JP2918415B2 - 自動溶接方法 - Google Patents
自動溶接方法Info
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Description
(被溶接物)どうしを溶接する自動溶接機や溶接ロボット
等に関するものである。
等による溶接を行なう際には、作業対象であるワ−ク
(被溶接物)相互間のギャップ、段差等の形状を検知し、
その検知結果に応じた溶接条件により溶接を実行するこ
とが行なわれているが、精密な溶接作業を行なうために
は、その作業対象であるワ−クの形状を正確に認識して
溶接条件を決定する必要がある。
報、特開平3−52774号公報、特開平3−2075
77号公報などには、光学式センサを用い作業ワ−クに
レ−ザ光等を照射することにより画像デ−タを得てか
ら、その画像デ−タに基づいてワ−クの形状を認識する
技術が開示されているほか、特開平3−142069号
公報などには、タッチセンサを用いてギャップを検出し
た後、そのギャップに応じた最適な溶接条件のもとで自
動溶接を行なう技術が開示されている。
た光学式センサを用いる技術では、ワ−ク(被溶接物)相
互間のギャップや段差をセンサにより検出する手段は提
案されているが、検出後に具体的にどのように自動溶接
を行なうかについては検討されておらず、検出から自動
溶接を行なうまでの一連の作業が統括的に考えられな
い。
ッチセンサによるギャップ検出後に、そのギャップに応
じた最適な溶接条件のもとで自動溶接が行なわれるが、
その記載のみで具体的な自動溶接についての説明はな
い。また、タッチセンサを用いてワ−クとの接触により
形状を検出しているが、このようなセンシング手段では
故障や摩耗が多く、処理時間が長いなどの短所もある。
になされたもので、被溶接物相互間の溶接部分の形状に
応じ常に最適な溶接条件で溶接を行なえるようにして、
高品質な製品を作成できるようにした自動溶接方法を提
供するこを目的とする。
め、本発明の自動溶接方法では、一対の被溶接物どうし
を自動溶接すべく、前記一対の被溶接物の表面位置を検
出する光学式位置検出手段と、当該光学式位置検出手段
の検出結果に基づいて前記一対の被溶接物どうしの溶接
部分の形状を解析して認識する解析処理手段と、前記一
対の被溶接物に対して溶接を施す溶接ロボットと、当該
溶接ロボットの作動を制御する制御手段とがそなえられ
るとともに、前記制御手段に、前記一対の被溶接物どう
しの溶接部分の各種形状に対応する各溶接条件と補正値
を所定ナンバ−を付して予め記憶する記憶手段がそなえ
られ、前記一対の被溶接物どうしの溶接部分について予
め教示を行なうことにより溶接予定線の始点および終点
の位置を求め、該溶接予定線の始点および終点を前記記
憶手段および解析処理手段に記憶させておき、前記溶接
ロボットによる再生作動時には、前記解析処理手段にお
いて、前記光学式位置検出手段の検出結果に基づき、前
記一対の被溶接物どうしの溶接部分の形状を解析した
後、該溶接部分の解析結果に基づいて前記一被溶接物の
溶接部に対向する端部位置を求め、該端部位置と教示時
の溶接予定線の始点および終点の位置とのズレ量をそれ
ぞれ求めるとともに、前記溶接予定線に対応する前記一
対の被溶接物どうしの溶接部分の形状を認識して該形状
に適した所定ナンバ−を決定してから、前記ズレ量およ
び前記所定ナンバ−を前記解析処理手段から前記制御手
段へ転送し、前記制御手段において、転送されてきた所
定ナンバ−に対応する補正値を前記記憶手段より読み出
し、該補正値、転送されてきたズレ量および前記記憶手
段に記憶された前記溶接予定線の始点および終点とに基
づいて前記再生作動時における実溶接線の始点および終
点の位置を求めるとともに、転送されてきた所定ナンバ
−に対応する溶接条件を前記記憶手段から読みだし、前
記実溶接線の始点および終点の位置と読み出された溶接
条件に基づいて前記一対の被溶接物どうしの溶接部分を
自動溶接することを特徴とする。
置検出手段の検出結果に基づいて、解析処理手段により
一の被溶接物の端部位置と教示時の溶接予定線の始点お
よび終点の位置のズレ量を求め、所定ナンバ−を転送す
る際にこのズレ量とともに制御手段に転送される。そし
て、制御手段により、転送されてきた所定ナンバ−に対
応する溶接条件および補正値が記憶手段から読み出さ
れ、読み出された補正値、転送されてきたズレ量および
教示時の溶接予定線の始点および終点の位置から実溶接
線の始点および終点の位置を求めるとともに溶接条件に
基づき溶接ロボットの作動が制御され、当該溶接部分が
自動溶接制御される。このため、解析処理手段の処理負
担も軽減される。
にして説明する。
明するためのフロ−チャ−ト、図2はその方法を適用さ
れた装置の外観を模式的に示す斜視図、図3(a)〜(c)は
それぞれ本実施例の被溶接物を示す平面図、正面図およ
び側面図、図4は本実施例におけるセンシング作動を説
明するための模式的な斜視図、図5はコ形部材の寸法を
示す正面図、図6は溶接ロボットにより予め教示して求
められる溶接予定線の始点および終点の位置を示す斜視
図、図7は本実施例のコンピュ−タのメモリに記憶され
るワ−ク形状に応じた溶接予定線と所定ナンバ−とのテ
−ブル例を示す図、図8は本実施例のロボットコントロ
−ラのメモリに記憶される所定ナンバ−に応じた溶接条
件のテ−ブル例を示す図、図9は本実施例においてコン
ピュ−タからロボットコントロ−ラに転送されるデ−タ
例を示す図である。
状部材、2はコ形部材であって、所定位置に配置されて
いる。角柱状部材1はこの頂部に予めプレ−ト3がその
外周を溶接することにより取り付けられている。また、
コ形部材2は第1板状部分4と、この第1板上部4に略
直交する第2板状部5およびこの第2の板状部5に略直
交し第1板状部4に対向する第3板状部6とを有してな
る断面コ字形状が形成されており、角柱状部1とコ形部
材2とを相互に溶接する際に、角柱状部材1とコ形部材
2との間の後述する3本の溶接線7A〜7Cの位置を検
出し、各溶接線7A〜7Cについて自動溶接を行なうも
のである。なお、コ形部材2のコ字断面の寸法は、図5
に示す如く、全て公知であるものとする。
それぞれ、その外側平面1A、2Aをyz平面に対し略
平行に配設されている(つまり溶接線7A〜7Cはyz
平面に略平行になっている)。そして、角柱状部材1の
外側平面1Aに、この角部1Dに沿ってコ形部材2のコ
形断面端2Aを対向隣接配設し、コ形部材2の第1板状
部4の外側面2Bおよび第2板状部5の外側面2Cとを
角柱状部材1の一外側平面1Bおよびこの一外側平面1
Bに直交する他外側平面1Cに対しそれぞれ略平行にし
て配設されている。
面位置を検出するための光学式位置センサであって、光
(例えば、レ−ザ光)を発光して両部材1、2の表面にス
ポット状に照射する発光部と、この発光部から照射され
た後に各部材1、2表面にて反射される反射光を受光す
る受光部とで構成されている。
は、溶接用ロボット11のア−ム先端に取り付けられて
おり、センシング作動時に図4に示すような所定位置に
移動されるようになっており、各位置において、図示し
ない駆動機構により駆動されてコ形部材2の各板状部分
4〜6の辺2a〜2cに交差する方向への検出線8に沿
ってセンシング作動するようになっている。
自体を全体的に駆動するものであってもよいし、また、
位置センサ10内においてミラ−等を用い発光部からの
光の照射方向を変更するものであってもよい。また、位
置センサ10からの光は、図2および図4に示すよう
に、コ形部材2のそれぞれの板状部4〜6の略直上から
照射され、上記駆動機構にて位置センサ10を駆動する
ことにより、各板状部4〜6の表面位置が、各辺2a〜
2cに交差する方向への検出線8に沿って検出されるよ
うにされている。
得られた受光デ−タ(例えば光経路差デ−タ、反射光強
度等)に基づき、位置センサ10とコ形部材2の各板状
部4〜6の表面との距離が得られ、コ形部材2の辺2a
〜2c上の位置がエッジとして検出されるようになって
いる。本実施例では、上述のようなセンシング作動を図
4に示すように3回行なって、第1板状部分4の辺2a
上の2カ所の位置P1,P2、第2板状部分5の辺2b上
の2カ所の位置P3,P4、第3板状部分6の辺2c上の
1カ所の位置P5との計5カ所の位置を検出している。
ュ−タであって、位置センサ10による検出結果(位置
P1〜P5),角柱状部材1の位置およびコ形部材2の各
板状部分4〜6の寸法,形状に基づいて、部材1、2か
らなる溶接部分の形状つまり部材1と部材2の各板状部
分との間のギャップを演算・検出(自動認識)するととも
に、コ形部材のコ形断面端2Aの各辺2a〜2cの端部
位置a1,a2,b1,b2,c1,c2を演算するものであ
る。
柱状部材1の板厚.コ形部材2の板厚,部材1と2間の
ギャップおよび段差に応じて、所定ナンバ−が図7に示
すように各溶接予定線7a〜7cごとに格納されてい
る。
10による検出結果に基づいて算出されたコ形部材2の
コ形断面2Aの端部位置a1,a2,b1,b2,c1,c2
と、図6に示す如く、部材1,2どうしの溶接部分につ
いて予め教示(ティ−チング)を行なうことにより得られ
たメモリ−に格納された各溶接予定線7a〜7cの始点
(Q1,Q2,Q3)および終点(Q4,Q5,Q6)の位置との
ズレ量(Δxa1,Δya1,Δza1,…)を算出し、そ
のズレ量と、前記デ−タから読み出された所定ナンバ−
とを各溶接予定線ごとに図9に示すようなデ−タとして
ロボットコントロ−ラ20に転送するものである。
に対して溶接を施す溶接ロボット11および位置センサ
10の作動を制御するもので、部材1、2の3種類の溶
接部分の形状(板厚,ギャップ)に対応する各種溶接条件
(溶接電流,溶接電圧,溶接速度、ト−チ姿勢デ−タの
後退角と傾き角)と補正値aを所定ナンバ−を付して図
9に示すようなテ−ブルとして予め記憶する記憶手段
(図示ぜず)を有している。ここで、ト−チ姿勢デ−タで
ある後退角,倒れ角は、溶接ロボット11のア−ム先端
に取り付けられるト−チ11aの溶接時姿勢を決定する
もので、それぞれ図3(b)、(c)に示すように規定されて
いる。また、補正値aは、ギャップおよび段差に応じて
設定されるもので、コ形部材2のコ形端面2Aからの実
際の各溶接線7A〜7Cの位置を決めるものである。ま
た、上記記憶手段は、部材1、2どうしの3種類の溶接
部分について予め教示(ティ−チング)を行なうことによ
り得られた各溶接予定線7a〜7cの始点(Q1,Q2,
Q3)および終点(Q4,Q5,Q 6)の位置も予め格納され
ている。
は、図8に示すようなデ−タをコンピュ−タ15から受
け、そのデ−タ中の所定ナンバ−に対応する各溶接条件
と補正値aを各溶接予定線7a〜7cごとに前記記憶手
段から読み出すとともに、各溶接予定線7a〜7cの始
点(Q1,Q2,Q3)および終点(Q4,Q5,Q6)と前記テ
−ブルから読み出された補正値aとに基づいて、仮溶接
線の始点および終点の位置を演算し、この始点および終
点の位置にズレ量を加算することにより実際の溶接線7
A〜7Cの始点(A1,A3,A5)および終点(A2,A4,
A6)の座標を算出し、読み出された溶接条件と、実際の
溶接線7A〜7Cの始点および終点の座標,ト−チ11
aの後退角および倒れ角とに基づいて、溶接ロボット1
1の作動を制御し部材1、2どうしの3種類の溶接部分
を自動溶接制御するものである。
して記憶される溶接条件は、部材1、2の板厚、ギャッ
プ等の形状に応じて予め実験等により求められた最適の
ものである。
措置による、部材1、2相互間の3種類の溶接線*の自
動溶接制御プロセスを、図1により説明する。まず、本
実施例では、部材1、2どうしの3種類の溶接部分につ
いて予め教示(ティ−チング)を行なうことにより溶接予
定線7a〜7cの始点および終点の位置を求め、その溶
接予定線7a〜7cの始点および終点をコンピュ−タ1
5およびロボットコントロ−ラ20の記憶手段に記憶さ
せておく。また、部材1、2の板厚をコンピュ−タ15
に入力する。
サ10により、第1板状部分4、第2板状部分5および
第3板状部分6の順に、各板状部分4〜6の略直上方向
から、例えば図3に示すような5カ所に順次移動・配置
し、同様のセンシング作動を3回行なって、各板状部分
の各辺2a〜2dの5カ所の位置P1〜P5を検出する。
センサ10の検出結果である位置P 1〜P5のデ−タに基
づいて、コ形部材2の位置を求め、それらの位置から、
角柱状部材1とコ形部材2との間のギャップ、段差を各
溶接部分ごとに求めるとともに、2a上で検出された2
カ所の位置P1、P2を結んだ直線L1と、辺2b上の位
置P3、P4を結んだ直線L2と、辺2dで検出された1
カ所の位置P5を通り直線L1に直交する直線L3との交
点位置を求める。そして、この交点位置は、第3板状部
分6の一端位置c1であることから、その交点位置をコ
形部材2の各板状部分4〜6の寸法11〜13に基づい
て、コ形部材2の全端部位置a1,a2,b1,b2,
c1,c2を算出する。
溶接部分ごとに、部材1、2の板厚と、端部位置a1,
a2,b1,b2,c1,c2におけるギャップ、段差とに
応じて、図7に示すテ−ブルから所定ナンバを読み出す
とともに、算出されたコ形部材2のコ形断面2Aの端部
位置a1,a2,b1,b2,c1,c2と溶接予定線7a〜
7cの始点および終点の位置との各ズレ量を求め、これ
らのズレ量と、所定ナンバ−とが図9に示すようなデ−
タとしてコンピュ−タ15からロボットコントロ−ラ2
0へ、各溶接部分ごとに転送される。
ットコントロ−ラ20では、各溶接部分ごとに転送され
てきた所定ナンバ−に対応する補正値aを図8に示すよ
うなテ−ブルから読み出して、この補正値aと各溶接予
定線の始点(Q1,Q2,Q3)および終点(Q4,Q5,Q6)
とに基づいて、仮溶接線の始点および終点の位置を演算
し、この始点および終点の位置に転送されてきたズレ量
を加算することにより実際の溶接線7A〜7Cの始点お
よび終点の位置を求めた後、所定ナンバ−に対応する溶
接条件を読み出し、実際の溶接線7A〜7Cこの始点
(A1,A3,A5)および終点(A2,A4,A6)の位置まで
の自動溶接を、それぞれ所定ナンバで指定された最適な
溶接条件に基づいて行なわれる。
部材2の各板部分4〜6の各辺2a〜2c上の5カ所の
位置(エッジ位置)を非接触で検出し、その検出結果に基
づいてコ形部材2の形状(ギャップ等)と各位置(P1〜P
5)とを正反射の影響を受けることなく得ることができ、
この各位置に基づいて算出された各端部位置(a1,
a 2,b1,b2,c1,c2)と溶接予定線の各位置とのズ
レ量を確実かつ正確に算出することができ、さらには、
そのズレ量と補正値から得られた実溶接線7A〜7と、
部材1、2の溶接部分の形状に対応した適切な溶接条件
を選択することにより自動溶接するようになっているの
で、優れた品質の製品を作成することができる。
圧、溶接速度、倒れ角、後退角といった溶接条件は、予
め所定ナンバ−を付されてロボットコントロ−ラ20側
の記憶手段に記憶されており、コンピュ−タ15側から
は部材1、2の溶接部分の形状に対応した所定ナンバ−
を転送するだけで、最適な溶接条件を選択できるように
なっているので、コンピュ−タ15からロボットコント
ロ−ラ20へ転送すべきデ−タを所定ナンバ−とズレ量
とだけにすることができ、転送時間を短縮することがで
きる。
コンピュ−タ15側のメモリで格納する必要がなくな
り、コンピュ−タ15側ではROMにソフトウエアを格
納することができる。また、コンピュ−タ15のROM
にソフトウエアを格納しても、ロボットコントロ−ラ2
0側で溶接条件を格納しているため、溶接条件を変更す
ることが容易にできる。
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を免脱しない範囲の設計変更
等があってもこの発明に含まれる。例えば、上記実施例
では、角柱部材1およびコ形部材2からなる継手に適用
した場合について説明したが、本発明の方法は、これに
限定されるものではなく、他の種手の継手にも上記実施
例と同様に適用され上記実施例と同様の作用効果が得ら
れる。
方法によれば、光学式位置検出手段の検出結果に基づい
て、解析処理手段により溶接部分の形状を解析して、そ
の解析結果に基づいて算出される各溶接部分の端部位置
と溶接予定線の始点および終点の位置とのズレ量と、溶
接部分の形状に適した情報として所定ナンバ−とを解析
処理手段から制御手段へ転送し、制御手段により、転送
されてきた所定ナンバ−に対応する溶接条件と補正値を
記憶手段から読み出し、この転送されてきたズレ量と補
正値に基づいて実溶接線を決定した後、溶接条件に基づ
き溶接ロボットの動作を制御して当該溶接部分を自動溶
接制御するように構成したので、溶接部分の形状が非接
触で検出され従来のような不具合が解消できるほか、自
動認識された溶接部分の形状に対応した最適な溶接条件
を選択でき、高水準な品質条件を満たす溶接を行なえ
る。また、解析処理手段の処理負担が軽減される。
れて制御手段側に記憶手段に記憶されており、解析処理
手段側からは被溶接物の溶接部分の形状に対応した所定
ナンバ−とズレ量とを転送するだけで、最適な溶接条件
を選択できるようになっているので、解析処理手段から
制御手段へ転送すべきデ−タ量を少なくでき、転送時間
を短縮できる効果もある。
を説明するためのフロ−チャト図である。
された装置の外観を模式的に示す斜視図である。
図、正面図および側面図である。
するための模式的な斜視図である。
す正面図である。
め教示して求められる溶接余生線の始点および終点の位
置を示す斜視図である。
に記憶されるワ−ク形状に応じた溶接予定線と所定ナン
バ−とのテ−ブル例を示す図である。
のメモリに記憶される所定ナンバ−に応じた溶接条件の
テ−ブル例を示す図である。
ットコントロ−ラに転送されるデ−タ例を示す図であ
る。
段) 11 溶接ロボット 15 コンピュ−タ(解析処理手段) 20 ロボットコントロ−ラ(制御手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 一対の被溶接物どうしを自動溶接すべ
く、前記一対の被溶接物の表面位置を検出する光学式位
置検出手段と、当該光学式位置検出手段の検出結果に基
づいて前記一対の被溶接物どうしの溶接部分の形状を解
析して認識する解析処理手段と、前記一対の被溶接物に
対して溶接を施す溶接ロボットと、当該溶接ロボットの
作動を制御する制御手段とがそなえられるとともに、 前記制御手段に、前記一対の被溶接物どうしの溶接部分
の各種形状に対応する各溶接条件と補正値を所定ナンバ
−を付して予め記憶する記憶手段がそなえられ、前記一
対の被溶接物どうしの溶接部分について予め教示を行な
うことにより溶接予定線の始点および終点の位置を求
め、該溶接予定線の始点および終点を前記記憶手段およ
び解析処理手段に記憶させておき、 前記溶接ロボットによる再生作動時には、前記解析処理
手段において、前記光学式位置検出手段の検出結果に基
づき、前記一対の被溶接物どうしの溶接部分の形状を解
析した後、該溶接部分の解析結果に基づいて前記一被溶
接物の溶接部に対向する端部位置を求め、該端部位置と
教示時の溶接予定線の始点および終点の位置とのズレ量
をそれぞれ求めるとともに、前記溶接予定線に対応する
前記一対の被溶接物どうしの溶接部分の形状を認識して
該形状に適した所定ナンバ−を決定してから、前記ズレ
量および前記所定ナンバ−を前記解析処理手段から前記
制御手段へ転送し、 前記制御手段において、転送されてきた所定ナンバ−に
対応する補正値を前記記憶手段より読み出し、該補正
値、転送されてきたズレ量および前記記憶手段に記憶さ
れた前記溶接予定線の始点および終点とに基づいて前記
再生作動時における実溶接線の始点および終点の位置を
求めるとともに、転送されてきた所定ナンバ−に対応す
る溶接条件を前記記憶手段から読みだし、前記実溶接線
の始点および終点の位置と読み出された溶接条件に基づ
いて前記一対の被溶接物どうしの溶接部分を自動溶接す
ることを特徴とする自動溶接方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10148493A JP2918415B2 (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 自動溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10148493A JP2918415B2 (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 自動溶接方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06304759A JPH06304759A (ja) | 1994-11-01 |
JP2918415B2 true JP2918415B2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=14301992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10148493A Expired - Lifetime JP2918415B2 (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 自動溶接方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2918415B2 (ja) |
-
1993
- 1993-04-27 JP JP10148493A patent/JP2918415B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH06304759A (ja) | 1994-11-01 |
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JPH05212540A (ja) | 自動溶接装置 |
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