JP2922387B2 - 車両用計器の照明装置 - Google Patents

車両用計器の照明装置

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JP2922387B2
JP2922387B2 JP9509593A JP9509593A JP2922387B2 JP 2922387 B2 JP2922387 B2 JP 2922387B2 JP 9509593 A JP9509593 A JP 9509593A JP 9509593 A JP9509593 A JP 9509593A JP 2922387 B2 JP2922387 B2 JP 2922387B2
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三禎 赤池
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NITSUSAN SHATAI KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタクシーなどの車両に装
備された車両用計器の照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来タクシーなどの車両に乗務する運転
者は、客を乗せる毎に車両に装備されたオドメータ(積
算計)やトリップメータより距離を読取って日報などに
記録している。
【0003】また夜間などの暗いときには、計器内に設
けられた照明灯が点灯され、例えば実開平3−2219
号公報の開示技術のように光の反射を利用することによ
り、オドメータ、トリップメータを照明するようにして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この照明灯は
夜間走行中、常時点灯するもので明る過ぎると運転に支
障をきたすため、読取りやすさだけを重視して明るく設
定することはできなかった。そのため、速度計等の文字
盤にあっては例えば実開平4−85119号公報に開示
されているような光の透過を利用した透過照明とし、あ
まり照度を上げることなく読み取りやすさを改善するこ
とが行われている。しかし、オドメータやトリップメー
タの場合は構造上、透過照明とすることが困難で、走行
中の煩わしさを考慮すると数字が読み取りにくくなって
しまう。しかも近年のタクシーのように、乗務員が高齢
化すると、計器内に設けられた照明だけでは、数字を読
取るのが困難となり、日報を記録するのに苦労したり、
誤記の原因となるなどの不具合があった。さらに、タク
シーの場合は夜間走行時間が長いため電球の照度が低下
して数字を読み取るのがますます困難になるという問題
も有った。
【0005】本発明はかかる不具合を改善するためにな
されたもので、その第1の目的とするところは、夜間で
もオドメータとトリップメータの少なくとも一方の読取
りが容易に行えて日報などの記録が容易に行えると共
に、運転の支障となることもないし、電球の経時劣化が
少なくなり、照度が低下してメータが読取りにくくなる
などの虞れが少なくなる車両用計器の照明装置を提供す
ることにある。
【0006】また、本発明の第2の目的とするところ
は、スイッチ操作が一回で済み煩わしさがなく、一層明
るくなって、日報の記録も容易に行え、日報などの記録
が容易かつ正確に行えるし、オドトリップ照明が専用に
なって、電球の経時劣化が少なくなり、照度が低下して
メータが読取りにくくなるなどの虞れが少なくなる車両
用計器の照明装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、本発明は、文字盤に設けられた各種の計器
を照明する夜間照明灯を計器本体に設けた車両用計器に
おいて、上記計器に、照明するオドトリップ照明灯を設
けると共に、このオドトリップ照明灯をオドトリップ照
明スイッチにより点消灯自在としたものである。
【0008】上記の第2の目的を達成するために、本発
明は、文字盤に設けられた各種の計器を照明する夜間照
明灯を計器本体に設けた車両用計器において、上記計器
に、オドメータとトリップメータの少なくとも一方を照
明するオドトリップ照明灯を設け、オドトリップ照明灯
と室内照明灯とを並列接続し、室内照明灯スイッチによ
り同時に点消灯自在にしたものである。
【0009】
【作用】請求項1の構成により、夜間でもオドメータと
トリップメータの少なくとも一方の読取りが容易に行え
る。これによって日報などの記録が容易に行えると共
に、走行中はオドトリップ照明灯を消灯しておくことに
より運転の支障となることもない。このように走行中の
煩わしさを考慮する必要がないので、読取りやすい照
度、色が設定できる。また必要なときにのみオドトリッ
プ照明灯を点灯することにより、電球の経時劣化が少な
くなり、照度が低下してメータが読取りにくくなるなど
の虞れが少なくなる。
【0010】また、請求項2の構成により、室内照明灯
とオドトリップ照明灯とを連動させることにより、スイ
ッチ操作が一回で済み煩わしさがなく、一層明るくなっ
て、日報の記録も容易に行え、日報などの記録が容易か
つ正確に行える。また、オドトリップ照明が専用になっ
て、電球の経時劣化が少なくなり、照度が低下してメー
タが読取りにくくなるなどの虞れが少なくなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳述
する。
【0012】(第1実施例)図1は車両に装備された車
両用計器の正面図、図2は同断面図、図3は同回路図で
ある。これら図において1は計器本体であり、この計器
本体1の前面に設けられた文字盤2には、速度計3、燃
料計4、温度計5、オドメータ6及びトリップメータ7
がそれぞれ設けられている。
【0013】上記計器本体1内には、夜間点灯して、文
字盤2に取付けられた計器全体を文字盤2の裏側から照
明する夜間照明灯8が設けられていて,この夜間照明灯
8の光は導光材9によりオドメータ、トリップメータを
含む各計器に導びかれるようになっていると共に、オド
メータ6の後方には、オドメータ6及びトリップメータ
7を照明するオドトリップ照明灯10が設けられてい
て、このオドトリップ照明灯10の光は上記導光材9に
よりオドメータ6とトリップメータ7に導びかれてい
る。
【0014】上記夜間照明灯8は走行中の煩わしさを少
なくするよう、目に刺激の少い緑色灯などが使用されて
いて、図3に示すようにライトスイッチ12を介してバ
ッテリなどの電源13に並列に接続されていると共に、
オドトリップ照明灯10は、オドメータ6やトリップメ
ータ7が見やすいように白色灯などが使用されていて、
計器本体1の下側に設けられたオドトリップ照明スイッ
チ14を介して上記電源13に直列に接続されている。
【0015】次に上記第1実施例の作用を説明すると、
夜間運転中はライトスイッチ12をオンすることによ
り、計器本体1内の夜間照明灯8が点灯されて計器全体
を照明するが、夜間照明灯8は照度が比較的低いため、
運転に支障をきたすことがない。また、夜間オドメータ
6やトリップメータ7の数字を読取って日報などを記録
する場合は、オドトリップ照明スイッチ14をオンにす
る。これによってオドトリップ照明灯10が点灯され
て、オドメータ6とトリップメータ7を照明するため、
高齢者でも容易に数字を読取ることができる。
【0016】日報の記録が終了したら、オドトリップ照
明スイッチ14をオフにすることにより、オドトリップ
照明灯10が消灯するため、オドトリップ照明灯10の
点灯時間は短時間であり、経時劣化を少なくできる。
【0017】上記の実施例によれば、夜間でもオドメー
タ6とトリップメータ7の読取りが容易に行える。これ
によって日報などの記録が容易に行えると共に、走行中
はオドトリップ照明灯10を消灯しておくことにより運
転の支障となることもない。このように走行中の煩わし
さを考慮する必要がないので、読取りやすい照度、色が
設定できる。また必要なときにのみオドトリップ照明灯
10を点灯することにより、電球の経時劣化が少なくな
り、照度が低下してメータが読取りにくくなるなどの虞
れが少なくなる。
【0018】(第2実施例)第2実施例を図4及び図5
により説明する。なお第1実施例と同一部分は同一符号
を付してその詳細な説明は省略する。この第2実施例
は、オドメータ6及びトリップメータ7の後方にも夜間
照明灯8が設けられた計器本体1の場合で、この夜間照
明灯8の近傍にオドトリップ照明灯10を設けたもので
ある。
【0019】また夜間照明灯8とオドトリップ照明灯1
0は、図5に示すように切換えスイッチ16を介して電
源13に並列に接続されていて、夜間走行時は、夜間照
明灯8側に切換えスイッチ16が切換えられていて夜間
照明灯8が点灯しているが、日報を記録する場合は切換
えスイッチ16をオドトリップ照明灯10へ切換えるこ
とにより、オドメータ6とトリップメータ7がオドトリ
ップ照明灯10により照明されるため、これらメータの
数字を容易に読取ることができるようになる。
【0020】(第3実施例)第3実施例を図6乃至図8
により説明する。なお第1実施例と同一部分は同一符号
を付してその詳細な説明は省略する。この第3実施例で
は、オドメータ6及びトリップメータ7を前方より照明
するオドトリップ照明灯10と別に、図7に示すように
天井20の前側に乗務員が先に日報を記録するために使
用する室内照明灯である日報灯17を設けて、これらオ
ドトリップ照明灯10と日報灯17を図8に示すように
並列接続して、室内照明灯スイッチである日報スイッチ
18を介して電源13に接続したもので、室内照明スイ
ッチ18をオンにするとオドトリップ照明灯10と日報
灯17が同時に点灯するため、一層明るくなって、オド
メータ6及びトリップメータ7の読取りと日報の記録が
さらに容易に行える。又、日報灯スイッチ18は図7に
示すように通常インストルメントパネル部など操作性の
良い場所に設置されている。
【0021】上記の実施例によれば、日報灯17とオド
トリップ照明灯10とを連動させることにより、スイッ
チ操作が一回で済み煩わしさがなく、一層明るくなっ
て、日報の記録も容易に行え、日報などの記録が容易か
つ正確に行える。また、オドトリップ照明が専用になっ
て、電球の経時劣化が少なくなり、照度が低下してメー
タが読取りにくくなるなどの虞れが少なくなる。
【0022】なお日報灯17と上記第1、第2実施例で
説明したオドトリップ照明灯10を組合わせるようにし
てももちろんよい。又、日報灯17がそれに準ずる他の
室内照明灯であってもよいことはもちろんである。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、文字盤
に設けられた各種の計器を照明する夜間照明灯を計器本
体に設けた車両用計器において、上記計器に、照明する
オドトリップ照明灯を設けると共に、このオドトリップ
照明灯をオドトリップ照明スイッチにより点消灯自在に
したことから、夜間でもオドメータとトリップメータの
少なくとも一方の読取りが容易に行える。これによって
日報などの記録が容易に行えると共に、走行中はオドト
リップ照明灯を消灯しておくことにより運転の支障とな
ることもない。このように走行中の煩わしさを考慮する
必要がないので、読取りやすい照度、色が設定できる。
また必要なときにのみオドトリップ照明灯を点灯するこ
とにより、電球の経時劣化が少なくなり、照度が低下し
てメータが読取りにくくなるなどの虞れが少なくなる。
【0024】また、本発明は、文字盤に設けられた各種
の計器を照明する夜間照明灯を計器本体に設けた車両用
計器において、上記計器に、オドメータとトリップメー
タの少なくとも一方を照明するオドトリップ照明灯を設
け、オドトリップ照明灯と室内照明灯とを並列接続し、
室内照明灯スイッチにより同時に点消灯自在にしたこと
から、室内照明とオドトリップ照明灯とを連動させるこ
とにより、スイッチ操作が一回で済み煩わしさがなく、
一層明るくなって、日報の記録も容易に行え、日報など
の記録が容易かつ正確に行える。また、オドトリップ照
明が専用になって、電球の経時劣化が少なくなり、照度
が低下してメータが読取りにくくなるなどの虞れが少な
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例になる照明装置を採用した
車両用計器の正面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】本発明の第1実施例になる車両用計器の照明装
置の回路図である。
【図4】本発明の第2実施例になる照明装置の設けられ
た車両用計器の断面図である。
【図5】本発明の第2実施例になる車両用計器の照明装
置の回路図である。
【図6】本発明の第3実施例になる照明装置の設けられ
た車両用計器の断面図である。
【図7】本発明の第3実施例になる車両用計器の照明装
置を示す説明図である。
【図8】本発明の第3実施例になる車両用計器の照明装
置の回路図である。
【符号の説明】
1 計器本体 2 文字盤 6 オドメータ 7 トリップメータ 8 夜間照明灯 10 オドトリップ照明灯 14 オドトリップ照明スイッチ 17 日報灯(室内照明灯) 18 日報灯スイッチ(室内照明灯スイッチ)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字盤に設けられた各種の計器を照明す
    る夜間照明灯を計器本体に設けた車両用計器において、
    上記計器に、オドメータとトリップメータの少なくとも
    一方を照明するオドトリップ照明灯を設けると共に、こ
    のオドトリップ照明灯をオドトリップ照明スイッチによ
    り点消灯自在にしたことを特徴とする車両用計器の照明
    装置。
  2. 【請求項2】 文字盤に設けられた各種の計器を照明す
    る夜間照明灯を計器本体に設けた車両用計器において、
    上記計器に、オドメータとトリップメータの少なくとも
    一方を照明するオドトリップ照明灯を設け、オドトリッ
    プ照明灯と室内照明灯とを並列接続し、室内照明灯スイ
    ッチにより同時に点消灯自在にしたことを特徴とする車
    両用計器の照明装置。
JP9509593A 1993-03-31 1993-03-31 車両用計器の照明装置 Expired - Lifetime JP2922387B2 (ja)

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