JP2912782B2 - 半導体発光素子 - Google Patents

半導体発光素子

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体発光素子に関し、
例えばページプリンターの感光ドラム用光源などに用い
られる半導体発光素子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体発光素子は、MOCVD
(有機金属化学気相成長)法やMBE(分子線エピタキ
シャル成長)法等の化合物半導体結晶成長技術の進歩に
ともなって盛んに研究されている。
【0003】従来の半導体発光素子を図3に基づいて説
明する。図3は、従来の半導体発光素子を示す断面図で
あり、21はn型のシリコン基板、22はn型のガリウ
ム砒素層、23はn型のアルミニウムガリウム砒素層、
24はp型のアルミニウムガリウム砒素層、25はp型
のガリウム砒素層である。
【0004】n型のアルミニウムガリウム砒素層23と
p型のアルミニウムガリウム砒素層24で半導体接合が
形成される。また、n型のガリウム砒素層22は、シリ
コン基板21とアルミニウムガリウム砒素層23との格
子定数の相違に起因するミスフィット転位を防止するた
めのバッファ層として作用する。また、p型のガリウム
砒素層25は、オーミックコンタクト層として作用す
る。このようなガリウム砒素層22、25やアルミニウ
ムガリウム砒素層23、24は、それぞれ単結晶の薄膜
で構成され、MOCVD法やMBE法で形成される。ま
た、n型のガリウム砒素層22は、厚み2.0μm程度
に、n型のアルミニウムガリウム砒素層23は、厚み
2.0μm程度に、p型のアルミニウムガリウム砒素層
24は、厚み1〜2.0μm程度に、およびp型のガリ
ウム砒素層25は、厚み0.5〜1.0μm程度にそれ
ぞれ形成される。
【0005】p型のガリウム砒素層25上には、窒化シ
リコン(SiNx )などから成るパシベーション層26
が形成されており、このパシベーション層26上には、
正電極27が形成されている。また、シリコン基板21
の裏面側には負電極28が形成されている。
【0006】このように構成された半導体発光素子は、
順方向にバイアス電圧を印加すると、n型のアルミニウ
ムガリウム砒素層23からp型のアルミニウムガリウム
砒素層24へ電子が注入され、p型のアルミニウムガリ
ウム砒素層24で、正孔と再結合してフォノンを発生し
て発光する。発光した光は、パシベーション層26を通
って外部へ取り出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
半導体発光素子では、電流の広がりが悪いため、発光領
域が小さいという問題があった。すなわち、オーミック
コンタクト層となるp型のガリウム砒素層25は、光の
取り出しを遮らないように小面積に形成しなければなら
ない。また、光センサーの光感度が良好な700nm程
度の波長の光を発光させるためには、p型のアルミニウ
ムガリウム砒素((AlAs)y (GaAs)1-y )層
24のアルミニウム砒素(AlAs)y の組成比yは
0.30程度に設定しなければならない。アルミニウム
ガリウム砒素層24のアルミニウム砒素の組成比yを
0.30程度に設定すると、半導体用不純物を高濃度に
含有させることができず、このp型のアルミニウムガリ
ウム砒素層24は高抵抗になり、p型のアルミニウムガ
リウム砒素層24での電流の広がりが遮られる。このよ
うに、電流の広がりが正電極27の下に集中すると、発
光劣化が早くなる。
【0008】また、従来の半導体発光素子では、構造が
単純なpn接合であるため、この半導体接合部分に、電
子やホールを閉じ込めることができず、発光効率が悪い
という問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体発光
素子は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その特徴とするところは、n型のシリコン
基板上に、n型のガリウム砒素層、n型のアルミニウム
ガリウム砒素層、p型のアルミニウムガリウム砒素層、
およびp型のガリウム砒素層を順次積層して設け、前記
シリコン基板とp型のガリウム砒素層上に電極を形成し
て成る半導体発光素子において、前記p型のアルミニウ
ムガリウム砒素層とガリウム砒素層との間に、前記p型
のアルミニウムガリウム砒素層よりも半導体不純物濃度
とアルミニウム砒素の混晶比が大きく、且つ全体がほぼ
同一の混晶比を有する第二のp型のアルミニウムガリウ
ム砒素層を形成した点にある。
【0010】
【作用】上記のように構成すると、第二のp型のアルミ
ニウムガリウム砒素層は、低抵抗になることから、この
層で電流が広がり、発光領域が増大すると共に、発光強
度が増し、寿命も長くなる。また、シングルヘテロ構造
のため、電子とホールが半導体接合部の近傍に閉じ込め
られ、再結合の確立が高くなって、発光効率は上がり、
強度も増す。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づき詳
細に説明する。図1は、本発明に係る半導体発光素子の
一実施例を示す断面図であり、1はn型のシリコン基
板、2はn型のガリウム砒素層、3はn型のアルミニウ
ムガリウム砒素層、4はp型のアルミニウムガリウム砒
素層、5は第二のp型のアルミニウムガリウム砒素層、
6はp型のガリウム砒素層、7はパシベーション層、
8、9は電極である。
【0012】前記n型のシリコン基板1は、例えば(1
00)面から(011)面に2°オフして切り出した単
結晶シリコン(Si)基板などで構成される。このn型
の単結晶シリコン基板1は、アンチモン(Sb)などか
ら成るドナーを1019個/cm3 程度含有している。
【0013】前記n型のシリコン基板1上には、n型の
ガリウム砒素層2が形成されている。このn型のガリウ
ム砒素(GaAs)層2は、シリコン(Si)などから
成るドナーを1×1017個/cm3 程度含有し、二段階
成長法や熱サイクル法を適宜採用したMOCVD法など
で、厚み1〜1.5μm程度に形成される。すなわち、
MOCVD装置内を900〜1000℃で一旦加熱した
後に、400〜450℃に下げて、TMGaガス、As
3 ガス、および半導体用不純物元素源となるSiH4
ガスなどを用いたMOCVD法により単結晶ガリウム砒
素層を成長させると共に、600〜650℃に上げて単
結晶ガリウム砒素層を成長させ(二段階成長法)、次に
300〜900℃の範囲で温度を上下させ(熱サイクル
法)、熱膨張係数の相違に起因する内部応力を発生さ
せ、上述のシリコン基板1とガリウム砒素層2の格子定
数の相違に起因するミスフィット転位を低減させるよう
にして形成する。
【0014】前記n型のガリウム砒素層2上には、n型
のアルミニウムガリウム砒素層3が形成されている。こ
のn型のアルミニウムガリウム砒素((AlAs)
x (GaAs)1-x )層3には、シリコンなどから成る
ドナーを1×1016〜1017個/cm3 含有している。
このn型のアルミニウムガリウム砒素層3は、TMAl
ガス、TMGaガス、AsH3 ガス、および半導体用不
純物元素となるSiH4 ガスを用いたMOCVD法など
により形成される。
【0015】前記n型のアルミニウムガリウム砒素層3
上には、p型のアルミニウムガリウム砒素((AlA
s)y (GaAs)1-y )層4が形成されている。この
p型のアルミニウムガリウム砒素層4には、亜鉛(Z
n)などのアクセプタを1×1018個/cm3 程度含有
させる。このp型のアルミニウムガリウム砒素層4も、
TMAlガス、TMGaガス、AsH3 ガス、および半
導体用不純物元素源となるDMZnガスを用いたMOC
VD法などにより形成される。前述のn型のアルミニウ
ムガリウム砒素層3とこのp型のアルミニウムガリウム
砒素層4とで半導体接合部が形成される。このアルミニ
ウムガリウム砒素層3のアルミニウム砒素の組成比y
は、700nm程度の波長の光を発光させるために、
0.3などに設定され、膜厚は2.0μm程度に形成さ
れる。
【0016】前記p型のアルミニウムガリウム砒素層4
上には、このp型のアルミニウムガリウム砒素層4より
も、亜鉛(Zn)などのアクセプタを多量に含む第二の
p型のアルミニウムガリウム砒素((AlAs)Z (G
aAs)1-Z )層5が形成されている。すなわち、この
第二のp型のアルミニウムガリウム砒素層5は、亜鉛
(Zn)などのアクセプタを1×1018〜1019個/c
3 程度含有する。このようにアクセプタを高濃度に含
有させるためには、アルミニウムガリウム砒素層5をや
や低温で形成すればよい。また、この第二のp型のアル
ミニウムガリウム砒素層5の膜厚は、0.5μm程度に
形成される。この第二のp型のアルミニウムガリウム砒
素層5は、最表面の不純物濃度がさらに高濃度になるよ
うにしてもよい。このように、最表面の不純物濃度がさ
らに高濃度になるようにすると、抵抗が下がり、電流を
面内に広げることができる。さらに、この第二のp型の
アルミニウムガリウム砒素層5は、光を効率よく取り出
すために、p型のアルミニウムガリウム砒素層4より
も、アルミニウム砒素の混晶比を大きく設定する。つま
り、p型のアルミニウムガリウム砒素層4は、アルミニ
ウム砒素の混晶比が例えば0.3以下に設定され、第二
のp型のアルミニウムガリウム砒素層5はアルミニウム
砒素の混晶比が例えば0.34程度に設定される。
【0017】図2に、上述のn型のアルミニウムガリウ
ム砒素層3、p型のアルミニウムガリウム砒素層4、お
よび第二のp型のアルミニウムガリウム砒素層5のエネ
ルギーバンド図を示す。順方向の場合、p型のアルミニ
ウムガリウム砒素層4の電子エネルギーが、n型のガリ
ウム砒素層2とn型のアルミニウムガリウム砒素層3の
電子エネルギーよりも低くなる。このとき電圧は、p型
n型に比較して抵抗率の高い、つまりキャリヤのない空
乏層にすべて加わる。その結果、n型のアルミニウムガ
リウム砒素層3中の多数キャリヤである電子が、p型の
アルミニウムガリウム砒素層4中へ少数キャリヤとなっ
て拡散する。p型のアルミニウムガリウム砒素層4へ拡
散した電子は、p型のアルミニウムガリウム砒素層4中
の多数キャリアである正孔と再結合して、フォノンを発
生させながら消滅していく。拡散により流出した電子
は、「−」の電極から補給され、再結合により使われた
正孔は、「+」の電極から電子を放出することにより発
生する。このとき、本発明では、p型のアルミニウムガ
リウム砒素層4よりもアルミニウム砒素の組成比yが大
きく、且つキャリヤ密度も大きな第二のp型のアルミニ
ウムガリウム砒素層5を設けていることから、電子は、
p型のアルミニウムガリウム砒素層4に閉じ込められ、
ホールとの再結合の確率が高くなって、発光効率が向上
すると共に、第二のアルミニウムガリウム砒素層5は、
比較的低抵抗であることから、この第二のアルミニウガ
リウム砒素層5で電流が広がり、発光領域も拡大する。
【0018】前記第二のp型のアルミニウムガリウム砒
素層5上には、p型の半導体不純物を多量に含有するガ
リウム砒素層6が形成されている。このp型のガリウム
砒素層6は、オーミックコンタクト層となるものであ
る。すなわち、亜鉛(Zn)などから成るp型の半導体
用不純物を1×1020〜1022個/cm3 程度含有して
いる。
【0019】このp型のガリウム砒素層6上には、パシ
ベーション層7が形成されている。このパシベーション
層7は、窒化シリコン(SiNx )膜や酸化シリコン
(SiO)膜などで構成され、例えばプラズマCVD法
などで形成される。
【0020】前記パシベーション層7の上記p型のガリ
ウム砒素層6と対峙する部分には、スルーホールが形成
されており、このスルーホールを介して正電極8と接続
されている。この正電極8は、例えばクロム(Cr)や
金(Au)、あるいはクロムと金の合金などから成る。
【0021】また、前記シリコン基板1の裏面側には、
負電極9が形成されている。この負電極9も、例えばク
ロム(Cr)や金(Au)、あるいはクロムと金の合金
などから成る。なお、この負電極9は、シリコン基板1
の裏面側に形成する場合に限らず、シリコン基板1の表
面側に形成してもよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る半導体発光
素子によれば、p型のアルミニウムガリウム砒素層とガ
リウム砒素層との間に、このp型のアルミニウムガリウ
ム砒素層よりも半導体不純物濃度とアルミニウム砒素の
混晶比が大きく、且つ全体がほぼ同一の混晶比を有する
第二のp型のアルミニウムガリウム砒素層を形成したこ
とから、この第二のp型のアルミニウムガリウム砒素層
で電流が広がり、発光領域が増大すると共に、発光強度
が増し、寿命も約1.5倍程度長い半導体発光素子とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体発光素子の一実施例を示す
断面図である。
【図2】本発明に係る半導体発光素子のn型アルミニウ
ムガリウム砒素層、およびp型アルミニウムガリウム砒
素層、および第二のp型アルミニウムガリウム砒素層の
エネルギーバンド図である。
【図3】従来の半導体発光素子の断面図である。
【符号の説明】
1・・・n型のシリコン基板、2・・・n型のガリウム
砒素層、3・・・n型のアルミニウムガリウム砒素層、
4・・・p型のアルミニウムガリウム砒素層、5・・・
第二のp型のアルミニウムガリウム砒素層、6・・・p
型のガリウム砒素層、7・・・パシベーション層、8・
・・正電極、9・・・負電極。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n型のシリコン基板上に、n型のガリウ
    ム砒素層、n型のアルミニウムガリウム砒素層、p型の
    アルミニウムガリウム砒素層、およびp型のガリウム砒
    素層を順次積層して設け、前記シリコン基板とp型のガ
    リウム砒素層上に電極を形成して成る半導体発光素子に
    おいて、前記p型のアルミニウムガリウム砒素層とガリ
    ウム砒素層との間に、前記p型のアルミニウムガリウム
    砒素層よりも半導体不純物濃度とアルミニウム砒素の混
    晶比が大きく、且つ全体がほぼ同一の混晶比を有する
    二のp型のアルミニウムガリウム砒素層を形成したこと
    を特徴とする半導体発光素子。
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