP34203689A JP2929629B2 JP 2929629 B2 JP2929629 B2 JP 2929629B2 JP 34203689 A JP34203689 A JP 34203689A JP 34203689 A JP34203689 A JP 34203689A JP 2929629 B2 JP2929629 B2 JP 2929629B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はモータの回転速度を検出する方法に関するも
のである。
従来の技術 従来、この種の方法には、(1)第7図aのように一
定の基準時間内に出力されたロータリエンコーダのパル
ス列をカウントし速度とする方式と、(2)第7図bの
ようにロータリエンコーダの一定のパルス数が発生する
間の基準クロックパルスのカウンタ値を速度とする方式
とがある。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、(1)の方式では、基準時間が長けれ
ばモータの速度検出時間が長くなり、逆に短くすれば低
速時のモータ回転速度の検出誤差が大きくなる。(2)
の方式では、必ず一定のパルス数が発生する間、基準ク
ロックをカウントしなければならない為、低速度の検出
の場合には、クロックカウンタ値は大きくなり当然ビッ
ト数も大きくとらなければならない。そこで、本発明は
上記問題点を解決し、モータの回転速度を低速から高速
まで少いクロックカウントのビット数で、短時間に且つ
誤差を少く検出するものである。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決する為に本発明は、モータの回転速
度が低ければ、速度検出周期をパルスカウンタ1周期以
内でクロックカウンタの最大値までとし、回転速度が速
ければ速度検出周期をパルスカウンタ2周期以上とし、
各周期間のクロックカウンタ値を速度とする構成を備え
たものである。
作用 モータが低速回転している場合、速度検出の周期はパ
ルスカウンタ1周期以内とし、クロックカウンタの最大
値までである為、速度検出時間を短く、速度誤差を少く
することができる。モータが高速回転している場合は、
パルスカウンタの周期を長くすることによって速度誤差
を少く一定とし、少いクロックカウント数で速度を検出
することができる。
実 施 例 以下本発明の一実施例のモータの回転速度検出方法に
ついて、図面を参照しながら説明する。第1図は本発明
の第1の実施例におけるブロック図を示すものである。
第1図において1aは40MHzの周波数を出力する基準クロ
ック発生回路である。1bはロータリーエンコーダの出力
パルス列をカウントする4ビットのパルスカウンタ回路
である。1cは基準クロック発生回路の出力パルス列をカ
ウントする16ビットのクロックカウンタ回路である。1d
は制御回路でパルスカウンタ値,クロックカウンタ値を
入力し各々の値によってフラグ,クロックカウンタ値,
リセット信号を出力する。以上のように構成されたブロ
ック図について第2図,第3図,第4図を用いて説明す
る。第2図,第3図は制御回路の処理を表すフローチャ
ートである。2aで速度検出がスタートすると2bで1b,1c
のパルスカウンタ回路、クロックカウンタ回路にリセッ
ト信号を外部から与え、各々のカウンタ値を0にする。
その後パルスカウンタ回路,クロックカウンタ回路がカ
ウントを続け、2cでクロックカウンタ値が予め設定され
た最大値262143以上になった場合262143をクロックカウ
ンタ値とするとともに速度検出周期がパルスカウンタ値
が1パルス以内であることを示すフラグ0とともに出力
する処理2dを行う。その後、再び、リセット処理2bを行
い、前記パルスカウンタ回路1bとクロックカウンタ回路
1cのカウンタ値をリセットする。クロックカウンタ値が
262143未満であれば、パルスカウンタ値が1になるまで
クロックカウンタ値をカウントする(2e)。その結果、
2fで、パルスカウンタ値が1の時のクロックカウンタ値
を検出し、2gであらかじめ設定しておいた1パルス限界
値1536と比較し、1パルス限界値1536以上の場合は、フ
ラグ0と2fのクロックカウンタ値を出力する処理2hを行
い処理2bへもどる。2gにおいて1パルス限界値1536未満
の場合は、パルスカウンタ値が2になるまでクロックカ
ウンタ値をカウントする(2i)。その結果、2jで、パル
スカウンタ値が2になった時のクロックカウンタ値を検
出し、2kであらかじめ設定しておいた2パルス限界値51
2と比較し2パルス限界値512以上であれば、速度検出周
期がパルスカウンタ値が2パルスであることを示すフラ
グ1をONし、2jのクロックカウンタ値を出力する処理2l
を行う。その後再びリセット処理2bへもどる。2kにおい
てクロックカウンタ値が2パルス限界値512未満の場合
は、第3図の3bでパルスカウンタ値が8になるまでのク
ロックカウンタ値を検出し、速度検出周期がパルスカウ
ンタ値が8パルスであることを示すフラグ2をONし、3b
のクロックカウンタ値を出力する。その後再びリセット
処理2bへもどる。第4図は、速度検出周期とクロックカ
ウンタとの関係を示す図である。第5図は、実際のパル
スレートの変化によってそれぞれクロックカウンタ値,
速度検出時間,分解能,誤差を示したものである。基準
クロック周波数を40MHzとした場合の各データの関係を
次式に示す。又、ロータリエンコーダは通常数百パルス
から数千パルスのものが適宜使われるが、一例として、
1000パルス/1回転のものを使用した場合のモータ回転速
度を示す。この場合のモータ回転速度(回転数/秒)は
下記の式で得られたパルスレートをエンコーダパルス数
(この場合は1000)で割ることで得られる。その結果、
第5図において、モータ回転速度は0.15rps〜320rpsと
なり、大変広範囲の速度を検出できることが分かる。
以上のように本実施例によればモータの速度に応じて
速度検出周期を3段階のパルスカウンタ値に設定するこ
とにより、16bitのクロックカウンタ回路によってモー
タの低速度から高速度までの広範囲にわたって速い検出
時間で且つ誤差の少ないモータ回転速度を検出すること
ができる。
以下本発明の第2の実施例について図面を参照しなが
ら説明する。第6図は速度データをクロックカウンタ値
とするのではなく、その値を変換して出力データとした
場合の図である。低速の場合の速度データをクロックカ
ウント値が65536以上の場合は、クロックカウンタ値を6
4で割った値を出力データとし、65536未満の場合は16で
割った値を出力データとする。このようにすれば、出力
データ12ビットで低速から高速までの速度を表すことが
でき誤差もほぼ一定の範囲に収めることができる。
発明の効果 以上のように本発明は、回転速度の検出周期に対応し
て発生するクロックカウンタ値を予め設定された値と比
較し、クロックカウンタ値に応じて速度検出周期を決定
するとともに、その速度検出周期に応じてフラグを出力
することにより、広範囲の速度領域において、検出時間
が短く、且つ、分解能誤差のバラツキを少なくしたモー
タの回転速度を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例におけるブロック図、第
2図,第3図は第1図の制御回路のフローチャート、第
4図は速度検出周期の変化を示す図、第5図は各種デー
タの関係を表した図、第6図は第2の実施例における各
種データの関係を表した図、第7図は従来の速度検出方
法を示すパルスクロックカウンタの説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−196467(JP,A) 特開 昭59−44991(JP,A) 特開 昭63−37259(JP,A) 実開 昭60−56273(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01P 3/00 - 3/80

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータが回転する毎にパルスを発生するロ
    ータリエンコーダの出力パルス列をカウントするパルス
    カウンタ回路と、前記パルスに同期し、前記パルス間を
    高い周波数で分周する基準クロック発生回路と、基準ク
    ロックをカウントするクロックカウンタ回路と、前記パ
    ルスカウンタ回路から出力されるパルスカウンタ値およ
    び前記クロックカウンタ回路から出力されるクロックカ
    ウンタ値をそれぞれ入力し、フラグ、クロックカウンタ
    値およびリセット信号を出力する制御回路とからなり、
    前記パルスカウンタ値とクロックカウンタ値をリセット
    するステップと、前記クロックカウンタ値が予め設定さ
    れた最大値以上になった場合、前記最大値をクロックカ
    ウンタ値とし、速度検出周期が1パルス以内であること
    を示すフラグ0を出力するステップと、前記クロックカ
    ウンタ値が予め設定された最大値未満で、且つ、予め設
    定された1パルス限界値以上の場合、そのクロックカウ
    ンタ値と、速度検出周期が1パルス以内であることを示
    すフラグ0を出力するステップと、前記クロックカウン
    タ値が予め設定された1パルス限界値未満で、且つ、予
    め設定された2パルス限界値以上の場合、そのクロック
    カウンタ値と、速度検出周期が2パルスであることを示
    すフラグ1を出力するステップと、前記クロックカウン
    タ値が予め設定された2パルス限界値未満の場合、その
    クロックカウンタ値と、速度検出周期が8パルスである
    ことを示すフラグ2を出力するステップと、前記出力さ
    れたフラグとクロックカウンタ値によってモータの回転
    速度を検出するステップとからなるモータの回転速度検
    出方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5056853B2 (ja) * 2007-09-11 2012-10-24 株式会社安川電機 速度検出方法とそれを用いたモータ制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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