JP2926308B2 - ハンダボール供給方法 - Google Patents

ハンダボール供給方法

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JP2926308B2
JP2926308B2 JP7091840A JP9184095A JP2926308B2 JP 2926308 B2 JP2926308 B2 JP 2926308B2 JP 7091840 A JP7091840 A JP 7091840A JP 9184095 A JP9184095 A JP 9184095A JP 2926308 B2 JP2926308 B2 JP 2926308B2
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樹治 小林
智 木下
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Shibuya Kogyo Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/3457Solder materials or compositions; Methods of application thereof
    • H05K3/3478Applying solder preforms; Transferring prefabricated solder patterns

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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハンダボール収納部と
ハンダボールを吸着するバキュームヘッドを有するハン
ダボール供給装置におけるハンダボール供給方法に関す
る技術であり、主としてBGA(ボールグリットアレ
ー)用基板にハンダボールをマウントするためにハンダ
ボール収納部よりハンダボールを取り出す際に効果を発
揮するハンダボール供給方法である。
【0002】
【従来の技術】従来のBGA用ハンダボール供給装置で
は、図5乃至図6に示されるようにハンダボール収納部
1とハンダボール3をバキューム吸着する機構のバキュ
ームヘッド2が用意されるものであり、図5のようにハ
ンダボール収納部1を振動させるか、又は図6のように
バキュームヘッド2を振動させながらハンダボール3を
吸着し、BGA用基板(図示されていない。)へと供給
するものであった。尚、図5及至図6においてバキュー
ムヘッド2上方へ向かう矢印は真空吸引を示し、波線は
振動を示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、バキュームヘ
ッド2でハンダボール3を、正確に吸着していくために
は、ハンダボール収納部1内でのハンダボール3上面の
高さを一定に保つ必要があり、そのためには非常に多く
のハンダボール3をハンダボール収納部1内に入れる必
要があった。したがって、時によりパーツフィーダー等
の2次収納機構も必要となることがあった。
【0004】さらに、ハンダボール3を振動させる方法
では、振動によりハンダボール3同志が互いに接触しあ
い、ハンダボール3の変形や、ハンダボール3表面の酸
化の助長等を起こし、ハンダ溶着工程での不良の原因と
なることが多かった。そこで本発明は、多量のハンダボ
ールを必要とせず、ハンダボールを傷めることなく、且
つ確実にハンダボールを基板側に供給可能なハンダボー
ル供給方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、上面にハンダボールが落下しない大きさの
透孔を多数配列形成して気体供給装置と連結したトレー
と該トレーの外側にホッパー部を形成するバケットとを
相対的上下動可能に配置してなるハンダボール収納部の
トレーを相対的に上昇させ、トレーの上方停止位置に設
置されたスキージによりトレーの上面を一端から他端に
向かって水平方向に移動させて余分なハンダボールをト
レー上面よりバケットに落下させた後、トレーに気体を
供給することにより透孔付近のハンダボールを浮遊さ
せ、下面にハンダボールが保持可能な大きさの多数の吸
着孔を形成して吸引装置と連結したバキュームヘッドを
トレーの上面に対し相対的に近接させ、吸着孔にハンダ
ボールを吸着保持して移送することを特徴とするハンダ
ボール供給方法とした。
【0006】
【実施例】以下図示の実施例に従い説明する。図1は、
本発明で利用されるハンダボール供給装置の動作開始前
の状態を示す説明図であり、ハンダボール供給装置は、
ハンダボール収納部1とバキュームヘッド2と、スキー
ジ11によりなる。
【0007】ハンダボール収納部1は、上部に内側に向
かって下降する傾斜面からなるホッパー部4と中央に中
空部5を有するバケット6と、該中空部5に、ハンダボ
ール3が落ちず、且つスムーズなスライドが可能な間隔
で、上下動自在に配置されたトレー7とによりなる。
【0008】尚、実施例ではバケット6が固定で、トレ
ー7が上下動するよう構成されているが、トレー部分を
固定とし、バケット6が上下動することにより、バケッ
ト6の内部でのトレー7の位置が変化する機構であって
もよい。両者は相対的上下動関係にあればよいのであ
る。
【0009】トレー7は、上面にハンダボール3の落下
しない大きさの透孔8が必要ハンダボール3の数に相応
して多数配列形成されている。トレー7は上面の透孔8
以外は密閉されており、通気孔9にてガス供給装置(図
示されていない。)と連結されている。ガス供給装置で
は、実施例として窒素ガスが利用されるが、単なるエア
ーであってもよい。尚、トレー7の内部で通気孔9の位
置には、多孔質材からなるフィルタ10を、供給された
ガスの吹出し量がトレー7の内部にて均等化されるよう
配置している。
【0010】バケット6の上方でトレー7の停止位置付
近で、停止したトレー7上面より若干上方で、トレー7
上面の一端から他端に向かって水平方向に移動し、余分
なハンダボール3をトレー7上面より落下させるスキー
ジ11が、図1及至図4に示されるように設けられてい
る。尚、実施例ではスキージ11として静電気除去ブラ
シが使用されている。
【0011】ハンダボール収納部1の上方には、バキュ
ームヘッド2が配置されている。バキュームヘッド2は
下面に、ハンダボール3が供給される基板のマウント位
置にそった位置にハンダボール3を保持可能な大きさの
吸着孔12が形成され、吸着孔12以外は密閉されたも
ので、吸引口13により吸引装置(図示されていな
い。)と連結されている。バキュームヘッド2は、吸着
孔12の形成面を下方にして、トレー7の上面に対し相
対的に近接及び離反可能にされている。実施例ではバキ
ュームヘッド2が下降及び上昇可能に配置されている。
【0012】次に上記ハンダボール供給装置によるハン
ダボール供給方法について説明する。まず、バケット6
とトレー7で作りだされる収納空部に適当数のハンダボ
ール3を供給する。図1がその状態を示している。次に
図2に示されるようにトレー7を上昇させる。上昇停止
位置にて図3に示されるようにスキージ11をトレー7
上面の一端から他端に向かって水平移動させトレー7上
面に存在する余分のハンダボール3をホッパー部4に落
下させる。
【0013】その状態で低圧の窒素ガスをガス供給装置
から通気孔9とフィルタ10を通じてトレー7に供給す
る。供給された窒素ガスは、透孔8より、上方に向かっ
て吐き出され、トレー7上のハンダボール3をほんの少
しだけ浮遊させる。次に上方よりバキュームヘッド2を
近づけると図4に示されるように浮遊しているハンダボ
ール3がバキュームヘッド2の吸着孔12に吸着する。
ハンダボール3が吸着されたバキュームヘッド2を図示
されていないピックアンドプレイス機構によりBGA用
基板(図示されていない。)上へ移動し、所定位置にマ
ウントするのである。尚、図4にてバキュームヘッド2
上方へ向かう矢印は真空吸引を示し、通気孔9より上方
へ向かう矢印は窒素ガスの供給を示している。
【0014】
【発明の効果】本発明は如上のように構成されるため以
下のような効果を発揮する。第1に、ハンダボール収納
部1内のハンダボール3をバキュームヘッド2の吸着孔
12へ吸着するのに際し、振動によりハンダボール3を
跳ねさせて吸着するのではなく、窒素ガスのブローによ
りハンダボール3を浮遊させて吸着する方法であるた
め、ハンダボール3の縦方向の移動が大きく、多量のハ
ンダボール3を必要とすることなく、容易にハンダボー
ル3をバキュームヘッド2へ吸着することができるもの
となった。
【0015】第2に、振動を利用することがないので、
ハンダボール3同志の接触も少なく振動によるハンダボ
ール3の変形や損傷等を少なくすることができるものと
なった。さらに必要数分だけ吸着されるためハンダボー
ル3の変形が少ないものとなった。
【0016】尚、実施例の効果ではあるがハンダボール
3を浮遊させる気体として窒素ガスを用いた場合、ハン
ダボール3の酸化が防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】動作開始前のハンダボール供給装置の説明図
【図2】トレー上昇時のハンダボール収納部を示す説明
【図3】スキージ動作を示す説明図
【図4】バキューム時を示す説明図
【図5】トレー振動方式の従来装置を示す説明図
【図6】ヘッド部振動方式の従来装置を示す説明図
【符号の説明】
1...ハンダボール収納部 2...バキュームヘッド 3...ハンダボール 4...ホッパー部 5...中空部 6...バケット 7...トレー 8...透孔 9...通気孔 10...フィルタ 11...スキージ 12...吸着孔 13...吸引口
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−291122(JP,A) 特開 平5−109839(JP,A) 特開 平2−299288(JP,A) 特開 昭64−11071(JP,A) 特開 平1−129446(JP,A) 特開 平8−236527(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 3/34 505 H01L 21/60

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面にハンダボールが落下しない大きさの
    透孔を多数配列形成して気体供給装置と連結したトレー
    と該トレーの外側にホッパー部を形成するバケットとを
    相対的上下動可能に配置してなるハンダボール収納部の
    トレーを相対的に上昇させ、トレーの上方停止位置に設
    置されたスキージによりトレーの上面を一端から他端に
    向かって水平方向に移動させて余分なハンダボールをト
    レー上面よりバケットに落下させた後、トレーに気体を
    供給することにより透孔付近のハンダボールを浮遊さ
    せ、下面にハンダボールが保持可能な大きさの多数の吸
    着孔を形成して吸引装置と連結したバキュームヘッドを
    トレーの上面に対し相対的に近接させ、吸着孔にハンダ
    ボールを吸着保持して移送することを特徴とするハンダ
    ボール供給方法。
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