JP2916246B2 - 鋳造用ノズル装置 - Google Patents

鋳造用ノズル装置

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JP2916246B2 JP31154190A JP31154190A JP2916246B2 JP 2916246 B2 JP2916246 B2 JP 2916246B2 JP 31154190 A JP31154190 A JP 31154190A JP 31154190 A JP31154190 A JP 31154190A JP 2916246 B2 JP2916246 B2 JP 2916246B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は鋳造用ノズル装置の改良に関する。
〔従来の技術〕
従来の鋳造用ノズル装置を第4図(a)及び(b)に
示す。第4図(a)及び(b)において、プレート煉瓦
1(摺動プレート又は下プレート)には、その側面及び
下面の周縁部を覆うように金属枠4がモルタルで固定さ
れている。プレート煉瓦1の下面と浸漬ノズル2の上面
とはモルタル3などを介して接合される。また、浸漬ノ
ズル2の下端からフランジ部に当接するように、四隅に
ボルト穴を有する環状の鉄板6が挿入され、金属枠4に
取り付けられたボルト5が鉄板6のボルト穴に挿人さ
れ、ナット7により締結されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、従来の鋳造用ノズル装置では、使用中に加熱
されるとボルト5が膨張して締め付けがゆるみやすく、
しかもプレート煉瓦1と浸漬ノズル2との接触面積が小
さいため、両者の接合部から空気のリーク(吸い込み)
が生じ、鋼の晶質低下やノズル閉塞などの問題が生じて
いた。
本発明は前記問題点を解決するためになされたもので
あり、鋼の品質低下、ノズル閉塞などを防止することが
できる鋳造用ノズル装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の鋳造用ノズル装置は、摺動式のプレート煉瓦
の下部に浸漬ノズルを取り付けた鋳造用ノズル装置にお
いて、プレート煉瓦及び浸漬ノズルを、両者の側面の少
なくとも一部が同一平面を形成する形状とし、該平面に
おいてプレート煉瓦と浸漬ノズルとを金属枠で締結した
ことを特徴とするものである。
本発明において、プレート煉瓦及び浸漬ノズルに関し
ては、プレート煉瓦が耐摩耗性などの特性を満たし、浸
漬ノズルが耐食性、耐熱衝撃性などの特性を満たしてい
れば十分であり、これらの材質は特に限定されない。プ
レート煉瓦と浸漬ノズルとは側面が全て同一平面を形成
する形状、すなわちプレート煉瓦の下面と浸漬ノズルの
上面とが同一形状である必要はなく、金属枠によって締
結される部位の側面が同一平面を形成する形状となって
いればよい。
〔作用〕
本発明の鋳造用ノズル装置では、従来のもののように
使用中に加熱されてもプレート煉瓦と浸漬ノズルとの締
め付けがゆるむことがなく、しかもプレート煉瓦と浸漬
ノズルとの接触面積が従来よりも大きいため、両者の接
合部からの空気のリーク(吸い込み)による、鋼の品質
低下やノズル閉塞などの問題を防止することができる。
なお、浸漬ノズルの上面の面積は、プレート煉瓦の下面
の面積の1/2以上であることが好ましい。これは、浸漬
ノズルの上面の面積がプレート煉瓦の下面の面積の1/2
未満である場合、空気の吸い込みが生じやすくなるため
である。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図(a)及び(b)は本発明に係る鋳造用ノズル
装置を示すものである。第1図(a)及び(b)に示さ
れるように、プレート煉瓦1(摺動プレート又は下プレ
ート)と浸漬ノズル2とは、両者の側面の一部が同一平
面を形成する形状に成形されている。プレート煉瓦1の
下面と浸漬ノズル2の上面とはモルタル3を介して接合
され、かつ同一平面を形成する側面において金属枠4を
焼きばめすることにより締結されている。プレート煉瓦
1上面の金属枠4の取り付け部位は溝加工を施し、金属
枠4上面がプレート煉瓦1上面よりも下になるようにす
る。
このような鋳造用ノズル装置では、使用中に加熱され
てもプレート煉瓦1と浸漬ノズル2との締め付けがゆる
むことがなく、しかもプレート煉瓦1と浸漬ノズル2と
の接触面積が従来よりも大きいため、両者の接合部から
の空気のリーク(吸い込み)による、鋼の品質低下、ノ
ズル閉塞などの問題を防止することができる。また、プ
レート煉瓦1と浸漬ノズル2とが一体化しているので、
交換が容易である。更に、プレート煉瓦1を従来よりも
薄くすることができるので、プレート煉瓦1のコストを
低減することができる。
また、第2図に示すように、プレート煉瓦1の下面を
下方に突出させ、浸漬ノズル2の上面にプレート煉瓦1
下面の凸部に対応する凹部を形成すれば、両者の接合部
からの空気のリークをより有効に防止することができ
る。
また、第3図に示すように、金属枠4の取り付け部位
となるプレート煉瓦1の上面周縁部をテーパー加工し、
金属枠4の取付けが容易になるようにしてもよい。
なお、前記実施例では、プレート煉瓦1の下面と浸漬
ノズル2の上面とをモルタル3を介して接合したが、モ
ルタルに限らずセラミックファイバー、石綿などのシー
トを介在させてもよい。また、前記実施例では、金属枠
4を焼きばめしたが、プレート煉瓦1及び浸漬ノズル2
と金属枠4とをモルタルを介して接合してもよい。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明の鋳造用ノズル装置は、使
用中に加熱されてもプレート煉瓦と浸漬ノズルとの締め
付けがゆるむことがなく、しかもプレート煉瓦と浸漬ノ
ズルとの接触面積が従来よりも大きいため、両者の接合
部からの空気のリーク(吸い込み)による、鋼の品質低
下、ノズル閉塞などの問題を防止することができるな
ど、顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の実施例における鋳造用ノズル装
置の断面図、同図(b)は同鋳造用ノズル装置の平面
図、第2図は本発明の他の実施例における鋳造用ノズル
装置の断面図、第3図は本発明の更に他の実施例におけ
る鋳造用ノズル装置の断面図、第4図(a)は従来の鋳
造用ノズル装置の断面図、同図(b)は同鋳造用ノズル
装置の平面図である。 1……プレート煉瓦、2……浸漬ノズル、3……モルタ
ル、4……金属枠、5……ボルト。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−33771(JP,A) 特開 平4−9257(JP,A) 特開 平2−268950(JP,A) 実開 昭49−33111(JP,U) 実開 昭48−62309(JP,U) 実開 昭62−146564(JP,U) 実開 昭57−65753(JP,U) 特公 昭50−8018(JP,B1) 実公 昭49−42652(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B22D 11/10 330 B22D 41/50 520

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】摺動式のプレート煉瓦の下部に浸漬ノズル
    を取り付けた鋳造用ノズル装置において、プレート煉瓦
    及び浸漬ノズルを、両者の側面の少なくとも一部が同一
    平面を形成する形状とし、該平面においてプレート煉瓦
    と浸漬ノズルとを金属枠で締結したことを特徴とする鋳
    造用ノズル装置。
JP31154190A 1990-11-19 1990-11-19 鋳造用ノズル装置 Expired - Fee Related JP2916246B2 (ja)

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WO1993025333A1 (en) * 1992-06-18 1993-12-23 Shinagawa Refractories Co., Ltd. Refractory block for continuous casting
DE19818028C2 (de) * 1997-04-22 2001-11-29 Toshiba Ceramics Co Integrierter Tauchausguß und Verfahren zu seiner Herstellung

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