JP2920740B2 - スラブ内からの管の引き出し配管方法及びスラブ上への管引き出し具 - Google Patents

スラブ内からの管の引き出し配管方法及びスラブ上への管引き出し具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スラブ内から管を引き
出しスラブ外の管につなぐ配管工事におけるスラブ内か
らの管の引き出し配管方法及びこれに使用されるスラブ
上への管引き出し具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スラブ内から管を引き出しスラブ
外の管につなぐ配管工事では、第8図に示すように、ス
ラブ内に配筋された鉄筋(22)に固定した支柱(30)を立
て、この支柱(30)に引き出す管(20)の一端を固定し、コ
ンクリートを打設し、スラブ形成後、スラブ外の管につ
なぐようにしていた。
【0003】また、第9図に示すように、スラブ内から
引き出す管(20)の一端を、これより径の大きな短管(40)
に挿入し、短管(40)と管(20)とのすき間にボロ布(41)等
をつめて、短管(40)の一端をスラブ面と略面一になるよ
うに傾斜させて固定し、コンクリートを打設し、スラブ
形成後、コンクリートをはつって短管(40)を外し、管(2
0)の一端を引き出してスラブ外の管につなぐ方法も採ら
れていた。
【0004】しかしながら、第8図に示す従来工法の場
合、コンクリート打設時に支柱(30)や管(20)の一端がス
ラブ面より突出した状態となるので、打設したコンクリ
ートをならすのに大変邪魔なため非常に手間がかかり、
また、打設したコンクリートによって支柱(30)や管(20)
を倒してしまうことが頻発し管(20)の一端がスラブ内に
埋め込まれてしまい、後でコンクリートをはつらなけれ
ばならないという問題があった。また、スラブ形成後に
は、スラブ面より突出した支柱(30)を除去しなければな
らない作業手間を要していた。
【0005】第9図に示すような従来工法の場合も、管
(20)の一端を引き出すのにコンクリートをはつる量が非
常に多く、作業が大変面倒であった。また、短管(40)の
一端がコンクリート内に埋設されてしまうことがあり、
後ではつる場所がわからなくなるといった問題があっ
た。
【0006】これに対し、管(20)の一端をスラブ面より
突出させないように固定し、かつ管(20)の一端がコンク
リート内に埋設されないようにする方法として第10図に
示すように、発泡樹脂でブロック(50)を形成し、このブ
ロック(50)にスラブ内に配管する管(20)の一端を深く突
き差し、ブロック(50)の一面がスラブ面と略面一になる
ように固定し、コンクリートを打設し、スラブ形成後、
スラブ外の管につなぐという方法が従来採られていた。
【0007】しかしながら、前記のようなブロック(50)
による工法についても、スラブ形成後に発泡樹脂ブロッ
ク(50)をスラブ内から取り除く作業が大変で、ブロック
(50)は細かな小片となってかき出されるので、その後始
末も大変であった。また、管(20)の一端をブロック(50)
に突き差す際に、管(20)が蛇行したり、傾いたりしやす
いので、これを防ぐように突き差す作業に結構手間がか
かっていた。また、このような管(20)の蛇行や傾きによ
り突き差した管(20)がブロック(50)外に突き出てしまう
のを防ぐため、大きなブロックを使用するとスラブの強
度にも影響し、ブロック(50)を除去してできたくぼみを
後で埋め戻ししなかればならない等の問題があった。
【0008】さらに、ブロック(50)による工法の場合に
は、ブロック(50)に管(20)の一端を深く突き差すため、
管内に発泡樹脂がつまらないように管(20)の端末にキャ
ップをかぶせる等の手間がかかったり、このような発泡
樹脂のブロック(50)は、現場の作業者により断熱材等の
半端を使って作製されるので、大きさもまちまちになっ
てしまう問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような事
情に鑑みなされたものであり、スラブ内から管を引き出
しスラブ外の管につなぐ配管工事を簡単な作業で効率よ
く行なうことができるスラブ内からの管の引き出し配管
方法及びこれに使用される管引き出し具を提供しようと
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の配管方法
は、「スラブ内に配管される管の一端をスラブ上方に引
き出すための管の引き出し方法であって、スラブ内に配
管される管の一端を、スラブ上方への引き出しに必要な
長さ分の管端を斜め下方から引き込んで収納する収納部
を備えた管引き出し具内に挿入すると共に、前記管引き
出し具の収納部上方を開口可能な閉塞板によって閉塞さ
れた上面がスラブ上面と略面一となるように支骨鉄筋に
固定し、次いでコンクリートを打設し、スラブ形成後、
前記管引き出し具の上面を開口させて管引き出し具内の
管の一端をスラブ上へ引き出す」ことを特徴としてい
る。
【0011】また、請求項2記載の管引き出し具は、
「スラブ内に配管され、スラブ上方に引き出される管の
一端を収納する収納部と、管の一端を前記収納部内に斜
め下方から挿入するための挿入口と、前記収納部上方を
閉塞し、コンクリート打設後に収納した管の一端をスラ
ブ上方に引き出すために開口可能に形成された閉塞板
と、前記閉塞板をスラブ上面と略面一とすべく管引き出
し具を支骨鉄筋に固定する固定部とからなり、前記収納
部は、スラブ上方への引き出しに必要な長さ分の管端を
前記閉塞板に沿って収納するように設けられるととも
に、前記管端を斜め下方から引き込んで収納する傾斜面
が形成された」ことを特徴とし、請求項3記載の管引き
出し具は、「管引き出し具が相互に着脱され、並列状態
に連結される連結手段を備えた」ことを特徴としてい
る。
【0012】
【作用】前記配管方法にあっては、コンクリート打設時
に管引き出し具をスラブ面より突出させることがなく、
また、スラブ形成後、管引き出し具の上面を開口させて
管引き出し具内の管の一端を引き出し、スラブ外の管に
つなぐので、打設したコンクリートのならしを手速く行
なえ、コンクリートをはつる作業や、発泡樹脂ブロック
のようにスラブ形成後にスラブ内から取り除く作業が要
らず、スラブ内からの管の引き出し配管を効率よく行な
うことができる。
【0013】また、請求項2、請求項3記載の管引き出
し具にあっては、使用する場合には、挿入口より管の一
端をそのまま挿入し収納部内に収めればよく、管引き出
し具を型枠または支骨鉄筋に固定する固定部により、閉
塞板の位置がコンクリートの打設により形成されるスラ
ブ面と略面一となるようにスラブ内に固定することがで
き、コンクリート打設時に管引き出し具をスラブ面より
突出させることがない。また、閉塞板によって管の一端
を容易に引き出すことができる。また、この管引き出し
具にあっては、収納部が管の引き出しに必要な最小部分
を収納し、余分なくぼみをスラブに形成させることがな
い。
【0014】さらに、請求項3記載の管引き出し具の場
合は、複数の配管を同時にスラブ内から引き出し配管す
る場合に、連結手段によって並列状態に簡単に連結する
ことができる。そして、請求項1乃至請求項3記載の発
明にあっては、収納部に管端を斜め下方から引き込んで
収納する傾斜面が形成されているので、管をゆるく曲げ
て配管することができる。
【0015】
【実施例】以下、図面に示す実施例にしたがって本発明
を詳細に説明する。説明の便宜上、管引き出し具につい
て先に説明し、次いで配管方法について説明する。第1
図及び第2図は本発明に係る管引き出し具(10)の一実施
例を示している。管引き出し具(10)は、全体が合成樹脂
により作製され、上部に閉塞板(11)を有する蓋体と、そ
の閉塞板(11)の下方に形成された管の一端が収納される
収納部(12)とが一体に嵌合され接着されている。
【0016】閉塞板(11)は、第3図に示すように開口周
囲が薄肉(11a) で形成されたノックアウトが形成されて
おり、打ち抜きにより管(20)の引き出し口を形成するよ
うになっている。閉塞板(11)としては、前記ノックアウ
トの他、全体が薄肉で形成された面であってもよい。な
お、閉塞板(11)は打設されたコンクリートがかぶっても
変形しない程度の強度を備えたものとなっている。
【0017】収納部(12)は、管(20)外周を包み込むよう
に断面が略U字形状の周壁によって形成され、挿入され
る管(20)の挿入方向に細長く形成されている。収納部(1
2)の長さは、スラブ外の管(20)との接続作業に支障を生
じない程度の引き出し分の長さで形成されている。
【0018】収納部(12)の一端側壁には、方向をやや下
方に向けて挿入口(13)が形成されている。これはスラブ
内に配管(20)された管(20)の一端をスラブ面までもって
くるのに管(20)をゆるく曲げて配管(20)するためであ
り、前記挿入口(13)の形成に対応させて収納部(12)にも
傾斜面(12a) が形成されている。これにより、スラブ内
に配管(20)された管(20)の一端を収納部(12)内に斜めに
引き込んで収納できるようになっている。
【0019】収納部(12)の両端側壁には、水平方向に支
持棒(23)の挿通される筒部(14)が、それぞれ設けられて
いる。この筒部(14)は管引き出し具(10)をスラブ内に固
定するための固定部であり、第5図に示すように、スラ
ブ内の支骨鉄筋(22)に架設して固定される支持棒(23)が
挿通されるようになっている。筒部(14)に挿通された支
持棒(23)は、管引き出し具(10)の閉塞板(11)の位置がコ
ンクリートの打設により形成されるスラブ面とほぼ同一
となるように高さが調節され、スラブ内に配筋された支
骨鉄筋(22)に架設して固定されるようになっている。
【0020】本発明では管引き出し具(10)を支骨鉄筋(2
2)に固定する固定部は、前記支持棒(23)の挿通される筒
部(14)による場合に限らず、管引き出し具(10)の閉塞板
(11)の位置がコンクリートの打設により形成されるスラ
ブ面とほぼ同一となるように管引き出し具(10)が支骨鉄
筋(22)に固定されるものであればよい。
【0021】また、この実施例では、閉塞板(11)の側縁
に凹凸で上下方向よりスライド嵌合する連結部(15)が形
成されており、必要に応じて、複数個の管引き出し具(1
0)を並べて連結できるようになっている。このような連
結手段は、例えば、閉塞板(11)にねじ挿通孔を有する突
片を設け、突片を重ねてねじ止めするようにしてもよ
く、相互に対応する凹凸により嵌合して連結するように
してもよく、管引き出し具(10)相互が着脱でき並列状態
に連結できるものであればよい。
【0022】なお、管引き出し具(10)は、前記実施例の
ように、それぞれ別体で構成される、閉塞板(11)を有す
る蓋体と収納部(12)とが一体に嵌合され接着されたもの
の他、閉塞板(11)を有する蓋体と収納部(12)とをビス等
で一体に取り付ける構造にしてもよく、また、閉塞板(1
1)と収納部(12)とが一体成形品で構成さたものでもよ
い。
【0023】次に、配管方法について前記管引き出し具
(10)を使用した場合を例に説明する。まず、第4図に示
すように、スラブ内に配管された管(20)の一端を管引き
出し具(10)の挿入口(13)より所定長差し込み、スラブ内
に配管される管(20)の一端を管引き出し具(10)で包摂す
る。
【0024】次に、第5図に示すように、収納部(12)の
両端側壁の筒部(14)に支持棒(23)を挿通し、スラブ内に
配筋された近くの支骨鉄筋(22)に支持棒(23)を架設して
管引き出し具(10)の閉塞板(11)の位置がコンクリートの
打設により形成されるスラブ面とほぼ同一となるように
高さを調節し、支持棒(23)を支骨鉄筋(22)に針金等で結
束して管引き出し具(10)をスラブ内に固定する。
【0025】次いで、第6図に示すように、コンクリー
トを打設しスラブ(C) を形成する。このとき、管引き出
し具(10)の上面にはコンクリートがかぶって、コンクリ
ートの薄い膜ができることがある。しかしながら、かか
る部分は、まわりのスラブ(C) を形成するコンクリート
とは色が異なるので、管引き出し具(10)の位置は一目了
然に見分けることができ、かかる部分を軽く叩くだけで
かぶったコンクリートをはがし、管引き出し具(10)の上
面である閉塞板(11)を簡単に露出させることができる。
コンクリートが養生後、第7図に示すように、閉塞板(1
1)のノックアウトを打ち抜き、管(20)の引き出し口を開
口させる。閉塞板(11)が均一な肉厚で形成されていると
きは、ナイフで切り取ったり、ビットを付けた手持ち手
動工具で切りとるようにする。そして、収納部(12)内の
管(20)の一端をスラブ(C) 上に引き出す。あるいは管(2
0)内のケーブルを引き出す。引き出した管(20)の一端に
は、例えばスラブ外の管(21)につなぐ。
【0026】なお、本発明の配管方法及び管引き出し具
は、電線管、あるいはフレキシブルなガス管、給排水湯
管、及びこれらを保護する可とう管等の管に対して適用
することができる。
【0027】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係る配
管方法は、コンクリート打設時に管引き出し具をスラブ
面より突出させることがなく、打設したコンクリートの
ならしを手速く行なえ、コンクリートをはつる作業や、
発泡樹脂ブロックのようにスラブ形成後にスラブ内から
取り除く作業が要らず、スラブ内から管を引き出し、ス
ラブ外の管につなぐ配管工事を簡単な作業で効率よく行
なうことができる。
【0028】また、スラブを形成する際のコンクリート
の打設時に、管引き出し具の上面にコンクリートがかぶ
ってしまっても、管引き出し具の位置するスラブ面はコ
ンクリート厚が薄く色が異なっているので、管引き出し
具の位置は一目了然に見分けることができ、かかる部分
を軽く叩くだけで管引き出し具の上面にかぶったコンク
リートをはがし、管引き出し具の上面を露出させること
ができる。
【0029】また、本発明に係る管引き出し具は、管の
一端をそのまま挿入口より挿入し収納部内に収めスラブ
内に固定すればよいから、従来の発泡樹脂ブロックを使
用する場合のようにコンクリート打設後にスラブ内から
発泡樹脂ブロックを取り除く作業が要らず、管の端末に
キャップをかぶせる等の作業も必要でなくなり、きわめ
て簡単な作業により効率よくスラブ内から管を引き出し
スラブ外の管につなぐことができる。
【0030】さらに、本発明に係る管引き出し具は、収
納部が管の引き出しに必要な部分を収納し、余分なくぼ
みをスラブに形成させることがない。したがって、不必
要にスラブにくぼみを形成し、スラブの強度に影響を与
えるといような問題を生じることがない。
【0031】また、請求項3記載の管引き出し具の場合
は、複数の配管を同時にスラブ内から引き出し配管する
場合に、連結手段によって並列状態に簡単に連結するこ
とができ便利である。そして、請求項1乃至請求項3記
載の発明にあっては、収納部に管端を斜め下方から引き
込んで収納する傾斜面が形成されているので、管をゆる
く曲げて配管することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る管引き出し具の一実施例を示す斜
視図である。
【図2】本発明に係る管引き出し具において閉塞板を開
口させた使用状態を示す斜視図である。
【図3】閉塞板の部分拡大断面図である。
【図4】本発明に係る配管方法について第1図に示す管
引き出し具を使用してスラブ内から管を引き出し配管す
る場合の工程を説明する断面図である。
【図5】本発明に係る配管方法について第1図に示す管
引き出し具を使用してスラブ内から管を引き出し配管す
る場合の工程を説明する断面図である。
【図6】本発明に係る配管方法について第1図に示す管
引き出し具を使用してスラブ内から管を引き出し配管す
る場合の工程を説明する断面図である。
【図7】本発明に係る配管方法について第1図に示す管
引き出し具を使用してスラブ内から管を引き出し配管す
る場合の工程を説明する断面図である。
【図8】従来の配管工法を示す断面図である。
【図9】従来の配管工法を示す断面図である。
【図10】発泡樹脂ブロックを使用した従来の配管工法
を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 管引き出し具 11 閉塞板 12 収納部 13 挿入口 14 筒部 15 連結部 20 管 22 支骨鉄筋 23 支持棒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E03C 1/02 F16L 1/024 H02G 3/04 301 H02G 3/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スラブ内に配管される管の一端をスラブ
    上方に引き出すための管の引き出し方法であって、 スラブ内に配管される管の一端を、スラブ上方への引き
    出しに必要な長さ分の管端を斜め下方から引き込んで
    納する収納部を備えた管引き出し具内に挿入すると共
    に、前記管引き出し具の収納部上方を開口可能な閉塞板
    によって閉塞された上面がスラブ上面と略面一となるよ
    に支骨鉄筋に固定し、次いでコンクリートを打設し、
    スラブ形成後、前記管引き出し具の上面を開口させて管
    引き出し具内の管の一端をスラブ上へ引き出すことを特
    徴とするスラブ内からの管の引き出し配管方法。
  2. 【請求項2】 スラブ内に配管され、スラブ上方に引き
    出される管の一端を収納する収納部と、 管の一端を前記収納部内に斜め下方から挿入するための
    挿入口と、 前記収納部上方を閉塞し、コンクリート打設後に収納し
    た管の一端をスラブ上方に引き出すために開口可能に形
    成された閉塞板と、 前記閉塞板をスラブ上面と略面一とすべく管引き出し具
    を支骨鉄筋に固定する固定部とからなり、 前記収納部は、スラブ上方への引き出しに必要な長さ分
    の管端を前記閉塞板に沿って収納するように設けられる
    とともに、前記管端を斜め下方から引き込んで収納する
    傾斜面が形成されたことを特徴とするスラブ上への管引
    き出し具。
  3. 【請求項3】 管引き出し具が相互に着脱され、並列状
    態に連結される連結手段を備えたことを特徴とする請求
    項2記載のスラブ上への管引き出し具。
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