JP2928027B2 - 十進二進変換回路 - Google Patents

十進二進変換回路

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JP2928027B2 JP4237813A JP23781392A JP2928027B2 JP 2928027 B2 JP2928027 B2 JP 2928027B2 JP 4237813 A JP4237813 A JP 4237813A JP 23781392 A JP23781392 A JP 23781392A JP 2928027 B2 JP2928027 B2 JP 2928027B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は十進二進変換回路に関し、特に情
報処理装置において十進数データを二進数データに変換
処理する十進二進変換回路に関するものである。
【0002】
【技術分野】従来の十進二進変換回路の構成を図4に示
す。十進数データレジスタ1は変換すべき十進数データ
を格納するものであり、十進数桁シフト回路2はこのレ
ジスタ1の十進数データを所定シフト量だけ左シフトす
る回路である。記憶回路3は十進数を二進数に変換する
ための対応表を予め格納したものであり、十進数レジス
タ1の一部桁(上位桁)により索引される。
【0003】二進数レジスタ4は記憶回路3からの索引
結果出力である二進数と二進数加減算回路6の出力であ
る変換途中結果との一方を格納する。二進数乗算回路5
はこの二進数レジスタ4の出力に対して予め定められた
倍数を二進数乗算し、二進数加減算回路6は記憶回路3
の出力と二進数乗算回路5の出力との二進数加減算処理
を行うものである。
【0004】この従来の十進二進変換回路を用いて十進
数を二進数に変換する動作について説明する。
【0005】最初のクロックサイクルで、十進数データ
レジスタ1に変換する十進数を格納する。次のクロック
サイクルで、十進数データレジスタ1の出力の一部によ
り記憶回路3を索引し二進数に変換された出力を二進数
レジスタ4に格納する。例えば1回に2桁ずつ変換する
場合は被変換十進数の最上位2桁で索引する。索引の結
果その2桁の十進数に対応する二進数が得られる。また
十進数データレジスタ1の出力を十進数桁シフト回路2
で桁シフトして十進数データレジスタ1に格納する。こ
のときのシフト量は一定である。前述のように1回に2
桁ずつの変換を行う場合は2桁ずつシフトする。
【0006】次のクロックサイクルで十進数データレジ
スタ1の出力の一部により記憶回路3を索引し、二進数
に変換された出力と二進数レジスタの出力とを二進数乗
算回路5で二進乗算した出力を二進数加減算回路6で加
減算して二進数レジスタ4に格納する。このとき二進乗
算の倍数は一定である。前述の例では100倍になる。
【0007】二進数加減算回路6は被変換十進数が正の
場合は加算、負の場合は減算を行うよう制御される。ま
た十進数データレジスタ1の出力を十進数桁シフト回路
2で桁シフトして十進数データレジスタ1に格納する。
このときシフト量も1つ前のクロックサイクルと同じで
ある。
【0008】以下、このクロックサイクルと同様の動作
を繰返す。このとき繰返す回数は十進数データの桁数と
十進数桁シフト回路でのシフト量に依存する。
【0009】この従来の十進数二進数変換回路では、変
換する十進数の上位または途中の位にゼロの桁が存在し
ても、この十進数のゼロを二進数のゼロに変換を行うと
いう冗長な処理があり、変換に必要な実行クロック数が
多く効率が悪いという問題点がある。
【0010】
【発明の目的】本発明の目的は、十進数にゼロが含まれ
る場合の冗長な変換をなくして変換効率を向上可能とし
た十進二進変換回路を提供することである。
【0011】
【発明の構成】本発明による十進二進変換回路は、変換
されるべき十進数データを格納する十進数レジスタと、
前記十進数データの一部の桁により索引され、この索引
桁を二進数に変換するための対応表を予め格納した記憶
手段と、この記憶手段からの索引結果である二進数及び
変換途中結果を択一的に格納する二進数レジスタと、前
記十進数レジスタの内容を所定シフト量だけ桁シフトを
行う桁シフト手段と、前記二進数レジスタの内容に対し
て所定定数を二進数乗算する二進数乗算手段と、前記記
憶手段の出力と前記二進数乗算手段の出力との二進数加
減算を行い前記変換途中結果として出力する二進数加減
算手段と、変換処理の最初に、前記十進数レジスタの十
進数データの上位桁から連続して存在する零の桁数を検
出して前記所定シフト量をこの零の桁数に制御するシフ
ト量制御手段とを含み、前記二進数レジスタから最終的
な二進変換結果を得るようにしたことを特徴とする。
【0012】本発明による他の十進二進変換回路は、変
換されるべき十進数データを格納する十進数レジスタ
と、前記十進数データの一部の桁により索引され、この
索引桁を二進数に変換するための対応表を予め格納した
記憶手段と、この記憶手段からの索引結果である二進数
及び変換途中結果を択一的に格納する二進数レジスタ
と、前記十進数レジスタの内容を所定シフト量だけ桁シ
フトを行う桁シフト手段と、前記二進数レジスタの内容
に対して所定定数を二進数乗算する二進数乗算手段と、
前記記憶手段の出力と前記二進数乗算手段の出力との二
進数加減算を行い前記変換途中結果として出力する二進
数加減算手段と、変換処理の途中で、前記十進数レジス
タの十進数データのうち未変換のデータの上位桁から連
続して存在する零の桁数を検出して前記所定シフト量及
び前記所定定数をこの零の桁数に応じて制御する制御手
段とを含むことを特徴とする。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
る。十進数データレジスタ1は十進数データを格納する
レジスタである。十進数桁シフト回路2は十進数データ
レジスタ1の内容である十進数を桁シフトする回路で、
十進数データレジスタ1の上位桁から連続して存在する
桁数を求めるシフト量制御回路7によりシフト量が決定
される。
【0015】記憶回路3は十進数を二進数に変換するた
めの対応表を記憶し十進数データレジスタ1の一部で索
引される記憶回路である。二進数レジスタ4は変換され
た二進数の途中結果を格納するレジスタである。二進数
乗算回路5は二進数レジスタ4から出力される二進数に
対して二進数乗算を行う回路である。二進数加減算回路
6は記憶手段3の出力と二進数乗算回路5の出力を二進
加減算する回路である。
【0016】十進数データレジスタ1は変換する十進数
データ100を、また十進数桁シフト回路2でシフトさ
れた十進数データ102を夫々入力して格納する。シフ
ト量制御回路7は十進数データレジスタ1の出力101
を入力し、シフト量107を出力して十進数桁シフト回
路2へ送出する。
【0017】十進数桁シフト回路2は十進数データレジ
スタ1の出力101に対してシフト量制御回路7の出力
107に送られシフト量に従った桁シフトを行い、その
結果102を十進数データレジスタ1へ出力する。記憶
回路3は十進数データレジスタ1の出力の一部111を
アドレスとして入力し、その十進数に対応する二進数1
03を出力する。
【0018】二進数レジスタ4は最初に記憶回路3の出
力103を、その後は二進数加減算回路6の出力106
を夫々入力する。二進数乗算回路5は二進数レジスタ4
の出力104に送られた二進数を定数倍し、結果105
を送出する。二進数加減算回路6は記憶回路3の出力1
03と二進数乗算回路5の出力105とを入力として二
進加減算を行い、結果106を出力する。
【0019】以下に、十進数を二進数に変換する動作に
ついて説明する。最初のクロックサイクルで、十進数デ
ータレジスタ1に変換する十進数を格納する。次のクロ
ックサイクルで、十進数データレジスタ1の出力の一部
111により記憶回路3を索引し二進数に変換された出
力103を二進数レジスタ4に格納する。また十進数デ
ータレジスタ1の出力101を十進数桁シフト回路2で
左に桁シフトしてその結果102を十進数データレジス
タ1に格納する。このときのシフト量はシフト量制御回
路7の出力107により制御される。
【0020】シフト量制御回路7は十進数データレジス
タ1の出力101の上位桁から連続して存在するゼロの
桁数によりシフト量107を制御する。
【0021】次のクロックサイクルで、十進数データレ
ジスタ1の出力の一部111により記憶回路3を索引
し、二進数に変換された出力103と二進数レジスタ4
の出力104とを二進数乗算回路5で二進乗算した結果
出力105を二進数加減算回路6で加減算し、その結果
106を二進数レジスタ4に格納する。このとき二進乗
算の倍数は一定である。
【0022】また、変換する十進数が残っているとき
は、十進数データレジスタ1の出力101を十進数桁シ
フト回路2で桁シフトして十進数データレジスタ1に格
納する。このときのシフト量は一定である。
【0023】以下、このクロックサイクルと同様の動作
を繰返す。このとき繰返す回数は十進数データの桁数と
十進数桁シフト回路でのシフト量及び変換する十進数の
上位桁から連続するゼロの桁数に依存する。
【0024】ここで具体的な数値を用いた例を示す。但
し、十進数は最上位桁から2桁ずつ処理するものとす
る。よってシフト量制御回路7で求められるシフト量
は、最上位桁からゼロが連続するときの処理を除き2桁
となる。また、二進数乗算回路5での倍数は100倍
(=十進表示)となる。
【0025】例1.6桁の十進数(123456)を二
進数に変換する場合;第一クロックで、十進数データレ
ジスタ1に十進数(123456)を格納する。第二ク
ロックで、十進数データレジスタ1の出力の一部(上位
2桁=12)111により記憶回路3を索引し二進数に
変換された出力(00001100)103を二進数レ
ジスタ4に格納する。
【0026】また、十進数データレジスタ1の出力(1
23456)101を十進数桁シフト回路2で左に2桁
シフトしてシフト結果(345600)102を十進数
データレジスタ1に格納する。このときのシフト量は、
変換する十進数の上位桁から連続して存在するゼロの桁
数=0のため、シフト量制御回路7において求められた
シフト量(2)となる。
【0027】第三クロックで、十進数データレジスタ1
の出力の一部(上位2桁=34)111により記憶回路
3を索引し二進数に変換された出力(0010001
0)103と二進数レジスタ4の出力(0000110
0)104とを二進数乗算回路5で二進乗算(100倍
=十進表示)し、その結果(10010110000)
105を二進数加減算回路6で加算してその結果(10
011010010)106を二進数レジスタ4に格納
する。
【0028】また、十進数データレジスタ1の出力(3
45600)101を十進数数桁シフト回路2で左に2
桁シフトしてシフト結果(560000)102を十進
数データレジスタ1に格納する。
【0029】第四クロックで、十進数データレジスタ1
の出力の一部(上位2桁=56)111により記憶回路
3を索引し二進数に変換された出力(0011100
0)103と二進数レジスタ4の出力(1001101
0010)104とを二進数乗算回路5で二進乗算(1
00倍=十進表示)し、その結果(111100010
00001000)105を二進数加減算回路6で加算
してその結果(11110001001000000)
106を二進数レジスタ4に格納する。
【0030】以上で、変換が終了し結果が(11110
001001000000)と求められる。この例のよ
うに、変換される十進数の上位桁にゼロが連続して存在
しない場合は従来の十進二進変換回路と全く同じ動作に
より変換を行う。
【0031】例2.6桁の十進数(000098)を二
進数に変換する場合;第一クロックで、十進数データレ
ジスタ1に十進数(000098)を格納する。第二ク
ロックで、十進数データレジスタ1の出力の一部(上位
2桁=00)111により記憶回路3を索引し二進数に
変換された出力(00000000)103を二進数レ
ジスタ4に格納する。
【0032】また、十進数データレジスタ1の出力(0
00098)101を十進数シフト回路2で左に4桁シ
フトし、そのシフト結果(980000)102を十進
数データレジスタ1に格納する。このときのシフト量
は、変換する十進数の上位桁から連続して存在するゼロ
の桁数=4のため、シフト量制御回路7において求めら
れたシフト量(4)である。
【0033】第三クロックで、十進数データレジスタ1
の出力の一部(上位2桁=98)111により記憶回路
3を索引し二進数に変換された出力(0110001
0)103と二進数レジスタ4の出力(0000000
0)104とを二進数乗算回路5で二進乗算(100倍
=十進表示)し、その結果(00000000)105
を二進数加減算回路6で加算してその結果(01100
010)106を二進数レジスタ4に格納する。
【0034】以上で、変換が終了し結果が(01100
010)と求められる。この例のように、変換される十
進数の上位桁にゼロ連続して存在する場合は従来より
短いサイクルで変換が終了する。
【0035】図2は本発明の他の実施例のブロック図で
あり、図1と同等部分は同一符号により示されている。
本例においては、十進数桁シフト回路2のシフト量と二
進数乗算回路5の倍数とを、シフト量・倍数制御回路8
の出力107と117とにより夫々制御するものであ
り、他の構成は図1のそれと同一である。
【0036】以下に、十進数を二進数に変換する動作に
ついて説明する。最初のクロックサイクルで、十進数デ
ータレジスタ1に変換する十進数100を格納する。次
のクロックサイクルで、十進数データレジスタ1の出力
の一部111により記憶回路3を索引し二進数に変換さ
れた出力103を二進数レジスタ4に格納する。
【0037】また十進数データレジスタ1の出力101
を十進数桁シフト回路2で左に桁シフトして結果102
を十進数データレジスタ1に格納する。このときのシフ
ト量は107により制御される。シフト量・倍数制御回
路8は十進数データレジスタ1の出力101である十進
数データのうち未変換のデータの上位桁から連続して存
在するゼロの桁数によりシフト量107を制御する。
【0038】次のクロックサイクルで、十進数データレ
ジスタ1の出力の一部111により記憶回路3を索引し
二進数に変換された出力103と二進数レジスタの出力
104とを二進数乗算回路5で二進乗算し、その結果1
05を二進数加減算回路6で加減算してその結果106
を二進数レジスタ4に格納する。このときの二進乗算の
倍数117はシフト量・倍数制御回路8において十進数
データレジスタ1の出力101から求められる。
【0039】また、変換する十進数が残っているときは
十進数データレジスタ1の出力101を十進数桁シフト
回路2で桁シフトしてその結果102を十進数データレ
ジスタ1に格納する。このときのシフト量107もシフ
ト量・倍数制御回路8において十進数データレジスタ1
の出力101から求められる。
【0040】以下、このクロックサイクルと同様の動作
を繰返す。このとき繰返す回数は十進数データの桁数と
十進数桁シフト回路でのシフト量及び変換する十進数デ
ータのうち未変換のデータの上位桁から連続して存在す
るゼロの桁数に依存する。
【0041】ここで具体的な数値を用いた例を示す。但
し、十進数は最上位桁から2桁ずつ処理するものとす
る。
【0042】例3.6桁の十進数(110022)を二
進数に変換する場合;第一クロックで、十進数データレ
ジスタ1に十進数(110022)100を格納する。
第二クロックで、十進数データレジスタ1の出力の一部
(上位2桁=11)111により記憶回路3を索引し二
進数に変換された出力(00001011)103を二
進数レジスタ4に格納する。
【0043】また、十進数データレジスタ1の出力(1
10022)101を十進数桁シフト回路2で左に4桁
シフトしてシフト結果(220000)102を十進数
データレジスタ1に格納する。このときのシフト量は、
未変換の十進数データの上位桁から連続して存在するゼ
ロの桁数=2のため、シフト量・倍数制御回路8におい
て求められたシフト量(4)107が送出される。
【0044】第三クロックで、十進数データレジスタ1
の出力の一部(上位2桁=22)111により記憶回路
3索引し二進数に変換された出力(00010110)
103と二進数レジスタの出力(00001011)1
04とを二進数乗算回路5で二進乗算(10000倍=
十進表示)し、その結果(1101011011011
0000)105を二進数加減算回路6で加減算してそ
の結果(11010110111000110)106
を二進数レジスタ4に格納する。このとき二進数乗算回
路5における倍数10000は、シフト量・倍数制御回
路8により送出される。
【0045】以上で変換が終了し、結果(11010
110111000110)と求められる。
【0046】図3は本発明の別の実施例のブロックであ
り、図1,2と同等部分は同一符号により示している。
本例では、図2の実施例において、処理桁制御回路9を
追加たものであり、他の構成は図2と同一である。
【0047】処理桁制御回路9は、先ず最初に、変換す
る十進数100の桁数を初期値110として入力して、
以後はシフト量・倍数制御回路8の出力であるシフト量
107だけ減算を行うカウンタを有し、そのカウンタが
ゼロになると変換終了信号108を出力するものであ
る。
【0048】以下に、十進数を二進数に変換する動作に
ついて説明する。最初のクロックサイクルで、十進数デ
ータレジスタ1に変換する十進数100を格納する。ま
た処理桁制御回路9内のカウンタに変換する十進数の桁
数を初期値として設定する。
【0049】次のクロックサイクルで、十進数データレ
ジスタ1の出力の一部111により記憶回路3を索引し
二進数に変換された出力103を二進数レジスタ4に格
納する。また十進数データレジスタ1の出力101を十
進数桁シフト回路2で左に桁シフトして結果102を十
進数データレジスタ1に格納する。このときのシフト量
はシフト量・倍数制御回路8の出力107により制御さ
れる。
【0050】シフト量・倍数制御回路8は十進数データ
レジスタ1の出力101である十進数データのうち未変
換のデータの上位桁から連続して存在するゼロの桁数に
よりシフト量107を制御する。処理桁制御回路9にお
いてシフト量・倍数制御回路8の出力107を入力して
残りの十進数の処理桁を制御する。
【0051】次のクロックサイクルでは、十進数データ
レジスタ1の出力の一部111により記憶回路3を索引
し二進数に変換された出力103と二進数レジスタの出
力104とを二進数乗算回路5で二進乗算しその結果1
05を二進数加減算回路6で加減算し、その結果106
を二進数レジスタ4に格納する。このとき二進乗算の倍
数はシフト量・倍数制御回路8において十進数データレ
ジスタ1の出力101から求められる。また処理桁制御
回路9の出力108により十進数変換終了か否かを確認
する。
【0052】変換する十進数が残っているときは十進数
データレジスタ1の出力101を十進数桁シフト回路2
で桁シフトしその結果102を十進数データレジスタ1
に格納する。このときのシフト量もシフト量・倍数制御
回路8において十進数データレジスタ1の出力101か
ら求められる。
【0053】以下、このクロックサイクルと同様の動作
を繰返す。このとき繰返す回数は十進数データの桁数と
十進数桁シフト回路2でのシフト量及び変換する十進数
データのうち未変換のデータの上位桁から連続して存在
するゼロの桁数に依存する。変換する十進数が残ってい
なければ処理を終了する。
【0054】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、変換
すべき十進数データにゼロが存在するとき、そのゼロの
変換処理を省略して処理の冗長性を少くしたので、変換
処理効率が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本発明の他の実施例のブロック図である。
【図3】本発明の別の実施例のブロック図である。
【図4】従来の十進二進変換回路のブロック図である。
【符号の説明】
1 十進数データレジスタ 2 十進数桁シフト回路 3 記憶回路 4 二進数レジスタ 5 二進数乗算回路 6 二進数加減算回路 7 シフト量制御回路 8 シフト量・倍数制御回路 9 処理桁制御回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変換されるべき十進数データを格納する
    十進数レジスタと、前記十進数データの一部の桁により
    索引され、この索引桁を二進数に変換するための対応表
    を予め格納した記憶手段と、この記憶手段からの索引結
    果である二進数及び変換途中結果を択一的に格納する二
    進数レジスタと、前記十進数レジスタの内容を所定シフ
    ト量だけ桁シフトを行う桁シフト手段と、前記二進数レ
    ジスタの内容に対して所定定数を二進数乗算する二進数
    乗算手段と、前記記憶手段の出力と前記二進数乗算手段
    の出力との二進数加減算を行い前記変換途中結果として
    出力する二進数加減算手段と、変換処理の最初に、前記
    十進数レジスタの十進数データの上位桁から連続して存
    在する零の桁数を検出して前記所定シフト量をこの零の
    桁数に制御するシフト量制御手段とを含み、前記二進数
    レジスタから最終的な二進変換結果を得るようにしたこ
    とを特徴とする十進二進変換回路。
  2. 【請求項2】 変換されるべき十進数データを格納する
    十進数レジスタと、前記十進数データの一部の桁により
    索引され、この索引桁を二進数に変換するための対応表
    を予め格納した記憶手段と、この記憶手段からの索引結
    果である二進数及び変換途中結果を択一的に格納する二
    進数レジスタと、前記十進数レジスタの内容を所定シフ
    ト量だけ桁シフトを行う桁シフト手段と、前記二進数レ
    ジスタの内容に対して所定定数を二進数乗算する二進数
    乗算手段と、前記記憶手段の出力と前記二進数乗算手段
    の出力との二進数加減算を行い前記変換途中結果として
    出力する二進数加減算手段と、変換処理の途中で、前記
    十進数レジスタの十進数データのうち未変換のデータの
    上位桁から連続して存在する零の桁数を検出して前記所
    定シフト量及び前記所定定数をこの零の桁数に応じて制
    御する制御手段とを含むことを特徴とする十進二進変換
    回路。
  3. 【請求項3】 前記十進数データに対する変換回数が初
    期値として予め設定され変換の度にその内容を減算する
    カウンタと、変換処理の途中において、前記制御手段に
    より検出された前記零の桁数に応じて前記カウンタの減
    算値を制御する処理桁制御手段とを含み、前記カウンタ
    の値が零に達したときに変換処理の終了信号を生成する
    ようにしたことを特徴とする請求項2記載の十進二進変
    換回路。
JP4237813A 1992-08-13 1992-08-13 十進二進変換回路 Expired - Lifetime JP2928027B2 (ja)

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