JPH08156609A - 車両に対する内燃機関のレイアウト - Google Patents

車両に対する内燃機関のレイアウト

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JPH08156609A
JPH08156609A JP30199294A JP30199294A JPH08156609A JP H08156609 A JPH08156609 A JP H08156609A JP 30199294 A JP30199294 A JP 30199294A JP 30199294 A JP30199294 A JP 30199294A JP H08156609 A JPH08156609 A JP H08156609A
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JP
Japan
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vehicle
internal combustion
combustion engine
crankshaft
exhaust
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JP30199294A
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Masataka Nishigaki
昌登 西垣
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Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 車両における車室の下方にコンパクトに収納
でき、車室を十分に広くとることのできる車両に対する
内燃機関のレイアウトを提供する。 【構成】 上面に吸気通路19の入口を開口させ、かつ底
面に排気通路20の出口を開口させたシリンダヘッド12を
備えた内燃機関5 を、車両1 における車室2 の底部に位
置する車体フレーム3 に約90度傾けて懸架し、前記吸
気通路19の入口に連結される吸気管21を、クランクシャ
フト14の軸線方向と直交する方向に対する内燃機関の幅
(H1)内にほぼ収まるように延長させ、かつ前記排気
通路20の出口に排気集合手段27を設けて、該排気集合手
段27を排気通路20の出口に沿ってクランクシャフト14の
軸線方向と同方向に延長させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関を車両に搭載
する時の車両に対する内燃機関レイアウトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関を車両に搭載する時は、
内燃機関を車両の前方、詳細には車室の前方に多少前傾
又は後傾させたレイアウトで搭載するのが一般的であっ
た。しかしながら、上記したように内燃機関を車両にお
ける車室の前方に搭載すると車両の全長が長くなってし
まうという問題があり、また、車両の大きさに対して車
室が狭くなってしまうという問題点があった。上記した
問題を解決する手段として内燃機関を90度前傾させて
車両における車室の下方に懸架する方法があり、この方
法が現在実施されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、既存の内燃機
関はシリンダヘッドの側部に吸気通路の入口及び排気通
路の出口を開口させて、前記吸気通路の入口に吸気管
を、前記排気通路の出口に排気管を連結するように構成
しているため、内燃機関を90度前傾させた場合、吸気
管及び排気管が車両の上下方向からシリンダヘッドに連
結されることになり、内燃機関の車両の上下方向に対す
る幅が必然的に大きくなるという問題がある。上記した
問題はそれにより車室の下方に内燃機関を収納するため
に非常に大きなスペースが必要になり、車室の高さを従
来通り確保しようとすると車体の高さを必要以上に高く
するか、又は、車室の床の内燃機関を搭載する部分を変
形させて車室内に膨らませなければならないという問題
を生じさせる。本発明は上記した問題点を解決し、車両
における車室の下方にコンパクトに収納でき、車室を十
分に広くとることのできる車両に対する内燃機関のレイ
アウトを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために本発明の車両に対する内燃機関のレイアウトは、
シリンダヘッドの上面及び底面の何れか一方に吸気通路
の入口及び(又は)排気通路の出口を開口させたシリン
ダヘッドを備えた内燃機関を、車両における車室の底部
に位置する車体フレームに約90度傾けて懸架し、前記
吸気通路の入口に連結される吸気管を、クランクシャフ
トと軸線方向と直行する方向に対する内燃機関の幅内に
収まるように延長させたことを特徴とするものである。
また、前記排気通路の出口に排気集合手段を設けて、該
排気集合手段を排気通路の出口に沿ってクランクシャフ
トの軸線方向と同方向に延長させてもよい。
【0005】
【作用】上記した車両に対する内燃機関のレイアウトに
よれば、シリンダヘッドの上面及び底面の何れか一方に
吸気通路の入口及び(又は)排気通路の出口を開口させ
たシリンダヘッドを備えた内燃機関を、車両における車
室の底部に位置する車体フレームに約90度傾けて懸架
し、前記吸気通路の入口に連結される吸気管を、クラン
クシャフトと軸線方向と直行する方向に対する内燃機関
の幅内に収まるように延長させているので、車両におけ
る車室の底部にコンパクトに収納できる。
【0006】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の車両に対
する内燃機関のレイアウト(以下、単に内燃機関レイア
ウトと称する。)の複数の実施例について説明する。
【0007】図1〜図3は本発明の内燃機関レイアウト
の一実施例を示しており、図1は内燃機関の搭載状態を
車両の側方から見た側面図、図2は内燃機関の搭載状態
を車両の上面から見た上面図、図3は内燃機関を車両前
後方向に切断した図1における内燃機関の周辺の部分拡
大図を各々示している。図中1は車両を示しており、こ
の車両1は車室2の底部に略水平な車体フレーム3を備
えている。車体フレーム3はその下方の後輪4側に内燃
機関5を適当な手段で懸架してる。
【0008】図3を参照して内燃機関5の構成を具体的
に説明する。この内燃機関5はロアシリンダブロック1
0、シリンダブロック11、シリンダヘッド12及びヘ
ッドカバー13を積層締結して構成された並列4気筒の
形式のものである。前記ロアシリンダブロック10はク
ランクシャフト14を回転可能に軸支しており、このク
ランクシャフト14とピストン15とをコンロッド16
で連結している。ピストン15はシリンダブロック11
内に形成されたシリンダボア17内に摺動可能に収納さ
れている。シリンダブロック11に連結されたシリンダ
ヘッド12は、その底部(図1〜3においては右側端
面)に燃焼室18が形成されている。また、シリンダヘ
ッド12には吸気通路19及び排気通路20が形成され
ており、吸気通路19はその入口がシリンダヘッド12
の上面(図3における左側端面)に開口し、その出口が
前記燃焼室18に開口している。排気通路20はその入
口が燃焼室18に開口し、その出口がシリンダヘッド1
2の底面(図3における右側端面)に開口している。
【0009】前記吸気通路19の入口には吸気管21が
連結されており、この吸気管21はクランクシャフト1
4の軸線方向に直交する方向に対する内燃機関5の幅H
1(図3参照)内に収まるように、車両1の前方に向か
ってオルタネータ22を避けるように湾曲しながら延長
し、集合管(吸気サージタンク)23に連結されてい
る。前記集合管23は、複数の吸気管21における吸気
ガスの脈動をならし、各吸気管21における吸気ガスの
干渉をなくす。集合管23からは第2吸気管24が約9
0度曲げられて車両前方に向かって延長し、この第2吸
気管24の入口は車両前方に設けられたエアクリーナ2
5に連結されている。エアクリーナ25からはさらに第
3吸気管26が前輪6を避けるよに湾曲しながら車両前
方に向かって延長し車両前方から効率よく外気と取り入
れられるように構成されている(図1及び2参照)。
【0010】一方、シリンダヘッド12における排気通
路20の出口には排気集合手段27が設けられており、
排気通路20はこの排気集合手段27にて集合されてい
る。排気集合手段27はクランクシャフト14と同方向
に延長され、その出口は触媒28に連結されている。触
媒28には排気管29の入口が連結されており、排気管
29は、略90度曲げられて車両後方に伸ばされ、その
出口がマフラ30に連結されている。
【0011】尚、図中31はシリンダブロック11に取
り付けられたエアコン用の圧縮機、32はシリンダヘッ
ド12の上部に取り付けられたウォータポンプを示して
おり、これら圧縮機31及びウォータポンプ32はプー
リ(符号なし)を介してカムシャフト14の動力で駆動
されるように構成されている。また、前記したオルタネ
ータ22もまたシリンダヘッド12の上部に取り付けら
れプーリ(符号なし)を介してクランクシャフト14に
連結されている。また、図中33はラジエターを示して
おり、ラジエター34には冷却管35が連結されてい
る。冷却管35は内燃機関5におけるウォータジャケッ
ト(符号なし)に連結されており、冷却管35及びウォ
ータジャケットの内部を循環する冷媒を走行風によって
冷却するように構成されている。
【0012】以上説明したように構成された内燃機関5
はピストン16が車両の前後方向に摺動するように90
度前傾され、かつそのクランクシャフト14が車両1に
対して横方向になるように、即ちクランクシャフト14
が車両1の幅方向に向かって延長するように前記車体フ
レーム3に懸架されている。クランクシャフト14は変
速ギヤ収納ケース36内に設けられた変速ギヤ(図示せ
ず)を介して後輪車軸7に連結され、後輪4を駆動す
る。
【0013】図4及び図5は本発明に係る内燃機関レイ
アウトの別の実施例を示しており、図4は車両への内燃
機関の搭載状態を示す概略側面図、図5は図4の概略上
面図を各々示している。本実施例においては、内燃機関
50の構成は図1〜3に示した実施例における内燃機関
5の構成とほぼ同じであるので、図1〜3に示した内燃
機関と同じ構成の部分には同じ符号を付してその詳細な
説明は省略する。
【0014】図中40は車両を示しており、この車両4
0は車室41の底部に略水平な車体フレーム42を備え
ている。この車両40はその車体フレーム42の下方に
内燃機関50を懸架し、前記内燃機関50で後輪43を
駆動させる後輪駆動式に構成されている。内燃機関50
はクランクケース10、シリンダブロック11、シリン
ダヘッド12及びヘッドカバー13を積層締結して構成
されている。前記シリンダヘッド12はその内部に吸気
通路(図示せず)及び排気通路(図示せず)が形成さ
れ、前記吸気通路はその入口がシリンダヘッド12の上
面(図5における下側端面)に開口し、また前記排気通
路はその出口がシリンダヘッド12の底面(図5におけ
る上側端面)に開口している。
【0015】上記した内燃機関50は90度傾けて、か
つそのクランクシャフト14が車両に対して縦方向にな
るように、即ちクランクシャフト14が車両前後方向に
延長するように車体フレーム42に懸架されており、ク
ランクシャフト14は変速ギヤケース44に収納された
変速ギヤ(図示せず)を介して後輪43の駆動軸45に
連結されている。
【0016】前記シリンダヘッド12の吸気通路の入口
には吸気管51が連結されており、これらの吸気管51
は各々、クランクシャフト14の軸線方向に直交する方
向に対する内燃機関の幅H2(図6参照、本図は図4に
おける内燃機関50の周辺の部分拡大図である。)内に
収まるように、車両の幅方向に向かって延長され、その
入口が集合管52に連結されている。集合管52からは
第2吸気管53が車両前方向に向かって延長しており、
第2吸気管53はその入口がエアクリーナ54に連結さ
れている。エアクリーナ54には第3吸気管55が連結
されており、この第3吸気管55は前輪46を避けるよ
うに車両前方に向かって延長し、車両の前方から外気を
取り入れられるように構成されている。また、前記シリ
ンダヘッド12の排気通路の出口には排気集合手段56
が設けられており、排気通路はこの排気集合手段56に
て集合されている。排気集合手段56はクランクシャフ
ト14と略平行に車両後方に向かって延長され、触媒5
7、排気管58を介してマフラ59に連結されている。
【0017】前記クランクケース10の底面(図5にお
ける上側端面)にはエアコン用圧縮機60及びオイルタ
ンク61が設けられており、前記エアコン用圧縮機60
はプーリ(符号なし)を介してクランクシャフト14で
駆動される。また、ヘッドカバー13の上面(図5にお
ける下側端面)にはオルタネータ62及びウォータポン
プ63が設けられており、これらオルタネータ62及び
ウォータポンプ63もまたプーリ(符号なし)を介して
クランクシャフト14に連結されている。図中64はラ
ジエターを示しており、このラジエター64は冷却管6
5及び内燃機関50に形成されたウォータジャケット
(図示せず)を循環する冷媒を走行風で冷却するように
構成されている。
【0018】図7及び図8は本発明に係る内燃機関レイ
アウトのさらに別の実施例を示しており、図7は車両へ
の内燃機関の搭載状態を示す概略側面図、図8は図7の
概略上面図を各々示している。本実施例における内燃機
関80の構成は図1〜図3に示した内燃機関5の構成と
ほぼ同じであるので、図1〜図3に示した内燃機関と同
じ構成の部分には同じ符号を付してその詳細な説明は省
略する。
【0019】図中70は車両を示しており、この車両7
0は車室71の底部に略水平な車体フレーム72を備え
ている。この車両70はその車体フレーム72の下方に
内燃機関80を懸架し、内燃機関80で前輪73を駆動
させる前輪駆動式に構成されている。内燃機関80はク
ランクケース10、シリンダブロック11、シリンダヘ
ッド12及びヘッドカバー13を積層締結して構成され
ている。前記シリンダヘッド12はその内部に吸気通路
(図示せず)及び排気通路(図示せず)が形成され、前
記吸気通路はその入口がシリンダヘッド12の上面(図
8における右側端面)に開口し、また前記排気通路はそ
の出口がシリンダヘッド12の底面(図8における左側
端面)に開口している。
【0020】上記した内燃機関80はヘッドカバー13
が車両後方に、クランクケース10が車両前方に位置す
るように90度傾けられ、かつそのクランクシャフト1
4が車両に対して横方向に、即ちクランクシャフト14
が車両の幅方向に延長するように車体フレーム72に懸
架されており、クランクシャフト14は変速ギヤケース
74内に収納された変速ギヤ(図示せず)を介して前輪
73の駆動軸75を駆動させるように構成されている。
【0021】前記シリンダヘッド12の吸気通路の入口
には吸気管81が連結されており、これら吸気管81は
各々、内燃機関80のクランクシャフト14の軸線方向
に直交する方向の幅(符号なし)内に収まるように、車
両の後方に向かって延長され、その入口が集合管82に
連結されている。集合管82からは第2吸気管83が車
両前方に向かって延長しており、第2吸気管83はその
入口がエアクリーナ84に連結されている。エアクリー
ナ84には第3吸気管85が連結されており、この第3
吸気管85は車両斜め前方に向かって車両前方まで延長
し、車両の前方から効率よく外気を取り入れられるよう
に構成されている。また、前記シリンダヘッド12の排
気通路の出口には排気集合手段86が設けられており、
排気通路はこの排気集合手段56にて集合されている。
排気集合手段86はクランクシャフト14と略平行に車
両の幅方向に延長され、触媒87、第1排気管88a、
サブマフラ89a及び第2排気管88bを介してマフラ
89bに連結されている。
【0022】前記シリンダブロック11の側面にはオル
タネータ91が設けられている。また、ヘッドカバー1
3の上面(図8における右側端面)にはエアコン用圧縮
機92及びウォータポンプ93が設けられており、これ
らエアコン用圧縮機92及びウォータポンプ93はクラ
ンクシャフト14で駆動されるように構成されている。
図中94はラジエターを示しており、このラジエター9
4は冷却管95及び内燃機関80に形成されたウォータ
ジャケット(図示せず)を循環する冷媒を走行風で冷却
するように構成されている。
【0023】図9及び図10は本発明に係る内燃機関レ
イアウトのさらに別の実施例を示しており、図9は車両
への内燃機関の搭載状態を示す概略側面図、図10は図
9の概略上面図を各々示している。本実施例は、図1〜
図3に示した内燃機関レイアウトにおける第2吸気管、
エアクリーナ及び第3吸気管の構成及びレイアウトを変
更しただけのものであるので、図1〜図3に示した実施
例との異なる違いのみを説明する。本実施例においては
集合管23に連結された第2吸気管24’は車両幅方向
に延長して、その入口がエアクリーナ25’に連結され
ている。エアクリーナ25’には第3吸気管26’が連
結され、この第3吸気管26’は車両前方に向かって、
車両の前後方向の略中央当たりまで延長し、その開口端
から外気を取り入れるように構成されている。
【0024】以上図1〜図10に示した本実施例では、
並列4気筒の内燃機関を例に挙げて本発明の内燃機関レ
イアウトについて説明してるが内燃機関の形式は本実施
例に限定されることなく任意のものでよく、例えば水平
対向型の内燃機関を使用してもよい。また、本実施例で
は排気集合手段が他部品と別体に構成された内燃機関を
例に挙げて本発明の内燃機関レイアウトについて説明し
ているが内燃機関における排気集合手段の構成は本実施
例に限定されることなく、他部品と一体に構成されても
よく、例えば、シリンダブロックと又は、シリンダヘッ
ドと一体に構成されてもよいことはもちろんである。
【0025】本実施例の内燃機関レイアウトによれば、
ウォータポンプ等の補機類を内燃機関のヘッドカバーや
クランクケース等に直接取り付けているので補機を含む
内燃機関全体の大きさをコンパクトにすることができ、
また、補機類の耐震構造を簡易化することができるとい
う効果を奏する。さらに本実施例の内燃機関レイアウト
によれば、車室の底部に水平な車体フレームを設けて当
該車体フレームに内燃機関を懸架するようにしているの
で従来の車両に比べてボディーの変更が簡単になり、よ
り多くの車種に容易に対応できるようになるという効果
を奏する。また、図示していないが、パワーステアリン
グを車両にて使用する場合には当該パワーステアリング
用のポンプは使用せずにパワーステアリングを電動にす
るとよりよりコンパクトな内燃機関レイアウトが達成で
きる。さらにまた本実施例の内燃機関レイアウトによれ
ば、内燃機関を車室の底部に設けた車体フレームに懸架
しているので、車両の前部の居住性を良好にすることが
できる。
【0026】
【発明の効果】本発明の車両に対する内燃機関のレイア
ウトによればシリンダヘッドの上面及び底面の何れか一
方に吸気通路の入口及び(又は)排気通路の出口を開口
させたシリンダヘッドを備えた内燃機関を、車両におけ
る車室の底部に位置する車体フレームに約90度傾けて
懸架し、前記吸気通路の入口に連結される吸気管を、ク
ランクシャフトの軸線方向と直交する方向に対する内燃
機関の幅内に収まるように延長させ、かつ前記排気通路
の出口に排気集合手段を設けて、該排気集合手段を排気
通路の出口に沿ってクランクシャフトの軸線方向と同方
向に延長させているので、内燃機関をクランクシャフト
の軸線方向と直交する方向に対して幅狭に、車両下方に
搭載することができ、車両の全長及び車高を大きくする
ことなく、広い車室を得ることができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る内燃機関のレイアウトの一実施
例を示す車両の概略側面図である。
【図2】 図1に示す車両の概略上面図である。
【図3】 内燃機関を前後方向に切断した図1における
内燃機関周辺の部分拡大図である。
【図4】 本発明に係る内燃機関のレイアウトの別実施
例を示す車両の概略側面図である。
【図5】 図4に示す車両の概略上面図である。
【図6】 図4における内燃機関周辺の部分拡大図であ
る。
【図7】 本発明に係る内燃機関のレイアウトのさらに
別実施例を示す車両の概略側面図である。
【図8】 図7に示す車両の概略上面図である。
【図9】 本発明に係る内燃機関のレイアウトの別実施
例を示す車両の概略側面図である。
【図10】 図9に示す車両の概略上面図である。
【符号の説明】
1 車両 2 車室 3 車体フレーム 4 後輪 5 内燃機関 6 前輪 10 クランクケース 11 シリンダブロック 12 シリンダヘッド 13 ヘッドカバー 14 クランクシャフト 15 ピストン 16 コンロッド 17 シリンダボア 18 燃焼室 19 吸気通路 20 排気通路 21 吸気管 22 オルタネータ 23 集合管 24,24’ 第2吸気管 25,25’ エアクリー ナ 26,26’ 第3吸気管 27 排気集合手段 28 触媒 29 排気管 30 マフラ 31 エアコン用圧縮機 32 ウォータポンプ 33 ラジエター 35 冷却管 36 変速ギヤ収納ケース 40 車両 41 車室 42 車体フレーム 43 後輪 44 変速ギヤケース 45 後輪駆動軸 46 前輪 50 内燃機関 51 吸気管 52 集合管 53 第2吸気管 54 エアクリーナ 55 第3吸気管 56 排気集合手段 57 触媒 58 排気管 59 マフラ 60 エアコン用圧縮機 61 オイルタンク 62 オルタネータ 63 ウォータポンプ 64 ラジエター 65 冷却管 70 車両 71 車室 72 車体フレーム 73 前輪 74 変速ギヤケース 75 前輪駆動軸 80 内燃機関 81 吸気管 82 集合管 83 第2吸気管 84 エアクリーナ 85 第3吸気管 86 排気集合手段 87 触媒 88 排気管 89 マフラ 90 オイルタンク 91 オルタネータ 92 エアコン用圧縮機 93 ウォータポンプ 94 ラジエター 95 冷却管 H2 内燃機関50のクランクシャフト14の軸線方向
に直交する方向の幅 H1 内燃機関5のクランクシャフト14の軸線方向に
直交する方向の幅

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダヘッドの上面及び底面の何れか
    一方に吸気通路の入口及び(又は)排気通路の出口を開
    口させたシリンダヘッドを備えた内燃機関を、 車両における車室の底部に位置する車体フレームに約9
    0度傾けて懸架し、 前記吸気通路の入口に連結される吸気管を、クランクシ
    ャフトの軸線方向と直交する方向に対する内燃機関の幅
    内にほぼ収まるように延長させたことを特徴とする車両
    に対する内燃機関レイアウト。
  2. 【請求項2】 前記排気通路の出口に排気集合手段を設
    けて、該排気集合手段を排気通路の出口に沿ってクラン
    クシャフトの軸線方向と同方向に延長させたことを特徴
    とする請求項1に記載の車両に対する内燃機関レイアウ
    ト。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007083865A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Yanmar Co Ltd 移動車両
JP2007083864A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Yanmar Co Ltd 移動車両

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JP2007083865A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Yanmar Co Ltd 移動車両
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