JP2922801B2 - 難燃樹脂組成物 - Google Patents
難燃樹脂組成物Info
- Publication number
- JP2922801B2 JP2922801B2 JP30428594A JP30428594A JP2922801B2 JP 2922801 B2 JP2922801 B2 JP 2922801B2 JP 30428594 A JP30428594 A JP 30428594A JP 30428594 A JP30428594 A JP 30428594A JP 2922801 B2 JP2922801 B2 JP 2922801B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ethylene
- weight
- copolymer
- flame
- resin composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
かつ柔軟性を併せ持つ押出成形加工性に優れた難燃樹脂
組成物であって、チューブ、パイプ、被覆物等の押出成
形に好適な樹脂組成物に関するものである。
VCや、ポリオレフィンにハロゲン系難燃剤を配合した
難燃性樹脂組成物が主に使用されている。しかし、この
ような組成物は、燃焼時に大量の煙や塩化水素等腐食性
ガスが発生するという問題があった。このため、近年、
燃焼時の腐食性ガスの発生がなく、煙の発生の少ない難
燃樹脂組成物として、水酸化マグネシウム等に代表され
る金属水和物を高充填した非ハロゲン系難燃樹脂組成物
について研究が進められ、一部においては実用化されて
いる。このような組成物は、金属水和物を高充填する必
要上、そのベースポリマーには水酸化マグネシウムなど
のフィラーを配合しやすいエチレン・酢酸ビニル共重合
体やエチレン・アクリル酸エステル共重合体が主として
用いられている。しかしこのような組成物の引張強度は
約10MPa程度、かつ、融点は100℃程度であり、
現在、押出成形用途に主として使用されているPVCの
特性(引張強度、約15〜20MPa、120℃での加
熱変形率、約10%)に比べ、その特性レベルは未だ低
く、現行PVC並みの特性を持つ非ハロゲン難燃樹脂組
成物の開発が待ち望まれている。かかる問題を解決する
ため、機械的強度や耐熱性に優れるポリプロピレン樹脂
をベースポリマーとしフィラーを高充填量で使用した例
が検討された(特開昭62−131052号)。しか
し、かかる組成物は押出成形性が悪く、チューブ、パイ
プ等の成形加工において単位時間当りの生産性が悪い。
これは絶縁電線を製造したところ、10〜80m/分程
度の速度でしか製造できず、この速度は商業的生産にお
いて必要とされる被覆速度400〜500m/分と比較
して極端に低速であることからも分る。
的強度、伸び、耐熱性に優れ、しかも安価で現在使用さ
れているPVC等と同等の生産性(成形加工性)を併せ
持つ非ハロゲン難燃樹脂組成物を提供することにある。
成を有する本発明により達成された。 (1)下記(a)、(b)、(c)及び(d)を含んで
なることを特徴とする難燃樹脂組成物。 (a)エチレン含有量が0.5〜6重量%のエチレン・プロピレンランダム共重 合体を50重量%以上含有する ポリプロピレン系樹脂・・・・20〜60重量% (b)不飽和カルボン酸又はその誘導体でポリエチレンを変性した変性ポリエチ レン ・・・・ 1〜20重量% (c)金属水和物 ・・・・35〜65重量% (d)エチレン系共重合体 ・・・・0.48>(d)/((a)+(b)+(d))≧0.1(重量比 ) (2)さらに(e)芳香族ビニル化合物からなるブロッ
クAと、ジエン系化合物からなるブロックBからなる芳香
族ビニル−ジエンブロック共重合体であって、ブロック
Aが殆ど水素化されておらず、ブロックBが選択的に水
素化されている芳香族ビニル−ジエンブロック共重合体
を0.2≧(e)/((a)+(b)+(d)+
(e))(重量比)の範囲で含有する(1)項記載の難
燃樹脂組成物。本発明の難燃樹脂組成物においては、
(d)エチレン系共重合体を添加することにより難燃性
をさらに強化できる。また(e)芳香族ビニル−ジエン
ブロック共重合体を加えることにより、エチレン・プロ
ピレンランダム共重合体と変性ポリエチレンの相溶性を
改善でき、組成物全体の機械的強度や風合いを改善でき
る。さらに本発明の難燃樹脂組成物の好ましい態様とし
て以下のものが挙げられる。 (3)前記(b)変成ポリエチレンが無水マレイン酸で
変成されたポリエチレンである前記(1)項記載の難燃
樹脂組成物、 (4)前記(c)金属水和物が水酸化マグネシウムであ
る前記(1)項記載の難燃樹脂組成物、 (5)前記(d)エチレン系共重合体が、エチレン・酢
酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸エチル共重合
体、又はそれらの混合物である前記(1)項記載の難燃
樹脂組成物、 (6)前記(e)芳香族ビニル−ジエンブロック共重合
体がスチレン−水添ブタジエン−スチレン共重合体であ
る前記(2)項記載の難燃樹脂組成物。先ず、本発明の
難燃樹脂組成物の各成分について詳しく説明する。
チレン・プロピレンランダム共重合体を50重量%以上
含有するものであり、エチレン・プロピレンランダム共
重合体以外のポリプロピレン系樹脂として、エチレン・
プロピレンブロック共重合体、プロピレンホモポリマ
ー、プロピレン・1−ブテンランダム共重合体、プロピ
レン・1−ブテンブロック共重合体、プロピレン・4−
メチルペンテン−1ランダム共重合体、プロピレン・4
−メチルペンテン−1ブロック共重合体、プロピレン・
1−ヘキセンランダム共重合体及びプロピレン・1−ヘ
キセンブロック共重合体から選ばれる1種類または2種
類以上の樹脂を混合して用いてもよい。とりわけ、エチ
レン・プロピレンランダム共重合体の割合が60重量%
以上、好ましくは70重量%以上、さらに好ましくは8
0重量%以上のものを用いることが好ましい。ここで用
いられるエチレン・プロピレンランダム共重合体は、エ
チレンとプロピレンとが実質的にランダム状に重合した
ものであって、エチレン含有量が0.5〜6重量%、好
ましくは1〜5重量%であるものである。本発明のラン
ダムコポリマーにおいては、エチレンはプロピレンと実
質上ランダム状に結合しており、ブロックコポリマーと
は異なってドメイン構造を殆どとらない。エチレン含有
量が0.5重量%未満のランダム共重合体は、フィラー
受容性が乏しく、金属水和物等を混練したときの引張強
度や伸びの低下が大きい。一方、エチレン含有量が6重
量%を超えるものは耐熱性に劣る。ポリプロピレン系樹
脂のメルトフローレート(MFR)は、0.1〜20g
/10分(荷重2.16kgf、230℃で測定)の範
囲が好ましく、さらに好ましくは0.1〜10g/10
分(荷重2.16kgf、230℃で測定)の範囲であ
る。エチレン・プロピレンランダム共重合体のメルトフ
ローレート(MFR)は、0.5〜10g/10分(荷
重2.16kgf、230℃で測定)の範囲が好まし
い。
チレンを、不飽和カルボン酸及び/又はその誘導体(以
下「不飽和カルボン酸等」と略称する)で変性したもの
である。ポリエチレンを不飽和カルボン酸等で変性する
には、例えば、パーオキサイドの存在下、当該パーオキ
サイドの1分間半減期温度以上の温度でポリエチレンと
不飽和カルボン酸等とを溶融、混練する等の方法を用い
ることができる。また、ヘキサン、ヘプタン、ベンゼ
ン、トルエン、等の不活性溶媒の存在下で上記のポリエ
チレンを上記不飽和カルボン酸等と反応させてもよい。
ポリエチレンと混練する不飽和カルボン酸等及びパーオ
キサイドの割合は、ポリエチレン100重量部に対し、
各々0.01〜1.0重量部及び0.01〜0.5重量
部とすることが好ましい。ポリエチレンとしては、例え
ば超低密度ポリエチレン(VLDPE)、線型低密度ポ
リエチレン(LLDPE)、低密度ポリエチレン(LD
PE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、及び/又は
高密度ポリエチレン(HDPE)が用いられる。MFR
は0.5〜10g/分(荷重2.16kgf、190℃
で測定)の範囲のものが好ましい。不飽和カルボン酸と
しては、例えばマレイン酸、イタコン酸、フマル酸が用
いられる。不飽和カルボン酸誘導体としては、マレイン
酸モノエステル、マレイン酸ジエステル、無水マレイン
酸、イタコン酸モノエステル、イタコン酸ジエステル、
無水イタコン酸、フマル酸モノエステル、フマル酸ジエ
ステル等がある。変性ポリエチレンとしては、無水マレ
イン酸で変成されたポリエチレンが好ましい。
ネシウム、塩基性炭酸マグネシウム、水化珪酸アルミニ
ウム、オルト珪酸アルミニウム、水化珪酸マグネシウ
ム、ハイドロタルサイト等の水酸基あるいは結晶水を有
する無機化合物が挙げられる。これらの金属水和物は1
種類のみを用いてもよく、2種類以上を組み合わせて用
いてもよいが、最も好ましいものは水酸化マグネシウム
である。これらの金属水和物においては0.3〜1.0
μの範囲の結晶粒子径を有しているもので、凝集が殆ど
無いものが好ましい。このようなものとしては、例えば
協和化学工業株式会社製水酸化マグネシウム系難燃剤キ
スマ5(登録商標)がある。中でもキスマ5A、5B、
5E、5Jなど表面処理を施したグレ−ドが好ましい。 (d)エチレン系共重合体 エチレン系共重合体としては、エチレン・酢酸ビニル共
重合体やエチレン・アクリル酸エステル共重合体、エチ
レン・メタクリル酸エステル共重合体、エチレン・アク
リル酸共重合体、エチレン・メタクリル酸共重合体等の
エチレン系コポリマーが挙げられる。これらのエチレン
系コポリマーのうち、エチレン・酢酸ビニル共重合体、
エチレン・アクリル酸エチル共重合体等のエチレン・ア
クリル酸エステル共重合体、またはそれらの混合物が好
ましく、エチレン・酢酸ビニル共重合体が最も好まし
い。これらのエチレン系コポリマーにおいては、コモノ
マーの割合が8〜30重量%であるものが特に好まし
い。またMFRは0.1〜10g/10分(荷重2.1
6kgf、190℃で測定)の範囲が好ましい。
合体 本発明の難燃樹脂組成物には、他に芳香族ビニル−ジエ
ンブロック共重合体を添加することもできる。これは、
実質的にスチレン等の芳香族ビニル化合物の重合体から
なるブロックAと、実質的にブタジエン等のジエン系化
合物の重合体からなる重合体のブロックBからなり、ブ
ロックA、Bを、各々1つ以上含んでいるブロック状共
重合体である。ブロックAとしては、ポリスチレン、ポ
リo−メチルスチレン、ポリm−メチルスチレン、ポリ
p−メチルスチレン、ポリα−メチルスチレン、ポリβ
−メチルスチレン、ポリジメチルスチレン、ポリトリメ
チルスチレン等のブロックが好ましい。ブロックBとし
ては、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ブタジエン・
イソプレン共重合体のブロックが好ましい。本発明で用
いられるブロック共重合体の例としては、ポリスチレン
−ポリブタジエン−ポリスチレンブロック共重合体、ポ
リスチレン−ポリイソプレン−ポリスチレンブロック共
重合体、ポリα−メチルスチレン−ポリブタジエン−ポ
リα−メチルスチレンブロック共重合体、ポリα−メチ
ルスチレン−ポリイソプレン−ポリα−メチルスチレン
ブロック共重合体、ポリβ−メチルスチレン−ポリブタ
ジエン−ポリβ−メチルスチレンブロック共重合体、ポ
リβ−メチルスチレン−ポリイソプレン−ポリβ−メチ
ルスチレンブロック共重合体等、又はこれらのブロック
共重合体の水素化物が挙げられる。本発明においては、
ブロックAが殆ど水素化されておらず、ブロックBが選
択的に水素化されているブロック共重合体が特に好まし
い。例えば、スチレン−水添ブタジエン−スチレン共重
合体(=スチレン・エチレン・ブチレン・スチレン共重
合体=SEBS)が挙げられる。上記のブロック共重合
体は、二種以上を混合して用いてもよい。
(a)ポリプロピレン系樹脂、(b)変性ポリエチレ
ン、(c)金属水和物、(d)エチレン系共重合体、
(e)芳香族ビニル−ジエンブロック共重合体の各々の
割合について説明する。 (a)ポリプロピレン系樹脂の割合は組成物中に20〜
60重量%であり、好ましい範囲は20〜55重量%、
最も好ましい範囲は25〜50重量%である。組成物中
に60重量%以上配合した場合、組成物の難燃性が低下
することがある。ポリプロピレン系樹脂中のエチレン・
プロピレンランダム共重合体の割合は50重量%以上で
あり、60重量%以上であるのが好ましく、この割合が
少なすぎると、組成物の引張強度や伸びが大きく低下す
る。 (b)変性ポリエチレンの割合は、1〜20重量%であ
り、好ましくは2〜15重量%の範囲である。変性ポリ
エチレンの割合が1重量%より少なくなると、引張強度
や低温特性の劣る組成物しか得られない。一方、変性ポ
リエチレンの割合が20重量%を超える組成物は流動性
に劣るため、押出加工が困難になり好ましくない。 (c)金属水和物の割合は35〜65重量%の範囲であ
り、好ましくは40〜60重量%である。金属水和物の
割合が35重量%よりも少ないと、十分な難燃性が得ら
れない。一方、65重量%を超えると、引張強度や伸
び、成形加工性の優れた組成物が得られない。 (d)エチレン系コポリマーを組成物に添加することに
よって難燃性をさらに改善できる。但し、本発明の難燃
樹脂組成物中の樹脂成分の総量、すなわち(a)ポリプ
ロピレン系樹脂、(b)変性ポリエチレン、(d)エチ
レン系コポリマーの合計量100重量部に対して、48
重量%未満である必要がある。この割合が48重量%以
上になると、引張強度、耐熱性の優れた組成物が得られ
ないから好ましくない。難燃性を向上させる上で、組成
物中の樹脂成分の総量の10重量%以上48重量%未満
とする。
ほか、機械的強度や風合い等をさらに改善するため
(e)芳香族ビニル−ジエンブロック共重合体を添加し
てもよいが、添加量は組成物の全樹脂成分((a)+
(b)+(d)+(e))中の割合が20重量%以下が
好ましく、さらに5〜15重量%が好ましい。樹脂成分
の総量の20重量%より配合量が多くなると、成形加工
性が著しく低下するから好ましくない。さらに、難燃性
をさらに強化するため、樹脂組成物にカーボンブラック
や赤燐、錫化合物、繊維状水酸化マグネシウム等を添加
してもよい。また、必要に応じて酸化防止剤、銅害防止
剤、紫外線吸収剤、分散剤、顔料等を添加してもよい。
本発明の難燃樹脂組成物は、上記各成分を溶融混練する
ことにより得ることができる。各成分を溶融混練するに
は、二軸混練押出機、バンバリーミキサー、加圧ニーダ
ー等公知の装置を用いることができる。成分(a)〜
(d)もしくは(a)〜(e)は、どのような順序で混
練してもよい。また、これらの成分を室温でドライブレ
ンドしたのちに溶融混練してもよい。さらに、本発明の
組成物に溶融混練時にパーオキサイドを混練しておき、
パーオキサイドの分解温度以上に加熱して架橋してもよ
い。また、本発明の組成物に放射線を当てて、架橋させ
てもよい。
いてより具体的に説明する。 実施例1〜9及び比較例1〜9 表1に各実施例及び比較例の樹脂組成物の配合を示す。
す配合割合に従い、各成分を先ず室温でドライブレンド
し、次いでバンバリーミキサーで、温度180℃で15
分間溶融混練し、その後、造粒機によりペレット化し
た。この組成物ペレットについて次のようにして試験を
行った。その結果を表2、表3に示した。
ラベンダー社製ラボプラストミル押出機、19mmφL
/D25を用い、直径約2mmφの棒状に押出し、これ
を引張試験サンプルとした。押出機の温度設定は200
℃、押出速度は5m/minとした。引張試験は、棒状
サンプルを150mm切り取り、インテスコ社製万能引
張試験機にて引張速度200mm/min、チャック間
距離50mm、標準線間20mmの条件で行い、引張強
度と伸びを測定した。
を180℃の熱プレスにより厚さ2mmのシートにし、
JIS K 7216に則り評価した。 〔加熱変形試験〕低温脆化試験同様、厚さ2mmのシー
トを作成し、JIS K 7620に則り評価した。試
験温度120℃、荷重1kg重。 〔難燃性試験〕熱プレスにより厚さ3mmのシートを作
成し、UNDERWRITERS LABORATORIES STANDARDの規格書
(1980年1月24日)第5〜7頁に記載のUL−9
4HBに則り評価した。炎がサンプル標線間中で消える
ものを”自消性”とし、つかみ具まで延焼するものは×
とした。
示される組成物は優れた機械的強度、伸び及び耐熱性を
示し、耐寒性・難燃性も十分な組成物である。引き続
き、実施例1、4、8について高速での成形加工性を評
価するため、押出温度200℃で直径0.8mmφの軟
銅線上に0.3mmの厚さで被覆した。
化マグネシウムを多量に含有した非ハロゲン難燃性組成
物であるにもかかわらず、500m/分という非常に高
速の成形加工ができる優れた組成物であることがわか
る。
レン樹脂と変性ポリエチレンのブレンドをベースポリマ
ーとして用いており、従来の非ハロゲン系難燃樹脂組成
物と比較して引張強度や耐熱性に優れている。また、押
出加工性が優れ各種押出加工品を製造するのに用いら
れ、さらに成形加工性が優れるので、加工品の生産性を
高めることができる。さらに、ハロゲン系難燃剤を含ん
でいないので、万が一燃焼した際も、殆ど有毒ガスが発
生しない。このように、本発明の難燃樹脂組成物を用い
ると、外観良好なチューブ、パイプなどの押出成形品を
これまで使用していた装置を用いても、十分商業ベース
で製造できる。金属線や金属パイプ上にも高速で押し出
しできる。
Claims (2)
- 【請求項1】 下記(a)、(b)、(c)及び(d)
を含んでなることを特徴とする難燃樹脂組成物。 (a)エチレン含有量が0.5〜6重量%のエチレン・プロピレンランダム共重 合体を50重量%以上含有する ポリプロピレン系樹脂・・・・20〜60重量% (b)不飽和カルボン酸又はその誘導体でポリエチレンを変性した変性ポリエチ レン ・・・・ 1〜20重量% (c)金属水和物 ・・・・35〜65重量% (d)エチレン系共重合体 ・・・・0.48>(d)/((a)+(b)+(d))≧0.1(重量比 ) - 【請求項2】 さらに(e)芳香族ビニル化合物からな
るブロックAと、ジエン系化合物からなるブロックBから
なる芳香族ビニル−ジエンブロック共重合体であって、
ブロックAが殆ど水素化されておらず、ブロックBが選
択的に水素化されている芳香族ビニル−ジエンブロック
共重合体を0.2≧(e)/((a)+(b)+(d)
+(e))(重量比)の範囲で含有する請求項1記載の
難燃樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30428594A JP2922801B2 (ja) | 1993-11-12 | 1994-11-14 | 難燃樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5-307457 | 1993-11-12 | ||
JP30745793 | 1993-11-12 | ||
JP30428594A JP2922801B2 (ja) | 1993-11-12 | 1994-11-14 | 難燃樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07252388A JPH07252388A (ja) | 1995-10-03 |
JP2922801B2 true JP2922801B2 (ja) | 1999-07-26 |
Family
ID=26563848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30428594A Expired - Fee Related JP2922801B2 (ja) | 1993-11-12 | 1994-11-14 | 難燃樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2922801B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001200106A (ja) * | 1999-03-02 | 2001-07-24 | Jsr Corp | 難燃性重合体組成物 |
JP2002167482A (ja) * | 2000-09-20 | 2002-06-11 | Jsr Corp | 難燃性ゴム組成物および難燃性エラストマー |
JP4808840B2 (ja) * | 2000-12-01 | 2011-11-02 | 住友電装株式会社 | オレフィン系樹脂組成物および被覆電線 |
JP5275547B2 (ja) * | 2006-03-16 | 2013-08-28 | 古河電気工業株式会社 | 難燃性樹脂組成物の製造方法 |
JP5135281B2 (ja) * | 2009-05-13 | 2013-02-06 | 日本ポリプロ株式会社 | 難燃性樹脂組成物及びそれよりなる成形体 |
-
1994
- 1994-11-14 JP JP30428594A patent/JP2922801B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07252388A (ja) | 1995-10-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5561185A (en) | Fire-retardant resin composition and a covered electric wire | |
JPWO2007026735A1 (ja) | 難燃性樹脂組成物 | |
JP2922801B2 (ja) | 難燃樹脂組成物 | |
JPH02145633A (ja) | 難燃性ポリオレフィン系樹脂組成物 | |
JP3068422B2 (ja) | 被覆電線 | |
JP2004156026A (ja) | 難燃性樹脂組成物 | |
JP4737362B2 (ja) | エチレン−酢酸ビニル共重合体および難燃性樹脂組成物 | |
JP5079411B2 (ja) | 難燃性樹脂組成物、それが含まれた電線被膜材及びそれによって被覆された電線 | |
JPH0931267A (ja) | 被覆材料及びそれを用いた電線 | |
JP5079412B2 (ja) | 難燃性樹脂組成物、それが含まれた電線被膜材及びそれによって被覆された電線 | |
JPH0512928A (ja) | 難燃性電気絶縁物 | |
JPS62235343A (ja) | 自消性ポリオレフイン組成物 | |
JPS62177046A (ja) | 耐酸性難燃樹脂組成物 | |
JP2868875B2 (ja) | 難燃性重合体組成物 | |
JPH0564656B2 (ja) | ||
JPH07138419A (ja) | 難燃性樹脂組成物 | |
JPS62225541A (ja) | 自消性ポリオレフイン組成物 | |
JP2006182875A (ja) | 難燃性熱可塑性樹脂組成物 | |
JPS62104854A (ja) | 難燃性樹脂組成物 | |
KR100341113B1 (ko) | 저발연 난연 조성물 | |
JP2001151950A (ja) | 難燃性樹脂組成物およびその成形品 | |
JPH0218432A (ja) | 難燃性ポリオレフィン組成物 | |
JP4748492B2 (ja) | 樹脂組成物およびそれを用いた絶縁電線 | |
JPH06102742B2 (ja) | 難燃オレフィン系樹脂組成物 | |
JP4650097B2 (ja) | 電気絶縁性樹脂組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090430 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090430 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100430 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110430 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120430 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120430 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140430 Year of fee payment: 15 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |