JP2926785B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2926785B2
JP2926785B2 JP1260404A JP26040489A JP2926785B2 JP 2926785 B2 JP2926785 B2 JP 2926785B2 JP 1260404 A JP1260404 A JP 1260404A JP 26040489 A JP26040489 A JP 26040489A JP 2926785 B2 JP2926785 B2 JP 2926785B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体装置に関し、特にバイポーラ型トラン
ジスタとMOS型トランジスタとを一体に組合せて構成し
たメモリセルを有する半導体装置に関する。
〔従来の技術〕 従来の半導体装置のメモリセルの例として、1988年の
IEDMインターナショナル・エレクトロン・デバイス・ミ
ーティング(International Electron Device Meetin
g)で発表された論文ア・ニュー・スタティック・メモ
リ・セル・ベースド・オン・リバース・ベース・カレン
ト・(RBC)エフェクト・オブ・バイポーラ・トランジ
スタ(A New Static Memory Cell Based on Reverse Ba
se Current(RBC)Effect of Bipolay Transistor)が
ある。
第3図は従来の半導体装置のメモリセルの等価回路図
であり、PチャネルMOS型トランジスタQ1にベースを接
続したバイポーラ型トランジスタQ2の各1個で構成され
ている。
第4図は従来の半導体装置の断面図である。
第4図に示すように、P型シリコン基板1の上にN+
埋込領域2及びN-型領域3を設け、N型領域3の表面に
設けたゲート酸化膜を介してゲート電極5を設け、ゲー
ト電極5に整合してN-型領域3内にP型拡散領域10及び
P型拡散領域9を設け、P型拡散領域10及びP型拡散領
域9をソース領域又はドレイン領域とするMOS型トラン
ジスタを構成している。一方、P型拡散領域10内にN+
拡散領域11を設け、これにより、N-型領域3をコレクタ
領域、P型拡散領域10をベース領域、N+型拡散領域11を
エミッタ領域とするバイポーラ型トランジスタを構成し
ている。図中には他にフィールド酸化膜4、エミッタ領
域のN+型拡散領域11に接続する配線6、P型拡散領域9
に接続する配線8、及び配線間を電気的に分離する絶縁
膜7を示している。メモリセルの機能としてはバイポー
ラ型トランジスタのコレクタとエミッタ間にある電位、
即ちベースオープン時にコレクタとエミッタ間で大電流
が流れ始める電圧(以下BVCEOと記す)よりやや低めの
電位に設定し、ベース電位を外部から強制的に1V又は0V
近辺に与えた後、ベースオープンにするとベース電位が
自動的に1V又は0V近辺の値(強制的に与えられた電位と
異なる場合もある)に保持されて、メモリ機能をもつこ
とになる。尚、MOS型トランジスタは前記のベース領域
(即ちP型領域10)の電位に強制的に変更するためと、
ベース領域の電位読み取りのために使われる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の半導体装置は、バイポーラ型トランジ
スタのベース領域がMOS型トランジスタのP型拡散領域1
0と共用しており、かつ、一方のP型拡散領域9と同じ
く、比較的浅い接合深さになっている。このためバイポ
ーラ型トランジスタの電流増幅率が高く約100付近にな
る。これによりベース電位が1V近辺に保持された時に、
コレクタに流れる電流が100μA〜1mAとなり、このメモ
リセルを多数集積して半導体装置を構成した時、全メモ
リセルに流れる全電流になり、電力が大きくなり、半導
体装置が高熱を発生し、信頼性を劣化又は半導体装置の
破壊をまねくという欠点を有する。
例えば、コレクタ電流が100μAの時64kbitのメモリ
装置で、全メモリセルが1V近辺(即ち“1"のレベル)に
保持されると、全体で64k×100μA=6.4Aの電流が流れ
ることになり、殆ど使用に耐えない値になる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の半導体装置は、一導電型半導体基板上に設け
た逆導電型領域と、前記逆導電型の表面に設けて素子形
成領域を区画するフィールド絶縁膜と、前記素子形成領
域上にゲート絶縁膜を介して設けたゲート電極と、前記
ゲート電極に整合して前記素子形成領域内に設けた深い
PN接合を有する一導電型の第1の拡散領域及び前記第1
の拡散領域よりも浅いPN接合を有する一導電型の第2の
拡散領域と、前記第1の拡散領域内に設けた逆導電型の
第3の拡散領域とを有し、前記第3の拡散領域をエミッ
タ,前記第1の拡散領域をベース,前記逆導電型領域を
コレクタとするバイポーラトランジスタの電流増幅率が
1〜10である。
また、本発明の他の半導体装置は、一導電型半導体基
板上に設けた逆導電型領域と、前記逆導電型の表面に設
けて素子形成領域を区画するフィールド絶縁膜と、前記
素子形成領域上にゲート絶縁膜を介して設けたゲート電
極と、前記ゲート電極に整合して両側に設けた浅いPN接
合を有する第2の拡散領域と、前記第2の拡散領域の一
方と接続しつつ前記ゲート電極から離隔して前記素子形
成領域内に設けた前記第2の拡散領域よりも深いPN接合
を有する一導電型の第1の拡散領域と、前記第1の拡散
領域内に設けた逆導電型の第3の拡散領域を有する。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1の実施例の断面図である。P型
シリコン基板1の上に、N+型埋込領域2及び低濃度のN-
型領域3を準じ積層して設け、N-型領域3の表面に設け
たゲート酸化膜を介してゲート電極5を設け、ゲート電
極5に整合してN-型領域3内に深いPN接合を有するP型
拡散領域12と浅いPN接合を有するP型拡散領域9を設
け、P型拡散領域12及びP型拡散領域9をソース領域又
はドレイン領域とするMOS型トランジスタを構成し、一
方、P型拡散領域12内にN+型拡散領域11に設け、これに
より、N+型埋込領域2及びN型領域3をコレクタ領域、
P型拡散領域12をベース領域、N+型拡散領域11をエミッ
タ領域とするバイポーラ型トランジスタを構成してメモ
リセルを形成する。
第2図は本発明の第2の実施例の断面図である。第1
の実施例との相違は、P型拡散領域12を構成するPN接合
が2段になっていることである。即ち浅い接合部と、深
い接合部がある。浅い接合部はP型拡散領域9と同じ接
合深さであるがN+型拡散領域11が設けられた下方のP型
拡散領域12はP型拡散領域9に比べて深い接合部を構成
している。
第2の実施例は第1の実施例に比して、MOS型トラン
ジスタの特性が安定しており、制御しやすい構成になっ
ている。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は第1の拡散領域のPN接合
深さを第2の拡散領域のPN接合深さより深くすることに
より、第1の拡散領域をベース領域とするバイポーラ型
トランジスタのベース幅を広く、それにより電流増幅率
を下げることができる。即ち、電流増幅率を従来の10分
の1から100分の1に下げることができる。即ち、前述
の64kbitのメモリ装置では、電流増幅率が10分の1であ
れば全体では640mAの電流であり、又100分の1であれば
64mAとなる。即ち、低電流であり、信頼性の高い、か
つ、高性能のメモリセルの半導体装置を実現できるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の断面図、第2図は本発
明の第2の実施例の断面図、第3図はメモリセルの等価
回路図、第4図は従来の半導体装置の断面図である。 1…P型シリコン基板、2…N+型埋込領域、3…N-型領
域、4…フィールド酸化膜、5…ゲート電極、6…配
線、7…絶縁膜、8…配線、9,10…P型拡散領域、11…
N+型拡散領域、12…P型拡散領域。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一導電型半導体基板上に設けた逆導電型領
    域と、前記逆導電型の表面に設けて素子形成領域を区画
    するフィールド絶縁膜と、前記素子形成領域上にゲート
    絶縁膜を介して設けたゲート電極と、前記ゲート電極に
    整合して前記素子形成領域内に設けた深いPN接合を有す
    る一導電型の第1の拡散領域及び前記第1の拡散領域よ
    りも浅いPN接合を有する一導電型の第2の拡散領域と、
    前記第1の拡散領域内に設けた逆導電型の第3の拡散領
    域とを有し、前記第3の拡散領域をエミッタ,前記第1
    の拡散領域をベース,前記逆導電型領域をコレクタとす
    るバイポーラトランジスタの電流増幅率が1〜10である
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】一導電型半導体基板上に設けた逆導電型領
    域と、前記逆導電型の表面に設けて素子形成領域を区画
    するフィールド絶縁膜と、前記素子形成領域上にゲート
    絶縁膜を介して設けたゲート電極と、前記ゲート電極に
    整合して両側に設けた浅いPN接合を有する第2の拡散領
    域と、前記第2の拡散領域の一方と接続しつつ前記ゲー
    ト電極から離隔して前記素子形成領域内に設けた前記第
    2の拡散領域よりも深いPN接合を有する一導電型の第1
    の拡散領域と、前記第1の拡散領域内に設けた逆導電型
    の第3の拡散領域を有することを特徴とする半導体装
    置。
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