JP2917888B2 - 小型雪上車 - Google Patents
小型雪上車Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
- B62M27/00—Propulsion devices for sledges or the like
- B62M27/02—Propulsion devices for sledges or the like power driven
- B62M2027/023—Snow mobiles characterised by engine mounting arrangements
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
の設けられたエンジンが車体の前頭部に搭載された小型
雪上車に関する。
は、一般に跨乗式の着座シートを有する車体の下部前半
に操舵用の橇が設けられ、車体の下部後半に駆動用のク
ローラが備えられている。また、車体の前頭部に設けら
れたエンジンルーム内にエンジンが搭載され、このエン
ジンの動力によりクローラが駆動されて走行するように
なっている。
であることからエンジンルーム内の容積も非常に限られ
ており、大型のエンジンを搭載することができない。こ
のため、小型軽量で高出力の得られる2サイクルエンジ
ンが多用されている。さらに、この2サイクルエンジン
には出力向上のため排気時期制御装置が設けられる場合
がある。
ジンの排気ポートに設置されて排気ポートの開口タイミ
ングを変化させる排気時期制御バルブと、エンジン回転
数に応じて作動する駆動用モータと、駆動用モータの動
力を排気時期制御バルブに伝達する操作ケーブルとを備
えて構成されており、エンジン回転数が低い時には排気
時期を遅め、エンジン回転数が高くなるにつれて排気時
期を早めていくことによりエンジン出力を最大限に発揮
させるものである。
ースの都合によりエンジンに直接取り付けられていた。
期制御装置をエンジンに直接取り付けると、エンジンの
発する激しい振動により排気時期制御装置の駆動用モー
タが故障したり、誤作動を起こす懸念がある。
に排気マフラが配設されており、高熱を発する排気マフ
ラが駆動用モータの直ぐ近くに位置することになるの
で、駆動用モータにとっては熱害を受けやすい劣悪な環
境となっている。
ンフードにはエンジンルーム内冷却用のエアインレット
が設けられているが、このエアインレットから走行中に
吹き込んでくる雪が駆動用モータに付着して駆動用モー
タを故障させる懸念もある。
すれば、エンジン振動や排気マフラによる熱害、雪の付
着による故障等から駆動用モータを保護することができ
るが、こうすると駆動用モータを排気時期制御バルブに
繋ぐ操作ケーブルの長さが長くなるため、高精度な排気
時期制御を行い難くなる。
めになされたもので、その第一の目的は、エンジンに設
けられる排気時期制御装置の駆動用モータをエンジン振
動から保護することにある。
御装置の操作ケーブルを長くすることなく、駆動用モー
タを熱害や雪の付着による故障から保護することにあ
る。
め、本発明に係る小型雪上車は、請求項1に記載したよ
うに、排気時期制御バルブと駆動用モータと操作ケーブ
ルとを備えてなる排気時期制御装置がエンジンに設けら
れ、このエンジンが車体の前頭部に搭載された小型雪上
車において、エンジンに防振的に接続された吸気装置に
排気時期制御装置の駆動用モータを設けた。
た吸気装置に排気時期制御装置の駆動用モータを設けれ
ば、エンジンの振動が駆動用モータに伝わらなくなるの
で、駆動用モータをエンジン振動から保護することがで
きる。
2に記載したように、エンジンの前方に排気ポートおよ
び排気マフラを設けてエンジンの後方に吸気ポートおよ
び吸気装置を設け、排気時期制御装置の駆動用モータ
を、エンジンの最上部と同等な高さに位置するように吸
気装置に設けた。
の間にエンジンが介在し、このエンジンが排気マフラの
熱を駆動用モータに対して遮蔽するので、駆動用モータ
をエンジンから大きく遠ざけることなく排気マフラの熱
から駆動用モータを保護することができ、排気時期制御
装置の操作ケーブルも最短になる。また、駆動用モータ
をエンジンフードの後上面に近付けてエアインレットか
ら吹き込んでくる雪の付着を防止することができる。
て図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実
施形態を示す小型雪上車の左側面図である。
体2の前下部に左右一対の操舵用橇3が左右回動可能に
設置され、上記車体2の後半下部にはクローラ4が設け
られている。このクローラ4は、例えば前端に配置され
た駆動輪5と、後端に配置された従動輪6と、数個の中
間輪7と、サスペンション機構8と、各車輪5〜7の周
囲に巻装された無限軌道9とを備えて構成されている。
設置され、その左右両側に一段低いステップ12が設けら
れている。そして、上記着座シート11の前方には操舵用
橇3を左右に操舵するハンドルバー13と、ウィンドシー
ルド14が設けられている。
15が設けられ、その内部がエンジンルーム16となってい
る。このエンジンルーム16内にはエンジン17が搭載さ
れ、このエンジン17の動力が図示しない動力伝達装置を
介してクローラ4の駆動輪5に伝達され、駆動輪5が無
限軌道9を駆動して小型雪上車1を走行させるようにな
っている。なお、エンジンフード15にはエアインレット
18が設けられており、ここから導入される外気によりエ
ンジンルーム16内が冷却される。
座して両足を左右のステップ12に載せ、両手でハンドル
バー13を握って操舵用橇3を操舵しながらエンジン17の
出力をコントロールし、小型雪上車1の進行方向および
進行速度を定めて走行する。図2は、エンジン17を拡大
した左側面図であり、図3はエンジン17の平面図であ
る。このエンジン17は、例えば2サイクルの直列3気筒
エンジンであり、そのクランクケース20内に車幅方向に
延びるクランク軸21が軸支され、クランクケース20の上
面には3基のシリンダアッセンブリ22が同じく車幅方向
に配列されている。
ポート23はエンジン17の前方に向かって開口しており、
この排気ポート23に排気マフラ24が接続される。排気マ
フラ24はエンジンルーム16内で湾曲し、車体の後方に延
びている。
方に向かって開口する3つの吸気ポート25が横並びに設
けられており、これらの吸気ポート25にインレットパイ
プ26を介して3台のキャブレタ27が接続され、各キャブ
レタ27の後部は樹脂製のエアサイレンサ(エアクリー
ナ)28に連結されている。
サイレンサ28はエンジン17の吸気装置29を構成してお
り、インレットパイプ26はゴムやビニール等の弾性材料
で形成されているため、吸気装置29全体がエンジン17に
対して防振的に設けられ、エンジン17の発する振動が吸
気装置29に伝わらないようになっている。
置31が設けられている。この排気時期制御装置31は、各
排気ポート23に設置されて排気ポート23の開口タイミン
グを変化させる3台の排気時期制御バルブ32と、エンジ
ン回転数に応じて作動する1台の駆動用モータ(サーボ
モータ)33と、この駆動用モータ33の動力を各排気時期
制御バルブ32に伝達する3組の操作ケーブル34とを備え
て構成されている。
のエアサイレンサ28の上面に設置されている。エアサイ
レンサ28の上面には、前方に張り出す板状のモータブラ
ケット35がボルト36で固定されており、このモータブラ
ケット35上に駆動用モータ33が固定されている。この駆
動用モータ33はエンジン17の最上部と同等な高さに位置
している。
出しており、この出力軸37にエンジン17の気筒数と同
数、即ち3連のドライブプーリ38が回転一体に設けられ
ている。一方、3台の排気時期制御バルブ32には、それ
ぞれ入力軸39に支持されてドリブンプーリ40が設けら
れ、ドライブプーリ38とドリブンプーリ40との間に操作
ケーブル34が配設される。
と、その動力が操作ケーブル34を介して3台の排気時期
制御バルブ32に伝達され、これらが同時に連動する。こ
の排気時期制御装置31は、エンジン回転数が低い時には
排気ポート23の開口タイミングを遅めて排気時期を遅ら
せ、エンジン回転数が高まるにつれて排気ポート23の開
口タイミングを早めて排気時期を早めることにより、エ
ンジン出力を最大限に発揮させる。
ン17に防振的に接続された吸気装置29(エアサイレンサ
28)に排気時期制御装置31の駆動用モータ33を設置して
あるので、エンジン17の振動が駆動用モータ33に伝わる
ことがない。このため、駆動用モータ33をエンジン振動
から保護して故障や誤作動を効果的に防止することがで
きる。
イレンサ28はエンジン17を挟んで排気マフラ24の反対側
に設けられているので、排気マフラ24の熱がエンジン17
により遮蔽され、駆動用モータ33には熱害が及ばない。
このため、駆動用モータ33をエンジン17から大きく遠ざ
けることなく、排気マフラ24の熱から駆動用モータ33を
保護することができ、しかも操作ケーブル34を長くする
必要がないので高精度な排気時期制御を行うことができ
る。
上部と同等な高さに位置するようにエアサイレンサ28に
設けられているため、駆動用モータ33がエンジンフード
15の後上面に近付いてエアインレット18から吹き込んで
くる雪の付着が防止され、雪の付着による故障から駆動
用モータ33が保護されるとともに、操作ケーブル34の上
下方向の湾曲率が小さくなるので操作ケーブル34の長さ
を最短にすることができる。
雪上車は、排気時期制御バルブと駆動用モータと操作ケ
ーブルとを備えてなる排気時期制御装置がエンジンに設
けられ、このエンジンが車体の前頭部に搭載された小型
雪上車において、エンジンに防振的に接続された吸気装
置に排気時期制御装置の駆動用モータを設けたので、エ
ンジン振動が排気時期制御装置の駆動用モータに伝わる
ことがなく、駆動用モータをエンジン振動から保護して
誤作動や故障を防止することができる。
ンの前方に排気ポートおよび排気マフラを設けてエンジ
ンの後方に吸気ポートおよび吸気装置を設け、排気時期
制御装置の駆動用モータを、エンジンの最上部と同等な
高さに位置するように吸気装置に設けている。
フラとの間にエンジンが介在し、エンジンが排気マフラ
の熱を駆動用モータに対して遮蔽するので、駆動用モー
タをエンジンから大きく遠ざけることなく排気マフラの
熱から駆動用モータを保護することができ、しかも排気
時期制御装置の操作ケーブルが短くなるので高精度な排
気時期制御を行うことができる。同時に、駆動用モータ
がエンジンフードの後上面に近付くので、エアインレッ
トから吹き込んでくる雪の付着を防止することができ、
このように熱害や雪の付着による故障から駆動用モータ
を効果的に保護することができる。
図。
Claims (2)
- 【請求項1】 排気時期制御バルブ32と駆動用モータ33
と操作ケーブル34とを備えてなる排気時期制御装置31が
エンジン17に設けられ、このエンジン17が車体2の前頭
部に搭載された小型雪上車において、エンジン17に防振
的に接続された吸気装置29に排気時期制御装置31の駆動
用モータ33を設置したことを特徴とする小型雪上車1。 - 【請求項2】 エンジン17の前方に排気ポート23および
排気マフラ24を設けてエンジン17の後方に吸気ポート25
および吸気装置29を設け、排気時期制御装置31の駆動用
モータ33を、エンジン17の最上部と同等な高さに位置す
るように吸気装置29に設けた請求項1に記載の小型雪上
車1。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8011875A JP2917888B2 (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 小型雪上車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8011875A JP2917888B2 (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 小型雪上車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09202286A JPH09202286A (ja) | 1997-08-05 |
JP2917888B2 true JP2917888B2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=11789909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8011875A Expired - Fee Related JP2917888B2 (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 小型雪上車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2917888B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4569624B2 (ja) * | 1997-09-25 | 2010-10-27 | 株式会社デンソー | 電動圧縮機の取付構造 |
JP2011088582A (ja) | 2009-10-26 | 2011-05-06 | Yamaha Motor Co Ltd | 雪上車 |
-
1996
- 1996-01-26 JP JP8011875A patent/JP2917888B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH09202286A (ja) | 1997-08-05 |
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