JP2916327B2 - 自動取引装置 - Google Patents

自動取引装置

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JP2916327B2
JP2916327B2 JP21684492A JP21684492A JP2916327B2 JP 2916327 B2 JP2916327 B2 JP 2916327B2 JP 21684492 A JP21684492 A JP 21684492A JP 21684492 A JP21684492 A JP 21684492A JP 2916327 B2 JP2916327 B2 JP 2916327B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、銀行などの
金融機関で使用される現金自動支払機などの自動取引装
置に係り、特に、利用者が所望する支払金額を発声する
だけで個人認識を行なうとともに金額入力が終了するよ
うにした自動取引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、銀行などで使用される現金自動
支払機などの自動取引装置では、利用者が口座情報を記
録した磁気カードを持参し、これをカード挿入口に挿入
するとともに、キーボードを用いて暗証番号や支払金額
などをキー入力していた。
【0003】最近、自動取引装置自身の動作速度は速く
なり、短時間で取引処理が完了することができるように
なってきた。しかし、この利用者によるキー入力の操作
時間は、利用者個人の操作速度に依存するため、特に、
不慣れな利用者の場合には、処理時間が長くなってしま
うことはやむを得なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は、利用者の情報
入力にキー操作を採用していたために、取引時間の大部
分を利用者のキー操作時間が占めてしまい、自動取引装
置の動作速度をどんなに高速にしても、取引時間には限
界があった。
【0005】また、最近、音声の認識技術は大きく進歩
してきたが、任意の人が任意の言葉を発声した場合は、
まだ認識率は低い。このような音声認識技術を自動取引
装置に採用したとき、一般の任意の人が発声するために
認識率の悪さにより実用化に困難をきたしていた。そこ
で、本発明は、簡単な操作により、短時間で取引処理を
終了する自動取引装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の自動取引装置
は、利用者が発声する取引に関する音声を入力する音声
入力手段と、この音声入力手段で入力された音声から取
引金額の単位を示す言葉を検出する単位検出手段と、こ
の単位検出手段の検出結果に応じて、取引金額の単位を
示す言葉の前に発声される取引金額を認識する金額認識
手段と、この金額認識手段で認識された取引金額に応じ
て所定の取引を実行する取引手段とを具備している。
【0007】また、本発明の自動取引装置は、利用者が
発声する取引に関する音声を入力する音声入力手段と、
この音声入力手段で入力された音声から取引金額の単位
を示す言葉を検出する単位検出手段と、この単位検出手
段の検出結果に応じて、取引金額の単位を示す言葉の前
に発声される取引金額を認識する金額認識手段と、前記
単位検出手段の検出結果に応じて、取引金額の単位を示
す言葉の後に続く音声の特徴を抽出する特徴抽出手段
と、この特徴抽出手段の抽出結果に応じて、取引金額の
単位を示す言葉の後に続く音声が前記利用者本人の音声
であることを照合識別する本人照合手段と、この本人照
合手段で利用者本人の音声であると識別されたとき、前
記金額認識手段で認識された取引金額に応じて所定の取
引を実行する取引手段とを具備している。
【0008】また、本発明の自動取引装置は、利用者が
持参し、利用者の取引に関する情報および利用者の音声
に関する情報が記録された記録媒体を受入れ、その記録
媒体から前記情報を読取る記録媒体読取手段と、利用者
が発声する取引に関する音声を入力する音声入力手段
と、この音声入力手段で入力された音声および前記記録
媒体読取手段で読取られた取引に関する情報に応じて所
定の取引を実行する第1の取引実行手段と、利用者が操
作するキー入力手段と、このキー入力手段で入力された
キー情報および前記記録媒体読取手段で読取られた取引
に関する情報に応じて所定の取引を実行する第2の取引
実行手段と、前記記録媒体読取手段で読取られた利用者
の音声に関する情報で取引が実行できるか否かを判定す
る判定手段と、この判定手段で取引が実行できると判定
したときは前記第1の取引実行手段で取引を行ない、取
引が実行できないと判定したときは前記第2の取引実行
手段で取引を行なうよう制御する制御手段とを具備して
いる。
【0009】また、本発明の自動取引装置は、利用者が
持参し、利用者の取引に関する情報が記録された記録媒
体を受入れ、その記録媒体から前記情報を読取る記録媒
体読取手段と、利用者が発声する取引に関する音声を入
力する音声入力手段と、この音声入力手段で入力された
音声を認識する音声認識手段と、この音声認識手段の認
識結果および前記記録媒体読取手段で読取られた取引に
関する情報に応じて所定の取引を実行する第1の取引実
行手段と、利用者が操作するキー入力手段と、このキー
入力手段で入力されたキー情報および前記記録媒体読取
手段で読取られた取引に関する情報に応じて所定の取引
を実行する第2の取引実行手段と、前記音声認識手段で
利用者の音声が認識できたときは前記第1の取引実行手
段で取引を行ない、認識できないときは前記第2の取引
実行手段で取引を行なうよう制御する制御手段とを具備
している。
【0010】
【0011】
【作用】本発明によれば、音声による情報入力を可能と
することにより、利用者が所望する取引金額を発声する
だけで、個人認識を行なうとともに取引金額を認識し、
即座に取引処理を行なうことができ、万一、利用者の発
声が認識できない場合でも、利用者に迷惑をかけずに取
引を行なうことが可能となる。したがって、簡単な操作
により、短時間で取引処理を終了するようになる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0013】図2は、本実施例に係る自動取引装置(た
とえば、現金自動支払機)の外観を示すものである。図
において、筐体1の前面には、略L字形状の接客操作部
2が形成されている。接客操作部2の水平面には、表示
面に透明なタッチセンサパネルを備えたカラーCRT表
示装置3が設けられている。CRT表示装置3は、操作
手順、その他の情報を文字、文言、イラストあるいは画
像情報によって画面に表示し、利用者の操作を誘導する
とともに、数字、カタカナ、アルファベット、確認や取
消しの文字の表示に対応するタッチセンサパネルの部位
を指で触れることにより、所望の情報のキー入力を行な
うことができるようになっている。
【0014】一方、接客操作部2の垂直面には、利用者
の持参した利用者の取引に関する情報および音声に関す
る情報などが記録されている記録媒体としての取引カー
ドを受入れるとともに、取引内容を印字したレシート
(明細票)を排出するカード口4、放出された紙幣を一
括して受取る紙幣払出口5、利用者に対し音声で操作を
案内するためのスピーカ6、現在取引が可能であるか否
かを表示する取扱表示器7などが設けられている。
【0015】また、筐体1の前面下方部位には、利用者
センサ8が設けられている。利用者センサ8は、本装置
の前に利用者が数秒間位置しないと、それを検知してC
RT表示装置3の表示画面を消灯し、利用者が接近する
と、それを検知してCRT表示装置3の表示画面を点灯
させるようになっている。
【0016】さらに、筐体1の上部には、利用者が発声
する音声を入力するための音声入力手段としてのマイク
ロフォン9が設けられている。このマイクロフォン9と
スピーカ6とにより、音声により利用者に対し操作案内
するとともに、利用者は音声により必要な情報を入力
し、操作を進めることができるようになっている。勿
論、音声による操作を好まない利用者には、前述したC
RT表示装置3の表示画面とタッチセンサパネルにより
キー入力による操作も可能となっている。
【0017】ところで、筐体1の両側部には、利用者を
操作中に外界から遮断するための保護扉10A,10B
が設置されている。保護扉10A,10Bの設置目的に
は2つある。1つは、利用者がマイクロフォン9によっ
て音声を入力するとき、外界の雑音がマイクロフォン9
に入力されることを防止することである。2つめは、利
用者がマイクロフォン9によって音声を入力するとき、
発声する声が外部に漏れ、次の顧客に聞こえないように
することである。
【0018】すなわち、利用者が本装置の操作を開始す
ると、図3に示すように、保護扉10A,10Bを閉じ
て、操作中の利用者を含めて本装置の前面を閉鎖する。
保護扉10A,10Bの外面は、遮音材によって形成さ
れており、外部の音が内側に侵入するのを防止してい
る。また、保護扉10A,10Bの内面には、吸音材が
貼付されており、内部の音が外側に漏れるのを防止して
いる。
【0019】なお、外部に音楽などを流すためのスピー
カを設置し、利用者の操作中に外部に音楽を流すことに
より、利用者の発声する音声が僅かに外部に漏れたとし
ても、外部で待っている他の利用者に聞こえることを防
止することができ、遮音効果は更に高くなる。
【0020】図4および図5は、利用者が持参する取引
カード11を示すものである。この取引カード11は、
たとえば、いわゆるICカードの表面に磁気ストライプ
を設けた構成となっている。すなわち、取引カード11
の表面には、利用者の口座情報(暗証番号や口座番号な
ど)を磁気情報として記録するための磁気ストライプ1
2が貼付されているとともに、内部のICと電気的に接
続された外部インターフェイス端子13が設けられてい
る。
【0021】そして、取引カード11の内部には、IC
化されたマイクロコンピュータ14とメモリ15が内蔵
されており、外部インターフェイス端子13により外部
から内部のメモリ15に対し、データの読み書きが可能
となっている。勿論、これらのデータの読み書きのため
には、取引カード11内のマイクロコンピュータ14と
の交信を行ない、正規の手続きを行なったものだけがメ
モリ15に対するアクセスを許可されるようになってい
る。
【0022】図6は、取引カード11に内蔵されたメモ
リ15の構成例を示すものである。メモリ15は、大き
く4つの領域に分割されている。第1の領域15aは、
カード識別エリアであり、誰でも、この取引カード11
にアクセスする者は、自由に読出すことができる。この
第1の領域15aには、この取引カード11の用途、発
行者などが記憶されている。たとえば、この場合は銀行
用カードとして発行され、発行者は銀行である。また、
さらに他の情報が記憶されているときは、このエリアに
登録されている。
【0023】第2の領域15bは、銀行用エリアであ
り、口座番号や口座種別などの口座情報を記憶する領域
や、取引記録を記憶するための取引記録領域などがあ
る。この第2の領域15bにアクセスするためには、そ
の銀行が許可した者だけに公開される特別なキー情報を
必要とする。このキー情報をマイクロコンピュータ14
に入力することにより、この第2の領域15bにアクセ
スが可能となる。
【0024】第3の領域15cは、他の用途のためのエ
リアであり、たとえば、この例では、利用者の音声のパ
ターン番号が記憶されている。音声のパターン番号と
は、利用者の発声により情報を入力するシステムにおい
て、音声を認識するために使用される発声する人の年
齢、性別、体形に応じ声質を認識の情報として加えるこ
とにより、認識率が非常に向上することが知られてい
る。
【0025】第4の領域15dは、極秘エリアであり、
利用者の暗証番号や音声特徴情報など、利用者個人を本
人と認識するための情報が記憶されるエリアである。こ
の第4の領域15dの情報を読出すことはできない。た
とえば、利用者により入力された暗証番号が、この取引
カード11に登録された暗証番号と一致しているか否か
を判定するときは、外部インターフェイス端子13を介
してマイクロコンピュータ14に対し、利用者が入力し
た暗証番号に基づき問合わせを行なう。この結果、マイ
クロコンピュータ14により一致チェックが行なわれ、
その判定結果だけが外部インターフェイス端子13を介
して出力される。したがって、外部からは第4の領域1
5dに記録されている暗証番号を読出すことなしに、暗
証番号のチェックが行なわれる。
【0026】第4の領域15dには、音声特徴エリアが
あり、この音声特徴エリアには、利用者が特定の言葉を
発声したときの特徴情報が記憶されており、たとえば、
利用者が本装置を操作しようとしたとき、発声した声の
特徴から取引カード11の所有者本人であるか否かの判
定が行なわれる。この判定は、前述の暗証番号の場合と
同様に、外部から音声の特徴情報を外部インターフェイ
ス端子13を介してマイクロコンピュータ14に入力す
ることにより行なわれる。
【0027】図1は、上記した自動取引装置の構成を示
すもので、カード取扱ユニット21、プリンタユニット
22、紙幣出金ユニット23、接客ユニット24、音声
案内ユニット25、音声認識部26、内部モニタ27、
記憶部28、フロッピーディスク装置29、伝送制御部
30、主制御部31、電源部32などによって構成され
る。
【0028】カード取扱ユニット21は、カード口4か
ら受入れた取引カード11の磁気ストライプに対して情
報の読取りあるいは書込みを行なうとともに、外部イン
ターフェイス端子13を介してマイクロコンピュータ1
4と交信することにより、メモリ15に対する情報の読
み書きなどを行なう。プリンタユニット22は、ジャー
ナル用紙に対して取引内容を印字するとともに、取引内
容を印字したレシートを発行し、カード口4から排出す
る。紙幣出金ユニット23は、必要に応じて、あらかじ
め金庫に収納された紙幣を所定枚数だけ取出して紙幣払
出口5から一括して払出す。接客ユニット24は、前記
CRT表示装置3などから構成されている。音声案内ユ
ニット25は、前記スピーカ6を用いて音声により利用
者の操作を誘導する案内を行なう。音声認識部26は、
後で詳細を説明するが、前記マイクロフォン9で入力さ
れた利用者の音声を認識する。内部モニタ27は、本装
置の運用に係る係員に本装置の状態を通知するととも
に、係員による操作指示の入力を行なう。記憶部28
は、各種情報の記憶に用いられる。
【0029】フロッピーディスク装置29は、本装置の
運用に係る処理手順のプログラムを格納するとともに、
取引に供する各種の情報や取引の記録、本装置の稼働状
況の記録、本装置固有に設定された特殊な情報の格納な
どを行なう。
【0030】伝送制御部30は、通信回線を介してセン
タのホストコンピュータとオンライン接続されていて、
必要に応じてホストコンピュータとオンライン交信する
ようになっている。
【0031】主制御部31は、全体的な制御を司るもの
で、フロッピーディスク装置29内のプログラム情報を
参照しつつ、各ユニット21〜25、音声認識部26、
内部モニタ27、記憶部28、伝送制御部30、および
保護扉10A,10Bを制御して、支払取引の動作制御
を行なう。
【0032】主制御部31には、必要に応じてリモート
モニタ33を接続し、遠方から監視することができる。
モートモニタ33は、主制御部31によって制御され、
内部モニタ27とほぼ同じ情報を表示するとともに、本
装置に異常が発生した場合には、ブザーなどの鳴動手段
を併用して報知せしめる。
【0033】次に、上記のような構成において、図7お
よび図8に示すフローチャートを参照して音声による支
払取引の動作について説明する。まず、取引カード11
を持参した利用者は、カード口4から取引カード11を
挿入することにより、カード取扱ユニット21はその取
引カード11を取込み(S1)、取引カード11の磁気
ストライプ12に記録されている口座情報を読出し、主
制御部31へ送る。また、このとき、カード取扱ユニッ
ト21は、主制御部31の制御に基づき、取引カード1
1の外部インターフェイス端子13からマイクロコンピ
ュータ14に問合わせを入力し、メモリ15に音声特徴
情報が記憶されているか否かを判定する(S2)。
【0034】この判定により、メモリ15に音声特徴情
報が記憶されていなかったり、あるいは、取引カード1
1にマイクロコンピュータ14そのものが組込まれてな
いような場合は、図8のフローチャートへ進む。
【0035】上記判定により、メモリ15に音声特徴情
報が記憶されている場合、主制御部31は、保護扉10
A,10Bを閉鎖するとともに、スピーカ6で「ピッと
鳴ったら支払金額を言って下さい」と案内する(S
3)。そして、主制御部31は、スピーカ6から「ピ
ッ」と音を鳴らし、利用者が例えば「10万円お願いし
ます」と発声する音声をマイクロフォン9から入力し、
音声認識部26に取込む(S4)。
【0036】次に、主制御部31は、音声認識部26に
よって利用者の「10万円お願いします」という音声か
ら利用者個人の音声の特徴情報を抽出する(S5)。そ
して、この抽出した特徴情報に基づき、取引カード11
に対して本人照合の問合せを行なう(S6)。すなわ
ち、カード取扱ユニット21は、取引カード11の外部
インターフェイス端子13を介してマイクロコンピュー
タ14に対し、利用者がマイクロフォン9を通して入力
した音声の特徴情報を基に本人照合を指令する。マイク
ロコンピュータ14は、メモリ15の第4の領域15d
に記憶されている音声特徴情報を基に、本人の音声の特
徴に一致しているか否かを判定し、その判定結果を外部
インターフェイス端子13およびカード取扱ユニット2
1を介して主制御部31へ送る。
【0037】主制御部31は、取引カード11からの本
人照合の判定結果により、本人との判断ができないとき
は(S7)、図8のフローチャートへ進む。一方、本人
と判定された場合には、利用者の入力した「10万円お
願いします」の音声から10万円の金額部を切出し、支
払金額の認識を行なう(S8)。この支払金額の認識処
理は、音声認識部26によって行なわれる。このとき、
支払金額が認識できない場合(S9)、図8のフローチ
ャートへ進む。
【0038】支払金額が認識できた場合(S9)、主制
御部31は、ホストコンピュータに対して電文を送信
し、取引の許可を得る(S10)。このとき同時に、プ
リンタユニット22によってジャーナル用紙に取引情報
を印字するとともに、取引記録を印字したレシートを発
行し、さらに、カード取扱ユニット21によって、取引
カード11に内蔵されたメモリ15の第2の領域15b
に利用者の取引記録を書込む(S11)。これらが終了
すると、主制御部31は、利用者に対し、カード口4か
ら取引カード11およびレシートを排出するとともに
(S12)、紙幣出金ユニット23を動作させることに
より、入力された支払金額に相当する紙幣を紙幣払出口
5から放出し(S13)、支払取引を終了する。
【0039】ところで、前述のステップS2において、
取引カード11に音声特徴情報が記憶されていなかった
場合、または、取引カード11にマイクロコンピュータ
14が組込まれていなかったり、マイクロコンピュータ
14などが故障しているために音声特徴情報が読出せな
い場合、図8のフローチャートに進み、従来と同様にC
RT表示装置3によるキー入力受付けに切換える。
【0040】すなわち、主制御部31は、音声案内ユニ
ット25を制御することにより、スピーカ6で「画面で
暗証番号を押して下さい」と音声案内し、CRT表示装
置3の画面にテンキーを表示する(S14)。利用者
は、この表示されたテンキーを選択的に押下することに
より、暗証番号を入力する(S15)。
【0041】暗証番号が入力されると、主制御部31
は、この入力された暗証番号に基づき、取引カード11
に対して暗証照合の問合せを行なう(S16)。すなわ
ち、カード取扱ユニット21は、取引カード11の外部
インターフェイス端子13を介してマイクロコンピュー
タ14に対し、利用者が入力した暗証番号を基に暗証照
合を指令する。マイクロコンピュータ14は、メモリ1
5の第4の領域15dに記憶されている暗証番号との一
致判定を行ない、その判定結果を外部インターフェイス
端子13およびカード取扱ユニット21を介して主制御
部31へ送る。
【0042】主制御部31は、取引カード11からの暗
証照合の判定結果により、入力された暗証番号が正しく
ないときは(S17)、暗証照合の入力ミスが例えば2
回以内か否かを判定し(S18)、2回以内であれば、
ステップS14に戻って前述同様な動作を繰り返し、3
回目であれば取引カード11を返却し(S19)、取引
動作を終了する。
【0043】入力された暗証番号が正しいとき(S1
7)、主制御部31は、音声案内ユニット25を制御す
ることにより、スピーカ6で「画面で金額を押して下さ
い」と音声案内し、CRT表示装置3の画面にテンキー
およびファンクションキーを表示する(S20)。利用
者は、この表示されたキーを選択的に押下することによ
り、所望の支払金額を入力する(S21)。
【0044】支払金額が入力されると、主制御部31
は、利用者に対し金額の確認を行なう(S22)。すな
わち、音声案内ユニット25を制御することにより、ス
ピーカ6で「金額は10万円ですね。確認キー又は取消
キーを押して下さい」と音声案内し、CRT表示装置3
の画面に支払金額、確認キー、取消キーを表示する。こ
こで、利用者が取消キーを押下した場合(S23)、主
制御部31は、ステップS20に戻って前述同様な動作
を繰り返し、確認キーを押下した場合(S23)、図7
のフローチャートのステップS10に進み、前述同様な
動作を繰り返す。
【0045】なお、図8のステップS22,S23で
は、入力された支払金額の利用者による確認を行なう。
一方、図7のステップS9では、音声による支払金額の
入力の場合には利用者による確認は行なわない。これ
は、タッチセンサパネルにより支払金額をキー入力した
場合、キーの押し間違いが発生する場合があるが、音声
での入力の場合には、言い間違える場合は、ほとんどな
いので、確認する必要がないという理由に基づいてい
る。次に、利用者によりマイクロフォン9から入力され
た音声の認識処理について説明する。
【0046】図9は、音声認識部26の前処理部を示し
ている。図において、マイクロフォン9から入力された
音声信号は、増幅回路41で増幅された後、後続の2つ
の処理回路に入力される。第1の処理回路では、入力さ
れた音声全体から各音ごとへの分解が行なわれる。すな
わち、増幅回路41で増幅された音声信号は、第1のA
/D変換器42でデジタル信号に変換され、このデジタ
ル信号は音分解回路43に入力される。音分解回路43
では、音声全体の抑揚や休止を判別し、音単位の分割信
号Tを出力する。さらに、この抑揚と休止は、利用者の
音声の第1の分析信号S1として後処理部に出力され
る。
【0047】一方、第2の処理回路では、入力された音
声信号と第1の処理回路の音分解回路43からの分割信
号Tとによって各音ごとの周波数分析が行なわれる。す
なわち、増幅回路41で増幅された音声信号は、周波数
分析回路44に入力される。周波数分析回路44では、
複数のバンドパスフィルタが並列に接続されてなり、各
バンドパスフィルタの周波数帯域ごとに音声信号が分解
され、出力される。この出力信号は、第2のA/D変換
器45に入力される。
【0048】第2のA/D変換器45では、音分解回路
43からの分割信号Tにしたがって各音ごとの周波数強
度が出力される。すなわち、第2のA/D変換器45に
入力された周波数帯域ごとに分解された音声信号を、さ
らに分割信号Tにより分割することにより、各音ごとの
周波数別分析信号を出力する。この周波数別分析信号
は、利用者の音声の第2の分析信号S2として後処理部
に出力される。
【0049】図10は、音声認識部26の後処理部を示
している。図において、後処理部では、前処理部から出
力された分析信号S1,S2を基に、利用者が払出した
い金額を認識するとともに、利用者の音声の特徴情報を
抽出する。すなわち、まず、円検出部46によって、分
析信号S1,S2から「エン」という支払金額の単位を
示す音を抽出する。
【0050】すなわち、利用者の支払金額を指定する音
声の中には必ず「円」という声がある。通常、金額を発
声するとき、「エン」という音は、「千」と「円」との
2種類ある。さらに、「万」の音も、「エン」に類似し
た音を持つが、「マン」と「エン」は分離することが可
能であり、さらに、「マン」と「エン」は明確に分離で
きる。
【0051】一方、「千」と「円」との分離は難しい。
しかし、一般に取扱金額は千円単位であるため、もし、
「セン」という音があるときは、必ず次に「エン」とい
う音が来る。したがって、「エン」という音を検出した
ら、続けて再度「エン」という音が発生しないか判定す
る。これにより、確実に「円」の検出ができる。
【0052】このようにして検出された「円」の検出信
号Eは、金額認識部47および特徴抽出部48にそれぞ
れ入力され、この検出信号Eを基に金額部の抽出および
特徴部の抽出が行なわれる。すなわち、「円」の前には
必ず金額が発声される。この例の場合は「10万円」と
なる。一方、特徴部は、「円」の後に続いて発声される
音声信号を利用する。この例の場合は「お願いします」
である。
【0053】まず、金額認識部47では、分析信号S
1,S2の「円」の前部分を抽出することにより、金額
を認識する。金額は、「1〜100」の数字と万、千の
限定された音しか存在しない。したがって、任意の利用
者が発声した音声でも、確実に認識することができる。
金額認識部47では、認識した支払金額を示す金額情報
Kを出力する。
【0054】一方、特徴抽出部48では、分析信号S
1,S2の「円」の後部分を抽出することにより、利用
者の個人を認識するための特徴情報を抽出する。このと
き、特徴抽出部48で抽出する範囲は、「円」を含む
「円」に続く音声である。
【0055】ここで、特徴部分の音声は、利用者が任意
に選択することができる。すなわち、今回の例では、
「円お願いします」であった。他に「円です」、「円の
支払い」、または、単に「円」など、所定の音の数の範
囲内で自由に利用者が選択できる。このように、自由に
選択可能とすることにより、選択した言葉そのものも利
用者個人の認識に有効である。
【0056】特徴抽出部48では、「円」の検出信号E
を基に分析信号S1,S2の「円」を含む「円」の後部
分を抽出し、特徴信号T1,T2を出力する。特徴信号
T1は、分析信号S1を基にした抑揚と休止に関する利
用者の音声の特徴情報である。また、特徴信号T2は、
周波数別分析信号S2を基にした周波数分析による利用
者の音声の特徴情報である。
【0057】前述した図7のフローチャートのステップ
S6において、取引カード11に対し本人照合問合わせ
を行なう場合、この特徴信号T1,T2が取引カード1
1のマイクロコンピュータ14に入力される。マイクロ
コンピュータ14では、メモリ15の第4の領域15d
に記憶されている利用者の音声の特徴を判別するキーと
なる特徴信号T1,T2に対応するマスタデータとして
の音声特徴情報との一致度がチェックされる。その結
果、この一致度が所定の値以上のとき、マイクロコンピ
ュータ14は本人の音声であると判定し、その応答をカ
ード取扱ユニット21に返す。
【0058】このように、取引カード11のメモリ15
に記憶されている音声の特徴を判定するための情報とし
て、利用者の音声そのものを記憶せず、特徴を抽出した
結果である特徴情報を記憶するようにしている。また、
カード取扱ユニット21から取引カード11に対し本人
照合問合せのときに入力する音声情報についても、この
特徴を抽出した結果としている。これにより、取引カー
ド11のメモリ15の音声特徴情報を記憶するエリアを
少なくすることが可能になるとともに、カード取扱ユニ
ット21から取引カード11に対し送出する照合のため
の情報を少なくすることが可能となり、短時間での照合
が可能となる。
【0059】また、特徴情報として、音声情報の抑揚と
休止など、全体としての特徴とともに各音単位の周波数
分別分析結果という部分ごとの特徴という2面から抽出
し、判定するため、信頼性の高い個人認識が可能とな
る。
【0060】ところで、一般に人の音声は、そのときの
その人の体調などで大きく変化してしまう場合がある。
このような場合には、たとえ利用者が取引カード11の
保持者本人だとしても、本人と認識できない場合があ
る。このような場合、図7のフローチャートのステップ
S6で、取引カード11に対し本人照合問合わせを行な
った結果として、取引カード11のマイクロコンピュー
タ14から本人と認識できないとの応答が返る。その結
果、ステップS7で「NO」と判定され、キー操作によ
る暗証番号の入力に切換えられる。すなわち、前述の取
引カード11に音声特徴情報の記憶がない場合と同様の
処理に移り、図8のフローチャートで示す動作になる。
【0061】このように、利用者の音声による本人の照
合ができなかった場合は、自動的に第2の手段である暗
証番号による本人照合に切換えるため、万一、本人の体
調の変化などにより本人の音声では認識できなくとも、
利用者に迷惑をかけることなく取引処理を進めることが
可能である。
【0062】次に、金額認識部47での支払金額の認識
について詳細に説明する。金額認識部47では、前処理
部からの分析信号S1,S2および円検出部46からの
円検出信号Eにより、支払金額の認識を行なう。すなわ
ち、音声信号において円検出信号Eの前部分は金額であ
るので、分析信号S1,S2の円検出信号Eの前部分を
抽出する。
【0063】また、一般に金額を発声したときの声質
は、その利用者の年齢、性別、体形などによって数種類
のパターンに分類される。そこで、金額認識部47に
は、年齢、性別、体形などに対応するための複数の認識
用標準パターンが格納された辞書メモリ49が接続され
ている。認識すべき音声は金額のみであるため、汎用の
音声認識システムよりも少ない標準パターンで認識可能
である。
【0064】一方、利用者が持参した取引カード11に
内蔵されたメモリ15の第3の領域15cには、その利
用者の音声の標準パターンとしてどのパターンを選択す
るかを指定するためのパターン番号が記憶されている。
金額認識時、このパターン番号を取引カード11から読
出すことにより、金額認識部47は、このパターン番号
にしたがって辞書メモリ49内の対応する標準パターン
を選択して認識処理を行なう。この取引カード11のメ
モリ15に記憶されたパターン番号は、利用者のカード
登録時に実際に発声した音声を基に複数の標準パターン
のいずれのパターンが最も認識率が高いか判定された、
その標準パターンの番号である。
【0065】このように、利用者の取引カード11に記
憶されている利用者の音声を認識するための標準パター
ンを指定するパターン番号を基に、音声認識部26に内
蔵した辞書メモリ49内の複数の標準パターンから認識
パターンを選択するため、認識率は非常に高くなる。
【0066】次に、金額認識部47で利用者の発声した
音声に基づき支払金額を認識しようとしたが、認識でき
なかった場合について説明する。たとえば、金額を言う
ときにどもってしまったような場合、人が聞いたときは
認識できるが、本装置の金額認識部47では認識できな
い場合がある。このような場合、図7のフローチャート
のステップS8で、利用者の発声した音声から支払金額
の認識を行なおうとしたが、金額認識の結果、ステップ
S9で「NO」と判定される。その結果、図8のフロー
チャートで示すキー操作による支払金額の入力に切換え
られる。
【0067】すなわち、ステップS9からステップS2
0に進み、CRT表示装置3の画面によって金額入力を
指示して金額入力を促す。本例の場合は10万円の支払
いであるから、利用者は、CRT表示装置3の画面に表
示されたテンキーおよびファンクションキーを用いて
「1」,「0」,「万」,「円」と押下し、支払金額の
入力を終了する(S21)。これ以降の動作は前述と同
様である。
【0068】このように、万一、支払金額の音声が認識
できない場合でも、自動的にCRT表示装置3によるキ
ー入力方式に切換えるので、取引を中断することなく、
利用者に迷惑をかけずに取引を行なうことが可能とな
る。
【0069】なお、上記説明では、取引カードに音声特
徴情報が記憶された場合について説明したが、音声特徴
情報は別の記憶手段に記憶してもよい。たとえば、口座
情報を記憶しているホストコンピュータで記憶していて
も同じ効果は達成することができる。すなわち、口座番
号と入力された利用者の音声から抽出した特徴情報とを
通信回線などによりホストコンピュータに送信し、ホス
トタコンピュータが本人照合や金額判別の処理を行なう
ようにしてもよい。
【0070】しかし、この場合、常にホストコンピュー
タとの交信が必要となり、処理時間がかかってしまう。
また、音声の特徴情報を通信回線で通知するには情報量
が非常に多い。
【0071】以上説明したように上記実施例によれば、
支払取引に関する情報を利用者の音声によって入力する
ことが可能となり、利用者が持参した取引カードをカー
ド口に挿入して、所望の支払金額を発声するだけで、即
座に現金の支払取引を行なうことができ、万一、利用者
の音声が認識できない場合でも、利用者に迷惑をかけず
に取引を行なうことが可能となる。
【0072】なお、前記実施例では、出金機能のみを有
する現金自動支払機に適用した場合について説明した
が、本発明はこれに限定されるものでなく、たとえば、
入金と出金の両機能を有する現金自動入出金機にも同様
に適用できる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
単な操作により、短時間で取引処理を終了する自動取引
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動取引装置の構成を
示すブロック図。
【図2】保護扉が開いた状態の自動取引装置の外観を示
す斜視図。
【図3】保護扉が閉鎖した状態の自動取引装置の外観を
示す斜視図。
【図4】取引カードの外観を示す斜視図。
【図5】取引カードの電気回路を概略的に示すブロック
図。
【図6】取引カードに内蔵されたメモリの構成例を示す
図。
【図7】支払取引の動作を説明するフローチャート。
【図8】支払取引の動作を説明するフローチャート。
【図9】音声認識部の前処理部を示す構成図。
【図10】音声認識部の後処理部を示す構成図。
【符号の説明】
2…接客操作部、3…CRT表示装置、4…カード口、
5…紙幣払出口、9…マイクロフォン(音声入力手
段)、11…取引カード(記録媒体)、15…メモリ、
21…カード取扱ユニット、23…紙幣出金ユニット、
24…接客ユニット、26…音声認識部、31…主制御
部、42,45…A/D変換器、43…音分解回路、4
4…周波数分析回路、46…円検出部、47…金額認識
部、48…特徴抽出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 15/30 350 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07D 9/00 G06F 3/16 G06F 19/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者が発声する取引に関する音声を入
    力する音声入力手段と、 この音声入力手段で入力された音声から取引金額の単位
    を示す言葉を検出する単位検出手段と、 この単位検出手段の検出結果に応じて、取引金額の単位
    を示す言葉の前に発声される取引金額を認識する金額認
    識手段と、 この金額認識手段で認識された取引金額に応じて所定の
    取引を実行する取引手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
  2. 【請求項2】 利用者が発声する取引に関する音声を入
    力する音声入力手段と、 この音声入力手段で入力された音声から取引金額の単位
    を示す言葉を検出する単位検出手段と、 この単位検出手段の検出結果に応じて、取引金額の単位
    を示す言葉の前に発声される取引金額を認識する金額認
    識手段と、 前記単位検出手段の検出結果に応じて、取引金額の単位
    を示す言葉の後に続く音声の特徴を抽出する特徴抽出手
    段と、 この特徴抽出手段の抽出結果に応じて、取引金額の単位
    を示す言葉の後に続く音声が前記利用者本人の音声であ
    ることを照合識別する本人照合手段と、 この本人照合手段で利用者本人の音声であると識別され
    たとき、前記金額認識手段で認識された取引金額に応じ
    て所定の取引を実行する取引手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
  3. 【請求項3】 利用者が持参し、利用者の取引に関する
    情報および利用者の音声に関する情報が記録された記録
    媒体を受入れ、その記録媒体から前記情報を読取る記録
    媒体読取手段と、 利用者が発声する取引に関する音声を入力する音声入力
    手段と、 この音声入力手段で入力された音声および前記記録媒体
    読取手段で読取られた取引に関する情報に応じて所定の
    取引を実行する第1の取引実行手段と、 利用者が操作するキー入力手段と、 このキー入力手段で入力されたキー情報および前記記録
    媒体読取手段で読取られた取引に関する情報に応じて所
    定の取引を実行する第2の取引実行手段と、 前記記録媒体読取手段で読取られた利用者の音声に関す
    る情報で取引が実行できるか否かを判定する判定手段
    と、 この判定手段で取引が実行できると判定したときは前記
    第1の取引実行手段で取引を行ない、取引が実行できな
    いと判定したときは前記第2の取引実行手段で取引を行
    なうよう制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
  4. 【請求項4】 利用者が持参し、利用者の取引に関する
    情報が記録された記録媒体を受入れ、その記録媒体から
    前記情報を読取る記録媒体読取手段と、 利用者が発声する取引に関する音声を入力する音声入力
    手段と、 この音声入力手段で入力された音声を認識する音声認識
    手段と、 この音声認識手段の認識結果および前記記録媒体読取手
    段で読取られた取引に関する情報に応じて所定の取引を
    実行する第1の取引実行手段と、 利用者が操作するキー入力手段と、 このキー入力手段で入力されたキー情報および前記記録
    媒体読取手段で読取られた取引に関する情報に応じて所
    定の取引を実行する第2の取引実行手段と、 前記音声認識手段で利用者の音声が認識できたときは前
    記第1の取引実行手段で取引を行ない、認識できないと
    きは前記第2の取引実行手段で取引を行なうよう制御す
    る制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
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