JP2004190719A - 可撓性を有する管継手用合成樹脂製耐圧管体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】全長に亘って滑らかな内面に形成している軟質合成樹脂製内管1の両端部外周面に一定厚みを有する硬質合成樹脂製短筒部3’を層着して剛直性を有する接続用管端部2、2に形成していると共に、これらの接続用管端部2、2間の軟質合成樹脂製内管1上に硬質合成樹脂製補強線材3B’ を螺旋巻きして融着させて1巻状に巻回した隣接する補強線材間に露出している軟質合成樹脂製内管部分によって可撓部1Aを形成してあり、さらに、この硬質合成樹脂製補強線材3B’ 上に硬質合成樹脂製帯状材3Aの一端部内面を一体に融着していると共に他端部を先に巻回した硬質合成樹脂製帯状材3A上に互いに摺動可能に重ね合わせて硬質合成樹脂製外殻3を形成している。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は排水口と排水管等の継手用管体として、或いは、地中埋設管や電線保護管などの管同士の継手用管体として使用に適した可撓性を有する管継手用合成樹脂製耐圧管体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、例えば、屋外などに配設される硬質合成樹脂製排水管同士を接続する接続用短管としては、軟質塩化ビニル樹脂等の軟質合成樹脂製の波形管や蛇腹管よりなる可撓管を採用しているが、このような可撓管によれば、その内外周面が螺旋状或いは蛇腹状の凹凸面に形成されているために、円滑な排水が行われないばかりでなく凹部に不純物等が付着、堆積して長期の使用に供することができないという問題点がある。
【0003】
また、上記可撓管を地中に埋設される排水管等の硬質合成樹脂製地中埋設管同士の接続に使用すると、耐圧強度に劣るために土圧によって偏平状に変形し、流体の流通を妨げるばかりでなく、短期間で破損等が生じる虞れがあるため、使用することができない。
【0004】
このため、上記地中埋設管同士の接続用管体として、硬質合成樹脂製の剛性管体を使用すればよいが、剛性管体の場合は、対向する地中埋設管の開口端が互いに管軸に対して平行方向に或いは交差する方向に向いていると、地中埋設管同士を接続することができなくなり、施工性に大きな問題点がある。
【0005】
従って、硬質合成樹脂製地中埋設管同士の継手用管体としては、対向する地中埋設管の開口端が偏位していても、自由に屈曲してその開口両端を対向する地中埋設管の開口端に合致させることができるような可撓性と、土圧に耐えることができる優れた耐圧強度を備えていることが望ましいが、このような継手用管体として未だ実用化されていないのが現状である。
【0006】
一方、地中埋設管同士の継手用管体ではないが、可撓性と耐圧強度とを備えた合成樹脂管が開発されている。このような可撓性を有する耐圧合成樹脂管としては、軟質合成樹脂製ホースの外周面に硬質合成樹脂材料よりなる螺旋補強体を一定のピッチでもって螺旋巻きし、軟質合成樹脂製ホースによる可撓性と共に該螺旋補強体による耐圧強度を発揮させるように構成している(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開平10−110869号公報(第2頁、第1図)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記耐圧合成樹脂管によれば、軟質合成樹脂製ホースの外周面に螺旋巻きしている螺旋補強体は、軟質合成樹脂製ホースの外周面に融着している小幅の底辺部の一端から立ち上がり部を介して底辺部と反対方向に延設された庇状の突設部とからなり、隣接する螺旋補強体における庇状突設部間に隙間を設けた構造としているために、この隙間を通じて土砂等が軟質合成樹脂製ホースの外周面と庇状突設部の内周面間の空間部に侵入して軟質合成樹脂製ホースを損傷させる虞れがあると共に、土砂その他の不純物が付着、堆積して屈曲性を損なう虞があり、その上、取扱中や施工中において庇状突設部の先端に他物が引っ掛かった場合には、該庇状突設部を有する螺旋補強体が破損する虞れがあって取り扱いに注意を要するという問題点がある。
【0009】
さらに、この耐圧合成樹脂管を円弧状に屈曲させた場合、凸円弧状に湾曲した周壁部側においては、隣接する螺旋補強体における庇状突設部間が長さ方向の引張力によってさらに離間してその離間部から隣接する螺旋補強体における底辺部間の軟質合成樹脂製ホース部分の外周面が外部に露呈し、その露呈部が他物により或いは地中に埋設した場合には、土砂等によって直接、損傷を受ける虞れがある。
【0010】
また、この耐圧合成樹脂管を短尺状に切断して管継手用の耐圧管体として採用しようとしても、外周面に上記螺旋補強体が巻着しているために、この耐圧合成樹脂管の螺旋補強体の外周面を地中埋設管の端部に水密状に内嵌させても、螺旋補強体間で形成された螺旋溝を伝って地中埋設管からの水が外部に漏洩することになる。従って、地中埋設管の端部内に挿嵌する螺旋補強体部分の螺旋溝部内に合成樹脂樹脂を埋めて外周面を滑らかに仕上げなければならず、その作業が極めて煩わしくて手間を要すると共に、精度よく仕上げることが困難であるといった問題点があった。
【0011】
本発明は上記のような問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、優れた耐圧強度及び耐磨耗性を有していると共に良好な可撓性を発揮し、且つ、損傷などが生じ難い上に地中埋設管等の硬質合成樹脂製管に対する接続作業が容易で、水密的に精度よく行える可撓性を有する管継手用合成樹脂製耐圧管体を提供するにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の可撓性を有する管継手用合成樹脂製耐圧管体は、請求項1に記載したように、軟質合成樹脂製内管の両端部外周面に一定厚みを有する硬質合成樹脂製短筒部を被着して内外周面が滑らかで且つ剛性を有する接続用管端部に形成していると共に、これらの接続用管端部間の上記軟質合成樹脂製内管の外周面に一定幅を有する硬質合成樹脂製帯状材を、その一端部内周面側を上記軟質合成樹脂製内管の外周面に一体に接着、固定し、且つ先に巻回した帯状材部上に次に巻回した帯状材部を管軸方向に一定幅、ずらした状態で互いに摺動可能に重ね合わせながら一定のピッチでもって螺旋巻きすることにより硬質合成樹脂製外殻を形成してあり、さらに、隣接する帯状材部の上記固定部間に露出している軟質合成樹脂製内管の一部によって可撓部を形成していると共に、この可撓部を帯状材部の幅方向の中間部内面によって全面的に被覆した構造としている。
【0013】
このように構成した可撓性を有する管継手用合成樹脂製耐圧管体において、請求項2に係る発明は、上記両端の接続用管端部間における軟質合成樹脂製内管の外周面に硬質合成樹脂製補強線材を一定のピッチでもって螺旋状に巻着してあり、この硬質合成樹脂製補強線材上に硬質合成樹脂製帯状材の一端部内面を接着、一体化させながら上記と同一ピッチで螺旋巻きして、先に巻回した硬質合成樹脂製帯状材部の一端部上に次に巻回した硬質合成樹脂製帯状材部を管軸方向に一定幅、ずらした状態で互いに摺動可能に重ね合わせることにより硬質合成樹脂製外殻を形成していると共に、隣接する硬質合成樹脂製補強線材間に露出している軟質合成樹脂製内管の一部によって可撓部を形成していることを特徴とする。
【0014】
また、請求項3に係る発明は、上記管継手用合成樹脂製耐圧管体の両端部に形成している接続用管端部の少なくとも一方を、拡径管端部に形成していることを特徴とする。
【0015】
【作用及び効果】
軟質合成樹脂製内管の両端部を除く外周面は、一定幅を有する硬質合成樹脂製帯状材を、その一端部内周面側を上記軟質合成樹脂製内管の外周面に融着等による接着により一体に固定し且つ先に巻回した帯状材部の固定部上に次に巻回した帯状材部の他端部側を摺動可能に重ね合わせながら一定のピッチでもって螺旋巻きして、隣接する帯状材部の固定部間に露出している上記軟質合成樹脂製内管の一部によって可撓部を形成しているので、この可撓部によって両端部を除く管部が全体的に均一に且つ良好な可撓性を発揮して硬質合成樹脂製管同士を接続する際には、これらの管の対向する開口端が互いに同一管軸上に配設されていなくても、この継手用管体の両端を対向する管の開口端に簡単且つ正確に合致させて接続することができる。
【0016】
さらに、軟質合成樹脂製内管の外周面に螺旋状に巻着している硬質合成樹脂製帯状材の固定部によって上記螺旋状の可撓部が座屈状に変形することなく断面円形状を保持しながら均一に屈曲させることができ、排水等を円滑に流通させることができる。
【0017】
その上、管の可撓部を形成している軟質合成樹脂製内管の露出部を上記硬質合成樹脂製帯状材部の幅方向の中間部内面によって被覆していると共に、軟質合成樹脂製内管上に螺旋状に巻回した隣接する硬質合成樹脂製帯状材部同士が互いに摺動可能に重なりあっているので、軟質合成樹脂製内管がこの螺旋状に巻回した硬質合成樹脂製帯状材からなる外殻によって全面的に隙間なく被覆、保護された構造となり、従って、地中埋設管同士の継手用管体として使用しても、この硬質合成樹脂製外殻によって全長に亘り均一な耐磨耗性と耐圧強度を発揮すると共に、隣接する硬質合成樹脂製帯状材部が隙間なく断面鱗状に重ね合わされているから、土砂等が軟質合成樹脂製内管の外周面側に侵入して軟質合成樹脂製内管が損傷する虞れもなく、該軟質合成樹脂製内管を全面的に保護して長期の使用に供する耐圧合成樹脂管を提供することができる。
【0018】
また、硬質合成樹脂製外殻を形成する帯状材の一端部内周面のみを上記軟質合成樹脂製内管の外周面に一定のピッチでもって螺旋状に接着、固定していると共に、隣接する硬質合成樹脂製帯状材部の重なり部分は一体に接着することなく断面鱗状に摺動可能に重ね合わされているので、この管継手用管体を屈曲させた時に、断面鱗状に重ね合わせている硬質合成樹脂製帯状材部を、軟質合成樹脂製内管の外周面に対する融着等による一端固定部を支点として互いに管軸方向に摺動させながら円滑に屈曲させることができると共に、大きく屈曲させた場合においても隣接する硬質合成樹脂製帯状材部が互いに重なり合った状態を保持して軟質合成樹脂製内管が保護され、所定の耐圧強度を維持することができる。また、軟質合成樹脂製内管の内周面は、全長に亘って略平坦な面に形成されているから排水等の流通が円滑に行われる。
【0019】
さらにまた、この管継手用合成樹脂製耐圧管体の両端部は、軟質合成樹脂製内管の両端部外周面に一定厚みを有する硬質合成樹脂製短筒部を被着して内外周面が滑らかで且つ剛性を有する接続用管端部に形成しているので、地中埋設管などの硬質合成樹脂製管同士をこの管継手用管体によって接続する際に、これらの管の開口端部にこの管継手用管体の管端部を接着剤やシール材等を介して水密的に精度よく且つ簡単に内嵌或いは外嵌させることができる。また、地中埋設管等の管とこの管継手用管体の管端部とが略同一外径の場合には、地中埋設管等の管の開口端面にこの管端部の開口端面を突き合わせ状にしてこれらの開口端部の外周面間に短管部材を被せて接着剤或いはシール材等を介して水密的に精度よく且つ簡単に接続することができる。
【0020】
軟質合成樹脂製内管の外周面を全面的に被覆している上記硬質合成樹脂製外殻は、上記のように硬質合成樹脂製帯状材を、先に巻回した帯状材部上に次に巻回した帯状材部を一定幅だけ管軸方向にずらせながら重ね合わせてその一端部内周面を直接、軟質合成樹脂製管の外周面に螺旋状に巻回、固着させた構造であってもよいが、請求項2に記載したように、両端の接続用管端部間における軟質合成樹脂製内管の外周面に硬質合成樹脂製補強線材を一定のピッチでもって螺旋状に巻着して、この硬質合成樹脂製補強線材上に硬質合成樹脂製帯状材の一端部内面を融着、或いは接着剤等により接着、一体化させながら上記と同一ピッチで螺旋巻きして先に巻回した硬質合成樹脂製帯状材部の一端部上に次に巻回した硬質合成樹脂製帯状材部の他端部側を摺動自在に重ね合わせて硬質合成樹脂製外殻を形成してもよい。
【0021】
このように構成した管継手用管体によれば、軟質合成樹脂製内管の外周面に螺旋巻きしてなる硬質合成樹脂製補強線材によって合成樹脂管の圧潰変形が生じがたくなり、耐圧強度が一層増大すると共にさらに均一にして良好な屈曲性を発揮する管継手用管体を得ることができる。
【0022】
また、硬質合成樹脂製補強線材の厚みを上記接続用管端部を形成している硬質合成樹脂製短筒部と略同じ厚みに形成しておけば、この硬質合成樹脂製補強線材を軟質合成樹脂製内管上に先に巻着した補強線材部と次に巻着した補強線材部とを互いにその対向側端面を密接させながら融着等で接着させることによって上記所望長さの硬質合成樹脂製短筒部を形成することができ、この硬質合成樹脂製筒状部から補強線材部を所定のピッチでもって軟質合成樹脂製内管上に螺旋巻きしていくことによって、隣接する補強線材部間に可撓部となる軟質合成樹脂製内管の一部が露出させた管体を連続的に形成していくことができ、管継手用管体を能率よく製造することができる。
【0023】
請求項3に係る発明によれば、この管継手用管体の両端部に形成している上記接続用管端部の少なくとも一方を拡径管端部に形成しているので、一端部にのみ拡径管端部を形成している管継手用管体を用いることによって、地中埋設管等における硬質合成樹脂製雄管と雌管とを確実に接続することができ、両端部に拡径管端部を形成している管継手用管体を用いることによって地中埋設管等における硬質合成樹脂製雄管同士の接続を確実に行うことができるものである。
【0024】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の具体的な実施の形態を図面について説明する。図1は可撓性を有する管継手用合成樹脂製耐圧管体A(以下、管継手用管体Aとする)の縦断側面図、図2は側面図であって、この管継手用管体Aは軟質塩化ビニル樹脂からなる一定長さを有する軟質合成樹脂製内管1の両端部外周面に該内管1よりも厚い一定厚みを有する硬質塩化ビニル樹脂からなる硬質合成樹脂製短筒部3’を被着して内外周面が滑らかで且つ剛性(剛直性)を有する接続用管端部2、2に形成していると共に、これらの接続用管端部2、2間における上記軟質合成樹脂製内管1の外周面に、一定幅を有する硬質塩化ビニル樹脂からなる硬質合成樹脂製帯状材3Aを、その幅方向の一端部内周面側を融着することによって固定4し且つ先に一巻き状に巻回した帯状材部3aの固定部4上に次に一巻き状に巻回した硬質合成樹脂製帯状材部3aの幅方向の他端部内面を断面鱗状に摺動可能に重ね合わせながら一定のピッチでもって螺旋巻きすることにより硬質合成樹脂製外殻3を形成している。
【0025】
なお、合成樹脂同士の接着、一体化、例えば、軟質合成樹脂製内管1上への硬質合成樹脂製短筒部3’の接着や硬質合成樹脂製帯状剤3Aの内周面側の接着、或いは、硬質合成樹脂製帯状材3Aの固定部4(後述する肉厚リブ部3B)上に対する次に巻回した硬質合成樹脂製帯状材3Aの一端部の接着等は合成樹脂の融着によって行っているが、接着剤を用いて行なってもよい。しかしながら、以下の説明では融着として説明する。
【0026】
上記硬質合成樹脂製外殻3を形成している硬質合成樹脂製帯状材3Aにおいて、軟質合成樹脂製内管1の外周面に固定4している幅方向の一端部内面側は肉厚リブ部3Bに形成されていてこの肉厚リブ部3B上に次に巻回した硬質合成樹脂製帯状材3Aの薄肉の他端部が融着することなく重ね合わされてあり、従って、管軸方向に隣接する肉厚リブ部3B、3B間には軟質合成樹脂製内管1の一部が露出1aし、この露出部1aが管軸方向に連続螺旋状に形成されていて管体Aの可撓部1Aを形成している。さらに、この可撓部1Aを形成している軟質合成樹脂製内管1の露出部1aは、隣接する肉厚リブ部3B、3Bの外周面間に存在する硬質合成樹脂製帯状材部3aの幅方向(管軸方向)の中間部内面によって被覆されている。
【0027】
なお、軟質合成樹脂製内管1や硬質合成樹脂製外殻3は、それぞれ軟質、硬質の塩化ビニル樹脂から形成しているが、その他の接着性が良好な同質材料で且つ硬度の異なって合成樹脂材、例えば、硬質ポリエチレン樹脂と軟質ポリエチレン樹脂等から形成しておいてもよい。
【0028】
軟質合成樹脂製内管1上に螺旋巻きしている上記硬質合成樹脂製帯状材3Aとしてはその一端部内面側に上記断面矩形状の肉厚リブ部3Bを一体に設けた形状に形成しているが、この肉厚リブ部3Bとして図4に示すように硬質合成樹脂製帯状材3A(この場合、全幅に亘って薄肉に形成している)とは別体の硬質合成樹脂製補強線材3B’ から形成しておき、この硬質合成樹脂製補強線材3B’ を管継手用管体Aにおける上記接続用管端部2、2間の軟質合成樹脂製内管1の外周面に一定のピッチでもって螺旋状に巻回、融着させて上記固定部4とし、この硬質合成樹脂製補強線材3B’ 上に全幅に亘って薄肉に形成している上記硬質合成樹脂製帯状材3Aの一端部内面を融着、一体化させながら硬質合成樹脂製補強線材3B’ と同一ピッチでもって螺旋巻きして、該硬質合成樹脂製帯状材3Aの幅方向の中間部内面で硬質合成樹脂製補強線材3B’ 、3B’ 間に露出している軟質合成樹脂製内管1の露出部1aを被覆すると共に、硬質合成樹脂製補強線材3B’ と一体に固着している先に巻回した硬質合成樹脂製帯状材部3aの一端部上に次に巻回した硬質合成樹脂製帯状材部3aの他端部側の内面を摺動可能に重ね合わせて上記硬質合成樹脂製外殻3を形成しているものである。
【0029】
上記硬質合成樹脂製帯状材3Aにおける管軸方向の両端間の幅、即ち、両側長辺端縁間の幅Wは、上記硬質合成樹脂製帯状材3Aの肉厚リブ部3B又は硬質合成樹脂製補強線材3B’ の螺旋巻きピッチPよりも大きい幅に形成されてあり、従って、硬質合成樹脂製帯状材3Aを上記肉厚リブ部3B又は硬質合成樹脂製補強線材3B’ と同一ピッチでもって軟質合成樹脂製内管1上に螺旋巻きして硬質合成樹脂製外殻3を形成した形態においては、先に巻回した硬質合成樹脂製帯状材部3a上に次に巻回した硬質合成樹脂製帯状材部3aが管軸方向に巻きピッチPだけずれた状態で上述したように断面鱗状に重ね合わされた構造となっている。
【0030】
例えば、図1に示した管継手用管体Aにおいては、硬質合成樹脂製帯状材3Aの幅Wを巻きピッチP+肉厚リブ部3Bの幅に形成してあり、従って、先に巻回した硬質合成樹脂製帯状材部3aの肉厚リブ部3B上に次に巻回した硬質合成樹脂製帯状材部3aの先端部(他端部)が全面的に重なっている。一方、図4に示した管継手用管体Aにおいては硬質合成樹脂製帯状材3Aの幅Wを巻きピッチPの略2倍に形成されてあり、従って、先に巻回した硬質合成樹脂製帯状材部3aの一端部側(基端部側)の1/2幅部分上に次に巻回した硬質合成樹脂製帯状材部3aの他端部側(先端部側)の1/2幅部分が重なった状態となっている。さらに、この重なり合った部分は融着されておらず、互いにその対向面を摺動可能に密接した状態となっている。
【0031】
このように構成した管継手用管体Aは、例えば、図6に示すように、地中に埋設された硬質塩化ビニル樹脂管等の硬質合成樹脂製排水管C、C同士を接続する管継手として使用される。この際、管継手用管体Aによって接続すべき排水管C、Cの対向する開口端が同一軸線上に配設されていなくて、互いにその向き等が偏位していても、管継手用管体Aが硬質合成樹脂製帯状材部3aの肉厚リブ部3B、3B間、又は、硬質合成樹脂製補強線材3B’ 、3B’ 間に露出している可撓部1Aによって両端部の接続用管端部2、2を除く全長に亘って均一に屈曲させることができるから、上記両端部の接続用管端部2、2をそれぞれ対向する上記排水管C、Cの開口端部に簡単且つ正確に合致させて接続させることができる。
【0032】
この接続作業は、管継手用管体Aの接続用管端部2、2の外径が共に管体Aの外径に略等しく形成されている一方、上記排水管C、Cの開口端部の外径もこの管継手用管体Aの接続用管端部2、2の外径に等しく形成されている場合には、接続用管端部2、2の端面を排水管C、Cの対向する開口端面に突き合わせてこれらの開口端部の外周面間に短管部材を被せ、接着剤或いはシール材等を介して水密的に接続する。
【0033】
また、排水管C、Cの対向する開口端部が上記図6に示すように拡径端部C1、C1に形成されている場合には、これらの拡径端部C1、C1に接着剤或いはシール材等を介して管継手用管体Aの接続用管端部2、2をそれぞれ水密的に挿嵌させれば、この管継手用管体Aによって排水管C、C間を接続することができる。いずれにしても、管継手用管体Aの接続用管端部2、2の外周面が滑らかな硬質合成樹脂製短筒部3’によって形成されているので、この接続用管端部2、2をシール材を介して排水管C、Cの対向する開口端部間に確実且つ容易に水密的に接続することができると共に、この管継手用管体Aにおける軟質合成樹脂製内管1によって形成された内周面も全長に亘って滑らかであるから、排水の流動が円滑に行わせることができる。
【0034】
なお、管継手用管体Aの接続用管端部2、2としては、図7に示すように一方の接続用管端部2’を他方の接続用管端部2よりも大径の拡径管端部に形成しておいてもよく、さらには、これらの接続用管端部2’、2’を図8に示すように拡径管端部に形成しておいてもよい。このように構成した管継手用管体Aによれば、前者の場合、大小径の接続用管端部2’、2に雄管である排水管と雌管である排水管との開口端部をそれぞれ接着剤やシール材等を介して接続させることができ、後者の場合、拡径管端部2’、2’に排水管の対向する開口端部をそれぞれ接着剤やシール材等を介して内嵌させることにより接続させることができる。
【0035】
また、上記管継手用管体Aは、両端部に形成している剛直な接続用管端部2、2間の軟質合成樹脂製内管1を硬質合成樹脂製外殻3によって全長に亘り隙間なく被覆しているので、土砂等が軟質合成樹脂製内管1側に侵入するを確実に阻止することができ、従って、軟質合成樹脂製内管1が損傷するのを防止し得ると共にこの硬質合成樹脂製外殻3が良好な耐磨耗性を発揮し、さらに、該硬質合成樹脂製外殻3が硬質合成樹脂製帯状材3Aの肉厚リブ部3B、或いは、硬質合成樹脂製補強線材3B’ と共に大きな耐圧強度を発揮して圧潰や変形が生じることなく長期の使用に供することができる。
【0036】
さらに、図3、図5に示すようにこの管継手用管体Aを円弧状に屈曲(湾曲)させると、軟質合成樹脂製内管1は容易に屈曲すると共にこの内管1と共に硬質合成樹脂製外殻3も一体に屈曲することになる。この際、硬質合成樹脂製外殻3の屈曲形態は、凸円弧状に屈曲した外側周壁部A1においては、該硬質合成樹脂製外殻3を形成している隣接する硬質合成樹脂製帯状材部3a、3aが互いに相反する方向に摺動する一方、凹円弧状に屈曲した内側周壁部A2においては、管軸方向に圧縮力が発生してその圧縮力により管軸方向に隣接する硬質合成樹脂製帯状材部3a、3aの肉厚リブ部3B、3B間、又は、硬質合成樹脂製補強線材3B’ 、3B’ 間が円弧長方向に収縮すると共にその収縮によって硬質合成樹脂製帯状材部3a、3a同士が一層、強固に圧着した状態となるものである。
【0037】
次に、このように構成した管継手用管体Aの製造方法を図9に基づいて簡単に説明すると、一定幅と厚みを有する半溶融状態の軟質塩化ビニル樹脂よりなる軟質合成樹脂製帯状材11を第1成形ノズル21から押し出しながら周知のように成形回転軸20の基端部上に、先行する帯状材部11a の一側部上に後続する帯状材部11a の他側部を重ね合わせて一体に融着させながら一定のピッチでもって螺旋状に巻回することによって軟質合成樹脂製内管1を形成していくと共に、この軟質合成樹脂製内管1上に、第2成形ノズル22から断面が矩形状(楕円形状であってもよい)の半溶融状態の硬質塩化ビニル樹脂よりなる補強線材3B’ を押し出しながら、先に一巻き状に巻回した硬質合成樹脂製補強線材3B’ に次に一巻き状に巻回する硬質合成樹脂製補強線材3B’ を管軸方向に接合、融着させながら一定のピッチでもって螺旋状に巻回することにより、所定長さの硬質合成樹脂製筒部2Aを形成する。
【0038】
この硬質合成樹脂製筒部2Aが所定長さまで形成されると、上記第2成形ノズル22から押し出される硬質合成樹脂製補強線材3B’ の押し出し量を少なくするか、或いは、第2成形ノズル22から押し出された硬質合成樹脂製補強線材3B’ を適宜なガイド部材を通過させることによって幅狭くし、この幅狭い硬質合成樹脂製補強線材3B’ を上記と同じピッチでもって軟質合成樹脂製内管1上に螺旋巻きしてこの硬質合成樹脂製補強線材3B’ の内面を軟質合成樹脂製内管1に融着、固定4させることにより順次1巻状に巻着された隣接する補強線材部間に軟質合成樹脂製内管1の一部を露出させて可撓部1Aを形成する。
【0039】
さらに、第3成形ノズル23から硬質合成樹脂製補強線材3B’ と同一材料よりなる半溶融状態の硬質合成樹脂製帯状材3Aを押し出してその一方の長辺縁部側の一端部内面を硬質合成樹脂製補強線材3B’ 上に一体に融着させると共に他端部側を先に巻回した硬質合成樹脂製帯状材部3a上に融着させることなく重ね合わせながら硬質合成樹脂製補強線材3B’ と同一ピッチでもって螺旋状に巻装することにより硬質合成樹脂製外殻3を形成するものである。
【0040】
この際、半溶融状の硬質合成樹脂製帯状材3Aを螺旋巻きする前に、第3成形ノズル23から押し出した該半溶融状の硬質合成樹脂製帯状材3Aを冷風の吹き付け等による冷却装置24を通過させて軟質合成樹脂製内管1上で帯状材部3a、3a同士を重ね合わせた時に互いに融着することなく螺旋状に巻回させると共に、その一端部内周面のみを加熱装置25によって加熱、溶融させて硬質合成樹脂製補強線材3B’ に一体に融着させるものである。
【0041】
こうして、軟質合成樹脂製内管1の外周面に硬質合成樹脂製外殻3を設けてなる可撓性を有する所定長さの耐圧合成樹脂管部分を成形回転軸20上で成形したのち、再び、上記所定長さの硬質合成樹脂製筒部2Aを連続して成形し、この硬質合成樹脂製筒部2Aと上記可撓性を有する所定長さの耐圧合成樹脂管部分とを交互に連続的に成形する。
【0042】
そして、成形回転軸20から送り出される硬質合成樹脂筒部2Aを長さ方向の中央部を順次、切断することによって両端部に接続用管端部2、2を有し且つこれらの接続用管端部2、2間の管部が硬質合成樹脂製外殻3によって被覆された可撓性を有する剛性管部に形成されている管継手用管体Aを得るものである。
【0043】
この管継手用管体Aの接続用管端部2、2の外周面には上記硬質合成樹脂製外殻3の形成に使用した硬質合成樹脂製帯状材3Aが巻着しているので、該硬質合成樹脂製帯状材3Aを研削すると共に接続用管端部2、2の表面を滑らかな面に研磨する。この接続用管端部2、2の表面に対する研削、研磨作業は、これらの接続用管端部2、2となる上記成形回転軸20上で成形された硬質合成樹脂製筒部2Aに行えばよい。
【0044】
なお、以上の管継手用管体Aの製造方法においては、硬質合成樹脂製外殻3の成形に硬質合成樹脂製補強線材3B’ を使用しているが、このような硬質合成樹脂製補強線材3B’ を使用することなく、硬質合成樹脂製帯状材3Aの一端部内周面に肉厚リブ部3Bを一体に形成しながら成形ノズルから送りだし、この硬質合成樹脂製帯状材3Aの肉厚リブ部3Bを軟質合成樹脂製内管1の外周面に直接、融着させながら該硬質合成樹脂製帯状材3Aを一定のピッチでもって螺旋巻きしてもよい。また、肉厚リブ部3Bを設けておくことなく、全幅に亘って薄肉の硬質合成樹脂製帯状材3Aの一端部内周面を軟質合成樹脂製内管1の外周面に直接、融着させながら該硬質合成樹脂製帯状材3Aを一定のピッチでもって螺旋巻きしてもよい。また、硬質合成樹脂製帯状材の断面形状を上記以外の形状に形成しておいてもよい。
【0045】
また、上記管継手用管体Aの製造方法において、接続用管端部2として拡径管端部2’に形成するには、成形回転軸20上で上記硬質合成樹脂製筒部2Aを成形する際に、その成形部分の成形回転軸20上に硬質合成樹脂製筒部2Aと同一長さで且つ半割りの半円筒部材を組み合わせてなる成形円筒部材を分解自在に装着し、この成形円筒部材上に軟質合成樹脂製内管1を形成する一定幅と厚みを有する半溶融状態の軟質塩化ビニル樹脂よりなる軟質合成樹脂製帯状材11を上記同様にして螺旋巻きし、この軟質合成樹脂製帯状材11上に硬質合成樹脂製補強線材3B’ を順次、対向側面を接合、融着させながら螺旋巻きして硬質合成樹脂製筒部を成形し、この硬質合成樹脂製筒部を二分割したのち、内部から上記成形円筒部材を引き抜くことによって形成することができる。
【0046】
なお、以上の管継手用管体Aの実施の形態においては、両端部の接続用管端部2、2間に形成している可撓性を有する硬質合成樹脂製外殻3は全長に亘って連続しているが、図10に示すように、中間部に接続用管端部2と同一構造の剛直管部5を形成した管体、即ち、上記管継手用管体Aを2本、一体に直列状に形成している構造の管継手用管体A’であっても本発明を満足させることができる。このような管継手用管体A’によれば、両端の接続用管端部2、2間に、2個所の可撓性を有する硬質合成樹脂製外殻3’、3’が形成されているので、管軸が互いに平行にして配管されている2本の硬質合成樹脂製埋設管同士の接続や、対向する開口端の管軸が僅かに左右にずれている場合においても容易に行えて利用範囲が広くなるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を省略した縦断側面図、
【図2】管体全体の簡略側面図、
【図3】屈曲させた状態の縦断側面図、
【図4】別な実施の形態を示す一部を省略した縦断側面図、
【図5】屈曲させた状態の縦断側面図、
【図6】使用状態を示す簡略側面図、
【図7】一端部に拡径管端部を形成している管体の簡略側面図、
【図8】両端部に拡径管端部を形成している管体の簡略側面図、
【図9】製造方法を説明するための要部の簡略側面図、
【図10】本発明のさらに別な実施の形態を示す側面図。
【符号の説明】
A 管継手用管体
1 軟質合成樹脂製内管
1A 可撓部
1a 露出部
2 接続用管端部
3 硬質合成樹脂製外殻
3’ 硬質合成樹脂製短筒部
3A 硬質合成樹脂製帯状材
3B’ 硬質合成樹脂製補強線材
3a 硬質合成樹脂製帯状材部
4 固定部
Claims (3)
- 軟質合成樹脂製内管の両端部外周面に一定厚みを有する硬質合成樹脂製短筒部を被着して内外周面が滑らかで且つ剛性を有する接続用管端部に形成していると共に、これらの接続用管端部間の上記軟質合成樹脂製内管の外周面に一定幅を有する硬質合成樹脂製帯状材を、その一端部内周面側を上記軟質合成樹脂製内管の外周面に一体に接着、固定し、且つ先に巻回した帯状材部上に次に巻回した帯状材部を管軸方向に一定幅、ずらした状態で互いに摺動可能に重ね合わせながら一定のピッチでもって螺旋巻きすることにより硬質合成樹脂製外殻を形成してあり、さらに、隣接する帯状材部の上記固定部間に露出している軟質合成樹脂製内管の一部によって可撓部を形成していると共に、この可撓部を帯状材部の幅方向の中間部内面によって全面的に被覆していることを特徴とする可撓性を有する管継手用合成樹脂製耐圧管体。
- 両端の接続用管端部間における軟質合成樹脂製内管の外周面に硬質合成樹脂製補強線材を一定のピッチでもって螺旋状に巻着してあり、この硬質合成樹脂製補強線材上に硬質合成樹脂製帯状材の一端部内面を接着、一体化させながら上記と同一ピッチで螺旋巻きして、先に巻回した硬質合成樹脂製帯状材部の一端部上に次に巻回した硬質合成樹脂製帯状材部を管軸方向に一定幅、ずらした状態で互いに摺動可能に重ね合わせることにより硬質合成樹脂製外殻を形成していると共に、隣接する硬質合成樹脂製補強線材間に露出している軟質合成樹脂製内管の一部によって可撓部を形成していることを特徴とする請求項1に記載の可撓性を有する管継手用合成樹脂製耐圧管体。
- 接続用管端部の少なくとも一方を、拡径管端部に形成していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の可撓性を有する管継手用合成樹脂製耐圧管体。
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