JP2928472B2 - 粗紡機上のボビンの自動除去のためのスライバの切断方法及びその方法によって利用されるプレッサ - Google Patents

粗紡機上のボビンの自動除去のためのスライバの切断方法及びその方法によって利用されるプレッサ

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JP2928472B2
JP2928472B2 JP7177575A JP17757595A JP2928472B2 JP 2928472 B2 JP2928472 B2 JP 2928472B2 JP 7177575 A JP7177575 A JP 7177575A JP 17757595 A JP17757595 A JP 17757595A JP 2928472 B2 JP2928472 B2 JP 2928472B2
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アンリ・ジユネブレー
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H9/00Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
    • D01H9/02Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for removing completed take-up packages and replacing by bobbins, cores, or receptacles at take-up stations; Transferring material between adjacent full and empty take-up elements
    • D01H9/16Yarn-severing arrangements, e.g. for cutting transfer tails; Separating of roving in flyer

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  • Textile Engineering (AREA)
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  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繊維産業、とりわ
け長糸用の粗紡機を対象としており、特に充填されたボ
ビン台を取り除き、空のボビンに代える自動除去装置を
対象としており、粗紡機上のボビンを自動的に取り除く
ためのスライバの切断方法及びこの方法によって利用さ
れるプレッサを対象としている。
【0002】
【従来の技術】現在、一般に綿糸のような短糸用の粗紡
機では、自動除去作業が比較的簡単に行うことができる
ので、ボビンの自動除去装置が備えられているが、それ
に対して長糸用の粗紡機ではこの作業ははるかに困難で
ある。
【0003】実際に、充填されたボビンを引き出すこと
ができるようにするためには、スライバを切る必要があ
り、それに加えてスライバはプレッサのスプーンの出口
で切らなければならない。この作業は、綿糸のような短
糸の場合には、充填されたボビンを支えるキャリッジ
が、ボビンとフライヤの停止後の下降運動の影響を簡単
に受けるので、容易に行うことができる。この下降運動
の結果、プレッサの出口で各ボビンのスライバが切断さ
れる。
【0004】長糸の場合には、この操作によってはまっ
たくといっていいほど同じ結果を得ることはできない。
というのも、長糸のスライバは、プレッサの出口ではな
くてフライヤ管の中で切断され、そのため自動装置全体
が無意味になり、毎回、機械全体に再び糸を通し直すこ
とが必要となるからである。
【0005】実際に、長糸のスライバ、すなわち繊維の
長さ平均が5cm〜20cmの糸の場合には、常に同じ
場所で切れるわけでなく、一般に、スライバがゆるんで
いる場所が弱くなっている。
【0006】さらに、一般に巻取り作業はボビンの上部
で終了してしまうので、前記ボビンから糸が解ける危険
なくボビンを移動させることができるように、切断され
たスライバの先端を正しく巻き付けることが必要であ
る。
【0007】さらに、巻取りの新しいサイクルを自動的
に始めることができるようにするためには、スライバの
切断された先端が、プレッサの高さで、完全に自由にな
らなくてはならない。
【0008】フランス特許明細書FR−A−26651
88号によって提案されている方法では、まず巻取り終
了時に低反転に近い間隔で機械を停止させ、さらに粗紡
機の巻取り機構をリセットし、それと同時に巻き取られ
た素材の向こうにキャリッジを降ろす。次に、ボビンク
レールの高端で数回の巻付けを行い、さらに数回の巻付
け中にスライバの過剰撚りを行いながらスライバの供給
を停止する。このとき、スライバの予備が解放され、キ
ャリッジが再び上がる。その結果、ドッフィング位置あ
るいは充填されたボビンの自動除去位置にキャリッジが
再び降りてくる前にスライバが切断される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この明細書によって提
案されている解決策によって、たしかに、スライバの一
端をボビンに完全に巻き付けながらスライバを切断する
ことができるが、切断された端部がボビンの比較的高い
位置で解放されてしまうことから、充填されたボビンが
連続糸用の整経クリールに掛けられている場合には、オ
ペレータは、そのボビン上に残されたスライバの端を回
収しなければならないといった問題が生じる。
【0010】本発明は、こうした欠点を解決するための
ものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】実際に、本発明は、粗紡
機上でボビンを自動除去するためのスライバの切断方法
であり、主として、巻取りの終わりに、ボビンの下部に
おいて巻取りを停止し、次にプレッサをボビンのベース
に位置させボビン(1)のベースで数回下巻きをし、さ
らに、再びプレッサをボビンの上部に持ち上げてボビン
の上部で限られた上巻きを行った後に、プレッサをボビ
ン(1)の上部から下に降ろしてスライバを切断するこ
とで構成されていることを特徴とする方法を対象として
いる。
【0012】本発明はまた、この方法によって使用され
るプレッサで、平坦部を有すると共に、該平坦部からそ
れぞれ上方及び下方に斜めに突出する2つの突起部を備
えるスプーンからなることを特徴としているプレッサを
対象としている。
【0013】以下に本発明を理解しやすくするために、
添付の概略図面を参照し、例示的なものとして実施の形
態を挙げて説明する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明による、特に添付図1から
図4までに示されているように、粗紡機上のボビン1の
自動除去のためのスライバの切断方法は、主として、巻
取りの終わりに、ボビン1の下部において巻取りを停止
し(図1)、次にボビンのベースで数回の下巻きを行い
(図2)、さらに再び持ち上げて、限られた上巻きを行
った後に(図3)、ボビン1の上部の下に降ろしてスラ
イバの切断を行う(図4)ことからなる。
【0015】この方法によって、オペレータは、ボビン
1のベースでスライバの端部をつかむことができ、ボビ
ンの取扱いの際に、スライバがしっかりとホールドされ
るので、不意に解けるのを防ぐことができる。
【0016】本発明の特性によれば、ボビン1の上部に
おける上巻きは、ボビン1の取扱いの際にスライバがホ
ールドされるのに十分な長さで行われるが、引張ったと
きにはいつでもスライバが滑るように長すぎてもいけな
い。
【0017】好ましくは、ボビン1の上部での上巻き
は、前記のボビン1のおよそ半巻きから一巻きに相当す
る長さで行われる。
【0018】この結果図5に示すように、本発明に合致
した方法によって、ボビン1が連続糸の整経クレールに
掛けられて場合には、そのボビン1が他のボビンに取り
囲まれていたとしても、オペレータがボビンクレールの
ベースでスライバの端部をつかむことができ、図6に示
されている位置にその先端をもってくることができるよ
うな充填されたボビン上のスライバの配置が可能にな
る。
【0019】さらに、本発明によるスライバの配置によ
って、ボビン1の上部の周囲にループ3が存在するため
に糸が解ける危険を防ぎながら、充填されたボビンを取
扱うことが可能になる(図3から図5)。
【0020】本発明はまた、上部テーパと下部テーパを
備えたボビン1を形成するようにボビンクレール上でス
ライバを自由にするための、この方法によって利用され
るプレッサ2を対象としている。このため、添付の図7
と図8に示されているように、プレッサ2は、それぞれ
が高方及び低方に向かって誘導される2つの突起部、上
部突起6と下部突起7を備えたスプーン5を備えてい
る。これらの突起部6と7によって、スプーン5がボビ
ン1の対応するテーパ上を大きなベースに向かって通る
ことができる。本発明に合致した方法によれば、スプー
ン5は、下部テーパ、次に上部テーパを続けて通り、そ
の結果上部突起部6と下部突起部7の予測が行われる。
【0021】本発明によって、充填されたボビン1の低
部で、オペレータがスライバを容易かつ確実につかむこ
とができるようなスライバの切断サイクルをつくりだす
ことができる。
【0022】もちろん、本発明は添付の図に示された上
記の実施の形態に限定されるわけではない。特に、各種
のエレメントの構成という観点からあるいは同等の技術
に置き換えることによって、本発明の領域を逸脱しない
かぎり、手を加えることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法の第1段階を示す正面から見
た立面図である。
【図2】本発明による方法の第2段階を示す正面から見
た立面図である。
【図3】本発明による方法の第3段階を示す正面から見
た立面図である。
【図4】本発明による方法の第4段階を示す正面から見
た立面図である。
【図5】ボビンの下部でスライバを手でつかんでいると
ころを拡大して示している、同じく正面から見た立面図
である。
【図6】ボビンの下部でスライバを手でつかんでいると
ころを拡大して示している、同じく正面から見た立面図
である。
【図7】本発明に合致した方法の実施のためのプレッサ
を正面から見た部分的立面図である。
【図8】プレッサのスプーンを側面から見た立面図であ
る。
【符号の説明】
1 ボビン 2 プレッサ 3 スライバのループ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粗紡機上でボビン(1)を自動除去する
    ためのスライバの切断方法であって、オペレータがボビ
    ン(1)のベースでスライバの端部をつかむことがで
    き、ボビン(1)の取扱いの際にスライバがきちんとホ
    ールドされ、その結果、糸が不意に解けることを防ぐこ
    とができる方法であり、主として、巻取りの終わりに、
    ボビン(1)の下部において巻取りを停止し、次にプレ
    ッサをボビンのベースに位置させボビン(1)のベース
    で数回下巻きをし、さらに再びプレッサをボビンの上部
    持ち上げてボビンの上部で限られた上巻きを行った後
    に、プレッサをボビン(1)の上部から下に降ろしてス
    ライバを切断する段階からなることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 ボビン(1)の部での上巻きが、ボビ
    ンの取扱いの際にスライバがホールドされるのに十分な
    長さで行われるが、引張ったときにはいつでもスライバ
    が滑るような長さに調整されることを特徴とする請求項
    1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 好ましくは、ボビン(1)の部での上
    巻きが、前記のボビン(1)の半巻きから一巻きに相当
    する長さで行われることを特徴とする請求項1または2
    に記載の方法。
  4. 【請求項4】 平坦部を有すると共に、該平坦部からそ
    れぞれ上方及び下方に斜めに突出する2つの突起部
    (6,7)を備えるスプーン(5)からなることを特徴
    とする請求項1から3のいずれか一項に記載の方法によ
    って利用されるプレッサ。
JP7177575A 1994-07-13 1995-07-13 粗紡機上のボビンの自動除去のためのスライバの切断方法及びその方法によって利用されるプレッサ Expired - Lifetime JP2928472B2 (ja)

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FR9408883 1994-07-13

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JPH0860459A JPH0860459A (ja) 1996-03-05
JP2928472B2 true JP2928472B2 (ja) 1999-08-03

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FR2722513B1 (fr) 1996-08-30
DE69516590T2 (de) 2001-02-22
FR2722513A1 (fr) 1996-01-19
EP0692561B1 (fr) 2000-05-03
EP0692561A1 (fr) 1996-01-17
DE69516590D1 (de) 2000-06-08
JPH0860459A (ja) 1996-03-05
US5575141A (en) 1996-11-19

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