JPH06281659A - 速度検出装置 - Google Patents

速度検出装置

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JPH06281659A
JPH06281659A JP27818691A JP27818691A JPH06281659A JP H06281659 A JPH06281659 A JP H06281659A JP 27818691 A JP27818691 A JP 27818691A JP 27818691 A JP27818691 A JP 27818691A JP H06281659 A JPH06281659 A JP H06281659A
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JP
Japan
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speed
clock signal
cycle
frequency division
memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP27818691A
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English (en)
Inventor
Makoto Niwa
誠 丹羽
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Home Electronics Ltd, Nippon Electric Co Ltd filed Critical NEC Home Electronics Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の速度検出装置において、検出精度を向
上させると共に、装置の小型化を進める。 【構成】 CPU10に入力された車速センサH1〜H
4からの信号Pは、制御部2で任意の回数だけ分周され
る。さらに、制御部2は分周後の信号Pに相当するフリ
−ランニングカウンタ5のカウント値Cをメモリ3に記
憶する。次に、このカウント値Cから車速Vを演算した
制御部2は車速Vに基づいて次回の分周回数nを再設定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、速度検出装置に関し、
特に自動車における車輪の速度検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車に搭載されて車輪の回転か
ら速度を測定する速度検出装置20は、図6に示すよう
に速度センサ21からの信号P(速度パルス信号)と、
マスタ−クロック28から供給される基準クロック信号
CLKを入力して信号Pの周期Tを測定する周期測定装
置22と、周期Tを速度Vに変換する除算器23と、算
出した速度Vや算出に必要な定数を保持しておくメモリ
24を有している。
【0003】周期測定装置22は、磁気エンコ−ダ等の
回転速度に応じたパルス信号を出力する速度センサ21
からの信号Pの立ち上がり(立ち下がり)エッジを検出
し、一つの立ち上がり(立ち下がり)エッジから次の立
ち上がり(立ち下がり)エッジが入力される間に供給さ
れる信号CLKのパルス数をカウントすることにより、
信号Pの周期Tを測定する。
【0004】次に、測定された周期Tと、メモリ24に
保持されている速度センサ21のパルサ極数NP(車輪
一回転毎に出力されるパルス数)、車輪の半径rから決
まる速度変換定数K(1パルス間に走行する距離:K=
2πr/NP)とを除算器23に入力し、演算(K/
T)することにより、信号Pから速度Vを算出する。算
出された速度Vはメモリ24に保持される。
【0005】メモリ24に保持された速度Vは、自動車
全体の制御を行う主制御装置(CPU)25からのアク
セスでCPU25に取り込まれて、自動車の各種制御に
利用される。
【0006】また、車輪Hが高速で回転したときの精度
を上げるためクロック信号Cの周期は十分短くなければ
ならないが、周期Tを測定するためのクロック信号Cの
周期が一定であると、低速域において周期測定装置22
のカウント値が大きくなりすぎるので、クロック信号C
を分周する必要がある。このために従来は、マスタ−ク
ロック28と周期測定装置22の間に分周装置26を設
けている。さらに、分周装置26と周期測定装置22の
間にスイッチ27を設け、マスタ−クロック28からの
クロック信号CKまたは、分周装置26で分周された分
周信号PSCのいずれかを選択的に出力する。このスイ
ッチ27はCPU25によって制御されるが、CPU2
5は算出された速度Vと設定値Vcとを比較することに
よって、速度Vが設定値Vc以下の場合には、分周装置
27に分周制御信号Sを出力し分周されたクロック信号
Cを周期測定装置22に供給するようにして、速度Vに
対応して分周比(回数)を切り替えていた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】このような従来の速度
検出装置においては、高速域での精度を保持し、且つ低
速域までの測定も行うために、クロック信号Cを分周装
置23で分周している。しかしながら、分周装置26と
速度検出装置22及びCPU25が別々に制御され、ス
イッチ27の動作タイミングと速度検出装置20の動作
タイミングとが同期していないので、周期測定装置22
において周期T計測中にスイッチ27が切り変わってし
まったり、スイッチ27が切り変わった直後に速度検出
装置20で演算された速度データVがCPU25に送ら
れて、全体の制御に遅れが生じるなどの課題があった。
また、自動車の他の制御を受け持つ主制御装置25のも
のとは別に速度検出装置専用のマスタ−クロックやメモ
リが必要になり、装置全体が大型化するという課題もあ
った。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、本発明はクロック信号を発生するクロック信
号発生手段と、このクロック信号をカウントし続けるフ
リ−ランニングカウンタと、車両の各車輪の速度を検出
する複数の車輪速センサからの検出信号を所望の分周比
で分周し、分周後の検出信号の一周期間の前記フリ−ラ
ンニングカウンタのカウント値Cから周期tを算出し、
この周期tから速度Vを算出する制御手段と、この制御
手段が必要とするデータを記憶する記憶手段とを備え、
上記クロック信号発生手段はフリ−ランニングカウン
タ、記憶手段、制御手段に共通のクロック信号を供給す
るものである。
【0009】また、制御手段は速度Vに基づいて分周手
段の分周比を随時設定するものである。
【0010】
【作用】本発明によれば、分周手段、フリ−ランニング
カウンタ、記憶手段、制御手段には共通のクロック信号
が供給されるので、上記各手段は同期の取れた動作を行
うことができる。また、制御手段は速度Vに基づいて分
周手段の分周比を随時設定するので、正しい速度演算を
効率的に行うことができる。
【0011】
【実施例】図1〜図6を参照して本発明による実施例を
説明する。
【0012】本実施例における速度検出装置1は、マイ
コンで構成され自動車の各装置を制御する中央制御装置
(CPU)10に内蔵されている。
【0013】CPU10は速度検出動作を含む自動車の
全ての制御を行う制御部2と、この制御に必要なデータ
を全てを記憶するメモリ3も内蔵している。また、この
メモリ3には車輪速センサHの極数と車輪の半径から算
出しておいた速度変換定数K(1パルス間に走行する距
離)が予め記憶されている。
【0014】さらに、CPU10はCPU10全体の基
準クロック信号CLKを発生する基準クロック信号発生
手段9と、基準クロック信号CLKをカウントし続ける
フリーランニングカウンタ(FRC)5とを備えてい
る。
【0015】また、制御部2、メモリ3、FRC5はそ
れぞれデータバス8でつながれている。また、制御部
2、FRC5はそれぞれ基準クロック信号CLKによっ
て制御されている。
【0016】このような構成の速度検出手段1の動作を
図2のタイミングチャ−ト、図3、図4、図5のフロ−
チャ−トを参照して説明する。
【0017】図4は制御部2の全体の制御フロ−であ
り、割込みル−チンとして図3に示す速度検出ル−チン
が組み込まれている。また、制御部2には全体の制御ル
−チンとは別に、図5に示すような制御部2に入力され
た速度パルス信号P1〜P4を所望の分周比で分周する
分周ル−チンがプログラムされている。
【0018】図5に分周ル−チンの内容を示す。速度セ
ンサH1〜H4から送られてきた速度パルスP1〜P4
のパルス数をパルス数が速度検出ル−チンで設定された
パルス数nになるまで、カウントする(ステップ30
2)。カウント数がnになると割込み要求フラグTRを
たてる(ステップ303)。
【0019】制御部2は全体の制御フロ−の中で、常に
各分周ル−チンからの割込み要求を監視している(ステ
ップ101)。ここで割込み要求が無ければ他の制御に
移るが、何れかの分周ル−チンから割込み要求が有る
と、速度検出ル−チンへ移る(ステップ201)。
【0020】図3に速度検出ル−チンの内容を示す。速
度検出ル−チンではまず、割込み要求のあった分周ル−
チンのその時点でのFRC5のカウント値C2をメモリ
3に記憶させる(ステップ202)。また、メモリ3は
前回の速度検出ル−チンでのカウント値をカウント値C
1として記憶している。
【0021】図2に示すように、上記割込み要求TRと
TRの間の時間は、速度パルス信号Pの周期Tをn回分
周した周期tに相当する。
【0022】次に、メモリ3に記憶されたカウント値C
1,C2の差Cを分周回数nで除し、基準クロック信号
CLKの周期tclkを乗じて、分周前の周期Tを求め
る。次に、ステップ204で周期Tでメモリ3に記憶さ
れた速度変換定数Kを除することにより、実際の速度V
を算出しメモリ3に格納する(ステップ205)。次に
ステップ206では、算出された速度Vの値に応じて次
回の分周ル−チンでの分周回数nを決定する。メモリ3
内には図6に示すような分周回数nを決定するための、
車速Vと分周回数nの対応表がマッピングされている。
【0023】また、この対応表ではステップ202〜2
10の処理に必要な時間Taに対して、分周後の周期t
が十分に大きくなるように、また一つの全体制御ル−プ
の間に速度検出のための割り込み処理が入る回数が、必
要最小限のになるような速度Vと分周回数nの対応が記
録されている。
【0024】最後に次回の速度検出ル−チンでCを算出
するために、カウント値C2をカウント値C1としてメ
モリ3に格納し(ステップ207)、先程中断していた
処理に復帰する。
【0025】尚、上記速度検出ル−チン、分周ル−チン
は速度パルス信号P1〜P4に一対一に対応して複数設
けられており、それぞれの割込み要求フラグに応じて個
別に割込み処理を行なう。
【0026】また、上記実施例では基準クロック信号発
生手段9とFRC5とをCPU10内に設けたが、これ
はCPU10の外に設けてもよい。また、FRC5をソ
フトプログラムとして制御部2にプログラムしてもよ
い。
【0027】
【考案の効果】以上説明したように、本発明の速度検出
装置は速度検出と分周及びデ−タの記憶を一つの演算手
段の中で行なわせるので、分周比の設定と速度演算動作
開始の同期を取ることができる。このために、不適切な
分周比で速度を演算したり、速度の演算中に分周比が変
化するということが無く、正しい速度演算を効率的に行
うことができる。また、分周手段やメモリを外部に設け
る必要がなくなるので、装置を小型化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施例のブロック図。
【図2】本発明による実施例の動作タイミングチャ−
ト。
【図3】本発明による実施例のフロ−チャ−ト。
【図4】本発明による実施例のフロ−チャ−ト。
【図5】本発明による実施例のフロ−チャ−ト。
【図6】本発明による実施例のメモリ構造。
【図7】従来技術のブロック図。
【符号の説明】
1 速度検出手段 2 制御部 3 メモリ 5 フリ−ランニングカウンタ 9 基準クロック信号発生手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック信号を発生するクロック信号発
    生手段と、このクロック信号をカウントし続けるフリ−
    ランニングカウンタと、車両の各車輪の速度を検出する
    複数の車輪速センサからの検出信号を所望の分周比で分
    周し、分周後の検出信号の一周期間の前記フリ−ランニ
    ングカウンタのカウント値Cから周期tを算出し、この
    周期tから速度Vを算出する制御手段と、この制御手段
    が必要とするデータを記憶する記憶手段とを備え、前記
    クロック信号発生手段は前記フリ−ランニングカウン
    タ、前記記憶手段、前記制御手段に共通のクロック信号
    を供給することを特徴とする速度検出装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は前記速度Vに基づいて前
    記分周比を随時設定することを特徴とする請求項1記載
    の速度検出装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段には前記速度Vと前記分周
    比との対応を表す表が記憶されたことを特徴とする請求
    項1記載の速度検出装置。
JP27818691A 1991-10-25 1991-10-25 速度検出装置 Pending JPH06281659A (ja)

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