JP2908979B2 - 真空密着焼付装置、焼付台及び焼付方法 - Google Patents

真空密着焼付装置、焼付台及び焼付方法

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JP2908979B2
JP2908979B2 JP6061621A JP6162194A JP2908979B2 JP 2908979 B2 JP2908979 B2 JP 2908979B2 JP 6061621 A JP6061621 A JP 6061621A JP 6162194 A JP6162194 A JP 6162194A JP 2908979 B2 JP2908979 B2 JP 2908979B2
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    • G03F7/2002Exposure; Apparatus therefor with visible light or UV light, through an original having an opaque pattern on a transparent support, e.g. film printing, projection printing; by reflection of visible or UV light from an original such as a printed image

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、焼付装置、焼付台及び
焼付方法、特に、パターンが形成された原板と感光板と
を密着させて前記パターンを前記感光板に焼き付ける真
空密着焼付装置、焼付台及び焼付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】実公平2−38282号には、パターン
が形成された原板と感光板とを密着させて当該パターン
を感光板に焼き付ける真空密着焼付装置の焼付台が示さ
れている。その焼付台は、焼付台本体と、前記焼付台本
体上に載置される可撓性シートとを備えている。焼付台
本体の上面は平坦であり、全く段差はない。一方、可撓
性シートの外周縁には保持枠が取り付けられており、ま
た中央部には原板及び感光板を上方に露出するための開
口が形成されている。さらに、可撓性シートには排気管
が連結されている。
【0003】前記焼付台を用いて焼付処理を行う場合に
は、焼付台本体上に感光板と原板とを重ねて載置し、そ
の上から可撓性シートを載置する。次に、可撓性シート
に連結された排気管を用いて焼付台本体と可撓性シート
との間の空間を減圧する。これにより、可撓性シート、
原板及び感光板が焼付台本体に密着する。この状態で、
上方から光を照射することで露光処理を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成では、
可撓性のシートで原板及び感光板を覆うようにしている
が、可撓性シートの開口の縁部分を正確に原板の縁部分
に一致させる作業は容易ではない。また、平坦な上面を
有する焼付台本体上に載置された可撓性シートは減圧に
伴って不規則に変形する。この変形が、原板と積層板と
の間の積層状態に悪影響を及ぼす。しかも、可撓性シー
ト側に排気管が取り付けられているため、排気管の重量
によって容易に可撓性シートが変形し、作業性をさらに
悪化させる。
【0005】本発明の目的は、焼付時の像歪みを小さく
し、かつ作業性を向上させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明に係る真空密着焼付装置は、パターンが形
成された原板と感光板とを密着させて、当該パターンを
感光板に焼き付ける装置である。この装置は、焼付台と
開閉枠と排気部と光源とを備えている。前記焼付台は、
原板と感光板とを重ねて載置するためのものであり、上
面が平坦である。前記開閉枠は、原板及び感光板の外周
部を覆いつつ中央部を上方に露出するための開口を有し
剛性を有する枠本体と、枠本体の下面において開口の外
周縁部に焼付台の上面と共同で密閉空間を形成するため
の弾性シール部とを有し、焼付台上に上方から配置可能
である。前記排気部は、焼付台に設けられており、前記
密閉空間を減圧状態にするためのものである。前記光源
は、焼付台の上方に配置されている。
【0007】なお、前記焼付台は、前記原板及び感光板
の載置位置の外周側に上方に突出するとともに弾性体か
らなる環状の段部を有し、前記弾性シール部は、前記原
板の外周部に弾性的に当接し得る第1環状シールと、前
記段部に当接し得る第2環状シールとを有するのが好ま
しい。前記焼付台の上面は、当該上面と前記感光板との
減圧を容易にするための溝を有しているのが好ましい。 (2)本発明に係る焼付台は、パターンが形成された原
板と感光板とを密着させて、当該パターンを感光板に焼
き付ける真空密着焼付装置の焼付台である。この焼付台
は、焼付台本体と段部と排気部とを備えている。前記焼
付台本体は、原板と感光板とを重ねて載置するためのも
のであり、上面が平坦である。前記段部は、原板及び感
光板の載置位置の外周側において、焼付台本体の上面に
上方に突出するように設けられており、環状の弾性体で
ある。前記排気部は、焼付台本体に設けられており、前
記段部に囲まれた空間を減圧するためのものである。
【0008】なお、前記焼付台本体の上面は、当該上面
と前記感光板との間の減圧を容易にするための溝を有し
ているのが好ましい。 (3)本発明に係る真空密着焼付方法は、パターンが形
成された原板と感光板とを密着させて、当該パターンを
感光板に焼き付ける方法である。この方法は、準備工程
と載置工程とシール工程と排気工程と露光工程とを含ん
でいる。前記準備工程では、原板と感光板とを重ねて載
置するための上面が平坦な焼付台本体と、原板及び感光
板の載置位置の外周側において焼付台本体の上面に上方
に突出するように設けられた環状の弾性体からなる段部
と、焼付台本体に設けられかつ段部に囲まれた空間を減
圧するための排気部とを備えた焼付台を準備する。次
に、載置工程で、焼付台本体上に原板と感光板とを重ね
て載置する。シール工程では、原板の外周部上面と段部
の上面との間をシールする。排気工程では、段部に囲ま
れた空間を排気部により排気する。そして、露光工程に
おいて、焼付台本体上で重ねられた原板及び感光板に対
して上方より露光処理を施す。
【0009】なお、前記シール工程は、前記原板の外周
部上面と前記段部の上面との間に真空用テープを架け渡
すように貼り付ける工程を含むのが好ましい。さらに、
前記シール工程は、前記原板の上面及び前記段部の上面
を連続的に覆う可撓性透明板を前記原板及び前記段部上
に載置する工程を含むのが好ましい。
【0010】
【作用】
(1)本発明に係る真空密着焼付装置では、焼付台上に
原板と感光板とが重ねて載置される。次に、その上に開
閉枠が配置される。これにより、原板及び感光板の外周
部を除く中央部が枠本体の開口から上方に露出した状態
で、開閉枠と焼付台との間に密閉空間が形成される。こ
こでは、原板及び感光板の外周部を覆い得る高剛性の枠
本体を用いているので、密閉空間を形成する作業が容易
である。次に、排気部により前記密閉空間を減圧する。
これによって、焼付台上に原板及び感光板が密着した状
態で固定される。この減圧動作においても、原板及び感
光板の外周部を覆い得る剛性を有する枠本体を用いてい
るので、減圧に伴う変形が少なく、その結果原板と感光
板との間の正確な積層状態が維持される。また、原板と
感光板とは平坦な焼付台の上面に沿って配置されるた
め、原板及び感光板の歪みは少ない。次に光源により露
光処理を施すが、原板及び感光板の正確な積層状態が維
持されており、しかも原板及び感光板の撓みが少ないた
め、焼付時の像歪みは小さくなる。
【0011】なお、前記焼付台が、前記原板及び感光板
の載置位置の外周側に上方に突出するとともに弾性体か
らなる環状の段部を有し、前記弾性シール部が、前記原
板の外周部に弾性的に当接し得る第1環状シールと、前
記段部に当接し得る第2環状シールとを有する場合に
は、前記作用がより顕著になる。前記焼付台の上面が、
当該上面と前記感光板との減圧を容易にするための溝を
有している場合には、前記作用がより顕著になる。 (2)本発明に係る真空密着焼付装置の焼付台では、排
気部が焼付台本体側に設けられている。したがって、排
気部により減圧を行って原板と感光板とを密着させる際
には、排気部がその作業に悪影響を及ぼさない。また、
環状の弾性体からなる段部が焼付台本体に形成されてい
るので、原板及び感光板を焼付台本体に載置した状態
で、原板の上面とその周囲の上端面との間の高さの差を
小さくすることが可能となり、シール作業が容易にな
る。また、減圧時のシール部材の変形が小さくなり、原
板と感光板との正確な積層姿勢を維持し易くなる。この
結果、高い作業性と焼付時の像歪みの減少とが達成でき
る。
【0012】なお、前記焼付台本体の上面が、当該上面
と前記感光板との間の減圧を容易にするための溝を有し
ている場合には、前記作用がより顕著になる。 (3)本発明に係る真空密着焼付方法では、上面が平坦
な焼付台本体において、原板及び感光板の載置位置の外
周側に上方に突出する環状の弾性体からなる段部が設け
られており、また排気部が焼付台本体側に設けられてい
る。したがって、排気部により減圧を行って原板と感光
板とを密着させる際に、排気部がその作業に悪影響を及
ぼさない。また、環状の段部が焼付台本体に形成されて
いるので、原板及び感光板を焼付台本体に載置した状態
で、原板の上面とその周囲の上端面との間の高さの差を
小さくすることが可能となり、シール作業が容易にな
る。また、減圧時のシール部材の変形が小さくなり、原
板と感光板との正確な積層姿勢を維持し易くなる。この
結果、高い作業性と焼付時の像歪みの減少とが達成され
る。
【0013】なお、前記シール工程が、前記原板の外周
部上面と前記段部の上面との間に真空用テープを架け渡
すように貼り付ける工程を含む場合には、前記作用がよ
り顕著になる。さらに、前記シール工程が、前記原板の
上面及び前記段部の上面を連続的に覆う可撓性透明板を
前記原板及び前記段部上に載置する工程を含む場合に
は、前記作用がより顕著になる。
【0014】
【実施例】
〔実施例1〕図1において、本発明の一実施例としての
真空密着焼付装置1は、焼付台2と、焼付台2の上端奥
側部分に回動自在に連結された開閉枠3と開閉枠3の上
方に配置された光源4とを主として有している。
【0015】焼付台2の主要部分を示す図2において、
焼付台2は、脚5と、脚5の上端に水平方向に配置され
た台本体6と、台本体6の上面の外周部に配置された段
部7とを有している。台本体6の上面6aは高精度に水
平面を構成するとともに、高剛性を有しており、さらに
減圧処理時に有効に作用する溝6bを有している。段部
7は、弾性を有しており(例えばゴム製であり)、中央
部に原板50及び感光板51を収納し得る開口7aを有
している。段部7の高さは、上面6a上に重ねて載置さ
れた原板50及び感光板51の合計厚さと略同等となる
ように設定されている。
【0016】原板50及び感光板51が上面6a上に載
置された状態で、開口7aと原板50及び感光板51と
の間の空隙には、台本体6に形成された排気管8が開口
している。排気管8の他端はバルブ9に連結されてお
り、排気管8はバルブ9を介して大気または減圧ポンプ
10に連通し得るようになっている。図3に示すよう
に、溝6bは格子状に形成されており、その角部に排気
管8の上端が開口している。なお、理解を容易にするた
め、図2及び図3は厚み方向に強調されて描かれてい
る。
【0017】開閉枠3は概ね四角形状の枠体であり、中
央部に開口3aを有する四角形状の枠本体3bを有して
いる。開閉枠3の奥側端部は、図2に示すようにヒンジ
11を介して台本体6に回動自在に連結されている。ま
た、開閉枠3と焼付台2との間には1対のガススプリン
グ12が設けられており、これによって開閉枠3は常時
上方に緩やかに付勢されている。
【0018】開閉枠3の下面には、開口3aを囲むよう
に、2条の環状シール部13,14が取り付けられてい
る。内周側の環状シール部13は、図2に二点鎖線で示
すように開閉枠3が閉じられた時、原板50の上面外周
部に弾性的に当接し得るようになっている。また、外周
側の環状シール部14は、開閉枠3が閉じられた時に、
段部7の上面に弾性的に当接し得るようになっている。
この結果、両環状シール13,14、段部7、台本体
6、原板50及び開閉枠3で囲まれた空間が外部に対し
て気密状態になる。
【0019】次に、上述の実施例を用いて、本発明の一
実施例としての焼付方法を説明する。まず、開閉枠3を
開けた状態で、台本体6上に感光板51を載置し、その
上に原板50を重ね合わせる。次に、開閉枠3を図2の
実線状態から二点鎖線の状態に回動させて、開閉枠3の
下面に設けられた環状シール部13,14をそれぞれ原
板50の上面及び段部7の上面に圧接させる。次に、減
圧ポンプ10を動作させるとともに、バルブ9によって
排気管8を減圧ポンプ10側に連通させる。これによ
り、段部7の開口7a内の密閉空間が減圧状態となる。
このとき、台本体6の上面6aには溝6bが形成されて
いるので、迅速な減圧動作が行える。
【0020】十分な減圧状態が得られると、台本体6の
上面6aに原板50及び感光板51が密着した状態とな
る。この状態で光源4を点灯し、開閉枠3の開口3aを
通じて原板50及び感光板51に対して露光処理を施
す。露光処理が完了すれば、バルブ9を大気側に切り換
え、減圧ポンプ10を停止させる。この結果、段部7の
開口7aで囲まれた密閉空間内が大気圧に戻る。続い
て、ガススプリング12によって自動的に開閉枠3が図
2の二点鎖線の状態から実線の状態となる。この状態
で、作業者は原板50及び感光板51を台本体6の上面
6a上から取り出す。
【0021】ここでは、剛性を有する開閉枠3の下面に
設けられた環状シール部13,14がそれぞれ原板50
及び段部7に当接することで密閉空間を構成するので、
減圧動作時における正しい原板50及び感光板51の積
層状態が維持され易い。また、剛性を有する開閉枠3を
上下させることで作業が行えるため、作業性が高い。こ
の結果、焼付時の像歪みが小さくなり、かつ作業性が向
上する。
【0022】なお、開閉枠3として、たとえば、鉄、ス
テンレス等の高剛性を有するもので構成してもよい。
〔実施例2〕図4の実施例では、前述の実施例の開閉枠
3が省略されている。それ以外の構成は基本的に前述の
実施例と同一であり、使用方法も同一である。
【0023】但し、開口7a内に密閉空間を形成する構
成及び方法が異なる。ここでは、図5に示すように帯状
の真空用テープ20を、原板50の外周部上面と段部7
の内周部上面との間に架け渡すように貼り付けること
で、密閉空間が形成される。この場合には、上述の実施
例の効果に加えて、開閉枠を省略できるという効果があ
る。
【0024】また、開口7aに密閉空間を形成するため
の構成として、図6に示すように、可撓性透明板21を
原板50及び段部7の上面全体を連続的に覆う構成とし
てもよい。これによっても、図5の実施例と同様の効果
が得られる。
【0025】
【発明の効果】
(1)本発明に係る真空密着焼付装置では、原板及び感
光板の外周部を覆い得る剛性を有する枠本体を用いてい
るので、密閉空間を形成する作業が容易である。また、
原板と感光板との間の正確な積層状態が維持される。さ
らに、原板と感光板とは平坦な焼付台の上面に密着して
配置されるため、原板及び感光板の歪みは少ない。これ
により、焼付時の像歪みは小さくなり、作業性が向上す
る。
【0026】なお、前記焼付台が、前記原板及び感光板
の載置位置の外周側に上方に突出する環状の弾性体から
なる段部を有し、前記弾性シール部が、前記原板の外周
部に弾性的に当接し得る第1環状シールと、前記段部に
当接し得る第2環状シールとを有する場合には、原板及
び感光板を焼付台本体に載置したときに、原板の上面と
その周囲の上端面との間の高さの差が小さくなり、シー
ル作業が容易となる効果がある。前記焼付台の上面に溝
が形成されている場合には、前記上面と感光板との減圧
が容易となり、真空密着に要する時間が短縮される。 (2)本発明に係る真空密着焼付装置の焼付台では、排
気部が焼付台本体側に設けられているので、排気部によ
り減圧を行って原板と感光板とを密着させる際に、排気
部がその作業に悪影響を及ぼさない。また、環状の段部
が焼付台本体に形成されているので、原板及び感光板を
焼付台本体に載置した状態で、原板の上面とその周囲の
上端面との間の高さの差を小さくすることが可能とな
り、シール作業が容易になる。また、減圧時のシール部
材の変形が小さくなり、原板と感光板との正確な積層姿
勢を維持し易くなる。この結果、高い作業性と焼付時の
像歪みの減少とが達成できる。
【0027】なお、前記段部が弾性体で構成されている
場合には、前記効果がより顕著になる。また、前記焼付
台本体の上面が、当該上面と前記感光板との間の減圧を
容易にするための溝を有している場合には、前記効果が
より顕著になる。 (3)本発明に係る真空密着焼付方法では、排気部によ
り減圧を行って原板と感光板とを密着させる際に、排気
部がその作業に悪影響を及ぼさない。また、環状の弾性
体からなる段部が焼付台本体に形成されているので、原
板及び感光板を焼付台本体に載置した状態で、原板の上
面とその周囲の上端面との間の高さの差を小さくするこ
とが可能となり、シール作業が容易になる。また、減圧
時のシール部材の変形が小さくなり、原板と感光板との
正確な積層姿勢を維持し易くなる。この結果、高い作業
性と焼付時の像歪みの減少とが達成される。
【0028】なお、前記シール工程が、前記原板の外周
部上面と前記段部の上面との間に真空用テープを架け渡
すように貼り付ける工程を含む場合には、前記効果がよ
り顕著になる。さらに、前記シール工程が、前記原板の
上面及び前記段部の上面を連続的に覆う可撓性透明板を
前記原板及び前記段部上に載置する工程を含む場合に
は、前記効果がより顕著になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の斜視図。
【図2】その縦断側面部分概略図。
【図3】その斜視部分図。
【図4】実施例2の図1に相当する図。
【図5】実施例2の一使用状態を示す図2に相当する
図。
【図6】実施例2の別の使用状態を示す図2に相当する
図。
【符号の説明】
1 真空密着焼付装置 2 焼付台 3 開閉枠 3a 開口 3b 枠本体 4 光源 6 台本体 6a 上面 6b 溝 7 段部 7a 開口 8 排気管 11 ヒンジ 13,14 環状シール部 50 原板 51 感光板 20 真空用テープ 21 可撓性透明板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−134321(JP,A) 実開 昭61−38652(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 27/20 G03B 27/02 G03F 7/20 511

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パターンが形成された原板と感光板とを密
    着させて前記パターンを前記感光板に焼き付ける真空密
    着焼付装置であって、前記原板及び感光板の載置位置の外周側に上方に突出す
    るとともに弾性体からなる環状の段部を有し、 前記原板
    と感光板とを重ねて載置するための、上面が平坦な焼付
    台と、 前記原板及び感光板の外周部を覆いつつ中央部を上方に
    露出するための開口を有し剛性を有する枠本体と、前記
    枠本体の下面において前記開口の外周縁部に前記焼付台
    の上面と共同で密閉空間を形成するための弾性シール部
    とを有し、前記焼付台上に上方から配置可能な開閉枠
    と、 前記焼付台に設けられた、前記密閉空間を減圧状態にす
    るための排気部と、 前記焼付台の上方に配置された光源と、 を備え 前記弾性シール部は、前記原板の外周部に弾性的に当接
    し得る第1弾性シールと、前記段部に当接し得る第2弾
    性シールとを有する、 真空密着焼付装置。
  2. 【請求項2】 前記焼付台の上面は、当該上面と前記感光
    板との減圧を容易にするための溝を有している、請求項
    に記載の真空密着焼付装置。
  3. 【請求項3】 パターンが形成された原板と感光板とを密
    着させて前記パターンを前記感光板に焼き付ける真空密
    着焼付装置の焼付台であって、 前記原板と感光板とを重ねて載置するための、上面が平
    坦な焼付台本体と、 前記原板及び感光板の載置位置の外周側において、前記
    焼付台本体の上面に上方に突出するように設けられると
    ともに、弾性体からなる環状の段部と、 前記焼付台本体に設けられた、前記段部に囲まれた空間
    を減圧するための排気部と、 を備えた真空密着焼付装置用焼付台。
  4. 【請求項4】 前記焼付台の上面は、当該上面と前記感光
    板との間の減圧を容易にするための溝を有している、
    求項3に記載の真空密着焼付装置用焼付台。
  5. 【請求項5】 パターンが形成された原板と感光板とを密
    着させて前記パターンを前記感光板に焼き付ける真空密
    着焼付方法であって、 前記原板と感光板とを重ねて載置するための上面が平坦
    な焼付台本体と、前記原板及び感光板の載置位置の外周
    側において、前記焼付台本体の上面に上方に突出するよ
    うに設けられるとともに、弾性体からなる環状の段部
    と、前記焼付台本体に設けられかつ前記段部に囲まれた
    空間を減圧するための排気部とを備えた焼付台を準備す
    る準備工程と、 前記焼付台本体上に前記原板と感光板とを重ねて載置す
    る載置工程と、 前記原板の外周部上面と前記段部の上面との間をシール
    するシール工程と、 前記段部に囲まれた空間を前記排気部により排気する排
    気工程と、 前記焼付台本体上で重ねられた前記原板及び感光板に対
    して上方より露光処理を施す露光工程と、 を含む真空密着焼付方法。
  6. 【請求項6】 前記シール工程は、前記原板の外周部上面
    と前記段部の上面との間に真空用テープを架け渡すよう
    に貼り付ける工程を含む、請求項5に記載の真空密着焼
    付方法。
  7. 【請求項7】 前記シール工程は、前記原板の上面及び前
    記段部の上面を連続的に覆う可撓性透明板を前記原板及
    び前記段部上に載置する工程を含む、請求項5に記載の
    真空密着焼付方法。
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