JP2908075B2 - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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Description
キャナで読取ってプリント用紙に連続してプリントする
画像処理装置に関するものである。
ット原稿)をスキャナによって読込み、長尺のプリント
用紙に連続してプリントし、横断幕を作ることが考えら
れている。
常モ−ドの場合は、プリント用紙の先頭と最後の部分で
プリント用紙を所定量空送りして空白な部分を作るよう
にしている。このため前記のように複数のカット原稿を
この通常モ−ドに従って用紙送りを行ったのではプリン
ト画像間に空白部分ができてしまい、間延びした横断幕
ができてしまうという問題があった。またプリント時の
配色や背景などの画像 処理を設定できるようにした場合
には、原稿ごとに画像処理の設定を繰り返したのでは作
業が極めて繁雑になり面倒であった。
ものであり、複数のカット原稿を長いプリント用紙に連
続してプリントする場合に、各プリント画像間に不用な
空白ができないようにすると共に、各カット原稿ごとに
画像処理を繰り返して設定することなく全てのカット原
稿に対して一定の画像処理を施してプリントできるよう
にした画像処理装置を提供することを目的とする。
ト原稿をスキャナで読み取って、長尺プリント用紙に連
続してプリントする画像処理装置において、前記スキャ
ナで読み取った画像の画像処理範囲を指定するデジタイ
ザと、プリンタと、最初の原稿に対する画像処理の内容
をメモリするメモリ手段と、前記各カット原稿の前記デ
ジタイザで指定された範囲に対して前記メモリ手段にメ
モリした画像処理を繰り返しつつかつ前記各カット原稿
に対するプリント間でプリント用紙の送りを停止しつつ
プリントを繰り返すように前記プリンタを制御する処理
手段とを備えることを特徴とする画像処理装置により達
成される。
を示すマ−クを予め付けておき、スキャナで画像を読み
取る際にこのマ−クをマーク読取り手段によって読み取
ってこの範囲だけを連続してプリントするようにしても
よい。
れると、プリント用紙はそのまま送られることなく次の
原稿が続けてプリントできるように待機する。次の原稿
をスキャナにおいて読取ると、用紙を空送りすることな
くプリントを行う。このためプリント画像間に空白がで
きず見易い横断幕が得られる。この時、最初の原 稿に対
して画像処理を設定してメモリさせておくことにより、
2枚目以降の原稿に対して同一の画像処理を行いつつプ
リントさせることができる。
の内部構造を示す透視図、図3は側面の透視図、図4は
正面の透視図、図5はスキャナの押え蓋の上面を示す
図、図6はブロック図、図7は代表的な処理としての色
付け編集処理の動作を示す流れ図、図8は本発明の動作
流れ図、図9はその処理の説明図、図10は他の処理例
の説明図である。
説明する。図1において符号10は横長の筐体であり、
この筐体10は左右一対の足部12、12により水平に
保たれている。筐体10の上面は上方へ開閉可能な蓋1
4となっている。また足12、12の下部はメンバー1
6により連結され、このメンバー16にはプリント済み
の用紙を受けるラック18が掛け止められている。
うにプリンタ20が収容されている。このプリンタ20
は横向きに平行に配設された給紙ロール22と、プラテ
ン24とを有する。このプラテン24は給紙ロール22
の手前側に位置し、給紙ロール22の下縁から引出され
た用紙26はプラテン24に掛け回されてプラテン24
の前縁から下方へ導かれる。プラテン24はフィードモ
ータ28によりベルト駆動される。
って左右に走行する印字ヘッド30を備える。この印字
ヘッド30はガイドロッド32にガイドされ、キャリッ
ジモータ34に巻き掛けたベルト36により左右に送ら
れる。印字ヘッド30はこの実施例ではインクジェット
方式のものであり、その復帰位置(ホームポジション)
ではインク噴出ノズルがキャッピング部38により塞が
れ、インク噴出ノズルの乾燥が防止され、また清掃され
る。40は清掃のためにこのキャピング部38に噴出さ
れた廃液(廃棄インク)を集める廃液タンクである。な
おこの印字ヘッド30にはイエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックの4色のインクタンクとノズルとが取付け
られている。図4で42はこの印字ヘッド30による印
字領域を示している。
にあってプリント用紙26を切断する。すなわちプリン
ト用紙26を挟んで固定刃と可動刃とが対向し、可動刃
がモータにより移動すると固定刃側に移動して用紙26
をカットするものである。
側に位置する。このスキャナ50は、蓋14に上方から
載せられた押え蓋52と、この押え蓋52と筐体10の
蓋14との間に原稿53を挟んで右から左へ送る搬送機
構と、筐体10内に収容されたCCDラインセンサ54
と、原稿53の搬送方向に直交する主走査ライン上の画
像をこのラインセンサ54に導く光学系とを備える。
下から挟んで右から左へ送る4個の送りローラ56で構
成され、筐体10側の2つのローラ56はモータ(図示
せず)によって回転駆動される。光学系は適宜数のミラ
ー58と、レンズ60とで構成される。なお62は光源
である。
原稿53のプリント範囲を示すマ−クMを読み取るマ−
ク読取り手段も兼ねている。すなわち原稿53には、図
9に示すようにプリントする範囲を示すマ−クMが用紙
幅方向の一方の縁に予め付され、スキャナ50はこれを
画像の読取と共に読み取るものである。このマ−ク読取
手段は別個独立のマ−クセンサで構成してもよいのは勿
論である。
0の原稿53の排出側、すなわち左側に隣接して蓋14
の上面に設けられている。このデジタイザ64は座標検
出板66とスタイラスペン68とを備える。検出板66
は全面に広がる抵抗体をもち、スタイラスペン68の先
端でこの検出板66を押圧したときの抵抗値の変化か
ら、座標を検出するものである。検出板66には、例え
ば右上隅が基準位置として決められ、原稿53の右上隅
をこの基準位置に位置合せして固定される。
キーボードであり、これらはスキャナ50の押え蓋52
の上面に取付けられている。すなわち図1、5に示すよ
うに、押え板52の上面の奥側にモニタ70が、その手
前側にキーボード72が配列されている。このキーボー
ド72の操作については後記する。なおスキャナ50の
手前側には、図1に示すように確認キー74、スタート
キー76、プリント枚数入力キー78、モード選択キー
90、色リピ−トキ−92、カットキー94、用紙送り
キ−96等が配設されている。
イザ64と、モニタ70と、キーボード72と、さらに
はキー74、76、78、90、92、94、96など
とはそれぞれインターフェース80a〜eを介してバス
82に接続される(図6)。ROM86にはCPU84
の動作プログラムや種々の定数などがメモリされてい
る。バス82にはまた処理手段としてのCPU84、R
OM86、RAM88などが接続される。このバス82
を介して他のCPUなどに接続し、相互に画像情報の送
受信を行うようにしてもよい。
一例として色付け編集の操作を図5、図7等を用いて説
明する。
定した後、原稿53をその表面(画像面)を下にし、裏
面を上にしてスキャナ50の右側の挿入口にセットする
(図7、ステップ200)。そしてスタートキー76を
押せばスキャナ50が始動し、原稿53を左へ送りつつ
その下面(表面)の画像をラインセンサ54で読取って
行く(ステップ202)。この読取った画像データはC
PU84で画像処理されてRAM88にメモリされると
共に、モニタ70に送られてここにこの画像が表示され
る。
に排出された原稿53は、この排出口に隣接するデジタ
イザ64の検出板66上に表を上にして載せられ、基準
位置(右上隅)に原稿53の右上隅がセットされる(ス
テップ204)。
編集作業が行われる(ステップ206)。まずモニタ7
0に表われた画像に対する作業内容はモード208、2
10、212のいずれかから選ぶ。モード208は、画
像の線で囲まれた領域を、所定の色に塗りつぶす場合に
選ぶ。この塗りつぶしのモード208を選ぶ場合には、
領域指定の方法を選択する領域指定方法選択手段として
の1点指定キー214Aを押し(ステップ214)、デ
ジタイザ64のスタイラスペン68で塗り潰す領域内の
1点を指定すればこの塗り潰す領域が入力される(ステ
ップ216)。
変換する場合に選ぶものであり、この領域の指定方法は
2点指定と多点指定とが選択可能である。2点指定は領
域の対角位置の座標を指定するもので、2点指定キー2
18Aで指定する(ステップ218)。多点指定は領域
の角を順次指定して行くものであり多点指定キー220
Aで指定する(ステップ220)。領域指定の方法をこ
のようにキー218Aまたは220Aで選択した後、デ
ジタイザ64から座標を入力すればよい(ステップ21
6)。
白地部すなわち背景を着色する背景塗り作業を選ぶ場合
のものであり、この作業の領域指定方法が2点指定キー
222Aまたは多点指定キー224Aから指定された後
(ステップ222、224)デジタイザ64から座標を
入力する(ステップ216)。
の指定が行われる(ステップ226)。この指定は標準
模様指定キー群226Aあるいは登録模様指定キー群2
26Bの中の1つを押すことにより行う。模様の指定が
終ると、次に色を指定する(ステップ228)。この色
指定は標準色キー群228Aと登録色キー群228Bの
中の1つを押して行う。また色の濃さを指定する場合に
は、濃度キー群226Cで指定してから色指定キーを押
す。
れ、その入力内容の修正があれば、修正キー230Aを
押して再度入力し直し、修正がなければ確認キー74
(図1)を押す(ステップ230)。以上の操作により
入力された作業データはRAM88にメモリされる。
が、このほかの作業、例えば画像の拡大・縮小、画像の
切り貼り、写真原稿と文字原稿との合成、等の種々の作
業も可能であるのは勿論である。
ント枚数を枚数入力キー78から入力し、スタートキー
76を再び押せばCPU84はプリンタ20を起動させ
る(ステップ232)。するとプリント用紙26が送ら
れると共に印字ヘッド30が左右に移動してカラープリ
ントが行われ、プリントされた用紙26は筐体10の下
方にあるラック18に集められる(ステップ234)。
ものであるが、次に本発明に係る動作である横断幕モー
ドの操作につき図8、図9を用いて説明する。この横断
幕モードでは図9に示すように、原稿53のマ−クMで
指定された領域をプリント用紙26に連続してプリント
するものである。
設定し(図8、ステップ250)、スキャナ50に原稿
53をセットする(ステップ252)。そしてスタート
キー76を押せば、原稿53の画像が読取られ(ステッ
プ254)、RAM88にメモリされると共にモニタ7
0に表示される。この時マ−クMの範囲も検出される。
合には(ステップ256)、前記図5、7で説明した操
作を行えばよい。すなわち色付け作業の内容(塗りつぶ
し、色変換、背景塗り)に応じてデジタイザ64により
範囲指定を行い(ステップ258)、模様と色の指定を
行う(ステップ260)。ここにデジタイザ64による
範囲指定は、原稿53を検出板66に載せ検出板66上
の座標をスタイラスペン68で入力する。そして確認キ
−74を押してから(ステップ262)、さらにスタ−
トキ−76を押せばプリントが始まる(ステップ26
4)。この結果1枚目の原稿53が、マークM、Mの範
囲だけプリントされる。この時用紙26は次の原稿53
との間に空白ができないように紙送りを停止する。
6)、同様にこの原稿53をスキャナ50にセットして
(ステップ268)スタ−トキ−76を押し(ステップ
254)、以上の動作を繰り返す。
(ステップ270)、連続する原稿53に対して1枚目
の原稿53と同じ編集処理をさせることができる。すな
わち最初の原稿53に対する処理内容をRAM88にメ
モリしておき、この色リピ−トキ−92を押すことによ
りこの処理内容を続出して各ステップ256〜260の
動作を自動で行わせる。
すように最初のプリントに対して用紙26の幅方向に色
分けあるいは模様分けされたストライプ状の背景塗りを
設定すれば、この背景塗が2番目以降のプリントに対し
ても繰り返される。
返せば、各原稿53のマ−クM、Mの範囲が連続してプ
リントされる。この結果図9の下段に示すような横断幕
Aが得られる。そして全ての原稿53のプリントが終わ
ると、必要に応じて用紙送りキ−96を押すことにより
用紙26を空送りし、適切な位置でカットキ−94を押
して用紙26をカットすればよい。
囲をマ−クM、Mで指定したが、このマ−クM、Mに代
えて、あるいはこれらと共に他の情報、例えば色付けな
どの編集処理のデ−タをバーコードなどにより含ませる
ことが可能である。この場合にはマ−クM、Mあるいは
バーコードなどの情報に基づいて編集処理もできるから
入力作業が一層能率よくなる。
メモリしておき、スキャナ50に順番に挿入される原稿
に対して自動で連続プリントするように構成すれば、横
断幕を複数枚作成する際に便利であり、特にスキャナに
オートフィーダーを設けて各カット原稿を連続して自動
で読取るようにすればさらに能率が良い。
カット原稿をプリントする動作を、プリント用紙をカッ
トしたり空送りすることなく連続して繰り返すものであ
るから、多数の原稿の間隔を大きく空けることなく長い
用紙に連続してプリントすることができ、画像間隔が間
延びしない横断幕を容易に作ることができる。
をメモリして、その後の原稿に対しても同様な処理を行
うようにするから、処理の入力が能率良く行える。なお
各原稿にはプリント範囲を示すマ−クを付しておき、こ
のマ−クに基づいてプリントを行うようにすれば、原稿
に応じて一層見ばえのよい横断幕を得ることができる
(請求項2)。
示す流れ図
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のカット原稿をスキャナで読み取っ
て、長尺プリント用紙に連続してプリントする画像処理
装置において、前記スキャナで読み取った画像の画像処
理範囲を指定するデジタイザと、プリンタと、最初の原
稿に対する画像処理の内容をメモリするメモリ手段と、
前記各カット原稿の前記デジタイザで指定された範囲に
対して前記メモリ手段にメモリした画像処理を繰り返し
つつかつ前記各カット原稿に対するプリント間でプリン
ト用紙の送りを停止しつつプリントを繰り返すように前
記プリンタを制御する処理手段とを備えることを特徴と
する画像処理装置。 - 【請求項2】 カット原稿にはプリントする範囲を示す
マ−クが付される一方、このマークの読取り手段を備
え、前記処理手段はこのマ−クの指定範囲を連続してプ
リントする請求項1の画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3183275A JP2908075B2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3183275A JP2908075B2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 画像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0514635A JPH0514635A (ja) | 1993-01-22 |
JP2908075B2 true JP2908075B2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=16132809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3183275A Expired - Fee Related JP2908075B2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2908075B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56135852A (en) * | 1980-03-27 | 1981-10-23 | Iwatsu Electric Co Ltd | Copying machine |
-
1991
- 1991-06-27 JP JP3183275A patent/JP2908075B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0514635A (ja) | 1993-01-22 |
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