JPH0721431Y2 - 自動二輪車のフレームカバー - Google Patents

自動二輪車のフレームカバー

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JPH0721431Y2
JPH0721431Y2 JP4397388U JP4397388U JPH0721431Y2 JP H0721431 Y2 JPH0721431 Y2 JP H0721431Y2 JP 4397388 U JP4397388 U JP 4397388U JP 4397388 U JP4397388 U JP 4397388U JP H0721431 Y2 JPH0721431 Y2 JP H0721431Y2
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JP
Japan
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frame cover
bent portion
seat
frame
motorcycle
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JP4397388U
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JPH01145891U (ja
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正安 服部
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Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動二輪車のフレームカバーの改良に関す
る。
(従来技術) 自動二輪車のフレームカバーについてその概略を説明す
る。第3図において、フレームカバー2は、自動二輪車
の外観を美くしく見せるために重要である。
そしてシート1は、フレームカバー2との間に隙間Cを
もたせて取付けられており、自動二輪車の総合的な外観
の美くしさは、フレームカバー2、隙間C、シート1の
統一された形によって得られる。
特に目を引くのは、隙間Cが小さく、かつ均一な隙間C
になっていることであり、加工精度の高さを現前する。
従来のフレームカバーは、第4図に示すように、乗員が
シート1にまたがった時に沈み込むシート1のシート底
板4が、フレームカバー2の垂直折曲部7に当らないよ
うにa寸法を大きくしていた。そして同時に、シート1
のシート縁5が、フレームカバー2の内側折曲部6に当
らないように、十分に大きな隙間Cをもたせていた(8m
m以上)。
その理由は、シート縁5が内側折曲部6に当ると、その
当接部分の塗装を剥がして錆発生の原因になったり、或
は傷をつけたりするのを防止するためである。
このように従来では、乗員の重量をフレームで受けるよ
うにし、シートが沈み込んでもフレームカバーに当らな
いようにしていた。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来のフレームカバーは、乗員の全重量をフレーム
で受け、フレームカバーにその重量が全くかからないよ
うにしていたので、フレームカバーの内側折曲部とシー
ト縁との間の隙間を大きくする必要があり、外観上好ま
しくないという問題がある。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するために本考案は、自動二輪車の側
部に取付けたフレームカバーの端縁をフレームを包むよ
うに内側に折り曲げて内側折曲部を形成し、この内側折
曲部の端縁を更に上側に折り曲げて上側折曲部を形成す
る。
そしてこの上側折曲部の頂部にフランジ部を設け、この
フランジの上面からの上側折曲部の高さをシート底板の
折り曲げ深さよりも大きくしたことを特徴とする (作用) このように構成することにより、乗員の重量によってシ
ートが沈み込んだ場合、シート底板とフランジとが当っ
て、多少の乗員の重量をフレームカバーにかかるように
することにより、シート縁と内側折曲部との当接が防止
される。
そして、このようにすることにより、シート縁と内側折
曲部との間の隙間を極力小さくすることが可能になる。
(実施例) 以下本考案の一実施例について詳細に説明する。第1図
において、フレームカバー2は、フレーム3を包むよう
に内側に折り曲げられて内側折曲部6を形成し、更にこ
の内側折曲部6の端縁は、上側に折り曲げられて上側折
曲部7を形成する。そしてこの上側折曲部7の端縁は更
に折り曲げられてフランジ8を形成する。
このフランジ8は、第2図に示すように、シート1に合
せて適宜間隔に設けられる。
第1図において、1はシートであり、シート底板4がフ
ランジ8を覆うように折り曲げられている。5はシート
縁である。そしてフレームカバー2の上側折曲部7の高
さは、フランジ8の上面を含めて、シート底板4の折り
曲げ深さよりも大きくなっている。
以上のように構成した本実施例において、第1図(イ)
に示すように乗員の重量がかかっていない状態で例えば
l寸法を6mm、加工誤差を見込んだa寸法を2mmとした場
合において、シート底板4の折り曲げ深さが15mmとする
と、フランジ8の上面を含む上側折曲部7の高さは21mm
となる。そして加工誤差を見込んだa寸法により、l寸
法が均一になるようにシート1とフレームカバー2との
位置合せを行ない、シート1をフレーム3に取付ける。
上記具体的寸法例において、第1図(ロ)に示すように
乗員の重量によってシート1が沈んだ場合のl′寸法
は、4mmである。
そこでフレーム3へのシート1の取付け方として(図示
省略)、l′寸法4mmが例えば3mmになるように取付け
る。
このように取付けることにより、フレームカバー2は、
シート底板4とフランジ8の当接により、多少の加工誤
差があっても、l′=3mmの隙間を保って撓むことにな
り、シート縁5が、内側折曲部6に当るようなことはな
い。
即ち、乗員の重量はフレーム3で受け、フレームカバー
2が撓んだ状態で、フレーム3と一緒に動くことにな
る。
このように、フレームカバー2をある程度撓ませた状態
で、それ以上撓まないようにすることにより、l′寸法
は確実に保たれる。
因みに、従来の場合は、フレームカバーを撓ませない
(荷重をかけない)という考えであったので、上記l′
寸法は常に変化し、安全を見込んでl寸法を大きくする
ようにしていた。
(考案の効果) 以上詳述した通り本考案によれば、フレームカバーの上
側折曲部にフランジを設け、その高さをシート底板の折
り曲げ深さよりも大きくしたので、乗員の重量によって
シートが沈んだ時にフレームカバーを撓ませ、シート縁
と内側折曲部との間の隙間を一定に保つことができる。
その結果当該隙間を小さくすることができ、自動二輪車
の外観をよくするなどの優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部縦断面図であり、
(イ)は、乗員の重量がかかっていない状態、(ロ)
は、乗員の重量がかかった状態を示す。第2図は、本考
案の一実施例の外観斜視図である。 第3図は、自動二輪車の全体を示す説明用図である。 第4図は、従来のフレームカバーの縦断面図である。 1…シート、2…フレームカバー、3…フレーム、4…
シート底板、6…内側折曲部、7…上側折曲部、8…フ
ランジ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動二輪車の側部に取付けたフレームカバ
    ーの端縁をフレームを包むように内側に折り曲げて内側
    折曲部を形成し、この内側折曲部の端縁を上側に折り曲
    げて上側折曲部を形成し、該上側折曲部の頂部にフラン
    ジ部を設け、該フランジ部の上面からの上側折曲部の高
    さをシート底板の折り曲げ深さよりも大きくしたことを
    特徴とする自動二輪車のフレームカバー。
JP4397388U 1988-03-31 1988-03-31 自動二輪車のフレームカバー Expired - Lifetime JPH0721431Y2 (ja)

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JP4397388U JPH0721431Y2 (ja) 1988-03-31 1988-03-31 自動二輪車のフレームカバー

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JP4397388U JPH0721431Y2 (ja) 1988-03-31 1988-03-31 自動二輪車のフレームカバー

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Publication Number Publication Date
JPH01145891U JPH01145891U (ja) 1989-10-06
JPH0721431Y2 true JPH0721431Y2 (ja) 1995-05-17

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ID=31270354

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