JP2916024B2 - テープ駆動制御装置 - Google Patents

テープ駆動制御装置

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JP2916024B2
JP2916024B2 JP3143210A JP14321091A JP2916024B2 JP 2916024 B2 JP2916024 B2 JP 2916024B2 JP 3143210 A JP3143210 A JP 3143210A JP 14321091 A JP14321091 A JP 14321091A JP 2916024 B2 JP2916024 B2 JP 2916024B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテープ駆動制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のVTR等におけるテープ駆動制御
装置の概略構成図を図2に示す。図2において、1は記
録・再生ヘッドを搭載したドラム、2は供給側リール、
3は巻取り側リール、4は磁気テープ、5,6はテープ
のテンションを検出するテンション検出器、18はテー
プの走行速度を検出する速度検出器である。
【0003】磁気テープ4は早送り時には供給側リール
2から巻取側リール3に巻取られる。17,14はそれ
ら供給側、巻取側リール軸を直接的に駆動する供給側及
び巻取側リールモータである。
【0004】供給側及び巻取側のテープの張力は、それ
ぞれテンション検出器5,6により検出され、切換えス
イッチ7のa,b端に入力される。切換スイッチ7は後
述する切換スイッチ10,11と連動しており、磁気テ
ープを順方向へ走行させる時、すなわち、供給側リール
2が磁気テープを送り出し、巻取側リール3がテープを
巻取る時は、a端の信号が選択され、テープを逆方向巻
きもどし方向に走行させる時は、b端の信号が選択され
る。
【0005】切換スイッチ7からの出力は減算器8によ
りテンション基準値9と比較され、テンション基準値と
の誤差分が切換スイッチ10のb端、切換スイッチ11
のa端に入力される。
【0006】磁気テープを順方向へ走行させる時は、前
述した様に切換スイッチはa端が選択出力されるので、
減算器8からのテンション誤差信号はループフィルタ1
5に入力される。逆に、巻戻し方向に走行させる時は、
切換スイッチはb端が選択され、ループフィルタ12に
入力される。ループフィルタ12,15はそれぞれサー
ボループが安定動作する様に、位相、利得補償を行って
いる。ループフィルタ12,15の出力はリールモータ
ドライバ13,16に各々入力され、ドライバ13,1
6によりリールモータを駆動する。
【0007】速度検出器18の出力は減算器19により
速度基準値20と比較され、速度誤差分が切換スイッチ
10のa端、切換スイッチ11のb端に入力される。
【0008】以上の構成により、テープの供給側のリー
ル2は供給側のテンションが基準テンション値となる様
に制御され、テープ巻取り側のリール3はテープが基準
速度で走行するように各々制御され、基準値を変えるこ
とにより所望の速度でテープを送ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、テープの送り方向を変化させたときに、テン
ション制御ループと速度制御ループが供給側、巻取側で
切り換わるため、一時的にテープに異常に高いテンショ
ンがかかるか、あるいは異常に低いテンションがかかっ
てしまい、その結果、テープをいためてしまうおそれが
あり、テープテンションを安定させ、円滑にテープ送り
方向を変化させることが困難であった。
【0010】本発明の目的は、上記のような問題点を解
決し、円滑にテープ送り方向を変化させることができる
テープ駆動制御装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明は、ドラムに巻付けたテープの巻取側リ
ールと前記ドラムとの間における巻取側テンションと所
定のテンション目標値との比較結果に基づいて前記巻取
側リールを駆動する第1制御手段と、前記テープの供給
側リールと前記ドラムとの間における供給側テンション
と所定のテンション目標値との比較結果に基づいて前記
供給側リールを駆動する第2制御手段と、前記テープの
走行速度の検出手段と、該検出手段の検出結果と走行速
度目標値との比較結果に基づいて前記巻取側および供給
側のテンション目標値を補正する手段とを具えたことを
特徴とする。
【0012】
【作用】本発明によれば供給および巻取の両側のリール
をテンション制御し、さらにテープ走行速度の検出値と
目標値との比較結果に応じて両リールのテンション制御
目標値を補正することにより、常に安定したテープ駆動
制御が実現される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例の概略構成図であ
る。
【0015】図中、従来例と同一の部分は、同一番号を
付して説明を省略する。
【0016】図1において、27,28は係数器であ
り、減算器19からのテープ走行速度誤差信号にそれぞ
れkT,ks の係数をかけるものである。24,26は加
算器で、テープ走行速度誤差に係数をかけた信号によっ
てテンション基準値23,25の値を補正するものであ
る。
【0017】係数器27,28の係数はテープの走行方
向、走行速度等の各状態で適切な係数が設定される。仮
に、テープを順方向に送ろうとした場合を考えてみる
と、テープ走行速度が目標とするテープ速度基準値20
よりも低かったとした場合、係数器27の係数kT の値
は、テンション基準値23の値が高い値に加算器24に
よって補正される様に設定される。係数器28の係数k
s の値は、テンション基準値25の値が低い値に加算器
26によって補正される様に設定される。
【0018】
【0019】上述の様に、補正されたテンション基準値
は、減算器21,22により、テンション誤差信号とし
て供給側および巻取側に独立に出力され、以下図2の装
置と同様に制御される。ただし図2の装置においてはテ
ンション制御はテープの供給側だけであったが本発明で
は、供給および巻取の両側で独立してテンション制御を
行っている。
【0020】従って、供給側テンション、巻取側テンシ
ョンは常に制御され、供給および巻取リール間のテンシ
ョン差を速度誤差信号により制御することでテープを一
定速度で走行させる事を実現している。テープ走行方向
を変えるには、供給および巻取リール間のテンション差
の高低を逆に制御すれば良く、それはテンション基準値
23,25及び係数器27,28の係数値を制御するこ
とで、実現できる。
【0021】
【発明の効果】以上の様に本発明によれば、テープ送り
方向を変化させたときでも常にテープをスムーズに安定
して制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来例のブロック図である。
【符号の説明】
1 ドラム 2 供給側リール 3 巻取側リール 4 磁気テープ 5,6 テンション検出器 12,15 ループフィルタ 13,16 モータドライバ 14,17 モータ 18 テープ走行速度検出器 27,28 係数器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−48259(JP,A) 特開 昭58−48260(JP,A) 特開 昭58−48261(JP,A) 特開 昭56−137546(JP,A) 特開 昭47−37906(JP,A) 実開 昭63−58332(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 15/43

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラムに巻付けたテープの巻取側リール
    と前記ドラムとの間における巻取側テンションと所定の
    テンション目標値との比較結果に基づいて前記巻取側リ
    ールを駆動する第1制御手段と、前記テープの供給側リ
    ールと前記ドラムとの間における供給側テンションと所
    定のテンション目標値との比較結果に基づいて前記供給
    側リールを駆動する第2制御手段と、前記テープの走行
    速度の検出手段と、該検出手段の検出結果と走行速度目
    標値との比較結果に基づいて前記巻取側および供給側の
    テンション目標値を補正する手段とを具えたことを特徴
    とするテープ駆動制御装置。
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US07/752,872 US5327304A (en) 1990-09-12 1991-08-30 Tape drive controlling device
DE69128507T DE69128507T2 (de) 1990-09-12 1991-09-11 Regeleinrichtung für einen Bandantrieb
EP91115380A EP0475385B1 (en) 1990-09-12 1991-09-11 Tape drive controlling device

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JPS5848261A (ja) * 1981-09-14 1983-03-22 Teac Co リ−ルモ−タ駆動回路
JPS5848259A (ja) * 1981-09-14 1983-03-22 Teac Co リ−ルモ−タ駆動回路
JPS5848260A (ja) * 1981-09-14 1983-03-22 Teac Co リ−ルモ−タ駆動回路

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