JPS623981Y2 - - Google Patents

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JPS623981Y2
JPS623981Y2 JP1981068170U JP6817081U JPS623981Y2 JP S623981 Y2 JPS623981 Y2 JP S623981Y2 JP 1981068170 U JP1981068170 U JP 1981068170U JP 6817081 U JP6817081 U JP 6817081U JP S623981 Y2 JPS623981 Y2 JP S623981Y2
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JP
Japan
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protective net
grill
speaker
flange portion
frame
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JP1981068170U
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JPS57181176U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスピーカの前面に装着して該スピーカ
の保護と装飾とを兼ねるスピーカ用グリルの改良
に関する。
従来の、この種スピーカ用グリルは、第1図で
示すように、スピーカの前面を覆うように形成し
た金属製の防護ネツトAと、スピーカフレームの
外周部、又はバツフルに開口したスピーカの放音
口に嵌着するキヤツプBとからなり、この両者は
防護ネツトAの周辺部A1を、キヤツプBに形成
した周溝B1に挿入し、接着、かしめ等により一
体に固定していた。従つて、組立作業が必要にな
ると共に、キヤツプBの周溝B1に対する防護ネ
ツトAの周辺部A1の挿入作業が面倒で、防護ネ
ツトAが変形することもあつた。又、周辺部A1
と周溝B1との固定強度が弱く、離反するおそれ
もあつた。
また、スピーカの前面を覆うように形成した金
属製の防護ネツトの周辺部に樹脂材等のグリル枠
を一体に設ける従来技術として、実開昭50−
100921号公報等が存在した。しかし、この従来技
術によれば、防護ネツトとグリル枠との一体構造
が周辺部に形成されたグリル枠に対して防護ネツ
トが延直状態で固定されているために、取り扱い
に際してグリル枠が変形したり撓んだりして防護
ネツトがグリル枠より外れやすいという問題点が
あつた。
そこで、本考案は上記のように諸欠点を解消す
べく、スピーカの前面を覆うように形成した金属
製の防護ネツトと、該ネツトの周辺部にグリル枠
を樹脂材等により一体成型で設けてなるスピーカ
用グリルにおいて、上記防護ネツトには天板部に
連結する周壁部と、該周壁部に連接するフランジ
部とから形成し、このフランジ部には所定間隔毎
に抜止防止孔と位置決め孔とを形成して、前記グ
リル枠を防護ネツトの周辺部上に成型すると共
に、フランジ部の抜止防止孔を通してフランジ部
の下面に膨大部を一体的に形成することにより、
組立作業が不必要で、コストを低減できると共
に、防護ネツトとグリル枠との固定が強固で、品
質の安定したスピーカ用グリルを提供せんとする
ものである。
以下、本考案を図面の実施例に基づいて説明す
ると、第2図は本考案に係るスピーカ用グリルの
一部を裏面からみた斜視図で、第3図は同グリル
の成型状態を示す説明図である。
上記の図面において、1はアルミニユウム、鉄
板等から形成したメタルラスや、金網により、ス
ピーカの前面に覆うように形成した防護ネツト、
2は該防護ネツト1の周辺部で、該周辺部2は天
板部1aに連接する周壁部2aと、該周壁部2a
に連接するフランジ部2bとから成り、このフラ
ンジ部2bには、所定間隔毎に、大径な抜止防止
用の孔3と、小径な位置決め用の孔4とが形成さ
れている。
5はスピーカフレームの外周部、又はバツフル
に開口したスピーカの放音口等に装着される樹脂
等で形成されたグリル枠で、このグリル枠5は防
護ネツト1の周辺部2上に成型され、フランジ部
2bの大径の孔3を通してフランジ部2bの下面
に形成された膨大部5aにより離脱不能なるよう
に周辺部2上に一体的に固定される。
次に、上記防護ネツト1の周辺部2上へのグリ
ル枠5の成型について、第3図を参照して説明す
る。先ず、上方の金型6にはグリル枠5を形成す
るための凹部7と、この凹部7に樹脂材を送り込
むための注入孔8とを形成し、下方の金型9には
フランジ部2bの大径な孔3と対応する位置に、
該孔3より大径な凹部10と、フランジ部2bの
小径な孔4と対応する位置に、該孔4に挿入可能
な凸部11とを夫々形成する。
そして、上記の下部の金型9上に防護ネツト1
の周辺部2を載置し、凸部11を孔4に挿入して
位置決めした後、該周辺部2の上面に上方の金型
6を圧着し、注入孔8から溶けた樹脂材を注入す
る。すると、該樹脂材は凹部7及びフランジ部2
bの孔3を通して凹部10に夫々充填され、これ
が冷却されると、周辺部2上にグリル枠5が一体
に成型される。尚、成型後に注入孔8内で固化し
た樹脂部分は切除される。又、周辺部2はメタル
ラスや金網なので、成型時には、その網目内にも
樹脂材が充填され、グリル枠5と強固に結合され
る。
本考案は叙上のように、スピーカの前面を覆う
ように形成した金属製の防護ネツト1と、該ネツ
ト1の周辺部2にグリル枠5を樹脂材等により一
体成型で設けてなるスピーカ用グリルにおいて、
上記防護ネツト1には天板部1aに連結する周壁
部2aと、該周壁部2aに連接するフランジ部2
bとから形成すると共に、このフランジ部2bに
は所定間隔毎に抜止防止孔3と位置決め孔4とを
形成し、上記グリル枠5を防護ネツト1の周辺部
2上に成型すると共に、フランジ部2bの抜止防
止孔3を通してフランジ部2bの下面に膨大部5
aを一体的に形成したので、周辺部2を網目内に
もグリル枠5の材料が充填固化されることにな
り、周辺部2とグリル枠5との固定が強固となり
品質が安定化する。又、組立作業が不要となり、
コストを低減することができると共に、組立作業
時に生ずる防護ネツト1の変形等、不測の事故も
防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例のスピーカ用グリルを示す一部
縦断面図、第2図は本考案に係るスピーカ用グリ
ルの一部を裏面からみた斜視図で、第3図は同グ
リルの成型状態を示す説明図である。 1……防護ネツト、2……周辺部、5……グリ
ル枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スピーカの前面を覆うように形成した金属製の
    防護ネツトと、該ネツトの周辺部にグリル枠を樹
    脂材等により一体成型で設けてなるスピーカ用グ
    リルにおいて、上記防護ネツトには天板部に連結
    する周壁部と、該周壁部に連接するフランジ部と
    から形成し、このフランジ部には所定間隔毎に抜
    止防止孔と位置決め孔とを形成して、上記グリル
    枠を防護ネツトの周辺部上に成型すると共に、フ
    ランジ部の抜止防止孔を通してフランジ部の下面
    に膨大部を一体的に形成したことを特徴とするス
    ピーカ用グリル。
JP1981068170U 1981-05-11 1981-05-11 Expired JPS623981Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981068170U JPS623981Y2 (ja) 1981-05-11 1981-05-11

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981068170U JPS623981Y2 (ja) 1981-05-11 1981-05-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57181176U JPS57181176U (ja) 1982-11-17
JPS623981Y2 true JPS623981Y2 (ja) 1987-01-29

Family

ID=29864127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981068170U Expired JPS623981Y2 (ja) 1981-05-11 1981-05-11

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JP (1) JPS623981Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50100921U (ja) * 1974-01-22 1975-08-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57181176U (ja) 1982-11-17

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