JP2915739B2 - 折りたたみ式屋根フレーム - Google Patents
折りたたみ式屋根フレームInfo
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- JP2915739B2 JP2915739B2 JP5080287A JP8028793A JP2915739B2 JP 2915739 B2 JP2915739 B2 JP 2915739B2 JP 5080287 A JP5080287 A JP 5080287A JP 8028793 A JP8028793 A JP 8028793A JP 2915739 B2 JP2915739 B2 JP 2915739B2
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- Japan
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- frame
- frames
- main
- main frames
- roof frame
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレハブ式建築物の屋
根に用いられる折りたたみ式屋根フレームに関するもの
である。
根に用いられる折りたたみ式屋根フレームに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物の屋根フレームとしては、
(1)建築物施工現場で組み立てる現場組立方式による
屋根フレーム、(2)工場または製作基地において製作
した屋根フレームを、トラックに搭載して建築物施工現
場まで運搬する運搬式屋根フレームが知られている。
(1)建築物施工現場で組み立てる現場組立方式による
屋根フレーム、(2)工場または製作基地において製作
した屋根フレームを、トラックに搭載して建築物施工現
場まで運搬する運搬式屋根フレームが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記(1)の屋根フレ
ームの場合は、建築物施工現場での作業時間が長くかか
るので、工期が長くなり、また前記(2)の屋根フレー
ムの場合は、狭い通路や場所を運搬するのが困難または
不可能であった。
ームの場合は、建築物施工現場での作業時間が長くかか
るので、工期が長くなり、また前記(2)の屋根フレー
ムの場合は、狭い通路や場所を運搬するのが困難または
不可能であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の問題を有利に解決
するために、本発明の折りたたみ式屋根フレームにおい
ては、平行に配置された一対の主フレーム1の端部およ
び中間部に、その主フレーム1の長手方向に間隔をおい
て、かつ主フレーム1の配置面と同一平面上に端部連結
フレーム2と中間連結フレーム3とを配置して、当該各
主フレーム1と端部連結フレーム2および中間連結フレ
ーム3との間を蝶番5を介して前記各主フレーム1間が
平行を保って近接・離間する方向に折りたたみ自在に枢
着し、前記各主フレーム1と端部連結フレーム2および
中間連結フレーム3とを展開した状態で、中間連結フレ
ーム3と各主フレーム1とを、複数の連結部材4を介し
て連結する。
するために、本発明の折りたたみ式屋根フレームにおい
ては、平行に配置された一対の主フレーム1の端部およ
び中間部に、その主フレーム1の長手方向に間隔をおい
て、かつ主フレーム1の配置面と同一平面上に端部連結
フレーム2と中間連結フレーム3とを配置して、当該各
主フレーム1と端部連結フレーム2および中間連結フレ
ーム3との間を蝶番5を介して前記各主フレーム1間が
平行を保って近接・離間する方向に折りたたみ自在に枢
着し、前記各主フレーム1と端部連結フレーム2および
中間連結フレーム3とを展開した状態で、中間連結フレ
ーム3と各主フレーム1とを、複数の連結部材4を介し
て連結する。
【0005】
【実施例】図1および図2は、本発明の実施例に係る折
りたたみ式屋根フレームを展開して剛性を付与した状態
を示し、図3は前記折りたたみ式屋根フレームを折りた
たんだ状態を示すものであって、平行に配置された同一
長さの一対の主フレーム1の端部に、端部連結フレーム
2の両端部が、蝶番5を介して折りたたみ自在に連結さ
れ、かつ各主フレーム1の中間部に、その主フレーム1
の長手方向に間隔をおいて配置された複数本(図示の場
合は2本)の中間連結フレーム3の両端部が、蝶番6を
介して折りたたみ自在に連結されている。
りたたみ式屋根フレームを展開して剛性を付与した状態
を示し、図3は前記折りたたみ式屋根フレームを折りた
たんだ状態を示すものであって、平行に配置された同一
長さの一対の主フレーム1の端部に、端部連結フレーム
2の両端部が、蝶番5を介して折りたたみ自在に連結さ
れ、かつ各主フレーム1の中間部に、その主フレーム1
の長手方向に間隔をおいて配置された複数本(図示の場
合は2本)の中間連結フレーム3の両端部が、蝶番6を
介して折りたたみ自在に連結されている。
【0006】一方の中間連結フレーム3の中央部に、取
付板7の中間部が溶接等により固定され、前記取付板7
と一対の主フレーム1とは、主フレーム1および中間連
結フレーム3に対して傾斜する連結部材4およびボルト
8により連結され、前記連結部材4により屋根フレーム
に剛性が付与され、一対の主フレーム1の端部は、その
主フレーム1に直角に配置された端部連結部材9を介し
てボルト10により連絡され、前記端部連結フレーム2
および端部連結部材9の中央部と、前記各中間連結フレ
ーム3の中央部とは、前記主フレーム1に平行に延長す
る鋼製連結杆11を介してボルト12により連結され、
さらに取付板7とその両側にある中間連結フレーム3の
中央部とは連結杆11およびボルト12により連結され
ている。
付板7の中間部が溶接等により固定され、前記取付板7
と一対の主フレーム1とは、主フレーム1および中間連
結フレーム3に対して傾斜する連結部材4およびボルト
8により連結され、前記連結部材4により屋根フレーム
に剛性が付与され、一対の主フレーム1の端部は、その
主フレーム1に直角に配置された端部連結部材9を介し
てボルト10により連絡され、前記端部連結フレーム2
および端部連結部材9の中央部と、前記各中間連結フレ
ーム3の中央部とは、前記主フレーム1に平行に延長す
る鋼製連結杆11を介してボルト12により連結され、
さらに取付板7とその両側にある中間連結フレーム3の
中央部とは連結杆11およびボルト12により連結され
ている。
【0007】前記屋根フレームを折りたたむ場合は、前
記各連結部材4,端部連結部材9および各連結杆11を
取外したのち、図3に示すように、各主フレーム1と各
端部連結フレーム2と各中間連結フレーム3とを相互に
接近するように折りたたむ。なお図において、13は、
屋根フレームを展開して固定するための屋根支持部材で
ある。
記各連結部材4,端部連結部材9および各連結杆11を
取外したのち、図3に示すように、各主フレーム1と各
端部連結フレーム2と各中間連結フレーム3とを相互に
接近するように折りたたむ。なお図において、13は、
屋根フレームを展開して固定するための屋根支持部材で
ある。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、平行に配置された一対
の主フレーム1の端部および中間部に、その主フレーム
1の長手方向に間隔をおいて、かつ主フレーム1の配置
面と同一平面上に端部連結フレーム2と中間連結フレー
ム3とを配置して、当該各主フレーム1と端部連結フレ
ーム2および中間連結フレーム3との間を蝶番5を介し
て前記各主フレーム1間が平行を保って近接・離間する
方向に折りたたみ自在に枢着し、前記各主フレーム1と
端部連結フレーム2および中間連結フレーム3とを展開
した状態で、中間連結フレーム3と各主フレーム1と
を、複数の連結部材4を介して連結したので、折りたた
み式屋根フレームを、工場または製作基地から建築物施
工現場まで運搬する場合は、前記屋根フレームを嵩張ら
ないように折りたたんで、トラック等により多数運搬す
ることができ、かつ建築物施工現場においては、前記屋
根フレームを迅速に展開して、連結部材4により剛性を
付与することができる。
の主フレーム1の端部および中間部に、その主フレーム
1の長手方向に間隔をおいて、かつ主フレーム1の配置
面と同一平面上に端部連結フレーム2と中間連結フレー
ム3とを配置して、当該各主フレーム1と端部連結フレ
ーム2および中間連結フレーム3との間を蝶番5を介し
て前記各主フレーム1間が平行を保って近接・離間する
方向に折りたたみ自在に枢着し、前記各主フレーム1と
端部連結フレーム2および中間連結フレーム3とを展開
した状態で、中間連結フレーム3と各主フレーム1と
を、複数の連結部材4を介して連結したので、折りたた
み式屋根フレームを、工場または製作基地から建築物施
工現場まで運搬する場合は、前記屋根フレームを嵩張ら
ないように折りたたんで、トラック等により多数運搬す
ることができ、かつ建築物施工現場においては、前記屋
根フレームを迅速に展開して、連結部材4により剛性を
付与することができる。
【図1】本発明の実施例に係る折りたたみ式屋根フレー
ムを展開して剛性を付与した状態を示す斜視図である。
ムを展開して剛性を付与した状態を示す斜視図である。
【図2】図1の一部を拡大して示す平面図である。
【図3】折りたたみ式屋根フレームを折りたたんだ状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
1 主フレーム 2 端部連結フレーム 3 中間連結フレーム 4 連結部材 5 蝶番 6 蝶番 7 取付板 8 ボルト 9 端部連結部材 10 ボルト 11 連結杆 12 ボルト 13 屋根支持部材
フロントページの続き (72)発明者 黒川 輝哉 東京都千代田区大手町2丁目6番3号 新日本製鐵株式会社内 (72)発明者 木村 功 東京都千代田区大手町2丁目6番3号 新日本製鐵株式会社内 (72)発明者 江口 真木 東京都千代田区大手町2丁目6番3号 新日本製鐵株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−98723(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04C 2/30 E04C 2/38 E04B 7/02 511
Claims (1)
- 【請求項1】 平行に配置された一対の主フレーム1の
端部および中間部に、その主フレーム1の長手方向に間
隔をおいて、かつ主フレーム1の配置面と同一の平面上
に端部連結フレーム2と中間連結フレーム3とを配置し
て、当該各主フレーム1と端部連結フレーム2および中
間連結フレーム3との間を蝶番5を介して前記各主フレ
ーム1間が平行を保って近接・離間する方向に折りたた
み自在に枢着し、前記各主フレーム1と端部連結フレー
ム2および中間連結フレーム3とを展開した状態で、中
間連結フレーム3と各主フレーム1とを、複数の連結部
材4を介して連結した折りたたみ式屋根フレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5080287A JP2915739B2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 折りたたみ式屋根フレーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5080287A JP2915739B2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 折りたたみ式屋根フレーム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06264557A JPH06264557A (ja) | 1994-09-20 |
JP2915739B2 true JP2915739B2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=13714065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5080287A Expired - Fee Related JP2915739B2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 折りたたみ式屋根フレーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2915739B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017106206A (ja) * | 2015-12-08 | 2017-06-15 | 仁村 優治 | シートパネル枠及びシートパネル |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6578034B1 (ja) * | 2018-04-02 | 2019-09-18 | 株式会社神鋼環境ソリューション | 冷却塔用組立ユニット |
-
1993
- 1993-03-16 JP JP5080287A patent/JP2915739B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017106206A (ja) * | 2015-12-08 | 2017-06-15 | 仁村 優治 | シートパネル枠及びシートパネル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06264557A (ja) | 1994-09-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990406 |
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