JP2929119B2 - ラーメン式ｒｃ造超高層建物の施工法 - Google Patents
ラーメン式ｒｃ造超高層建物の施工法Info
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- JP2929119B2 JP2929119B2 JP7872790A JP7872790A JP2929119B2 JP 2929119 B2 JP2929119 B2 JP 2929119B2 JP 7872790 A JP7872790 A JP 7872790A JP 7872790 A JP7872790 A JP 7872790A JP 2929119 B2 JP2929119 B2 JP 2929119B2
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- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （発明が属する技術分野） 本発明はラーメン式RC造超高層建物の施工法に関す
る。
る。
なお、本発明でいう「PCa」は［プレキャストコンク
リート」を意味する。
リート」を意味する。
（発明の課題とその特徴点） 従来の超高層建物はラーメン式SRC造のものが多い
が、SRC造よりもRC造の方が工期やコストの面で有利で
ある。
が、SRC造よりもRC造の方が工期やコストの面で有利で
ある。
本発明は、以下のような利点のあるラーメン式RC造超
高層建物を高能率、高品質、高精度で施工することがで
きる工法を提供することを目的としているものであっ
て、その構成上の特徴は特許請求の範囲に記載したとお
りである。
高層建物を高能率、高品質、高精度で施工することがで
きる工法を提供することを目的としているものであっ
て、その構成上の特徴は特許請求の範囲に記載したとお
りである。
（実施例） 第１図は本発明の一実施例の工程を示す斜視図であ
り、施工は矢印で示す順序で行われる。
り、施工は矢印で示す順序で行われる。
Ａは床スラブ１の上面に下階の柱鉄筋２の端部が突出
している状態を示している。
している状態を示している。
先ず、先組みした柱鉄筋３を下階の柱鉄筋２の上に吊
り込んで（Ｂの状態）、柱鉄筋2,3の主筋相互を例えば
エンクローズ溶接により接続し、次いで、柱頭部型枠４
と本体部型枠５とから成る柱型枠６を吊り込んでセット
した後（Ｃの状態）、コンクリート打設装置７で柱コン
クリートの打設を行う（Ｄの状態）。
り込んで（Ｂの状態）、柱鉄筋2,3の主筋相互を例えば
エンクローズ溶接により接続し、次いで、柱頭部型枠４
と本体部型枠５とから成る柱型枠６を吊り込んでセット
した後（Ｃの状態）、コンクリート打設装置７で柱コン
クリートの打設を行う（Ｄの状態）。
柱コンクリートが硬化した後、柱頭部型枠４を残して
本体部型枠５を脱型し（Ｅの状態）、半PCa梁ユニット
８を吊り込んで（Ｆの状態）、柱頭部に架設する。
本体部型枠５を脱型し（Ｅの状態）、半PCa梁ユニット
８を吊り込んで（Ｆの状態）、柱頭部に架設する。
半PCa梁ユニット８は、交叉する２方向の梁の各端部
の所定長部分を半PCa化したものであり、予め、現場の
製作ヤードで、架設される柱頭部における梁の交叉状態
に応じて、第２図（Ａ）に示す十型、同図（Ｂ）に示す
Ｔ型、同図（Ｃ）に示すＬ型にそれぞれ形成されてお
り、図示の半PCa梁ユニット８における各半PCa梁部９の
長さはそれぞれ梁スパン約半分になっている。
の所定長部分を半PCa化したものであり、予め、現場の
製作ヤードで、架設される柱頭部における梁の交叉状態
に応じて、第２図（Ａ）に示す十型、同図（Ｂ）に示す
Ｔ型、同図（Ｃ）に示すＬ型にそれぞれ形成されてお
り、図示の半PCa梁ユニット８における各半PCa梁部９の
長さはそれぞれ梁スパン約半分になっている。
半PCa梁ユニット８は、半PCa梁部９に埋め込まれてい
る下ば主筋10の交叉部をクランプ（図示省略）で固定
し、さらに、隣接の半PCa梁部9,9の側面間に図示のよう
にターンバックル11を取り付けた状態で、吊り治具12で
吊って柱頭部に運ばれるが、この際、梁の上ば主筋13は
図示のように半PCa梁部９の上に仮に配筋しておく。な
お、図において、14は半PCa梁ユニット６の架設が円滑
に行われるように柱鉄筋３の主筋の先端に取り付けてお
くキヤップである。
る下ば主筋10の交叉部をクランプ（図示省略）で固定
し、さらに、隣接の半PCa梁部9,9の側面間に図示のよう
にターンバックル11を取り付けた状態で、吊り治具12で
吊って柱頭部に運ばれるが、この際、梁の上ば主筋13は
図示のように半PCa梁部９の上に仮に配筋しておく。な
お、図において、14は半PCa梁ユニット６の架設が円滑
に行われるように柱鉄筋３の主筋の先端に取り付けてお
くキヤップである。
架設が終了した隣接の半PCa梁ユニット８の対向する
下ば主筋10はスパンの中央において順次、例えばエンク
ローズ溶接により接続し、これと併行して型枠兼用の半
PCa床板15の架設を行い、さらに、梁の接続部の型枠16
の設置、梁の上ば主筋13の接続、床スラブの鉄筋17の配
筋を行った後、コンクリート打設装置６で梁・スラブコ
ンクリート18を打設して、柱、梁、床を一体化する（Ｇ
の状態）。
下ば主筋10はスパンの中央において順次、例えばエンク
ローズ溶接により接続し、これと併行して型枠兼用の半
PCa床板15の架設を行い、さらに、梁の接続部の型枠16
の設置、梁の上ば主筋13の接続、床スラブの鉄筋17の配
筋を行った後、コンクリート打設装置６で梁・スラブコ
ンクリート18を打設して、柱、梁、床を一体化する（Ｇ
の状態）。
以上のようにして、各階の施工を行い、所定階数の超
高層建物を完成させる。
高層建物を完成させる。
（発明の効果） 本発明のラーメン式RC造超高層建物の施工法は、以上
のようなものであるから、柱鉄筋を先組みしておくこ
と、柱頭部型枠と本体部型枠とから成る柱型枠を用いて
いること、予め、現場の製作ヤードで柱頭部における梁
の交叉状態に応じて十型、Ｔ型、Ｌ型に形成した半PCa
梁ユニットを柱頭部に吊り込んで架設していること、床
スラブに型枠を兼ねる半PCa床板を用いていること、等
の総合により、高品質・高精度のラーメン式RC造高層建
築物を極めて能率良く施工することができ、その工期を
大巾に短縮することができる。
のようなものであるから、柱鉄筋を先組みしておくこ
と、柱頭部型枠と本体部型枠とから成る柱型枠を用いて
いること、予め、現場の製作ヤードで柱頭部における梁
の交叉状態に応じて十型、Ｔ型、Ｌ型に形成した半PCa
梁ユニットを柱頭部に吊り込んで架設していること、床
スラブに型枠を兼ねる半PCa床板を用いていること、等
の総合により、高品質・高精度のラーメン式RC造高層建
築物を極めて能率良く施工することができ、その工期を
大巾に短縮することができる。
第１図は本発明の一実施例の工程を示す斜視図、第２図
（Ａ），（Ｂ），（Ｃ）は半PCa梁ユニットの平面図で
ある。 1:スラブ、2,3:柱鉄筋、4:柱頭部型枠、5:本体部型枠、
6:柱型枠、7:コンクリート打設装置、8:半PCa梁ユニッ
ト、9:半PCa梁部、10:下ば主筋、13:上ば主筋、15:半PC
a床板、・・・。
（Ａ），（Ｂ），（Ｃ）は半PCa梁ユニットの平面図で
ある。 1:スラブ、2,3:柱鉄筋、4:柱頭部型枠、5:本体部型枠、
6:柱型枠、7:コンクリート打設装置、8:半PCa梁ユニッ
ト、9:半PCa梁部、10:下ば主筋、13:上ば主筋、15:半PC
a床板、・・・。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 俊二 東京都台東区台東１―２―１ 不動建設 株式会社内 (72)発明者 松田 國夫 東京都台東区台東１―２―１ 不動建設 株式会社内 (72)発明者 有賀 重雄 東京都台東区台東１―２―１ 不動建設 株式会社内 (72)発明者 東 良志 東京都台東区台東１―２―１ 不動建設 株式会社内 (72)発明者 鶴山 昇 東京都台東区台東１―２―１ 不動建設 株式会社内 (72)発明者 森 浩之 東京都台東区台東１―２―１ 不動建設 株式会社内 (72)発明者 塩見 伊津夫 東京都台東区台東１―２―１ 不動建設 株式会社内 (72)発明者 池谷 建勇 東京都台東区台東１―２―１ 不動建設 株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】先組みした柱鉄筋を吊り込んで、床スラブ
上面から突出している下階の柱鉄筋と接続した後、本体
部型枠と柱頭部型枠とから成る柱型枠を建て込んで、柱
のコンクリートを打設し、その硬化後、柱型枠の柱頭部
型枠を残した状態で、予め、現場の製作ヤードで、柱頭
部における梁の交叉状態に応じて十型、Ｔ型、Ｌ型に形
成した半PCa梁ユニットを、柱頭部に吊り込んで架設
し、隣接の半RCa梁ユニットの対応する下ば主筋相互を
接続するとともに、型枠を兼ねる半PCa床板の架設を行
い、さらに、梁接続部の型枠の設置、梁の上ば主筋の接
続、床スラブの配筋を行った後、梁・スラブコンクリー
トを打設して、柱、梁、床を一体化することを特徴とす
るラーメン式RC造超高層建物の施工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7872790A JP2929119B2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | ラーメン式ｒｃ造超高層建物の施工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7872790A JP2929119B2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | ラーメン式ｒｃ造超高層建物の施工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03279533A JPH03279533A (ja) | 1991-12-10 |
| JP2929119B2 true JP2929119B2 (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=13669916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7872790A Expired - Lifetime JP2929119B2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | ラーメン式ｒｃ造超高層建物の施工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2929119B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2697532B2 (ja) * | 1992-11-19 | 1998-01-14 | 鹿島建設株式会社 | 建築架構の構築方法 |
| CN103758345A (zh) * | 2011-12-31 | 2014-04-30 | 常熟古建园林建设集团有限公司 | 楼板装配的方法 |
| CN108699851B (zh) * | 2018-03-30 | 2021-02-09 | 广东博智林机器人有限公司 | 钢筋预制加工系统 |
| WO2019183945A1 (zh) * | 2018-03-30 | 2019-10-03 | 深圳市君盈建筑科技有限公司 | 钢筋预制加工方法 |
-
1990
- 1990-03-29 JP JP7872790A patent/JP2929119B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03279533A (ja) | 1991-12-10 |
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