JP2763209B2 - テープ駆動制御装置 - Google Patents

テープ駆動制御装置

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JP2763209B2
JP2763209B2 JP3143208A JP14320891A JP2763209B2 JP 2763209 B2 JP2763209 B2 JP 2763209B2 JP 3143208 A JP3143208 A JP 3143208A JP 14320891 A JP14320891 A JP 14320891A JP 2763209 B2 JP2763209 B2 JP 2763209B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテープ駆動制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のVTR等におけるテープ駆動制御
装置の概略構成図を図2に示す。図2において、1は記
録・再生ヘッドを搭載したドラム、2は供給側リール、
3は巻取り側リール、4は磁気テープ、5,6はテープ
のテンションを検出するテンション検出器、18はテー
プの走行速度を検出する速度検出器である。
【0003】磁気テープ4は早送り時には供給側リール
2から巻取側リール3に巻取られる。17,14はそれ
ら供給側、巻取側リール軸を直接的に駆動する供給側及
び巻取側リールモータである。
【0004】供給側及び巻取側のテープの張力は、それ
ぞれテンション検出器5,6により検出され、切換えス
イッチ7のa,b端に入力される。切換スイッチ7は後
述する切換スイッチ10,11と連動しており、磁気テ
ープを順方向へ走行させる時、すなわち、供給側リール
2がテープを送り出し、巻取側リール3がテープを巻取
る時は、a端の信号が選択され、テープを逆方向巻戻し
方向に走行させる時は、b端の信号が選択される。
【0005】切換スイッチ7からの出力は減算器8によ
りテンション基準値9と比較され、テンション基準値と
の誤差分が切換スイッチ10のb端、切換スイッチ11
のa端に入力される。
【0006】テープを順方向へ走行させる時は前述した
ように切換スイッチはa端が選択出力されるので、減算
器8からのテンション誤差信号はループフィルタ15に
入力される。逆に、巻戻し方向に走行させる時は、切換
スイッチはb端が選択され、ループフィルタ12に入力
される。ループフィルタ12,15はそれぞれサーボル
ープが安定動作する様に、位相、利得補償を行ってい
る。ループフィルタ12,15の出力はリールモータド
ライバ13,16に各々入力され、ドライバ13,16
によりリールモータを駆動する。
【0007】速度検出器18の出力は減算器19により
速度基準値20と比較され、速度誤差分が切換スイッチ
10のa端、切換スイッチ11のb端に入力される。
【0008】以上の構成により、テープの供給側のリー
ル2は供給側のテンションが基準テンション値となる様
に制御され、テープ巻取り側のリール3はテープが基準
速度で走行するように各々制御され、基準値を変えるこ
とにより所望の速度でテープを送ることができる。
【0009】図3は、一般的なヘリカルスキャンVTR
のテープ上の磁気パターンを表わしたものである。図中
4aはテープ下端、4bはテープ上端、4cは回転ドラ
ム上のヘッドにより記録・再生されるビデオトラックを
示す。図に矢印で示す様にテープ、ヘッドが通常再生時
進むとすると、図中斜線部は、ヘッドがテープに突入す
る入口部にあたり、図2中供給側テンション検出器5側
であるPの位置になる。
【0010】一般に、図3の斜線部のテープ入口部に
は、同期信号,ID信号,ディジタル記録の場合にはP
LLの引込みのためのクロック信号が記録されている。
これらの信号は後段の信号処理部で重要な意味をもつ信
号である。同期信号は、映像の垂直同期、または、デー
タの位置識別を示し、この部分が欠落すると映像の垂直
同期が乱れ、見苦しい映像となってしまう。
【0011】ID信号は、そのテープの記録モード、タ
イムコード等の各機能をサポートする信号が一般に用い
られ、欠落すると機能の低下をもたらす。
【0012】ディジタル記録についても同様に欠落によ
り、PLLがすみやかに引き込むことができず、引き込
みに大幅な時間を要し、データが多大に欠落、破たんし
てしまう。
【0013】以上説明した様にテープ入口部の情報は特
に重要であり、この部分の欠落は極力さける様に制御す
べきである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、テープの送り方向を変化させた時に、テンショ
ン制御ループと速度制御ループが供給側、巻取側で切り
かわる為に一時的にテープに異常に高いテンション又は
異常に低いテンションがかかってしまい、テープをいた
めてしまうことがある。また、巻戻し減速時には、供給
側テンションが低下し、テープ入口部の情報を正常に読
み出す事が不可能になることがあり、前述の様な再生映
像の不具合が生じてしまう。
【0015】そこで本発明の目的は以上のような問題を
解消したテープ駆動制御装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明はドラムに巻付けたテープの巻取り側リールと前
記ドラムとの間における巻取側テンションと所定のテン
ション目標値との比較結果に基づいて前記巻取側リール
を駆動する第1制御手段と、前記テープの供給側リール
と前記ドラムとの間における供給側テンションと所定の
テンション目標値との比較結果に基づいて前記供給側リ
ールを駆動する第2制御手段と、前記テープの走行速度
の検出手段と、該検出手段の検出結果と走行速度目標値
との比較結果に基づいて前記巻取側のテンション目標値
を補正する手段とを具えたことを特徴とする。
【0017】
【作用】本発明によれば供給および巻取の両側のリール
をテンション制御し、さらに巻取り側リールのテンショ
ン制御目標値を、テープ走行速度の検出値と目標値との
比較結果に応じて補正することによって、常に安定した
ドラム入口のヘッドタッチとテープ駆動制御が実現され
る。
【0018】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。
【0019】図1は本発明の一実施例の概略構成図であ
る。
【0020】図中従来例と同一の部分については、同一
番号を付して説明を省略する。
【0021】図1において、26は係数器であり、減算
器19からのテープ走行速度誤差信号にkT の係数をか
けて加算器24に出力する。加算器24では、テープ走
行速度誤差に係数をかけた信号によってテンション基準
値23の値を補正する。
【0022】係数器26の係数は、テープの走行方向、
走行速度等の各状態で適切な係数が設定される。仮にテ
ープを順方向に送ろうとした場合を考えてみると、テー
プ走行速度が目標とするテープ速度基準値20よりも低
かったとした場合、係数器26の係数kT の値は、テン
ション基準値23の値が高い値に加算器24によって補
正される様に設定される。
【0023】テンション基準値25はその動作モードの
最適値にあらかじめ設定され、速度誤差信号に補正され
ることはない。
【0024】上述の様に速度誤差信号により補正された
テンション基準値23と補正されないテンション基準値
25は、減算器21,22によりテンション誤差信号と
して、供給側および巻取側に独立に出力され、以下図2
の装置と同様に制御される。ただし図2の装置において
はテンション制御は、テープの供給側だけであったが本
発明は、供給および巻取の両側で独立してテンション制
御を行っている。
【0025】従って供給側テンションは常に動作モード
の最適値に制御され、巻取側テンションは、テープが設
定速度で走行する様に、供給側とのテンション差を変え
ることによって制御される。テープ走行方向を変えるに
は、供給および巻取リール間のテンション差の高低を逆
に制御すれば良く、それはテンション基準値23,25
の値及び係数器26の極性を制御することで実現でき
る。
【0026】
【発明の効果】以上の様に本発明によれば、モード移行
時などにテープダメージをあたえることなく常にドラム
入口付近においてテープのヘッドタッチを安定に確保し
て、テープを駆動制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来例のブロック図である。
【図3】磁気テープ上の磁気パターンを示す図である。
【符号の説明】
1 ドラム 2 供給側リール 3 巻取側リール 4 磁気テープ 5,6 テンション検出器 12,15 ループフィルタ 13,16 モータドライバ 14,17 モータ 18 テープ走行速度検出器 26 係数器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラムに巻付けたテープの巻取り側リー
    ルと前記ドラムとの間における巻取側テンションと所定
    のテンション目標値との比較結果に基づいて前記巻取側
    リールを駆動する第1制御手段と、前記テープの供給側
    リールと前記ドラムとの間における供給側テンションと
    所定のテンション目標値との比較結果に基づいて前記供
    給側リールを駆動する第2制御手段と、前記テープの走
    行速度の検出手段と、該検出手段の検出結果と走行速度
    目標値との比較結果に基づいて前記巻取側のテンション
    目標値を補正する手段とを具えたことを特徴とするテー
    プ駆動制御装置。
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DE69128507T DE69128507T2 (de) 1990-09-12 1991-09-11 Regeleinrichtung für einen Bandantrieb
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