JP3490890B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP3490890B2 JP10450698A JP10450698A JP3490890B2 JP 3490890 B2 JP3490890 B2 JP 3490890B2 JP 10450698 A JP10450698 A JP 10450698A JP 10450698 A JP10450698 A JP 10450698A JP 3490890 B2 JP3490890 B2 JP 3490890B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、VCR(ビデオカ
セットレコーダ)の如く、磁気テープのコントロールト
ラックにコントロール信号を記録することによって、信
号再生時の磁気テープの走行速度及び位相の制御を行な
う磁気記録再生装置に関し、特に、通常のテープ走行速
度よりも非常に低い速度で磁気テープを走行させて、長
時間の録画を可能とするタイムラプスVCRに関するも
のである。 【0002】 【従来の技術】従来より、保安上の目的で店内等に設置
された監視カメラに接続すべき磁気記録再生装置とし
て、所謂タイムラプスVCRが知られている。VHSフ
ォーマットで映像信号の記録、再生を行なう一般的なV
CRにおいては、例えば160分間の録画が可能なカセ
ットテープ(160分テープ)を用いて、160分間の録
画を行なう標準モードと、8時間の録画を行なう3倍モ
ードの設定が可能であるが、タイムラプスVCRにおい
ては、160分テープに8時間の録画を行なう8Hモー
ドの他、8Hモード時のテープ走行速度の1/3の低速
で磁気テープを走行させて24時間の録画を行なう24
Hモードや、8Hモード時のテープ走行速度の1/5の
低速で磁気テープを走行させて40時間の録画を行なう
40Hモードの設定が可能である。 【0003】ところで、一般にVCRにおいては、図2
に示す如く、キャプスタンモータ(2)の出力軸に連結さ
れたキャプスタン(10)とピンチローラ(11)の間に磁気テ
ープ(1)を挟み、キャプスタン(10)の駆動により、磁気
テープ(1)を順方向、又はその逆方向に走行させて、磁
気テープ(1)に映像信号を記録し、若しくは磁気テープ
(1)から映像信号を再生する。信号記録時には、コント
ロールヘッド(3)によって磁気テープ(1)のコントロー
ルトラックにコントロール信号が記録され、信号再生時
にコントロールヘッド(3)によってコントロール信号を
再生することにより、磁気テープ(1)の走行速度や位相
が制御される。尚、コントロールヘッド(3)とキャプス
タン(10)の間にはテープガイド(9)が立設されており、
磁気テープ(1)の走行を案内している。又、タイムラプ
スVCRにおいては、磁気テープ(1)を逆方向に走行さ
せて信号の再生を行なうREVモードにおいて磁気テー
プ(1)がテープガイド(9)の下端部に当接することを防
止するために、キャプスタン(10)が図2中の矢印A及び
Bに示す向きに傾斜させて取り付けられている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】VCRにおいては、回
転ヘッドシリンダーやテープガイド等によって構成され
るテープ走行系に磁気テープが張設され、一方向に走行
駆動されることによって、磁気テープの走行経路は、テ
ープ走行系によって決まる所定経路に収束し、安定す
る。しかしながら、REVモードから、磁気テープ(1)
を順方向に走行させて信号の再生を行なうPLAYモー
ドの設定が指令されたとき、磁気テープ(1)の走行方向
の切り替わりに伴って、磁気テープ(1)の走行が不安定
となる虞れがある。特にタイムラプスVCRにおいて
は、REVモードから、24Hモードや40Hモードで
のPLAYモードが設定されたとき、REVモード時の
比較的高速のテープ走行速度から40H−PLAYモー
ド時の極めて低速のテープ走行速度に変化するため、一
旦発生したテープ走行の乱れが収束するまでに、長い時
間がかかることになる。ここで、磁気テープ(1)のコン
トロールトラックに記録されているコントロール信号
は、磁気テープ(1)の走行速度や、磁気テープ(1)とコ
ントロールヘッド(3)の位置関係によって、その出力レ
ベルが左右されるため、前記テープ走行の乱れがコント
ロール信号の出力レベルの大幅な低下を招き、磁気テー
プ(1)の走行が安定するまでの期間、テープ走行速度及
び位相の制御が困難となって、再生画がノイズ画面とな
る問題がある。 【0005】尚、REVモードにおいては、キャプスタ
ン(10)から繰り出される磁気テープ(1)がテープガイド
(9)を経てコントロールヘッド(3)へ至るので、前述の
キャプスタン(10)の傾斜の影響で、磁気テープ(1)が図
2中の矢印Cの方向へ僅かにずれることになるが、テー
プ走行速度が比較的高速であるため、コントロール信号
は比較的大きな出力レベルで得られ、制御に支障はな
い。ところが、REVモードから例えば40H−PLA
Yモードが設定されたときは、テープ走行速度が極めて
低いため、REVモードで生じた磁気テープ(1)のずれ
が収束するまでに長い時間を要し、ノイズ画面の問題を
生じていたのである。 【0006】本発明の目的は、REVモードからPLA
Yモードが設定されたときにも正常な信号再生が可能な
磁気記録再生装置を提供することである。 【0007】 【課題を解決する為の手段】本発明に係る磁気記録再生
装置は、REVモードからPLAYモードへの移行が指
令されたとき、磁気テープを指令されたPLAYモード
のテープ走行速度よりも高速でPLAY方向に一定時間
だけ走行させた後、PLAYモードを設定するものであ
る。 【0008】上記本発明の磁気記録再生装置において
は、REVモードからPLAYモードへの移行が指令さ
れたとき、磁気テープの走行に乱れが生じていたとして
も、PLAYモードの設定に際して、磁気テープをPL
AYモードのテープ走行速度よりも高速、例えばタイム
ラプスVCRでは40Hモード時のテープ走行速度の1
5倍程度の速度で、PLAY方向に一定時間(例えば数
100ms)だけ走行させるので、この期間内に磁気テ
ープの走行の乱れは収束し、所定のテープ走行経路が形
成されることになる。そして、その後、PLAYモード
が設定される。 【0009】 【発明の効果】本発明に係る磁気記録再生装置において
は、REVモードからPLAYモードが設定されたとき
にも極く短時間で磁気テープの走行が安定し、正常な信
号再生が行なわれる。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明をタイムラプスVC
Rに実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明す
る。本発明に係るタイムラプスVCRは、図1に示す如
く、磁気テープ(1)を走行させるためのキャプスタンモ
ータ(2)と、磁気テープ(1)のコントロールトラックに
コントロール信号を記録し又はコントロールトラックか
らコントロール信号を再生するためのコントロールヘッ
ド(3)とを具えている。 【0011】コントロールヘッド(3)はコントロール信
号記録再生回路(4)に接続されており、コントロール信
号記録再生回路(4)から得られるコントロール信号は、
キャプスタンモータ(2)に接続されたモータ制御回路
(6)へ供給され、テープ走行速度及び位相の制御が行な
われる。コントロール信号記録再生回路(4)及びモータ
制御回路(6)には、マイクロコンピュータからなるシス
テム制御回路(5)が接続されている。システム制御回路
(5)には、入力処理回路(8)を介してキー入力装置(7)
が接続されており、キー入力装置(7)のキー操作が入力
処理回路(8)によって識別され、該識別結果がシステム
制御回路(5)に供給されることにより、REVモード、
8H−PLAYモード、24H−PLAYモード、40
H−PLAYモード等の各種モードが切り替え設定され
る。 【0012】図3は、REVモードから40H−PLA
Yモードを設定したときのシステム制御回路(5)の制御
手続きを表わしている。先ずステップS1にて何らかの
キー入力があったか否かを判断し、イエスと判断された
ときは、ステップS2に移行して、そのキー入力がRE
VモードからPLAYモードへの移行を指令するもので
あるか否かを判断する。ここで、イエスと判断されたと
きは、ステップS3にて更に40Hモードの設定が指令
されているか否かを判断する。 【0013】ステップS3にてイエスと判断されたとき
は、ステップS4にてタイマーtをリセットし、ステッ
プS5では、磁気テープ(1)を40Hモード時のテープ
走行速度の15倍程度の速度でPLAY方向に早送りす
る。そして、ステップS6では、タイマーtが所定のタ
イマー値t1(例えば数100ms)を超えたかどうかを
判断し、ノーのときはステップS5に戻って早送りを継
続する。これによって、REVモードで生じていた磁気
テープのずれが迅速に収束し、磁気テープの走行が安定
する。この結果、磁気テープのコントロールトラックか
ら十分な出力レベルでコントロール信号が再生され、テ
ープ走行速度及び位相の制御に供される。 【0014】その後、ステップS6にてイエスと判断さ
れたときは、ステップS7へ移行して、40H−PLA
Yモードを設定し、手続きを終了する。これによって、
乱れのない正常な再生画面が得られることになる。 【0015】上述の如く本発明に係るタイムラプスVC
Rによれば、従来のタイムラプスVCRのメカニズムの
構成に変更を加えることなく、また、コントロール信号
を増幅するためのゲイン(マイクロコンピュータの性能)
を上げることなく、システム制御回路(5)の動作に一部
修正を加えるだけで、REVモードからPLAYモード
への移行に伴うテープ走行の乱れを短時間で収束させ、
PLAYモードにおけるテープ走行及び位相の制御を正
常なものとすることが出来る。 【0016】尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に
限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の
変形が可能である。例えば、図3に示す本発明に係る手
続きは、REVモードから40H−PLAYモードを設
定するときに限らず、24H−PLAYモードや8H−
PLAYモード、或いは、他に遅いPLAYモードがあ
るときはそのPLAYモードを設定したときにも採用す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るタイムラプスVCRの構成を示す
ブロック図である。 【図2】コントロールヘッド、テープガイド、及びキャ
プスタンに磁気テープが張設されている様子を表わす側
面図である。 【図3】システム制御回路の制御手続きを表わすフロー
チャートである。 【符号の説明】 (1) 磁気テープ (2) キャプスタンモータ (3) コントロールヘッド (5) システム制御回路 (9) テープガイド (10) キャプスタン

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 磁気テープにコントロール信号を記録す
    ることによって、信号再生時の磁気テープの走行速度及
    び位相の制御を行なうと共に、磁気テープを逆方向へ走
    行させて再生を行なう巻戻し再生モードと、巻き戻し再
    生モードのテープ走行速度よりも低速で磁気テープを順
    方向へ走行させて再生を行なう順方向再生モードの設定
    が可能な磁気記録再生装置において、巻戻し再生モード
    から順方向再生モードへの移行が指令されたとき、磁気
    テープを指令された順方向再生モードのテープ走行速度
    よりも高速で順方向に一定時間だけ走行させた後、順方
    向再生モードを設定することを特徴とする磁気記録再生
    装置。
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