JP2911457B2 - 像形成装置 - Google Patents

像形成装置

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JP2911457B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は原稿画像に文字・スタンプ等のキヤラクタを
合成できる像形成装置に関する。
〔従来技術〕
近年、原稿を複写するときに、簡単な文字を合成でき
る複写装置が提案されている。この様な装置では合成す
る文字は予めフオントROM等に格納されており、使用者
が所望の文字をキー等により指定することができる。
〔発明が解決しようとしている問題点〕
しかしながら、格納されている文字は所定のビツト数
で構成されているため、複雑な形の文字を記録できなか
った。また、複数の文字を組み合せて記録する場合で
も、組み合せる数だけ文字の指定や位置指定の操作を行
わなければならず、非常にわずらわしかった。
また、合成する向きを変更したい場合もその都度各文
字の位置指定の操作をやり直さなければならなかった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記の問題点を解決するために、原稿画像に
所望のパターンデータを合成して像形成する像形成装置
において、原稿画像に合成する、所定サイズの複数のパ
ターンデータ及び複数のパターンデータを所定の配列で
組み合わせて1つの大サイズパターンとして扱うための
配列データを記憶する第1の記憶手段と、原稿画像に合
成する大サイズパターンを構成するパターンデータを記
憶する第2の記憶手段と、所望の大サイズパターンを選
択する選択手段と、上記大サイズパターンの原稿画像に
対する配列方向を指定する配列方向指定手段と、上記選
択手段により選択された大サイズパターンを構成する複
数のパターンデータを上記第1の記憶手段から読み出
し、選択された大サイズパターンに対応した配列データ
及び上記配列方向指定手段により指定された配列方向に
従って、読み出された各パターンデータを上記第2の記
憶手段に記憶する制御手段と、を有するものである。
〔作用〕
本発明によれば、大サイズパターンの配列方向及び配
列データに従って大サイズパターンを構成する複数のパ
ターンデータを縦或いは横方向に第2の記憶手段に展開
するものである。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る 第1図は、本発明実施例の基本構成を示す。本図にお
いて、aは被記録材上に原稿画像の記録を行う第1の記
録手段である。bは同一の上記の被記録材上に2値化さ
れた文字図形情報を記録する第2の記録手段である。
(本体の説明) 第2図は本発明を適用した複写機の概略内部構成例を
示す。本図において、1は複写機本体、2は感光ドラム
20を中心とする像形成部である。3は転写紙SHを機内に
供給するための第1給紙部であり、本体に着脱可能なカ
セツト9およびそれらの給紙ローラ10,11、センサS9〜S
12,S23から構成されている。4は主記録光学系としての
原稿走査用光学系であり、原稿を露光走査し、感光ドラ
ム20上に結像させるレンズ系および原稿照明用露光ラン
プ24を含み、光学モータ19により図の矢印方向に駆動さ
れる。5は原稿を載置する原稿ガラス台、34はその端
部、6は感光ドラム20上の残留トナーを除去するクリー
ナである。
13a,13b,13cは赤等の色トナーを収納するカラー現像
器(第2現像器)、13Dはその現像器の現像ローラ、8
は黒トナーを収納する黒現像器(第1現像器)、8aはそ
の現像器の現像ローラである。現像器13c,8は2色のう
ち選択的に感光ドラム20に当接動作し、感光ドラム20へ
の加圧(当接)、解除は現像器切替ソレノイド7により
行われる。
12は感光ドラム20の画像位置に応じてタイミング良く
カセツト9または第2給紙部23からの転写紙SHを感光ド
ラム20に供給する第1レジストローラである。31は感光
ドラム20の周囲に配設した1次帯電器、15は転写帯電
器、16は分離帯電器、28は感光ドラム20上の不要電荷を
除去する前露光ランプ、17は転写搬送部である。転写搬
送部17は転写帯電器15,分離帯電器16,紙搬送部17aから
成る。18はメインモータ(DCモータ)であり、感光ドラ
ム20,ヒータ21を内蔵の定着器25、現像器7,8および各種
の転写紙搬送用ローラを駆動する。
26および27は排紙ローラ、29は排紙ローラ26と27の間
に位置して多重複写や両面複写時に経路を換えるフラツ
パ29、32は排紙トレーである。33は定着器25で定着され
た転写紙SHを再び感光ドラム20へ搬送する経路、37は経
路33を経て送られた転写紙SHの給紙タイミングをとる再
給紙レジストローラである。70は感光ドラム20へ投影さ
れる原稿光像を所定位置で遮断するためのシヤツタであ
る。
さらに、90は第3図で詳述する補助記録光学系として
のレーザユニツトであり、レーザ91、ポリゴンミラー
(多面体ミラー)93、ポリゴンミラー93を駆動回転する
ポリゴンモータ92、反射ミラー97等を有する。第3図に
おいて、94は水平同期信号(BD信号)検出回路、95は球
面レンズ、96はトーリツクレンズである。レーザユニツ
ト90は画像領域以外の不要電荷を消去し、画像中の任意
の場所を消去したり、簡単な文字を感光ドラム20を介し
て転写紙に書き込むことができる。なお、第2図のS1〜
S12,S14,S15,S19〜S23は後述する各種センサである。
第4図は第2図の複写機を制御する制御系の回路構成
例を示す。本図において、60は全体の演算制御を司る制
御部であり、マイクロコンピユータ、プログラムメモ
リ、RAM(ランダムアクセスメモリ)、レーザコントロ
ール用デジタル論理IC、タイマ等から成る。61は露光ラ
ンプ24やヒータ21等のAC負荷62を制御するACドライバ、
63はメインモータ18と光学モータ19を制御するモータ制
御部、66はソレノイド、クラツチ、フアン等の負荷、67
は原稿の自動給送等、原稿を処理する原稿処理装置(D
F,ADF,RDF)、68はソータである。80は警報用ブザー、1
00は第5図で後述する操作部、180は第6図で後述する
座標情報入力用の座標読取装置(エデイタ)、210は複
数現像器収納装置235の制御部である。また、ACはAC電
源、101は電源スイツチ、DCPは制御部60などに給電され
るDC電源、Sはセンサ類S1〜S12,S14,S15,S19〜S23であ
る。HVTは高圧発生装置であり、1次帯電器31、転写帯
電器15、分離帯電器16、現像ローラ13D,8aに高圧を印加
する。制御部60は上述のこれらの機器の他に、上述した
シヤツタ70およびレーザ部90の制御も行う。また、702
はスタンプデータやアドオン文字データ、スクリーンの
パターンデータ等を格納してあるフオントROMである。
次に、動作説明をする。
電源スイツチ101が投入されると、先ず定着器25内の
ヒータ21を通電し、定着ローラが定着可能な所定温度に
達するのを待つ(ウエイト状態)。定着ローラが所定温
度に到達すると、メインモータ18を一定時間通電し、感
光ドラム20、定着器25等を駆動し、定着器25内のローラ
を均一な温度にする(ウエイト解除回転)。その後、メ
インモータ18を停止し、コピー可能状態で待機する(ス
タンバイ状態)。そして、操作部100からコピー指令が
入力されると、コピー動作がスタートする。
(1)像形成の説明 コピー指令により、メインモータ18が回転し、感光ド
ラム20が矢印方向に回転をはじめるとともに、前露光ラ
ンプ28が点灯し、感光ドラム20上の不要電荷を除去する
と共に1次帯電器31に高圧発生装置HVTから高圧が供給
され、感光ドラム20上に均一な電荷が与えられる。次
に、露光ランプ24を点灯した後、光学モータ19を駆動
し、原稿ガラス台5上に載置された原稿を矢印方向に露
光走査し、感光ドラム20上に投影する。その際、レーザ
ユニツト90により不要画像を除去するとともに画像中の
任意の場所を消去したり簡単な文書を書き込むことがで
きる。このように、感光ドラム20上に静電潜像が形成さ
れる。
次に、この潜像は現像器13cあるいは8により現像さ
れ、転写帯電器15の部分で転写紙SHに転写され、分離帯
電器16の部分で感光ドラム20から分離される。次に、ク
リーナ6により感光ドラム20上に残っている残留トナー
が回収され、感光ドラム20上の不要電荷を除去するレー
ザユニツト90のレーザ光により均一に除電された後、再
びコピーサイクルを繰り返す。
上述の像形成時において、黒現像器8とカラー現像器
13c,13a,13bのいずれかが操作部100からの選択指令によ
り感光ドラム20に当接される。すなわち、現像器切替ソ
レノイド7への通電により黒現像器8が解除され、カラ
ー現像器13cがドラムに加圧(当接)される。また、各
現像器の現像ローラ7a,8aには高圧発生装置HVTから現像
バイアス電圧が印加されている。
また、本実施例の複写機においては、通常の片面コピ
ーばかりでなく後述するスタンプモード等の両面、多重
コピーができるが、一度定着装置を通過した転写紙は第
1面コピー時と比べ、紙の抵抗値などの状態が変わって
おり、これに対処すべく転写帯電器15,分離帯電器16に
印加される高圧電圧も1面目と両面あるいは多重コピー
時の2面目とで条件を異ならしめている。これらの現像
バイアスあるいは転写,分離の各高圧電圧値は制御部60
からの指令により行われる。
光学系4は制御部60からの指令に従ってモータ制御部
63を介して光学モータ19を正転,逆転させることにより
往復制御される。S1は光学系4のホームポジシヨンセン
サであり、光学系4はスタンバイ中このホームポジシヨ
ンセンサS1の位置で停止している。S2は原稿画像の先端
位置に対応する画先センサであり、コピーシーケンス制
御のタイミングに使用されている。光学系4は制御部60
からの指令によりカセツトサイズおよび複写倍率に従っ
たスキヤン長で往復動作をする。
(2)転写紙の制御 第2図中の給紙部3におけるS9,S11はそれぞれ、上段
および下段の紙センサ、S10,S12はそれぞれ上段、下段
のリフタ位置検知センサである。
以後、上段と下段については同様の動作をするので上
段の給紙動作について説明する。まず、カセツト9が挿
入されると、上段カセツトサイズ検知センサ(図示せ
ず)によりサイズを読み取るとともにカセツト9のサイ
ズを識別し、操作部100の紙無し表示器を消灯し、カセ
ツトサイズを選択点灯する。
次に、コピー指令によりコピー動作がスタートする
と、あらかじめ上段リフタモータ(図示せず)により、
カセツト9内の中板が上昇し、中板検知センサS10が出
力する位置にあった転写紙を給紙ローラ10を駆動して機
内に供給する。
連続コピー動作中にカセツト内の転写紙が減って、転
写紙SHの上面が所定位置より下がった場所には、上述と
同様に上段リフタモータをONにし、所定高さまで上昇さ
せる。
機内に供給された転写紙は第1レジスト前センサS7に
到達し、レジストローラ12に停止しているので、適切な
ループを作り、停止する。次に、感光ドラム20上に作ら
れた像の先端を合わせるべく、光学系4のセンサからの
タイミング信号により、レジストローラ12を駆動すると
同時に横方向レジスト位置合わせと、先端合わせをした
後、転写紙を転写部17へ送る。転写部17において転写帯
電器15によりドラム20上の像を転写紙に転写後、転写紙
は分離帯電器16により感光ドラム20から分離され、紙搬
送部17aにより定着器25に送られる。定着器25において
は、定着ローラ表面に配置された温度センサ(図示せ
ず)とヒータ21とにより定着ローラの表面を所定温度に
制御し、転写紙はここで像を定着され、その後、排紙セ
ンサS4により排紙検知され、排紙ローラ26,27により機
外の排紙トレー32に排出される。
次に多重コピーの場合を説明する。多重コピーの場合
はフラツパ29がソレノイド(図示せず)の動作により図
の破線で示される位置に切り換えられており、上述のよ
うにして給紙、転写、分離、定着された転写紙はフラツ
パ29に案内されて経路33を通過し、第2給紙部23へ送ら
れる。
次に、操作部100からの多重コピー指令により、再給
紙レジストローラ37が回転し、転写紙は再び第1レジス
トローラ12部へ送出される。以降は、前述したと同様な
動作をして排紙トレー32に排紙される。
また、両面コピーに際しては、転写紙は途中までは上
述の通常の複写動作の場合と同様に、排紙ローラ27によ
り排出されるが、転写シートの後端がフラツパ29を通過
後、排紙ローラ27は排紙モーター(図示せず)により逆
転駆動され、転写紙はフラツパ29に案内されて経路33へ
と導入される。以降の動作は、上述の多重コピーの場合
と同様である。このように両面複写の場合は転写紙は一
度排出ローラ27から機外へ出され、排紙モーター(図示
せず)により駆動される排紙ローラ27の逆転駆動により
転写紙は表/裏逆にされて第2給紙部23へ送られる。
(操作部の説明) 次に、第5図を参照して操作部100の構成例について
説明する。
本図において、101は複写機への通電を制御する電源
スイツチである。102はリセツトキーであり、スタンバ
イ中は、標準モードに復帰させるキーとして動作する。
103はコピーキーである。104はカラー現像器選択切換キ
ーであり、このキーにより現像器8,13a〜13cの選択切換
えを行う。105はテンキーであり、主として複写枚数を
入力する。
136は暗唱番号入力キーであり、このキーにより特定
の操作者に対して複写動作を可能にし、上記以外の操作
者に対しては、暗唱番号入力キーにより暗唱番号を入力
しない限り複写動作を禁止することが可能である。
106はカセツト9を選択するキー、107はコピー濃度調
整キー、108は等倍コピーを選択するキー、109は複写倍
率を所定倍率たとえば1%きざみで指定するズームキ
ー、130は転写紙のサイズに合わせて自動的に拡大,縮
小するオート変倍キー、110は定形縮小あるいは定形拡
大倍率を指示する定形倍率キー、111は複写紙の枠消し
を指定するキー、112は複写紙の一端のとじ代作成を指
定するキー、113は写真原稿の様な中間調画像のコピー
を行うための写真モードを指定するキー、125は領域指
定を行うエリア指定キー、126はエリア指定キー125によ
り設定された領域の内容を一部修正するためのエリアコ
ールキー、117は各機能の内容を知るためのガイドキ
ー、131は予熱モードを設定するための予熱モードキー
である。
114は多重モードを選択する多重キー、115は原稿ガラ
ス台5の複写領域を左右に2分割し、自動的に2枚のコ
ピーをする連続複写を指定する連写キー、116は両面複
写モードを選択するキー、119,120はソータ68の動作を
指定するキーである。122,123および124は複写画像に所
定の文字データを書き込むモードを指定するキーであ
り、それぞれ年月日書き込み、メモ書き込み、ナンバー
書き込みモードを指定する(127,128及び129は複数設定
された複写モードを記憶するためのモードメモリキー
で、M1〜M3と3通りの複写モードを記憶)。
また、138はコピー枚数、転写紙サイズ、設定倍率及
びメツセージ等を表示する液晶表示素子である。
139〜150はLED(発光ダイオード)による表示器で、
まず、139はソータ68を使用する場合のソータ使用表示L
EDであり、ソートモード、グループモード等を表示す
る。140は自動露光調整(AE)キー137が押された時に点
灯する自動露光調整表示器、141は濃度キー107に対応す
る濃度表示器、142は現像器選択キー104が押され、本体
内又はオプシヨンで装置される複数現像器収納装置235
内にあるカラー現像器が選択された時に、その現像器の
色に対応した色表示が点灯する。143はオート変倍キー1
30が押されたことを表示するオート変倍表示器、144は
写真モード表示器、145は年月日書き込みモード表示
器、146はエリア指定表示器、147はとじ代モード表示
器、148はメモ書き込みモード表示器、149は枠消しモー
ド表示器、150はナンバー書き込み表示器である。
(エデイタの説明) 次に第6図を参照してエデイタ180を構成例について
説明する。
このエデイタ180は複写原稿をおさえる原稿圧着板を
兼ねており、第6図はその外観を示す。170は領域を指
定する際に原稿をのせる原稿セツト面であり、以下、座
標入力面と称する。171は原稿端部を突き当てる基準マ
ーク、186〜189は領域指定モードを指定するキー、185
は指定した領域(エリア)を記憶させるキー、186〜189
は指定した領域を複数の現像器13a,13b,13c,8のうち2
つ以上の現像器を使用して複写をするモード選択キー、
195は領域指定モードを解除するクリアキー、197は領域
指定モード表示器である。190〜194は指定された領域の
色を選択するキーであり、198は指定された領域の色を
示す表示器である。
174〜176は複写画像に文字を書き込む文字入力モード
を指定するキーであり、174は任意の位置にスタンプ文
字データの入力領域177で選択されたスタンプ文字を書
き込むスタンプモード選択キー、175は任意の位置に文
字データ入力領域172で選択された複数の文字を書き込
むアドオンモード選択キー、176は任意の領域に網点処
理を行うスクリーンモード選択キーである。また、スタ
ンプデータの入力領域177には書き込む文字の書き込み
方向を指定する入力領域も兼ねており、本実施例の場合
は縦,横の2種類が選択できる。
196は文字入力モードを示す表示器、また、173は領域
指定時や書き込みデータを入力する際に、座標入力面17
0を押すことにより入力するスタイラスペンである。17
2,177は文字データを入力する際に、そのデータをスタ
イラスペン173で指定する入力領域である。
次に、エデイタ180の動作を説明する。
第7図はエデイタ180の内部の制御回路の構成を示
し、ここで181は座標入力面(原稿セツト面)170上に設
置された原稿上の領域をスタイラスペン173で押下した
時に、その押下された座標を読み取る座標読取部であ
り、ここで読み取られた座標はエデイタ制御部184に送
られる。エデイタ制御部184は第8図および第9図に示
すような制御手順に従って入力された座標、あるいはエ
デイタ180上のキー入力部182の各種キー入力を受けて各
種モードや座標等を制御するとともに、エデイタ180上
の各表示部183を表示制御する。
以下、エデイタ制御部184における領域指定モード時
と文字入力モード時の制御動作例について説明する。
(1)領域指定モード 本実施例では領域指定モードは3種類設定してあり以
下の内容となっている。
モード1 指定領域内のみをコピーするモード モード2 指定領域外のみをコピーするモード モード3 指定領域内と指定領域外で色を変えてコピ
ーするモード 尚、上述のモード3は多重コピーで実施する。
第8図のフローチヤートは領域指定モード時のエデイ
タ制御部184の制御動作例を領域指定モードキー186が押
された場合について示す。まず、領域指定モードキー18
6が押されると、モード1に対応した領域指定モード表
示器197のLEDを点灯し、モード1の領域指定モードに入
る(201−1)。次に、スタイラスペン173により座標入
力面170が押下されると、この押された位置の座標値を
読みとる。この時、本実施例においては、読みとられた
2点の座標値により、その2点を対角線とする直方形と
なるように領域指定している。
このため2点の座標を読み取り(201−2)、次にエ
リアメモリキー185のキー入力により第1領域として読
み取った2点の座標値のデータを本体制御部60に転送す
るとともに、本体制御部60内にて記憶される(201−
3)。さらに座標入力がある場合(201−4)には、上
述と同様の動作を繰り返し、第2領域として記憶され
る。本実施例では最大8個の領域まで記憶することが可
能である。
次に、上述の動作によって指定された領域内の現像色
を色選択キー190〜194にて選択し(201−5)、ステツ
プ201−5で得た色データと領域指定モードを本体制御
部60へ送る(201−6)。
ここで、例えば2つの領域が指定された後、キー191
が押されると、2つの領域とも赤の現像色が指定され
る。2つの領域を異なる現像色に指定するときは、1つ
の領域を指定した後、所望の現像色に対応するキーを押
し、その後2つ目の領域を指定した後、所望の現像色に
対応するキーを押せば良い。
(2)スタンプモード 本実施例ではスタンプモードで使用可能なスタンプと
して、第6図入力領域177に示すように の3種類があり、これを操作者がエデイタ180にて選択
及びモード設定することにより転写紙の任意の位置に書
き込むことを可能にするものである。
第9図(1)のフローチヤートはスタンプモード時の
エデイタ制御部184の制御動作例を示す。まず、スタン
プモードキー174が押されるとこれに対応した文字入力
表示部のLEDが点灯し、スタンプモードに入る(202−
1)。次にスライラスペン173により座標入力面170が押
下されると、この押された位置の座標値を読み取る(20
2−2)。続いて、読み取った座標値が入力領域177内に
ある上述のスタンプ領域か否かを判別し、スタンプ領域
外であるとスタンプが入力されず、スタンプ領域内であ
れば、前述の座標値に対応したスタンプが選択され(20
2−3)、本体制御部60に選択されたスタンプのデータ
を送り、後述のフオントROM702よりスタンプデータを読
み出し、本体側の操作部100上の液晶表示部138に選択さ
れたスタンプを表示し(202−4)、操作者に入力の確
認をさせる。
次に選択されたスタンプの現像色を色選択キー190〜1
94にて選択し(202−5)、選択された現像色を示す表
示器198のLEDが点灯する。
次にスタンプの書き込み方向を上述と同様にスタイラ
スペン173により入力領域177内に示されている のどちらかを選択し(202−6)、選択された方向に従
ってデータを並べ変える(202−6)。
次にスタンプの書き込み開始位置の入力をステツプ20
2−7で行い、入力された座標データが転写紙サイズの
範囲内であるか否かを判別し(202−8)、範囲外であ
る場合には、エデイタ180内に設けられたブザーによっ
て警告音を発すると共に再入力のためステツプ202−7
に戻る。範囲内である場合には、その座標データと前述
の書き込み方向データを本体制御部60へ送る(202−
9)。尚、指定した座標データがスタンプの中央になる
ようにスタンプが記録される。
本実施例では前述に示すように3種類のスタンプを用
意したが後述のレーザコントロール90内のフオントROM7
02のメモリ容量を増やせば、さらに多くの種類のスタン
プを実現することが可能である。
(3)文字入力モード 第9図(2)は文字入力モード時のエデイタ制御部18
4の制御動作例を示す。
まず、文字入力モードキー175が押されると、これに
対応した文字入力表示部196のLEDが点灯し、アドオンモ
ードに入る(203−1)。
次にスタイラスペン173により(2)スタンプモード
と同様に座標値を読み取り(203−2)、読み取った座
標値が入力領域172内か否かを判断し、入力領域外だっ
たら、文字入力されず、入力領域172内ならば、その座
標値に対応した文字データを文字コードに変換する(20
3−3)。
変換された文字コードは(2)スタンプモードと同様
に液晶表示部138に上述の入力文字を表示する(203−
4)。本実施例では、上述の動作の繰り返しにより最大
40文字まで入力することができる(203−5,203−7)。
尚、入力文字数が40文字を越えると警告を行なう(203
−6)。文字入力が終わると前述の(2)スタンプモー
ドを同様に書き込む文字の現像色及び書き込み方向及び
書き込み開始位置を入力する(203−8〜203−13)。
(4)スクリーンモード 第9図(3)はスクリーンモード時のエデイタ制御部
184の制御動作例を示す。スクリーンモードキー176が押
されると、これに対応した文字入力表示部196のLEDが点
灯し、スクリーンモードに入る(204−1)。
次に現像色を入力した後(204−2)、スタイラスペ
ン173により前述の(1)領域指定モードと同様にした
スクリーンモードを行う領域を指定する(204−3)。
ただし、領域が指定されなかった場合には、転写紙SHの
全面にスクリーンモードを行う。
尚、スタンプモード、文字入力モード及びスクリーン
モードは多重コピーによって行われる。
次に、レーザユニツト90を使用した各種のコピーモー
ドについて説明する。
なお、通常の原稿複写モードによって得られる画像を
アナログ画像、2値化したデータをレーザにより書き込
むことにより得られる画像をデジタル画像として説明す
る。
また、本実施例においてはレーザユニット90を使用し
て画像領域以外の不要電荷を消去するとともに、以下の
コピーモードを有する。
(1)領域指定複写モード 上述のエデイタ180で説明したモードの組合わせとし
て8つのモードがあり、第10図に、領域指定複写モード
時のコピー例を示す。指定された各モードに対応し、コ
ピーのa,b各領域をカラー(複写色),黒,画像消去を
組合わせてコピーすることができる。また、スクリーン
モードでは、a領域を黒あるいはカラーでデジタル画像
により網点画像を作るとともに、a,b両領域を通常のア
ナログ複写する。
8つの組合わせモードを以下に示す。
指定領域内を黒でコピーするモード 指定領域内をカラーでコピーするモード 指定領域外を黒でコピーするモード 指定領域外をカラーでコピーするモード 指定領域内を第1のカラー又は黒で、指定領域外を
第2のカラーでコピーするモード 指定領域内を第2カラーで、指定領域外を第1のカ
ラー又は黒でコピーするモード 指定領域内にカラーの網点を入れ、通常コピーを重
ねるモード 指定領域内に黒の網点を入れ、通常コピーと重ねる
モード 〜は1回の複写動作にて可能であり、また、〜
は後述の多重モードにて可能である。
(2)デジタル画像(文字)アナログ画像の同時複写モ
ード 本モードは第11図(A),(B)で示すようなコピー
を得るものであり、第11図(C)の斜線で示す所定領域
にデジタル画像をコピー(記録)するものである。
ここで、第11図(A)は年月日書込みモードLED145が
点灯している時のモードを示し、このモードのときはコ
ピースタートにより通常のアナログ画像のコピー動作を
開始すると同時に、シヤツタ70をソレノイド(図示せ
ず)により動作せしめて、光学系4を介して原稿から感
光ドラム20に投影される原稿光像の端部を第11図(C)
の斜線領域部分だけ遮断し、この斜線領域にレーザ90を
使用してデジタル画像(年月日)を書き込む。即ち、斜
線領域には原稿画像は形成されない。
また、第11図(B)はナンバー書き込みモードLED150
が点灯している時のモードを示し、このモードの画像形
成手順は第11図(A)の場合と同様であり、デジタル画
像としてコピーのナンバーを順に書き込む。
第11図(D)はメモ書き込みモードLED148が点灯して
いる時のモードを示し、このモードの画像形成手順は第
11図(A)の場合と同様であり、デジタル画像としてあ
らかじめ入力されている文字列を書き込む。
(3)デジタル画像の多重複写モード 本モードは第11図(E)に示すモードであり、多重コ
ピーモードを使用してアナログ画像とデジタル画像の混
合された画像を得る。すなわち、原稿をセツトし、上述
のエデイタ180により文字入力指定を行い、コピーキー1
03を押すと、まずエデイタ180で指定された位置に指定
した文字を複写し、続いて通常のアナログコピーをす
る。なお、先にアナログコピーから行ってもよいことは
勿論である。尚、これは前述のエデイタ180の説明した
文字入力モードとスタンプモードに対応するものであ
る。
上述の各モードはそれぞれ組み合わせて使用すること
ができる。
次に、画面/多重コピー時に使用する第2給紙部23に
ついて説明する。本実施例では、両面コピーあるいは多
重コピーを実現するための転写紙再給紙機構として、第
2給紙部23を有している。
第2給紙部23は両面・多重コピーを実現するために不
可欠な再給紙部であり、コピー枚数が1枚の場合には紙
サイズに自由度がある。ただし、紙2枚以上を給紙部23
にためる場合には、小サイズの紙のみスタツク可能であ
る。
両面/多重コピー時、どのように紙パスを選ぶかの制
御手順を第12図のフローチヤートに従って説明する。
コピーキー103のコピー指令によりコピー動作を開始
すると、まずステツプ270−1において原稿の交換なし
に同一の原稿で、両面・多重コピーを行うか否かを判別
する。例えば、1枚の原稿から所定の部分をカラーで、
他の部分を黒でコピーする如きモードの場合は、YES
(肯定判定)となる。このYESの場合は、次のステツプ2
70−2で原稿が定型サイズか否かを判別する。定型サイ
ズでないならばステツプ270−6へと進み、無条件にコ
ピー枚数1枚を選択(セレクト)する。定型サイズなら
ば次のステツプ270−3へと進み、コピー設定枚数が1
枚か否かを判別し、YESならば上述のステツプ270−6へ
進む。一方、NO(否定判定)ならばステツプ270−4で
転写紙サイズが小サイズであるかどうか判別し、NOなら
ば上述のステツプ270−4へ進む。YESならばステツプ27
0−5でコピー設定枚数が第2給紙部23の最大積載枚数
である20枚より大きいか否かを判別して、YESならばス
テツプ270−10へ進み、NOならばステツプ270−9へ進
む。ステツプ270−6では1枚コピーをして、コピーし
た転写紙を第2給紙部23へセツトし、次に270−6で第
2給紙部23より再給紙し、コピーを行い転写紙を機外へ
排出する。ステツプ270−10でテンキー105で設定された
枚数分コピーし、第2給紙部23へセツトし、ステツプ27
0−11で第2給紙部23より再給紙し、コピーを行い転写
紙を機外へ排出し、本ルーチンを終了する。
また、最初のステツプ270−1でNOと判定した場合
は、ステツプ270−12へ進む。ステツプ270−12で原稿が
定型サイズか否かを判別し、NOならば、ステツプ270−2
0でコピー設定枚数に1をセツトし、ステツプ270−21へ
進む。ステツプ270−12でYESならばステツプ270−13に
おいてコピー設定枚数が1か否かを判別し、YESならば
ステツプ270−20へ進み、1枚コピーした後、転写紙を
第2給紙部23にセツトする。
ステツプ270−13でNOならばステツプ270−14で転写紙
が小サイズ紙か否か判別し、NOならばステツプ270−20
へ進み、上述と同様のルーチンを行い、YESならばステ
ツプ270−15でコピー枚数の判定を行い、20(枚)以上
ならば次のステツプ270−16でコピー設定枚数に20をセ
ツトしてステツプ270−17へ進み、20(枚)以上の達し
ないならばステツプ270−17へ進む。
次に、ステツプ270−17で上述のステツプ270−10と同
様に設定枚数分のコピーをし、コピーずみの転写紙を第
2給紙部23にセツトする。
次のステツプ270−18で原稿が交換され、コピー指令
が出力されると、ステツプ270−19で上述のステツプ270
−9と同様にコピーをし、本ルーチンを終了する。
一方、ステツプ270−12で定型サイズでない場合は、
ステツプ270−20でコピー設定枚数を1とし、ステツプ2
70−21でステツプ270−5と同様にコピーをし、ステツ
プ270−22で原稿が交換されコピー指令が出力される
と、ステツプ270−23でステツプ270−11と同様にコピー
をし、本ルーチンを終了する。
上述の複数枚での両面多重コピーができるか否かは第
12図に示すようなシーケンスプログラムが自動的に行う
ので操作者はいちいち考える必要はなく、常に最適な系
で制御がなされる。また、定型外の多数コピーの場合で
は、1枚ずつ第2給紙部23を用いて、コピーを実行して
いくことが可能である。更に、転写紙の不都合(サイズ
が小さすぎる等)を判別して、両面/多重コピー処理を
行わずに、機外へ排出すれば不要なトラブルを避けるこ
とができる。
次に、レーザユニツト90の回路構成例を第13図に示
す。本図に示すように制御部60から複写指定領域操作部
100,エデイタ180により指定されたコピーモード,コピ
ー倍率,紙サイズ,写真モード,アドオン文字コード,
アドオン位置等のレーザ部制御情報がレーザ部コントロ
ーラ700へ公知の2ポートRAM703を介して渡される。レ
ーザ部コントローラ700は、外付けのプログラムROM701
のプログラムに応じてブランク用RAM(0)705,ブラン
ク用RAM(1)706に領域指定のための領域データBDATA
(後述)をライン毎に交互に書きかえる。領域データ読
み出しコントロール回路716によりブランクアドレスカ
ウンタ715,8ビツトシフトレジスタ708に制御信号を出
し、8ビツトシフトレジスタ708からデータコントロー
ル回路720へ領域データBDATAを1ビツト単位で出力させ
る。
ブランクデータRAM(0)705,RAM(1)706はそれぞ
れ1ライン分の領域データBDATAを書き込むだけの容量
を持つ構成となっており、ブランクアドレスカウンタ71
5によってアドレス位置が指定される。レーザ部コント
ローラ700は、領域データBDATAをブランク用RAM(0)7
05,ブランク用RAM(1)706の一方に書き込む間に、他
方から領域データBDATAを読み出し、8ビツトシフトレ
ジスタ708に書き込むことができるように、アドレス切
換回路704とブランクデータ切換回路707にコントロール
信号を出力する。
次に、複写画像に文字やスタンプ,年月日,メモ等を
書き込むためのアドオンコントロールについて説明す
る。
制御部60からの制御データに従って、レーザ部コント
ローラ700は、アドオン文字コードに応じてフオント用R
OM(キヤラクタージエネレータ)702からデータ(文字
パターン)を読み出し、アドオンRAM723にセツトする。
アドオンRAM723は、例えば40文字分のドツトパターンが
格納できるビツトマツプから構成される。レーザ部コン
トローラ700は、アドオンコントローラ709に文字の印字
位置を示すアドオン文字印字位置指定データを書き込
む。アドオンコントローラ709は、レーザ部コントロー
ラ700からのスタート信号を入力すると、アドオン文字
印字位置指定データに従ってアドオンRAM723からデータ
(文字パターン)FDATAを順次読み出し、そのデータFDA
TAをデータコントロール回路720へ出力する。
第3図に示すようにレーザ91から発光される光は、回
転するポリゴンミラー93に反射して、結像レンズ95,96
を通り、感光ドラム20上を走査する。その際、水平同期
信号を取り出すため、レーザ走査上に水平同期信号(以
後、BD信号)検出回路94を配置している。BD検出用回路
94から出力した水平同期信号(BD信号)はレーザユニツ
ト90へ入力される。この水平同期信号(BD信号)は、第
13図のパルス幅整形FF(フリツプフロツプ)回路710へ
入力され、波形整形された後、パルス同期回路(1)71
1,レーザ部コントローラ700の割り込み端子およびパル
ス同期回路(2)712へ入力される。尚、以降パルス幅
整形FF回路710へ入力されるBD検出用回路94からの水平
同期信号をIBD信号と称し、パルス幅整形FF回路710から
出力される波形整形された水平同期信号をBD信号と称
す。
レーザ部コントローラ700は、BD信号が発生する毎
に、割り込みを発生し、ブランク用RAM(0)705,RAM
(1)706へ領域データBDATAを書き込む。また、レーザ
部コントローラ700はBD信号からの割込み回数を計数す
ることにより、副走査方向のコントロール信号を出力す
る。
パルス同期回路(1)711は、上述のBD信号の立上り
に同期して、水平同期クロツク発生回路713にリセツト
パルスHSYNC1を出力する。水平同期クロツク発生回路71
3は、BD信号に同期したクロックHCLKを出力するもので
あり、基準クロツクSCLKを発生する基準クロツク発生回
路とその基準クロツクSCLKをHSYNC1の入力に従って分周
し、クロツクHCLKを出力する分周回路とにより構成され
ている。
パルス同期回路(2)712は、水平同期クロツクHCLK
を基準としてBD信号同期信号HSYNC2を発生する。この信
号HSYNC2により、水平ラインカウンタ714はクリアさ
れ、水平同期クロツクHCLKをカウントする。水平ライン
カウンタ714の出力はタイミング信号発生回路718へ入力
され、水平ラインカウンタ14から設定されたカウント数
で水平タイミング信号が出力される。
次に網点画像を形成するためのドツトイレーズ回路71
9を第14図−1図〜第14−3図を参照して説明する。第1
4−1図に示すように、ドツトイレーズ回路719は、8ビ
ツトシフトレジスタ724で構成されており、シフト側の
クロツクとして、上述の水平同期クロツクHCLKが入力さ
れている。つまりこの水平同期クロツクHCLKのタイミン
グを基に網点が形成される。第14−2図のタイミングチ
ヤートに示すように、BD信号の立上りから有効画像領域
を示すブランク信号BLANKの立上りまでに、レーザ部コ
ントローラ700によりデータバスDBを介してシフトレジ
スタ724に網点データをロードする。尚、このロードは
コントローラ700からのロード信号LOADに基づいて行わ
れる。シフトレジスタ724の出力は、アンドゲート725に
よりブランク信号BLANKと論理積演算され、データコン
トロール回路720へ網点信号DEDATAとしてドツトパター
ンの形態で出力される。
レーザ部コントローラ700により8ビツトシフトレジ
スタ724に書き込まれた8ビツトの網点データは、同期
クロツクHCLKによりサイクリツクにシフトされてアンド
ゲート725へ出力される。
第14−3図(A)〜(C)は、網点パターンの出力例
を示す。主走査方向(レーザの走査方向)にはシフトレ
ジスタ724に格納される8ビツトの網点データD0〜D7の
くりかえしのパターンが出力される。副走査方向(ドラ
ムの回転方向)については、レーザ部コントローラ700
により、BD割り込み毎に、8ビツトシフトレジスタ724
に指定(任意)の網点データ(例えばDATA0−DATA7)を
ロードすることにより、指定(任意)の網点パターンが
発生できる。
レーザユニツト90のデータコントロール回路720は、
アドオンコントローラ709からの文字パターンFDATAと領
域データBDATA、ドツトイレーズ回路719からの網点デー
タDEDATAとを制御するゲート回路である。すなわちデー
タコントロール回路720は、レーザ部コントローラ700か
らの制御信号により、例えば文字パターンFDATA、網点
データDEDATAを選択的に所定のタイミングでレーザドラ
イブ回路721へ出力する。レーザドライブ回路721はデー
タコントロール回路720から入力されるデータによりレ
ーザを変調する。
次に、ブランクRAM(0)705とブランクRAM(1)706
とを用いて指定画像領域の制御をする制御動作について
第15図を参照して説明する。
制御部60から、第15図(A)に示すように領域指定さ
れたデータ(P1,P1′)(P2,P2′)が、2ポートRAM703
を通してレーザ部コントローラ700に送られる。いま、
レーザユニツト90のブランクRAM(0)705と、ブランク
RAM(1)706は、それぞれ所定の領域分解能で1ライン
分の記憶容量を有するように構成されているものとす
る。そこで、第15図(A)に示すような領域を制御部60
から指定された場合は、第15図(B)に示すようなライ
ンメモリーデータ(領域データBDATA)を3つ使用す
る。次いで、P0のスタート点から、x1まではラインメモ
リーデータ0をブランクRAM(0)705から読み出す。x1
からx1′まではブランクRAM(1)706からラインメモリ
ーデータ1を読み出す。x1′からx2の間はブランクRAM
(0)705からラインメモリーデータ0を読み出す。さ
らに、x2からx2′の間は、ブランクRAM(1)706からラ
インメモリーデータ2を読み出す。x2′からPEまでは、
ブランクRAM(0)705からラインメモリーデータ0を読
み出す。この結果第15図(A)に示す領域(P1,
P1′),(P2,P2′)以外の領域には、レーザが照射さ
れ原稿からの複写画像は領域(P1,P1′),(P2,P2′)
のみとなる。
ラインメモリーデータの書き込みについては、読み出
されていない方のブランクRAMをレーザ部コントローラ7
00により書き換える。また、縮小、拡大時は、倍率αに
応じて、制御部60から送られてくるデータP1,P1′,P2,P
2′を基に、 P1×α,P2×α,P1′×α,P2′×α の演算を行い、ラインメモリーデータ0,1,2を第15図
(C)に示すように変更する。
次に、指定画像領域の制御におけるレーザ部コントロ
ーラ700の制御手順を第16図のフローチヤートを参照し
て説明する。まずステツプ800において領域指定データ
と、倍率データとを制御部60から受取る。次に処理ステ
ツプ801により、上述の領域指定データと倍率データと
からブランクRAM(0)705にラインメモリーデータ(領
域データBDATA)をセツトする。次いで、判定ステツプ8
02で制御部60から画像形成スタートコマンドが与えられ
るのを待つ。判定ステツプ802において制御部60から画
像形成スタートコマンドを与えられると、処理ステツプ
803により、ブランクRAM(0)705の読み出しをスター
トさせる。
次に、処理ステツプ804でブランクRAM(1)706に次
のラインメモリーデータ(領域データBDATA)をセツト
し、判断ステツプ805および806で画像形成終了または領
域データ切換えか否かを判断する。この画像形成終了
と、領域データ切換えの判断は、レーザ部コントローラ
600内部でBD信号を画像形成スタート時から計数し、そ
の値とP1,P1′,P2,P2′,PEの副走査位置情報との比較を
して行う。
領域データ切換の場合は、処理ステツプ806,807で読
み出し・書き込みRAMの切換えを行い、判断ステツプ80
8,809により判断ステツプ805,806と同様にタイミング待
ちを行い、判断ステツプ809が肯定判定なら処理ステツ
プ803へ戻り、以上の動作を画像形成終了まで繰り返し
行う。
次に本発明の特徴であるスタンプモードについて説明
する。使用者によるスタンプモードの設定について、既
に第9図(1)で述べたので、ここでは、その搭載方法
及び出力の仕方について述べる。
第17図及び第18図は、アドオン用の画像データであ
る。本実施例においては、1文字を16×16画素の構成と
して、これを画像最小単位とするハードウエア構成をと
っている。第17図の「A,B,C,D,E,F」各々のフオント・
データが最小単位にあたり、従来、アドオン機能を持つ
装置では、このフオント各々を使用者が指定し、これら
の集合で一つの文章や語句を表現していたので、この基
本単位よりも大きな文字,画像を表現することは不可能
であった。そこで、本実施例では第18図で示す様に各画
像最小単位だけでは1つの文字としての意味をなさない
が、複数個集まって、初めて1つの文字(スタンプ)と
しての意味をなす画像を表わすようなフオント・データ
の集合を提案している。これにより、非常に高品質なス
タンプ画像を得ることができる。
第18図で示される画像データを出力する場合、第9図
1つのスタンプを構成する画像最小単位の個数及び配列
は、あらかじめフオント・データと共にフオントROM702
に記憶されている。即ち、エデイタ180上でスタンプモ
ードキー174,領域177のスタンプの種類“御参考”、方
向“横”並びに書き込み位置が指定され、色がキー198
の中から選択されると、第32図のデータに基づけば、制
御部60はフオントROM702よりフオントデータ及び配列を
示すデータに基づいてアドオンRAMに書き込んでいく。
この場合、通常のアドオン文字で8×4個の大きさとな
っている。その結果、“御参考”というスタンプを出力
できる。また。この手法を用いれば、例えば第19図に示
す様に、3×10個の画像最小単位で表現できる様な異な
る配列のスタンプをも表現することが可能である。第34
図に制御フローを示す。ここで、レーザー部コントロー
ラ700にモードをセツトするのは、ADDON RAM723からデ
ータを読み出すとき、スタンプモードのときは各画像最
小単位をすきまなく詰めさせ、文字モードのときは各文
字間にすき間をもたせることを、Addonコントローラ709
に制御させるためである。
第20図に文字、スタンプの書き込みについての制御を
示す。まず、文字入力モードがスタンプモードかの判断
を行う(901)。スタンプモードの場合、指定されたス
タンプを表わすフオントROMの記憶領域を示すアドレス
データを制御部60へ出力し、フオントROM702から対応す
るフオントデータを読み出す(902)。そして、画像最
小単位のデータを順次アドオンRAM723へ書き込んでいく
(903)。このとき、指定されたスタンプの配列に従っ
て1文字分のデータを書き込む。そして指定されたスタ
ンプを構成する全ての画像最小単位のデータの書き込み
が終了すると(904)、レーザコントローラ部700にスタ
ンプモードで出力することを指示する(905)。これは
アドオンRAMから各画像最小単位をすきまなく、詰めさ
せて読み出す様にするものである。
また、文字入力モードのときは指定された文字を表わ
すフオントデータをフオントROM702の対応する領域から
読み出し(906)、順次アドオンRAMに書き込んでいく
(907)。このとき、指定された文字は横で出力するこ
とが指定されていれば横方向に順番に並ぶようアドオン
RAMに書き込み、縦で出力することが指定されていれば
縦方向に順番に並ぶようアドオンRAMへ書き込む。そし
て指定された文字すべてについてアドオンRAMへの書き
込みが終了したか否か判定し(908)、終了していなけ
れば、次の文字コードを制御部60からフオントROMへ出
力し(911)、フオントデータを読み出す。終了すると
レーザ部コントローラ700に文字入力モードであること
を指示する(910)。これは各文字間にすきまをもたせ
てアドオンRAMからデータを読み出すようにするもので
ある。
尚、905,910における制御は各画像最小単位のデータ
をアドオンRAMへ書き込む際にすきまをつめたり、あけ
たりして書き込む様にしても良い。こうすればアドオン
RAMからデータを読み出すとき、単に1ライン分シリア
ルに読み出すだけで良い。
そして、この様にアドオンRAMに格納されたデータをF
DETAとしてデータコントロール回路720へ出力し、指定
した位置へ文字やスタンプが記録される様にレーザドラ
イブ回路を制御する。
以上の様に、文字とスタンプに共通して第13図に示す
回路を使用できるので、構成を簡単にすることができ
る。
〔効 果〕
以上説明した様に本発明によれば、複数のパターンデ
ータを所定の配列で組み合わせて大サイズパターンを構
成する際、簡単な構成及び操作で、横向き或いは縦向き
で原稿画像と合成させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は装置の基本構成を示す図、第2図は本発明を適
用できる複写機の断面図、第3図はレーザユニットの構
成を示す図、第4図は複写機の制御構成を示すブロック
図、第5図は操作部を示す図、第6図はエデイタを示す
図、第7図はエデイタの構成を示すブロック図、第8図
は領域指定の制御を示すフローチャート、第9図(1)
〜(3)はそれぞれスタンプモード、文字入力モード、
スクリーンモードの設定を示すフローチャート、第10図
は領域指定複写モードの複写例を示す図、第11図はアド
オンモードの複写例を示す図、第12図は両面/多重複写
時の制御を示すフローチャート、第13図はレーザユニッ
トの回路構成を示すブロック図、第14−1図はドットイ
レース回路の構成を示す図、第14−2図はドットイレー
ス回路のタイミングチャート、第14−3図はドットイレ
ース回路の出力パターンを示す図、第15図はレーザドラ
イブ回路の構成を示すフローチャート、第16図はレーザ
部コントローラによる領域指定動作例を示すフローチャ
ート、第17図は文字のフォントデータを示す図、第18
図、第19図はスタンプのフォントデータを示す図、第20
図はアドオンモードの制御を示すフローチャートであ
る。 8は黒現像器、13はカラー現像器、90はレーザユニッ
ト、180はエデイタ
フロントページの続き (72)発明者 友定 昌弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 直 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 大木 尚之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/387 - 1/393

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿画像に所望のパターンデータを合成し
    て像形成する像形成装置において、 原稿画像に合成する、所定サイズの複数のパターンデー
    タ及び複数のパターンデータを所定の配列で組み合わせ
    て1つの大サイズパターンとして扱うための配列データ
    を記憶する第1の記憶手段と、 原稿画像に合成する大サイズパターンを構成するパター
    ンデータを記憶する第2の記憶手段と、 所望の大サイズパターンを選択する選択手段と、 上記大サイズパターンの原稿画像に対する配列方向を指
    定する配列方向指定手段と、 上記選択手段により選択された大サイズパターンを構成
    する複数のパターンデータを上記第1の記憶手段から読
    み出し、選択された大サイズパターンに対応した配列デ
    ータ及び上記配列方向指定手段により指定された配列方
    向に従って、読み出された各パターンデータを上記第2
    の記憶手段に記憶する制御手段と、 を有することを特徴とする像形成装置。
  2. 【請求項2】上記制御手段は、上記パターンデータを1
    つずつ指定して原稿画像と合成する場合は、各パターン
    データ間に隙間を空けて上記第2の記憶手段に記憶し、
    上記大サイズパターンを原稿画像と合成する場合は、各
    パターンデータ間に隙間を空けずに上記第2の記憶手段
    に記憶することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の像形成装置。
  3. 【請求項3】更に、上記大サイズパターンの形成色を原
    稿画像の形成色とは独立に指定する色指定手段を有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の像形成装
    置。
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