JPH0522647Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0522647Y2
JPH0522647Y2 JP1988103197U JP10319788U JPH0522647Y2 JP H0522647 Y2 JPH0522647 Y2 JP H0522647Y2 JP 1988103197 U JP1988103197 U JP 1988103197U JP 10319788 U JP10319788 U JP 10319788U JP H0522647 Y2 JPH0522647 Y2 JP H0522647Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leg
mounting
top plate
side metal
hollow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988103197U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0225707U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1988103197U priority Critical patent/JPH0522647Y2/ja
Publication of JPH0225707U publication Critical patent/JPH0225707U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0522647Y2 publication Critical patent/JPH0522647Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Furniture Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はテーブルの天板に中空脚を着脱可能に
取り付けるテーブル用脚の取付構造に関する。
[従来の技術] テーブルの四隅に金属又はプラスチツクによる
パイプ脚を着脱可能に取り付ける従来の構造の一
例として、パイプ脚の上端にフランジ板を固定
し、該フランジ板を螺子により天板下面に固定し
たものがある。
しかし、上記従来の構造のものでは、使用中螺
子が緩んでパイプ脚がぐらつく等の問題があり、
また輸送後の脚の取付作業も面倒であつた。
そこで、本出願人は、第7図に示すように、テ
ーブルの天板18の下面に形成される凹部50に
予じめ嵌合固定され下方に開口する脚取付孔8が
設けられた天板側金具1と、テーブルの脚51の
上面から下向に形成される孔に予じめ螺入して固
定され前記脚取付孔8に係合する頭部21が設け
られた脚側金具2と、頭部21を取付孔8に押付
固定する固定ねじ3と、で構成されるテーブル用
脚の取付構造を開発し、先に出願した。(実願昭
63−47777号明細書及び図面)。この先願の構造に
よれば、予じめ工場で天板側金具1と脚側金具2
を夫々固定しておけば、輸送後現場において固定
ねじ31体の螺装作業により脚51を強固に取り
付けることが出来る。
[考案が解決しようとする課題] しかし、前記本出願人の開発に係るテーブル用
脚の取付構造では、現今において、多く使用され
ている脚が中空である、いわゆるパイプ脚の取付
には採用できない難点があつた。
本考案は、このような難点に鑑みて考案された
もので、中空脚を強固に取付けることのできるテ
ーブル用脚の取付構造を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するための本考案のテーブル用
脚の取付構造を実施例に対応する第1図乃至第6
図を参照して説明する。すなわち、本考案は、少
なくとも下面側に開口する脚取付孔8が設けら
れ、テーブルの天板18の下面に固定された天板
側金具1と、 中空脚32の上端面に該中空脚32の上端開口
を閉鎖して固設された取付盤4又は基盤34と、 前記取付盤4又は基盤34の上面に固定される
底盤22をフランジ状に一体に有し、上部には前
記脚取付孔8に挿入される頭部21が一体に突出
して設けられた脚側金具2と、 前記天板側金具1の外側から脚取付孔8に貫通
して形成された螺子孔16に螺挿されて、先端部
が前記頭部21の外側に当接されて脚側金具2を
天板側金具1に結合固定させる固定ねじ3とを備
えるものである。
[作用] 前記構成によると、天板側金具1はテーブルの
天板18の下面に固定され、脚側金具2は、その
下部のフランジ状底盤22を介して、テーブルの
中空脚32の上端面に固設せる取付盤4又は基盤
34に固定される。そして、その中空脚32の天
板18への取付けは、前記脚側金具2の頭部21
を天板側金具1の脚取付孔8に挿入して、その頭
部21を脚取付孔8に貫通する螺子孔16に固定
ねじ3を螺挿することにより着脱自在に行うこと
ができる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら
詳述する。なお、従来のものと共通する構成要素
については同一符号を使用するものとする。
第1図は本考案に係るテーブル用脚の取付構造
を示す一部断面側面図である。
図示するように、このテーブル用脚の取付構造
は、天板側金具1と、脚側金具2と、固定ねじ3
と、取付盤4と、脚取付ボルト5とで主に構成さ
れている。
具体的には、天板側金具1は、第1図、第2図
に示すように、円筒部6と、この円筒部6の下面
に一体に同心状に形成された鍔部7とよりなる。
この天板側金具1の中心には軸方向に平行な角
孔よりなる脚取付孔8を形成する略コの字状の壁
部9が設けられており、この壁部9の平行2辺の
端部は直に円筒部6の内周面に連設している。ま
た、この壁部9の3辺の外周側は複数個のリブ1
0乃至14を介して上記円筒部6の内周面に連設
している。
この円筒部6の上記壁部9の平行2辺間の内周
部には、軸心方向に対し下向内側に傾斜する斜面
15が形成されており、この斜面15と対向する
壁部9と円筒部6との間には、軸心方向に対し上
向きに傾斜するねじ孔16が形成されている。
そして、このねじ孔16の延長上の上記鍔部7
には、このねじ孔16に固定ねじ3(第1図)を
螺着するための孔17が形成されている。
さらに、この鍔部7には当該天板側金具1を第
1図に二点鎖線で示す天板18に取り付けるため
の複数個(図示では5個)のバカ孔25が円陣状
に配列されて(第2図参照)形成されている。2
0は取付ねじである。
なお、前記脚取付孔8は、上端が全部または一
部閉塞されていることもあるが、少なくとも下面
側に開口しておれば足りる。
脚側金具2は、第4図に示すように、上部には
前記脚取付孔8に挿入される頭部21が設けら
れ、下部には取付盤4に接合する底盤22が設け
られている。
そして、前記頭部21には、第1図に示すよう
に、一側面に前記固定ねじ3の先端と衝合する衝
合面23が形成されると共に、他側面に前記斜面
15と略平行に摺接する摺接面24が形成されて
いる。この頭部21は、第3図に示されるよう
に、平面からみた左右の角部が略ハ字状に切り欠
かれた略台形状をなし、該頭部21が挿入される
前記脚取付孔8は頭部21の外形に沿つた略台形
状となつていて、頭部21を挿入するときに、逆
向きに挿入されることを防止する形状となつてい
る。
また、前記底盤22は、円盤状をなし、その中
央の頭部21を囲んで複数(図示では四つ)のバ
カ孔25が円陣状に配位されて貫通されると共
に、その周縁に前記固定ねじ3の案内溝26が切
欠いて設けられている(第3図、第4図)。
なお、この底盤22の外形は、円盤状の他、四
角形、五角形等の多角形状にすることもある。
この底盤22は、第1図に示すように、その上
面30が取付盤4の上端面27と面一か凹陥する
ようにその取付盤4の上面に形成される凹部28
に嵌込まれるようになつている。
この取付盤4は、合成樹脂、亜鉛合金、木材等
を材質とし、第3図、第4図に示すように、外形
が方形状のブロツクからなり、上面には前記凹部
28が形成されると共に、そこに嵌込まれる前記
底盤22の各バカ孔25と連通する同数(図示で
は四つ)のバカ孔29が貫通され、かつ、前記底
盤22の案内溝26と連続する案内溝31が外方
に開通するように設けられ、そして、第1図に示
すようにこの取付盤4は中空脚32の上端面33
にその上端面27が面一又は凹陥するように嵌込
まれるようになつている。
この中空脚32は、金属又はプラスチツクによ
る、横断面が方形の角パイプ又は丸パイプからな
り、その上端内部に基盤34を溶接し、そこに前
記取付盤4を収容して嵌合する凹部35を形成し
ている。基盤34及び取付盤4の外形は、上記中
空脚32の内形に沿つた形状となつている。
この基盤34には、前記取付盤4の各バカ孔2
9と連通する同数の(図示では四つ)ボルト孔3
6が貫通されている。このボルト孔36は、しぼ
り込みにより下方に延長された形状、又はナツト
が溶着された形状とすることが出来る。
また、前記凹部35の側壁37には、前記取付
盤4の案内溝31と連続して外方に開通する案内
溝38が切欠かれている。なお、この案内溝38
は、基盤34上に突出する中空脚32の上端部分
を浅く形成する等の形状により省略することが出
来る。
なお、前述の中空脚32の材質はスチールパイ
プであるが、これをプラスチツク材質のものに代
えることもある。プラスチツク材質の中空脚32
では、基板34もプラスチツク材質とし一体成形
される。また、この基盤34と前記取付盤4との
いずれか一方を省略することもできる。さらに、
基盤34の中央部などを切欠き一部省略すること
もできる。いずれにしても、基盤34を省略する
場合には、取付盤4を中空脚32の上部に嵌込ん
で、図示しないねじで側方から固定することにな
る。また取付盤4を省略し、脚側金具2を基盤3
4に固定しても良い。
脚取付ボルト5は、上端が扁平面39になつて
いる傘部40と雄ねじ41が刻設されているボル
ト本体42とからなり、前記底盤22及び取付盤
4、基盤34を層状に密着させ、かつ、それら三
者の各バカ孔25,29及びボルト孔36を揃え
て貫通させた状態で、その貫通せる各ボルト孔3
6にこれを螺挿し、三者を密着固定するものであ
る。この場合傘部40の扁平面39は底盤22の
上面30と面一となる。
なお、中空脚32は角パイプの他、円筒パイプ
などに代えることもある。その場合、取付盤4の
外形は円柱状等を採用することで適合させること
になる。
第5図は、本考案の変形実施例であり、取付盤
4の周面43を中空脚32の周面44と面一にな
るよう設定し、この取付盤4の下方外周に段部4
5を形成し、これを、その中空脚32の上端凹部
35に嵌め込んで、脚取付ボルト5で締付けるよ
うにしたテーブル用脚の取付構造を示す。
第6図は、さらに、本考案の他の変形実施例で
あり、取付盤4の下端外周46が中空脚32の上
端外周47を覆うようこの取付盤4の下面に凹部
48を形成したものであり、この取付盤4の凹部
48をその中空脚32の上端盲部49及び外周4
6に冠着した後、脚取付ボルト5で締付けるよう
にしたものである。
前述のように構成される脚側金具2、取付盤4
及び中空脚32を組付けるには、第3図に示すよ
うに、三者の各案内溝26,31,38が連続す
るように位置付けて、嵌め合せた後、各ボルト孔
36に各脚取付ボルト5を螺挿して螺締する。
このとき、底盤2、取付盤4、基盤34が層状
に密着固定され、上部に脚側金具2の頭部21が
突設される中空脚32が得られる。
次に、このように脚側金具2の付設された中空
脚32をテーブルに装着するには、天板側金具1
の鍔部7の孔17に案内溝26,31,38を対
向させながら、その頭部21を脚取付孔8に挿入
させた後第1図に示すように、前記孔17及び案
内溝26,31,38から固定ねじ3を挿入し、
さらに、その孔17に連通するねじ孔16に螺入
する。このとき固定ねじ3の先端は、第1図に示
すように、頭部21の衝合面23に衝合し、そし
て、その頭部21の他側の摺接面24を脚取付孔
8の斜面15に摺接させつつ、底盤22の上面を
上昇させる。
このようにして、テーブル天板18に中空脚3
2が固定される。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、予じめ工
場等で、天板に天板側金具1を取り付けるととも
に中空脚32に脚側金具2を取り付けておけば、
組み立て現場では1本の固定ねじ3を螺締させる
だけの極めて簡単な作業により天板に中空脚を取
り付けることができ、その作業が能率的となる効
果がある。
また、本考案によれば、中空脚32の上端開口
に、該上端開口を閉鎖するようにして取付盤4又
は基盤34を固設し、その上面に脚側金具2の下
部のフランジ状底盤22を固定させるようにした
ので、中空脚32の取付上端が取付盤4又は基盤
34によつて補強され固定ねじ3の螺締による天
板への取り付け時に中空脚32の外壁がゆがむ等
の恐れがなく、その取付状態が安定する。また、
角パイプ又は丸パイプ等各種形状のパイプよりな
る中空脚32に、同一サイズの脚側金具2を固定
させることが可能となり、各種形状の中空脚に合
致する形状の各種の脚側金具を用意する必要がな
いところから、部品点数も少なくて済みその管理
も容易となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るテーブル用脚の取付構造
を示す一部断面側面図、第2図は同上取付構造を
構成する天板側金具の平面図、第3図は同上取付
構造を構成する脚側金具の平面図、第4図は同上
取付構造を構成する中空脚の要部の分解斜視図、
第5図は同上取付構造の変形実施例である中空脚
の要部の拡大断面図、第6図はさらにそれの他の
変形実施例である中空脚の要部の拡大断面図、第
7図は従来のテーブル用脚の取付構造を示す一部
断面側面図である。 1……天板側金具、2……脚側金具、3……固
定ねじ、4……取付盤、8……脚取付孔、18…
…天板、21……頭部、32……中空脚。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 少なくとも下面側に開口する脚取付孔が設けら
    れ、テーブルの天板の下面に固定された天板側金
    具と、 中空脚の上端面に該中空脚の上端開口を閉鎖し
    て固設された取付盤又は基盤と、 前記取付盤又は基盤の上面に固定される底盤を
    フランジ状に一体に有し、上部には前記脚取付孔
    に挿入される頭部が一体に突出して設けられた脚
    側金具と、 前記天板側金具の外側から脚取付孔に貫通して
    形成された螺子孔に螺挿されて、先端部が前記頭
    部の外側に当接されて脚側金具を天板側金具に結
    合固定させる固定ねじと、 を具備することを特徴とするテーブル用脚の取付
    構造。
JP1988103197U 1988-08-05 1988-08-05 Expired - Lifetime JPH0522647Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988103197U JPH0522647Y2 (ja) 1988-08-05 1988-08-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988103197U JPH0522647Y2 (ja) 1988-08-05 1988-08-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0225707U JPH0225707U (ja) 1990-02-20
JPH0522647Y2 true JPH0522647Y2 (ja) 1993-06-10

Family

ID=31333803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988103197U Expired - Lifetime JPH0522647Y2 (ja) 1988-08-05 1988-08-05

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0522647Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5569992B1 (ja) * 2013-03-08 2014-08-13 株式会社野口ハードウェアー 脚付き家具における脚体の取付具及びこれを用いた脚付き家具

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4517380B2 (ja) * 2004-03-12 2010-08-04 カリモク家具株式会社 連結具とこれを用いた連結装置
JP4567043B2 (ja) * 2007-10-15 2010-10-20 株式会社野口ハードウェアー テーブル用脚の取付具およびテーブル

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH041368Y2 (ja) * 1988-04-11 1992-01-17

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5569992B1 (ja) * 2013-03-08 2014-08-13 株式会社野口ハードウェアー 脚付き家具における脚体の取付具及びこれを用いた脚付き家具

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0225707U (ja) 1990-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1280556C (en) Coupling means for toilet and bowl assembly
US6089807A (en) Bolt-and-nut joint
JPH0522647Y2 (ja)
JPH083701Y2 (ja) ボルト・ナット用キャップ
JPH0416010Y2 (ja)
JPH041368Y2 (ja)
US20090169327A1 (en) Weldable nut assembly
JP2532141Y2 (ja) 枠部材
KR19990034995U (ko) 가구용다리
JPH0333863Y2 (ja)
JPS6319415Y2 (ja)
JPH0283621U (ja)
KR200318517Y1 (ko) 의자의 좌판 결합 구조
JPS633633Y2 (ja)
JP4363945B2 (ja) 柱脚金物
JPH07241213A (ja) 家具の脚取付構造
JPH0523072Y2 (ja)
JPH0528Y2 (ja)
JPH0470460A (ja) ガードレール等の設置構造
JPS6343764Y2 (ja)
JPH0537786Y2 (ja)
JPS5846356Y2 (ja) 脚取付装置
JPH073368U (ja) テーブルの脚の取付構造
JPH0484911U (ja)
JP2542360Y2 (ja) ロツクボルト装置