JPH07129028A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07129028A
JPH07129028A JP5273700A JP27370093A JPH07129028A JP H07129028 A JPH07129028 A JP H07129028A JP 5273700 A JP5273700 A JP 5273700A JP 27370093 A JP27370093 A JP 27370093A JP H07129028 A JPH07129028 A JP H07129028A
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Application number
JP5273700A
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English (en)
Inventor
Hidenori Ozaki
英礼 尾崎
Toshiya Kanazawa
俊也 金澤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部数毎に異なるディジタル情報を原稿画像に
合成して効率良く出力することができる。 【構成】 コントローラ部2aは、指定される部数毎に
アドオンデータRAMから異なるディジタル情報を順次
選別してレーザ走査記録系に出力するようにデータ情報
の読み出しを制御する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿露光を行う光学走
査系とデータ情報に基づいてレーザ照射を行うレーザ走
査系等の複数の記録手段を備える画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿露光を行う光学走査系とデー
タ情報に基づいてレーザ照射を行うレーザ走査系等を備
える画像形成装置が提案されており、例えばレーザブラ
ンク機構を構成するドライバを介して任意の文字列,フ
ォント(以下スタンプと称す)に対応する画像データに
基づいてラスタ画像を原稿走査に並行して実行すること
により、多才な編集画像を原稿画像に合成して出力する
ことが出来るように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、文字入力
あるいは登録されたスタンプ等のうち、選択された、あ
るいは入力された同一のデジタル情報を原稿画像に再現
性よく形成することは可能となるが、例えば出力先を振
分けるような内容が異なるスタンプ、例えば異なる課別
情報を1部毎あるいは設定部数毎に異なるようにデジタ
ル情報を原稿画像に合成させることはできないという問
題点があった。
【0004】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、複数のディジタル情報を記憶し、該記
憶された異なるディジタル情報を指定部数毎に順次読み
出して記録することにより、簡単な選択操作で部数毎に
異なるディジタル情報を原稿画像に合成して効率良く出
力することができる画像形成装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の画像
形成装置は、原稿画像を給送される記録媒体に記録する
第1の記録手段と、記録媒体に記録する異なるディジタ
ル情報を少なくとも1つ以上選択する選択手段と、この
選択手段により選択された所定のディジタル情報を複数
記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された各ディ
ジタル情報に基づく記憶画像を記録媒体に記録する第2
の記録手段と、指定される部数毎に記憶手段から異なる
ディジタル情報を順次選別して第2の記録手段に出力す
るようにデータ情報の読み出しを制御する制御手段とを
有するものである。
【0006】本発明に係る第2の画像形成装置は、積載
される原稿束から分離される原稿を順次所定位置に給送
する原稿給送手段と、この原稿給送手段から給送される
全ての原稿の原稿画像と記憶画像とを給送される記録媒
体に合成記録するように第1及び第2の記録手段を制御
する記録制御手段とを有するものである。
【0007】本発明に係る第3の画像形成装置は、積載
される原稿束から分離される原稿を順次所定位置に給送
する原稿給送手段と、この原稿給送手段から給送される
指定される原稿の原稿画像と記憶画像とを給送される記
録媒体に合成記録するように第1及び第2の記録手段を
制御する記録制御手段とを設けたものである。
【0008】本発明に係る第4の画像形成装置は、色の
異なる現像剤を収容する複数の現像装置と、第1または
第2の記録手段の記録状態に応じていずれかの現像装置
を選択して記録媒体上に原稿画像と記憶画像とを異なる
色で記録させる現像色制御手段とを設けたものである。
【0009】
【作用】第1の発明においては、制御手段は、指定され
る部数毎に記憶手段から異なるディジタル情報を順次選
別して第2の記録手段に出力するようにデータ情報の読
み出しを制御するので、部数毎に異なるディジタル情報
を原稿画像に合成することが可能となる。
【0010】第2の発明においては、記録制御手段は、
原稿給送手段から給送される全ての原稿の原稿画像と記
憶画像とを給送される記録媒体に合成記録するように第
1及び第2の記録手段を制御するので、自動給紙される
全ての原稿画像に対して、部数毎に異なるディジタル情
報を原稿画像に合成することが可能となる。
【0011】第3の発明においては、記録制御手段は、
原稿給送手段から給送される指定される原稿の原稿画像
と記憶画像とを給送される記録媒体に合成記録するよう
に第1及び第2の記録手段を制御するので、自動給紙さ
れる指定された原稿画像に対して、部数毎に異なるディ
ジタル情報を原稿画像に合成することが可能となる。
【0012】第4の発明においては、現像色制御手段
は、第1または第2の記録手段の記録状態に応じていず
れかの現像装置を選択して記録媒体上に原稿画像と記憶
画像とを異なる色で記録させるので、原稿画像と異なる
記憶画像とを合成した識別性に優れた画像を効率良く出
力することが可能となる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す画像形成装置
の一例を説明する断面構成図である。
【0014】図において、1は本体であって、原稿走査
部2,給紙部3,画像形成部4,中間トレイ部5等から
構成される。
【0015】まず、原稿走査部2の構成から説明する。
【0016】2aはコントローラ部で、複写シーケンス
を総括的に制御するための制御素子が一体となる制御基
板から構成されている。なお、コントローラ部2aには
両面複写制御機能,ディジタル情報指定機能,両面多重
複合複写制御機能等を実行するためのハードウエアが装
備されている。
【0017】2bは電源スイッチ、2cは原稿露光ラン
プで、走査ミラーと一体となって光学走査系を構成し、
所定速度で走査移動する。2dは結像レンズで、原稿の
反射光を画像形成部4の感光ドラム11に結像させる。
2eはブザーで、後述する操作部で設定された複写モー
ドエラー等を警告報知する。2fは光学系駆動モータ
(光学モータ)で、光学走査系等を高精度に駆動する。
【0018】401はCCDユニットであり、アナログ
光路上に結像レンズ2d近傍に配され、走査ミラーが原
稿を走査することにより、原稿の色情報を読み込むこと
ができる。
【0019】給紙部3において、3a,3bは給紙ロー
ラで、この給紙ローラ3a,3bの駆動によりカットシ
ートSHが画像形成部4内部に給送される。
【0020】本発明の画像形成手段に対応する画像形成
部4において、12はレジストローラで、給紙ローラ3
a,3bの駆動により給紙されたカットシートSHを一
旦停止させ、画像先端合わせの同期をとった後、再度カ
ットシートSHを給紙する。13a,13bは現像ユニ
ットで、色別の現像剤(赤色,黒色)を収容しており、
ソレノイド14a,14bの駆動により選択的に現像ユ
ニット13a,13bの何れか一方を感光ドラム11に
接近配置し、他方を感光ドラム11から退避配置させ
る。なお、後述する操作部より第2の記録モードが設定
された場合に、コントローラ部2aにより特定の原稿に
対する記録材(カットシートSH)のみに赤/黒の色別
現像を行うようにコントローラ部2aがソレノイド14
a,14bの駆動を制御する。
【0021】15は転写帯電器で、現像ユニット13
a,13bにより現像されたトナー像をカットシートS
Hに転写させ、転写後分離帯電器16により感光ドラム
11からカットシートSHを分離させる。17は前露光
ランプで、感光ドラム11の表面電位を中和させ、1次
帯電に備える。18はクリーナ装置で、クリーニングブ
レードとクリーニングローラから構成され、感光ドラム
11に残留するトナーを回収する。
【0022】19は定着器で、カットシートSHに転写
されたトナー像を熱と圧力により定着させる。20は搬
送ローラ、21はフラッパで、定着プロセスの終了した
カットシートSHの搬送方向を排紙ローラ23または搬
送路22を介して中間トレイ部5方向に切り換える。2
4は排紙トレイ、25はスキャナモータで、回転多面鏡
を所定速度で回転させ、半導体レーザ26から発射され
るレーザビームを偏向する。中間トレイ部(中間トレ
イ)5には、ステッピングモータで正転又は逆転駆動さ
れる搬送ローラ5a,5bを有し、1回定着された用紙
を再度感光ドラム11へ搬送するばかりでなく、ハーフ
サイズの用紙であれば、搬送ローラ5a,5bを駆動す
るステッピングモータの正転又は逆転駆動を制御して、
後述する図3に示すように、用紙を瓦積み方式で収納す
ることが可能に構成されている。
【0023】なお、スキャナモータ25,半導体レーザ
26等からディジタル走査ユニットを構成し、入力され
たアドオン情報に対応するフォント情報に応じたレーザ
ビームを発射し、原稿画像とアドオン情報との重畳画像
を形成するとともに、感光ドラム11に形成された潜像
領域にレーザビームを照射して、潜像を選択的に消去す
る。あるいは、CCDユニット401から読み込んだ色
情報に基づいて画像処理したレーザデータにより、レー
ザビームを照射して、潜像を選択的に消去する。 27
は露光シャッタで反射画像光の一部または全体を遮断し
潜像形成を抑止する。28は一次帯電器である。
【0024】なお、図中のS1〜S15はセンサで、セ
ンサS1はアナログ走査ユニットとなる光学系のホーム
ポジションを検知し、スタンバイ中はこの位置に光学系
が停止する。
【0025】また、センサS2は原稿画像の先端位置に
対応する位置に光学系が移動したことを検知し、このセ
ンサ出力でコピーシーケンスのタイミングを制御する。
【0026】さらに、センサS3は最大走査時のリミッ
タ位置(反転位置)である。なお、光学系は後述する操
作部で指示入力されたカセットサイズおよび倍率に従っ
たスキャン長で往復動作する。
【0027】この様に構成された画像形成装置におい
て、コントローラ部2aは、指定される部数毎に後述す
るアドオンデータRAM106から異なるディジタル情
報を順次選別して第2の記録手段として機能するレーザ
走査系に出力するようにデータ情報の読み出しを制御す
るので、部数毎に異なるディジタル情報を原稿画像に合
成することが可能となる。
【0028】また、コントローラ部2aは、後述する原
稿給送装置(フィーダ)51から給送される全ての原稿
の原稿画像と記憶画像とを給送される記録媒体に合成記
録するように第1及び第2の記録手段(本実施例では、
原稿走査記録系とレーザ走査記録系から構成される)を
制御するので、自動給紙される全ての原稿画像に対し
て、部数毎に異なるディジタル情報を原稿画像に合成す
ることが可能となる。
【0029】さらに、コントローラ部2aは、原稿給送
装置51から給送される指定される原稿の原稿画像と記
憶画像とを給送される記録媒体に合成記録するように第
1及び第2の記録手段を制御するので、自動給紙される
指定された原稿画像に対して、部数毎に異なるディジタ
ル情報を原稿画像に合成することが可能となる。
【0030】また、コントローラ部2aは、第1または
第2の記録手段の記録状態に応じていずれかの現像ユニ
ット13a,13bを選択して記録媒体上に原稿画像と
記憶画像とを異なる色(本実施例では黒色トナーと赤色
トナー(ユニット交換で他の色も可能))で記録させる
ので、原稿画像と異なる記憶画像とを合成した識別性に
優れた画像を効率良く出力することが可能となる。
【0031】図2は、図1に示したコントローラ部2a
の構成を説明するブロック図であり、図1と同一のもの
には同じ符号を付してある。
【0032】図2において、41は操作部で、コピーモ
ード(片面,両面,多重)および複写モード(倍率,用
紙サイズ等)を設定するキー、42は制御部(コントロ
ーラ)でCPU42a,ROM42b,RAM42c等
から構成され、ROM42bに格納された制御プログラ
ムに基づいて複写シーケンスを総括制御する。43はエ
ディタで、原稿の所定領域に対するエリア指定を入力す
る。
【0033】44はシャッタ部で、露光シャッタ27と
ソレノイドから構成される。
【0034】45はレーザ部で、半導体レーザ26,ス
キャナモータ25等から構成される。46はACドライ
バで、原稿露光ランプ2c等のAC負荷47にAC電源
を供給する。48はモータ制御部で、モータ部の駆動を
制御する。49はDC負荷制御部で、ソレノイド14
a,14b,クラッチ,ファン等の駆動を制御する。5
0aはフィーダ制御部で、原稿給送部の駆動を制御す
る。50bはソータで、排紙ローラ23の駆動により排
紙されるカットシートSHを指定される排紙ビンに排紙
する。HVTは高圧ユニットで、帯電系および現像ユニ
ット13a,13bの現像スリーブに対して所定電位の
電圧を印加する。
【0035】DCPはDC電源で、制御電位+5Vをコ
ントローラ部2a等に供給する。電源スイッチ2bが投
入されると、まず定着器19内のヒータが通電され、定
着ローラが定着可能な所定温度に到達するのを待機(ウ
ェイト時間)する。定着ローラが所定温度に到達する
と、メイン駆動モータMMを一定時間駆動し、感光ドラ
ム11,定着器19等を駆動し、定着器19内のローラ
を均一な温度に設定する(ウェイト解除回転)。
【0036】その後メイン駆動モータMMを停止しコピ
ー可能状態で待機する(スタンバイ状態)。ここで、メ
イン駆動モータMMは感光ドラム11,定着器19,現
像ユニット13a,13bおよび各種の転写紙搬送用ロ
ーラを駆動する。そして、操作部41よりコピー指令が
入力されると、コピーシーケンス(複写シーケンス)が
開始される。 〔像形成プロセス〕コピー指令によりメイン駆動モータ
MMが回転し、感光ドラム11が矢印方向に回転を始め
るとともに、一時帯電器28に高圧ユニットHTVから
高圧が供給され感光ドラム11上に均一な電荷を与え
る。次に原稿露光ランプ2cを点灯し、光学モータ2f
を駆動し、原稿台に載置された原稿を矢印方向に露光操
作し、感光ドラム11上に投影する。このようにして感
光ドラム11上に静電潜像が形成され、該潜像は現像ユ
ニット13aまたは現像ユニット13bにより現像さ
れ、転写帯電器15の部分でカットシートSHに転写さ
れ、分離帯電器16の部分で感光ドラム11から分離さ
れる。
【0037】次いで、クリーナ装置18により感光ドラ
ム11上に残留するトナーが回収され、前露光ランプ1
7により均一に除電された後、再びコピーサイクルを繰
り返す。このとき、半導体レーザ26および回転多面鏡
等から構成されるレーザユニットにより画像領域外の不
要電荷を消去する。
【0038】また、レーザユニットは画像中に任意の場
所にレーザビームを照射して画像の一部を消去できると
ともに、操作部41から入力されたアドオン情報となる
スタンプ情報(重要,至急,回覧,コピー禁止,秘等)
に応じたレーザビーム、あるいはCCDユニット401
による色情報に応じたレーザビームを照射し、カットシ
ートSHに対して重ね複写することが可能となってい
る。現像ユニット13a,13bは操作部41からの選
択指令により何れか一方が感光ドラム11に当接され
る。
【0039】本実施例においては、現像ユニット13a
に色トナー(例えば赤色トナー)が収容され、現像ユニ
ット13bには黒色トナーが収容され、ソレノイド14
a,14bにより感光ドラム11への接近/退避が行わ
れる。
【0040】なお、現像ユニット13a,13bの現像
スリーブには高圧ユニットHTVから現像バイアス電圧
が印加されている。また、本実施例の画像形成装置にお
いては、通常の片面コピーばがりでなく両面,多重コピ
ーができるが、一度定着器19を通過したカットシート
SHは第1面コピー時と比べて紙の抵抗値などの状態が
変わっており、これに対応すべく転写帯電器15,分離
帯電器16に印加される高圧電圧も1面目と両面あるい
は多重コピー時の2面目とで条件を異ならしめている。
【0041】これらの現像バイアスあるは転写,分離の
各高圧電圧値は高圧ユニットHVTにより制御される。
光学系は制御部42からの指令に従ってモータ制御部4
8を介して光学モータ2fを正転または逆転させること
により往復制御される。 〔カットシートSHの制御〕図1に示した、センサS
9,S11はそれぞれ上段および下段カセットの紙無し
を検知し、センサS10,S12は給紙ローラ3a,3
bのリフティング状態を検知する。
【0042】また、センサS22,S23はカセットサ
イズを検知する。以後、上段と下段については同様の動
作をするので、上段の給紙動作について説明する。
【0043】まず、上段カセットが挿入されると、セン
サS22によりサイズを読み取るとともに、カセットの
サイズを識別し、操作部41の紙無し表示器を消灯し、
カセットサイズを選択的に点灯する。
【0044】次いで、コピー指令によりコピー動作がス
タートすると、中板上昇クラッチ(図示しない)をON
し、カセット内の中板を上昇し、カットシートSHを上
昇させる。
【0045】これにより、カットシートSHが上昇し、
給紙ローラ3aに当接し、所定の高さに到達すると、セ
ンサS10が出力し、クラッチをOFFするとともに給
紙ローラ3aを駆動し、機内にカットシートSHを供給
する。上述のように、中板上昇クラッチによりカセット
内のカットシートSHが上昇し、その後は上昇した位置
を保持し、次のコピースタート時には上記の上昇動作は
しない。
【0046】また、連続コピー動作中にカセット内のカ
ットシートSHが減ってカットシートSH上面が所定位
置よりも下がった場合には同様にクラッチをONし、所
定高さまで上昇させる。機内に供給されたカットシート
SHはセンサS7に到達し、レジストローラ12が停止
しているため、適当なループを作り停止する。
【0047】次いで、感光ドラム11上に作られた像の
先端を合わせるべく、光学系によるタイミング信号によ
りレジストローラ12を駆動し、先端合わせをした後、
転写帯電器15により感光ドラム11上の像をカットシ
ートSHに転写後、カットシートSHは分離帯電器16
により感光ドラム11より分離され、搬送機構により定
着器19に送られる。
【0048】定着器19においては、定着ローラ表面に
配置された温度センサ(図示しない)とヒータにより定
着ローラの表面を所定温度に制御し、カットシートSH
はここで像を定着され、その後センサS4により排紙検
知され、排紙ローラ23により機外に排出される。
【0049】次に多重コピーの場合は、フラッパ21が
ソレノイド(図示しない)の動作により点線で示される
位置に切り換えられており、給紙,転写,分離,定着さ
れたカットシートSHは搬送路22を通過し、中間トレ
イ5に順次搬送され、センサS5により紙が検知された
後、センサS6,S8等により検知され、横レジスト合
わせ用のソレノイドにより横方向の位置合わせをする。
【0050】次いで、操作部41からの多重コピー指令
によりレジストローラ12が駆動し、カットシートSH
をレジストローラ12の位置に送出する。以後は、前述
した動作と同様に排紙トレイ24に排紙される。
【0051】また、両面コピーに際しては転写シートは
途中までは上記通常の複写動作の場合と同様に排紙ロー
ラ23により排出されるが、カットシートSHの後端が
フラッパ21を通過後、排紙ローラ23は逆転駆動さ
れ、カットシートSHはフラッパ21にガイドされて搬
送路22へと導入される。この逆転駆動は、正逆転を制
御するソレノイドにより行われる。以後の動作は上述の
多重コピーの場合と同様である。このようにして、両面
複写の場合は、一度排紙ローラ23から機外へ出され、
排紙ローラ23の逆転駆動によりカットシートSHは表
/裏逆にされて中間トレイ5へ送られる。
【0052】以上1枚コピーの多重コピーおよび両面コ
ピーについて説明したが、複数枚数の多重コピーあるい
は両面コピーの場合には、中間トレイ部5を使用して行
われる。
【0053】図1に示すように、中間トレイ部5には搬
送路上にあるカットシートSHを一時的に収納する中間
トレイ5が設けられおり、複数枚数の多重コピーの場合
には定着されたカットシートSHは、上記1枚コピーの
両面コピー時と同様の制御により排紙ローラ23により
一部排紙された後、排紙ローラ23を逆転駆動すること
により、搬送路22およびフラッパ21,搬送路を介し
て中間トレイ5に収納される。この動作を繰り返し、1
面目は全て中間トレイ5に収納された後、次のコピー指
令により2面目は給送ローラが駆動され、搬送路を介し
て2面目コピーが実行される。
【0054】一方、複数の両面コピーの場合は、上記1
枚多重コピー時と同様の制御により、フラッパ21によ
て定着器19から搬送路を通過し、中間トレイ5に収納
される。以後の動作は上述した多重コピーの場合と同様
なので省略する。
【0055】なお、画像形成部4に中間トレイ5を構成
する装置においては、図3に示すように一時収納できる
カットシートSHには長さに制限があり、瓦積み方式を
採用する場合、収容できるカットシートSHはハーフサ
イズ以下の用紙となる。
【0056】図4は、図1に示した画像形成装置本体1
の上面に配置される自動原稿給送装置の一例を説明する
断面図であり、図1と同一のものには同じ符号を付して
ある。以下、構造並びに動作について説明する。
【0057】自動原稿給送装置51は原稿走査部2のプ
ラテンガラス52上に臨んで配置されるとともに、駆動
ローラ54および従属ローラ62に巻回した搬送ベルト
53を備えている。そして、この搬送ベルト53の上方
には原稿積載部を構成する複数の原稿Sからなる原稿束
を積載し得る原稿積載台55が配置されており、また、
この原稿積載台55上にはリサイクルレバー56が配設
されていて、このリサイクルレバー56にて積載されて
いる原稿Sが処理前原稿と処理後原稿とに仕切られる。
【0058】また、この原稿積載台55の基端部55a
には半月状の給紙ローラ57が配設されており、さら
に、この給紙ローラ57の下流には分離部搬送ローラ5
9および分離ベルト60からなる分離部が配設されてい
て、原稿積載台55上に積載された原稿束Sが給紙ロー
ラ57にて分離部搬送ローラ59,分離ベルト60に向
けて送られ、原稿給送方向に回転する分離ベルト60に
よって最下位の原稿から順次1枚ずつ分離・給送され
る。
【0059】また、これら給紙ローラ57と分離部搬送
ローラ59,分離ベルト60との間には給紙ストッパ6
1が配設されていて、原稿束Sセット時には実線位置に
あって原稿先端を位置決めし、原稿給送時にはストッパ
ソレノイドへの通電によって破線位置に移動する。
【0060】さらに、上記分離部搬送ローラ59,分離
ベルト60下流から上記搬送ベルト53にかけて給紙経
路63が設けられており、これらの分離部搬送ローラ5
9,分離ベルト60から送り出された原稿はこの給紙経
路63を通って搬送ベルト53とプラテンガラス52と
の間に給送されて、プラテンガラス52上の所定位置に
載置される。そして、この給紙経路63近傍には反転ロ
ーラ65の外周に沿って上記原稿台55へ延びる排紙経
路66が配設されていて、プラテンガラス52の所定位
置に載置された原稿は再び搬送されて排紙経路66を通
って、この排紙経路66の下流端に設けられている排紙
ローラ67にて原稿積載台55に積載された原稿束Sの
最上部へ排出される。
【0061】さらに、この排紙経路66から反転ローラ
65上部にて分岐し、給紙経路63に合流する反転経路
69が配置されており、この反転経路69と排紙経路6
6の分岐部には原稿の搬送経路を切り換えるフラッパ7
0が配設されていて、原稿排出時には実線位置にて原稿
を原稿積載台55方向へと誘導し、原稿反転時にはフラ
ッパソレノイドの通電により破線位置に変位して原稿を
反転経路69をプラテンガラス52方向へと誘導する。
【0062】また、給紙経路63と反転経路69との合
流部下流には搬送ローラ71が配設されており、給紙経
路63あるいは反転経路69に誘導されてきた原稿をプ
ラテンガラス52に向けて搬送するように構成されてい
る。
【0063】図5は、図1に示した半導体レーザ26の
走査動作を説明する平面図である。
【0064】図5において、71はポリゴンミラーで、
スキャナモータ25により矢印方向に一定速度で回転さ
れる。ポリゴンミラー71は、半導体レーザ26から発
射されるレーザビームを偏向し、球面レンズ72,トー
リックレンズ73,折り返しミラー75を介して感光ド
ラム11にディジタル情報に応じたレーザビームを結像
させる。74は例えばフォトダイオード等で構成される
ビームセンサで、画像書き込み直前にレーザビームを受
光し、ビームディテクト信号を後述するパルス幅整形回
路90に出力する。
【0065】図6は、図2に示したレーザ部45の構成
を説明する回路図であり、以下構造並びに動作について
説明する。
【0066】図2に示したコントローラ42からブラン
ク領域の位置,コピー倍率,紙サイズ,写真モード,ア
ドオン文字コード,アドオン位置ベースカラー領域等の
レーザ部制御情報がレーザ部コントローラ80へ公知の
2ポートRAM83を介して通知される。
【0067】また、複数のアドオンデータは、指示され
た順にアドオンデータRAM106に蓄積され、アドオ
ンコントローラ89が先頭アドレスから順次アドオンデ
ータを読み出し、データコントロール回路100からレ
ーザドライブ回路101に出力されて、ディジタル情報
として画像が形成され、搬送される用紙に多重転写され
る。
【0068】レーザ部コントローラ80は、外付けのプ
ログラムROM81のプログラムに応じてブランク用R
AM85,86にイレーズデータを交互に書き換える。
【0069】ブランク領域用データ読出しコントロール
回路96によりブランクアドレスカウンタ95,8ビッ
トシフトレジスタ88に制御信号を出し、データコント
ロール回路100へ領域データを出力する。ブランク用
RAM85,86はそれぞれ1ライン分のデータを書き
込むだけの容量をもつ構成となっている。レーザ部コン
トローラ80は、領域データをブランク用RAM85,
86の一方にデータを書き込む間に、他方からデータを
読出すことができるように、アドレス切換回路84とブ
ランクデータ切換回路87にコントロール信号を出力す
る。
【0070】さらに、アドレスコントロールについて説
明する。
【0071】フォント用ROM82にはスタンプ情報1
40a(秘,重要,至急,回覧,コピー禁止および入力
情報エリアから指定された文字コードに対応するフォン
トが記憶される)のフォントデータがあらかじめ記憶さ
れている。
【0072】レーザ部コントローラ80により、アドオ
ン文字コードに応じてフォント用ROM82からフォン
トデータを読み出し、アドオンRAM103にセットす
る。レーザ部コントローラ80は、アドオンコントロー
ラ89にアドオン文字位置指定データを書き込む。アド
オンコントローラ89は、レーザ部コントローラ80か
らのスタート信号によりアドオンRAM103からデー
タを読み出し、そのデータをデータコントロール回路1
00へ出力する。
【0073】なお、図5に示すように半導体レーザ26
から発光されるレーザビームは、回転するポリゴンミラ
ー71により偏向され、球面レンズ72,トーリックレ
ンズ73を通り、感光ドラム11上を走査する。その
際、水平同期信号を取り出すため、レーザビーム走査上
にフォトダイオード等から構成されるビームセンサ74
を配置している。このビームセンサ74から出力された
ビームディテクト信号はレーザ部45へ入力される。そ
して、パルス幅整形回路90へ入力され、波形整形され
た後、パルス同期回路91,レーザ部コントローラ80
の割り込み端子およびパルス同期回路92へBD信号が
入力される。
【0074】レーザ部コントローラ80は、BD信号が
発生する毎に、割り込みを発生し、ブランク用RAM8
5,86へ制御データを書き込む。また、レーザ部コン
トローラ80はBD信号からの割り込み回数を計数する
ことにより、副走査方向のコントロール信号を出力す
る。パルス同期回路91は、上述したBD信号の立上が
りに同期して、水平同期クロック発生回路93にリセッ
トパルスを出力する。
【0075】水平同期クロック発生回路93は、BD信
号に同期したクロックHCLKを出力するものであり、
基準クロック発生回路と分周回路により構成されてい
る。パルス同期回路92は、水平同期クロックHCLK
を基準としてBD信号を同期するためのBD同期信号H
SYNC2を発生する。このBD同期信号HSYNC2
により、水平ラインカウンタ94はリセットされ、水平
同期クロックHCLKをカウントする。水平ラインカウ
ンタ94の出力は、タイミング信号発生回路98へ入力
され、水平ラインカウンタ94から設定されたカウント
数で水平タイミング信号が出力される。
【0076】図7,図8は、図6に示した各信号の送出
タイミングを説明するタイミングチャートで、図6と同
一のものには同じ符号を付してある。 図7に示すよう
に、水平同期クロック発生回路93内の基準クロック分
周カウンタに立上がり検出パルスHSYNC1でリセッ
トをかけることにより、水平同期クロックHCLKを生
成し、該水平同期クロックNCLKによりBD同期信号
HSYNC2を発生させ、水平ラインカウンタ84をリ
セットする。
【0077】また、図8に示すように、水平ラインカウ
ンタ94の出力よりセット信号VBSET,リセット信
号VBRSTを作成し、画像領域信号ブランク信号を発
生させる。また、アドオンRAM103からデータを読
み出すクロックは、水平同期クロックHCLKを用いて
行う。ブランク用RAM85,86からのデータ読み出
しクロックとしては、水平同期クロックHCLKを分周
したクロックCLKMを用いることにより、ブランク領
域指定の分解能を可変にしている。
【0078】また、セット信号VBSET,リセット信
号VBRSTにより、BDイネーブル信号BDENBを
生成し、所定区間内に水平同期波形(ビームディテクト
信号)が入力されない場合は、水平同期信号エラー検出
回路97により、BDエラー信号をレーザ部コントロー
ラ80へ出力する。レーザ部コントローラ80は、上述
のBDエラー信号を検知すると、異常ステータスを2ポ
ートRAM83を通じてコントローラ部2aへ報知す
る。
【0079】99はドットイレーズ回路で、ベースカラ
ーモード,スクリーンモード時に設定されているドット
パターンが形成されるようにイレーズデータDEDAT
Aをデータコントロール回路100に出力する。
【0080】101はレーザドライブ回路で、コントロ
ーラ部2aからの制御開始信号APCON,APCクロ
ックにより、光量制御を開始する。その際、レーザドラ
イブ回路101よりレディ信号APCRDYがコントロ
ーラ部2aに出力される。
【0081】105はCCDデータコントロール回路
で、CCDからの画像データおよびマーカ領域データ等
の信号が入力され、ラインメモリ104に記憶される。
ラインメモリ104からは、コントローラ42からの変
倍信号に基づいた変倍率に対応して、データの読み出し
が行われ前述のアドオン情報の信号FDETA,ブラン
ク情報の信号BDATAおよびドットイレーズ信号DE
ATA信号と同期して画像データおよびマーカ領域デー
タ等の信号がデータコントロール回路100に送られ
る。
【0082】また、CCDデータコントロール回路10
5からは、マーカによる領域データの原稿上の画像アド
レスとして水平同期方向の開始点,終了点および水平ラ
イン方向の開始点,終了点のアドレス信号をレーザ部コ
ントローラ80を経由して、2ポートRAM83に書き
込まれる。
【0083】102はレーザスキャナモータコントロー
ラで、コントローラ部2aからの制御開始信号LSCO
Nに同期してスキャナモータ25の駆動制御を実行す
る。その際、レーザスキャナモータコントローラ101
は、レディ信号LSCRDYがコントローラ部2aに出
力される。
【0084】次に、図9,図10を参照しながらアドオ
ン情報モード設定およびアドオン情報入力処理について
説明する。
【0085】図9は、図2に示したエディタ43の構成
を説明する平面図であり、110はエディタ部で、複写
原稿を押える原稿圧板を兼ねている。111は原稿セッ
ト面で、領域を指定する際に原稿が載置される。112
は原稿端部を突き当てる基準マークである。114は入
力情報エリアで、図示される文字情報を入力できる。
【0086】121はエリア指定キーで、領域指定モー
ドを設定する際に指定する際に押下される。なお、エリ
ア指定キー121が押下されると、領域指定モード表示
器120が点灯する。122はエリアメモリキーで、エ
リア指定キー121が押下された際に、スタイラスペン
113で指示されたエリア情報を記憶させる場合に押下
する。
【0087】123はモード選択キーで、エリア指定キ
ーが押下された際に、指定されたエリアを現像ユニット
13a,13bを使用して色別に印字する際に押下す
る。
【0088】なお、モード選択キー123が押下される
と、交換可能な現像ユニット13bにセットされる色に
応じた2色の組み合わせが表示器132に7種類表示さ
れる。
【0089】エリアメモリキー122が押下された際
に、記憶されたエリア数に応じて、本実施例では3個記
憶した場合に、表示器131が点灯する。124はクリ
アキーで、設定された領域指定モードを解除する際に押
下する。このクリアキー124が押下されると、領域指
定モード表示器120が消灯する。
【0090】125は先に述べた第1モード設定手段に
対応するアドオンモード設定キーで、複写画像に文字を
書き込む際に押下する。アドオンモード設定キー125
の押下により表示器134が点灯する。126は文字サ
イズ指定キーで、本実施例では重畳書き込みする文字サ
イズを4mm,8mmに指定することができ、指定され
たサイズの表示器135,136が点灯する。
【0091】127は方向指定キーで、アドオン文字の
書き込み方向を縦または横に指定する場合に押下し、指
定された方向の表示器137,138が点灯する。
【0092】また、305はオートキーであり、原稿に
書かれたマーカーを認識してアドオン文字の書き込み方
向を自動的に決定する際に押下する。128は入力終了
キーで、アドオン文字の入力を終了する際に押下する。
【0093】129はクリアキーで、アドオンモードを
解除する場合に押下する。130は第2モード設定手段
に対応するスタンプモード設定キーで、このスタンプモ
ード設定キー130が押下されると、表示器139が点
灯し、原稿セット面111にあらかじめ印刷されたスタ
ンプ情報140a(秘,重要,至急,回覧,コピー禁
止),スタンプ情報140b(総務課,経理課,人事
課,営業課,資材課)等をスライラスペン113にて指
示することにより、第2の記録モード設定をエディタ4
3に通知する。さらに144は両面原稿の表裏を指示す
るキーである。142,143は表裏の指示されている
状態を示す表示器である。141はクリアキーで、この
クリアキー141が押下された際に、第2の記録モード
(スタンプモード)が解除される。
【0094】なお、140はスタンプ情報一覧で、本実
施例ではスタンプ情報140a(秘,重要,至急,回
覧,コピー禁止),スタンプ情報140b(総務課,経
理課,人事課,営業課,資材課)を有するが、上記デー
タに限らず、例えば図示しない外部メモリインタフェー
スを介して、本体の不揮発性RAM等に所望のデータを
登録し、操作パネルに表示して選択可能に構成すること
により、使用者の頻度の高い情報を原稿にディジタル情
報として合成出力出来ることはいうまでもない。
【0095】図10は、図2に示したエディタ43の制
御構成を説明するブロック図であり、図9と同一のもの
には同じ符号を付してある。
【0096】図において、152は座標入力面(原稿セ
ット面)111上に載置された原稿上の領域をスタイラ
スペン113で押下した時に、その押下された座標を読
み取る座標読み取り部であり、ここで読み取られた座標
はエディタ制御部1151に送られる。エディタ制御部
151は入力された座標、あるいはエディタ43上のキ
ー入力部153の各種キー入力を受けて各種モードや座
標等を制御するとともに、エディタ43上の各表示器1
54を表示制御する。
【0097】次に、本実施例の特徴的な使用方法につい
て説明する。
【0098】今、4枚の原稿を5部複写するにあたり各
部に行き先である”総務課””経理課””人事課””営
業課””資材課”を全ページに印字する場合を考える。
【0099】まずエディタ43上でスタイラスペン11
3によりスタンプを選択する。続いてスタイラスペン1
13にて”総務課””経理課””人事課””営業課””
資材課”を順次設定する。ただし、入力順序は問わな
い。
【0100】さらに、スタンプの大きさ,方向や全ペー
ジか1枚目のみかを指定する。その他複写モード(枚数
5,濃度,倍率等)を設定し、原稿をフィーダにセット
する。
【0101】しかる後、スタートキーを押下すると、ま
ず、フィーダ51より最終ページの原稿を原稿台にセッ
トし、画像形成動作を開始する。この時、前ページ印字
を選択しているので全て多重複写動作となる。すなわ
ち、原稿の画像が転写された転写材は多重パスを経て、
5部分複写されて中間トレイ5に対して図3に示す瓦積
方式で順次積み重ねられ、再度感光ドラム11での転写
を受ける。
【0102】この2度目の画像転写では、現像器を色現
像器に交換し、ハロゲンランプ2cは点灯せず、レーザ
ブランクにて不要の部分(既原稿画像が形成された領
域)を消去して1部ずつ”総務課”,”経理課”,”人
事課”,”営業課”,”資材課”という具合に順次スタ
ンプのみを指定部数分、原稿画像の現像色とは異なる色
の現像剤で現像し、転写材に転写され、ソートされて排
紙する。
【0103】同様に2枚目から5枚目の原稿の複写動作
も多重画像処理にて形成され、全ページの指定位置にス
タンプである”総務課”,”経理課”,”人事課”,”
営業課”,”資材課”が形成された、図11に示す出力
が得られることとなる。
【0104】上記実施例では、スタンプ情報を多重によ
って原稿画像に重ねる例を示したが、1回の現像,転写
で複写動作を行う構成であっても本発明を適用出来る。
【0105】すなわち、通常の原稿画像光路の一部分
(例えば排紙される用紙の四隅領域等)をシャッタで遮
り、感光ドラムの一部に暗部電位を得て、この部分にレ
ーザ26でスタンプのフォント等のディジタル情報を書
き込むことで多重パスなしで上記実施例と同様な画像が
得られる。なお、全体として動作は上記実施例と類似す
るので詳細は省略する。
【0106】図12は本発明に係る画像形成装置におけ
るスタンプ処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。なお、(1)〜(12)は各ステップを示す。
【0107】先ず、図9に示すスタンプモード設定キー
130が押下されて、スタンプモードが設定されるのを
待機し(1)、モードが設定されたら、スタイラスペン
113により原稿に付加するスタンプが選択されるのを
待機し(2)、入力されたら、選択された順にアドオン
データRAM106にスタンプデータをセットする
(3)。次いで、スタンプ選択終了を判定し(4)、終
了したら各スタンプに対する部数が入力されるのを待機
し(5)、入力されたら、コピーキーボードの押下を判
定して(6)、原稿画像の画像形成を部数分行い
(7)、中間トレイ部5に図3に示すように瓦積み方式
で収納する(8)。
【0108】次いで、中間トレイ部5より既に原稿画像
が形成された用紙を再給紙するとともに、アドオンデー
タRAM106から先頭アドレスに格納されたスタンプ
データ、例えば総務課に対応するフォントデータを読み
出し(9)、感光ドラム11上にレーザ照射で該フォン
トデータに対応する潜像を形成して、中間トレイ部5に
収納された用紙がなくなるまで連続的にスタンプ画像を
形成する。そして、指定部数分排紙する(10),(1
1)。なお、この際、スタンプ領域以外には潜像が形成
されないように制御することは上述の通りである。
【0109】次いで、選択された全てのスタンプデータ
を部数毎にアドオンデータRAM106から読み出して
全てスタンプ画像の形成を完了したかどうかを判定し
(12)、NOならばステップ(7)に戻り、YESな
らば処理を終了する。
【0110】なお、本実施例では、1つの原稿にことな
るスタンプを合成する場合について説明したが、原稿給
送装置(RDF)から順次給送される異なる原稿に対し
て異なるスタンプ情報を部数分順次合成するように構成
してもよい。
【0111】また、本発明は光学走査系がアナログ方式
の画像形成装置を例としたが、CCD等の画像読取り手
段を備えるディジタル画像形成装置にも適用可能であ
る。
【0112】さらに、スタンプ情報のようなサイズの小
さい画像ばかりでなく、例えば外部記憶装置(メモリカ
ード,部門識別カード,ICカード,フロッピーディス
ク,ハードディスク(HD)等)を接続可能な画像形成
装置であれば、他の登録画像、例えばフォーム画像とし
てのレターヘッド(日本語用,英語用等),複数のロ
ゴ,商号,複数のトレードマーク,複数の商標等)であ
っても順次異なる画像を読み出して原稿画像に合成する
ことも可能であることはいうまでもない。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、制御手段は、指定される部数毎に記憶
手段から異なるディジタル情報を順次選別して第2の記
録手段に出力するようにデータ情報の読み出しを制御す
るので、部数毎に異なるディジタル情報を原稿画像に合
成することができる。
【0114】第2の発明によれば、記録制御手段は、原
稿給送手段から給送される全ての原稿の原稿画像と記憶
画像とを給送される記録媒体に合成記録するように第1
及び第2の記録手段を制御するので、自動給紙される全
ての原稿画像に対して、部数毎に異なるディジタル情報
を原稿画像に合成することができる。
【0115】第3の発明によれば、記録制御手段は、原
稿給送手段から給送される指定される原稿の原稿画像と
記憶画像とを給送される記録媒体に合成記録するように
第1及び第2の記録手段を制御するので、自動給紙され
る指定された原稿画像に対して、部数毎に異なるディジ
タル情報を原稿画像に合成することができる。
【0116】第4の発明においては、現像色制御手段
は、第1または第2の記録手段の記録状態に応じていず
れかの現像装置を選択して記録媒体上に原稿画像と記憶
画像とを異なる色で記録させるので、原稿画像と異なる
記憶画像とを合成した識別性に優れた画像を効率良く出
力することができる。
【0117】従って、記憶された内容の異なるディジタ
ル情報を利用した原稿画像との多才な合成画像を効率よ
く得ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す画像形成装置の一例を
説明する断面構成図である。
【図2】図1に示したコントローラ部の構成を説明する
ブロック図である。
【図3】図1に示した中間トレイ部での瓦積み収納状態
を示す要部詳細図である。
【図4】図1に示した画像形成装置本体の上面に配置さ
れる自動原稿給送装置の一例を説明する断面図である。
【図5】図1に示した半導体レーザの走査動作を説明す
る平面図である。
【図6】図2に示したレーザ部の構成を説明する回路図
である。
【図7】図6に示した各信号の送出タイミングを説明す
るタイミングチャートである。
【図8】図6に示した各信号の送出タイミングを説明す
るタイミングチャートである。
【図9】図2に示したエディタの構成を説明する平面図
である。
【図10】図2に示したエディタの制御構成を説明する
ブロック図である。
【図11】本発明に係る画像形成装置におけるスタンプ
モード出力結果を示す図である。
【図12】本発明に係る画像形成装置におけるスタンプ
処理手順の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2a コントローラ部 42a CPU 45 レーザ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を給送される記録媒体に記録す
    る第1の記録手段と、前記記録媒体に記録する異なるデ
    ィジタル情報を少なくとも1つ以上選択する選択手段
    と、この選択手段により選択された所定のディジタル情
    報を複数記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶され
    た各ディジタル情報に基づく記憶画像を前記記録媒体に
    記録する第2の記録手段と、指定される部数毎に前記記
    憶手段から異なるディジタル情報を順次選別して前記第
    2の記録手段に出力するようにデータ情報の読み出しを
    制御する制御手段とを有することを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 積載される原稿束から分離される原稿を
    順次所定位置に給送する原稿給送手段と、この原稿給送
    手段から給送される全ての原稿の原稿画像と記憶画像と
    を給送される記録媒体に合成記録するように第1及び第
    2の記録手段を制御する記録制御手段とを具備したこと
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 積載される原稿束から分離される原稿を
    順次所定位置に給送する原稿給送手段と、この原稿給送
    手段から給送される指定される原稿の原稿画像と記憶画
    像とを給送される記録媒体に合成記録するように第1及
    び第2の記録手段を制御する記録制御手段とを具備した
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 色の異なる現像剤を収容する複数の現像
    装置と、第1または第2の記録手段の記録状態に応じて
    いずれかの現像装置を選択して記録媒体上に原稿画像と
    記憶画像とを異なる色で記録させる現像色制御手段とを
    具備したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載の画像形成装置。
JP5273700A 1993-11-01 1993-11-01 画像形成装置 Pending JPH07129028A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102992057A (zh) * 2011-09-08 2013-03-27 株式会社东芝 自动原稿传送装置、图像形成装置、片材分配方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102992057A (zh) * 2011-09-08 2013-03-27 株式会社东芝 自动原稿传送装置、图像形成装置、片材分配方法

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