JP4475672B2 - ホスト装置及び画像編集方法 - Google Patents

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Description

本発明はホスト装置、及び画像編集方法に関し、特に、大判プリンタのようなロール紙やカット紙も出力用紙として選択可能であるようなインクジェット記録装置を接続するホスト装置、及びそのホスト装置の画像編集方法に関するものである。
従来の画像を自動配列して記録を行う記録システムでは、記録出力する記録媒体(例えば、記録用紙)のサイズを選択することはできても、配列方法を選択することはできず、常に同じ配列方法しか使用できない(特許文献1参照)。
特開2001−10153号公報(第6頁、図4)
このため上記従来例では、ユーザが所有する記録装置がサポートしている出力用紙のタイプに従って、出力用紙上での画像の配列方法が自動的に定まってしまい、ユーザ所望のレイアウトが得られない場合もあるという欠点があった。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、ユーザが所望するレイアウト構成を反映できるホスト装置及び画像編集方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため本発明の記録装置は以下の構成からなる。
即ち、記録媒体に複数の画像を配列させて記録することが可能な記録装置を接続し、該記録装置に対して画像データを転送するホスト装置であって、記録に用いる記録媒体の向きを指定する第1指定手段と、前記記録に用いる記録媒体の長辺を固定長と扱うか或いは不定長と扱うかを指定する第2指定手段と、前記第1及び第2指定手段による指定に基づいて、前記複数の画像に関し選択可能な配置順を決定する決定手段と、前記決定手段により決定された選択可能な配置順を画面に表示する表示手段と、前記表示手段により表示された選択可能な配置順から1つの配置順を選択する選択手段とを有し、前記表示手段は、前記第2指定手段による指定により記録媒体を不定長として扱うことが指定された場合には、前記第2指定手段による指定により記録媒体を固定長として扱うことが指定された場合に前記決定手段により選択可能であると決定された配置順の一部の表示を抑止することを特徴とする。
また他の発明によれば、記録媒体に複数の画像を配列させて記録することが可能な記録装置を接続し、該記録装置に対して画像データを転送するホスト装置における画像編集方法であって、記録に用いる記録媒体の向きを指定する第1指定工程と、前記記録に用いる記録媒体の長辺を固定長と扱うか或いは不定長と扱うかを指定する第2指定工程と、前記第1及び第2指定工程における指定に基づいて、前記複数の画像に関し選択可能な配置順を決定する決定工程と、前記決定工程において決定された選択可能な配置順を画面に表示する表示工程と、前記表示工程において表示された選択可能な配置順から1つの配置順を選択する選択工程とを有し、前記表示工程では、前記第2指定工程における指定により記録媒体を不定長として扱うことが指定された場合には、前記第2指定工程における指定により記録媒体を固定長として扱うことが指定された場合に前記決定工程において選択可能であると決定された配置順の一部の表示を抑止することを特徴とする画像編集方法を備える。
さらに他の発明によれば、上記構成の方法に記載の各工程をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムを備える。
またさらに他の発明によれば、ロールタイプの記録媒体に複数の画像を配列させて記録することが可能な記録装置を接続し、該記録装置に対して画像データを転送するホスト装置であって、ロールタイプの記録媒体の長手方向を固定長と扱うか或いは不定長と扱うかを指定する指定手段と、前記指定手段による指定に基づいて、前記複数の画像に関し選択可能な配置順を決定する決定手段と、前記決定手段により決定された選択可能な配置順を画面に表示する表示手段と、前記表示手段により表示された選択可能な配置順から1つの配置順を選択する選択手段とを有し、前記表示手段は、前記指定手段による指定により前記記録媒体を不定長として扱うことが指定された場合には、前記指定手段による指定により前記記録媒体を固定長として扱うことが指定された場合に前記決定手段により選択可能であると決定された配置順の一部の表示を抑止することを特徴とするホスト装置を備える。
またさらに他の発明によれば、ロールタイプの記録媒体に複数の画像を配列させて記録することが可能な記録装置を接続し、該記録装置に対して画像データを転送するホスト装置における画像編集方法であって、ロールタイプの記録媒体の長手方向を固定長と扱うか或いは不定長と扱うかを指定する指定工程と、前記指定工程による指定に基づいて、前記複数の画像に関し選択可能な配置順を決定する決定工程と、前記決定工程により決定された選択可能な配置順を画面に表示する表示工程と、前記表示工程により表示された選択可能な配置順から1つの配置順を選択する選択工程とを有し、前記表示工程は、前記指定工程において前記記録媒体を不定長として扱うことが指定された場合には、前記指定工程において前記記録媒体を固定長として扱うことが指定された場合に前記決定工程において選択可能であると決定された配置順の一部の表示を抑止することを特徴とする画像編集方法を備える。
またさらに他の発明によれば、上記構成の方法に記載の各工程をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムとそのコンピュータプログラムを格納したコンピュータ可読媒体とを備える。
従って本発明によれば、ユーザが所望するレイアウト構成を反映した画像配列を行なうことができるという効果がある。
これにより、ユーザが好みとする出力用紙のタイプ(例えば、長さが定まったカット紙、或いは長さ不定のロール紙など)を選択して、夫々の用紙タイプにマッチした最適な自動配列が実現できる。
以下添付図面を参照して本発明の好適な実施例について、さらに具体的かつ詳細に説明する。
なお、この明細書において、「記録」(「プリント」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみを表すものではない。これに加えて、有意無意を問わず、また人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものとする。
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
さらに、「インク」(「液体」と言う場合もある)とは、上記「記録(プリント)」の定義と同様広く解釈されるべきものである。即ち、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成または記録媒体の加工、或いはインクの処理(例えば記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固または不溶化)に供され得る液体を表すものとする。
またさらに、「記録素子」(「ノズル」と言う場合もある)とは、特にことわらない限り吐出口ないしこれに連通する液路およびインク吐出に利用されるエネルギーを発生する素子を総括して言うものとする。
<記録システムとインクジェット記録装置本体の概略説明(図1〜図2)>
図1は、本発明の代表的な実施例である記録システムの概略構成を示すブロック図である。図1に示されるように、このシステムは、ホスト装置としての役割を果たすパーソナルコンピュータ(以下、PC)100とA0、B0などの大きなサイズの記録紙を用いて記録を行なうインクジェット記録装置200とから構成される。
PC100は、ホスト装置全体を制御するCPU101と、制御プログラムや定数などを格納するROM102と、制御プログラムや以下説明するアプリケーションプログラムをCPU101が実行するための作業領域として用いるRAM103とを含んでいる。さらに、PC100は大容量の情報を格納したり、種々のアプリケーションプログラム(以下、アプリケーション)を格納するハードディスク(DISK)104、記録装置200とのインタフェース(I/F)105を含んでいる。インタフェース105を介してPC100は記録装置200との間でデータの送受信を行なう。
またさらに、PC100はデバイスコントローラ(CNL)106を介してキーボード(KB)108、ポインティングデバイス(PD)109と接続される。また、PC100にはLCDのようなディスプレイ(DPY)110が接続されている。
そして、キーボード(KB)108、ポインティングデバイス(PD)109、ディスプレイ(DPY)110はユーザに対してマンマシンインタフェースを構成し、これによりユーザはPC100との間で交信することができる。
図2はインクジェット記録装置(以下、記録装置)200の外観斜視図である。この図はアッパカバーを取り外した状態を示す斜視図である。
図2に示されるように、記録装置200の前面に手差し挿入口88が設けられ、その下部に前面へ開閉可能なロール紙カセット89が設けられている。手差し挿入口88からは長さの定まったカット紙を挿入することができる。そして、記録紙等の記録媒体(以下、記録媒体)は手差し挿入口88又はロール紙カセット89から記録装置内部へと供給される。記録装置は、2個の脚部93に支持された装置本体94、排紙された記録媒体を積載するスタッカ90、内部が透視可能な透明で開閉可能なアッパカバー91を備えている。また、装置本体94の右側には、操作パネル105A、インク供給ユニット及びインクタンクが配設されている。
図2に示されているように、記録装置200は、記録紙等の記録媒体を矢印B方向(副走査方向)に搬送するための搬送ローラ170を備えている。さらに、記録装置200は記録媒体の幅方向(矢印A方向、主走査方向)に往復移動可能に案内支持されたキャリッジユニット(以下、キャリッジ)104を備えている。またさらに、キャリッジ104を矢印A方向に往復移動させるためのキャリッジモータ(不図示)及びキャリッジベルト(以下、ベルト)270とを備えている。キャリッジ104にはインクジェット記録ヘッド(以下、記録ヘッド)111が装着されている。またさらに、記録ヘッド111にインクを供給するインクタンク80や記録ヘッドの吐出口の目詰まりなどによるインク吐出不良を解消させるための吸引式インク回復ユニット112が備えられる。
この記録装置の場合、キャリッジ104には、記録媒体にカラー記録を行うために、4つのカラーインクに対応して4つのヘッドからなる記録ヘッド111が装着されている。即ち、記録ヘッド111は、例えば、K(ブラック)インクを吐出するKヘッド、C(シアン)インクを吐出するCヘッド、M(マゼンタ)インクを吐出するMヘッド、Y(イエロ)インクを吐出するYヘッドで構成されている。
記録媒体に記録を行う場合、搬送ローラ170によって記録媒体を所定の記録開始位置まで搬送した後、キャリッジ104により記録ヘッド111を主走査方向に走査させる動作と、搬送ローラ170により記録媒体を副走査方向に搬送させる動作とを繰り返す。
即ち、ベルト270およびキャリッジモータ(不図示)によってキャリッジ104が図2に示された矢印A方向に移動することにより、記録媒体に記録が行われる。キャリッジ104が走査される前の位置(ホームポジション)に戻されると、搬送ローラによって記録媒体が副走査方向(図2に示された矢印B方向)に搬送される。その後、再び図2中の矢印A方向にキャリッジを走査することにより、記録媒体に対する画像や文字等の記録が行なわれる。上記の動作を繰り返し、記録媒体の1枚分の記録が終了すると、その記録媒体はスタッカ90内に排紙され、1枚分の記録が完了する。
なお、上述のように、この記録装置はA0、B0などの大きなサイズの記録紙を用いて画像を記録することができるので、複数の画像をその記録紙にレイアウト配置した画像記録が可能である。
図3はPC100で実行されるソフトウェアの機能構成を示すブロック図である。
PC100では、アプリケーションA1、アプリケーションB2、アプリケーションC3がWindows(登録商標)などのオペレーティングシステム4上で動作する。これらアプリケーションから出力された記録データは、プリンタドライバ5に転送される。
プリンタドライバ5は、プリンタ言語制御部6とレイアウト処理部9から構成されている。さらに、プリンタ言語制御部6はプリンタ言語制御部のUI(ユーザインタフェース)部7およびプリンタ言語化部8に分けられる。一方、レイアウト処理部9はレイアウト制御部のUI(ユーザインタフェース)部10、レイアウト制御部11、プレビュー部12に分けられる。
プリンタドライバ5に転送された記録データは、プリンタ言語制御部6から一旦レイアウト処理部9に転送され、レイアウト処理が施された後にプリンタ言語制御部6に戻される。プリンタ言語制御部6に戻された記録データは、プリンタ言語化部8においてプリンタ言語に変換された後にスプーラ13へ送られる。レイアウト処理を施す必要がない場合は、レイアウト処理部9に記録データを転送することなく、プリンタ言語制御部6から直接プリンタ言語化部8でプリンタ言語に変換された後にスプーラ13へ送られる。その動作の切替は、プリンタ言語制御部のUI(ユーザインタフェース)部7における設定で実現される。
図4はレイアウト処理部9のプレビュー部12が表示するプレビュー画面全体21を示す図である。このプレビュー画面は実際には、PC100のディスプレイ(DPY)110に表示される。
図4に示すように、ユーザはレイアウトプレビュー画面22で、アプリケーションA1、アプリケーションB2またはアプリケーションC3で生成された記録データに基づく画像をレイアウトした状態を印刷前に確認することができる。ここで、レイアウトの条件を変更したい場合、ユーザはキーボード(KB)108やポインティングデバイス(PD)109を操作し、用紙情報設定ボタン23を押下することで用紙情報設定画面31を表示させる。実際にスプーラ13にレイアウト後の記録データが送信されるのは、印刷ボタン24が押下されるタイミングであり、それまでは何回でもレイアウトのやり直しが可能である。図4では3つの画像がレイアウトプレビュー画面22に表示されている例が示されている。従って、印刷ボタン24はレイアウト構成を確定する機能も兼ねている。
図5は用紙情報設定画面31を示す図である。
ユーザはこの画面とマンマシンインタフェースを用いてレイアウトに関する様々な条件を変更することができる。
図5に示すように、用紙幅設定画面32では、レイアウトの対象となる出力用紙の幅を指定することができる。用紙幅設定は、レイアウトの配置順には直接の影響は与えない。用紙向き設定画面33では、配置を行う用紙の向きを指定できる。この実施例では、用紙の長手方向を縦に扱うか横に扱うかの選択肢を持っている。用紙長さ設定画面34では、用紙の長手方向が固定長の用紙として扱うか、不定長の用紙として扱うかの選択を行うことができる。ここでは不定長の設定として、“自動設定”、固定長の設定として“手動設定”と表示されているが、不定長の設定として“ロール紙”、固定長の設定として“カット紙”と表示しても同様の結果が得られる。配置順設定画面35では、配置を行う順序を選択することができる。配置順設定画面35に表示される選択肢は、用紙向き設定画面33と用紙長さ設定画面34によって決定される。
次に、自動配列決定までの手順を詳細に説明する。
図6は自動配列決定までの手順を示すフローチャートである。
まず、ユーザは用紙向き選択画面33をディスプレイ(DPY)110に表示させ、用紙の長手方向を縦に扱うか横に扱うかを決定する(ステップS11)。次に、用紙長さ設定画面34を表示させ、用紙の長手方向が固定長の用紙として扱うか、不定長の用紙として扱うかを決定する(ステップS12)。ここまでの手順により、配置順設定画面35に表示される選択肢が決定される。
そして、配置順の選択肢が画面表示される(ステップS13)。
図7は決定された選択肢を表す表示画面41の例を示す図である。
図7に示すように、長さ方向が固定長の用紙で長手方向を縦として扱う場合は、配置順設定画面35には“左上から右向き(デフォルト)”と“左上から下向き”の2つの選択肢が表示される。また、長さ方向が固定長の用紙で長手方向を横として扱う場合は、配置順設定画面35には“左上から下向き(デフォルト)”と“左上から右向き”の2つの選択肢が表示される。これに対して、長さ方向が不定長の用紙で長手方向を縦として扱う場合は、配置順設定画面35には“左上から右向き”のみが表示される。また、長さ方向が不定長の用紙で長手方向を横として扱う場合は、配置順設定画面35には“左上から下向き”のみが表示される。
このように表示された選択肢を元に、ユーザは配置順設定画面35を参照しながら希望する自動配置順を選択決定する(ステップS14)。
PC100はこのようにして配置順が決定された複数の画像のデータを決定された配置順で画像が記録されるように編集し、記録装置200に転送する。記録装置200は転送された画像データを受信して、複数の画像を記録する。
これ以降では、実際に決定された自動配置順に応じて、どのような配列が行われるかについて、図8〜図11を参照して具体的に説明する。
図8〜図11において、太い実線が記録紙を、細い実線がレイアウトされる画像を、細い実線で囲まれた領域内に付された数字は各画像の配置順を示す。
図8は用紙向き設定画面33で“長手方向を縦に扱う”を選択し、用紙長さ設定画面34で“長さ方向が固定長の用紙”を選択した場合の配置順を示す図である。
図8に示す例では、配置順選択画面35で“左上から右向き”が選択された時の自動配列結果51と配置順選択画面35にて“左上から下向き”が選択された時の自動配列結果52とを表している。
図9は用紙向き設定画面33で“長手方向を横に扱う”を選択し、用紙長さ設定画面34で“長さ方向が固定長の用紙”を選択した場合の配置順を示す図である。
図9に示す例では、配置順選択画面35で“左上から下向き”が選択された時の自動配列結果61と配置順選択画面35で“左上から右向き”が選択された時の自動配列結果62とを表している。
図10は用紙向き設定画面33で“長手方向を縦に扱う”を選択し、用紙長さ設定画面34で“長さ方向が不定長の用紙”を選択した場合の配置順を示す図である。
図10に示す例では、配置順選択画面35で“左上から右向き”が選択された時の自動配列結果71を表している。一方、図10の符号72は、“長さ方向が不定長の用紙”が選択された場合に配置順選択画面35には表示されない“左上から下向き”に対応する配置順が、仮に選択された時どのような配置順になるかを示した仮想自動配列結果72を表している。この“×”の付された仮想自動配列結果72を見れば、この場合は“左上から下向き”に対応する配置順が配置順選択画面35に表示されない理由を知ることができる。つまり、仮想自動配列結果72は、“長さ方向が不定長の用紙”に対する配置であるため、画像の配置位置を折り返す点が確定せず、画像が一列に配置されるだけである。この配置は、自動配列とはいえないものなので、この実施例では“長手方向を縦に扱う”が選択され、かつ、“長さ方向が不定長の用紙”が選択された場合に“左上から下向き”に対応する配置順が配置順選択画面35には表示されないようにしている。即ち、その表示は抑止される。
図11は用紙向き設定画面33で“長手方向を横に扱う”を選択し、用紙長さ設定画面34で“長さ方向が不定長の用紙”を選択した場合の配置順を示す図である。
図11に示す例では、配置順選択画面35で“左上から下向き”が選択された時の自動配列結果81を表している。一方、図11の符号82は、“長さ方向が不定長の用紙”が選択された場合にと配置順選択画面35には表示されない“左上から右向き”に対応する配置順が、仮に選択された時どのような配置順になるかを示した仮想自動配列結果82を表している。この“×”の付されたユーザが仮想自動配列結果82を見れば、この場合は“左上から右向き”に対応する配置順が配置順選択画面35に表示されない理由を知ることができる。つまり、仮想自動配列結果82は、“長さ方向が不定長の用紙”に対する配置であるため、画像の配置位置を折り返す点が確定せず、画像が一列に配置されるだけである。この配置は、自動配列とはいえないものなので、この実施例では“長手方向を横に扱う”が選択され、かつ、“長さ方向が不定長の用紙”が選択された場合に“左上から右向き”に対応する配置順が配置順選択画面35には表示されないようにしている。即ち、その表示は抑止される。
従って以上説明した実施例に従えば、ユーザは用紙向き設定画面と用紙長さ設定画面での設定に従って決定表示された画像の配置順の選択肢から所望の配置順を選択して画像をレイアウトすることができる。
これにより、例えば、A0やB0などの大きなサイズの記録媒体に複数の画像を記録する場合に、その画像配置の順番にユーザの意向を反映させることができる。
さらに、以上の実施例において、記録ヘッドから吐出される液滴はインクであるとして説明し、さらにインクタンクに収容される液体はインクであるとして説明したが、その収容物はインクに限定されるものではない。例えば、記録画像の定着性や耐水性を高めたり、その画像品質を高めたりするために記録媒体に対して吐出される処理液のようなものがインクタンクに収容されていても良い。
以上の実施例は、特にインクジェット記録方式の中でも、インク吐出のために熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱変換体)を備え、この熱エネルギーによりインクの状態変化を生起させる方式を用いることにより記録の高密度化、高精細化が達成できる。
また以上の実施例はシリアルスキャンタイプのインクジェット記録装置を例として説明したが、本発明はこれに限らず、記録可能な記録媒体の最大幅の長さを持つフルライン記録ヘッドを用いたインクジェット記録装置にも、本発明は有効に適用できる。そのような記録ヘッドとしては、複数の記録ヘッドの組合せによってその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
加えて、本発明のインクジェット記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力装置として用いられるものの他、リーダ等と組合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
本発明の代表的な実施例である記録システムの概略構成を示すブロック図である。 インクジェット記録装置200の外観斜視図である。 PC100で実行されるソフトウェアの機能構成を示すブロック図である。 レイアウト処理部のプレビュー部が表示するプレビュー画面全体を示す図である。 用紙情報設定画面を示す図である。 自動配列決定までの手順を示すフローチャートである。 決定された選択肢を表す表示画面の例を示す図である。 用紙向き設定画面で“長手方向を縦に扱う”を選択し、用紙長さ設定画面で“長さ方向が固定長の用紙”を選択した場合の配置順を示す図である。 用紙向き設定画面で“長手方向を横に扱う”を選択し、用紙長さ設定画面で“長さ方向が固定長の用紙”を選択した場合の配置順を示す図である。 用紙向き設定画面で“長手方向を縦に扱う”を選択し、用紙長さ設定画面で“長さ方向が不定長の用紙”を選択した場合の配置順を示す図である。 用紙向き設定画面で“長手方向を横に扱う”を選択し、用紙長さ設定画面で“長さ方向が不定長の用紙”を選択した場合の配置順を示す図である。
符号の説明
1 アプリケーションA
2 アプリケーションB
3 アプリケーションC
4 オペレーティングシステム
5 プリンタドライバ
6 プリンタ言語制御部
7、10 UI(ユーザインタフェース)部
8 プリンタ言語化部
9 レイアウト処理部
11 レイアウト制御部
12 プレビュー部
13 スプーラ
21 プレビュー画面全体
22 レイアウトプレビュー画面
23 用紙情報設定ボタン
24 印刷ボタン
31 用紙情報設定画面
32 用紙幅設定画面
33 用紙向き設定画面
34 用紙長さ設定画面
35 配置順設定画面
51、52、61、62、71 自動配列結果
72、82 仮想自動配列結果
100 パソコン(PC)
200 プリンタ装置

Claims (12)

  1. 記録媒体に複数の画像を配列させて記録することが可能な記録装置を接続し、該記録装置に対して画像データを転送するホスト装置であって、
    記録に用いる記録媒体の向きを指定する第1指定手段と、
    前記記録に用いる記録媒体の長辺を固定長と扱うか或いは不定長と扱うかを指定する第2指定手段と、
    前記第1及び第2指定手段による指定に基づいて、前記複数の画像に関し選択可能な配置順を決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された選択可能な配置順を画面に表示する表示手段と、
    前記表示手段により表示された選択可能な配置順から1つの配置順を選択する選択手段とを有し、
    前記表示手段は、前記第2指定手段による指定により記録媒体を不定長として扱うことが指定された場合には、前記第2指定手段による指定により記録媒体を固定長として扱うことが指定された場合に前記決定手段により選択可能であると決定された配置順の一部の表示を抑止することを特徴とするホスト装置。
  2. 前記第1指定手段は、前記記録媒体の長手方向を縦に扱うか或いは横に扱うかを指定することを特徴とする請求項1に記載のホスト装置。
  3. 前記第2指定手段による指定により固定長として扱われる記録媒体はカットタイプの記録媒体であり、
    前記第2指定手段による指定により不定長として扱われる記録媒体はロールタイプの記録媒体であることを特徴とする請求項に記載のホスト装置。
  4. 前記選択手段によって選択された配置順を確定する確定手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のホスト装置。
  5. 前記確定手段による確定後、画像データを前記記録装置に送信する送信手段をさらに有することを特徴とする請求項に記載のホスト装置。
  6. 前記記録装置は大判の記録媒体を使用可能な記録装置であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のホスト装置。
  7. 記録媒体に複数の画像を配列させて記録することが可能な記録装置を接続し、該記録装置に対して画像データを転送するホスト装置における画像編集方法であって、
    記録に用いる記録媒体の向きを指定する第1指定工程と、
    前記記録に用いる記録媒体の長辺を固定長と扱うか或いは不定長と扱うかを指定する第2指定工程と、
    前記第1及び第2指定工程における指定に基づいて、前記複数の画像に関し選択可能な配置順を決定する決定工程と、
    前記決定工程において決定された選択可能な配置順を画面に表示する表示工程と、
    前記表示工程において表示された選択可能な配置順から1つの配置順を選択する選択工程とを有し、
    前記表示工程では、前記第2指定工程における指定により記録媒体を不定長として扱うことが指定された場合には、前記第2指定工程における指定により記録媒体を固定長として扱うことが指定された場合に前記決定工程において選択可能であると決定された配置順の一部の表示を抑止することを特徴とする画像編集方法。
  8. 請求項に記載の画像編集方法の各工程をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
  9. ロールタイプの記録媒体に複数の画像を配列させて記録することが可能な記録装置を接続し、該記録装置に対して画像データを転送するホスト装置であって、
    ロールタイプの記録媒体の長手方向を固定長と扱うか或いは不定長と扱うかを指定する指定手段と、
    前記指定手段による指定に基づいて、前記複数の画像に関し選択可能な配置順を決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された選択可能な配置順を画面に表示する表示手段と、
    前記表示手段により表示された選択可能な配置順から1つの配置順を選択する選択手段とを有し、
    前記表示手段は、前記指定手段による指定により前記記録媒体を不定長として扱うことが指定された場合には、前記指定手段による指定により前記記録媒体を固定長として扱うことが指定された場合に前記決定手段により選択可能であると決定された配置順の一部の表示を抑止することを特徴とするホスト装置。
  10. ロールタイプの記録媒体に複数の画像を配列させて記録することが可能な記録装置を接続し、該記録装置に対して画像データを転送するホスト装置における画像編集方法であって、
    ロールタイプの記録媒体の長手方向を固定長と扱うか或いは不定長と扱うかを指定する指定工程と、
    前記指定工程による指定に基づいて、前記複数の画像に関し選択可能な配置順を決定する決定工程と、
    前記決定工程により決定された選択可能な配置順を画面に表示する表示工程と、
    前記表示工程により表示された選択可能な配置順から1つの配置順を選択する選択工程とを有し、
    前記表示工程は、前記指定工程において前記記録媒体を不定長として扱うことが指定された場合には、前記指定工程において前記記録媒体を固定長として扱うことが指定された場合に前記決定工程において選択可能であると決定された配置順の一部の表示を抑止することを特徴とする画像編集方法。
  11. 請求項10に記載の画像編集方法の各工程をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
  12. 請求項10に記載の画像編集方法の各工程をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムを格納するコンピュータ可読媒体。
JP2007034041A 2006-02-15 2007-02-14 ホスト装置及び画像編集方法 Expired - Fee Related JP4475672B2 (ja)

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