JP4063122B2 - 雪上車 - Google Patents

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    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Description

【0001】
【発明の属する技術の分野】
本発明は、4サイクルエンジンを搭載した雪上車に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スノーモービル等の雪上車に搭載されるエンジンは、構造が比較的簡単であり、軽量コンパクトで且つパワーのある2サイクルが主流となっていた。ところが、近年の排気ガス規制や燃費向上等の要請から、4サイクルエンジン化が進んでいる。しかし、4サイクルエンジンは、2サイクルエンジンに比し構造が複雑であるので、エンジンルーム内において配置スペースを多く要する。また、エンジン出力を高めるべく、過給器(ターボチャージャ)や関係補器であるインタークーラ等が搭載される場合は、エンジンルーム内における配置スペースの制約が一層大きくなって、エンジン全高も高くなる傾向にある。
【0003】
ところで、一般に雪上車では、エンジンルームは、ハンドル前方のエンジンフードの下方に形成され、その中にエンジンが収容される。また、ヘッドライトは、ハンドル近傍に配置される。そのため、エンジンフードは、ヘッドライトの照射光路を遮らないように、ヘッドライト下部を最高点として、例えば、前方に傾斜する形状に形成される。従って、省スペース化を図るために、エンジンルーム内の限られたスペースで、各種構成部品を効率的にレイアウトしなければならない。
【0004】
ここで、エンジン全高を抑えるために、例えば、下記特許文献1では、過給器をエンジン前方に配置する等の工夫がなされている。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−214750号公報
【特許文献2】
特開平8−91277号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1のように、エンジン全高を抑えつつ過給器を搭載した場合は、エンジンルーム内が過密になり、エンジンルーム内の冷却用空気の流れが悪くなりがちである。また、過給器をエンジンの前方に配置した場合は、主にその後方に配置される部品に過給器からの高熱の影響が及ぶことが危惧される。
【0007】
また、上記特許文献2に例示されるように、過給器を搭載しない車両において、マフラ室とエンジン室とを隔壁によって分離して区画形成することで、マフラ部とエンジンの冷却系統を独立させて、冷却性を向上させる技術が知られている。
【0008】
しかしながら、過給器及びインタークーラを搭載する場合は、過給器が特に高熱を発する一方でインタークーラは効率よく冷却する必要があり、しかも、クラッチ機構部やマフラ等も熱源となることから、インタークーラの冷却効率を確保する上で、エンジンルーム内のレイアウト検討の際に、冷却用空気の流れをいかに形成するかも重要な課題と考えられる。
【0009】
さらには、バッテリ等の高熱を嫌う部品の配置にも十分な配慮が必要である。また、過給器が搭載される場合のように、エンジンルーム内で熱原となる構成部品が増加する傾向にあるため、エンジンルーム内を通過して温められた空気の有効利用を検討する余地もあると考えられる。
【0010】
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その第1の目的は、エンジン全高を抑えつつ、過給器からの高熱の影響を少なくしてインタークーラの冷却効率を高くすることができる雪上車を提供することにある。
【0011】
本発明の第2の目的は、エンジン全高を抑えつつ、過給器からの高熱の影響を少なくして、インタークーラの冷却効率を高くすると共に、バッテリの高温化を抑制することができる雪上車を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するために本発明の請求項1の雪上車は、車体前部に設けられたエンジンフードと、前記エンジンフードの下方に形成されるエンジンルーム内に収容された4サイクルエンジンと、前記エンジンルーム内において前記エンジンの前方に配置された過給器と、前記過給器から前記エンジンに送られる空気を冷却するためのインタークーラとを有し、前記過給器の冷却用の空気を取り入れるための第1空気取り入れ口とは別個に、前記インタークーラの冷却用の空気を取り入れるための第2空気取り入れ口を、前記エンジンフードに設け、主として前記第1空気取り入れ口から取り入れられた空気を排気するための第1排気口と、主として前記第2空気取り入れ口から取り入れられた空気を排気するための第2排気口とを、前記エンジンルームの後部近傍において離間させて設けると共に、前記4サイクルエンジンを前記車体の一側に偏倚させ、偏倚させた側と反対側のエンジン側部に前記インタークーラを並設し、前記第2空気取り入れ口と前記インタークーラと前記第2排気口とを、平面視で、略一直線に配設したことを特徴とする。
【0014】
上記第2の目的を達成するために本発明の請求項の雪上車は、車体前部に設けられたエンジンフードと、前記エンジンフードの下方に形成されるエンジンルーム内に収容された4サイクルエンジンと、前記エンジンルーム内において前記エンジンの前方に配置された過給器と、前記過給器から前記エンジンに送られる空気を冷却するためのインタークーラと、前記エンジンルーム内に外部から空気を取り入れ、該取り入れた空気で前記インタークーラが冷却されるように、前記取り入れた空気の流路を形成する空気流路形成手段と、前記空気流路形成手段により形成された流路における前記インタークーラの下流に設けられたバッテリとを有し、前記空気流路形成手段は、前記エンジンフードの前部に設けられた空気取り入れ口と、前記エンジンルームの後部近傍に設けられた排気口とを含んで構成され、前記空気流路形成手段により形成された流路を、平面視で、前記車体の進行方向に沿う略一直線に形成し、その一直線上に前記インタークーラおよび前記バッテリが配置されると共に、前記過給器が前記エンジンルーム内であって前記空気流路形成手段により形成された流路の外に配置されたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0017】
図1は、本発明の一実施の形態に係る雪上車の側面図である。図2は、同雪上車の側面視によるエンジンルーム内部の透視図である。図3は、同雪上車の平面視によるエンジンルーム内部の透視図である。図4は、同雪上車の正面図である。
【0018】
雪上車1は、後述するエンジンルーム30内に3気筒4サイクルエンジン2(以下、単に「エンジン2」と称する)を収容したものである。以降、雪上車(スノーモービル)1の前後方向及び左右方向は、運転者を基準にして呼称する。
【0019】
まず、雪上車1の全体構造を説明する。
【0020】
雪上車1は、図1に示すように、前後方向に延びた車体フレーム10の前部(エンジンマウントフレーム)10a(車体前部)の下部に左右一対の操舵用そり13が左右方向に向くように回動自在に設置され、車体フレーム10の後部10bの下部に、トラックベルト15を循環させる駆動用のクローラ16が配置されて構成される。クローラ16は、フレーム後部10bの前端に配置された駆動輪17と、後端に配置された従動輪18と、複数の中間輪19と、それらを懸架・緩衝するサスペンション機構20と、各車輪の周囲に巻きかけられて循環するトラックベルト15とを有するものである。
【0021】
前記車体フレーム10は、モノコックフレーム構造で構成されており、エンジン2が搭載されるフレーム前部10aは、平面視で前方にいくにつれて徐々に絞られた形状であって上部が開口している概略船底形状を呈し、上方からエンジンフード29が被せられている。
【0022】
また、フレーム前部10aには、前部で上方に突出したそりハウス部41が形成されており、このそりハウス部41内に、サスペンション及びステアリング機構部42が収容される。また、クローラ16の前部(駆動輪17上方付近)を収容する不図示のトラックハウジングがフレーム後部10bと連続的かつ一体的に形成されている。
【0023】
フレーム後部10bは、クローラ16全体を下方に収容するカバーを兼ねている。フレーム後部10bの上方には、鞍形のシート22が配置され、該シート22の車体幅方向左右両側部には、該シート22より一段低くなったステップ23(23L、23R)(左側、右側ステップ)が設けられている。前記シート22とフレーム前部10aとの間のほぼ車体幅方向中央部には、ステアリングポスト25が立設され、該ステアリングポスト25の上端部にはステアリング26が水平方向左右に延設されている。該ステアリング26によりステアリングポスト25を介して操舵用そり13を操作するようにされている。
【0024】
ステアリング26近傍及びその前方には、インストルメントパネル27が設けられ、また、ウインドシールド28が、インストルメントパネル27の前方を包囲するように前方から両側方に亘りその上端縁を後方に傾倒させた状態で立設されている。エンジンフード29は、略流線形状に緩やかに下がった概略船底を逆さにした形状で形成される。エンジンフード29とインストルメントパネル27との段差部近傍には、前方を照射するヘッドライト31が配設されている。エンジンルーム30は、このように配設されたインストルメントパネル27及びエンジンフード29の下方に形成される。
【0025】
図3、図4に示すように、エンジンフード29には、外気をエンジンルーム30内に取り入れるための空気取り入れ口HR1(第2空気取り入れ口)、HR2、HL1(第1空気取り入れ口)、HL2が形成される。また、図2に示すように、導入空気ガイド部AG(ガイド部)がエンジンフード29と一体に形成される。さらに、図3に示すように、エンジンルーム30内に取り入れられた空気を外部に排気するための左右の排気口EXL、EXR(第1、第2排気口)が、エンジンルーム30の後部近傍に設けられる。排気口EXL、EXRは例えば、エンジンルーム30に連通して車体フレーム10に形成される。これらの詳細については後述する。
【0026】
次に、エンジンルーム30内のエンジン2の構成について説明する。
【0027】
エンジン2は、図2に示すように、シリンダヘッド4を上側に配置した3気筒の4サイクルエンジンであって、ステアリングポスト25の下部に近接して配置される。エンジン2は、クランク軸7が車体幅方向に略平行に向けられ、シリンダヘッド4側を後方に傾倒させた状態で配置されている。これらにより、エンジンフード29がヘッドライト31の照射光路LTを遮らないように、エンジン全高が低く抑えられている。
【0028】
図3に示すように、クランク軸7の左方であって、エンジンルーム30の左側部には、クラッチ機構部38が設けられる。クラッチ機構部38は、例えば、遠心クラッチ装置を内蔵したVベルト式無段変速機として構成され、受動側のギヤ等を介してトラックベルト15に駆動力が伝達される構成になっている。
【0029】
エンジン2の上部であってヘッドカバー8のやや後方には、インテークマニホールド39が配置される。エンジン2の左前部に設けられた排気マニホールドカバー37の下方であって、エンジンルーム30におけるやや左側部寄りには、過給器(ターボチャージャ)45が配置される。過給器45をエンジン2の前方であってシリンダヘッド4より低い位置に配置することで、エンジン全高が抑えられている。エンジンルーム30における最前部であって車体幅方向の略中央部には、エアクリーナボックス43が配置される。エンジン2の右方であって、エンジンルーム30における右側部には、インタークーラ47が配置される。インタークーラ47は、マウントブラケット52を介してエンジン2に固定されることで、車体フレーム10の変形の影響を受けないようになっている。
【0030】
エアクリーナボックス43と過給器45(ここでは過給器45のコンプレッサハウジング)とは吸気通路44を介して接続され、過給器45とインタークーラ47とは吸気通路46を介して接続され、インタークーラ47とインテークマニホールド39とは吸気通路48を介して接続される。エアクリーナボックス43から導入される空気は、過給器45で圧縮され、高温になった空気がインタークーラ47により冷却されてインテークマニホールド39を介してエンジン2内の各気筒に送気される。
【0031】
また、過給器45(ここでは過給器45のタービンハウジング)は、排気通路36を介して排気マフラ50へと連通している。排気マフラ50は、エンジン2の右方であってエンジンルーム30の底部右側部に配置され、特に、インタークーラ47より下方に配置される。排気マフラ50からの排気は、図示しない排気パイプを介して車体下方に向けて放出されるようになっている。さらに、バッテリ51が、エンジンルーム30における右側部において、インタークーラ47とほぼ同じ高さで、インタークーラ47の後方に配置される。バッテリ51は、例えば、上記不図示のトラックハウジングに固定される。
【0032】
高さ関係としては、過給器45、インタークーラ47及びバッテリ51は、ほぼ同じ高さで、エンジンルーム30の高さ方向における中間からやや上方の位置に配置される。一方、クラッチ機構部38及び排気マフラ50は、ほぼ同じ高さで、エンジンルーム30の高さ方向における中間より下方であって、フレーム前部10aの底部に近接する位置に配置される。エアクリーナボックス43は、これらのほぼ中間の高さに位置する。
【0033】
次に、エンジンルーム30内における流路の形成について説明する。
【0034】
図3、図4に示すように、空気取り入れ口HR1、HR2は、エンジンフード29の前部右側に設けられ、下側の空気取り入れ口HR2は、専ら、エアクリーナボックス43に吸気を供給するために用いられる。なお、空気取り入れ口HR2からエアクリーナボックス43へは、図示しないガイド部材によって外気(流入空気54)が効率よく導かれるようになっている。
【0035】
上側の空気取り入れ口HR1は、主にインタークーラ47及びバッテリ51を冷却するために設けられる。図2、図3に示すように、導入空気ガイド部AGは、天井壁AGa、底壁AGb、左側壁AGc(仕切壁)及び右側壁AGdで構成され、各壁AGa〜AGdは、空気取り入れ口HR1を起点として後方に延設された形状となっている。すなわち、導入空気ガイド部AGは略ロ字状に形成され、その入口が空気取り入れ口HR1となっている。
【0036】
ここで、インタークーラ47は、平面視略長方形を呈し、その面積の広い一側面47aが斜め上前方を向くような角度に設置されている。導入空気ガイド部AGの底壁AGbは、後部がやや下降しており、導入空気ガイド部AGの後部でエンジンルーム30内へ開口する部分の形状が、インタークーラ47の平面視による外郭にほぼ一致するように導入空気ガイド部AGが形成されている。これにより、導入空気ガイド部AGを流れる空気の流路に対する垂直面に沿うインタークーラ47の断面積が極大となって、インタークーラ47の冷却効率が大きくなっている。
【0037】
一方、図3、図4に示すように、空気取り入れ口HL1、HL2は、エンジンフード29の前部左側に設けられる。上側の空気取り入れ口HL1は、過給器45及びその近傍等の、エンジンルーム30内の主に上半部に位置する構成部品(インタークーラ47及びバッテリ51を除く)を冷却するために設けられる。下側の空気取り入れ口HL2は、クラッチ機構部38及び排気マフラ50等の、エンジンルーム30内の主に下半部に位置する構成部品を冷却するために設けられる。なお、空気取り入れ口HL1、HL2については、単一の空気取り入れ口として構成し、インタークーラ47及びバッテリ51を除く構成部品を広く冷却対象にすることも可能であるが、本実施の形態では、空気取り入れ口を上下に分けて構成したことで、特に発熱の高い過給器45に対して冷却用空気を確実に且つ効率的に導くようにしている。
【0038】
図3に示すように、排気口EXL、EXRは、エンジンルーム30の後部において、ステップ23L、23Rに対応してエンジンフード29に設けられる。すなわち、排気口EXL、EXRは、それぞれステップ23L、23Rを指向しており、それぞれステップ23L、23Rの上面に向かって排気がなされるように構成されている。これにより、エンジンルーム30内で温められた空気でステップ23が温められ、凍結防止が図られる。
【0039】
また、図2に示すように、インタークーラ47と排気マフラ50との間には、耐熱性のある遮熱板59が設けられる。
【0040】
かかる構成において、エンジンルーム30内では、次のような冷却用空気の流れが形成される。図5は、エンジンルーム30内に形成される空気流路を示す側面視による模式図である。図6は、エンジンルーム30内に形成される空気流路を示す平面視による模式図である。
【0041】
まず、図3、図5、図6に示すように、空気取り入れ口HR1から排気口EXRまでの間において、エンジンルーム30の上半部の右側部に沿って流路STA(第2空気流路)が形成される。すなわち、走行風が空気取り入れ口HR1から流入空気53としてエンジンルーム30内に流入し、流入空気53は導入空気ガイド部AGを通ってインタークーラ47を冷却し、さらにバッテリ51を冷却して温められた後、排気口EXRから排気空気57としてステップ23Rに向かって排気される。
【0042】
また、空気取り入れ口HL1から排気口EXLまでの間において、エンジンルーム30の主に上半部の左側部に沿って流路STB(第1空気流路)が形成される。すなわち、走行風が空気取り入れ口HL1から流入空気55としてエンジンルーム30内に流入し、流入空気55は、主に過給器45を冷却した後、そのほとんどが排気口EXLから排気空気58としてステップ23Lに向かって排気される。
【0043】
さらに、空気取り入れ口HL2から排気口EXL及び排気口EXRまでの間においては、エンジンルーム30の主に下半部に流路STCが形成される。すなわち、走行風が空気取り入れ口HL2から流入空気56としてエンジンルーム30内に流入し、流入空気56は、エンジンルーム30の左側部に位置するクラッチ機構部38と、右側部に位置する排気マフラ50とを主に冷却して、それぞれ排気口EXL、EXRから排気空気58、57としてステップ23L、23Rの上面に向かって排気される。
【0044】
ここで、流路STAは、導入空気ガイド部AGの存在によって流路STB及び流路STCから仕切られる。また、遮熱板59は、流路STAの流れをガイドする機能を果たすので、遮熱板59によっても、インタークーラ47の後方において流路STAが流路STCから仕切られる。
【0045】
これらにより、冷たい流入空気53がインタークーラ47に直接導かれる一方、流路STB及び流路STCの影響がインタークーラ47に及ぶことが回避されている。すなわち、流路STB及び流路STCの途中には、過給器45、クラッチ機構部38及び排気マフラ50等の熱源となる構成部品が存在する。一方で、インタークーラ47は、その冷却状態でエンジン出力に影響が出る。そこで、流路を明確に区分することで、上記熱源からの影響を最小限にしている。特に、前方にあって高熱を発する過給器45を冷却して熱せられた空気がインタークーラ47に当たることが効果的に回避されることで、インタークーラ47の冷却効率を高めている。また、インタークーラ47は、左側壁AGcによって過給器45から物理的に隔離された構成になっていることから、過給器45からの輻射熱の影響も抑制されている。さらに、インタークーラ47は、遮熱板59によって、排気マフラ50から物理的に隔離された構成になっていることから、排気マフラ50からの輻射熱の影響も抑制される。
【0046】
しかも、上述したように、バッテリ51は、インタークーラ47の後方に配置されて、流路STAにおけるインタークーラ47の下流(延長上)に位置し、且つ、流路STAがしっかりと形成され、さらに、遮熱板59によるガイドによって、インタークーラ47を冷却した後の空気が効率よくバッテリ51に向かう。これらのことから、高熱を嫌うバッテリ51についても、流路STB及び流路STCにおける熱源の影響を受けにくくなっている。
【0047】
なお、インタークーラ47の冷却のみに着目すれば、流路STAがしっかりと形成されればよい。従って、流路STBと流路STCとの仕切りは必ずしも明確でなくてもよく、両者間である程度の空気の混合が生じてもよい。
【0048】
本実施の形態によれば、エンジン2の前方に配置された過給器45の冷却用空気を取り入れるための空気取り入れ口HL1とは別個に、インタークーラ47の冷却用空気を取り入れるための空気取り入れ口HR1を設けたので、インタークーラ47を効率よく冷却でき、しかも、導入空気ガイド部AGを設けることで、インタークーラ47に冷気を直接導くと共に、流路STAを、流路STB及び流路STCから明確に仕切るようにしたので、エンジン全高を抑えつつ、インタークーラ47が過給器45、排気マフラ50、クラッチ機構部38等の熱源から受ける影響を少なくして、インタークーラ47の冷却効率を向上させることができる。
【0049】
また、インタークーラ47は、流路STAに対する垂直面に沿う断面積がほぼ極大となるような姿勢に保持されたので、インタークーラ47の冷却効率を最大にすることができる。
【0050】
さらに、バッテリ51は、流路STA内に配置されると共に、主な熱源である過給器45、排気マフラ50、クラッチ機構部38は流路STAの外に配置されたので、バッテリ51についても、過給器45等の熱源から受ける影響を少なくして、高温化を抑制することができる。
【0051】
本実施の形態によればまた、排気口EXL、EXRからステップ23L、23Rに向かって排気されるようにしたので、エンジンルーム30内で温められた空気を有効利用することで、簡単な構成でステップ23の凍結を防止し、足元の滑り等による危険を減少させることができる。
【0052】
なお、本実施の形態では、導入空気ガイド部AGは略ロ字状に形成したが、空気取り入れ口HR1からの流入空気53を効率よくインタークーラ47に導くことができれば、ロ字状に限定されるものではなく、例えば、円筒状等でもよい。
【0053】
なお、本実施の形態では、流路STAを、流路STB及び流路STCから仕切るために、壁AGa〜AGdを有する導入空気ガイド部AGを設け、従って、空気取り入れ口HR1と排気口EXRと導入空気ガイド部AGとで、流路STAを形成する「空気流路形成手段」を構成した。しかしながら、流路STAをおおまかに形成する上では、導入空気ガイド部AGは必須でない。また、インタークーラ47と過給器45とを互いの影響を排して別個に冷却する観点からは、少なくとも左側壁AGcだけを設ける構成も採用の余地がある。
【0054】
なお、本実施の形態では、排気口EXL、EXRを、エンジンルーム30の後部において、空気取り入れ口HR1、HL1に対応させて左右に離間させて設けることで、特に流路STAと流路STBとが独立して形成されやすいように構成したが、流路を仕切るという観点からは、流路STAと流路STBとが明確に区画されるような位置であれば、排気口EXL、EXRの設置位置は例示したものに限られない。
【0055】
なお、本実施の形態では、導入空気ガイド部AGをエンジンフード29に一体に形成して構成を簡単にしたが、所望の流路形成を行うことを重視する観点からは、導入空気ガイド部AGの壁AGa〜AGdのうち少なくとも一部の壁、あるいは各壁の一部分については、エンジンフード29と別体で構成してもよい。
【0056】
なお、導入空気ガイド部AGやその一部の壁を設ける構成については、インタークーラ47用だけでなく、冷却効果を優先したい他の部品にも応用が可能である。また、流路STAと流路STBというように流路を仕切る場合、いずれの流路にどのような構成部品を配置するかも、エンジンルーム30内の設計時において各種変形例が考えられる。
【0057】
なお、本実施の形態では、排気口EXL、EXRからの排気58、57がステップ23L、23Rに常にかかるように構成したが、不要な場合もあり得るため、ステップ23L、23Rに排気58、57がかからないように排気口EXL、EXRの排気方向を切り替えられるように構成するのが望ましい。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1によれば、エンジン全高を抑えつつ、過給器からの高熱の影響を少なくしてインタークーラの冷却効率を高くすることができる。
【0059】
本発明の請求項によれば、エンジン全高を抑えつつ、過給器からの高熱の影響を少なくして、インタークーラの冷却効率を高くすると共に、バッテリの高温化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る雪上車の側面図である。
【図2】 同雪上車の側面視によるエンジンルーム内部の透視図である。
【図3】 同雪上車の平面視によるエンジンルーム内部の透視図である。
【図4】 同雪上車の正面図である。
【図5】 エンジンルーム内に形成される空気流路を示す側面視による模式図である。
【図6】 エンジンルーム内に形成される空気流路を示す平面視による模式図である。
【符号の説明】
1 雪上車
2 4サイクルエンジン
10 車体フレーム
10a フレーム前部(車体前部)
23L ステップ(左側ステップ)
23R ステップ(右側ステップ)
29 エンジンフード
30 エンジンルーム
38 クラッチ機構部
43 エアクリーナボックス
45 過給器
47 インタークーラ
50 排気マフラ
51 バッテリ
AG 導入空気ガイド部(ガイド部)
AGc 左側壁(仕切壁)
HR1 空気取り入れ口(第2空気取り入れ口)
HL1 空気取り入れ口(第1空気取り入れ口)
HL2 空気取り入れ口
EXL 排気口(第1排気口)
EXR 排気口(第2排気口)
STA 流路(第2空気流路)
STB 流路(第1空気流路)

Claims (7)

  1. 車体前部に設けられたエンジンフードと、
    前記エンジンフードの下方に形成されるエンジンルーム内に収容された4サイクルエンジンと、
    前記エンジンルーム内において前記エンジンの前方に配置された過給器と、
    前記過給器から前記エンジンに送られる空気を冷却するためのインタークーラとを有し、
    前記過給器の冷却用の空気を取り入れるための第1空気取り入れ口(HL1)とは別個に、前記インタークーラの冷却用の空気を取り入れるための第2空気取り入れ口(HR1)を、前記エンジンフードに設け
    主として前記第1空気取り入れ口から取り入れられた空気を排気するための第1排気口(EXL)と、主として前記第2空気取り入れ口から取り入れられた空気を排気するための第2排気口(EXR)とを、前記エンジンルームの後部近傍において離間させて設けると共に、
    前記4サイクルエンジンを前記車体の一側に偏倚させ、偏倚させた側と反対側のエンジン側部に前記インタークーラを並設し、前記第2空気取り入れ口と前記インタークーラと前記第2排気口とを、平面視で、略一直線に配設したことを特徴とする雪上車。
  2. 前記第2空気取り入れ口から取り入れられた空気を前記インタークーラへと導くためのガイド部(AG)を設けたことを特徴とする請求項1記載の雪上車。
  3. 前記ガイド部の少なくとも一部分は前記エンジンフードと一体に形成されたことを特徴とする請求項2記載の雪上車。
  4. 前記エンジンルーム内で前記第1空気取り入れ口から取り入れられる空気が流れる第1空気流路(STB)と、前記エンジンルーム内で前記第2空気取り入れ口から取り入れられる空気が流れる第2空気流路(STA)とを、ほぼ仕切るための仕切壁(AGc)を設けたことを特徴とする請求項1記載の雪上車。
  5. 前記車体の幅方向左右両側部に設けられた左側、右側ステップ(23L、23R)を有し、前記第1、第2排気口はそれぞれ、前記左側、右側ステップを指向して設けられ、前記第1、第2排気口からそれぞれ前記左側、右側ステップに向かって排気されるように構成されたことを特徴とする請求項記載の雪上車。
  6. 前記インタークーラは、前記第2空気流路に対する垂直面に沿う断面積がほぼ極大となるような姿勢に保持されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の雪上車。
  7. 車体前部に設けられたエンジンフードと、
    前記エンジンフードの下方に形成されるエンジンルーム内に収容された4サイクルエンジンと、
    前記エンジンルーム内において前記エンジンの前方に配置された過給器と、
    前記過給器から前記エンジンに送られる空気を冷却するためのインタークーラと、
    前記エンジンルーム内に外部から空気を取り入れ、該取り入れた空気で前記インタークーラが冷却されるように、前記取り入れた空気の流路を形成する空気流路形成手段(HR1、EXR、AG)と、
    前記空気流路形成手段により形成された流路における前記インタークーラの下流に設けられたバッテリとを有し、
    前記空気流路形成手段は、前記エンジンフードの前部に設けられた空気取り入れ口(HR1)と、前記エンジンルームの後部近傍に設けられた排気口(EXR)とを含んで構成され、
    前記空気流路形成手段により形成された流路を、平面視で、前記車体の進行方向に沿う略一直線に形成し、その一直線上に前記インタークーラおよび前記バッテリが配置されると共に、
    前記過給器が前記エンジンルーム内であって前記空気流路形成手段により形成された流路の外に配置されたことを特徴とする雪上車。
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