JP2011088582A - 雪上車 - Google Patents
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Abstract
【課題】スロットルモータが雪の影響を受けることを抑えることができる雪上車を提供する。
【解決手段】雪上車は、車体と、エンジン2と、スロットル弁72と、スロットルモータ74と、エアボックス84とを備える。車体は、内部にエンジンルームを有する。エンジン2は、エンジンルーム内に配置される。スロットル弁72は、エンジン2への吸気を調整する。スロットルモータ74は、スロットル弁72を駆動する。エアボックス84は、エンジン2の前方に配置されており、スロットルモータ74の前方に位置する部分を有し、エンジン2に送られる吸気が通る。
【選択図】図4
【解決手段】雪上車は、車体と、エンジン2と、スロットル弁72と、スロットルモータ74と、エアボックス84とを備える。車体は、内部にエンジンルームを有する。エンジン2は、エンジンルーム内に配置される。スロットル弁72は、エンジン2への吸気を調整する。スロットルモータ74は、スロットル弁72を駆動する。エアボックス84は、エンジン2の前方に配置されており、スロットルモータ74の前方に位置する部分を有し、エンジン2に送られる吸気が通る。
【選択図】図4
Description
本発明は、雪上車に関する。
雪上車では、車体の内部にエンジンルームが設けられており、エンジンルームにエンジン及び吸気装置が収納されている。吸気装置は、スロットル弁と、スロットル弁を駆動するスロットルモータとを有しており、エンジンのヘッドシリンダの吸気開口に取り付けられる。また、吸気装置にはエアボックスが取り付けられる。
ここで、特許文献1に示すように、従来の雪上車では、吸気口がエンジンの後壁に設けられており、エンジンの後方に吸気装置およびエアボックスが配置されている。
特開平7−125679号公報
エンジンルーム内のうちエンジンの前側の空間には、車体前面部から雪が侵入する恐れがある。このため、上記のような従来の雪上車と異なり、エンジンの前方に吸気装置やエアボックスが配置されると、吸気装置のスロットルモータが、エンジンルーム内に侵入した雪の影響を受ける恐れがある。
本発明の課題は、スロットルモータが雪の影響を受けることを抑えることができる雪上車を提供することにある。
第1発明に係る雪上車は、車体と、エンジンと、スロットル弁と、スロットルモータと、吸気容積箱とを備える。車体は、内部にエンジンルームを有する。エンジンは、エンジンルーム内に配置される。スロットル弁は、エンジンへの吸気を調整する。スロットルモータは、スロットル弁を駆動する。吸気容積箱は、エンジンの前方に配置されており、スロットルモータの前方に位置する部分を有し、エンジンに送られる吸気が通る。
この雪上車では、吸気容積箱の一部がスロットルモータの前方に位置する。このため、雪が車体前面部からエンジンルーム内に侵入したとしても、吸気容積箱によってスロットルモータまで雪が到達することを抑えることができる。これにより、スロットルモータが雪の影響を受けることを抑えることができる。
本発明では、吸気容積箱によってスロットルモータまで雪が到達することを抑えることができる。これにより、スロットルモータが雪の影響を受けることを抑えることができる。
<全体構成>
図1に、本発明の一実施形態による雪上車の外観を示す。この雪上車は、フレーム及びカバー等を有する車体1と、この車体1の内部に配置されたエンジン2(図2参照)と、エンジン2によって循環駆動されるトラックベルト3を含む駆動ユニット4と、を有している。車体1は、前方にフロントカバー15を有し、またフロントカバー15の左右側方に左右の側カバー16,17(図2参照)を有している。車体1の内部には、エンジン2が収納されるエンジンルーム10(図2参照)が設けられている。エンジンルーム10は、側面視において後述するハンドル18とサスペンション7と駆動輪11との間に位置している。エンジンルーム10内の構成については後に詳細に説明する。
図1に、本発明の一実施形態による雪上車の外観を示す。この雪上車は、フレーム及びカバー等を有する車体1と、この車体1の内部に配置されたエンジン2(図2参照)と、エンジン2によって循環駆動されるトラックベルト3を含む駆動ユニット4と、を有している。車体1は、前方にフロントカバー15を有し、またフロントカバー15の左右側方に左右の側カバー16,17(図2参照)を有している。車体1の内部には、エンジン2が収納されるエンジンルーム10(図2参照)が設けられている。エンジンルーム10は、側面視において後述するハンドル18とサスペンション7と駆動輪11との間に位置している。エンジンルーム10内の構成については後に詳細に説明する。
車体1の上部にはライダーが着座するためのシート18が配置されている。そして、このシート18とハンドル9との間において、後述するエンジンルーム10が構成されている。さらに、シート18の下方には、左右の足載部19が互いに隔離されて設けられている。すなわち、この雪上車は鞍乗タイプの車両となっている。なお、図1では左側の足載部19のみが図示されているが、足載部19と同様の足載部が右側にも設けられている。
また、車体1の前部には左右1対のスキー5が設けられ、この1対のスキー5はそれぞれ左右のサスペンション機構7によって車体1に支持されている。なお、図1では左側のスキー5及びサスペンション機構7のみが図示されているが、右側にも同様のスキー及びサスペンション機構が設けられている。車体1の前部上方にはハンドル9が設けられており、ハンドルのグリップ近傍には、後述するスロットル操作部材(図示せず)が設けられている。
駆動ユニット4は、駆動輪11、従動輪12、およびトラックベルト3を有している。駆動輪11は、後述するCVTから伝達される駆動力によって回転駆動される。トラックベルト3は、駆動輪11と従動輪12とに掛け渡されており、駆動輪11が回転駆動されることによって、循環駆動される。従動輪12は、トラックベルト3の循環駆動に伴って従動回転する。
<エンジンルーム10内の構成>
エンジンルーム10内の構成を図2及び図3に示す。図2は、エンジンルーム10内の構成を示す上面図である。図3は、エンジンルーム10内の構成を示す右側面図である。
エンジンルーム10内の構成を図2及び図3に示す。図2は、エンジンルーム10内の構成を示す上面図である。図3は、エンジンルーム10内の構成を示す右側面図である。
エンジンルーム10内には、フレーム21、エンジン2、CVT22、ブレーキ装置23、吸気装置24、エアクリーナ25(図4参照)が配置されている。なお、図2及び図3ではエアクリーナ25を含む構成の一部を省略している。
フレーム21は、左右一対の前フレーム部33,34、左右一対の底フレーム部31,32、右側面フレーム35、左側面フレーム36を有する。
前フレーム部33,34および底フレーム部31,32は、パイプ状の部材によって構成されている。図2に示すように、一対の前フレーム部33,34は、車幅方向に離間して配置されている。前フレーム部33,34は屈曲した形状を有しており、前フレーム部33,34の前部33a,34aは、上面視において、互いの間隔が前側ほど小さくなるように前後方向に対して傾斜して配置されている。前フレーム部33,34の後部33b,34bは、上面視において概ね前後方向に沿って配置されている。底フレーム部31,32は上面視において前フレーム部33,34と同様に屈曲した形状を有しており、底フレーム部31,32の後端部は前フレーム部33,34の後端部より後方に位置している。また、図3に示すように、前フレーム部33,34は、側面視において、底フレーム部31,32の前端部から斜後上方に向けて伸びており、中間部において後方に向けて屈曲した形状を有する。一対の前フレーム部33,34および底フレーム部31,32の間には複数のビーム部41〜47が掛け渡されている。
右側面フレーム35および左側面フレーム36は、それぞれ垂直方向および前後方向を含む平面を有する板状の部材である。図2に示すように、右側面フレーム35および左側面フレーム36は、車幅方向に離間して配置されている。右側面フレーム35は、車幅方向において、エンジン2とブレーキ装置23との間を仕切る。図3に示すように、右側面フレーム35の前側下部には、上方に向けて凹んだ切欠き部48が設けられている。左側面フレーム36は、右側面フレーム35と同様の形状である。左側面フレーム36は、車幅方向において、エンジン2とCVT22との間を仕切る。
エンジン2は、水冷式4サイクル並列3気筒エンジンであり、エンジンルーム10内に収納されている。エンジン2は、上述した右側面フレーム35と左側面フレーム36との間に位置している。図4にエンジン2の左側面図を示す。エンジン2は、シリンダブロック51、シリンダヘッド52、ヘッドカバー53、クランクケース54を有する。シリンダブロック51は、車幅方向に並んで配置された3つの気筒55を有しており、シリンダブロック51の上部にはシリンダヘッド52が取り付けられている。シリンダヘッド52の上部にはヘッドカバー53が取り付けられている。シリンダブロック51の下部には、クランクケース54が取り付けられている。このエンジン2のシリンダ軸線L1は、上側が下側よりも後方に位置するように傾斜している。
シリンダヘッド52の内部には燃焼室が設けられており、シリンダヘッド52の前面には燃焼室に通ずる吸気開口56が設けられている。また、シリンダヘッド52の後面には、燃焼室に通ずる排気開口57が設けられている。排気開口57には排気管58が接続される。排気管58の出口側端部は車体1の後部に配置される。
図2に示すCVT22は、エンジン2と共にエンジンルーム10内に配置されており、駆動プーリ61、従動プーリ62を有している。駆動プーリ61は、エンジン2の左側方に配置されており、エンジン2のクランク軸に連結されている。従動プーリ62は、駆動プーリ61の後方に配置されており、従動プーリ62と駆動プーリ61とにはベルト(図示せず)が掛け渡されている。駆動プーリ61および従動プーリ62は、左側面フレーム36の外側に配置されている。
ブレーキ装置23は、エンジン2と共にエンジンルーム10内に配置されている。図3に示すように、ブレーキ装置23は、側面視において上述したエンジン2のシリンダ軸線L1より後方に配置されている。ブレーキ装置23は、ブレーキディスク63と、ブレーキキャリパ64とを有している。ブレーキディスク63は、従動プーリ62が連結されたシャフト(図示せず)に連結されている。ブレーキキャリパ64は、制動時には、ブレーキディスク63を挟み込むように構成されている。ブレーキディスク63およびブレーキキャリパ64は、上述した右側面フレーム35の外側に配置されている。
吸気装置24は、エンジン2の吸気開口56を介して燃焼室に吸気を供給する装置であり、エンジン2の前方に配置されている。吸気装置24の左側面図を図5に示す。また、空気吸込口77(後述)側から見た吸気装置24を図6に示す。吸気装置24は、スロットルボディ71と、スロットル弁72と、燃料噴射弁73と、スロットルモータ74と、減速ギヤ機構75(図6参照)とを有する。
スロットルボディ71は、エンジン2への吸気が通る吸気通路76を内部に有する。各スロットルボディ71の上壁には、吸気通路76に連通する空気吸込口77が設けられている。図4に示すように、各空気吸込口77には吸気ダクト78の一端が接続され、吸気ダクト78の他端は共通のエアクリーナ25内に挿入される。また、各スロットルボディ71の下壁には、吸気通路76に連通する空気吹出口80が設けられている。空気吹出口80にはエンジン2の吸気開口56が接続される。また、スロットルボディ71には図示しない温水流路が設けられており、スロットルボディ71内において、凍結防止のための温水が循環されている。
スロットル弁72は、スロットルボディ71内の吸気通路76に設けられている。スロットル弁72は、全閉位置と全開位置との間で開閉可能に配置されており、エンジン2への吸気を調整する。各スロットル弁72は共通の弁軸79により互いに連結されており、該弁軸79にはスロットル弁72を全閉位置に付勢するバネ(図示せず)が取り付けられている。
燃料噴射弁73は、スロットルボディ71の上壁に装着されている。燃料噴射弁73には、燃料を噴射するノズルが設けられており、ノズルはスロットルボディ71内の吸気通路76に挿入されている。各燃料噴射弁73には共通の燃料供給配管81が接続されている。燃料供給配管81には燃料ポンプ(図示せず)が接続されており、燃料供給配管81は、各燃料噴射弁73に燃料を供給する。
スロットルモータ74は、モータケーシング82内に収納されており、スロットル弁72を開閉駆動する。スロットルモータ74は、スロットルボディ71において燃料噴射弁73と反対側に配置されている。具体的には、スロットルモータ74はスロットルボディ71の下壁に取り付けられており、スロットルボディ71の下方に位置している。また、スロットルモータ74は、エンジン2の車幅方向寸法内に配置されており、エンジン2の前壁に面して配置されている。従って、スロットルモータ74は、エンジン2を間に挟んでブレーキ装置23よりも前側に配置されており、側面視においてエンジン2のシリンダ軸線L1より前方に位置している。また、スロットルモータ74は、ブレーキ装置23より上方に配置されており、上述した右側面フレーム35と側面視において重なって配置される。なお、この雪上車では、図示しないコントローラが設けられており、コントローラは、上述したスロットル操作部材の操作に基づいてスロットルモータ74を制御する。
図6に示す減速ギヤ機構75は、ギヤケース83と、図示しない複数のギヤとを有している。ギヤケース83は、車幅方向においてモータケーシング82に隣接して配置されている。複数のギヤは、ギヤケース83内に収納されており、スロットルモータ74の駆動力を上述した弁軸79に伝達する。
図4に示すエアクリーナ25は、エアボックス84とエアフィルタ85とを有する。エアボックス84は、樹脂性の部材であり、エンジン2の前方、特に、シリンダヘッド52の前方に配置されている。エアボックス84は、上述したスロットルモータ74の前方を覆うように配置されており、このため、エアボックス84はスロットルモータ74の前方に位置する部分を有している。従って、スロットルモータ74は、側面視において、エアボックス84の後面部とエンジン2の前面部との間に配置されている。
また、エアボックス84の後部には、上述したスロットルボディ71に接続された吸気ダクト78が挿入されており、エアボックス84の前部下面には吸気口86が設けられている。エアボックス84の吸気口86から空気が吸い込まれ、エアボックス84の内部を通り、吸気ダクト78を通って吸気装置24に送られる。
エアフィルタ85は、エアボックス84の内部に設けられており、エアボックス84内を通る吸気を清浄化する。なお、上述したエアボックス84のうち吸気の流れにおいてエアフィルタ85より下流側の部分が、スロットルモータ74の前方に位置している。
また、エンジン2の前壁部には、ブリーザ室26(図3参照)およびオイルクーラー27(図4参照)が設けられている。エンジン2の前側には、バッテリ87が配置されている。バッテリ87は、エアフィルタ85の下方に配置されている。バッテリ87は、スロットルモータ74に近接して配置されており、スロットルモータ74に対向している。
<特徴>
この雪上車の特徴をまとめると以下の通りである。
この雪上車の特徴をまとめると以下の通りである。
(1)エアボックス84の一部がスロットルモータ74の前方に位置しているため、雪が車体1の前面部からエンジンルーム10内に侵入したとしても、エアボックス84によってスロットルモータ74まで雪が到達することを抑えることができる。これにより、スロットルモータ74が雪の影響を受けることを抑えることができる。
(2)エアボックス84は樹脂製であるため、所望の形状に容易に形成することができる。このため、効果的に雪の侵入を防止できる形状に容易に形成することができ、設計上の自由度が大きい。
(3)エアボックス84のうち、吸気の流れにおいてエアフィルタ85より下流側の部分すなわちエンジン2側の部分が、スロットルモータ74の前方に位置している。上記の部分は、エンジン2からの吸気の吹き返し及び輻射熱により、比較的高温になっている。このため、スロットルモータ74を雪から保護することができる。
(4)スロットルモータ74は、吸気装置24において、スロットルボディ71の下方に設けられる。スロットルボディ71の内部には、吸気通路76が設けられており、エンジン2からの熱によって比較的高温となっている。また、凍結防止用の温水の熱によっても、スロットルボディ71の温度が高くなっている。このため、スロットルモータ74を雪から保護することができる。
(5)スロットルモータ74は、側面視において、エアボックス84の後面部とエンジン2の前面部との間に配置される。このため、スロットルモータ74に雪が到達し難くなる。
(6)エンジン2の前面部には、バッテリ87、ブリーザ室26、オイルクーラー27などの熱源となる構成部品が配置されている。このため、これらの構成部品の熱によってスロットルモータ74を雪から保護することができる。
(7)エンジン2は、車幅方向に並んで配置された複数の気筒55を有する。このため、エンジン2の前側に吸気装置24およびエアクリーナ25が配置されても、車体2を前後方向にコンパクトに構成することができる。
(8)スロットルモータ74は、エンジン2の車幅方向寸法内に配置される。このため、車幅方向から雪がスロットルモータ74に到達し難くなる。
(9)スロットルモータ74は、エンジン2及びエアボックス84と共にエンジンルーム10内に収容される。エンジンルーム10内はエンジン2の熱によって比較的高温になっているため、スロットルモータ74を雪から保護することができる。
<他の実施形態>
(a)エアクリーナ25は少なくともスロットルモータ74の前方に位置する部分を有していればよい。すなわち、エアクリーナ25はスロットルモータ74の前方に位置しない部分を有してもよい。
(a)エアクリーナ25は少なくともスロットルモータ74の前方に位置する部分を有していればよい。すなわち、エアクリーナ25はスロットルモータ74の前方に位置しない部分を有してもよい。
(b)エアクリーナ25ではなく他の吸気容積箱がエンジン2の前方に配置されてもよい。吸気を通すための部材がスロットルモータ74の前方に位置する部分を有することによって、スロットルモータ74を雪から保護することができる。
(c)バッテリ87、ブリーザ室26、オイルクーラー27の全てがエンジン2の前面部に設けられる場合に限らず、これらの部品のうちの少なくとも1つが設けられればよい。また、バッテリ87、ブリーザ室26、オイルクーラー27以外の熱源となる構成部品がエンジン2の前面部に設けられてもよい。
本発明は、スロットルモータが雪の影響を受けることを抑えることができ、雪上車として有用である。
1 車体
2 エンジン
24 吸気装置
55 気筒
71 スロットルボディ
72 スロットル弁
74 スロットルモータ
84 エアボックス(吸気容積箱)
85 エアフィルタ(ろ過部材)
2 エンジン
24 吸気装置
55 気筒
71 スロットルボディ
72 スロットル弁
74 スロットルモータ
84 エアボックス(吸気容積箱)
85 エアフィルタ(ろ過部材)
Claims (9)
- 内部にエンジンルームを有する車体と、
前記エンジンルーム内に配置されるエンジンと、
前記エンジンへの吸気を調整するスロットル弁と、
前記スロットル弁を駆動するスロットルモータと、
前記エンジンの前方に配置されており、前記スロットルモータの前方に位置する部分を有し、前記エンジンに送られる吸気が通る吸気容積箱と、
を備える雪上車。 - 前記吸気容積箱は樹脂製である、
請求項1に記載の雪上車。 - 前記吸気容積箱には、吸気を清浄化するろ過部材が設けられており、
前記吸気容積箱のうち、前記吸気の流れにおいて前記ろ過部材より下流側の部分が、前記スロットルモータの前方に位置している、
請求項1に記載の雪上車。 - 前記スロットルモータは、前記エンジンへの吸気が通る吸気通路を内部に有するスロットルボディと前記スロットル弁とを含む吸気装置において、前記スロットルボディの下方に設けられる、
請求項1に記載の雪上車。 - 前記スロットルモータは、側面視において、前記吸気容積箱の後面部と前記エンジンの前面部との間に配置される、
請求項1に記載の雪上車。 - 前記エンジンの前面部には、熱源となる構成部品が配置されている、
請求項5に記載の雪上車。 - 前記エンジンは、車幅方向に並んで配置された複数の気筒を有する、
請求項5に記載の雪上車。 - 前記スロットルモータは、前記エンジンの車幅方向寸法内に配置される、
請求項5に記載の雪上車。 - 前記スロットルモータは、前記エンジン及び前記吸気容積箱と共に前記エンジンルーム内に収容される、
請求項1に記載の雪上車。
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US14/315,354 US9688354B2 (en) | 2009-10-26 | 2014-06-26 | Snowmobile |
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