JP2925071B2 - 断熱ホース - Google Patents

断熱ホース

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JP2925071B2
JP2925071B2 JP8216743A JP21674396A JP2925071B2 JP 2925071 B2 JP2925071 B2 JP 2925071B2 JP 8216743 A JP8216743 A JP 8216743A JP 21674396 A JP21674396 A JP 21674396A JP 2925071 B2 JP2925071 B2 JP 2925071B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調器の断熱ドレ
ーンホースその他の各種機器の断熱ダクトとしての使用
に適した断熱ホースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からこの種の断熱ホースとしては、
図12に示すように、芯線14を内装した中空螺旋突条15を
一体に設けてなる軟質塩化ビニル樹脂製内管11の外周面
に発泡ポリエチレン樹脂よりなる断熱材を螺旋状に巻回
して断熱層12を形成し、この断熱層12の外周面を軟質塩
化ビニル樹脂よりなる外管13で被覆してなる断熱ホース
や、図13に示すように、軟質塩化ビニル樹脂よりなる内
外管壁11、13間に同一材料よりなる螺旋状仕切壁17を介
して発泡ポリエチレン樹脂よりなる断熱材12を螺旋状に
巻回して断熱層12を形成してなる断熱ホースが広く知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、断熱層
12を形成している発泡ポリエチレン樹脂と、内外管11、
13を形成している軟質塩化ビニル樹脂とは接着性が悪
く、接着剤や融着によって一体化させることができない
ために、前者の断熱ホースによれば所望長さのホースに
切断した場合、ホースの切口から断熱層12の端部が飛び
出し易くなると共に断熱層12が内外管11、13に対して周
方向に妄動して歪みが発生し、形態が不安定となって商
品価値が低下するという問題点がある。
【0004】一方、後者の断熱ホースによれば、断熱層
12を形成している断熱材が内外管11、13と一体の仕切壁
17を介して螺旋状に巻回しているので、仕切壁17によっ
てホースの切口からの飛び出しや内外管11、13に対する
妄動を防止することができるが、螺旋状に巻回した仕切
壁の内外端は内外管11、13に一体的に連設しているの
で、ホースを屈曲させると、外側湾曲部においては仕切
壁17に引張力が働いて外管を内径方向に引き寄せる作用
と断熱層を圧縮する作用とが生じ、従って、屈曲抵抗が
大きくなって円滑な屈曲が困難となる上にホースの屈曲
部が断面偏平状に変形して内部を流動する流体の流れを
妨げるという問題点があった。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たもので、ホースの切口からの断熱層の端部の飛び出し
や断熱材の妄動を防止し得ると共に屈曲性に優れた断熱
ホースの提供を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の断熱ホースは、芯線を内装した中空螺旋突
条を一体に設けてなる軟質塩化ビニル樹脂製内管の外周
面に発泡ポリエチレン樹脂よりなる断熱材を螺旋状に巻
回して断熱層を形成し、この断熱層の外周面を軟質塩化
ビニル樹脂よりなる外管で被覆してなる断熱ホースにお
いて、上記内外管は断熱材とは接着することなく該断熱
材からなる断熱層の内外周面を被覆している一方、断熱
層を形成している上記螺旋状に巻回した断熱材は、先に
巻回した断熱材部分と次に巻回した断熱材部分との接合
面の一部を一体的に接着し、他の部分を遊離可能に接合
した構造を有している。
【0007】上記断熱ホースにおいて、請求項2に係る
発明は、先に巻回した断熱材部分と次に巻回した断熱材
部分との接合面における内外端部を一体的に接着して他
の部分を遊離可能に接合してなるものであり、請求項3
に係る発明は上記接合面における外端部を、請求項4に
係る発明は上記接合面における内端部をそれぞれ一体的
に接着し、他の部分を遊離可能に接合してなる構造とし
ている。なお、上記断熱材部分の接合面の接着は、断熱
材の一部を融着させることによって行われているもので
ある。
【0008】
【作用】製造される断熱ホースを一定長毎に切断した際
に、或いは、空調器などの機器に断熱ホースを定寸に切
断して取り付ける際に、螺旋状に巻回してなる断熱材は
先に巻回した断熱材部分と次に巻回した断熱材部分との
接合面の一部を一体的に接着しているので、ホースの切
口から断熱材が飛び出すのを防止することができると共
に断熱材が部分的に長さ方向や周方向に妄動するのを阻
止され、安定した形態を維持する。
【0009】さらに、断熱ホースの内外管は発泡ポリエ
チレン樹脂よりなる断熱材とは非接着性または接着が困
難な軟質塩化ビニル樹脂よりなり、断熱材とは接着する
ことなく該断熱材の内外周面を被覆している一方、断熱
材は先に巻回した断熱材部分と次に巻回した断熱材部分
との接合面において上記接着部分以外の接合面を遊離可
能に接合させているので、ホースを屈曲させた場合、内
外管はその屈曲度に応じて独立した自由な屈曲変形を行
うと共にその内外管からの引っ張り或いは圧縮変形に応
じて断熱材が互いに接着した部分以外の接合面を屈曲方
向に摺接し合ったり接合面間を遊離させる変形を行い、
従って、断熱材の接合面間や内外管は互いに屈曲性を規
制し合うことが殆どなくなってホースが良好な屈曲性を
発揮すると共に屈曲部の断面が偏平状に変形し難くて内
部を流動する流体の流れを円滑に行わせることができる
ものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の具体的な実施例を図面に
ついて説明すると、図1において、1は軟質塩化ビニル
樹脂よりなる一定の肉厚を有する内管で、その内周面を
全長に亘って同一径の平坦な面に形成していると共に外
周面に該内管1と同一材料よりなる中空螺旋突条5を一
定の巻きピッチでもって全長に亘って連続的に形成して
あり、この中空螺旋突条内に断面円形ないしは楕円形の
ポリプロピレン、ポリエチレン等の適度な弾性を有する
オレフィン系樹脂よりなる可撓性芯材4を該中空螺旋突
条5の内壁に接着させることなく内装してある。
【0011】2は内管1の外周面に設けた所定の肉厚を
有する発泡ポリエチレン樹脂よりなる断熱層で、断面縦
長平行四辺形の帯状断熱材2'を内管1の外周面に上記中
空螺旋突条6の螺旋ピッチと同一ピッチでもって螺旋状
に巻回することにより形成されている。3はこの断熱層
2を被覆した軟質塩化ビニル樹脂よりなる一定肉厚を有
する外管である。
【0012】上記断熱層2を形成した帯状断熱材2'は、
図2に示すように一定幅を有する互いに平行な前後面2
a、2bと、これらの前後面2a、2bよりも幅狭い内外端面2
c、2dとで断面平行四辺形に形成されており、内端面2d
を隣接する中空螺旋突条5、5間の内管部分の外周面上
に密接させると共にその前後面2a、2bをホースの中心線
に対して一定角度長さ方向に傾斜させた状態で先に巻回
した断熱材部分の傾斜後面2bに次に巻回する断熱材部の
傾斜前面2aを接合させ、さらに、この前後接合面2a、2b
における内外両端部のみを一体に接着6、7してこれら
の接着部6、7間の接合面を接着することなく遊離可能
に接合させている。なお、内外管1、3は上述したよう
に軟質塩化ビニル樹脂からなる一方、断熱層2を形成し
た断熱材2'は発泡ポリエチレン樹脂よりなるので、内外
管1、3と断熱材2'とは接着することなく重なり合って
いる。このように構成した断熱ホースを屈曲させると、
引っ張りや圧縮が作用する部分において、その作用力に
応じて図3、図4に示すように互いに接合した断熱材部
分の接着部6、7以外の接合面が遊離8し、屈曲性が良
好となるものである。
【0013】図5は本発明の別な実施例を示すもので、
上記実施例においては、螺旋状に巻回した帯状断熱材2'
において、先に巻回した断熱材部分と次に巻回した断熱
材部分との前後接合面における内外両端部を接着6、7
しているが、この実施例においては先に巻回した断熱材
部分と次に巻回した断熱材部分との前後接合面における
外端部6のみを一体的に接着し、他の部分を遊離可能に
接合しているものである。このように構成した断熱ホー
スを屈曲させると、引っ張りや圧縮が作用する部分にお
いて、その作用力に応じて図6、図7に示すように互い
に接合した断熱材部分の接着部6以外の接合面が遊離8
し、屈曲性が良好となるものである。
【0014】また、図8は本発明の更に別な実施例を示
すもので、先に巻回した断熱材部分と次に巻回した断熱
材部分との前後接合面における内端部7のみを一体的に
接着し、他の部分を遊離可能に接合した構造としている
ものである。このように構成した断熱ホースを屈曲させ
ると、引っ張りや圧縮が作用する部分において、その作
用力に応じて図9、図10に示すように互いに接合した断
熱材部分の接着部7以外の接合面が遊離8し、屈曲性が
良好となるものである。
【0015】上記のように、先に巻回した断熱材部分と
次に巻回した断熱材部分との接合面における内外両端部
または内外いずれか一方の端部同士を一体に接着するに
は、適宜な接着剤を使用して行ってもよいが、製造時に
おいて端部を加熱することにより溶融させ、冷却後に融
着させた接着構造としている。なお、この接着部分は螺
旋状に巻回した帯状断熱材2'の全長に連続的に設けてお
いてもよく、又、断続的に接着した構造であってもよい
が、螺旋状に巻回した帯状断熱材2'において、先に螺旋
方向に一巻きした断熱材部分とこの断熱材部分に重ねる
ようにして次に螺旋方向に一巻きした断熱材部分との少
なくとも一か所を接着しておく必要があるものである。
【0016】このように構成した断熱ホースは、所望の
長さ寸法に切断された際に、螺旋状に巻回してなる断熱
材2’は先に巻回した断熱材部分と次に巻回した断熱材
部分との接合面の一部を一体的に接着しているので、ホ
ースの切口から帯状断熱材2'の端部が飛び出す虞れがな
く、さらに、螺旋状に巻回した断熱材部分同士は接着部
分を介してホースの長さ方向に分離することがない上
に、周方向にも互いに妄動するのを阻止し合って常に安
定した形態を維持するものである。
【0017】また、軟質塩化ビニルよりなる内外管1、
3は発泡ポリエチレン樹脂製帯状断熱材2'からなる断熱
層2に接着することなく被覆していると共に、帯状断熱
材2'は先に巻回した断熱材部分と次に巻回した断熱材部
分との接合面において上記接着部分以外の接合面を遊離
可能に接合させた構造としているので、ホースを屈曲し
た場合、内外管や断熱材が互いに屈曲性を規制し合うこ
となく、内外管の屈曲変形量に応じて断熱層2の隣接す
る断熱材部分が接合面に沿って弾性的に圧縮又は伸長す
ると共に圧縮力を受けた部分はその圧縮力の大小に応じ
て互いにその接合面を長さ方向に大きく或いは小さく遊
離8させながら圧縮変形して圧縮力を吸収し、ホースが
良好な屈曲性を発揮すると共に屈曲部の断面が偏平状に
変形し難くて内部を流動する流体の流れを円滑に行わせ
ることができるものである。
【0018】次に、このような構造を有する断熱ホース
の製造方法を簡単に説明すると、まず、一定幅を有する
半溶融状態の軟質塩化ビニルよりなる帯状材1'を成形ノ
ズル(図示せず)から押し出しながら公知のように成形
用回転軸(図示せず)上に螺旋状に巻回する時に、図11
に示すように、帯状材1'の水平一側部1a上に上記オレフ
ィン系樹脂よりなる可撓性芯材4を一定のピッチでもっ
て螺旋状に巻装していき、その水平一側端部1aに連なる
該帯状材1'の水平他側部1bを先に巻装した帯状材1'の水
平一側部1a上に重ね合わせて融着、一体化させることに
より内管1を形成していく。その際、帯状材1'の中間部
1cを先に巻装した芯材4上に接着することなく被覆させ
て中空螺旋突条5を形成していく。
【0019】さらに、隣接する中空螺旋突条5、5間の
内管部分の外周面に上記発泡ポリエチレン樹脂よりなる
断面縦長平行四辺形の帯状断熱材2'を中空螺旋突条5と
同一螺旋ピッチでもって連続螺旋状に巻回していく。こ
の時、先に螺旋方向に1巻きした断熱材部分の傾斜後面
2bに次に螺旋方向に1巻きする断熱材部分の傾斜前面2a
を順次重ね合わせ状態に接合して断熱層2を形成してい
くと共に互いに接合した前後面2a、2bの内周側端部を接
着一体化する。この接着は、上記中空螺旋突条5を形成
する半溶融状態の帯状材1'上に帯状断熱材2'を巻回する
際に、該帯状材1'の温度を発泡ポリエチレン樹脂の溶融
温度に保持させておくことによって行われ、この高温帯
状材1'の熱によって互いに接合した帯状断熱材部分の接
合面の内周側端部を融着させるものである。
【0020】次いで、該断熱層2の外周面に一定幅を有
する半溶融状態の軟質塩化ビニル樹脂よりなる帯状材3'
を成形ノズル(図示せず)から押し出して先に巻回した
帯状材部分の後端縁部上に次に巻回する帯状材部分の前
端縁部を重合、融着させながら上記帯状断熱材2'と同一
ピッチでもって螺旋状に巻回することにより外管3を形
成していく。この際、互いに接合した前後断熱材部分の
接合面の外周側端部同士を該帯状断熱材2'の高熱によっ
て上記内端部同士の融着一体化と同様に一体に融着させ
るものである。
【0021】こうして断熱ホースが製造されるものであ
るが、上記断熱材2'の断面形状が縦長の平行四辺形に形
成しているので、先に巻回した断熱材部分の傾斜後面2b
に対して次に巻回する断熱材部分の傾斜前面2aが内方に
ズレた状態で接合し合うことになる。従って、断熱層2
の外周部が山形の螺旋突条に形成されてこの外周面に外
管3が一体に被覆した構造となる。
【0022】上記製造方法において、成形ノズルから押
し出される半溶融状態の軟質塩化ビニル樹脂よりなる帯
状材1'、3'は、成形用回転軸(図示せず)上に螺旋状に
巻装される際に、その半溶融状態における温度を発泡ポ
リエチレン樹脂の溶融温度に保持することによって発泡
ポリエチレン樹脂よりなる帯状断熱材2'の互いに接合し
た断熱材部分の接合面の内外端部を溶着したが、接合面
の内外端部の少なくともいずれか一方を融着一体化して
もよい。
【0023】なお、このような断熱材部分の接合面の内
外端部の少なくともいずれか一方を融着一体化させる手
段としては、適宜な加熱手段を用いて内外管1、3を形
成する帯状材1'、3'を強制的に加熱することにより行っ
てもよく、また、適宜な接着剤を断熱ホースの製造時に
断熱材部分の接合面の適所に塗布することによって接合
面の一部を互いに接着一体化させてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明の断熱ホースによれ
ば、芯線を内装した中空螺旋突条を一体に設けてなる軟
質塩化ビニル樹脂製内管の外周面に発泡ポリエチレン樹
脂よりなる断熱材を螺旋状に巻回して断熱層を形成し、
この断熱層の外周面を軟質塩化ビニル樹脂よりなる外管
で被覆してなる断熱ホースにおいて、断熱層を形成して
いる上記螺旋状に巻回した断熱材は、先に巻回した断熱
材部分と次に巻回した断熱材部分との接合面の一部を一
体的に接着しているので、所望の長さ寸法に切断した際
にホースの切口から帯状断熱材2'の端部が飛び出す虞れ
がなく、さらに、螺旋状に巻回した断熱材部分同士は接
着部分によってホースの長さ方向に分離したり周方向に
も妄動するのを互いに阻止し合って形崩れの生じない常
に安定した形態を維持するものである。
【0025】さらに、断熱ホースの塩化ビニル樹脂より
なる内外管は発泡ポリエチレン樹脂よりなる断熱材とは
接着することなく該断熱材の内外周面を被覆している一
方、断熱材は先に巻回した断熱材部分と次に巻回した断
熱材部分との接合面において上記接着部分以外の接合面
を遊離可能に接合させているので、ホースを屈曲させた
場合、内外管は曲げ力に応じて独立した自由な屈曲変形
を行うと共に断熱材も互いに接着した部分以外の接合面
を屈曲方向に摺接し合ったり接合面間を遊離させる変形
を行い、従って、断熱材の接合面間や内外管は互いに屈
曲性を規制し合うことが殆どなくなってホースが良好な
屈曲性を発揮すると共に屈曲部の断面が偏平状に変形し
難くて内部を流動する流体の流れを円滑に行わせること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】断熱ホースの一部分を断面した簡略側面図、
【図2】その一部の拡大断面図、
【図3】外管側に引張力が生じる方向に屈曲させた場合
の一部の拡大断面図、
【図4】外管側に圧縮力が生じる方向に屈曲させた場合
の一部の拡大断面図、
【図5】互いに接合した断熱材部分の外端部を接着した
場合の一部の拡大断面図、
【図6】その外管側に引張力が生じる方向に屈曲させた
場合の一部の拡大断面図、
【図7】その外管側に圧縮力が生じる方向に屈曲させた
場合の一部の拡大断面図、
【図8】互いに接合した断熱材部分の内端部を接着した
場合の一部の拡大断面図、
【図9】その外管側に引張力が生じる方向に屈曲させた
場合の一部の拡大断面図、
【図10】その外管側に圧縮力が生じる方向に屈曲させ
た場合の一部の拡大断面図、
【図11】製造方法を説明するための断面図、
【図12】従来例を示す一部の拡大断面図、
【図13】別な従来例を示す一部の拡大断面図。
【符号の説明】
1 内管 2 断熱層 2' 帯状断熱材 3 外管 4 可撓性芯材 5 中空螺旋突条 6 接着部 7 接着部 8 遊離部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16L 11/08 F16L 59/153

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯線を内装した中空螺旋突条を一体に設
    けてなる軟質塩化ビニル樹脂製内管の外周面に発泡ポリ
    エチレン樹脂よりなる断熱材を螺旋状に巻回して断熱層
    を形成し、この断熱層の外周面を軟質塩化ビニル樹脂よ
    りなる外管で被覆してなる断熱ホースにおいて、上記内
    外管は断熱材とは接着することなく該断熱材からなる断
    熱層の内外周面を被覆している一方、断熱層を形成して
    いる上記螺旋状に巻回した断熱材は、先に巻回した断熱
    材部分と次に巻回した断熱材部分との接合面の一部を一
    体的に接着し、他の部分を遊離可能に接合していること
    を特徴とする断熱ホース。
  2. 【請求項2】 断熱層を形成している螺旋状に巻回した
    断熱材において、先に巻回した断熱材部分と次に巻回し
    た断熱材部分との接合面における内外端部を一体的に接
    着し、他の部分を遊離可能に接合していることを特徴と
    する請求項1記載の断熱ホース。
  3. 【請求項3】 断熱層を形成している螺旋状に巻回した
    断熱材において、先に巻回した断熱材部分と次に巻回し
    た断熱材部分との接合面における外端部を一体的に接着
    し、他の部分を遊離可能に接合していることを特徴とす
    る請求項1記載の断熱ホース。
  4. 【請求項4】 断熱層を形成している螺旋状に巻回した
    断熱材において、先に巻回した断熱材部分と次に巻回し
    た断熱材部分との接合面における内端部を一体的に接着
    し、他の部分を遊離可能に接合していることを特徴とす
    る請求項1記載の断熱ホース。
  5. 【請求項5】 先に巻回した断熱材部分と次に巻回した
    断熱材部分との接合面における接着は、断熱材の一部を
    融着させたものであることを特徴とする請求項1ないし
    請求項4のうちいずれか1項に記載の断熱ホース。
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