JPH0412536Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0412536Y2 JPH0412536Y2 JP13806086U JP13806086U JPH0412536Y2 JP H0412536 Y2 JPH0412536 Y2 JP H0412536Y2 JP 13806086 U JP13806086 U JP 13806086U JP 13806086 U JP13806086 U JP 13806086U JP H0412536 Y2 JPH0412536 Y2 JP H0412536Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- liquid crystal
- meter
- light source
- crystal panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 claims description 27
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Instrument Panels (AREA)
- Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〓産業上の利用分野〓
本考案は自動車など車両に速度計などとして設
けられる車両用液晶計器に関するものであり、詳
細には照明装置の構造に係るものである。
けられる車両用液晶計器に関するものであり、詳
細には照明装置の構造に係るものである。
〓従来の技術〓
従来の車両用液晶計器は、第2図に示すような
構造のものであり、樹脂などで形成されたメータ
ーケース11中に液晶パネル12が取付けられて
いて、その背面側には白熱電球などの光源14
と、この光源14の光を均一に前記液晶パネル1
2の表示面に拡散させ照明する透明樹脂などで形
成されたライトガイド13が設けられているもの
であり、前記ライトガイド13には照明効率を上
昇させるために反射板15が取付けられたものも
ある。
構造のものであり、樹脂などで形成されたメータ
ーケース11中に液晶パネル12が取付けられて
いて、その背面側には白熱電球などの光源14
と、この光源14の光を均一に前記液晶パネル1
2の表示面に拡散させ照明する透明樹脂などで形
成されたライトガイド13が設けられているもの
であり、前記ライトガイド13には照明効率を上
昇させるために反射板15が取付けられたものも
ある。
尚、一般的には前記メーターケース11内に前
記液晶パネル12を駆動する駆動回路16も一体
に設けられて全てが密閉されてユニツト化され、
車両製造時の工数を低減できるように計られてい
る。
記液晶パネル12を駆動する駆動回路16も一体
に設けられて全てが密閉されてユニツト化され、
車両製造時の工数を低減できるように計られてい
る。
〓考案が解決しようとする問題点〓
しかしながら、この液晶計器が車両、特に二輪
自動車に取付けられて使用されるときの昼間にお
いて、周囲が極度に明かるいときにはこの計器の
観視者である運転者の視感度が周囲の明かるい状
況に順応して低下してしまうために、計器の照明
も前記運転者の低下した視感度に合せて極度に明
かるいものとする必要があるが、現実には太陽光
に対応するほどの光源は得られるものでなく、ま
た、仮に得られたとしても発熱などの問題でこの
種のメーターケースに組込めるものでもないの
で、それ故に昼間は必要な照度による計器の照明
が不可能であり、暗く読取りにくいと云う安全運
転の励行上に大きな問題点を生ずるものであつ
た。
自動車に取付けられて使用されるときの昼間にお
いて、周囲が極度に明かるいときにはこの計器の
観視者である運転者の視感度が周囲の明かるい状
況に順応して低下してしまうために、計器の照明
も前記運転者の低下した視感度に合せて極度に明
かるいものとする必要があるが、現実には太陽光
に対応するほどの光源は得られるものでなく、ま
た、仮に得られたとしても発熱などの問題でこの
種のメーターケースに組込めるものでもないの
で、それ故に昼間は必要な照度による計器の照明
が不可能であり、暗く読取りにくいと云う安全運
転の励行上に大きな問題点を生ずるものであつ
た。
〓問題点を解決するための手段〓
前記した従来のものに生ずる問題点は、昼間時
の照明用として外光採光部を設け、外光を利用す
ることで解決することが予想されるものである
が、夜間時の照明に備えて光源も省略することが
出来ないことも自明であり、この様にしたときの
夜間時には前記外光採光部から前記光源の光が漏
出して運転者、対向車などに不都合を生ずること
が予見されるものである。本考案は、前記従来の
ものの問題点、及びこの予見される問題点に鑑み
て成されたものであり、これ等の問題点を解決す
るための具体的な手段として、二輪車に設けら
れ、液晶パネルと、該液晶パネルを背面から照明
する光源と、前記光源の光を前記液晶パネルの表
示面に均一な光として拡散させるライトガイドと
がメーターケースに組込まれて一体となる液晶計
器において、前記ライトガイドの端部には前記光
源のための採光部に併設されて、前記メーターケ
ースに設けられた開口部に臨む外光採光部が設け
られ、且つ前記外光採光部は前記二輪車の前照灯
内部にこの液晶計器用として設けられる集光装置
の光出力部に対峙するように配設されていること
を特徴とする車両用液晶計器を提供することで、
前記問題点を解決するものである。
の照明用として外光採光部を設け、外光を利用す
ることで解決することが予想されるものである
が、夜間時の照明に備えて光源も省略することが
出来ないことも自明であり、この様にしたときの
夜間時には前記外光採光部から前記光源の光が漏
出して運転者、対向車などに不都合を生ずること
が予見されるものである。本考案は、前記従来の
ものの問題点、及びこの予見される問題点に鑑み
て成されたものであり、これ等の問題点を解決す
るための具体的な手段として、二輪車に設けら
れ、液晶パネルと、該液晶パネルを背面から照明
する光源と、前記光源の光を前記液晶パネルの表
示面に均一な光として拡散させるライトガイドと
がメーターケースに組込まれて一体となる液晶計
器において、前記ライトガイドの端部には前記光
源のための採光部に併設されて、前記メーターケ
ースに設けられた開口部に臨む外光採光部が設け
られ、且つ前記外光採光部は前記二輪車の前照灯
内部にこの液晶計器用として設けられる集光装置
の光出力部に対峙するように配設されていること
を特徴とする車両用液晶計器を提供することで、
前記問題点を解決するものである。
〓実施例〓
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図に符号1で示すものは、メーターケース
であり、該メーターケース1には液晶パネル2、
光源4、駆動回路6などが従来のものと同様に設
けられているものであるが、本考案によりライト
ガイド3の一辺に対応する位置に開口部1aが設
けられ、前記ライトガイド3はその開口部1aか
ら突出して突出部3aとされ、この突出部3aが
設けられた以外の三辺には従来のものと同様に前
記光源4に対応する採光部3Cが設けられてい
る。
であり、該メーターケース1には液晶パネル2、
光源4、駆動回路6などが従来のものと同様に設
けられているものであるが、本考案によりライト
ガイド3の一辺に対応する位置に開口部1aが設
けられ、前記ライトガイド3はその開口部1aか
ら突出して突出部3aとされ、この突出部3aが
設けられた以外の三辺には従来のものと同様に前
記光源4に対応する採光部3Cが設けられてい
る。
このときに前記突出部3aの端面は透明のまま
とされて外光採光部3bとされて、その他の部分
は例えば反射板5を延長するなどの適宜な手段で
遮光のために被覆されることが好ましい。図中に
符号7で示すものは、この液晶計器が設けられて
いる二輪車の前照灯であり、該前照灯7は従来の
ものと同様に灯体8、反射鏡9、前面レンズ1
0、電球11などの部品にて構成されるものであ
るが、特に本考案により、その内部に例えば外光
SLを集光する凹面鏡12aと、この集光された
外光SLを前記反射鏡9の一部分に設けられた開
口部である光出力部12cに向けて屈曲させる平
面鏡12bとから成る集光装置が設けられてい
て、前記ライトガイド3の外光採光部3bは、こ
の集光装置の光出力部12Cに対峙されている。
尚、図では前記集光装置が本来の前照灯7として
の機能を阻害する様に見えるが、実際の実施に当
たつてはこれ等の凹面鏡12a、平面鏡12bな
どは極めて小形のものでその目的を充分に達する
ことが可能であり、実用上の障害は無視できる程
度のものであり、更に、簡易な設計変更により前
記前照灯7の光路の外に設けることも容易である
ので、前照灯7の性能に障害を与えることはな
い。
とされて外光採光部3bとされて、その他の部分
は例えば反射板5を延長するなどの適宜な手段で
遮光のために被覆されることが好ましい。図中に
符号7で示すものは、この液晶計器が設けられて
いる二輪車の前照灯であり、該前照灯7は従来の
ものと同様に灯体8、反射鏡9、前面レンズ1
0、電球11などの部品にて構成されるものであ
るが、特に本考案により、その内部に例えば外光
SLを集光する凹面鏡12aと、この集光された
外光SLを前記反射鏡9の一部分に設けられた開
口部である光出力部12cに向けて屈曲させる平
面鏡12bとから成る集光装置が設けられてい
て、前記ライトガイド3の外光採光部3bは、こ
の集光装置の光出力部12Cに対峙されている。
尚、図では前記集光装置が本来の前照灯7として
の機能を阻害する様に見えるが、実際の実施に当
たつてはこれ等の凹面鏡12a、平面鏡12bな
どは極めて小形のものでその目的を充分に達する
ことが可能であり、実用上の障害は無視できる程
度のものであり、更に、簡易な設計変更により前
記前照灯7の光路の外に設けることも容易である
ので、前照灯7の性能に障害を与えることはな
い。
〓作用〓
この様に、液晶計器のライトガイド3に外光採
光部3bを設けるとともに、前照灯7に集光装置
を設けて、この集光装置の光出力部12cと前記
外光採光部3bとを対峙させたことで、本考案の
液晶計器は昼間には外光により照明されるものと
なり、当然に外光の明かるさの変化に比例して計
器の照明の明かるさも変化するものとなり、外光
がどのように変化しても常に適正な明かるさで照
明されるものとなり、夜間には従来通りに光源4
により照明されるものであるが、このときにこの
光源4からの光が逆行して前記外光採光部3bよ
り漏出する光線は前記集光装置に逆行して、より
明かるい前照灯7の光線に混合される。
光部3bを設けるとともに、前照灯7に集光装置
を設けて、この集光装置の光出力部12cと前記
外光採光部3bとを対峙させたことで、本考案の
液晶計器は昼間には外光により照明されるものと
なり、当然に外光の明かるさの変化に比例して計
器の照明の明かるさも変化するものとなり、外光
がどのように変化しても常に適正な明かるさで照
明されるものとなり、夜間には従来通りに光源4
により照明されるものであるが、このときにこの
光源4からの光が逆行して前記外光採光部3bよ
り漏出する光線は前記集光装置に逆行して、より
明かるい前照灯7の光線に混合される。
〓考案の効果〓
以上に説明したように本考案により二輪車用液
晶計器を、ライトガイドの端部には光源のための
採光部に併設されてメーターケースに設けられた
開口部に臨む外光採光部が設けられ、且つ前記外
光採光部は前記二輪車の前照灯内部にこの液晶計
器用として設けられる集光装置の光出力部に対峙
するように配設したことで、昼間は外光により液
晶パネルが照明されるようにし、外光に比例する
照明としてどのような外光の変化にも読みやすい
計器を提供できるようにして、安全運転の励行に
優れた効果を奏するものであり、夜間には前記外
光採光部に生ずる漏出光をより明かるい前照灯の
光線に混合することで、この漏出光が運転者、対
向車の障害となることを防止するものである。
晶計器を、ライトガイドの端部には光源のための
採光部に併設されてメーターケースに設けられた
開口部に臨む外光採光部が設けられ、且つ前記外
光採光部は前記二輪車の前照灯内部にこの液晶計
器用として設けられる集光装置の光出力部に対峙
するように配設したことで、昼間は外光により液
晶パネルが照明されるようにし、外光に比例する
照明としてどのような外光の変化にも読みやすい
計器を提供できるようにして、安全運転の励行に
優れた効果を奏するものであり、夜間には前記外
光採光部に生ずる漏出光をより明かるい前照灯の
光線に混合することで、この漏出光が運転者、対
向車の障害となることを防止するものである。
第1図は本考案に係る二輪車用液晶計器の一実
施例を示す断面図、第2図は従来例を示す断面図
である。 1……メーターケース、1a……開口部、2…
…液晶パネル、3……ライトガイド、3a……突
出部、3b……外光採光部、3c……採光部、4
……光源、5……反射板、6……駆動回路、7…
…前照灯、8……灯体、9……反射鏡、10……
前面レンズ、11……電球、12a……凹面鏡、
12b……平面鏡、12c……光出力部。
施例を示す断面図、第2図は従来例を示す断面図
である。 1……メーターケース、1a……開口部、2…
…液晶パネル、3……ライトガイド、3a……突
出部、3b……外光採光部、3c……採光部、4
……光源、5……反射板、6……駆動回路、7…
…前照灯、8……灯体、9……反射鏡、10……
前面レンズ、11……電球、12a……凹面鏡、
12b……平面鏡、12c……光出力部。
Claims (1)
- 二輪車に設けられ、液晶パネルと、該液晶パネ
ルを背面から照明する光源と、前記光源の光を前
記液晶パネルの表示面に均一な光として拡散させ
るライトガイドとがメーターケースに組込まれて
一体となる液晶計器において、前記ライトガイド
の端部には前記光源のための採光部に併設され
て、前記メーターケースに設けられた開口部に臨
む外光採光部が設けられ、且つ前記外光採光部は
前記二輪車の前照灯内部にこの液晶計器用として
設けられる集光装置の光出力部に対峙するように
配設されていることを特徴とする車両用液晶計
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13806086U JPH0412536Y2 (ja) | 1986-09-09 | 1986-09-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13806086U JPH0412536Y2 (ja) | 1986-09-09 | 1986-09-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6343176U JPS6343176U (ja) | 1988-03-23 |
JPH0412536Y2 true JPH0412536Y2 (ja) | 1992-03-26 |
Family
ID=31042696
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13806086U Expired JPH0412536Y2 (ja) | 1986-09-09 | 1986-09-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0412536Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012099484A (ja) * | 2010-11-03 | 2012-05-24 | Visteon Global Technologies Inc | 電化製品用の照明システム |
-
1986
- 1986-09-09 JP JP13806086U patent/JPH0412536Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012099484A (ja) * | 2010-11-03 | 2012-05-24 | Visteon Global Technologies Inc | 電化製品用の照明システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6343176U (ja) | 1988-03-23 |
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