JP2908328B2 - 電気機器収納用箱 - Google Patents
電気機器収納用箱Info
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- JP2908328B2 JP2908328B2 JP8182872A JP18287296A JP2908328B2 JP 2908328 B2 JP2908328 B2 JP 2908328B2 JP 8182872 A JP8182872 A JP 8182872A JP 18287296 A JP18287296 A JP 18287296A JP 2908328 B2 JP2908328 B2 JP 2908328B2
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- JP
- Japan
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- base plate
- mounting hole
- stud bolt
- inner bottom
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として配電盤や
制御盤などの電気機器を収納する電気機器収納用箱に関
するものである。
制御盤などの電気機器を収納する電気機器収納用箱に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】配電盤や制御盤などの電気機器を収納す
る金属製の電気機器収納用箱においては、機器類の取付
を容易にするため箱部材の内底部に木製のベース板を取
付けているが、従来のこの種の電気機器収納用箱のベー
ス板は、スタッドボルトが内底部に複数本配設されてい
る箱部材に各スタッドボルトに対応する取付孔が配設さ
れているベース板を各スタッドボルトに取付孔を嵌め込
み収納したうえ、スタッドボルトにナットをねじ込んで
箱部材の内底部に取付けられるのを普通とする。ところ
が、ベース板に配設する取付孔の径を小さくするとスタ
ッドボルトに嵌め込み難いので、図４に示すように、箱
部材５１の内底部に複数本のスタッドボルト５２を配設
する一方、ベース板５３には前記スタッドボルト５２を
余裕をもって遊挿するに充分な内径の取付孔５４を配設
しておき、このベース板５３を前記取付孔５４をもって
スタッドボルト５２に嵌め込んだうえ各取付孔５４に鍔
付袋ナット５５の雌ねじ脚部５６を嵌挿し、この雌ねじ
脚部５６をスタッドボルト５２に螺合させた鍔付袋ナッ
ト５５によりベース板５３を箱部材５１の内底部に締付
固定することとなるが、取付孔５４の孔径をスタッドボ
ルト５２を遊挿させるに充分な程度まで大きくすると、
ベース板５３を箱部材５１の内部に嵌合するときに、各
取付孔５４の中心にスタッドボルト５２が位置されずに
一方に偏ってスタッドボルト５２と取付孔５４との間に
形成されるはずの隙間５７が環状とならず、このため、
鍔付袋ナット５５をスタッドボルト５２にねじ込むため
に雌ねじ脚部５６を取付孔５４に挿入させることが難し
く、その偏りを修正するのには手数を要するなど取付作
業性が悪いものとなる。
る金属製の電気機器収納用箱においては、機器類の取付
を容易にするため箱部材の内底部に木製のベース板を取
付けているが、従来のこの種の電気機器収納用箱のベー
ス板は、スタッドボルトが内底部に複数本配設されてい
る箱部材に各スタッドボルトに対応する取付孔が配設さ
れているベース板を各スタッドボルトに取付孔を嵌め込
み収納したうえ、スタッドボルトにナットをねじ込んで
箱部材の内底部に取付けられるのを普通とする。ところ
が、ベース板に配設する取付孔の径を小さくするとスタ
ッドボルトに嵌め込み難いので、図４に示すように、箱
部材５１の内底部に複数本のスタッドボルト５２を配設
する一方、ベース板５３には前記スタッドボルト５２を
余裕をもって遊挿するに充分な内径の取付孔５４を配設
しておき、このベース板５３を前記取付孔５４をもって
スタッドボルト５２に嵌め込んだうえ各取付孔５４に鍔
付袋ナット５５の雌ねじ脚部５６を嵌挿し、この雌ねじ
脚部５６をスタッドボルト５２に螺合させた鍔付袋ナッ
ト５５によりベース板５３を箱部材５１の内底部に締付
固定することとなるが、取付孔５４の孔径をスタッドボ
ルト５２を遊挿させるに充分な程度まで大きくすると、
ベース板５３を箱部材５１の内部に嵌合するときに、各
取付孔５４の中心にスタッドボルト５２が位置されずに
一方に偏ってスタッドボルト５２と取付孔５４との間に
形成されるはずの隙間５７が環状とならず、このため、
鍔付袋ナット５５をスタッドボルト５２にねじ込むため
に雌ねじ脚部５６を取付孔５４に挿入させることが難し
く、その偏りを修正するのには手数を要するなど取付作
業性が悪いものとなる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
するところは、前記のような問題点を解決し、ベース板
を箱部材の内部に収納するときに取付孔の孔径を大きく
しても必ず各取付孔の略中心にスタッドボルトが位置さ
れるようにして鍔付袋ナットの雌ねじ脚部を挿入させる
スタッドボルトと取付孔との間に常に雌ねじ脚部を挿入
させるに充分な環状の隙間を確保し、これにより鍔付袋
ナットをスタッドボルトに的確容易にねじ込むことがで
きるようにして取付作業性をよくするとともに、ベース
板が所定の取付位置に精度よく取付けられるようにした
電気機器収納用箱を提供することにある。
するところは、前記のような問題点を解決し、ベース板
を箱部材の内部に収納するときに取付孔の孔径を大きく
しても必ず各取付孔の略中心にスタッドボルトが位置さ
れるようにして鍔付袋ナットの雌ねじ脚部を挿入させる
スタッドボルトと取付孔との間に常に雌ねじ脚部を挿入
させるに充分な環状の隙間を確保し、これにより鍔付袋
ナットをスタッドボルトに的確容易にねじ込むことがで
きるようにして取付作業性をよくするとともに、ベース
板が所定の取付位置に精度よく取付けられるようにした
電気機器収納用箱を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決した本
発明に係る電気機器収納用箱は、スタッドボルトが内底
部に配設されている箱部材の内部にベース板をこれに配
設されている取付孔を前記スタッドボルトに嵌め合わせ
て収納して各スタッドボルトにねじ込んだナットにより
ベース板を箱部材の内底部に取付けた電気機器収納用箱
において、箱部材の内底部に配設されるスタッドボルト
を、前記ベース板の取付孔に余裕をもって遊挿可能なね
じ径の雄ねじ軸部の取付基部に位置決め用鍔部が拡径し
て形成されたものとしてこの位置決め用鍔部により雄ね
じ軸部と取付孔との間に環状隙間が形成されるようにベ
ース板が位置決めされ、この雄ねじ軸部には前記取付孔
の孔径よりも大径の鍔とこの取付孔に嵌め込み可能な雌
ねじ脚部とを備えた鍔付袋ナットがねじ込まれてこの鍔
付袋ナットにより前記ベース板を箱部材の内底部に締付
固定してあることを特徴とするものである。
発明に係る電気機器収納用箱は、スタッドボルトが内底
部に配設されている箱部材の内部にベース板をこれに配
設されている取付孔を前記スタッドボルトに嵌め合わせ
て収納して各スタッドボルトにねじ込んだナットにより
ベース板を箱部材の内底部に取付けた電気機器収納用箱
において、箱部材の内底部に配設されるスタッドボルト
を、前記ベース板の取付孔に余裕をもって遊挿可能なね
じ径の雄ねじ軸部の取付基部に位置決め用鍔部が拡径し
て形成されたものとしてこの位置決め用鍔部により雄ね
じ軸部と取付孔との間に環状隙間が形成されるようにベ
ース板が位置決めされ、この雄ねじ軸部には前記取付孔
の孔径よりも大径の鍔とこの取付孔に嵌め込み可能な雌
ねじ脚部とを備えた鍔付袋ナットがねじ込まれてこの鍔
付袋ナットにより前記ベース板を箱部材の内底部に締付
固定してあることを特徴とするものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態を図１および図２に基づいて詳細に説明する。１は金
属板材よりなる角形の箱部材であって、その内底部の四
つの角部近くにはそれぞれスタッドボルト２がその取付
基部をもって配設されている。このスタッドボルト２は
雄ねじ軸部２ａの下端に位置決め用鍔部２ｂが拡径して
形成されたもので、この拡径された位置決め用鍔部２ｂ
の端面を取付基部としてスタッドボルト２は箱部材１の
内底面に強固に溶接されている。１１はこの箱部材１の
内底部に取付けられる木製のベース板であって、このベ
ース板１１の四つの角部近くには前記した箱部材１の各
スタッドボルト２を遊挿させるに充分余裕のある孔径の
取付孔１２が配設されており、この取付孔１２を各スタ
ッドボルト２に嵌め込むことによりベース板１１は内底
部に添うように箱部材１に収納されている。２１はベー
ス板１１を箱部材１の内底部に締付固定するための鍔付
袋ナットであって、この鍔付袋ナット２１は前記した取
付孔１２の孔径よりも大径の鍔２３を備えた鍔付頭部に
前記取付孔１２に嵌め込み可能なように外径が前記位置
決め用鍔部２ｂの外径と略同径で内面にスタッドボルト
２を螺合させる雌ねじが形成されている筒状の雌ねじ脚
部２２を連設したものである。
態を図１および図２に基づいて詳細に説明する。１は金
属板材よりなる角形の箱部材であって、その内底部の四
つの角部近くにはそれぞれスタッドボルト２がその取付
基部をもって配設されている。このスタッドボルト２は
雄ねじ軸部２ａの下端に位置決め用鍔部２ｂが拡径して
形成されたもので、この拡径された位置決め用鍔部２ｂ
の端面を取付基部としてスタッドボルト２は箱部材１の
内底面に強固に溶接されている。１１はこの箱部材１の
内底部に取付けられる木製のベース板であって、このベ
ース板１１の四つの角部近くには前記した箱部材１の各
スタッドボルト２を遊挿させるに充分余裕のある孔径の
取付孔１２が配設されており、この取付孔１２を各スタ
ッドボルト２に嵌め込むことによりベース板１１は内底
部に添うように箱部材１に収納されている。２１はベー
ス板１１を箱部材１の内底部に締付固定するための鍔付
袋ナットであって、この鍔付袋ナット２１は前記した取
付孔１２の孔径よりも大径の鍔２３を備えた鍔付頭部に
前記取付孔１２に嵌め込み可能なように外径が前記位置
決め用鍔部２ｂの外径と略同径で内面にスタッドボルト
２を螺合させる雌ねじが形成されている筒状の雌ねじ脚
部２２を連設したものである。
【０００６】そして、箱部材１の内部に収納されるベー
ス板１１は、各取付孔１２をスタッドボルト２に嵌め込
んだ状態として箱部材１の内底部に添装されたうえ、各
取付孔１２を通じてスタッドボルト２に雌ねじ脚部２２
をもって螺合される鍔付袋ナット２１により箱部材１の
内底部に締付固定されることとなるが、ベース板１１を
その取付孔１２をスタッドボルト２に嵌めて箱部材１の
内部に嵌合したとき、箱部材１の内底部に配設されてい
る各スタッドボルト２は雄ねじ軸部２ａの下端の取付基
部に拡径された位置決め用鍔部２ｂが形成されたものと
しているために、図１および図２に示すように、取付孔
１２の下端開口がこの位置決め用鍔部２ｂにより規制さ
れてスタッドボルト２の雄ねじ軸部２ａは必ず各取付孔
１２の略中心に位置されることとなって、スタッドボル
ト２の雄ねじ軸部２ｂと取付孔１２との間には鍔付袋ナ
ット２１の雌ねじ脚部２２を挿入させるに充分な環状隙
間Ｓが必ず確保され、従って、鍔付袋ナット２１をスタ
ッドボルト１２に的確容易にねじ込むことができること
となる。
ス板１１は、各取付孔１２をスタッドボルト２に嵌め込
んだ状態として箱部材１の内底部に添装されたうえ、各
取付孔１２を通じてスタッドボルト２に雌ねじ脚部２２
をもって螺合される鍔付袋ナット２１により箱部材１の
内底部に締付固定されることとなるが、ベース板１１を
その取付孔１２をスタッドボルト２に嵌めて箱部材１の
内部に嵌合したとき、箱部材１の内底部に配設されてい
る各スタッドボルト２は雄ねじ軸部２ａの下端の取付基
部に拡径された位置決め用鍔部２ｂが形成されたものと
しているために、図１および図２に示すように、取付孔
１２の下端開口がこの位置決め用鍔部２ｂにより規制さ
れてスタッドボルト２の雄ねじ軸部２ａは必ず各取付孔
１２の略中心に位置されることとなって、スタッドボル
ト２の雄ねじ軸部２ｂと取付孔１２との間には鍔付袋ナ
ット２１の雌ねじ脚部２２を挿入させるに充分な環状隙
間Ｓが必ず確保され、従って、鍔付袋ナット２１をスタ
ッドボルト１２に的確容易にねじ込むことができること
となる。
【０００７】このように構成されたものは、前記したよ
うにスタッドボルト２の雄ねじ軸部２ａが必ず各取付孔
１２の略中心に位置された状態としてこの雄ねじ軸部２
ａにねじ込まれた鍔付袋ナット２１によりベース板１１
が箱部材１の内底部に締付固定されているので、ベース
板１１は所定の位置に精度よく取付けられて使用上は勿
論のこと体裁上も極めてよく、また、前記したようにベ
ース板１１を箱部材１の内底部に取付ける作業は、ベー
ス板１１の取付孔１２に余裕をもって遊挿可能なねじ径
の雄ねじ軸部２ａに取付孔１２をあわせてベース板１１
を箱部材１内に落とし込めば、ベース板１１は取付孔１
２が位置決め用鍔部２ｂに嵌まって雄ねじ軸部２ａが各
取付孔１２の略中心に位置されることとなるので、あと
は雄ねじ軸部２ｂと取付孔１２との間に形成される環状
隙間Ｓに雌ねじ脚部２２が挿入されるようにして鍔付袋
ナット２１をねじ込んでゆけば、ベース板１１は箱部材
１の内底部にこの鍔付袋ナット２１により的確容易に締
付固定されることとなるので、取付作業性が極めてよ
く、安価に提供できる利点がある。
うにスタッドボルト２の雄ねじ軸部２ａが必ず各取付孔
１２の略中心に位置された状態としてこの雄ねじ軸部２
ａにねじ込まれた鍔付袋ナット２１によりベース板１１
が箱部材１の内底部に締付固定されているので、ベース
板１１は所定の位置に精度よく取付けられて使用上は勿
論のこと体裁上も極めてよく、また、前記したようにベ
ース板１１を箱部材１の内底部に取付ける作業は、ベー
ス板１１の取付孔１２に余裕をもって遊挿可能なねじ径
の雄ねじ軸部２ａに取付孔１２をあわせてベース板１１
を箱部材１内に落とし込めば、ベース板１１は取付孔１
２が位置決め用鍔部２ｂに嵌まって雄ねじ軸部２ａが各
取付孔１２の略中心に位置されることとなるので、あと
は雄ねじ軸部２ｂと取付孔１２との間に形成される環状
隙間Ｓに雌ねじ脚部２２が挿入されるようにして鍔付袋
ナット２１をねじ込んでゆけば、ベース板１１は箱部材
１の内底部にこの鍔付袋ナット２１により的確容易に締
付固定されることとなるので、取付作業性が極めてよ
く、安価に提供できる利点がある。
【０００８】特に、請求項２に係る発明のように、スタ
ッドボルト２の位置決め用鍔部２ｂの肩部を弧状とした
りテーパ面とするなどしたはめ込み用のガイド部２ｃが
形成されたものとしたときには、雄ねじ軸部２ａに取付
孔１２をあわせてベース板１１を箱部材１内に落とし込
んだときに、ベース板１１はその各取付孔１２の略中心
に雄ねじ軸部２ａが自動的に位置されることとなるの
で、より作業性に優れたものとなる。
ッドボルト２の位置決め用鍔部２ｂの肩部を弧状とした
りテーパ面とするなどしたはめ込み用のガイド部２ｃが
形成されたものとしたときには、雄ねじ軸部２ａに取付
孔１２をあわせてベース板１１を箱部材１内に落とし込
んだときに、ベース板１１はその各取付孔１２の略中心
に雄ねじ軸部２ａが自動的に位置されることとなるの
で、より作業性に優れたものとなる。
【０００９】
【発明の効果】本発明は前記説明によって明らかなよう
に、箱部材の内底部に配設されるスタッドボルトの取付
基部に雄ねじ軸部より拡径された位置決め用鍔部を形成
してあるので、ベース板を箱部材の内部に収納するとき
に取付孔の孔径を大きくしても必ずスタッドボルトの雄
ねじ軸部と取付孔との間に環状隙間が形成されるように
ベース板が位置決めされることとなって鍔付袋ナットを
スタッドボルトに的確容易にねじ込むことができ、この
ため、取付作業性がよいものとなるうえにベース板の取
付精度は高められることとなるなど種々の利点がある。
従って、本発明は従来のこの種の電気機器収納用箱の問
題点を解決したものとして業界に寄与するところ極めて
大きいものがある。
に、箱部材の内底部に配設されるスタッドボルトの取付
基部に雄ねじ軸部より拡径された位置決め用鍔部を形成
してあるので、ベース板を箱部材の内部に収納するとき
に取付孔の孔径を大きくしても必ずスタッドボルトの雄
ねじ軸部と取付孔との間に環状隙間が形成されるように
ベース板が位置決めされることとなって鍔付袋ナットを
スタッドボルトに的確容易にねじ込むことができ、この
ため、取付作業性がよいものとなるうえにベース板の取
付精度は高められることとなるなど種々の利点がある。
従って、本発明は従来のこの種の電気機器収納用箱の問
題点を解決したものとして業界に寄与するところ極めて
大きいものがある。
【図１】本発明の好ましい実施の形態を示す一部切欠正
面図である。
面図である。
【図２】本発明の好ましい実施の形態を示す鍔付袋ナッ
トがねじ込まれる前の状態における要部の断面図であ
る。
トがねじ込まれる前の状態における要部の断面図であ
る。
【図３】本発明の好ましい実施の形態を示す鍔付袋ナッ
トのねじ込み後における要部の断面図である。
トのねじ込み後における要部の断面図である。
【図４】従来例を示す鍔付袋ナットがねじ込まれる前の
状態における要部の断面図である。
状態における要部の断面図である。
１ 箱部材 ２ スタッドボルト 2a 雄ねじ軸部 2b 位置決め用鍔部 2c はめ込み用のガイド部 11 ベース板 12 取付孔 21 鍔付袋ナット 22 雌ねじ脚部 23 鍔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H02B 1/30 F16B 5/02 F16B 35/04 H05K 5/02
Claims (2)
- 【請求項１】 スタッドボルト(2) が内底部に配設され
ている箱部材(1)の内部にベース板(11)をこれに配設さ
れている取付孔(12)を前記スタッドボルト(2) に嵌め合
わせて収納して各スタッドボルト(2) にねじ込んだナッ
トによりベース板(11)を箱部材(1) の内底部に取付けた
電気機器収納用箱において、箱部材(1) の内底部に配設
されるスタッドボルト(2) を、前記ベース板(11)の取付
孔(12)に余裕をもって遊挿可能なねじ径の雄ねじ軸部(2
a)の取付基部に位置決め用鍔部(2b)が拡径して形成され
たものとしてこの位置決め用鍔部(2b)により雄ねじ軸部
(2a)と取付孔(12)との間に環状隙間(s) が形成されるよ
うにベース板(11)が位置決めされ、この雄ねじ軸部(2a)
には前記取付孔(12)の孔径よりも大径の鍔(23)とこの取
付孔(12)に嵌め込み可能な雌ねじ脚部(22)とを備えた鍔
付袋ナット(21)がねじ込まれてこの鍔付袋ナット(21)に
より前記ベース板(11)を箱部材(1) の内底部に締付固定
してあることを特徴とする電気機器収納用箱。 - 【請求項２】 スタッドボルト(2) の位置決め用鍔部(2
b)の肩部に、はめ込み用のガイド部(2c)が形成されてい
る請求項１に記載の電気機器収納用箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8182872A JP2908328B2 (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 電気機器収納用箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8182872A JP2908328B2 (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 電気機器収納用箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1032902A JPH1032902A (ja) | 1998-02-03 |
| JP2908328B2 true JP2908328B2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=16125910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8182872A Expired - Fee Related JP2908328B2 (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 電気機器収納用箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2908328B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110469565A (zh) * | 2019-08-22 | 2019-11-19 | 合肥利弗莫尔仪器科技有限公司 | 一种用于狭小空间内零件安装固定结构 |
-
1996
- 1996-07-12 JP JP8182872A patent/JP2908328B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1032902A (ja) | 1998-02-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990319 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |