JP2919595B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2919595B2
JP2919595B2 JP2294372A JP29437290A JP2919595B2 JP 2919595 B2 JP2919595 B2 JP 2919595B2 JP 2294372 A JP2294372 A JP 2294372A JP 29437290 A JP29437290 A JP 29437290A JP 2919595 B2 JP2919595 B2 JP 2919595B2
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heater
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昇平 野村
和伸 細貝
正雄 小関
達雄 倉上
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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明はヒーターを備えた空気調和機に関する。
(ロ)従来の技術 ヒーターを備えた空気調和機の従来技術としては実公
昭62−1621号公報に記載されているものがある。この公
報に記載の空気調和機は、クロスフローファンの吸込側
に横長の略U字状のヒーターを設けている。
また、本出願人は前記公報に記載の空気調和機におい
て、そのヒーター(61)の上方に過熱防止用の安全装置
(62)を設けて、異常過熱したときにいち早くヒーター
(61)の通電を停止させることを試みた〔第4図参
照〕。
(ハ)発明が解決しようとする課題 本出願人の試みた空気調和機では、ヒーター(61)か
らクロスフローファン(63)までの距離が短いため、そ
のヒーター(61)への通電時に音がする。この音の発生
の原因突明のために、例えば煙を流して、空気の流れを
解析し、対策を施こすことにした。クロスフローファン
(63)から遠い上部側のヒーター(64)からの空気流
(a)はその流れが乱れて、空気流(a)が拡散してク
ロスフローファン(63)に吸込まれているが、クロスフ
ローファン(63)に近い下部側のヒーター(65)からの
空気流(b)は収束して吸込まれていることが判明し
た。この空気流(b)は収束によって流速が速くなり、
その流速が設計した値より大きくなると、クロスフロー
ファン(63)と交差する際の風切り音が目立つようにな
る。この場合クロスフローファン(63)の送風効率を重
視すると、ブレードを風切り音の小さくなる構成に成す
ことは難しいものであった。下部側のヒーター(65)を
クロスフローファン(63)から離すと、このヒーター
(61)とクロスフローファン(63)との距離を大きくと
れ、音の低減が予想されるが、ヒーター(61)の上方に
は安全装置(62)が配置されているため、ヒーター(6
1)をクロスフローファン(63)から充分に離すことが
できない。
この発明はヒーターとクロスフローファンとの距離が
近くても音のしにくい空気調和機を提供するものであ
る。
(ニ)課題を解決するための手段 この発明は、機体内の通風路にクロスフローファン
と、このファンの吸込側に位置するヒーターとを設けた
空気調和機において、前記通風路を構成する壁面に空気
流を前記クロスフローファンに向かって拡げるガイドを
設け、前記クロスフローファンの回転軸から放射状に伸
びる直線上に前記回転軸と平行に一対の直線状のヒータ
ーを設けると共に前記クロスフローファンに近い方の前
記ヒーターを前記クロスフローファンの回転方向にずら
して配置して構成したものである。
(ホ)作 用 この空気調和機では、第2ヒーターからの空気流は、
第2ヒーターからクロスフローファンまでに距離がある
ため、拡散してクロスフローファンに吸込まれる。ま
た、第1ヒーターからの空気流は、通風路の後側の壁面
に沿ってクロスフローファンに導びかれるため、拡散し
てクロスフローファンに吸込まれる。
(ヘ)実施例 この発明の一実施例を図面に基づき説明する。図にお
いて、(1)は分離型空気調和機の室内機(50)の機体
で、据付板(2)により室内壁に取り付けられている。
この機体は、外装ケース(3)と、このケースに取り付
けられる前面パネル(4)とから構成されている。
(5)はこの前面パネルに回動自在に取り付けられた吸
込グリルで、この吸込グリルには吸込口(6)が形成さ
れている。(7)は外装ケース(3)に収納されるクロ
スフローファン、(8)は室内側の熱交換器で、冷房運
転や除湿運転時に冷却器として働き、暖房運転時に加熱
器として働くものである。(9)はこの熱交換器の下方
に配置されたドレンパンである。また、(10)は熱交換
器(8)の下流側に設けた除湿運転時に通電されるヒー
ター、(11)はこのヒーターの上方に設けた過熱防止用
の安全装置で、この安全装置はサーモスタット(12)と
ヒューズ(13)とを備えている。(14)は安全装置(1
1)の取付具で、熱交換器(8)及びクロスフローファ
ン(7)の収納された通風路(15)と電装箱〔図示せ
ず〕の収納された電装室〔図示せず〕とに分ける仕切板
〔図示せず〕に取り付けられるため、第1図や第3図に
は本当は図示できないが、位置がわかるように一点鎖線
で示した。
尚、ヒーター(10)はシーズヒーターを用いており、
その形状は略U字状に曲がって一対の直線部分を成した
ものを用いている。そして、クロスフローファン(7)
の回転軸から放射状に伸びる直線上に回転軸と平行に第
2ヒーター(16)、第1ヒーター(17)を設け、クロス
フローファン(7)に近い方の第1ヒーター(17)をク
ロスフローファン(7)の回転方向(本実施例では右回
転)にずらして取り付けられている。前記第1・第2ヒ
ーター(17)(16)の位置を上述のようにするために、
第2ヒーター(16)を第1ヒーター(17)より前側にな
るように、通風路(15)の壁面(18)に取付具(19)で
取り付けている。(20)は壁面(18)の中間部に設けた
ガイド部であり、空気流をクロスフローファン(7)に
向かって拡散させるように拡げられ、このガイド部の働
きにより、空気がクロスフローファン(7)にスムーズ
に吸込まれる。
このように構成された空気調和機では、そのヒーター
(10)の通電時に空気の流れは第2図に示すようにな
る。第2ヒーター(16)からの空気流(B)は、その途
中第1ヒーター(17)に流れを阻害され、且つ、クロス
フローファン(7)までの距離もあるので、空気流
(B)が収束せずに拡散してクロスフローファン(7)
に吸込まれる。また、第1ヒーター(17)からの空気流
(A)は、壁面(18)のガイド部(20)に沿った流れと
なるため、拡散してクロスフローファン(7)に吸込ま
れる。
第2ヒーター(16)で加熱された空気及び第1ヒータ
ー(17)で加熱された空気が拡散して流速が低下した状
態でクロスフローファン(7)に吸い込まれるので、ク
ロスフローファン(7)による風切り音が小さくなり、
第3図に示されるような特性が得られた。人にとって耳
障りな500〜800Hzの音を、特に大幅に低減させることが
できる。
(ト)発明の効果 以上説明したように、この発明によれば、第2ヒータ
ーからの空気流、及び第1ヒーターからの空気流は拡散
されてクロスフローファンに吸込まれるので、ヒーター
をクロスフローファンに近づけても音の発生を極力低減
できる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の実施例を示す空気調和機の断面図、
第2図は同空気調和機の要部断面図、第3図はこの発明
の空気調和機の音と従来の空気調和機の音との関係を示
す線図、第4図は従来の空気調和機の要部断面図であ
る。 (1)……機体、(7)……クロスフローファン、(1
0)……ヒーター、(15)……通風路、(16)……第2
ヒーター、(17)……第1ヒーター。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 倉上 達雄 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭58−69709(JP,U) 実開 昭62−93614(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 1/00 346 F24H 3/04 302

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体内の通風路にクロスフローファンと、
    このクロスフローファンの吸込側に位置するヒーターと
    を設けた空気調和機において、前記通風路を構成する壁
    面に空気流を前記クロスフローファンに向かって拡げる
    ガイドを設け、前記クロスフローファンの回転軸から放
    射状に伸びる直線上に前記回転軸と平行に一対の直線状
    のヒーターを設けると共に前記クロスフローファンに近
    い方の前記ヒーターを前記クロスフローファンの回転方
    向にずらして配置して成ることを特徴とする空気調和
    機。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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