JP2918662B2 - 粘着シート - Google Patents

粘着シート

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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、粘着シートに関し、特に印字加熱定着方式
のノンインパクトプリンタ適正に優れた粘着シートに関
する。
「従来の技術」 粘着シートは商業用、事務用、家庭用等非常に広範囲
の用途にラベル、シール、ステッカー、ワッペン等の形
に加工して使用されている。粘着シートは、表面基材と
剥離基体との間に粘着剤層を形成したものであり、表面
基材には紙、フィルム、金属フォイル等が用いられ、剥
離基体としてはグラシン紙のような高密度原紙、クレー
コート紙、ポリエチレンラミネート原紙等にシリコーン
化合物や弗素化合物の如き剥離剤を塗布したものが用い
られる。また、粘着剤としては、ゴム系、アクリル系、
ビニルエーテル系等のエマルジョン、溶剤又は無溶剤型
の各種粘着剤が使用される。かかる粘着シートの内、情
報化社会におけるコンピュータの台頭に伴って、アウト
プット用としてノンインパクトプリンタ用の粘着シート
の需要が、急速に伸びつつある。
従来、この用途のために、粘着シートの剥離基体とし
てグラシン紙が使用されてきた。しかしながら、グラシ
ン紙のように通常の紙以上に高叩解、高密度化した紙を
ノンインパクトプリンタで処理すると、乾燥時、熱に対
する挙動が過敏となっており、トナーの熱定着時に用紙
が変形し、結果として印字後に発生する斜傾による自動
折り畳みスタッカーにおけるスタッキング不良が問題と
なっていた。また、剥離力に起因する転写部や定着部で
の剥離基体からの粘着ラベルの脱落や粘着剤に起因する
シート端部からの粘着剤のはみ出しが問題であった。
「発明が解決しようとする課題」 本発明は、印字加熱定着方式のノンインパクトプリン
タでの用紙斜傾に起因するスタッキング不良、ラベルの
脱落或いは粘着剤のはみ出しを改善した粘着シートを提
供するものである。
「課題を解決するための手段」 本発明は、剥離基体に少なくとも下塗り剤、剥離剤、
粘着剤の各層及び表面基材を順次積層してなり、厚さ方
向に折り畳まれた粘着シートにおいて、剥離基体及び/
又は表面基材が、マイクロ波方式により測定した透過マ
イクロ波強度の最大値と最小値の比が1.0〜1.3であるこ
とを特徴とする粘着シートである。
「作用」 本発明では、剥離基体に剥離剤の浸透を防止する目的
で下塗り剤層が形成されるが、かかる下塗り剤層の主成
分としては、例えば分子量が1000〜10000の乳化剤を2
〜10重量%含有するガラス転移温度が−60〜0℃の水分
散性アクリル酸エステル共重合体樹脂の高分子が使用さ
れる。必要に応じて、下塗り剤層にはセルロース誘導
体、澱粉誘導体等の各種水溶性天然高分子類、ポリビニ
ルアルコールをはじめとする合成高分子類、消泡剤、浸
透剤、湿潤剤、ブロッキング防止用滑剤、レベリング
剤、硬化剤、増粘剤、被膜形成助剤、帯電防止剤、水溶
性可塑剤等を含有させることもできる。
表面基材と剥離基体との接着力は、印字加熱定着方式
のノンインパクトプリンタにおけるラベリング適性と密
接に係わっており、良好な剥離性能を得るには、剥離剤
の引張り強さがJIS K6301法に準じる方法で30kg/cm2
上であることが好ましい。因みに、30kg/cm2未満の場合
には、プリンタ内で粘着ラベルの脱落が発生して用紙の
走行不良やジャミングの発生原因となる。
さらに、剥離基体及び/又は表面基材として繊維の配
列をランダムにして配向性そのものをなくすようにした
ものの使用が望ましい。
即ち、印字加熱定着方式のインパクトプリンタにおい
て、用紙が厚さ方向に折り畳まれるときに、左右に著し
く斜傾するが、これは応力歪みが熱緩和された結果、寸
法が変化したものと考えられる。従って、斜傾を起こさ
ないようにするためには、抄紙時のワイヤーパートやド
ライヤーの乾燥工程において、不均一に抄紙されたパル
プ繊維の応力歪みをできるだけ小さくする必要がある。
このためには、繊維の配向角を0゜に近づけるか、或い
は繊維の配列を全くランダムにして配向性そのものをな
くすという方法が考えられるが、本発明者等は後者の方
法について、鋭意検討、研究を重ねた。
紙の繊維配向性を測定するには、熱膨張法、力学破断
強度法、X線回折法、超音波法、複屈折率法、偏光赤外
線吸収法、NMR法、偏光蛍光法、誘電測定法等がある
が、本発明においては試料を非接触、非破壊、迅速簡便
に測定できるマイクロ波方式を採用した。
マイクロ波とは、300MHz〜30GHz周波数域の電磁波を
称し、この波域は高分子鎖のミクロブラウン運動や主鎖
のねじれ等の局部的分子運動の配向分極に基づく誘電緩
和が観測される領域に対応し、これらの誘電的異方性か
ら分子の配向を評価しようとするもので、空胴共振器系
にセットした試料面に垂直にマイクロ波偏光を照射させ
つつ試料を回転させて、試料の基準方向とマイクロ波偏
光波面との角度を変えてマイクロ波透過強度の角度依存
性を求めるものである。第1図に機械抄き紙(米坪64g/
m2)における透過マイクロ波強度の角度依存性を示す。
透過強度はマシン方向に小さく、巾方向で大きい(マイ
クロ波と分子との相互作用は分子が配向している方向に
強い結果、配向方向で透過強度は小さい)。このことか
ら、配向角(分子鎖軸と基準方向からのずれ)、マイク
ロ波透過強度の最大値、最小値(異方性の指標)を知る
ことができる。
第2図は、実際に本発明による用紙の配向パターンを
示す。本発明者等は斜傾の大きさの度合いと配向パター
ンの関係については鋭意検討した結果、斜傾角δと透過
マイクロ波強度の最大値と最小値の比との間に一定の関
係があることを見出した。
即ち、透過マイクロ波強度の最大値と最小値の比が1.
0〜1.3、より好ましくは1.0〜1.2の範囲であると加熱定
着方式のプリンタにおいて、斜傾角は20゜以下となり殆
どジャミングを発生させることがなく、且つスムーズな
印字が可能となることが判った。
因みに、マイクロ波透過強度の最大値と最小値の比が
1.3より大きくなると斜傾が酷くなり、その比が1.0のと
きは繊維が完全にランダム配向となるが、実際のマシン
抄き紙の場合、いくらかの繊維配向を有しており、1.0
以下にすることはできない。
他方、繊維の配向パターンはマシンの抄紙条件によっ
て決定されるから、マシン上の操作を適切にする必要が
ある。考えられる手段としてはマシン速度、繊維サスペ
ンションジェットの流入速度とワイヤ速度の比(J/W
比)、ワイヤシェーキ、ホーミングボードやせき板の配
置、ダンディロール等の適性化が挙げられる。これらの
1つ又は2つ以上を組合わせることによって、マイクロ
波透過強度の最大値と最小値との比を1に近づけること
は可能であるが、紙の地合等、他の性質との調和を図る
必要があることは言うまでもない。
しかしながら、マシン速度及びJ/W比の最適値等はマ
シンの種類によって異なるものであり、これを総括的に
数値化等することは不可能である。
なお、本発明の粘着シートを構成する方法は、常法に
従って、例えば剥離シート上に溶剤型粘着剤、エマルジ
ョン型粘着剤、ホットメルト型粘着剤等を塗布し、必要
に応じて乾燥することにより、粘着剤層を形成するもの
であるが、該粘着剤層の引張り強さがJIS K6301に準じ
る方法で5kg/cm2以上であると、印刷機で粘着シートを
ダイカット、或いはシートカットした際にカット刃や断
裁面への粘着剤の付着が抑制されるために好ましい実施
態様の1つである。
次いで、上記粘着剤層上に表面基材を貼合わせて、調
湿等を行い粘着シートに仕上げられる。
「実施例」 以下に、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明す
るが、それらの実施例に限定されるものではない。な
お、特に断らない限り、例中の塗布量、部数、混合割合
等は全て重量固形分で示した。
実施例1 晒針葉樹クラフトパルプ(NBKP)30部と晒広葉樹クラ
フトパルプ(LBKP)70部からなるパルプ配合に、対パル
プ当たりサイズ剤1.3%、填料5%を添加して紙料を調
成した後、長網マシンを用いて米坪64g/m2の上質紙を抄
紙した。このときの抄紙条件は、マシン速度600m/分、
パルプスラリー流出速度(ジェット)とワイヤーの速度
比(J/W比)は1.015であった。そして、抄紙後のマシン
取り巾3200mmの紙を得た。次にこの紙の透過マイクロ強
度を測定するために巾方向に381mm巾で8区分に断裁し
た(抄紙機の操作側からそれぞれNo.1、No.2…No.8の試
料Noを付した)。このようにして断裁した8種類の紙試
料を神崎製紙株式会社製の分子配向計(MOA−2001A)に
より透過マイクロ波強度の角度依存性を測定し、その結
果を第1表に示した。また、上記3200mm巾の上質紙を16
00mm巾に半裁し、表面基材用原紙及び剥離基体用原紙と
した。
一方、分子量2500の乳化剤を2%含有するアクリル酸
ブチル−アクリロニトリル−アクリル酸の3元共重合体
〔商品名;リカボンドET−L−924−1(ガラス転移温
度=−14゜C)/中央理化工業(株)社製〕100部と分
子量2500の乳化剤を2%含有するアクリル酸ブチル−ア
クリロニトリル−メタクリル酸メチル−アクリル酸の4
元共重合体〔商品名;リカボンドET−L−924−2(ガ
ラス転移温度=48゜C)/中央理化工業(株)社製〕20
部を混合した水性共重合体に、ポリビニルアルコール10
部、グリセリン1部、コロイダルシリカ2部、消泡剤0.
1部を添加して濃度40%の下塗り層用水性処理液を調製
した。
この下塗り層用水性処理液を上記1600mm巾の剥離基体
用原紙にロッドブレードコーターで乾燥塗布量が4g/m2
となるように塗布乾燥して下塗り層を有する剥離基体を
得た。
次に、この下塗り層上にシリコーン剥離剤(商品名;B
Y24−162:引張り強さ40kg/cm2/トーレ・ダウ・コーニン
グシリコーン(株)社製)の9%トルエン溶液を乾燥塗
布量が1g/m2となるように、バーコーターで塗布乾燥し
て剥離シートを得た。
この剥離シートの剥離剤塗布面にアクリル系エマルジ
ョン粘着剤(商品名;オリバインBPW−5082−2:引張り
強さ8.0kg/cm2/東洋インキ製造(株)製)をリバースロ
ールコーターで乾燥塗布量が20g/m2となるように塗布乾
燥した。次ぎに、この粘着剤層上に前記1600mm巾の表面
基材を重ねてプレスロールで貼合わせて粘着シートを得
た。
他方、このようにして得られた粘着シートを381mm巾
で4区分に断裁した(一方の端から順次No.1、No.2…N
o.4とそれぞれNoを付した)。
次に、上記381mm巾からなる長尺の各紙試料にマージ
マルパンチ加工を施し、長さ方向(抄紙方向)280mm毎
にミシン目を入れ、且つその部分に折り畳んでいき(フ
ォーム印刷機により折り目を付ける)、381mm×280mm
(連続)換算で約100mm(約1000枚に相当)の高さの折
畳まれた紙試料を準備し、ノンインパクトプリンタ(商
品名;MELCOM8270/三菱電機(株)製)に通紙し、斜傾角
を測定した。得られた結果を第2表に示した。
(備考) (注−1) R:透過マイクロ波強度の最大値と最小値
の比 (注−2) 分子配向計による測定: 分子配向計は、試料挿入部を設けた矩形導波管から構
成される空胴共振器系からなる。シート試料面に垂直方
向にマイクロ波偏波を照射し、シート面の法線軸の回り
にシートを回転して、1度毎に360点の透過マイクロ波
強度を検出しプロットした(例;第1図及び第2図) 実施例2 晒針葉樹クラフトパルプ(NBKP)10部と晒広葉樹クラ
フトパルプ(LBKP)90部からなるパルプスラリーに、対
パルプ当たりサイズ剤を1.5%、填料8%をそれぞれ添
加し、長網マシンを用いて米坪60g/m2の上質紙を抄造し
た。このときのマシン条件は、抄速590m/分、ジェット
とワイヤーの速度比(J/W比)は1.010であった。抄紙
後、取り幅3200mmの上質紙を得た。次に、実施例1と同
様にして、各紙試料の透過マイクロ波強度の角度依存性
を測定した。得られた結果を第3表に示した。
また、上記の上質紙を1600mm巾に半裁し、表面基材用
原紙及び剥離基体用原紙とし、実施例1と同様にして粘
着シートを製造し、得られた粘着シートの通紙適性を評
価し、その結果を第4表に示した。
(備考) R;透過マイクロ波強度の最大値と最小値の比 実施例3 新聞紙を原料としたフリーネス240ml(CSF)の再生パ
ルプをダブルディスクリファイナーで叩解し100mlのフ
リーネスとした。この再生パルプ10部とそれぞれフリー
ネスが500mlとなるように叩解したLBKP70部及びNBKP20
部を配合して得たパルプスラリーに、タルクを紙灰分が
6%となるように添加し、さらにサイズ剤としてロジン
サイズを絶乾パルプに対して、1.4%添加して米坪64g/m
2の原紙を抄造した。このときのマシン条件は、抄速400
m/分、ジェットとワイヤーの速度比(J/W比)は1.020で
あった。抄紙後、取り巾1600mmの上質紙を得た。次にこ
の紙を巾方向に381mm巾で4区分に断裁し、実施例1と
同様にして、透過マイクロ波強度の角度依存性を測定し
た。得られた結果を第5表に示した。
このようにして得られた上質紙を用いて、実施例1と
同様にして粘着シートを製造し、この粘着シートを用い
てプリンタ通紙適性を評価した。その結果を第6表に示
した。
比較例1 晒針葉樹クラフトパルプ(NBKP)28部と晒広葉樹クラ
フトパルプ(LBKP)72部からなるパルプスラリーに、対
パルプ当たりサイズ剤を0.8%、填料7%をそれぞれ添
加し、長網マシンを用いて米坪64g/m2の上質紙を抄造し
た。このときのマシン条件は、抄速600m/分、ジェット
とワイヤーの速度比(J/W比)は1.025であった。抄紙
後、取り巾3200mmの原紙を得た。次にこの紙を実施例1
と同様にして、断裁、透過マイクロ波強度の角度依存性
を測定した。得られた結果を第7表に示した。
また、上記原紙を用いて、実施例1と同様にして粘着
シートを製造し、この粘着シートを用いてノンインパク
トプリンタ通紙適性を評価した。得られた結果を第8表
に示した。
実施例4 表面基材として、比較例1の米坪64g/m2の上質紙を用
いた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを製造
し、ノンインパクトプリンタ通紙適性を評価した。得ら
れた結果を第9表に示した。
実施例5 剥離基体として、比較例1の米坪64g/m2の上質紙を用
いた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを製造
し、ノンインパクトプリンタ通紙適性を評価した。得ら
れた結果を第10表に示した。
なお、斜傾角が20゜以下であればプリンタの通紙適性
としては問題のないレベルであった。
(通紙適性) ○;ジャミングが全く発生せず、良好。
△;ジャミングが発生することもあるが、実用上問題の
ないレベルであった。
×;著しくジャミングが発生し、問題である。
実施例6 剥離剤として(商品名)X−62−2402(引張り強さ35
kg/cm2/信越化学工業(株)製)を用いた以外は実施例
1と同様にして粘着シートを製造したところ、ノンイン
パクトプリンタ通紙適性は良好であった。
比較例2 剥離剤として(商品名)SRX−211(引張り強さ15kg/c
m2/トーレ・ダウ・コーニング・シリコーン(株)製)
を用いた以外は実施例1と同様にして粘着シートを製造
したところ、粘着ラベルの剥離力が小さ過ぎ、ラベルが
ノンインパクトプリンタ内で脱落するケースがあった。
実施例7 粘着剤をアクリル系エマルジョン粘着剤(商品名;ニ
カゾールTS−1215:引張り強さ11.5kg/cm2/日本カーバイ
ド(株)製)とした以外は実施例1と同様にして、粘着
シートを製造したところ、ノンインパクトプリンタでの
通紙適性は良好であった。
比較例3 粘着剤をアクリル系エマルジョン粘着剤(商品名;ニ
カゾールL−122:引張り強さ2.5kg/cm2/日本カーバイド
(株)製)とした以外は実施例1と同様にして粘着シー
トを製造したところ、粘着シートをダイカット及びシー
トカットする際にカット刃やカット面に接着剤が付着
し、ノンインパクトプリンタ内でロール汚れを発生させ
た。
「効果」 実施例から明らかなように、本発明の粘着シートは印
字加熱定着方式のノンインパクトプリンタでの用紙の斜
傾は起こらず、極めて優れた通紙適性を有するものであ
った。
【図面の簡単な説明】
第1図は機械抄き紙の分子配向計による測定結果を示す
1例。 第2図は本発明による上質紙の分子配向計による測定
例。 第3図は斜傾角の定義を示す。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−251967(JP,A) 特開 平2−251694(JP,A) 特開 平2−217862(JP,A) 特開 昭58−41991(JP,A) 特開 昭59−31186(JP,A) 特開 昭63−270196(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D21H 11/00 - 27/42 C09J 7/00 - 7/04 G03G 7/00 101 B42D 15/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】剥離基体に少なくとも下塗り剤、剥離剤、
    粘着剤の各層及び表面基材を順次積層してなり、厚さ方
    向に折り畳まれた粘着シートにおいて、剥離基体及び/
    又は表面基材が、マイクロ波方式により測定した透過マ
    イクロ波強度の最大値と最小値の比が1.0〜1.3であるこ
    とを特徴とする粘着シート。
  2. 【請求項2】JIS K6301に基づく剥離剤の引張り強さが
    30kg/cm2以上である請求項(1)記載の粘着シート。
  3. 【請求項3】JIS K6301に基づく粘着剤の引張り強さが
    5kg/cm2以上である請求項(1)記載の粘着シート。
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